JPS62172190A - 蓄熱装置 - Google Patents
蓄熱装置Info
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- JPS62172190A JPS62172190A JP61014510A JP1451086A JPS62172190A JP S62172190 A JPS62172190 A JP S62172190A JP 61014510 A JP61014510 A JP 61014510A JP 1451086 A JP1451086 A JP 1451086A JP S62172190 A JPS62172190 A JP S62172190A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D20/00—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00
- F28D20/02—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00 using latent heat
- F28D20/028—Control arrangements therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、塩水化物の溶解、凝固に伴う潜熱を利用した
蓄熱装置に関し、例えば携帯用蓄熱カイロや自動車用即
効ヒータ等の暖房装置に用いられて有効である。
蓄熱装置に関し、例えば携帯用蓄熱カイロや自動車用即
効ヒータ等の暖房装置に用いられて有効である。
一般に蓄熱媒体としては熱媒体となる物質の温度上昇の
みを利用した顕熱蓄熱媒体と、熱媒体となる物質の溶解
、凝固等の相転移に伴う吸放熱を利用した潜熱蓄熱媒体
とが知られている。このうち後者の潜熱蓄熱媒体では狭
い温度範囲で大きな蓄熱が期待でき、しかも一定温度の
熱が得られる利点を有している。このような媒体として
は、パラフィン、包接水和物、塩水化物、溶融塩、金属
等の多岐にわたる媒体が研究されている。
みを利用した顕熱蓄熱媒体と、熱媒体となる物質の溶解
、凝固等の相転移に伴う吸放熱を利用した潜熱蓄熱媒体
とが知られている。このうち後者の潜熱蓄熱媒体では狭
い温度範囲で大きな蓄熱が期待でき、しかも一定温度の
熱が得られる利点を有している。このような媒体として
は、パラフィン、包接水和物、塩水化物、溶融塩、金属
等の多岐にわたる媒体が研究されている。
これらの媒体のうち、特開昭52−27139号公報、
または特開昭59−53578号公報に開示されている
ように酢酸ナトリウムやチオ硫酸ナトリウムのような溶
解潜熱量が大きく、しかも凝固の際著しく過冷却現象を
生じる塩水化物の利用が有望視されている。
または特開昭59−53578号公報に開示されている
ように酢酸ナトリウムやチオ硫酸ナトリウムのような溶
解潜熱量が大きく、しかも凝固の際著しく過冷却現象を
生じる塩水化物の利用が有望視されている。
これらの蓄熱媒体は、水化の少ない結晶相が融点以上に
加熱されると結晶の周囲に存在する水をとり込んで水化
の多いゲル相となり、このゲル相は融点以下となっても
結晶化がおこらない過冷却ゲル相として長時間保存する
ことが可能である。
加熱されると結晶の周囲に存在する水をとり込んで水化
の多いゲル相となり、このゲル相は融点以下となっても
結晶化がおこらない過冷却ゲル相として長時間保存する
ことが可能である。
そして熱を必要とするときに、この過冷却ゲル相の過冷
却状態を崩壊させ短時間に全体を結晶相にすることによ
って、凝固に伴う潜熱が、例えば酢酸ナトリウム水化物
の場合40〜60cal/g放出される。
却状態を崩壊させ短時間に全体を結晶相にすることによ
って、凝固に伴う潜熱が、例えば酢酸ナトリウム水化物
の場合40〜60cal/g放出される。
上記のような過冷却ゲル相の過冷却状態を崩壊させる手
段としては、特開昭54−69233号公報に、開示さ
れているようにゲル状蓄熱媒体の液面から離して保持し
た種結晶を、発熱させたい時に蓄熱媒体内におし下げ、
種結晶と過冷却ゲル状態の蓄熱媒体と接触させる方法が
知られている。
段としては、特開昭54−69233号公報に、開示さ
れているようにゲル状蓄熱媒体の液面から離して保持し
た種結晶を、発熱させたい時に蓄熱媒体内におし下げ、
種結晶と過冷却ゲル状態の蓄熱媒体と接触させる方法が
知られている。
しかしながら、上記従来の蓄熱装置にあっては、結晶化
した蓄熱媒体に熱を供給して結晶相からゲル相に相転移
させる給熱過程、およびゲル相の蓄熱媒体が過冷却ゲル
状で蓄熱を行う蓄熱過程において、発熱を開始させる種
結晶はゲル相の蓄熱媒体液面より上方に離して保持され
てはいるが、わずかな振動等により種結晶の一部が液面
に落下して過冷却ゲル状態が崩壊し、蓄熱が行われなか
ったり、あるいは給熱過程で蓄熱媒体から蒸発した水蒸
気により種結晶中の水分含量が太き(なり、種結晶が溶
解してしまったりすることにより、発熱させたい時に発
熱がおこらない場合が発生するという問題があった。
した蓄熱媒体に熱を供給して結晶相からゲル相に相転移
させる給熱過程、およびゲル相の蓄熱媒体が過冷却ゲル
状で蓄熱を行う蓄熱過程において、発熱を開始させる種
結晶はゲル相の蓄熱媒体液面より上方に離して保持され
てはいるが、わずかな振動等により種結晶の一部が液面
に落下して過冷却ゲル状態が崩壊し、蓄熱が行われなか
ったり、あるいは給熱過程で蓄熱媒体から蒸発した水蒸
気により種結晶中の水分含量が太き(なり、種結晶が溶
解してしまったりすることにより、発熱させたい時に発
熱がおこらない場合が発生するという問題があった。
そこで上記問題点を解決するために′本発明は水化の多
いゲル相と、水化の少ない結晶相との間を潜熱の発生、
吸収を伴って可逆的に相転移する塩を含む蓄熱媒体と、 該蓄熱媒体を収納する蓄熱容器と、 該蓄熱容器内の蓄熱媒体の一部を分画し、蓄熱媒体の結
晶化を促す種結晶を収納する種結晶保持室と、 核種結晶保持室内と前記蓄熱容器内とを切換可能に連通
、分離する通路開閉手段とを有する蓄熱装置を採用する
ものである。
いゲル相と、水化の少ない結晶相との間を潜熱の発生、
吸収を伴って可逆的に相転移する塩を含む蓄熱媒体と、 該蓄熱媒体を収納する蓄熱容器と、 該蓄熱容器内の蓄熱媒体の一部を分画し、蓄熱媒体の結
晶化を促す種結晶を収納する種結晶保持室と、 核種結晶保持室内と前記蓄熱容器内とを切換可能に連通
、分離する通路開閉手段とを有する蓄熱装置を採用する
ものである。
上記手段によれば種結晶保持室内と蓄熱容器内とを切換
可能に連通、分離する通路開閉手段が、前記給熱過程お
よび蓄熱過程において種結晶保持室内の種結晶を、蓄熱
容器内の蓄熱媒体から確実に分離させておくことができ
るので、種結晶が過冷却ゲル状態の蓄熱媒体中に落下し
たり、あるいは種結晶が給熱過程で溶解したりすること
がない。
可能に連通、分離する通路開閉手段が、前記給熱過程お
よび蓄熱過程において種結晶保持室内の種結晶を、蓄熱
容器内の蓄熱媒体から確実に分離させておくことができ
るので、種結晶が過冷却ゲル状態の蓄熱媒体中に落下し
たり、あるいは種結晶が給熱過程で溶解したりすること
がない。
従って、本発明によれば発熱させたい時に確実に発熱さ
せることができる蓄熱装置が提供できるというきわめて
実用的な効果を有する。
せることができる蓄熱装置が提供できるというきわめて
実用的な効果を有する。
以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する
。第1図は本発明の蓄熱装置の第1の実施例としての携
帯用蓄熱式カイロ1の構成を示す部分破断斜視図で、樹
脂または金属製の矩形ケース2内に、その厚み方向に2
つに分れた樹脂または金属製蓄熱容器4a、4bが収納
され、この蓄熱容器4a、4b内には酢酸ナトリウム水
化物(水分含量41wt%)からなる蓄熱媒体3が収納
されている。5はケース2内にその厚み方向に積層され
た2つの蓄熱容器4a、4bの間にはさまさた状態で配
設された電熱ヒータで、ニクロム線を適宜の被覆材で被
覆したシーズヒータを蛇行状に折曲げて挟持されている
。このヒータからは電源コード5aがケース2外へ引き
出され、その先端のプラグ5aを家庭用コンセントに差
し込むことによりヒータ5を発熱させ、蓄熱容器4a。
。第1図は本発明の蓄熱装置の第1の実施例としての携
帯用蓄熱式カイロ1の構成を示す部分破断斜視図で、樹
脂または金属製の矩形ケース2内に、その厚み方向に2
つに分れた樹脂または金属製蓄熱容器4a、4bが収納
され、この蓄熱容器4a、4b内には酢酸ナトリウム水
化物(水分含量41wt%)からなる蓄熱媒体3が収納
されている。5はケース2内にその厚み方向に積層され
た2つの蓄熱容器4a、4bの間にはさまさた状態で配
設された電熱ヒータで、ニクロム線を適宜の被覆材で被
覆したシーズヒータを蛇行状に折曲げて挟持されている
。このヒータからは電源コード5aがケース2外へ引き
出され、その先端のプラグ5aを家庭用コンセントに差
し込むことによりヒータ5を発熱させ、蓄熱容器4a。
4b内の蓄熱媒体3に熱を供給することができるように
構成されている。
構成されている。
6は蓄熱容器4a、4bに設けられた凹所に配設された
本発明の通路開閉手段であるバルブでその詳細構造を第
2図に示す。円管状バルブ本体61からは、蓄熱容器4
a、4bに連通ずるバイブロ2a、62bが分岐し、蓄
熱容器4a、4bから延長されたスリーブ41a、41
bと気密的に接続されている。またバルブ本体61には
本発明の種結晶保持室である金属製チューブ7がバルブ
本体61の略中央部に気密的に接続され、チューブ7は
ケース2の外部に延長されておりその端部7aは封止さ
れている。チューブ7はバルブ本体61の内部に貫入し
、その端部7bは第2図においてバルブ本体61の軸方
向上方に開口している。
本発明の通路開閉手段であるバルブでその詳細構造を第
2図に示す。円管状バルブ本体61からは、蓄熱容器4
a、4bに連通ずるバイブロ2a、62bが分岐し、蓄
熱容器4a、4bから延長されたスリーブ41a、41
bと気密的に接続されている。またバルブ本体61には
本発明の種結晶保持室である金属製チューブ7がバルブ
本体61の略中央部に気密的に接続され、チューブ7は
ケース2の外部に延長されておりその端部7aは封止さ
れている。チューブ7はバルブ本体61の内部に貫入し
、その端部7bは第2図においてバルブ本体61の軸方
向上方に開口している。
この開口部65には弁体63が接離可能に当接されてお
り、この弁体63とバルブ本体61の上面61aとの間
に介されたコイルスプリング64のハネ力によりチュー
ブ7の開口部65を完全に封止し、蓄熱容器4a、4b
内に連通ずる空間Aとチューブ7内の空間Bが分離でき
るように構成されている。弁体63のコイルスプリング
に対向する側には円管状のスプール66が当接して設け
られており、このスプール66の外周端部66aと開口
しているバルブ本体61の底部61bとの間は伸縮自在
のベローズ67により外部と密封されている。そして、
バルブ本体61の底部61b部はケース2に設けられた
穴によりスプール66の底部66bを指等で押すことが
でき、これにより弁体63を押し上げ、開口部65と弁
体63を引き離して前記空間Aと空間Bとを連通させる
ことができるよう構成されている。
り、この弁体63とバルブ本体61の上面61aとの間
に介されたコイルスプリング64のハネ力によりチュー
ブ7の開口部65を完全に封止し、蓄熱容器4a、4b
内に連通ずる空間Aとチューブ7内の空間Bが分離でき
るように構成されている。弁体63のコイルスプリング
に対向する側には円管状のスプール66が当接して設け
られており、このスプール66の外周端部66aと開口
しているバルブ本体61の底部61bとの間は伸縮自在
のベローズ67により外部と密封されている。そして、
バルブ本体61の底部61b部はケース2に設けられた
穴によりスプール66の底部66bを指等で押すことが
でき、これにより弁体63を押し上げ、開口部65と弁
体63を引き離して前記空間Aと空間Bとを連通させる
ことができるよう構成されている。
次に、上記構成になるカイロ1の作動について説明する
。まず給熱過程ではカイロ使用前に電源コード5aのプ
ラグ5bを図示しない家庭用電源コンセントに差し込み
ヒータ5を発熱させることにより蓄熱容器4a、4b内
の蓄熱媒体3である結晶相の酢酸ナリウム水化物をその
融点(58℃)以上に加熱する。結晶相酢酸ナトリウム
水化物は徐々にゲル化し、やがて完全にゲル状態となる
。
。まず給熱過程ではカイロ使用前に電源コード5aのプ
ラグ5bを図示しない家庭用電源コンセントに差し込み
ヒータ5を発熱させることにより蓄熱容器4a、4b内
の蓄熱媒体3である結晶相の酢酸ナリウム水化物をその
融点(58℃)以上に加熱する。結晶相酢酸ナトリウム
水化物は徐々にゲル化し、やがて完全にゲル状態となる
。
この時バルブ6の弁体63は開口部65を閉じているが
、熱伝導によりチューブ7内の酢酸ナトリウム水化物も
加熱されて端部7bから徐々にゲル状となる。しかし、
このチューブ7はケース2の外部に延長されているので
途中で放熱され、チューブ7の先端部分7aは融点まで
達せず結晶状態のまま残される。このようにチューブ7
内の酢酸ナトリウム水化物が少しでも結晶状態で残るた
めには、チューブ7の配置、チューブ7の内径、外径、
あるいは外気温等によって異なるが、ケース2から離れ
である程度の長さで延長されている必要がある。本実施
例においてはチューブ内径3龍、外径5 mmでケース
2から離れた部分の長さは約100龍である。また、こ
のチューブ7の外周部にフィン等の放熱手段を設けるこ
とにより、放熱を促進すればこの延長部は短くてもよい
。
、熱伝導によりチューブ7内の酢酸ナトリウム水化物も
加熱されて端部7bから徐々にゲル状となる。しかし、
このチューブ7はケース2の外部に延長されているので
途中で放熱され、チューブ7の先端部分7aは融点まで
達せず結晶状態のまま残される。このようにチューブ7
内の酢酸ナトリウム水化物が少しでも結晶状態で残るた
めには、チューブ7の配置、チューブ7の内径、外径、
あるいは外気温等によって異なるが、ケース2から離れ
である程度の長さで延長されている必要がある。本実施
例においてはチューブ内径3龍、外径5 mmでケース
2から離れた部分の長さは約100龍である。また、こ
のチューブ7の外周部にフィン等の放熱手段を設けるこ
とにより、放熱を促進すればこの延長部は短くてもよい
。
蓄熱容器4a、4b内の蓄熱媒体が完全に溶解した後、
プラグ5bをコンセントから抜き加熱を止める。蓄熱過
程では蓄熱容器4a、4b内の蓄熱媒体3は温度が低下
するが過冷却状態を維持しゲル状態で蓄熱を行う。一方
チューブ7内の蓄熱媒体は一部が結晶状態で残っている
ために忍度の低下とともに結晶化が進み、バルブ6内の
弁体63に封止された開口部65まで結晶化する。そし
てこれが種結晶として残る。
プラグ5bをコンセントから抜き加熱を止める。蓄熱過
程では蓄熱容器4a、4b内の蓄熱媒体3は温度が低下
するが過冷却状態を維持しゲル状態で蓄熱を行う。一方
チューブ7内の蓄熱媒体は一部が結晶状態で残っている
ために忍度の低下とともに結晶化が進み、バルブ6内の
弁体63に封止された開口部65まで結晶化する。そし
てこれが種結晶として残る。
次に暖房を必要とする発熱過程では、使用者が指でハル
プロのスプール66の底部66bを押すと弁体63が押
し上げられ空間Aと空間Bとが連通させられ、空間A側
の過冷却ゲル状態蓄熱媒体は、空間B側の種結晶と接触
することにより一気に結晶化し相転移に伴う潜熱を放出
し暖房を行う。
プロのスプール66の底部66bを押すと弁体63が押
し上げられ空間Aと空間Bとが連通させられ、空間A側
の過冷却ゲル状態蓄熱媒体は、空間B側の種結晶と接触
することにより一気に結晶化し相転移に伴う潜熱を放出
し暖房を行う。
本実施例において篭熱ヒータ5は必すしも必要ではなく
、このカイロ全体を温水中に浸漬したり恒温槽に入れる
等して給熱すればなくてもよい。
、このカイロ全体を温水中に浸漬したり恒温槽に入れる
等して給熱すればなくてもよい。
しかしながらその場合でもチューブ7はjil熱系外に
出しておくことが必要である。
出しておくことが必要である。
また本発明の通路開閉手段であるバルブには種々の形態
のものが通用可能であり、第3図の本発明の第2の実施
例に示すようにケース外に固定されたレバー8により、
作動桿9の先端に設けられた弁体63をチューブ7にi
1通する開口部65に押し付けるようにしてもよい。こ
こで作動桿9のケース2の貫通部はへローズ67により
封止され、レバー8には弁体63を開口部65に押しつ
ける方向にコイルスプリング64が設けられており、レ
バー8の押さえ部8aを指等で押さえることにより発熱
が開始できるように構成されている。
のものが通用可能であり、第3図の本発明の第2の実施
例に示すようにケース外に固定されたレバー8により、
作動桿9の先端に設けられた弁体63をチューブ7にi
1通する開口部65に押し付けるようにしてもよい。こ
こで作動桿9のケース2の貫通部はへローズ67により
封止され、レバー8には弁体63を開口部65に押しつ
ける方向にコイルスプリング64が設けられており、レ
バー8の押さえ部8aを指等で押さえることにより発熱
が開始できるように構成されている。
また蓄熱容器への給熱あるいは蓄熱媒体の発熱をとり出
す方法として、第3図に示すような熱交換用パイプto
a、Jobをケース2内に気密的に貫入させ、例えばバ
イブ10a中に温水を流し、m熱媒体に給熱し、放熱時
にパイプlOb内に流される冷水を加熱して熱を取り出
すように構成してもよい。
す方法として、第3図に示すような熱交換用パイプto
a、Jobをケース2内に気密的に貫入させ、例えばバ
イブ10a中に温水を流し、m熱媒体に給熱し、放熱時
にパイプlOb内に流される冷水を加熱して熱を取り出
すように構成してもよい。
また、上記第1および第2の実施例においてケース2の
外周部に断熱材の被覆を施すことにより、蓄熱媒体が一
気に結晶化して発生した熱を徐々に放出させるようにし
てもよい。さらに給熱過程において、蓄熱媒体が完全に
熔解しN熱準(+i0が完了したことを示す警報用ラン
プ等を設けてもよく、このランプはヒータ5をONした
後一定時間経過後タイマ一手段により点灯するようにし
てもよいし、蓄熱媒体の電気伝導度の変化等を検出する
センサを設け、この信号に基づいて点灯するようにして
もよい。
外周部に断熱材の被覆を施すことにより、蓄熱媒体が一
気に結晶化して発生した熱を徐々に放出させるようにし
てもよい。さらに給熱過程において、蓄熱媒体が完全に
熔解しN熱準(+i0が完了したことを示す警報用ラン
プ等を設けてもよく、このランプはヒータ5をONした
後一定時間経過後タイマ一手段により点灯するようにし
てもよいし、蓄熱媒体の電気伝導度の変化等を検出する
センサを設け、この信号に基づいて点灯するようにして
もよい。
上記第1実施例においてチューブ7の開口端7と、弁体
63の間の密封をさらに確実にするために第4図に示す
ようにゴムあるいはテフロン等からなるパツキン15を
設けてもよいし、第5図に示すように弁体63に、チュ
ーブ7の開口部65に貫入するテーパー状突起63aを
設けてもよい。
63の間の密封をさらに確実にするために第4図に示す
ようにゴムあるいはテフロン等からなるパツキン15を
設けてもよいし、第5図に示すように弁体63に、チュ
ーブ7の開口部65に貫入するテーパー状突起63aを
設けてもよい。
また本発明の通路開閉手段としては、第6図に示す如く
0リング16を設けたピストン17を矢印の如く動かし
、これにより蓄熱容器に通じる空間Aと種結晶を保持す
る空間Bとの間の連通、分離を行うようにしてもよく、
第7図に示すように高圧の気体又は液体により変形する
ゴム膜18や、あるいはへローズ等を上記空間Bの人口
に押付けて分離するようにしてもよい。
0リング16を設けたピストン17を矢印の如く動かし
、これにより蓄熱容器に通じる空間Aと種結晶を保持す
る空間Bとの間の連通、分離を行うようにしてもよく、
第7図に示すように高圧の気体又は液体により変形する
ゴム膜18や、あるいはへローズ等を上記空間Bの人口
に押付けて分離するようにしてもよい。
第8図(a)、 (blは本発明の第3の実施例の携帯
用蓄熱式カイロ30の構成を示す斜視図および断面図で
、蓄熱容器を兼ねるケース2内に蓄熱媒体3が満たされ
ている。そしてケース2の端面2aにはゴムホース等か
らなる弾性変形チューブ2oが気密的に接続され、その
他端部20aは多孔質セラミックあるいは多孔性樹脂等
の多孔質体からなる封止栓21により封止されている。
用蓄熱式カイロ30の構成を示す斜視図および断面図で
、蓄熱容器を兼ねるケース2内に蓄熱媒体3が満たされ
ている。そしてケース2の端面2aにはゴムホース等か
らなる弾性変形チューブ2oが気密的に接続され、その
他端部20aは多孔質セラミックあるいは多孔性樹脂等
の多孔質体からなる封止栓21により封止されている。
ケース2の上下面2b、2cには溝22が設けられ、こ
れに従って図中矢印方向にスライドするストッパー23
を図中矢印X方向に動かして第8図図示の位置にすると
、ケース2の端面2aと端面2bとの段差によりチュー
ブ20が押圧され2Ob部で発熱容器内に連通ずる空間
へと種結晶保持室となる空間Bとが分離されるよう構成
されている。そして、スl−7パ 23を矢印Y方向に
動がずと、ストッパー23による押圧がなくなり弾性変
形チューブ20内は復元力により開口し、前記空間Aと
空間Bは連通する。
れに従って図中矢印方向にスライドするストッパー23
を図中矢印X方向に動かして第8図図示の位置にすると
、ケース2の端面2aと端面2bとの段差によりチュー
ブ20が押圧され2Ob部で発熱容器内に連通ずる空間
へと種結晶保持室となる空間Bとが分離されるよう構成
されている。そして、スl−7パ 23を矢印Y方向に
動がずと、ストッパー23による押圧がなくなり弾性変
形チューブ20内は復元力により開口し、前記空間Aと
空間Bは連通する。
この実施例においては、カイロ30全体を蓄熱媒体の融
点以上に加熱した温水中や恒温+a中にいれて給熱し、
蓄熱媒体がすべてゲル相となった後に給熱を止める。そ
してストッパー23をX方向に+)jかし蓄熱容器内と
種結晶保持室とを分離させておく。蓄熱容器内は温度が
低下しても過冷却ゲル状態に保たれるが、種結晶保持室
内はチューブ20の他端が多孔質体21で封止されてお
り、わずかながら水分が蒸発するので、酢酸ナトリウム
水化物の含水率が低下し結晶核が発生する。すると温度
の低下につれて空間B内の蓄熱媒体が結晶化し種結晶と
して保持される。そして発熱させたいときに使用者がス
トッパー23をY方向に動かすと種結晶の保持されてい
た空間Bと、過冷却ゲル状態の蓄熱媒体の保持されてい
た空間Aとが連通し、過冷却ゲル状態が一気に結晶化す
ることにより発熱する。
点以上に加熱した温水中や恒温+a中にいれて給熱し、
蓄熱媒体がすべてゲル相となった後に給熱を止める。そ
してストッパー23をX方向に+)jかし蓄熱容器内と
種結晶保持室とを分離させておく。蓄熱容器内は温度が
低下しても過冷却ゲル状態に保たれるが、種結晶保持室
内はチューブ20の他端が多孔質体21で封止されてお
り、わずかながら水分が蒸発するので、酢酸ナトリウム
水化物の含水率が低下し結晶核が発生する。すると温度
の低下につれて空間B内の蓄熱媒体が結晶化し種結晶と
して保持される。そして発熱させたいときに使用者がス
トッパー23をY方向に動かすと種結晶の保持されてい
た空間Bと、過冷却ゲル状態の蓄熱媒体の保持されてい
た空間Aとが連通し、過冷却ゲル状態が一気に結晶化す
ることにより発熱する。
本実施例は給熱過程でカイロ全体を浴中や恒温槽中に入
れることができ、より使いやすいという利点がある。
れることができ、より使いやすいという利点がある。
本発明に用いる蓄熱媒体は酢酸ナトリウム水化物の他に
過冷却現象を示し、種結晶との接触により相転移し発熱
させることができる物質が広く用いることができる。
過冷却現象を示し、種結晶との接触により相転移し発熱
させることができる物質が広く用いることができる。
第1図は本発明の蓄熱装置の第1の実施例である携帯用
蓄熱式カイロ1の構成を示す部分破断斜視図、第2図は
第1図におけるバルブ6の構造を詳細に説明する断面図
、第3図は本発明の蓄熱装置の第2の実施例の構造を説
明する断面図、第4図ないし第7図は本発明の蓄熱装置
の通路開閉手段の他の実施例を示す断面図、第8図(a
l、 (b)は本発明の蓄熱装置の第3の実施例の構造
を示す斜視図および断面図である。 3・・・蓄熱媒体、4a、4b・・・蓄熱容器、6・・
・バルブ、7・・・チューブ。 代理人弁理士 岡 部 隆 第2図 第3図 第8図 第6図 第5図 ■ 第7図
蓄熱式カイロ1の構成を示す部分破断斜視図、第2図は
第1図におけるバルブ6の構造を詳細に説明する断面図
、第3図は本発明の蓄熱装置の第2の実施例の構造を説
明する断面図、第4図ないし第7図は本発明の蓄熱装置
の通路開閉手段の他の実施例を示す断面図、第8図(a
l、 (b)は本発明の蓄熱装置の第3の実施例の構造
を示す斜視図および断面図である。 3・・・蓄熱媒体、4a、4b・・・蓄熱容器、6・・
・バルブ、7・・・チューブ。 代理人弁理士 岡 部 隆 第2図 第3図 第8図 第6図 第5図 ■ 第7図
Claims (3)
- (1)水化の多いゲル相と、水化の少ない結晶相との間
を潜熱の発生、吸収を伴って可逆的に相転移する塩を含
む蓄熱媒体と、 該蓄熱媒体を収納する蓄熱容器と、 該蓄熱容器内の蓄熱媒体の一部を分画し、蓄熱媒体の結
晶化を促す種結晶を収納する種結晶保持室と、 該種結晶保持室内と前記蓄熱容器内とを切換可能に連通
、分離する通路開閉手段とを備えたことを特徴とする蓄
熱装置。 - (2)前記種結晶保持室は、その壁面の一部または全部
が多孔質体で形成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の蓄熱装置。 - (3)前記種結晶保持室は、前記蓄熱容器からの熱伝導
により受ける熱が、放熱により失われて蓄熱媒体の相転
移温度よりも低い温度に保たれるように蓄熱容器から離
れた空間を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の蓄熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61014510A JPS62172190A (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61014510A JPS62172190A (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 蓄熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62172190A true JPS62172190A (ja) | 1987-07-29 |
Family
ID=11863070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61014510A Pending JPS62172190A (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 蓄熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62172190A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0885785A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-04-02 | Sumitomo Chem Co Ltd | 潜熱蓄熱材組成物の過冷却防止方法および潜熱蓄熱装置 |
WO2014024883A1 (ja) | 2012-08-08 | 2014-02-13 | 古河電気工業株式会社 | 蓄熱材組成物、それを用いた補助熱源および熱供給方法 |
US10094622B2 (en) | 2014-05-29 | 2018-10-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Method for forming crystal nucleus in latent heat storage material and heat storage device |
US11009298B2 (en) * | 2016-07-15 | 2021-05-18 | Neothermal Energy Storage Inc. | Thermal energy storage apparatus |
US11435146B2 (en) | 2019-03-07 | 2022-09-06 | Neothermal Energy Storage Inc. | Thermal energy storage apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137790A (ja) * | 1982-09-15 | 1984-08-07 | バツクスター・インターナシヨナル・インコーポレーテツド | 潜熱貯蔵供給方法および装置 |
-
1986
- 1986-01-24 JP JP61014510A patent/JPS62172190A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137790A (ja) * | 1982-09-15 | 1984-08-07 | バツクスター・インターナシヨナル・インコーポレーテツド | 潜熱貯蔵供給方法および装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014024883A1 (ja) | 2012-08-08 | 2014-02-13 | 古河電気工業株式会社 | 蓄熱材組成物、それを用いた補助熱源および熱供給方法 |
US10094622B2 (en) | 2014-05-29 | 2018-10-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Method for forming crystal nucleus in latent heat storage material and heat storage device |
US11009298B2 (en) * | 2016-07-15 | 2021-05-18 | Neothermal Energy Storage Inc. | Thermal energy storage apparatus |
US11435146B2 (en) | 2019-03-07 | 2022-09-06 | Neothermal Energy Storage Inc. | Thermal energy storage apparatus |
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