JPS6217107A - 羽口 - Google Patents
羽口Info
- Publication number
- JPS6217107A JPS6217107A JP15546785A JP15546785A JPS6217107A JP S6217107 A JPS6217107 A JP S6217107A JP 15546785 A JP15546785 A JP 15546785A JP 15546785 A JP15546785 A JP 15546785A JP S6217107 A JPS6217107 A JP S6217107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuyere
- welding
- vickers hardness
- layer
- copper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
・産業上の利用分野
本発明は、高炉等の溶融炉に使用される羽口に関わるも
のである。
のである。
・従来技術とその問題点
周知のように、高炉等で使用される羽口は、高度の熱負
荷にさらされる環境で用いられる為に、内部を冷却水が
通過し、かつ水冷効果を発揮する為に銅で製作されてい
る。
荷にさらされる環境で用いられる為に、内部を冷却水が
通過し、かつ水冷効果を発揮する為に銅で製作されてい
る。
それ故に、羽口内筒部を熱風が通過する際に熱風の温度
低下を生じるため、これを防止する先行技術として、羽
口内筒面に耐火物の塗布やセラミックス製の断熱スリー
ブを挿入し、送風温度の低下防止を計るような工夫がな
されていることが知られている。又、これら耐火物や断
熱スリーブの溶損防止を計り、羽口の寿命延長を実現す
るものとして、実公昭57−2431や実公昭57−4
117に示される考案が提供されている。
低下を生じるため、これを防止する先行技術として、羽
口内筒面に耐火物の塗布やセラミックス製の断熱スリー
ブを挿入し、送風温度の低下防止を計るような工夫がな
されていることが知られている。又、これら耐火物や断
熱スリーブの溶損防止を計り、羽口の寿命延長を実現す
るものとして、実公昭57−2431や実公昭57−4
117に示される考案が提供されている。
しかしながら、近年になって高炉操炉技術の発展に伴い
、羽口から従来の熱風以外に種種の目的のために多様な
物質、即ち、天然ガス、微粉炭および微粉コークス等の
燃料、あるいは還元剤、又は、ミルスケールおよび炭酸
カルシウムといった脱Si剤等を吹き込むようになって
来た。そこで、このような技術の使用によって、新たな
問題が発生して来ている。
、羽口から従来の熱風以外に種種の目的のために多様な
物質、即ち、天然ガス、微粉炭および微粉コークス等の
燃料、あるいは還元剤、又は、ミルスケールおよび炭酸
カルシウムといった脱Si剤等を吹き込むようになって
来た。そこで、このような技術の使用によって、新たな
問題が発生して来ている。
即ち、羽口内に可燃性物質を供給すると、その可燃性物
質が羽口内筒部で燃焼し、燃焼熱によって断熱スリーブ
等が1ないし2ケ月の早期に損傷し、羽口円筒部形状を
初期の適正形状に保持できなくなったり、あるいは、ア
ッシュが断熱スリーなるという現象が起こるようになっ
て来た。
質が羽口内筒部で燃焼し、燃焼熱によって断熱スリーブ
等が1ないし2ケ月の早期に損傷し、羽口円筒部形状を
初期の適正形状に保持できなくなったり、あるいは、ア
ッシュが断熱スリーなるという現象が起こるようになっ
て来た。
それ故、断熱スリーブを取り除いた従前の形態の羽口を
使用しているのであるが、やはり1局部的な溶損や、更
には湯表面が直接吹き込まれた物質や反応生成物と対す
るため、摩耗してしまうという障害がでてきてしまい、
早期に羽口の破損を招来し、炉の停止を余儀なくされて
いる。
使用しているのであるが、やはり1局部的な溶損や、更
には湯表面が直接吹き込まれた物質や反応生成物と対す
るため、摩耗してしまうという障害がでてきてしまい、
早期に羽口の破損を招来し、炉の停止を余儀なくされて
いる。
例えば第3図は、従来の典型的な断熱スリーブを取りつ
けた羽口lと、それに接続するガスあるいは、微粉炭等
の添加装置6を備えたプロウパイプ5であって、この羽
口lにあっては、約1ケ月で断熱スリーブ4の先端側が
損傷してしまっていた。第4図も、従来の方法によるも
のであるが、上記の実状に応じて断熱スリーブ4の長さ
を減じて、羽口本体で置き換えたものである。このよう
にした場合に於いても、断熱スリーブ4と羽口内筒部が
損傷し、lないし2ケ月で使用不能となり、炉を操業停
止して、羽口lの交換をする必要があった。
けた羽口lと、それに接続するガスあるいは、微粉炭等
の添加装置6を備えたプロウパイプ5であって、この羽
口lにあっては、約1ケ月で断熱スリーブ4の先端側が
損傷してしまっていた。第4図も、従来の方法によるも
のであるが、上記の実状に応じて断熱スリーブ4の長さ
を減じて、羽口本体で置き換えたものである。このよう
にした場合に於いても、断熱スリーブ4と羽口内筒部が
損傷し、lないし2ケ月で使用不能となり、炉を操業停
止して、羽口lの交換をする必要があった。
・本発明の目的
本発明は酸素以外に可燃性物質などを吹き込んだ際にお
いても溶損や摩耗などが発生せず、高い1酎久性能を有
する羽口を提案するのが目的である。
いても溶損や摩耗などが発生せず、高い1酎久性能を有
する羽口を提案するのが目的である。
・本発明の構成
本発明は上記目的を達成する手段として、実質的に銅か
らなる材料により形成された羽口の内筒面上に固相線温
度が1150℃以上で、ビッカース硬度が150以上の
金属材料を、肉盛溶接又は圧接又は拡散接合又は鑞接に
よって8I層してなる羽口を提案する。
らなる材料により形成された羽口の内筒面上に固相線温
度が1150℃以上で、ビッカース硬度が150以上の
金属材料を、肉盛溶接又は圧接又は拡散接合又は鑞接に
よって8I層してなる羽口を提案する。
・実施例
第1図は本発明の一実施例を示し、羽口1に於いて、内
筒面2上に固相線温度1150℃以上、ビッカース硬度
150以上の金属材料3を、溶接、又は圧接、又は拡散
接合、又は鑞接によって積層してなるものである。
筒面2上に固相線温度1150℃以上、ビッカース硬度
150以上の金属材料3を、溶接、又は圧接、又は拡散
接合、又は鑞接によって積層してなるものである。
ここで積層される金属材料の物性値について、固相線温
度1150°C以上と限定した理由は、この温度以下の
固相線温度をもつ金属材料では1羽口内筒部に供給され
た可燃性物質の燃焼熱の集中によって溶損現象を起こし
てしまうからであり、又・ ビッカース硬度150以上
と限定した理由は、これ以下の硬度の材料では吹き込ま
れた物質によって、摩耗現象が起こるからである。
度1150°C以上と限定した理由は、この温度以下の
固相線温度をもつ金属材料では1羽口内筒部に供給され
た可燃性物質の燃焼熱の集中によって溶損現象を起こし
てしまうからであり、又・ ビッカース硬度150以上
と限定した理由は、これ以下の硬度の材料では吹き込ま
れた物質によって、摩耗現象が起こるからである。
更に、積層方法を肉盛溶接、又は圧接、又は拡散接合、
又は鑞接としたのは、それ以外の積層方法、即ち機械的
に取りつけたものや、溶射によるものでは、積層した金
属材料を、羽口によって十分に水冷することができず、
積層した金属材料が高温になってしまい、容易に溶損、
摩耗してしまうからである。
又は鑞接としたのは、それ以外の積層方法、即ち機械的
に取りつけたものや、溶射によるものでは、積層した金
属材料を、羽口によって十分に水冷することができず、
積層した金属材料が高温になってしまい、容易に溶損、
摩耗してしまうからである。
第2図は、本発明の他の実施例であり、この実施例は断
熱スリーブ4の先端側にこれに続いて積層金属3を取り
付けたもので、積層金属材料としテN i −Cr−M
n−F e系ノ耐熱材料を、肉盛溶接法によって約31
IIm積層した。この金属材料3の固相線温度1250
℃、ビッカース硬度は200ないし250である。図中
5はブローパイプ、6は添加装置を示す。
熱スリーブ4の先端側にこれに続いて積層金属3を取り
付けたもので、積層金属材料としテN i −Cr−M
n−F e系ノ耐熱材料を、肉盛溶接法によって約31
IIm積層した。この金属材料3の固相線温度1250
℃、ビッカース硬度は200ないし250である。図中
5はブローパイプ、6は添加装置を示す。
・本発明の効果
本発明に係る羽口によれば2ケ月間使用しても何らの損
傷も認められず、更に使用期間を延長することが可能で
あった。
傷も認められず、更に使用期間を延長することが可能で
あった。
上記のように、本発明に係る羽口は、最近の炉操業技術
に適合して、長寿命を発揮する効果があり、従来の羽口
を使用することによる損傷の招来と、それに伴う炉の停
止という技術的および経済的損失を防止する上で著しい
効果がある。
に適合して、長寿命を発揮する効果があり、従来の羽口
を使用することによる損傷の招来と、それに伴う炉の停
止という技術的および経済的損失を防止する上で著しい
効果がある。
第1図は、本発明を実施した羽口の断面図、第2図は他
の実施例図、第3.4図は従来法の羽口を示す断面図で
ある。 1・・・・・・羽口、2・・・内筒面、3・・・・・・
積層金属、4・・・・・・断熱スリーブ、5・・・・・
・プロウパイプ、6・・・・・・添加装置。
の実施例図、第3.4図は従来法の羽口を示す断面図で
ある。 1・・・・・・羽口、2・・・内筒面、3・・・・・・
積層金属、4・・・・・・断熱スリーブ、5・・・・・
・プロウパイプ、6・・・・・・添加装置。
Claims (1)
- 実質的に銅からなる材料により形成された羽口の内筒面
上に固相線温度が1150℃以上で、ビッカース硬度が
150以上の金属材料を、肉盛溶接又は圧接又は拡散接
合又は鑞接によって積層してなる羽口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15546785A JPS6217107A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 羽口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15546785A JPS6217107A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 羽口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6217107A true JPS6217107A (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=15606686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15546785A Pending JPS6217107A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 羽口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6217107A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0334049U (ja) * | 1989-08-04 | 1991-04-03 | ||
JP2010014319A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Jfe Steel Corp | 竪型溶解炉および溶銑製造方法 |
DE102009048351A1 (de) | 2008-11-28 | 2010-06-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Düse zum Eindüsen von sauerstoffhaltigem Gas in ein Roheisenaggregat mit Kantenschutz durch auswechselbares Einsatzstück |
JP2020020021A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 日本製鉄株式会社 | 高炉用羽口およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP15546785A patent/JPS6217107A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0334049U (ja) * | 1989-08-04 | 1991-04-03 | ||
JP2010014319A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Jfe Steel Corp | 竪型溶解炉および溶銑製造方法 |
DE102009048351A1 (de) | 2008-11-28 | 2010-06-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Düse zum Eindüsen von sauerstoffhaltigem Gas in ein Roheisenaggregat mit Kantenschutz durch auswechselbares Einsatzstück |
JP2020020021A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 日本製鉄株式会社 | 高炉用羽口およびその製造方法 |
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