JPS62170318A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPS62170318A
JPS62170318A JP1158286A JP1158286A JPS62170318A JP S62170318 A JPS62170318 A JP S62170318A JP 1158286 A JP1158286 A JP 1158286A JP 1158286 A JP1158286 A JP 1158286A JP S62170318 A JPS62170318 A JP S62170318A
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JP
Japan
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pressure
screw
injection molding
cylinder
holding
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JP1158286A
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北所 重二
パオ コクピン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al技術分野 この発明は、樹脂材料をシリンダ内で溶融し、移動体の
動作によりノズルから金型内に射出して所望の形状に成
形する射出成形装置に関する。
(b1発明の概要 この発明に係る射出成形装置は、射出成形製品の形状の
均一化を図るため、保圧工程中において移動体の位置を
検出し、予め設定した保圧位置に対する誤差に応じてそ
の後の保圧工程時に移り3体に作用させる圧力を制御す
ることによりひけやばり等の発生を防止するようにした
ものである。
(C1従来技術とその欠点 樹脂材料の成形加工に用いられる射出成形装置は、ノズ
ルを存するシリンダと、このシリンダの内部を移動する
移動体とによって構成されている。シリンダ内部のノズ
ルと移動体との間に樹脂材料を貯留するとともに溶融し
、移vJ体をノズル方向に移動することによって樹脂材
料をノズルから金型内に射出する。材料を射出した後す
くに移動体を後方に移動してしまうと、まだ溶融状!患
にある材料が金型から逆流し、製品を所望する形状に形
成することができない。
このため従来は、射出工程終了後移動体に、ノズ小方向
の圧力を一定時間作用させ、所定の保圧位置に停止させ
ておく保圧工程を行い、材料の逆流を防止して所望の形
状を得るようにしていた。
しかしながら樹脂材料の状態や温度等の外部環境の変化
によって、射出工程後における材料の逆流方向の圧力は
、連続する射出成形作業中において変化し、移動体を設
定された保圧位置に保つために必要なノズル方向の圧力
も変化する。ところが従来の射出成形装置では、一旦入
力した保圧圧力を変更することができなかったため、材
料の逆流方向の圧力の変化に応じて保圧時の移動体の位
置が変化する場合があった。一方、金型内に射出する樹
脂材料の量は、計量工程特認ノズルと移動体との間に形
成される間隔すなわち、移動体の移動量である計量スト
ロークによって決定される。
この射出ストロークは射出成形作業開始前に保圧位置か
らの移動量として設定された値であるため、保圧位置が
変化すると射出する樹脂材料の量が増減する。このよう
に従来の射出成形装置では保圧位置の変動により射出す
る樹脂材料量が変化し金型内の全域に材料が行き渡らな
かったり、割れやクランクを発生し、成形不良が生じて
しまう欠点があった。
(d)発明の目的 この発明の目的は上記従来の欠点に鑑み、樹脂材料の状
態や外部環境の変化によって生じる金型内の材料の圧力
の変動に対応して移動体に作用する保圧圧力を補正し、
保圧工程時に移動体を所定の保圧位置に正確に位置させ
、計量ストロークの変化を防止して射出される材料量を
均一にし、製品の成形不良を防止することができる射出
成形装置を提供することにある。
(e1発明の構成および効果 この発明の射出成形装置は、保圧工程時における位置検
知手段の検出値の設定位置に対する誤差を求め、この誤
差の正負に応じて後の保圧工程時に移動体に作用させる
圧力を減増する圧力補正手段を設けたことを特徴とする
以上の構成によりこの発明によれば、保圧工程中におけ
る移動体の位置を位置検知手段により検出し、この検出
結果と設定された保圧位置との差に応じて後の保圧工程
時における保圧圧力を変更することができる。したがっ
て、材料の状態または外部環境の変化により金型内の材
料が有する逆流方向の圧力が変動した際にもこれに見合
うように保圧圧力を調整し、保圧工程中における移動体
の位置を保圧位置に一致させておくことができる。した
がって、計量ストロークが変化することがな(、製品の
成形不良を防止することができる。
(f)実施例 i)全体構造 第2図は、この発明の実施例である射出成形装置の要部
の正面断面図である。
一端にノズル3を形成したシリンダ1の内部には、スク
リュ2が矢印AまたはB方向に移動可能かつ、その方向
を軸として回転可能にして設けられている。スクリュ2
のノズル3側端部は円錐形状に形成され、他方の端部に
はプランジャ2bが形成されるとともに、油圧モータ6
の回転軸に固定されている。プランジャ2bば裕由圧シ
リンダ7内を矢印AまたはB方向に摺動可能にされてい
るシリンダーの外周部にはヒータHTI〜HT4が取り
付けられており、それぞれシリンダーを加熱する。また
、それぞれのヒータの間には熱電対SC1〜SC*が設
けられており、シリンダーの温度を検出する。シリンダ
ーにはホッパ5が設けられている。このホッパ5はシリ
ンダーの内部と連通しており、ベレット状に形成された
樹脂材料を収納するとともに、シリンダーの内部に供給
する。ノズル3には固定側金型4aが取り付けられてい
る。また、この固定側金型4aに係合する可動側金型4
bが型締シリンダ8に取り付けられている。固定側金型
4aおよび可動側金型4bは対向して設けられおり、可
動側金型4bは型締シリンダ8の動作により固定側金型
4aに対し、矢印AまたはB方向に移動する。
ii )射出サイクル 以上の構成により、ホッパ5に収納された樹脂材料9は
シリンダーの内部に落下しようとする。
油圧モータ6が動作し、スクリュ2が回転するとシリン
ダ1内に落下した樹脂材料9はスクリュ2の溝を経由し
てノズル3側に移動する。このとき樹脂材料9はヒータ
HTI〜F(T4により加熱されるとともに、シリンダ
1の内部において混練され内部発熱する。これらによる
温度上昇によって樹脂材料9は溶融状態でノズル3とス
クリュ2との間に導かれる。ノズル3とスクリュ2との
間の樹脂材料9の体積が増加するに従いスクリュ2は矢
印B方向に移動する。この動作は計量工程と呼ばれ、成
形する製品の重量および使用する樹脂材料によってスク
リュ2の矢印B方向の移動量である計量ストロークが異
なる。
スクリュ2が所定の計量ストローク位置まで移動すると
油圧モータ6の動作が停止するとともに、油圧シリンダ
7が動作される。これによりスクリュ2は矢印゛A力方
向移動し、溶融した樹脂材料を固定側金型4aと可動側
金型4bとの間に射出する射出工程が行われる。この後
樹脂材料は金型4a、4bの間で凝固した後型締シリン
ダ8の動作により可動側金型4bが矢印A方向に移動し
て製品が取り出される。以上の動作を1サイクルとして
連続して繰り返され、順次成形を終了した製品が取り出
される。
以上の動作中におけるスクリュ2の移動量はスクリュ2
に固定されたラックギヤ11と、これにかみ合う図外の
ピニオンギヤに同軸に設けられたロータリエンコーダ1
0とにより検出される。ラックギヤ11およびロークリ
エンコーダ1oが、位置検知手段である。このロークリ
エンコーダlOはスクリュ2の移動量を、その矢印入方
向の死点位置からの絶対量として検出する。
iii )計量ストローク 第3図は、上記射出成形装置の一部を構成するシリンダ
の要部の正面断面図である。
射出成形動作中にシリンダ1の内部においてスクリュ2
は同図中実線で示す保圧位置Dhと二点鎖線2′で示す
計量ストローク位置Dsとの間を往復する。この間の移
動量が計量ストロークI、である。スクリュ2は死点位
置であるストロークエンドDaから計量ストローク位置
Dsまで移動可能であるが、実際には成形不良を防止す
るため、保圧位置Dhで一定時間停止される。また、計
量工程終了後射出工程前にノズル3から樹脂材料が外部
に露出することを防止するため、スクリュ2はメルトデ
ィコンプレス位置Dcまで移動する。
この後スクリュ2は矢印入方向に移動し、ノズル3から
樹脂材料を射出する。計量ストロークLは製品において
パリの発生やフローマークを除去するため射出工程をD
s−DI、DI〜D2.D2〜D3.D3〜Dhの4区
画に分割し、それぞれの区画においてスクリュ2に作用
する圧力およびスクリュ2の移動速度を変更するように
している■)油圧装置 第4図は、上記射出成形装置に用いられる油圧装置の回
路図である。
油圧装置中に圧油を循環する油圧ポンプ32は電動モー
タ33により駆動される。油圧ポンプ32からの圧油は
、一方は流HJH整用の絞り弁35および流路変更用の
切換弁37を介して油圧シリンダ7に導かれ、もう一方
では絞り弁36を介して油圧モータ6に導かれる。油圧
モータ6および油圧シリンダ7の分岐点と油圧ポンプ3
2との間には圧力を調整するリリーフ弁34が設けられ
ている。
リリーフ弁34は油圧ポンプ32から流出する圧油の一
部をドレーンに導くことにより油圧装置中の圧力を調整
する。絞り弁35および36はそれぞれソレノイドSL
5およびSLIの駆動により、油圧シリンダ7および油
圧モータ6方向に流れる圧油の流量を調整する。切換弁
37は4ボートの方向制御弁であり、ソレノイドSL3
.SL4の駆動により油圧シリンダ7における圧油の流
入方向および流出方向を変更する。油圧モータ6の回転
軸はスクリュ2に固定さており、油圧シリンダ7内には
スクリュ2のプランジャ2bが摺動可能にして配されて
いる。
■)制御部 第5図は、上記射出成形装置の制御部のプロソり図であ
る。
CPU41にはインターフェイス■104を介し、操作
パネル44からデータ信号が入力されるとともに制御信
号が出力される。
またCPU41には油圧モータ6側の油圧計0PGIお
よび油量計0SGL油圧シリンダ7側の油圧計0PG2
および油量計03G2の検出出力がアナログデジタル変
換器A/D 1を介してインターフェイスl101から
人力され、油圧モータ6側のソレノイドSLIおよび油
圧シリンダ7側のソレノイドSL3〜SL5の制御信号
がドライバDPIおよびDR2に出力される。この制御
信号によりドライバDPIからソレノイドSLIに駆動
信号が出力され、絞り弁36を通過する圧油の流量が制
御される。
ドライバDR2からはソレノイドSL3およびSL4に
駆動信号が出力され、切換弁37が動作する。またドラ
イバDR2から駆動信号がソレノイドSL5に出力され
ると絞り弁35が動作し、油圧シリンダ7方向への圧油
の流量が制御されるスクリュ2の移動量を検出するロー
タリエンコーダ10からはインターフェイスl102を
介して移動量の検出信号が入力される。
また、インターフェイスl103を介して熱電対SCI
〜SC4の温度検出信号がアナログデジタル変換器A/
D2を介して入力されるとともに、ヒータHTI〜HT
4の制御信号がドライバDR3に出力される。
第6図は、上記制御部の一部を構成するcpuに接続さ
れたROMの要部の構成を示す図であるROM42には
一つの樹脂材料毎に特定される単位重量当たりのスクリ
ュ2の移動量Pu、ヒータHTI〜HT4の制御温度が
複数の樹脂材料のそれぞれについて記憶されている。こ
れらのデータは、製品の成形状態を左右し、樹脂材料毎
に異なる。
第7図は、上記制御部の一部を構成するCPUに接続さ
れたRAMのメモリマツプの一部であるRAM43のメ
モリエリアM1〜M3には、計量ストローク位置Dsか
ら第1区画位gD1までの距離L1、圧力P1および速
度S1がそれぞれ記憶されている。メモリエリアM4〜
M6からMlo−M12までについても同様にそれぞれ
の区画位置におけるデータが記憶される。メモリエリア
M13〜M15のそれぞれには保圧工程における圧力P
h、時間Thおよび許容範囲kが記憶される。
以上のデータはオペレータにより操作パネル44からイ
ンターフェイスl104を介して入力される。
vi)動作説明 第1図(A)〜(C)は、上記射出成形装置の動作を示
すフローチャートである。
ア、計量工程 射出成形作業時には、まずステップnl(以下“ステッ
プni″を単に“ni”という。)において電動モータ
33がオンされる。次いでn2で操作パネル44の操作
によりデータが入力される。このとき、使用する樹脂の
材料種が選択されるとともに製品型fiGが入力される
。n3においてROM42から選択された材料の単位重
量当たりの移動iPuが読み出され、n4で製品重量G
と移動量Puとから計量ストロークLが算出されるこの
後n5でソレノイドSLIの制御信号がCPU41から
ドライバDPIに出力され、油圧ポンプ32から油圧モ
ータ6に圧油が流入する。これによって油圧モータ6は
スクリュ2を回転させる。この動作はn6でロークリエ
ンコーダ10がスクリュ2の計量ストロークL分の動作
の終了を検出した際、すなわち、スクリュ2が計量スト
ローク位置Dsに達するまで継続される。
スクリュ2が計量ストローク位置Dsに達すると07で
ソレノイドSLIがオフされる。これによって油圧モー
タ6への圧油の供給が停止され、スクリュ2が停止する
さらにn9.nlOでソレノイドSL5およびSL3が
オンされ、油圧ポンプ32から圧油が油圧シリンダ7に
流入する。ソレノイドSL3をオンすることにより圧油
は切換弁37からシリンダ7内のプランジャ2bの前方
に流入する。これによってスクリュ2は矢印B方向に移
動する。n11においてスクリュ2がメルトディコンプ
レス位1fDcに達するとn12に進み、ソレノイドS
L3をオフしてスクリュ2の動作を停止する。以上のn
1〜m12の動作が射出成形作業における計量工程であ
る。
イ、射出工程 この後n13およびn14で型締シリンダ8が駆動され
、固定側金型4aと可動側金型4bが一定圧力下で型締
される。n15ではカウンタiの内容が1にされる。こ
のカウンタiは射出工程における各区画を計数する。次
いでn16でソレノイドSL4をオンし、圧油を切換弁
37から油圧シリンダ7のプランジャ2bの後方に導く
。このときn17で油圧計0PG2の読みがメモリエリ
アM2に記憶した圧力P1になるようにリリーフ弁34
を制御し、nl 8で流量計05G2の読みがメモリエ
リアM3に記憶した速度S1に対応した値になるようソ
レノイドSL5を制御する。さらにn19でスクリュ2
の位置が次の区画位置に達したか否かを判別し、スクリ
ュ2が次の区画位置に達していない場合にはn17に戻
る。このようにしてスクリュ2が次の区画位置に達する
まで圧力および速度が設定値に一敗するようリリーフ弁
34および絞り弁35を制御する。
n19においてスクリュ2が次の区画位置に達するとn
20でカウンタiの内容を1加算し、n21に進む。n
21においてカウンタiの内容が3よりも大きいか否か
を判別する。n21においてカウンタiの内容が3以下
である場合にはn17に戻り、それぞれの区画に応じた
圧力および速度をRAM43が読み出し、リリーフ弁3
4および絞り弁35を制御する。n21においてカウン
タiの内容が3よりも大きくなったときにはn22に進
む。以上のn15〜n、 21の動作が射出成形作業に
おける射出工程である。
つ、保圧工程 射出工程が終了するとスクリュ2は保圧位置Dhに達し
ており、n22で保圧圧力phに制御され、n23でタ
イマTがオンされる。次いでn24でスクリュ2の位置
がRAM43のメモリエリアM15に記憶された許容範
囲に内にあるか否かが判別される。保圧位置Dhは射出
成形装置毎に特定されており、この保圧位置Dhから±
にの範囲にスクリュ2が位置しているか否かが判別され
る。n24においてスクリュ2が許容範囲の下限を下回
っているときにはn25でカウンタCmの値を1加算し
、反対に許容範囲の上限を上回っている場合にはn26
でカウンタCpの内容を1加算し、それぞれn27に進
む。n24においてスクリュ2が許容範囲内にある場合
には直接n27に進む。
n27ではカウンタCmまたはカウンタCpの値が設定
値Nに達したか否かが判別される。n27においていず
れかのカウンタの内容が設定値Nに達した場合にはn2
8に進み、設定値Nに達したカウンタが上限のカウンタ
epであるが否がか判別される。カウンタCpの内容が
設定値Nに達した場合にはn29.n30に進み、保圧
圧力Phを1減算するとともにカウンタCpの内容を0
にする。このn24〜n32が、この発明の保圧補正手
段に相当する。
n28でカウンタCpの内容が設定値Nに達したのでな
ければカウンタCmの内容が設定値Nに達したとし、n
31.n32で保圧圧力Phの内容を1加算するととも
にカウンタCmの内容を0にする。この後n33に進み
タイマTが保圧時間Thに達するとn5に進み、これま
での動作が操り返し行われる。n27においてカウンタ
CmまたはカウンタCpのいずれも設定値Nに達してい
ない場合には直接n33に進む。
射出工程を終了した時点で材料は金型内で冷却を受ける
。これにより材料は硬化し、保圧工程および冷却工程終
了後金型が開かれて製品がとり出され、n5に戻る。
vii)実施例の効果 以上のように保圧工程においてメモリエリアM13に記
憶された保圧圧力PhをメモリエリアM14に記憶した
保圧時間Thの間維持する。また、予め許容範囲kを設
定しておくとともに保圧工程中におけるスクリュ2の位
置を検出し、スクリュ2の位置が下限を下回る場合また
は上限を上回る場合にはそれぞれカウンタCmまたはカ
ウンタCpの内容を1加算し、これらのカウンタのうち
いずれかの内容が設定値Nを上回った際に保圧圧力ph
の内容を増減する。このようにすることによって連続す
る射出成形作業中における樹脂材料の状態や温度変化に
起因する成形不良の発生を防止するよう保圧工程中の圧
力を補正することができる。
さらに、樹脂材料毎の単位重量当たりのスクリュ2の移
動量Puを記憶しておき、入力された材料種に応じた移
動量Puを読み出し、入力された製品重量Gを用いて射
出ストロークLを求めることができる。したがって、射
出成形作業開始時にオペレータによる煩雑な算出作業を
省略することができる。また、保圧工程におけるスクリ
ュ2の停止位置と保圧位置Dhとの誤差を検出し、保圧
圧力Phを自己補正することにより、射出ストロークL
を調整して製品の成形状態を良好に保つことができる。
vii )他の様態 単位重量当たりのスクリュ2の移動量Puは、シリンダ
の内径によって変化する。したがって、ROM42に複
数種のシリンダ径に対応した移動量Puを複数記憶して
おき、プログラマブルコントローラを用いて使用するデ
ータを変更可能にしておけば、機種の変更や装置の交換
等によっても同一の制御装置を使用することができる。
また、RAM43をバッテリによりバンクアップしてお
くことにより記憶内容を保持し、次回に同一の樹脂材料
が選択された際に前回のデータを用いて樹脂成形作業を
行うようにし、入力作業をさらに簡略化することができ
る。加えて、入力作業の簡略化および自己補正機能を活
用して、複数の成形装置を単一の制御部によって集中制
御することも可能であり、また電話回線を利用して射出
成形装置の運転状態をモニタおよび制御し、遠隔操作す
ることも可能である。
本実施例は移動体としてスクリュを用いたが、プランジ
ャ等を使用した他の射出成形装置でも同様に実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)はこの発明の実施例である射出成
形装置の動作を示すフローチャート、第2図は同射出成
形装置の要部の正面断面図であり装置の内部構造を示し
ている。第3図は同射出成形装置のシリンダの要部の断
面図であり、スクリュの射出ストロークを示している。 第4図は同射出成形装置に用いられる油圧装置の回路図
である。第5図は同射出成形装置の制御部のブロック図
である。第6図は同制御部が有するROM内の要部構成
図、第7図は同制御部のRAMのメモリマツプである。 1−シリンダ、2−スクリュ(移動体)、3−ノズル、
 4a、4b−金型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ノズルを有するシリンダとシリンダ内を移動する
    移動体と、この移動体の位置を検出する位置検知手段と
    を備え、移動体による材料の射出終了後、予め設定した
    設定位置で予め設定した設定時間移動体を停止する保圧
    工程を行う射出成形装置において、 保圧工程時における位置検知手段の検出値の前記設定位
    置に対する誤差を求め、この誤差の正負に応じて後の保
    圧工程時に移動体に作用させる圧力を減増する圧力補正
    手段を設けてなる射出成形装置。
JP1158286A 1986-01-21 1986-01-21 射出成形装置 Pending JPS62170318A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62257822A (ja) * 1986-05-02 1987-11-10 Japan Steel Works Ltd:The 射出成形機の成形制御方法
JPS6381014A (ja) * 1986-09-25 1988-04-11 Mitsubishi Metal Corp 射出成形装置
JPH01283401A (ja) * 1988-03-07 1989-11-15 Vickers Inc 電気油圧式サーボシステム

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