JPS62169853A - 芳香族ポリアミツク酸溶液の調整方法 - Google Patents

芳香族ポリアミツク酸溶液の調整方法

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JPS62169853A
JPS62169853A JP1096386A JP1096386A JPS62169853A JP S62169853 A JPS62169853 A JP S62169853A JP 1096386 A JP1096386 A JP 1096386A JP 1096386 A JP1096386 A JP 1096386A JP S62169853 A JPS62169853 A JP S62169853A
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JP
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polyamic acid
represented
ether
aromatic
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JP1096386A
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Inventor
Nobuyuki Murai
村井 信之
Tadashi Kobayashi
忠 小林
Fumiaki Kuwano
桑野 文昭
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下記式(V)で表わされる繰返し単位を有す
る芳香族ポリイミド樹脂に、転換しつるポリアミック酸
の溶液を調整する方法に関する。
下記式(V) で表わされる繰返し単位を有するポリイミド樹脂は、耐
熱性樹脂、たとえば耐熱性接着剤などとして知られてお
り、このものは式(I) (式中、Arは式(V)中のArと同じ意味を示す)で
表わされる芳香族二酸無水物質と1式(II)!42 
N−A r’−NH2(II)マ (式中、Ar’は式p)中のA r’と同じ意味を示す
)で表わされる芳香族ジアミン類とを当量混合して反応
させて得られる式(III) (式中、Ar+Ar’は式(V)中のA r r A 
r’と同じ意味を示す。) で表わされる繰返し単位を有するポリアミック酸を加熱
脱水して得られる(例えば、USP4094862等)
式(V)で示されるポリイミド樹脂は1式中のkやAr
の溝造式の違いにより種々の用途があり、例えば、式(
Ilで示される化合物がピロメリット酸二無水物(PM
DA)と、式(II)で示される化合物が4,4′−オ
キシジアニリン(ODA)との反応において得られるポ
リイミド樹脂はカプトン(Du  pont社の商標)
の名称で、主に耐熱性フィルムの用途として市販されて
いる。
また式(Dで示される化合物として3. 3’、4゜4
′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二酸無水物(以下
、BTDAと略す。) (BTDA) または、これとPMDAの混合物を使用し、式(II)
で示される化合物としてジアミノベンゾフェノン(以下
、DABPと略する。) (3,3’−DABP)     (4,4’−DAB
P)などのジアミンを使用した反応物のポリイミド樹脂
が開発されている。
特に3.3’−DABPとBTDAとの反応により得ら
れるポリイミド樹脂は、チタンやアルミニウムなどの金
属、カプトンなどの耐熱性フィルム等の接着に用いるす
ぐれた性能を有する耐熱性接着剤として知られている。
本発明は、これらのポリイミド樹脂の前駆体であるポリ
アミック酸の溶液を調整する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
、ポリアミック酸は、原料の二酸無水物類やジアミン類
を溶解する適当な良溶剤に乏しく、これらの原料をわず
かに溶解でき、かつポリアミック酸の溶媒となりうるN
、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルム
アミド、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホ
キシド、ビス(2−メトキシエチル)エーテル (ジグ
ライム)、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキサン、
1,4−ジオキサン、1.2−ビス(2−メトキシエト
キシ)エタンなどから選択された極性有機溶媒を用い、
これらの原料を当量になるよう添加し、撹拌しながら反
応させて通常10〜30重量係程度の高粘度溶液として
調整され、用途に応じて適当な濃度に希釈されイミドフ
ィルム化、ワニス含浸、表面塗付などに用いられていた
しかしながらポリアミック酸の溶液調整時に用いられる
溶媒のうち、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−
ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、
ジメチルスルホキシドなどのような非プロトン性極性溶
媒は、ポリアミック酸の溶解性には優れているものの、
労働安全衛生法で指定される有毒物質であり、許容濃度
も10 ppm程度であり、多量の溶媒を乾燥除去させ
る成形加工時の作業環境には特に留意が必要となる。ま
たこのような溶媒を用いた溶液を成形品にした場合、物
性面でも他のエーテル系溶媒を使用した場合に比べて若
干劣る傾向にある。
そのため通常は溶媒としてビス(2−メトキシエチル)
エーテル(以下、ジグライムと称す)テトラヒドロフラ
ン、1.3−ジオキサン、1.4−ジオキサン、1,2
−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンなどのエーテル
系溶媒が使用されている。
しかしながらこれらの溶媒は毒性・成形品物性面では問
題ないものの、ポリアミック酸の溶解度の点で劣り、ま
たこのようにして調整されたポリアミック酸、例えばジ
グライム溶媒の溶液温度を高くすると、ポリアミック酸
が析出したり、希釈のため濃度を低くすると常温におい
ても析出する傾向となる。そのためフィルム、接着層、
複合材を製造する際の加熱乾燥時に白化が生じ易く、一
旦、ポリアミック酸が析出し、白化が生じたポリアミッ
ク酸溶液を使って作製したフィルム、接着層、複合材等
は物性が著しく低下したものとなってしまったり、溶液
の貯蔵管理が厄介である。
このようなエーテル系溶媒を用いた場合のポリアミック
酸の析出や加熱乾燥時の白化現象を抑制するため沸点が
80〜200°Cのアルコールを添加する方法が提案さ
れている。また本発明者らは脂肪族アルコールを添加す
る方法も提案した。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者らは、さらにこれらの問題点を解決すべく、鋭
意検討した結果、特定の化合物を少量添加することによ
り、ポリアミック酸溶液の希釈時や、溶媒の乾燥除去時
の白化現象もなく、かつ、成形加工後の物性も向上する
ことを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明方法は前記式fI)で表わされる芳香族酸
無水物類と式(n)で表わされる芳香族ジアミン類とを
有機極性溶媒中で混合反応させて得られる前記式(m)
で表わされる繰返し単位を有するポリアミック酸溶液を
調整するに際し、混合反応時の有機極性溶媒にエーテル
化合物系有機溶媒を用い1式(IV) (式中Rは、低級アルキル基、または R1は低級アルキル基、またはホウ酸エステルと環を形
成した分枝を有していてもよいアルキレン基。) で表わされるホウ酸エステル化合物を、式(I[I)で
示されるポリアミック酸固形分に対し1〜100重量係
添加することを特徴とする芳香族ポリアミック酸溶液の
調整方法である。
本発明方法が適用できる前記式(Elで表わされる芳香
族酸無水物類としては無水ピロメリット酸、ジフェニル
エーテルテトラカルボン酸二無水物、3、 3’、 4
. 4’−ジフェニルメタンテトラカルボン酸二無水物
(BTDA)、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物、ジフェニルスルフィドテトラカルボン酸二無水物、
ジフェニルスルホキサイドテトラカルボン酸二無水物、
ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物およびこ
れらのベンゼン環置換誘導体等があげられる。特にBT
DAは好ましい二酸無水物類である。また、これらは単
独でも2種以上の混合でも使用できる。
また本発明方法が適用できる前記式(II)で表わされ
る芳香族ジアミン類としてはフェニレンジアミン類、ジ
アミノジフェニルエーテル、ジアミノジフェニルメタン
、3.3’−ジアミノベンゾフェノン(3,3’−DA
BP)、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、ジアミノ
ジフェニルスルフィド、ジアミノジフェニルスルホキシ
ド、ジアミノジフェニルスルホン及びこれらのベンゼン
環置換誘導体等があげられる。特に3 、 3’ −D
 A B Pは好ましいジアミン類である。また、これ
らは単独でも混合でも使用できる。
また本発明で用いるエーテル系有機溶媒としては、ビス
(2−シトキシエチル)エーテル (ジグライム)、ト
リエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレング
リコールジエチルエーテル等があげられるが、特にジグ
ライムは好ましい有機溶媒である。これらのエーテル類
以外の溶媒、例えばN、N−ジメチルホルムアミド、N
、N−ジメチルアセトアミド、N−xチル−2−ピロリ
ドン、N−アセチル−2−ピロリドン、ヘキサメチルリ
ン酸トリアミド等のアミド類、スルホラン。
ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等の含イ
オウ化合物、なども許容範囲なら併用して差し支えない
これら有機極性溶媒の使用量としては、得ようとするポ
リアミック酸溶液の濃度により異なるが通常ポリアミッ
ク酸溶液の濃度が10〜30重量憾程度になる量が好ま
しい。
通常はポリアミック酸溶液の調整においては、原料とし
て高純度のものを使用し、かつ混合モル比が正確に等し
くなるようにした場合が最高の重合度になり好ましいの
であるが、一方、溶液の粘度もきわめて高くなるので実
際は問題がある。
したがってこれらの条件からはずれた条件下に調整する
ことで対応すれば低粘度のものが得られるのであるが、
低品質の原料の使用や原料の混合比のアンバランスによ
り得られた低重合度のポリアミック酸は、経時変化を起
しやすく、得られたポリイミド樹脂もその性能が劣る。
このため本発明者らは、ポリアミック酸溶液の粘度を低
下させる方法の一つとして、重合調整剤として芳香族モ
ノアミンを特定量添加することにより、得られたポリア
ミック酸の重合度を特定範囲内に抑制することができ、
物性上何ら問題ないことを先に見出した(特願昭59−
113844)。
本発明方法においても、ポリアミック酸溶液調整時にア
ニリンなどの芳香族モノアミンを、式(I)で表わされ
る芳香族二酸無水物に対し001〜4モル係添加した調
整液を用いるのが好ましい。
また、本発明においてはエーテル系有機溶媒を使用する
際、溶液の希釈をしやすくするために下式で表わされる
Rニー(−〇 H) n (式中、nは1又は2であり、R′はCIから05のn
価の炭化水素残基である。) で表わされる脂肪族アルコールを溶媒に対し0.1〜1
0重量係併用するのが好ましい。
したがって本発明においては通常、以下のような方法で
実施するのがよい。
芳香族ジアミン類をエーテル系溶媒に溶解あるいは分散
させた溶液中に、芳香族二酸無水物を撹拌下そのままあ
るいはエーテル系溶媒に溶解して累積添加してゆく。芳
香族ジアミン類に対し、芳香族二酸無水物が当量になる
前に、重合調整剤として芳香族モノアミン及び粘度低下
剤として脂肪族アルコールを加える。さらにこの溶液に
式(IV)で表わされるホウ酸エステルを、溶液中のポ
リアミック酸固形分に対し1〜100重fA%、好まし
くは10〜30重量係加える。ホウ酸エステルの添加量
が多くなれば溶液粘度が高くなり、100重量重量上添
加すれば取扱いが困難となる。また1重量係以下の添加
量では効果に乏しい。ホウ酸エステルとしては前記式(
■)で表わされる化合物であり、特にこの中で下式  
 cH3で表わされるメトキシエチレンオキシエチル−
ブチレン−1,3−ボラートは沸点250″C以上を有
する液体であり、容易に入手することもでき、好ましい
ホウ酸エステルの一つである。
このように調整されたポリアミック酸溶液に更に芳香族
ジアミン類と芳香族二酸無水物が当量になるように芳香
族二酸無水物を加え、熟成反応させてポリアミック酸溶
液を得る。
また本発明において有機溶媒としてエーテル系溶媒の外
に脂肪族アルコールを併用する場合は、溶媒に対し0.
1〜20重量係添加し、アルコールとしではメタノール
、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、ペンタ
ノール、エチレングリコールなどが挙げられるが、エタ
ノールが特に好ましい。
以下実施例を示すが、実施例中上は重量係である。
実施例1 3.3−DABP41.65.9(0,196モル)と
ジグライム238.59をセパラブルフラスコに装入し
フラスコ内部を窒素置換し25℃にする。
充分撹拌しながらBTDA58.009 (0,180
モル)を1時間毎3回にわけてゆっくり装入した。
装入終了後1時間撹拌し、均一な溶液となった後、アニ
リン0.69.1g(0,0075モル)とメl−キシ
エチレンオキシエチル=ブチレン−1,3−ボラート(
東邦化学■製品 以下これをBDBと略す。)10.7
.9を添加し、1時間撹拌した。さらにBTDA6.4
5 g(0,020モル)をゆっくり累積装入し、25
°Cで15時間撹拌熟成し、ポリ?=”1htvpθ)
Qn4:;n=−z/、4屹に*u↓ナーーこの溶液の
粘度は23°Cで87600 cp(東京計器B型粘度
計BH型で測定)であり、ポリマーの固有粘度7inh
(0,5g / dl N、N−ジメチルアセトアミド
(DMAc)溶液を35°Cで測定)は0、532 d
l19であった。
実施例2〜6.比較例1〜2 実施例1のジグライム及びBDHの丈用量を変化させて
調整した以外は実施例1と全く同様にしてポリアミック
酸30重ffi:俤のジグライム溶液を得た。但し、実
施例5ではエタノールを併用した。
また比較例1〜2においてはBDBは全く使用せず、比
較例1はジグライムとエタノール溶媒、比較例2はジグ
ライムのみの溶媒である。
これらの調整された溶液物性を実施例1とともに表−1
に示す。
実施例7 実施例5において3.3’−DABP及びBTDAの使
用面を変え、またアニリンを添加しなかった以外は実施
例5と同様にしてポリアミック酸30係のジグライム溶
液を得た。結果を表−1に併記する。
(”′下金−ン 試験例 以上のようにして得られた30係ポリアミツク酸溶液を
順次ジグライムで希釈して、10″C及び25℃での溶
液の層分離状態を調べた。結果を表−2に示す。
表−2 ポリアミック酸溶液の希釈試験 ○ 白1ヒせず  Δ 白化  × 白化 2層分朧表
よりBDBを添加した溶液(実施例1及び7)は、エタ
ノールを添加した溶液(比較例1)と同様に20係以下
の濃度でも安定であることがわかった。しかしながらエ
タノールもBDBも添加しなかった溶液(比較例2)は
、25℃中での20係以下にした溶液は、液上層部が白
化1層分離した。
次に実施例1,5.7及び比較例1,2の30係ポリア
ミツク酸を夫々sl、x5L  2o係にジグライムで
希釈してSUS板上に約0.1 rsmの厚さに塗付し
、送風乾燥機中で図−1に示すような200℃までの温
度上昇及びこの温度での保持を所定時間待なりで乾燥し
て得られた塗付物の樹脂表面を観察した。その結果を表
−3に示す。
(以下余白) 表−3 0白化なし  Δ 白化  × 白化 1発泡Aは5%
ポリアミック酸溶液塗付物を200″Cまで55分かけ
て温度上昇した場合、Bは15憾ポリアミツク酸溶液塗
付物を40分、またCは20係ポリアミツク酸塗付物を
30分かけて温度上昇させた場合であるが、表−3より
わがるように、Aの場合のようにゆるやかな温度上昇に
より乾燥させた場合はBDBを添加しないものとの差は
顕著ではないものの、BまたはCのように急激な温度上
昇ではBDBを添加しないものは樹脂表面に細かい泡が
生じたり、表面全体が白濁したりした。
さらに成形フィルムの物性試験として、30係ポリアミ
ツク酸を図−1のAに示す乾燥条件で200℃まで昇温
後、1時間かけて300″Cまでさらに昇温しこの温度
で約1時間加熱保持して、ポリイミド フィルムを得た
。得られたフィルムのガラス転位点(Tg)及び5%熱
減量温度を測定した。結果を表−4に示すがBDBを添
加したもの(実施例3)は全<BDBを添加しないもの
(比較例1)に比べ、また更にBDBとエタノールを併
用したもの(実施例5)はガラス転位点が低く成形性が
良く、また耐熱性が若干向上している。
またフィルム(フィルムはカプトン)と銅ハクとの接着
強度試験においても剥離強度が向上することが認められ
た。
(以下余白) 表−4
【図面の簡単な説明】
図−1は、本発明実施例中の乾燥試験におけるポリアミ
ック酸のジグライム溶液をSUS板に0、111111
の厚さに塗寸し、200″Cに維持して送風乾燥した時
、′200:C迄に上昇させた所要時間を示した図であ
る。 Aは5重量係塗付液 Bは15重量係塗付液 Cは20重重量部付液

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Arはベンゼン環または▲数式、化学式、表等
    があります▼ である。ここにおいてZは−O−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、−CH_2−、−
    S−、−SO−、−SO_2−を示す。) で表わされる芳香族二酸無水物類と、 式(II) H_2N−Ar′−NH_2(II) (式中、Ar′は、ベンゼン環または▲数式、化学式、
    表等があります▼である。ここにおいてZ′は−O−、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、−CH_2−、−
    S−、−SO−、−SO_2−を示す。)で表わされる
    芳香族ジアミン類とを、有機極性溶媒中で混合反応させ
    て得られる式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中Ar、Ar′は式( I )及び式(II)中のAr
    、Ar′の場合と同じ意味を示す。) で表わされる繰返し単位を有するポリアミック酸溶液を
    調整するに際し、混合反応時の有機極性溶媒にエーテル
    系有機溶媒を用い、式(IV)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(IV) (式中Rは低級アルキル基、または R−(O−R′)−_n基である。ここにおいてR′、
    は低級アルキル基を示し、R″はアルキレン基を示す。 nは1〜3の整数。またR_1は低級アルキル基、また
    はホウ酸エステルと環を形成した分枝を有していてもよ
    いアルキレン基。) で表わされるホウ酸エステル化合物を、式(III)で示
    されるポリアミック酸固形分に対し1〜100重量%添
    加することを特徴とする芳香族ポリアミック酸溶液の調
    整方法。 2 式( I )化合物と式(II)化合物を混合反応させ
    る際、芳香族モノアミンを添加して調整されたポリアミ
    ック酸溶液である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 式( I )化合物と式(II)化合物を混合反応させ
    る際、有機極性溶媒にエーテル系溶媒と脂肪族アルコー
    ルを併用して調整されたポリアミック酸である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4 式(IV)で表わされるホウ酸エステルが、▲数式、
    化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 式( I )で表わされる芳香族二酸無水物が、3,
    3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二酸
    無水物である特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、式(II)で表わされる芳香族ジアミンが、3,3′
    −ジアミノベンゾフェノンである特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 7、エーテル系有機溶媒が、ビス(2−メトキシエチル
    )エーテルである特許請求の範囲第1項記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01131245A (ja) * 1987-09-14 1989-05-24 General Electric Co <Ge> ポリエーテルイミド及びその前駆物質
JP2016027130A (ja) * 2014-06-26 2016-02-18 三菱化学株式会社 ポリイミド前駆体組成物

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