JPS6216911Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216911Y2 JPS6216911Y2 JP1982196178U JP19617882U JPS6216911Y2 JP S6216911 Y2 JPS6216911 Y2 JP S6216911Y2 JP 1982196178 U JP1982196178 U JP 1982196178U JP 19617882 U JP19617882 U JP 19617882U JP S6216911 Y2 JPS6216911 Y2 JP S6216911Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- fixed
- screw shaft
- leg
- inner cylinder
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 27
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 27
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、机やテーブル等の天板の高さ調節装
置に用いるものであつて、天板昇降の際のハンド
ル回転操作を円滑に行わせるための昇降補助装置
に関する。
置に用いるものであつて、天板昇降の際のハンド
ル回転操作を円滑に行わせるための昇降補助装置
に関する。
従来の技術
机やテーブル等の天板を上下させてその高さを
調節する装置として従来から種々の構造のものが
提供されている。その一例として、互いに上下方
向に摺動自在に嵌合された上脚及び下脚を有する
脚体を、脚体外に配設したハンドルの回転操作に
よつて上下方向に伸縮する高さ調節装置が知られ
ている。実開昭57−178538号公報に記載されてい
る従来の高さ調節装置を装備した机の一実施例の
斜視図を第1図に示し、第1図の机の片側の脚体
の拡大断面図を第2図に示す。即ち、机の天板1
0の下側には、1対の中空矩形柱状の上脚12が
固定されており、一方接地体14の上側には前記
上脚12に嵌挿する1対の中空矩形柱状の下脚1
6が固定されている。この下脚16の上端部には
雌ねじ体18が固着されている。前記上脚12内
には、ねじ軸20が回動自在に保持されている。
前記ねじ軸20は前記雌ねじ体18に螺挿されて
下脚16の内部まで伸びている。ねじ軸20の先
端部付近には、ばね押え板22が固定され、この
ばね押え板22の下面と前記接地体14との間に
圧縮コイルばね24が配設されている。この圧縮
コイルばね24は上脚12及び上脚12より天板
10側の部材を常に上方に押し上げる働きをする
ものである。前記ねじ軸20は公知の構成の回転
力の伝達機構26を介してハンドル28と連結さ
れており、ハンドル28を回転操作すると、その
回転力が伝達機構26を経由してねじ軸20に伝
わり、ねじ軸20を回転させる。なお、ハンドル
28および伝達機構26は上、下脚12,16外
の天板10外に装着されている。ねじ軸20が回
転することによつて、上脚12は下脚16に対し
て上下に移動し、その結果、天板10の高さが調
整されることになる。即ちハンドル28を回すだ
けで机等の高さを調節できるものである。
調節する装置として従来から種々の構造のものが
提供されている。その一例として、互いに上下方
向に摺動自在に嵌合された上脚及び下脚を有する
脚体を、脚体外に配設したハンドルの回転操作に
よつて上下方向に伸縮する高さ調節装置が知られ
ている。実開昭57−178538号公報に記載されてい
る従来の高さ調節装置を装備した机の一実施例の
斜視図を第1図に示し、第1図の机の片側の脚体
の拡大断面図を第2図に示す。即ち、机の天板1
0の下側には、1対の中空矩形柱状の上脚12が
固定されており、一方接地体14の上側には前記
上脚12に嵌挿する1対の中空矩形柱状の下脚1
6が固定されている。この下脚16の上端部には
雌ねじ体18が固着されている。前記上脚12内
には、ねじ軸20が回動自在に保持されている。
前記ねじ軸20は前記雌ねじ体18に螺挿されて
下脚16の内部まで伸びている。ねじ軸20の先
端部付近には、ばね押え板22が固定され、この
ばね押え板22の下面と前記接地体14との間に
圧縮コイルばね24が配設されている。この圧縮
コイルばね24は上脚12及び上脚12より天板
10側の部材を常に上方に押し上げる働きをする
ものである。前記ねじ軸20は公知の構成の回転
力の伝達機構26を介してハンドル28と連結さ
れており、ハンドル28を回転操作すると、その
回転力が伝達機構26を経由してねじ軸20に伝
わり、ねじ軸20を回転させる。なお、ハンドル
28および伝達機構26は上、下脚12,16外
の天板10外に装着されている。ねじ軸20が回
転することによつて、上脚12は下脚16に対し
て上下に移動し、その結果、天板10の高さが調
整されることになる。即ちハンドル28を回すだ
けで机等の高さを調節できるものである。
考案が解決しようとする問題点
しかし、前述した従来のものは、天板10上に
は書棚やその他の重量物が載せられたり、あるい
は最初から書棚が一体に固定されていたりするの
で、通常の使用状態において、天板10上に過大
の荷重がかかつている。この荷重は、前記ねじ軸
20とナツト18との螺合面にスラスト方向の力
として作用し、天板10を昇降させる際のねじ軸
20の回転運動の抵抗力となる。このため、天板
10上に重量物を載せたまま高さを調節する場合
には、ハンドル28が重くなつて回しにくくな
り、特に上昇操作の場合にはハンドル28が更に
回しにくくなると云う問題点があつた。
は書棚やその他の重量物が載せられたり、あるい
は最初から書棚が一体に固定されていたりするの
で、通常の使用状態において、天板10上に過大
の荷重がかかつている。この荷重は、前記ねじ軸
20とナツト18との螺合面にスラスト方向の力
として作用し、天板10を昇降させる際のねじ軸
20の回転運動の抵抗力となる。このため、天板
10上に重量物を載せたまま高さを調節する場合
には、ハンドル28が重くなつて回しにくくな
り、特に上昇操作の場合にはハンドル28が更に
回しにくくなると云う問題点があつた。
更に上述の例においては、荷重に抗するための
コイルばね24が備えられているが、この圧縮ば
ね24は単にねじ軸20の下端を上方に押圧する
だけで、天板10を直接的に押圧するものではな
い。しかもこの圧縮ばね24の長さが制限される
ので、荷重が大きい場合にはこの圧縮コイルばね
24で荷重に抗するには力不足であり、ハンドル
操作を円滑に行うことができないと云う問題点が
あつた。
コイルばね24が備えられているが、この圧縮ば
ね24は単にねじ軸20の下端を上方に押圧する
だけで、天板10を直接的に押圧するものではな
い。しかもこの圧縮ばね24の長さが制限される
ので、荷重が大きい場合にはこの圧縮コイルばね
24で荷重に抗するには力不足であり、ハンドル
操作を円滑に行うことができないと云う問題点が
あつた。
そこで、例えば実公昭41−16760号公報に示さ
れているように、上、下脚内に圧縮コイルばねを
配設し、このばねによつて天板側を接地体に支持
することにより、ばねを長くすることが考えられ
るが、このようにすると、机等の組立時にばねを
圧縮させながらねじ軸を回転力の伝達機構に連結
する必要があり、組立作業が複雑で面倒になり、
またばねが長いので座屈しやすくなると云う問題
点が生じる。
れているように、上、下脚内に圧縮コイルばねを
配設し、このばねによつて天板側を接地体に支持
することにより、ばねを長くすることが考えられ
るが、このようにすると、机等の組立時にばねを
圧縮させながらねじ軸を回転力の伝達機構に連結
する必要があり、組立作業が複雑で面倒になり、
またばねが長いので座屈しやすくなると云う問題
点が生じる。
本考案は、前述した問題点を解決するためにな
されたもので、長く径が大きい圧縮コイルばねを
用い、天板側からの荷重を前記ばねで十分に吸収
し、天板の昇降操作時にハンドル操作が軽く円滑
にできるものでありながら、机等への組付けが簡
易にでき、管理も容易であり、さらにばねが長く
てもその座屈を防止できる昇降補助装置を比較的
簡単な構造で提供することを目的としている。
されたもので、長く径が大きい圧縮コイルばねを
用い、天板側からの荷重を前記ばねで十分に吸収
し、天板の昇降操作時にハンドル操作が軽く円滑
にできるものでありながら、机等への組付けが簡
易にでき、管理も容易であり、さらにばねが長く
てもその座屈を防止できる昇降補助装置を比較的
簡単な構造で提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
本考案に係る昇降補助装置は、天板側に固定す
る中空柱状の上脚と、接地体に固定する中空柱状
の下脚とを摺動自在に嵌合させ、前記上脚と下脚
の一方の内部にねじ軸を回動可能に支持し、上脚
と下脚の他方の内部にねじ軸が螺挿される雌ねじ
体を固定し、上、下脚外に、ねじ軸にハンドルか
ら回転力を伝達する伝達機構を前記ハンドルと共
に配設した机等の高さ調節装置において、前記上
脚の上端と下脚の下端に端板をそれぞれ固定し、
これらの端板間に圧縮コイルばねを介在させ、端
板の一方に前記ねじ軸の一端部を回動可能に支持
し、端板の他方に座屈防止用内筒の基端を固定
し、この内筒の先端部に嵌合固定した前記雌ねじ
体にねじ軸を螺挿し、端板の一方に前記内筒と軸
方向に一部が重なる座屈防止用外筒の基端を固定
し、前記ねじ軸、内筒、ばね、及び前記外筒を、
この順に中心側から外周側に向う同心状に相互間
隔を持たせて上、下脚の内部に配設したものであ
る。
る中空柱状の上脚と、接地体に固定する中空柱状
の下脚とを摺動自在に嵌合させ、前記上脚と下脚
の一方の内部にねじ軸を回動可能に支持し、上脚
と下脚の他方の内部にねじ軸が螺挿される雌ねじ
体を固定し、上、下脚外に、ねじ軸にハンドルか
ら回転力を伝達する伝達機構を前記ハンドルと共
に配設した机等の高さ調節装置において、前記上
脚の上端と下脚の下端に端板をそれぞれ固定し、
これらの端板間に圧縮コイルばねを介在させ、端
板の一方に前記ねじ軸の一端部を回動可能に支持
し、端板の他方に座屈防止用内筒の基端を固定
し、この内筒の先端部に嵌合固定した前記雌ねじ
体にねじ軸を螺挿し、端板の一方に前記内筒と軸
方向に一部が重なる座屈防止用外筒の基端を固定
し、前記ねじ軸、内筒、ばね、及び前記外筒を、
この順に中心側から外周側に向う同心状に相互間
隔を持たせて上、下脚の内部に配設したものであ
る。
作 用
本考案は、前述のように構成され、ねじ軸が雌
ねじ体に螺挿され、圧縮コイルばねが任意に圧縮
された状態に端板によつて維持することができ、
このユニツト化された状態で、前記端板の一方を
天板側に、他方を接地体に固定することで、机ま
たはテーブルへの組付けが作業性よく簡易にでき
ると共に、昇降補助装置を単体で管理できるの
で、管理も容易になり、さらに前記ばねは長さが
長く径が大きくできるので、天板側からの荷重を
ばねで十分に吸収でき、天板の昇降操作時にハン
ドル操作が軽く円滑にできるものでありながら、
天板上の重量物の荷重を支えることによつてばね
に座屈が生じるのを、内筒と外筒によつてばねが
支持されることにより、防止でき、しかも内筒が
雌ねじ体の固定筒を兼ねているので、部品数の増
加が少なく、構造も比較的簡単である。
ねじ体に螺挿され、圧縮コイルばねが任意に圧縮
された状態に端板によつて維持することができ、
このユニツト化された状態で、前記端板の一方を
天板側に、他方を接地体に固定することで、机ま
たはテーブルへの組付けが作業性よく簡易にでき
ると共に、昇降補助装置を単体で管理できるの
で、管理も容易になり、さらに前記ばねは長さが
長く径が大きくできるので、天板側からの荷重を
ばねで十分に吸収でき、天板の昇降操作時にハン
ドル操作が軽く円滑にできるものでありながら、
天板上の重量物の荷重を支えることによつてばね
に座屈が生じるのを、内筒と外筒によつてばねが
支持されることにより、防止でき、しかも内筒が
雌ねじ体の固定筒を兼ねているので、部品数の増
加が少なく、構造も比較的簡単である。
実施例
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第3図は本考案に係る机等の昇降補助装置の一
実施例を示す断面図である。脚体30は摺動自在
に嵌合された有底中空柱状の上脚32と下脚34
とを有し、天板36並びに接地体38とは別の単
体として構成されている。この脚体30は、上脚
32の上端に固定した端板33を前記天板36の
下側に保護ケース40を介して固定し、下脚34
の下端に固定した端板35を前記接地体38に固
定することによつて、机として一体に組立てられ
る。
実施例を示す断面図である。脚体30は摺動自在
に嵌合された有底中空柱状の上脚32と下脚34
とを有し、天板36並びに接地体38とは別の単
体として構成されている。この脚体30は、上脚
32の上端に固定した端板33を前記天板36の
下側に保護ケース40を介して固定し、下脚34
の下端に固定した端板35を前記接地体38に固
定することによつて、机として一体に組立てられ
る。
保護ケース40内には、上昇下降操作用のハン
ドル42の回転力をねじ軸44に伝達する回転力
伝達機構46が収納され、ハンドル42が保護ケ
ース40下方に配設されている。ねじ軸44は、
上端大径部が上脚32の端板33下面に回動可能
に保持され、上脚32内を下方に向つて伸びてい
る。ねじ軸44と回転力伝達機構46とは、上脚
32の端板33と保護ケース40とを固定する際
に連結される。
ドル42の回転力をねじ軸44に伝達する回転力
伝達機構46が収納され、ハンドル42が保護ケ
ース40下方に配設されている。ねじ軸44は、
上端大径部が上脚32の端板33下面に回動可能
に保持され、上脚32内を下方に向つて伸びてい
る。ねじ軸44と回転力伝達機構46とは、上脚
32の端板33と保護ケース40とを固定する際
に連結される。
前記下脚34の端板35上には前記ねじ軸44
を内部に収容する座屈防止用内筒48の基端が固
定され、この内筒48の先端部にはねじ軸44を
螺挿させる雌ねじ体50が嵌合固定されている。
従つてハンドル42を回転させると、回転力が伝
達機構46を介してねじ軸44に伝達され、この
ねじ軸44の回転によつて上脚32と下脚34と
が伸縮移動して天板36の高さが調節される。
を内部に収容する座屈防止用内筒48の基端が固
定され、この内筒48の先端部にはねじ軸44を
螺挿させる雌ねじ体50が嵌合固定されている。
従つてハンドル42を回転させると、回転力が伝
達機構46を介してねじ軸44に伝達され、この
ねじ軸44の回転によつて上脚32と下脚34と
が伸縮移動して天板36の高さが調節される。
ねじ軸44及び内筒48の中心軸と同軸とし、
これらの外径より径大の内径を有する圧縮コイル
ばね54が、上脚32の端板33と下脚34の端
板35との間の全長にわたつて配設されている。
これらの外径より径大の内径を有する圧縮コイル
ばね54が、上脚32の端板33と下脚34の端
板35との間の全長にわたつて配設されている。
前記端板33は天板36側と固定関係にあるの
で、圧縮コイルばね54は天板36を上方に押圧
する働きをする。
で、圧縮コイルばね54は天板36を上方に押圧
する働きをする。
上脚32の端板33には圧縮コイルばね54の
外径よりも径大の内径を有する座屈防止用外筒5
6が固定され、この外筒56の下端は内筒48の
上端より常に下位に位置し、内、外筒の一部が軸
方向に重なつている。
外径よりも径大の内径を有する座屈防止用外筒5
6が固定され、この外筒56の下端は内筒48の
上端より常に下位に位置し、内、外筒の一部が軸
方向に重なつている。
上、下脚32,34の内部には、ねじ軸44、
内筒48、ばね54及び外筒56が、この順に中
心側から外周側に向う同心状に相互間隔を持つて
配設され、内筒48、外筒56がばね54に軸方
向と交差する弾性変形が生じた場合にばね54を
支持し、ばね54の座屈の発生を防止している。
内筒48、ばね54及び外筒56が、この順に中
心側から外周側に向う同心状に相互間隔を持つて
配設され、内筒48、外筒56がばね54に軸方
向と交差する弾性変形が生じた場合にばね54を
支持し、ばね54の座屈の発生を防止している。
以上のように構成された本実施例においては、
圧縮コイルばね54が、上脚32の端板33と下
脚34の端板35との間にわたつて配設されてお
り、第1図、第2図に示す従来例で用いられる圧
縮コイルばねと比較して十分に長くしかも外径も
大きいので、ばねの弾発力が強く作用する。従つ
て天板36にかかる荷重が大きくても、この圧縮
ばね54は長期使用に耐え得る。
圧縮コイルばね54が、上脚32の端板33と下
脚34の端板35との間にわたつて配設されてお
り、第1図、第2図に示す従来例で用いられる圧
縮コイルばねと比較して十分に長くしかも外径も
大きいので、ばねの弾発力が強く作用する。従つ
て天板36にかかる荷重が大きくても、この圧縮
ばね54は長期使用に耐え得る。
また、本実施例における圧縮コイルばね54
は、第1図、第2図に示す従来例のようなねじ軸
の下側からねじ軸に対し上方への押圧力を与える
ものと異り、天板36を接地体38に支持して上
方に押圧するので、天板36上にかかる荷重を十
分に吸収し、ねじ軸44にかかる荷重を減少させ
ることができる。従つて、天板36上に重量物が
載置されていてもハンドル42の操作を容易に行
うことができる。
は、第1図、第2図に示す従来例のようなねじ軸
の下側からねじ軸に対し上方への押圧力を与える
ものと異り、天板36を接地体38に支持して上
方に押圧するので、天板36上にかかる荷重を十
分に吸収し、ねじ軸44にかかる荷重を減少させ
ることができる。従つて、天板36上に重量物が
載置されていてもハンドル42の操作を容易に行
うことができる。
更に、本実施例においては、内筒を圧縮コイル
ばね54の座屈防止用と雌ねじ体50の固定に兼
用しているので、部品の増加が外筒56のみで、
部品数の増加が少なく、構造も比較的簡単であ
り、コストもあまり高くならない。
ばね54の座屈防止用と雌ねじ体50の固定に兼
用しているので、部品の増加が外筒56のみで、
部品数の増加が少なく、構造も比較的簡単であ
り、コストもあまり高くならない。
その上、圧縮コイルばね54の両端が端板3
3,35で支えられ、前記ばね54と座屈防止用
内、外筒48,56を組込んだ脚体30をユニツ
ト化した単体として構成することができ、脚体3
0内にねじ軸44、圧縮コイルばね54及び座屈
防止用内、外筒48,56を組付けた状態に維持
できるので、これらをばらばらに管理するのと異
なり、管理が容易である。
3,35で支えられ、前記ばね54と座屈防止用
内、外筒48,56を組込んだ脚体30をユニツ
ト化した単体として構成することができ、脚体3
0内にねじ軸44、圧縮コイルばね54及び座屈
防止用内、外筒48,56を組付けた状態に維持
できるので、これらをばらばらに管理するのと異
なり、管理が容易である。
更に、従来例では、圧縮コイルばねを圧縮させ
ながらねじ軸を回転力の伝達機構に連結しなけれ
ばならず、組立が面倒で作業性がよくないと云う
問題点があつたが、本実施例においては、圧縮コ
イルばね54の脚体30内への組付けは比較的容
易であり、しかも圧縮コイルばね54を任意に圧
縮した状態を維持して端板33,35を天板3
6、接地体38へ固定すればよいので、机、テー
ブルへの組付けが作業性よく簡易にできる。
ながらねじ軸を回転力の伝達機構に連結しなけれ
ばならず、組立が面倒で作業性がよくないと云う
問題点があつたが、本実施例においては、圧縮コ
イルばね54の脚体30内への組付けは比較的容
易であり、しかも圧縮コイルばね54を任意に圧
縮した状態を維持して端板33,35を天板3
6、接地体38へ固定すればよいので、机、テー
ブルへの組付けが作業性よく簡易にできる。
考案の効果
以上説明したように、本考案に係る机等の昇降
補助装置によれば、ねじ軸とそれと螺合する雌ね
じ体との周りに、上脚の上端に固定した端板と下
脚の下端に固定した端板を有し、これらの端板間
に圧縮コイルばねを介在させ、圧縮コイルばねの
内、外周側に座屈防止用内、外筒を配設したの
で、ねじ軸にかかる荷重を圧縮コイルばねで吸収
し、これによつて昇降用ハンドルの操作を軽く円
滑に行わせることができるものでありながら、机
等への組付けが簡易であり、管理も容易であり、
さらにばねが長くてもその座屈を防止でき、構造
も比較的簡単であるという効果が得られる。
補助装置によれば、ねじ軸とそれと螺合する雌ね
じ体との周りに、上脚の上端に固定した端板と下
脚の下端に固定した端板を有し、これらの端板間
に圧縮コイルばねを介在させ、圧縮コイルばねの
内、外周側に座屈防止用内、外筒を配設したの
で、ねじ軸にかかる荷重を圧縮コイルばねで吸収
し、これによつて昇降用ハンドルの操作を軽く円
滑に行わせることができるものでありながら、机
等への組付けが簡易であり、管理も容易であり、
さらにばねが長くてもその座屈を防止でき、構造
も比較的簡単であるという効果が得られる。
第1図は従来の高さ調節装置を装備した机の斜
視図、第2図は第1図の片側の脚体の拡大断面
図、第3図は本考案に係る机等の昇降補助装置の
一実施例を示す断面図である。 32……上脚、33……端板、34……下脚、
35……端板、36……天板、38……接地体、
42……ハンドル、44……ねじ軸、46……伝
達機構、48……座屈防止用内筒、50……雌ね
じ体、54……圧縮コイルばね、56……座屈防
止用外筒。
視図、第2図は第1図の片側の脚体の拡大断面
図、第3図は本考案に係る机等の昇降補助装置の
一実施例を示す断面図である。 32……上脚、33……端板、34……下脚、
35……端板、36……天板、38……接地体、
42……ハンドル、44……ねじ軸、46……伝
達機構、48……座屈防止用内筒、50……雌ね
じ体、54……圧縮コイルばね、56……座屈防
止用外筒。
Claims (1)
- 天板36側に固定する中空柱状の上脚32と、
接地体38に固定する中空柱状の下脚34とを摺
動自在に嵌合させ、前記上脚32と下脚34の一
方の内部にねじ軸44を回動可能に支持し、上脚
32と下脚34の他方の内部にねじ軸44が螺挿
される雌ねじ体50を固定し、上,下脚32,3
4外に、ねじ軸44にハンドル42から回転力を
伝達する伝達機構46を前記ハンドル42と共に
配設した机等の高さ調節装置において、前記上脚
32の上端と下脚34の下端に端板33,35を
それぞれ固定し、これらの端板33,35の間に
圧縮コイルばね54を介在させ、端板33,35
の一方に前記ねじ軸44の一端部を回動可能に支
持し、端板33,35の他方に座屈防止用内筒4
8の基端を固定し、この内筒48の先端部に嵌合
固定した前記雌ねじ体50にねじ軸44を螺挿
し、端板33,35の一方に前記内筒48と軸方
向に一部が重なる座屈防止用外筒56の基端を固
定し、前記ねじ軸44、内筒48、ばね54及び
前記外筒56を、この順に中心側から外周側に向
う同心状に相互間隔を持たせて上,下脚32,3
4の内部に配設したことを特徴とする机等の昇降
補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19617882U JPS59103648U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 机等の昇降補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19617882U JPS59103648U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 机等の昇降補助装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59103648U JPS59103648U (ja) | 1984-07-12 |
JPS6216911Y2 true JPS6216911Y2 (ja) | 1987-04-28 |
Family
ID=30421044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19617882U Granted JPS59103648U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 机等の昇降補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59103648U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004273136A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Ricoh Co Ltd | 電池接点部材及び電池収納構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934353Y2 (ja) * | 1981-05-08 | 1984-09-22 | コクヨ株式会社 | 机等の高さ調節装置 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP19617882U patent/JPS59103648U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59103648U (ja) | 1984-07-12 |
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