JPS62169116A - 可変焦点液晶レンズ - Google Patents
可変焦点液晶レンズInfo
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- JPS62169116A JPS62169116A JP1135886A JP1135886A JPS62169116A JP S62169116 A JPS62169116 A JP S62169116A JP 1135886 A JP1135886 A JP 1135886A JP 1135886 A JP1135886 A JP 1135886A JP S62169116 A JPS62169116 A JP S62169116A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
- B29D11/00432—Auxiliary operations, e.g. machines for filling the moulds
- B29D11/00461—Adjusting the refractive index, e.g. after implanting
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は焦点距離可変の液晶レンズ、詳しくは焦点距
離の可変調整と光量調整とを同時に行える液晶レンズに
関する。
離の可変調整と光量調整とを同時に行える液晶レンズに
関する。
[従来の技術]
液晶の複屈折現象を利用して焦点距離の可変なレンズと
する考えは、既に例えば特開昭52−32348号公報
、特開昭54−99654号公報および特公昭5g−5
0339号公報などに見られる。このような従来の液晶
を用いたレンズ(以下、液晶レンズという。)の−例を
第3図および第4図の断面図と平面図を用いて説明する
。
する考えは、既に例えば特開昭52−32348号公報
、特開昭54−99654号公報および特公昭5g−5
0339号公報などに見られる。このような従来の液晶
を用いたレンズ(以下、液晶レンズという。)の−例を
第3図および第4図の断面図と平面図を用いて説明する
。
球面凹レンズ21と平板ガラス22にそれぞれ透明導電
層23および24を設け、これらを絶縁層25を介して
貼り合わせたときに形成される空間に液晶26を封入し
て液晶レンズ20は構成されている。上記透明導電層2
3と24間には交流電源27からの交流電圧が可変調整
自在に印加されるようになっている。また、この交流電
圧を印加していないときにおいても、ある特定方向に液
晶分子がそろうように配向処理が施されており、図面中
では液晶分子はホモジニアス配向となっている。
層23および24を設け、これらを絶縁層25を介して
貼り合わせたときに形成される空間に液晶26を封入し
て液晶レンズ20は構成されている。上記透明導電層2
3と24間には交流電源27からの交流電圧が可変調整
自在に印加されるようになっている。また、この交流電
圧を印加していないときにおいても、ある特定方向に液
晶分子がそろうように配向処理が施されており、図面中
では液晶分子はホモジニアス配向となっている。
この液晶レンズ20に電圧を印加すると、液晶レンズ2
0中の液晶26の分子は電界方向に分子の長軸方向をそ
ろえるように回転する(液晶の誘電異方性が正の液晶の
場合)。ここで、第4図中矢印nで示す液晶分子のディ
レクターを有する液晶レンズ20に、第5図に示すよう
に偏光板28を組み合わせ、液晶レンズ20に対して異
常光のみを入射させることができるように構成すると、
液晶レンズ20内の液晶分子が上記印加電圧の可変によ
り回転していくにつれ、液晶26の屈折率が異常光線に
対する屈折率n から常光線に対すθ る屈折率n の間で変化していく。従って、焦点距離を
f、屈折率をn、レンズ両面の曲率半径をと表わすこと
ができるので、屈折率nを変化させることによって、レ
ンズの焦点距離を変化させることができることになる。
0中の液晶26の分子は電界方向に分子の長軸方向をそ
ろえるように回転する(液晶の誘電異方性が正の液晶の
場合)。ここで、第4図中矢印nで示す液晶分子のディ
レクターを有する液晶レンズ20に、第5図に示すよう
に偏光板28を組み合わせ、液晶レンズ20に対して異
常光のみを入射させることができるように構成すると、
液晶レンズ20内の液晶分子が上記印加電圧の可変によ
り回転していくにつれ、液晶26の屈折率が異常光線に
対する屈折率n から常光線に対すθ る屈折率n の間で変化していく。従って、焦点距離を
f、屈折率をn、レンズ両面の曲率半径をと表わすこと
ができるので、屈折率nを変化させることによって、レ
ンズの焦点距離を変化させることができることになる。
このように液晶レンズを用いれば通常のレンズのような
レンズ群の位置的な移動が少ない、あるいは無くても焦
点合わせができるための各種装置への応用が検討されて
いる。
レンズ群の位置的な移動が少ない、あるいは無くても焦
点合わせができるための各種装置への応用が検討されて
いる。
例えば、ロボットの目としてフォトセンサー。
イメージセンサ−等と組み合せることにより光センサー
としようというのもその一つである。
としようというのもその一つである。
また、第6図に示すように、分子の長袖方向と短軸方向
で可視光の吸収に異方性をもつ二色性染料(ゲスト)3
1を一定配列の液晶(ホスト)32に溶解すると、一般
に棒状の形状をしている二色性染料31は液晶分子と平
行に配列する。したがって、ホストの液晶分子配列を電
場で変化させることにより、ゲストの二色性染料31の
分子配列も連動的に変化させることができるので、染料
31の可視光吸収量を電気的に制御できる。このような
電気光学効果がゲスト・ホスト効果として知られている
。このような液晶を使用したセルに1個の偏光子33を
組み合せることによって、電圧の無印加時と印加時の吸
光度を変えることができる。すなわち、二色性染料とし
て分子長軸方向に光吸収の遷移モーメントを持つP形二
色性染料を用いると、無印加時の場合には第6図(A)
のように偏光板33からの白色直線偏光の振動方向と染
料31の光吸収軸とが一致するため、光吸収が生じて透
過光は着色したものとなる。一方、電圧印加の場合には
、第6図(B)のように直線偏光の振動方向が染料31
の光吸収軸に直交するため、原理的には光吸収が起らず
透過光はほとんど着色しない。また、分子短軸方向に遷
移モーメントを持つn形二色性染料を用いれば、これと
は逆の着色作用が起ることが知られている。
で可視光の吸収に異方性をもつ二色性染料(ゲスト)3
1を一定配列の液晶(ホスト)32に溶解すると、一般
に棒状の形状をしている二色性染料31は液晶分子と平
行に配列する。したがって、ホストの液晶分子配列を電
場で変化させることにより、ゲストの二色性染料31の
分子配列も連動的に変化させることができるので、染料
31の可視光吸収量を電気的に制御できる。このような
電気光学効果がゲスト・ホスト効果として知られている
。このような液晶を使用したセルに1個の偏光子33を
組み合せることによって、電圧の無印加時と印加時の吸
光度を変えることができる。すなわち、二色性染料とし
て分子長軸方向に光吸収の遷移モーメントを持つP形二
色性染料を用いると、無印加時の場合には第6図(A)
のように偏光板33からの白色直線偏光の振動方向と染
料31の光吸収軸とが一致するため、光吸収が生じて透
過光は着色したものとなる。一方、電圧印加の場合には
、第6図(B)のように直線偏光の振動方向が染料31
の光吸収軸に直交するため、原理的には光吸収が起らず
透過光はほとんど着色しない。また、分子短軸方向に遷
移モーメントを持つn形二色性染料を用いれば、これと
は逆の着色作用が起ることが知られている。
[発明が解決しようとする問題点J
従来の技術において、例えば対象物として点光源を考え
てみると、液晶レンズあるいはその後方に位置するフォ
トセンサー側に入射する光の単位面積当りの光量は、対
象物と液晶レンズ間の距離の2乗に比例して少なくなる
。このため、液晶レンズの焦点可変範囲を広く取れば取
る程、液晶レンズ後方に位置するフォトセンサーおよび
その信号処理回路には、広いダイナミックレンジを持つ
ことが要求され、価格の高いセンサーや複雑な処理回路
が必要となり、全体のコストを上げることになっていた
。
てみると、液晶レンズあるいはその後方に位置するフォ
トセンサー側に入射する光の単位面積当りの光量は、対
象物と液晶レンズ間の距離の2乗に比例して少なくなる
。このため、液晶レンズの焦点可変範囲を広く取れば取
る程、液晶レンズ後方に位置するフォトセンサーおよび
その信号処理回路には、広いダイナミックレンジを持つ
ことが要求され、価格の高いセンサーや複雑な処理回路
が必要となり、全体のコストを上げることになっていた
。
また、液晶レンズは眼鏡への応用も考えられるが、上記
と同様なことが起こるため人間の眼の視感度の限界から
遠くの物体を見るとき、明るければ物体が見えるのに薄
暗いと見え難い。反対に近くの物体を見るときは、照明
が不適正であるとまぶしいと感じることさえある。
と同様なことが起こるため人間の眼の視感度の限界から
遠くの物体を見るとき、明るければ物体が見えるのに薄
暗いと見え難い。反対に近くの物体を見るときは、照明
が不適正であるとまぶしいと感じることさえある。
特に、この様なことは、焦点調節能力とともに光量調節
能力をも失ってしまった眼に疾患をもつ人にとって非常
に切実な問題である。
能力をも失ってしまった眼に疾患をもつ人にとって非常
に切実な問題である。
さらに、特殊な労働環境下、例えば遠くにある物体が非
常に強力な発光体であり、それと手許の測定器の表示部
との間で視線を往復させる作業を行なうような場合、光
量を減するための着色部材を別に設け、発光体に視線を
向ける度にこの着色部材を使用しなければならないとい
う不便があった。
常に強力な発光体であり、それと手許の測定器の表示部
との間で視線を往復させる作業を行なうような場合、光
量を減するための着色部材を別に設け、発光体に視線を
向ける度にこの着色部材を使用しなければならないとい
う不便があった。
この発明は、これらの問題点に着目してなされたもので
、液晶レンズの焦点距離の調節に作ってこのレンズ透過
光量を2J4iするようにした液晶レンズを提供するこ
とを目的とする。
、液晶レンズの焦点距離の調節に作ってこのレンズ透過
光量を2J4iするようにした液晶レンズを提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作110この発明
に基づ(液晶レンズでは、レンズ形状ををする液晶セル
に、二色性染料を溶解したゲスト・ホスト効果を有する
液晶を封入している。この構成により、焦点調節を行な
うために液晶セルに印加する印加電圧を変化させること
により、この印加電圧の変化による液晶分子の配向の変
化に伴って、液晶分子の長袖方向と短軸方向とで可視光
の吸収に異方性を持つ二色性染料の分子配列も連動的に
変化させることができる。したがって、液晶レンズの焦
点調節に伴って、この液晶レンズの透過光量の調節が自
動的に連動して行なわれる。
に基づ(液晶レンズでは、レンズ形状ををする液晶セル
に、二色性染料を溶解したゲスト・ホスト効果を有する
液晶を封入している。この構成により、焦点調節を行な
うために液晶セルに印加する印加電圧を変化させること
により、この印加電圧の変化による液晶分子の配向の変
化に伴って、液晶分子の長袖方向と短軸方向とで可視光
の吸収に異方性を持つ二色性染料の分子配列も連動的に
変化させることができる。したがって、液晶レンズの焦
点調節に伴って、この液晶レンズの透過光量の調節が自
動的に連動して行なわれる。
[実 施 例]
以下、この発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は、電圧印加時における液晶レンズ1を模式的に
拡大して示した断面図である。この液晶レンズ1は透明
材質の球面凹レンズ2と平板ガラス3にそれぞれ透明導
電層の電極4.5を設け、これらを絶縁体のスペーサ6
を介して貼り合せて形成される空間(セル)に、分子の
長軸方向と短軸方向で可視光の吸収に異方性を有する二
色性染料9を一定配列の液晶8に溶解したものを封入す
る。
拡大して示した断面図である。この液晶レンズ1は透明
材質の球面凹レンズ2と平板ガラス3にそれぞれ透明導
電層の電極4.5を設け、これらを絶縁体のスペーサ6
を介して貼り合せて形成される空間(セル)に、分子の
長軸方向と短軸方向で可視光の吸収に異方性を有する二
色性染料9を一定配列の液晶8に溶解したものを封入す
る。
この二色性染料としては、アントラキノン系。
メロシアニン系、スチリル系、アゾ系およびテトラジン
系染料などが使用される。特にアントラキノン系の染料
は耐光性などの安定性に優れている。
系染料などが使用される。特にアントラキノン系の染料
は耐光性などの安定性に優れている。
また、通常のディスプレイ用ゲスト・ホストセルにはネ
マティック、コレステリックの各液晶が使用されるが、
本発明の液晶レンズに使われる液晶としては水平方向に
ネマティック液晶が好適に選択され、図中ではPWのネ
マティック液晶にホモジニアス配向が施されている。
マティック、コレステリックの各液晶が使用されるが、
本発明の液晶レンズに使われる液晶としては水平方向に
ネマティック液晶が好適に選択され、図中ではPWのネ
マティック液晶にホモジニアス配向が施されている。
このように構成された液晶レンズ1においては、電圧印
加時において液晶8の液晶分子は光軸方向に平行であり
、その屈折率は最小となっている。
加時において液晶8の液晶分子は光軸方向に平行であり
、その屈折率は最小となっている。
また、染料9の染料分子もそれに伴って光軸方向に平行
になっている。今、第1図のように、この液晶レンズ1
の入射側に垂直方向に偏光軸を有する偏光板10を組み
合せて使用すると、この偏光板10からの直線偏光の振
動方向と染料9の光吸収軸とが直交するために液晶レン
ズ1では光吸収が起らず、透過光量は無色で最大になる
。
になっている。今、第1図のように、この液晶レンズ1
の入射側に垂直方向に偏光軸を有する偏光板10を組み
合せて使用すると、この偏光板10からの直線偏光の振
動方向と染料9の光吸収軸とが直交するために液晶レン
ズ1では光吸収が起らず、透過光量は無色で最大になる
。
したがって、遠距離物体をこの液晶レンズ1を使って見
る場合のように、液晶レンズ1のパワーが最小のときに
無色で透過光量が最大の液晶レンズが得られる。
る場合のように、液晶レンズ1のパワーが最小のときに
無色で透過光量が最大の液晶レンズが得られる。
次に、外部電源7からの交流電圧を液晶レンズ1に加え
なかった場合、第2図に示すように液晶8の液晶分子は
その長軸方向が初期の配向に従い、平板ガラスに平行と
なるようにもどる。これに伴って染料9も初期の配向方
向に回転する。したがって、この場合は、偏光板10か
らの直線偏光の振動方向と染料9の光吸収軸とが一致す
るようになり、射出光は光吸収が生じて芒色されたもの
となり透過光量の減光の働きが起る。そして、この場合
に液晶レンズ1内の液晶8の液晶分子は光軸に対して垂
直方向にその長軸方向が向っているので、屈折率が最大
になり、液晶レンズ1のパワーは最大となる。このため
この液晶レンズ1を使って近距離物体に対する焦点調節
がなされるとともに、透過光量も着色して減光され、適
切光量のレンズ作用を行なうことになる。
なかった場合、第2図に示すように液晶8の液晶分子は
その長軸方向が初期の配向に従い、平板ガラスに平行と
なるようにもどる。これに伴って染料9も初期の配向方
向に回転する。したがって、この場合は、偏光板10か
らの直線偏光の振動方向と染料9の光吸収軸とが一致す
るようになり、射出光は光吸収が生じて芒色されたもの
となり透過光量の減光の働きが起る。そして、この場合
に液晶レンズ1内の液晶8の液晶分子は光軸に対して垂
直方向にその長軸方向が向っているので、屈折率が最大
になり、液晶レンズ1のパワーは最大となる。このため
この液晶レンズ1を使って近距離物体に対する焦点調節
がなされるとともに、透過光量も着色して減光され、適
切光量のレンズ作用を行なうことになる。
このような液晶レンズ1をロボットのセンサーとして感
度がリニアな光検出索子12の前面に配置した場合、対
象物体13.13’ までの距離の遠近の差により異な
っていた入射光量の差に対して、第7図(^)に示すよ
うに、入射光量の多くなる近距離物体13に焦点を合せ
たときには、焦点合わせと同時に減光効果を示すことに
なる。一方、第7図(B)に示すように、入射光量の少
ない遠距離物体13′に焦点合わせたときにはその少な
い入射光を有効に利用するために減光効果をなくすとい
ったようにフィルター作用を合せてさせることが可能で
ある。この結果、この発明の液晶レンズ後方に配置され
るリニアな光感度特性ををする光検出索子12およびそ
の後段の処理回路14における光感度のダイナミックレ
ンジが狭くても、広い範囲の物体光に対応することがで
きるため、光検出索子12および処理回路14に要求さ
れる仕様レベルを下げることが可能となり、装置コスト
の低下を図ることができる。
度がリニアな光検出索子12の前面に配置した場合、対
象物体13.13’ までの距離の遠近の差により異な
っていた入射光量の差に対して、第7図(^)に示すよ
うに、入射光量の多くなる近距離物体13に焦点を合せ
たときには、焦点合わせと同時に減光効果を示すことに
なる。一方、第7図(B)に示すように、入射光量の少
ない遠距離物体13′に焦点合わせたときにはその少な
い入射光を有効に利用するために減光効果をなくすとい
ったようにフィルター作用を合せてさせることが可能で
ある。この結果、この発明の液晶レンズ後方に配置され
るリニアな光感度特性ををする光検出索子12およびそ
の後段の処理回路14における光感度のダイナミックレ
ンジが狭くても、広い範囲の物体光に対応することがで
きるため、光検出索子12および処理回路14に要求さ
れる仕様レベルを下げることが可能となり、装置コスト
の低下を図ることができる。
また、第8図に示すように、本発明の液晶レンズ1を眼
鏡15に応用した場合には、近くの物体と遠くの物体を
見るときに焦点距離の調節とともに自動的に透過光量が
変る焦点可変の液晶眼鏡とすることができる。そして、
このとき使用する色素は眼にやさしい色の色素を任意に
選択することが可能である。
鏡15に応用した場合には、近くの物体と遠くの物体を
見るときに焦点距離の調節とともに自動的に透過光量が
変る焦点可変の液晶眼鏡とすることができる。そして、
このとき使用する色素は眼にやさしい色の色素を任意に
選択することが可能である。
また、以上はP型染材をP型ネマティック液晶に溶解さ
せた場合であるが、n型染料を溶解すれば同様な機構に
より距離に対する光量変化が逆のフィルター作用をする
液晶レンズとすることができる。
せた場合であるが、n型染料を溶解すれば同様な機構に
より距離に対する光量変化が逆のフィルター作用をする
液晶レンズとすることができる。
したがって、特殊な労働環境下、例えば遠くにある物体
が非常に強力な発光体であり、それと手許の測定器の表
示部との間で視線を往復させる作業を行なう場合に、こ
のn!染料によるゲスト・ホスト効果ををする液晶眼鏡
を用いることにより、別に着色部材を設ける必要もなく
、また、焦点調整のための操作以外の別の操作とを何ら
必要とせずに適切な光量調整がなされる。
が非常に強力な発光体であり、それと手許の測定器の表
示部との間で視線を往復させる作業を行なう場合に、こ
のn!染料によるゲスト・ホスト効果ををする液晶眼鏡
を用いることにより、別に着色部材を設ける必要もなく
、また、焦点調整のための操作以外の別の操作とを何ら
必要とせずに適切な光量調整がなされる。
[発明の効果]
上記のように、この発明の焦点距離可変の液晶レンズは
焦点距離の可変調節とともに光量調節も同時に行なえる
ので、光f′iL調節の伴った焦点距離可変の液晶レン
ズとすることができる。
焦点距離の可変調節とともに光量調節も同時に行なえる
ので、光f′iL調節の伴った焦点距離可変の液晶レン
ズとすることができる。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示す可変焦
点液晶レンズの動作状態を示す模式的断面図、 第3図および第4図は、従来の液晶レンズの側断面図お
よび平断面図、 第5図は、液晶レンズと偏光板とを組み合せた斜視図、 第6図(A) 、 (B)は、ゲスト・ホスト効果を説
明するための斜視図、 第7図(A)、(B)は、本発明の液晶レンズをロボッ
トのセンサーとして使用した場合の説明図、第8図は、
本発明の液晶レンズを可変焦点眼鏡としたときの斜視図
である。 1・・・・・・・・・可変焦点液晶レンズ8・・・・・
・・・・液晶 9・・・・・・・・・二色性染料 第5回
点液晶レンズの動作状態を示す模式的断面図、 第3図および第4図は、従来の液晶レンズの側断面図お
よび平断面図、 第5図は、液晶レンズと偏光板とを組み合せた斜視図、 第6図(A) 、 (B)は、ゲスト・ホスト効果を説
明するための斜視図、 第7図(A)、(B)は、本発明の液晶レンズをロボッ
トのセンサーとして使用した場合の説明図、第8図は、
本発明の液晶レンズを可変焦点眼鏡としたときの斜視図
である。 1・・・・・・・・・可変焦点液晶レンズ8・・・・・
・・・・液晶 9・・・・・・・・・二色性染料 第5回
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 液晶の複屈折現象を利用した可変焦点液晶レンズにおい
て、 液晶に二色性染料を溶解したゲスト・ホスト効果を有す
るものを使用したことを特徴とする可変焦点液晶レンズ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1135886A JPS62169116A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 可変焦点液晶レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1135886A JPS62169116A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 可変焦点液晶レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62169116A true JPS62169116A (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=11775804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1135886A Pending JPS62169116A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 可変焦点液晶レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62169116A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01251754A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-06 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JP2005257783A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Sony Corp | 電気調光素子、レンズ鏡筒および撮像装置 |
AU2014221207B2 (en) * | 2013-09-17 | 2019-04-11 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Variable optic ophthalmic device including shaped liquid crystal elements and polarizing elements |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1135886A patent/JPS62169116A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01251754A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-06 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JP2005257783A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Sony Corp | 電気調光素子、レンズ鏡筒および撮像装置 |
JP4543309B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-09-15 | ソニー株式会社 | 光学装置、レンズ鏡筒および撮像装置 |
AU2014221207B2 (en) * | 2013-09-17 | 2019-04-11 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Variable optic ophthalmic device including shaped liquid crystal elements and polarizing elements |
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