JPS62167761A - インド−ル誘導体 - Google Patents

インド−ル誘導体

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JPS62167761A
JPS62167761A JP61264853A JP26485386A JPS62167761A JP S62167761 A JPS62167761 A JP S62167761A JP 61264853 A JP61264853 A JP 61264853A JP 26485386 A JP26485386 A JP 26485386A JP S62167761 A JPS62167761 A JP S62167761A
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JP
Japan
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compound
group
salt
formula
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Application number
JP61264853A
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English (en)
Inventor
マイクル、デニス、ダウル
ブライアン、エバンズ
ピーター、クラーク
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Glaxo Group Ltd
Original Assignee
Glaxo Group Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインドール誘導体、それらの製法、それらを含
有する薬学的組成物及びそれらの医学的用途、特にハ頭
痛の治療に有用な化合物及び組成物に関する。
片頭痛の痛みは脳脈管構造の過度の膨張を伴い、片頭痛
に対する公知の治療はエルゴタミンなどの血管収縮特性
を有する化合物の投与を含むものである。しかしながら
、エルゴタミンは体中の血管を収縮させる非−選択的血
管収縮剤であり、望ましくない且つ潜在的に危険な副作
用を有する。片頭痛は又通常制吐剤と組合わせた鎮痛剤
を投与することによっても治療されているが、しかし、
その様な治療は価値の限定されたものである。
この様に予防的或いは確立された頭痛を緩和するための
いずれかに使用することができる片頭痛の治療のための
安全且つ有効な薬品及び選択的血管収縮作用を有し、そ
の様な役割を果たす化合物に対する需要が存在する。
化合物 我々は今強力且つ選択的な血管収縮活性を有するインド
ール誘導体群を見出した。即ち、本発明は、下記一般式
(I)で表わされるインドール及び生理学的に許容可能
な塩及び溶媒和物(例、水和物)を提供するものである
シロ 〔式中R、R及びR3の一つは水素原子、Cアルキル、
C3−8アルケニル、ヒドロキシ、■−6 C1−4アルコキシ或いはC2−5アルコキシカルボニ
ル基、フェニル又は置換フェニル基、或いはフェン(C
,4)アルキル又は置換フェン(C,−4)アルキル基
を表わし:その他の二つは同種又は異種で各々水素原子
或いはCl−6アルキル基を表わすか、或いはR−及び
R3は共にアルキレン鎖−(CH)−(但し、nは2又
は3である)を形成して、それらが結合する窒素原子を
架橋し、R4及びR5は同種又は異種であり、各々水素
原子又はC1−3アルキル又はプロペニル基を表わし、
R6は水素原子又はC1−3アルキル基を表わす九一般
式(I)の化合物はアミジン基に関して例えば互変異性
体を表わし得るものであり、本発明はその範囲にこれら
の化合物の全ての互変異性形態を包含するものである。
本発明は又一般式(I)の全ての光学異性体、及びラセ
ミ混合物を含むそれらの混合物を包含するものである。
一般式(I)を参照すると、C1−6アルキル、Cアル
キル、フェン(C1−4)アルキル、Cアルコキシ及び
C2−5アルコキシカルボニルにおけるアルキル基は、
直鎖又は分岐鎖アルキル基例えばメチル、エチル、或い
はプロブ−2−イル基である。
C3−6フルケニル基は例えばプロペニル又はブテニル
基である。その様なアルケニル基における二重結合は窒
素原子と隣接しているものではない。
一般式(I)の化合物におけるフェニル或いはフェン(
C1−4)アルキル基は、例えばCl−4フルキル、C
l−4アルコキシ又はC2−5アルコキシ又はRRNC
0CH−(ここにR7及びR8は各々独立に水素原子又
はC1−3アルキル例えばメチル基を表わす)により置
換されてよい。
ク       3 R−及びRが共に02−又はC3−アルキレン鎖を表わ
す場合にはインドール5−置換基はジヒドロイミダゾー
ル−2−イル又はテトラヒドロピリミジン−2−イル基
である。
一般式(I)により表わされる好ましい化合物群は、R
1がCアルキル基例えばメチル基を表わし、及びR及び
R3が各々水素原子を表わすものである。
もう一つの一般式(I)の好ましい化合物群は、Rか置
換フェニル基を表わし、及びR2及びR3が各々水素原
子を表わすものである。
更に一般式(I)のもう一つの好ましい群は、R−及び
R3が共にテトラヒドロピリミジン−2つ −イル基を形成するものである。
一般式(I)の更に好ましい化合物群は、R4及びR5
が同種又は異種であり、各々水素原子或いはメチル又は
エチル基を表わして、R4及びR5における全炭素数が
2を越えないものである。
本発明による特に好ましい化合物は、3−(2−(ジメ
チルアミノ)エチル)−N−エチル−IH−インドール
−5−カルボキシミダミド及びその生理学的に許容可能
な塩及び溶媒和物である。
一般式(I)のインドール類の適当な生理学的に許容可
能な塩は無機又は0機酸で形成された酸付加塩例えば塩
酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、酒石酸塩
、クエン酸塩、フマール酸塩、マレイン酸塩、コハク酸
塩及びスルホン酸塩例えばメシレートなどが包含される
。その他の酸も一般式(I)の化合物の調製において有
用であり、例えばクレアチニンサルフェート付加物など
が挙げられる。
本発明は本発明に従う生理学的に許容可能な等価物即ち
in vivoにおいて一般式(I)の親化合物に転換
される生理学的に許容可能な化合物にも及ぶものである
。その様な等価物の具体例としては、生理学的に許容可
能な代謝的に不安定なN−アシル誘導体などが挙げられ
る。
化合物の用途 本発明の化合物は麻酔されたイヌの頚動脈床を選択的に
収縮するが、しかし、血圧には無視できる程度の影響を
及ぼすに過ぎない。それらの選択的血管収縮作用はin
 vitroでも示された。
本発明の化合、物は頚動脈血管床の膨張から生ずる痛み
特に片頭痛及び群発生頭痛の治療にを用である。
従って、本発明は又一般式(I)の少なくとも一つの化
合物或いはその薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物(例
、水和物)を含んでなるヒト医学において使用するのに
適し且つ任意の便利な経路で投与するように配合された
薬学的組成物を提供するものである。その様な組成物は
1種又は2種以上の薬学的に許容5■能な担体或いは賦
形剤を用いて常法により配合される。
即ち本発明による化合物は、経口、口内、非経口又は直
腸投与用或いは吸入又は吹込れによる投与に適した形態
で配合される。
経口投与のためには、本発明の薬学的組成物は例えば通
常の手段により薬学的に許容な賦形剤例えば結合剤(例
:前ゼラチン化メイズデンプン、ポリビニルピロリドン
或いはヒドロキシプロピルメチルセルロース)、充填剤
(例:ラクトース、微結晶セルロース又は塩酸カルシウ
ム)、潤滑剤(例ニステアリン酸マグネシウム、タルク
又はシリカ)、崩壊剤(例:ジャガイモデンプン又はナ
トリウムデンプングリコレート)、又は湿潤剤(例:硫
酸ラウリルナトリウム)などと共に調製される錠剤又は
カプセルの形態をとる。錠剤は公知の方法により被覆さ
れてよい。経口投与用液体製剤は例えば溶液、シロップ
又は懸濁液の形をとり、或いはそれらは使用前に水その
他の適当な媒体と共に構成される乾燥製品として与えら
れてもよい。その様な液体製剤は通常の手段により薬学
的に許容可能な、添加剤例えば懸濁剤(例:ソルビトー
ルシロップ、メチルセルロース或いは水素添加食用脂肪
)、乳化剤(例:レシチン又はアカシア)、非−水性媒
体(例:アーモンド油、油状テステル叉はエチルアルコ
ール)、及び保恒剤(例:メチル又はプロピル−p−ヒ
ドロキシ安息香酸或いはソルビン酸)などの薬学的に許
容可能な添加剤と共に調製される。
口内投与のためには、組成物は常法により配合される錠
剤又はロゼンジの形態をとる。
本発明の化合物は注射による非経口投与用に配合されて
よい。注射用配合は添加された保恒剤と共に単位投与形
態例えばアンプル或いは多−投与容器の形態で提供され
る。
これらの組成物は油性或いは水性媒体中の懸濁液、溶液
或いはエマルジョンの形態をとり、懸濁剤、安定化剤及
び/又は分散剤などの配合剤を含有してよい。或いは又
有効成分は適当な媒体、例えば殺菌された発熱物質を含
まない水などで使用前に構成するような粉末形であって
よい。
本発明の化合物は又例えばココアバター或いはその他の
グリセリド類などの通常の座薬ベースを含有する座薬或
いは滞留浣腸などの直腸組成物として配合されてもよい
吸入による投与のためには、本発明の化合物は適当な噴
射剤例えばジクロロジフルオロメタン、トリクロロフル
オロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、二酸化炭
素或いは適当なガスを用いた加圧バックから或いは噴霧
器からのエアロゾールスプレーの形態で投与するのが便
利である。加圧エアロゾールの場合には、投与+p位は
計量された瓜を投入するためのバルブを設けることによ
り決定される。吸入器又は吹付は器に使用するための例
えばゼラチン製のカプセル又はカートリッジは本発明の
化合物とラクトース又はデンプンなどの適当な粉末ベー
スの粉末ミックスを含有するように配合される。
片頭痛を治療するためのヒトへの本発明の化合物の経口
、非経口、口内或いは直腸投与用の提案される投与量は
単位投与瓜当り0,1〜100a+gの有効成分であり
、それは例えば毎日8回まで、より通常は毎日1〜4回
で投与され得る。
患者の年令及び体重並びに治療される状態の重さに応じ
て日常的な変化を行なうことが必要であろう。
経口投与のためには、単位投与量は2〜50mgの有効
成分を含有するのが好ましい。非口紅投与のための単位
投与は0.2〜5mgの有効成分を含有するのが好まし
い。
アエロゾール配合物は加圧エアロゾールから投入される
各計量投与量部ち「パフ」に0.2mg〜2mgの本発
明の化合物を含有するようにするのが好ましく、及び吹
付器或いは吸入器内でカプセル及びカートリッジから投
与される各投与量は0.2mg〜20mgの本発明の化
合物を含有するのが好ましい。エアロゾールを用いた吸
入による毎日の全投与瓜はL■〜100mgの範囲であ
る。投与は毎日数回例えば2〜8回、例えば各回1.2
或いは3回の投与を与えるものであってよい。
本発明の化合物は必要に応じて鎮痛剤、抗炎症剤、及び
制吐剤などの一種以上の他の治療剤と組合わされて投与
されてもよい。
化合物の製造 本発明のもう一つの面によれば一般式(I)の化合物及
びその生理学的に許容可能な塩及び溶媒和物(例、水和
物)が以下に素描する一般的方法により調製される。以
下の方法において、R1、R2、R3、R4、R5、R
6及びnは特に断りのない限り一般式(I)について規
定したものと同義である。
一般式(I)の化合物を製造するための一つの一般的方
法(A)は、下記一般式(II)で表わされる化合物二 !16 (式中、Zはニトリル基又はその反応性誘導体である)
或いはその塩(例えば塩酸塩、臭素酸塩、マレイン酸塩
、硫酸塩或いはクレアチニンサルフェート付加物などの
有機又は無機酸付加塩)或い  2a は保護誘導体と式RRNHC式中R2aは前記R基或い
は−(CH2)nNH2基を表わす〕又はその塩と反応
させる工程を含む。
Zがニトリル基の反応性基を表わす一般式(II)の化
合物は、下記一般式(III)で表わされる化合物を包
含するものである。
^6 〔式中、Lはハロゲン原子(例、塩素、臭素又はヨウ素
)、アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ又はt−ブ
トキシ)又はアルキルチオ基(例、メチルチオ)などの
離脱基を表わす〕。
2がニトリル基の反応性誘導体を表わす場合には、この
方法は適当な反応媒体好ましくは非−水性媒体中におい
て行なわれる。適当な反応媒体としてはアミド類(例:
N、N−ジメチルホルムアミド)、エーテル類(例:テ
トラヒドロフラン)、ニトリル類(例ニアセトニトリル
)、アルコール類(例:メタノール或いはエタノール)
、ハロアルカン類(例ニジクロロメタン)及びそれらの
混合物などが挙げられる。ある場合には、アミンR’R
2aNH自体が反応溶媒として作用する。反応は任意に
ピリジン、三級アミンなどの塩基或いは炭酸カリウムな
どのアルカリ金属炭酸塩の存在下において行なわれてよ
い。この反応は一10〜+150℃、好ましくは一5〜
+50℃、の温度において行なわれるのが便利である。
R及びR2が共に水素原子である一般式(I)の化合物
を調製したい場合には、アンモニアがアンモニア水の形
で、或いはメタノール又はエタノールなどの溶媒中にお
いて使用される。
Zがニトリル基を表わす場合には、この方法は塩化アル
ミニウムなどのルイス酸の存在下において任意に不活性
溶媒(例ニジフェニルエーテル)の存在下において15
0〜300℃の温度において行なうのが便利である。或
いは又、反応はナトリウムエトキシドなどの強塩基及び
アルコール(例:メタノール又はエタノール)などの適
当な反応媒体の存在下において一10〜100℃の温度
において行なわれてもよい。
つ       3 R−及びRが−(CH2)n−基を形成する一般式(I
)の化合物を調製するためには、式] RNH(CH2)nNH2のアミンが使用されるべきで
ある。一般式(m)の化合物がこの反応において使用さ
れる場合には、R3は水素原子を表わすのが好ましい。
Zがニトリル基を表わす一般式(II)の化合物は、英
国特許明細書第2035310号に記載されるような方
法により調製される。
Lがアルコキシ基である一般式(DI)の化合物は、Z
がニトリル基である一般式(II)の化合物から、例え
ば塩化水素の存在下に、任意に溶媒例えばジクロロメタ
ンなどのハロゲン化炭化水素中において適宜−10〜+
30°Cの温度において適当なアルカノールによる処理
によって調製される。
Lがアルコキシ基、ハロゲン或いはアルキルチオ基であ
る一般式(I[[)の化合物は、下記一般式(■): ^6 〔式中、XはC0NHR9基又はC5NHR9基(但し
、R9は水素原子、Cアルキル、C3−8アルケニル、
C1−4アルコキシ或いはC2−5アルコキシカルボニ
ル基、任意に置換されてよいフェニル基或いは任意に置
換されてよい〕工二ル(C1−4)アルキル基)を表わ
す〕により表わされる化合物、或いはその塩或いは保護
誘導体から調製される。
即ち、・Lがアルコキシ基である一般式(III)の化
合物は、XがC0NHR9である一般式(IV)の化合
物をハロアルカン例えば塩化メチレンなどの溶媒中にお
いて適当なトリアルキルオキソニウムテトラフルオロボ
レート(例ニトリエチルオキソニウムテトラフルオロボ
レート)で適宜−20〜+10°Cの温度で処理するこ
とにより調製される。
Lがハロゲン原子例えば塩素である一般式(III)の
化合物は、XがC0NHR9基である一般式(IV)の
化合物を任意に芳香族炭化水素化合物(例:トルエン)
などの不活性溶媒の存在下において五ハロゲン化リン例
えば五塩化リン、或いはオキシハロゲン化リン例えばオ
キシ塩化リンと反応させることにより調製される。
Lがメチルチオ基などのアルキルチオ基である一般式(
III)の化合物は、XがC3NHR9である一般式(
IV)の化合物をアルコール(例:メタノール)などの
適当な溶媒中でハロゲン化アルキル(例:ヨウ化メチル
)と反応させることにより調製される。
一般式(I)の化合物を調製するためのもう一つの一般
的方法(B)は、下記一般式(V)で表わされる化合物
の環化の工程を含むものである。
〔式中QはNR4R5或いは保護誘導体、或いはハロゲ
ン原子(例、塩素、臭素或いはヨウ素原子)或いはアシ
ロキシ基(例、アセトキシ、クロロアセトキシ、ジクロ
ロアセトキシ、トリフルオロアセトキシ或いはp−ニト
ロベンゾイルオキシなどのカルボキシルアシロキシ基、
或いはp−トルエンスルホニルオキシ、メタンスルホニ
ルオキシ或いはトリフルオロメタンスルホニルオキシな
どのヒドロカルビルスルホニルオキシ基)などの離脱基
である〕。
この反応は、水性又は非水性反応媒体中において20〜
200℃、好ましくは50〜125℃、の温度において
行なうのが便利である。
この方法の特に便利な実施態様を以下に説明する。
QがNR4R” (或いはその保護誘導体)を表わす場
合には、この方法は1種又は28以上の有機溶媒好まし
くはクロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、
ジクロロジフルオロメタン、或いはそれらの混合物など
のハロゲン化炭化水素を含んでなる反応媒体中において
ポリホスフェートエステルの存在下において行なうのが
望ましい。
ポリホスフェートエステルは[有機合成のための試薬(
Reagents ror Organic 5ynt
hesis) J(Fleser and Piese
r、 John Wlley and 5ons。
1000年)に記載されている方法に従って五酸化リン
、ジエチルエーテル及びクロロホルムから調製されるエ
ステル混合物である。
或いは又、環化は、酸触媒の存在下において水性或いは
非水性培地中において行なわれる。水性媒体が使用され
る場合には、これは水性アルコール(例、メタノール、
エタノール或いはイソプロパツール)或いは水性エーテ
ル(例、ジオキサン或いはテトラヒドロフラン)並びに
その様な溶媒の混合物などの水性有機溶媒であり、又酸
触媒は例えば濃塩酸又は濃硫酸などの無機酸である(場
合により、酸触媒は又反応溶媒としても作用する)。一
種又は2種以上のアルコール類或いはエーテル(例、上
記のもの)或いはエステル(例:酢酸エチル)よりなる
無水反応媒体中においては、酸触媒は通常酸フッ化ホウ
素、塩化亜鉛或いは塩化マグネシウムなどのルイス酸で
ある。
Qが離脱基(上記と同様)である場合には、反応は酸触
媒を添加せずに適当な溶媒中で行なうのが便利である。
適当な溶媒としては、アルコール類(例、メタノール、
エタノール或いはイソプロパツール)、エーテル類(例
、テトラヒドロフラン或いはジオキサン)、水及びそれ
らの混合物が挙げられる。この方法の結果、R4及びR
5が共に水素原子である一般式(I)の化合物が形成さ
れる。
この方法の特別な実施態様によれば、一般式(I)の化
合物は下記一般式(VI)の化合物:或いはその塩を下
記一般式(■)の化合物:0HC(CH2)3Q   
 (■) (Qは上記と同義) 或いはその塩或いは保護誘導体(例えば、適当なアルキ
ルオルトホルメート又はジオールなどで形成されたアセ
タール又はケタール、或(Iは〕くイサルファイト付加
錯体として保護されたもの)と上記化合物(V)の環化
のための適当な条件を用〜)で反応させることにより直
接調製される。この環化方法(B)の態様において一般
式(V)の化合物が中間体として形成され及びその場で
(instiu)反応して、一般式(I)の目的化合物
をJ(ニ成する。
一般式(V)の化合物は、必要に応じて一般式(Vl)
の化合物或いはその塩が一般式(■)の化合物或いはそ
の塩或いは保護誘導体と水性アルコール(例、メタノー
ル)などの適当な溶媒中において例えば20〜100℃
の温度において反応される一般式(I)の化合物の製造
方法に際して、中間体として単離されてもよい。一般式
(■)の化合物のアセタール又はケタールが用いられる
場合には反応酸例えば酢酸或いは塩酸の存在下において
行なうことが必要な場合がある。
一般式(Vl)のヒドラジン類は、常法を用いて対応す
るニトロ化合物から調製される。
もう一つの一般的方法(C)に従えば、本発明による一
般式(I)の化合物は、通常の方法を用いて本発明のも
う一つの化合物に転換される。その様な通常の技術はR
1、R2、R3、R4、R5及びR6の1以上が水素原
子を表わす一般式(I)の化合物における任意の位置に
おいて行なわれるアルキル化、及び例えばアルケニル置
換基をアルキル置換基に転換するのに使用される水素添
加などが挙げられる。「アルキル化」という用語はフェ
ニルアルキル或いはアルケニル基などの他の基を導入す
る場合も含む。即ち、例えばR1が水素原子を表わす一
般式(I)の化合物がR1がCl−6アルキル、C3−
6フルケニン或いはフェニル−C1−4アルキル基を表
わす対応する化合物に転換される。
上記アルキル化反応は、式Ra X a (但し、Rは
Cl−3アルキル、C1−6アルキル、C3−Gアルケ
ニル或いは任意に置換されたフェニル−C1−4アルキ
ル基を表わし、及びXaは先にLについて規定したハロ
ゲン化物或いはアシロキシ基の離脱基を表わす)、或い
は式(Ra)2S04のサルフェートよりなる群から選
ばれる適当なアルキル化剤を用いて行なわれる。
このアルキル化反応は、適当な不活性有機溶媒例えばア
ミド(例ニジメチルホルムアミド)、エーテル(例、テ
トラヒドロフラン)、或いは芳香族炭化水素(例:トル
エン)中において、好ましくは塩基の存在下において行
なうのが便利である。
適当な塩基としては例えば水素化ナトリウム又はカリウ
ムなどのアルカリ金属水素化物、ナトリウムアミドなど
のアルカリ金属アミド類、炭酸ナトリウムなどのアルカ
リ金属炭酸塩、或いはナトリウム或いはカリウムメトキ
シド、エトキシド或いはt−ブトキシドなどのアルカリ
金属アルコキシド、及びテトラブチルアンモニウムフル
オライドなどが挙げられる。この反応は25〜100℃
の範囲の温度で行なうのが便利である。
アルキル化は、又、還元剤(例:アルカリ金属或いはア
ルカリ土類金属ホウ水素化物又はシアノホウ水素化物、
金属水素化物、或いは例えば木炭、珪藻土或いはアルミ
ナ上に担持されてもよいラネーニッケル或いは白金、酸
化白金、パラジウム或いはロジウムなどの貴金属触媒な
どの触媒の存在下における水素)の存在下において適当
なアルデヒド或いはケトン(例:ホルムアルデヒド或い
はアセトン)を用いる還元的アルキル化により行なわれ
てもよい(ラネーニッケルの場合は、ヒドラジンも又水
素源として用いられる)。この反応のための適当な溶媒
としては、アルコール類(例:エタノール又はプロパツ
ール)、エーテル類(例ニジエチルエーテル、ジオキサ
ン或いはテトラヒドロフラン)、アミド類(例ニジメチ
ルホルムアミド)、エステル類(例:酢酸エチル)及び
ニトリル類(例、アセトニトリル)などが挙げられる。
反応は−10〜+50°C1好ましくは一5〜+30℃
の温度で行なうのが便利である。
一般的方法(C)に従う水素添加は、例えば水素を貴金
属触媒例えばパラジウム、ラネーニッケル、白金、酸化
白金或いはロジウムの存在下において通常の方法を用い
て行なわれる。触媒は例えば木炭上に担持されてよく或
いは塩化トリス(トリフェニルホスフィン)ロジウムな
どの均質触媒が用いられる。水素添加は通常アルコール
、エタノール、エーテル例えばジオキサン、エステル例
えば酢酸エチルなどの溶媒中において一20〜+100
℃、好ましくは0〜50°C1の範囲の温度において行
なわれる。
この方法のもう一つの実施態様に従えば、R1、R2及
びR3の各々が水素原子を表わす化合物はR1、R2及
びR3の一つがアルコキシカルボニル基を表わす化合物
に適当なアシル化剤を用いるアシル化により転換される
。適当なアシル化剤としては一般式RcOCOXcで表
わされる化合物が挙げられ、ここにRCはC1−4アル
キル基(例、エチル)を表わし、及びXCは離脱原子又
は基(例:塩素、臭素或いはヨウ素などの)10ゲン原
子、或いはp−トルエンスルホニルオキシ或いはメタン
スルホニルオキシなどのハイドロカービルスルホニルオ
キシ基)を表わす。この方法は任意に塩基の存在下にお
いて行なわれる(例:炭酸ナトリウム又はカリウムなど
のアルカリ金属炭酸塩或いはピリジン、トリエチルアミ
ン或いはジイソプロピルエチルアミンなどの三級アミン
)。適当な溶媒としではエーテル(例:テトラヒドロフ
ラン或いはジオキサン)、アミド類(例ニジメチルホル
ムアミド)、及びハロアルカン類(例ニジクロロメタン
)などが挙げられる。この方法は0〜100℃、例えば
10〜40℃の温度において行なうのが便利である。
上記転換のいくつかにおいて、望ましくない副反応を避
けるために、問題の化合物の分子における任意の感受性
基を保護することが必要及び/又は望ましい場合がある
。一般式(I)の化合物の製造に用いられる保護基は反
応順序の適当な段階、便利には最終段階において容易に
分裂される基が望ましい。
一般式(I)の化合物はこの様に一般式(I)の対応す
る保護誘導体から保護基を除去することを含んでなるも
う一つの一般的方法(D)により製造される。
一般式(I)の化合物の製造に用いられる保護基は周知
であり、例えば「有機化学における保護基(Prote
ctive Groups in Organlc C
hesistry) JJ、F、W、  マコーミ−(
J、F、W、McOalc)編(Plcnua+ Pr
ess 1973)、或いは[有機合成における保護基
(Protcativa Groups in Org
anic ’;ynt−hcsis)Jチオドラ W、
グリーン(Theodora WGreene)著、(
Johnwiley & 5ons 1981)に記載
されている。
R及びR5の一方或いは両者が水素を表わす一般式(I
)の化合物において、R4R5N基は例えばプロトン化
或いは通常のアミノ保護基により保護される。その様な
基としては、例えばベンジル、ジフェニルメチル或いは
トリフェニルメチル基などのアラルキル基及びN−ベン
ジルオキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル或いは
フタロイル基などのアシル基などが挙げられる。R6が
水素原子を表わす化合物においては、インドール水素も
又例えばベンジルなどのアラルキル基により保護されて
よい。
存在する任意のアミノ保護基の除去は通常の方法により
達成される。即ち、ベンジルなどのアラルキル基などは
触媒(例:木炭担持パラジウム)の存在下における水素
添加分解により切断され、N−ベンジルオキシカルボニ
ルなどのアシル基は例えば酢酸生臭化水素を用いる加水
分解或いは例えば接触水素添加などの還元により除去さ
れる。
フタロイル基はヒドラジン分解(例:ヒドラジン水和物
による処理)或いは一級アミン(例:メチルアミン)に
よる処理によって除去される。
[−記一般的方法(A)〜(C)において分子中の任意
の感受性基を今説明した方法で保護することが必要或い
は望ましい場合がある。即ち、一般式(I)或いはその
塩の保護された誘導体の脱保護を含む反応工程が前記方
法(A)〜(C)のいずれかに引続いて行なわれる。
即ち、本発明の更に一つの面に従えば、下記の反応が任
意の適当な順序で必要に及び/又は所望に応じて方法(
A)〜(C)のいずれかに引続いて行なわれる: (i)  任意の保護基の除去、及び (ii)  一般式(I)の化合物或いはその塩のその
生理学的に許容可能な塩或いは溶媒和物(例、水和物)
への転換。
本発明の化合物を塩例えば酸付加塩としてtli離した
い場合には、これは一般式(I)の遊離塩基を適当な酸
、好ましくは等量を用いて或いは適当な溶媒(例、水性
エタノール)中のクレアチニンサルフェートで処理する
ことにより達成される。
本発明による化合物のラセミ混合物を含むエナンチオマ
ー類の混合物は通常の手段例えばE、  L。
エリール(E、L、Ellcl)著「炭素化合物の立体
化学(Stcrcochcmistry of’ Ca
rbon CoBounds)J(McGraw旧11
.1962)及びS、 M、ウィーン(S。
M、Willen)著、「分割剤の表(Tabbes 
ol’ Resol−vlng Agents)Jなど
に記載される手段を用いて分割される。
一般式(I)の化合物の生理学的に許容可能な等偽物は
常法に従い調製される。即ち、例えばN−アシル誘導体
は通常のアシル化技術を用いて調製される。
本発明に従う化合物の製造のための出発物質及び中間体
化合物は、英国特許第2035310号記載の方法と同
様の方法により調製される。
製造順序の最終の主要工程として使用されるのと同様に
、本発明の化合物の製造のための上記一般方法は又、所
望化合物の製造における中間工程における所望の基を導
入するために使用されてもよい。即ち、例えば5′ −
位における必要な基はインドール核を形成する環化の前
或いは後のいずれにおいて導入してもよい。従って、そ
の様な多段方法において、反応順序は最終生成物におい
て望ましい分子内に存在する基に反応条件が影響を及ぼ
さないように選択されるべきである。
本発明を以下の諸例により更に例示する。全ての温度は
℃で表わされている。
クロマトグラフィは、特に断りのない限り、シリカゲル
(Merck、Kieselgel 80、ArL、7
734又は7747)を用いる常法により、或いはシリ
カ(Mar−ck 9385)上のフラッシュクロマト
グラフィ (W、C。
5till 、 M、Kahn and MiLra、
、J、Org、Chem、L978.43.2933)
及びシリカ(Macherly−Nagel、Po l
 yg−ram)上の薄層クロマトグラフィ (t、 
I 、e、)のいずれかにより行なった。次の略号は、
クロマトグラフィ及びt、+、c、について用いた溶離
剤を規定するものである。
A)ジクロロメタン−エタノール  50:8:1−0
.88アンモニア B)酢酸エチル−イソプロパノ−25:15:8:1ル
ー水−0,88アンモニア C)酢酸エチル−イソプロパノ−25+15:8ルー水 D)ジクロロメタン−エタノール  200:8:1−
0.88アンモニア E)ジクロロメタン−エタノール  30:8:1−0
.88アンモニア F)ジクロロメタン−エタノール  100:8:1−
0.88アンモニア G)インプロパノ−ルージエチル  20:20:8:
1エーテル−水−〇、88アン モニア H)イソプロパノ−ルージエチル  30:60:g:
1エーテル−水−0,88アン モニア J)ジクロロメタン−エタノール  25:8:1−’
0.88アンモニア 中間体1 新たに蒸留したベンズアルデヒド(2,96g)を無色
エタノール(I20ml)中の3−(2−アミノエチル
)−1H−インドール−5−カルボニトリル(5g)の
溶液に添加した。この混合物を2時間加熱還流して10
″に冷却した。ホウ水素化ナトリウム(Ig)を添加し
、懸濁液を2時間攪拌した。この混合物を乾固させ、残
渣をトルエンと石油エーテルの混合物(沸点60−80
°)から再結晶させた。固体を水でよく洗浄し、乾燥さ
せて目的化合物を粉末(3,8g)として得た、融点9
9−101°。
中間体2 火 乾燥ジメチルホルムアミド(I0mj)及び蒸留テトラ
ヒドロフラン(50ml)の混合物中の中間体1(Ig
)、ジエチルサルフェート(0,83g)及び炭酸カリ
ウム(Ig)の懸濁液を室温で72時間攪拌した。テト
ラヒドロフランを減圧下に除去し、残渣を水(約100
m1)中で稀釈した。
このエマルジョンをクロロホルム(3X25ml)で抽
出し、抽出液を水でよく洗浄しく4X25ml)乾燥し
くNa2S04)a縮した。残存油をクロロホルム中5
%のメタノールで溶出させるシリカカラム上でクロマト
グラフを行ない、目的化合物を油状物として得た(0.
 35g) 、t、1.c、シリカ;クロロホルム95
%メタノール、R1’、 0.4゜中間体3 一ト塩酸塩 乾燥塩化水素を乾燥エタノール中3−(2−(I,3−
ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−
2−イル)エチル〕 −IH−インドール−5−カルボ
ニトリル(2g)の懸濁液を通して24時間泡立たせて
吹込んだ。乾燥エーテル(75ml)を添加し、反応液
を8時間攪拌させた。固体生成物を集め、乾燥エーテル
で洗浄し、塩化カルシウムで真空乾燥して目的化合物を
得た(I.6g)。質量スペクトルはm/e361の分
子イオンを示した。C2、H19N303の理論値とし
てm/c361゜ 表Iの中間体を中間体■と同様の方法により調製した。
中間体6の調製のための亜硝酸塩出発物質は無水エタノ
ール(50ml)中の3−[2−〔N−メチル−N−(
フェニルメチル)アミノコエチル] −IH−インドー
ル−5−カルボニトリル(2,5g)の溶液を水素雰囲
気中において予備還元され湿潤された木炭上10%パラ
ジウム(2,5g)と共に攪拌することにより得られた
21時間に互って1当量の水素が吸収され、得られた溶
液を次いで?濾過しくhyrlo)、蒸発させ及び残渣
を酢酸エチルから結晶化して目的の亜硝酸塩化合物(I
,23g)を得た、融点138−140°。
東−■ □□−−−−−ラ 4     NH2H3 CHO,5 5N H23 6NHCH3HO,8 7N(C2H5)CH2Ph   H0,358N(C
H3)2H1,66 I!16 HCIとの反応時間  収量(2) (h) 5      4、 7    t、1.c、フルミナ
Rr、 0. 756     0.8   融点14
8−153@7       0.96  − 3     0.4   融点140−144’7  
     2.33  − 中間体9 乾燥ジメチルホルムアミド(225ml)中の中間体1
2 (9,0g)及びトリエチルアミン(6,75m1
)の溶液中に室温で攪拌させながら硫化水素を泡立たせ
て通した。このガスを最初の24時間のうち16時間反
応液中に泡立たせて通し、第二番目の24時間中5時間
通し、及び第三番目の24時間中3時間に亘って泡立た
せて通した(もう一つのトリエチルアミン部分6.75
m1を添加した)。4日目に反応液を水(500ml)
中に注ぎ、混合物を酢酸エチルで抽出した(5×200
m1)。合一した抽出液を水で洗浄した(5X100m
l)。合一した抽出液を水で洗浄しく5X 100m1
) 、乾燥しくNa25O4)、濾過し及び蒸発して油
状物を得、これは真空中で発泡体となった(9. 5s
r)。この物質(8,5g)を酢酸エチル、石油スピリ
ット(I1)を溶出液として用いてシリカゲルのカラム
(Merck Type60)を通して濾過し、適当な
両分を留去して目的化合物(7,5g)を粉末化発泡体
として得た、融点59−65’。
中間体10 エタノール(50ml)中の中間体9 (6,5g)及
びヨウ化メチル(30ml)の溶液を室温で4時間攪拌
した。10分後、固体が沈澱しはじめた。
反応液をニータル(350ml)で稀釈し、−晩攪拌し
た。固体を集め、エーテルで洗浄し、50゜で16時間
乾燥させて目的化合物(8,1g)を微粉細固体として
得た、融点187−192゜(分解)。
中間体11 ジメチルホルムアミド(300ml)中の3−〔2−(
ジメチルアミノ)エチル)−LH−インドール−5−カ
ルボニトリル(I3,Og)及びトリエチルアミン(5
0ml)の溶液を硫化水素ガスをその中に泡立たせて吹
込みながら2時間攪拌した。更にトリエチルアミン(I
0ml)を添加し、溶液を室温で2日間攪拌し、次いで
蒸発させて油状物(I5g)を得、これを酢酸エチル(
500ml)と水(3X250ml)の間に分配した。
有機層を乾燥しくMg504)、シリカ」二に予備吸着
し、フラッシュクロマトグラフィにより精製した(A)
。適当な両分を合一し、真空濃縮し、エーテル(250
ml)ですりつぶし目的化合物(I2,C)r)を固体
として得た、融点155°。
中間体12 乾燥テトラヒドロフラン(20ml)中のジイソプロピ
ルアミン(6,l1g)の溶液を乾燥テトラヒドロフラ
ン(250ml)中の攪拌した5−シアノ〜IH−イン
ドールー3−エタナミン(7,3g)の溶液に添加した
。乾燥テトラヒドロフラン(20ml)中のベンジルク
ロロホルメート(7,73g)の溶液を次いで室温にお
いて添加した。1.5時間攪拌後反応液を水(I00m
l)との間に分配した。水層を分離し、酢酸エチルで抽
出した(4X50ml)。合一した有機溶液を水(I0
0ml)で洗浄し、乾燥しくMg504)、?濾過し、
及び蒸発させて油状固体を得、これを石油スピリット(
沸点60−80°1100ml)で洗浄し、酢酸エチル
(50ml)と石油スピリット(沸点60−80°、3
5m1)の混合物から再結晶させて目的化合物を得た(
9.46g) 、融点127.5−129°。
例1 乾燥エタノール性メチルアミン(30ml)中の中間体
3 (I,1g)の溶液を20″で3時間保ち、次いて
濃縮乾固した。残渣をアルミナ上に吸着し、溶出(B)
したところ、トリプタミンを油状物として得、これを8
0%水性エタノール(20ml)中に取り、1mlの2
Mクレアチニンと硫酸の水溶液で処理した。エタノール
を添加すると固体を得、これを炉別した。2戸液を0°
で24時間保ち、分離した固体を集め、エタノールで洗
浄し、乾燥して目的化合物(0,27g)を得た、融点
230−235°。
元素分析実測値: C,34,75;H,5,35。
N、22.8; 理論値(CHN  ・4.5C4H7N30・3H2S
O4・2H20・ 0.33C2H50Hとして): C,35,05;H,5,35゜ N、22.9%。
例2 硫酸、水及びエタノール(4: 8 : 8 : 6 
: 3)(i)   3−  [2−(I,3−ジヒド
ロ−1,3−ンミダミド 中間体3(2g)とエタノール(50ml)中飽和アン
モニア溶液の混合物を20°で3G間攪拌した。溶液を
濃縮し、残存固体をアミルナ上に吸着させた。溶出(B
)を行なって目的化合物を固体(0,62g)として得
た。融点206−209”。
8 : 6 : 3) 工程(I)の生成物(0,6g)をベンジルアミン(2
ml )及びエタノール(20ml)に添加し、混合物
を20°で3日間攪拌した。得られた溶液を濃縮乾固し
、残渣をアルミナ上に吸着させた。
溶出(B)を行なってトリプタミンを油状物として得、
これをエタノール(I0ml)中に溶解した。
乾燥エーテルを添加したところ、固体(0,3g)を得
、これを80%水性エタノール中に取り、0.5mlの
2Mクレアチニンと硫酸の水溶液で処理した。エタノー
ル(50ml)を添加したところ、1」的化合物を固体
として得た(0.15g)。融点236−240°。
元素分析実測値: C,35,65;H,5,35。
N、20.00% 理論値(C1、H14N4・2 C4H7N 30・2
.0H2SO4弓、 5H20・ 0.75C2H50Hとして): C135,90;H,5,25゜ N、20.40% 例  3 レエート ドール−5−カルボキシミダミド 乾燥アセトニトリル中の中間体3 (I,7g)、ヒド
ロキシルアミン塩酸塩(I,2g)及び無水炭酸カリウ
ム(2,35g)の混合物を50°で2時間攪拌し、ン
濾過し、炉液を濃縮し残渣を酢酸エチル−メタノールか
ら結晶化して目的化合物を固体として得た。融点168
−170’(I,06g)。
工程(i)の生成物(I,5g)を33%エタノール性
メチルアミン(50ml)中に取り、3時間後溶液を蒸
発乾固させた。残渣をシリカ上に吸着させ、溶出(B)
をしたところ、トリプタミンを発泡体(0,6g)とし
て得た。この発泡体及びマレイン酸(0,8g)をエタ
ノール(30ml)中に取り、溶液を温ため、乾燥エー
テルで処理した。ガム状物か分離し、これを乾燥エーテ
ルですりつぶしたところ、目的化合物を結晶固体とじて
得た(0.7g)。融点115−119°。
元素分析実測値:C,50,75;H,4,50゜N、
12. 30; 理論値(CHN  0・2C4H404として)C,5
0,65;H,4,85; N、12.45% 例4 Σム エタノール(50ml)中の33%エチルアミン溶液を
エタノール(I0ml)中の中間体4(Ig)の懸濁液
に添加した。この溶液を室温で24時間保ち、真空蒸発
させた。得られた発泡体を無水エタノール中に溶解し、
再蒸発させる操作を3回繰返した。得られた発泡体を無
水エタノール(25ml)に溶解し、溶液を攪拌しなが
ら酢酸エチル(40ml)を潤油することにより稀釈し
た。油状物が沈澱し、これを拡張擦過したところ、微粉
末固体となった。これを集め、酢酸エチルで洗浄し、5
0°で16時間真空乾燥させて目的化合物(0,81g
)を得た。融点245−255゜(分解は235°で開
始する)。
元素分析実測値:C149,70、H,6,76。
N、17.21 ;C1,22,03 理論値(C13H18N4・2HCl・0、  ICH
0・0.5H20とし て): C,50,13、H,6,84。
N、17.45;CL 22.23% 例5 ヨウ化メチル(5ml )をよく攪拌された無水エタノ
ール(25ml)中の3−  (2−(I,3−ジヒド
ロ−1,3−ジオキソ−2H−インドール−5−カルボ
チオアミド(Ig)の懸濁液に添加した。この混合物を
室温で2時間攪拌したところ、その時間までに均一な溶
液が得られた。ジエチルエーテル(I00ml)を次い
で定常的に添加した。
明黄色の固体が沈澱した。それを集めエーテルで洗浄し
、50°で真空乾燥して標記化合物を得た(I. 3g
)。
無水エタノール(25ml)中のベンジルアミン(I,
6g)を無水エタノール(I00ml)中の工程(i)
の生成物(2,45g)の攪拌された懸濁液中に添加し
た。更に、ベンジルアミン(I,6g)を8時間、25
時間、70.7.5目及び160後に添加した。この混
合物を蒸発乾固し、残渣をアルミナ(C)七のカラムク
ロマトグラフィにより精製して標記化合物をガラス状物
(0,6g)として得た。融点120−130°。
元素分析実測値l値: C,49,77、H,5,2。
N、11.46 理論値(C18H2oN4・0,33C2H60・0.
67C2H402・0,0IC4H1oO・Hl・0.
5H20として): C,49,58、H,5,56。
N、11. 54% 例6 一インドールー5−カルボキシミダミドマレエー上 アニリン(0,1’86.)を含有するエタノール(I
0ml)中の中間体10 (0,495g)の懸濁液を
室温で3日間攪拌し、その間それを60°で30分間加
熱した。得られた溶液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル
(I0ml)と896炭酸水素ナトリウム(I0ml)
の間に分配した。水相を酢酸エチル(I0cal)で抽
出した。合一した9機抽出液を水で洗浄しく2X10m
l)、乾燥しく N a 2 S O4) 、7濾過し
及び蒸発させた。生成物を酢酸エチルを溶出液として用
いてアルミナ−にのクロマトグラフィにより精製し、適
当な画分を合一し、蒸発させて標記化合物を発泡体とし
て得た(Oi]、)。融点約8000 ドマレエート 工程(i)の生成物(0,8g)をエタノール(50m
l)中において水素雰囲気下戻素上担持10%パラジウ
ム触媒(0,8,50%水性ペースト)上で攪拌した。
3時間後、触媒を炉別し、〔水素吸収−250m1)及
び7戸液を蒸発乾固させ油状物を得、これを蒸発させて
発泡体とした(0.5g)、融点80−92’。熱酢酸
エチル中ニの発泡体の一部(0,3s−)を熱酢酸エチ
ル中の当量のマレイン酸に添加した。混合物を冷却し、
固体を集め酢酸エチルで洗浄し、60°で2時間真空乾
燥して標記化合物を得た。融点〉110° (分解)。
元素分析実測値:C161,06,H15,74;N、
12.31 ; 理論値(C1□H18N4・C4H404・0.33C
4H802・H20として):C,60,72、H,6
,08。
N、12.69% 例7 酸塩 エタノール中メチルアミンの溶液(33%、8、 5m
1)を無水エタノール(20ml)中の中間体5 (0
,4g)に添加し、混合物を室温で3時間攪拌後乾固さ
せた。残渣を無水エタノール(25ml)中に再溶解し
、蒸発させる操作を3回繰返した。生成した油状物を最
少量の冷エタノール中に溶解し、酢酸エチルを添加し、
生成した固体を乾燥させて標記化合物を粉末として得た
(0.2g)、融点125−128° (分解)。
元素分析実i’1lll値: C,47,35、H,7
,12。
N、16.06 理論値(C13H18N4・2HCl・0.3C2H6
0・1,5H20として)C,47,47、H,7,2
7。
N、16.28% 例8 塩酸塩 エタノール(I0ml)中の中間体6 (0,88g)
の溶液をメチルアミン(エタノール中約30%溶液、3
0m1)で処理し、室温で4時間攪拌した後蒸発さけた
。得られた固体をエタノール(30ml)に再溶解させ
、溶媒を真空除去する操作を゛3回繰返した。残存固体
をエタノール(3−5ml)ですりつふして標記化合物
を固体として得た。融点〉250° (0,24g)。
元素分析実測値:C151,6;H16,9;N、18
. 29;C1,23,35 理論値(C13H18N4・2HClとして):C,5
1,49,H16,65; N、18. 48.CI、23.3896例9 二塩酸塩 中間体7 (0,3g)をエタノール中メチルアミンの
溶液(33%w/w % 10m1)に添加し、混合物
を室温で4時間攪)T した後乾固させた。新たなエタ
ノール(I5ml)を添加し、溶i(Mを蒸発させる操
作を3回繰返した。得られた浦をエタノールと酢酸エチ
ルの混液から再結晶化させて標記化合物を針状精品とし
て得た(0.19g)。融点168−170″。
(ii)  3−  [2−(エチルアミノ)エチル]
−N無水エタノール(25ml)に溶解した工程(i)
の生成物(0,18g)を木炭担持1096酸化パラジ
ウム上で室温及び室圧において水素添加した。
水素の吸収が終った後触媒を炉別し、ン炉液を乾固さけ
た。残渣をエタノールと酢酸エチルの混液、から(If
結晶させて標記化合物を粉末として得た(0.1g)。
融点244−246°。
元素分析実/l1lj値:C,48,24、H,6,8
5。
N、15.67 。
理論値(C14H2oN4・2HC1拳1.75H20
として): C,48,16,H,7,16゜ N、16.05% 例10 (I)  エチル3−(2−([(フェニルメトキシ)
ベンジルクロロホルメート(0,72m1)を新たに蒸
留したテトラヒドロフラン(50ml)中の中間体4 
(I,4g)及びジイソプロピルエチルアミン(2,4
8m1)の水冷却溶液に摘部した。
混合物を室温で30分間攪拌した後、乾固させた。
残渣をジエチルエーテルと共に攪拌し、溶液を傾瀉分離
した。残渣を酢酸エチルとメタノールの混液(0,5%
メタノール)から結晶化して標記化合物を粉末として得
た(0゜7g)。融点147−149°。
メタノール性アンモニア溶液(25ml)中の工   
  程(i)の生成物(0,1g)の溶液を室温で72
時間攪拌した。この混合物を乾固させて残存油状物を酢
酸エチルとエタノールの混液ですりつぶして標記化合物
を粉末として得た(0.06g)。
融点248−250°。
元素分析実測値;C158,1;H2S、5;N、13
.9; 理論値(CHN  O−HCl・H2Oとして):C,
58,4,H,5,9゜ N、14.3% バメート エチルクロロホルメート(0,44m1)を新たに蒸留
したテトラヒドロフラン(50ml)中の工程(ii)
の生成物(0,8g)及びジイソプロピルエチルアミン
(I,0m1)の懸濁液にゆっくり添加した。この混合
物を室温で24時間攪拌し、次いで蒸発乾固させた。残
渣をシリカ(D)上でクロマトグラフィを行ない標記化
合物を油状物として得た(0.4g)。L、l。e、 
S t 02 :酢酸エチル、Rfo、80 (セリウ
ム)。
(Iv)五ム色工1L二ぢ辷Jヨソ」」丑去ニー無水エ
タノール(25ml)中の工程(iii)の生成物(0
,35g)の溶液を室温及び室圧にお(Iて木炭担持1
0%酸化パラジウム(水との50%ペースト、0.1g
)上で水素添加した。水素の吸収が終った時点で触媒を
ン戸別し、2戸液を乾固させた。残渣をシリカ(E)上
でクロマトグラフィに付した。残存油状物(I00mg
)をエタノール(5ml)に溶解し、酢酸エチル(2m
l)中のマレイン酸(43ff1g)の溶液を添加した
。この溶液を曇ったエマルジョンが観察されるまでジエ
チルエーテルで稀釈した。ひつかいて形成した沈澱を集
め乾燥して標記化合物を粉末として得た(44mg)融
点139−140°。
元素分析実測値:C150,7;H2S、1;N、10
. 5% 理論値(CHN  0  ・2C4H404φ14  
t84  2 N20として): C,50,4、H,5,3。
N、  10. 796 例11 ンゾエート 3−  (2−(I,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ
−2H−イソインドール−2−イル)エチル〕−IH−
インドールー5−カルボニトリル(Ig)及びエチル−
4−アミノベンゾエートp−)ルエンスルホン酸塩(I
,12g)を165”で3時間加熱した後冷却し、エタ
ノールに溶解させ、乾固させて残渣をシリカ(F)上で
クロマトグラフィに付した。必要な両分を集め乾固させ
て標記化合物(0,4g)を得た。融点110°。
無水エタノール(I6ml)中の工程(+)の生成物と
エタノール中のメチルアミン(33%ν/w 8m1)
の混合物を室温で1,5時間攪拌した。この溶液を8%
重炭酸ナトリウム(約50m1)で稀釈し、この混合物
を酢酸エチルで抽出した(3×20m1)。抽出液を乾
燥させ(Na2So4)、真空で乾固させて残渣をシリ
カ(A)上でクロマトグラフィに付した。必要な画分を
集めて乾固させた。残渣(71mg)を最少口の無水エ
タノールに溶解し、エタノール(2ml)中のマレイン
酸(47+ng)の溶液を添加した。混合物を乾固させ
、得られた発泡体を乾燥ジエチルエーテル(約5 ml
 )と共に攪拌した。得られた固体を集め乾燥して標記
化合物を粉末として得た(78mg)、融点100−1
05°。
N、m、r、 (DM S O)は25%のEtOHの
存在を示した。
元素分析実測値:C155,4;H,5,0;N、8.
8゜ 理論値(C2oH2゜02・C3H8o8・0.25C
2H50H・0.75H20として):C,55,35
;H,5,4;N、9.2% 例12 3−(2−(ジメチルアミノ)エチル〕−IH−インド
ールー5−カルボニトリル(Ig)と4−エトキシアニ
リン(I,53g)の混合物を180°で6時間加熱し
た。冷却した混合物をシリカ(A)上でクロマトグラフ
ィに付し適当な両分を乾固させた。残渣(0,13g)
を熱イソプロパツール(2ml )中で溶解し、イソプ
ロパツール(Iml)中のマレインM(43mg)の熱
溶液を添加した。この溶液を冷却させながら激しく攪拌
し、得られた固体を集め乾燥して標記化合物を粉末とし
て得た(0.1g)。融点107−111@。
元素分析実a111値:C159,8;N16,5゜N
、10.6゜ 理論値(C2、H2,N40・C4H404・2H20
として): C,59,8;H,6,8; N、11.2%。
例13 ドニ塩酸塩 塩化水素エーテル溶液(I00ml)をメタノール(5
00ml)中の中間体11 (I2g)のに4液に添加
し、30分後溶媒を真空除去した。得られた固体をメタ
ノール(500ml)中に溶解し、ヨウ化メチル(68
g)を添加し、及び反応液を南封フラスコ内において室
iRで24時間攪拌した。
反応液を真空濃縮して固体を?11、これを酢酸エチル
(250ml)ですりつぶし、標記化合物を粉末として
得た(20.3g)。融点198−UOo0 工程(+)の生成物(I,0g)をクロロホルム(25
ml)中に懸濁させ、酢酸(0、5ml )を添加した
後、クロロホルム(I0ml)中エチルアミン(0,2
g)を添加した。溶液を室温で3時間攪拌した。得られ
た懸濁液を集め、ジエチルエーテル(Ig)で洗浄し、
20°で18時間真空乾燥させて固体(0,5g)を得
、これをメタノール−酢酸(I:3)から再結晶させて
純粋な標記化合物を固体(0,09f)として得た。融
点261−263°。
元素分析実測値:C151,9,H17,4:N、16
.0;CL  21.O0 理論値(C15H2゜N4・2HCl・0.75H20
として): C,52,2;H,7,4; N、16.2 ; C1,20,696゜例14 一ト 4−アミノ−N−メチルベンゼンメタンスルホンアミド
(I,51s−)を含む無水エタノール(50ml)中
の中間体10 (2,508g)の懸濁液を窒素下に2
時間攪拌還流させた。室温で一晩(I6時間)攪拌後更
に5時間加熱還流し、溶液を冷却し、真空〆濃縮させ及
び残渣を不活性化アルミナ(I5%H20w/w )上
のカラムクロマトグラフィにより精製した。酢酸エチル
−エタノール(I5: 1)で溶出させて標記化合物を
発泡体として得た(0.47 g)。融点63−65゜
(ガラス)。
ンアミド エタノール(25ml)中木炭担持10%パラジウム(
50%の水とのペースト217mg)の懸濁液を水素雰
囲気下に室温及び室圧において1時間攪拌した。エタノ
ール(25ml)中の工程(+)の生成物(210mg
)の溶液を添加し、混合物を2時間攪拌した。更にパラ
ジウム触媒(水との50?6ペ一スト200+++g)
を添加し、反応液を一晩攪1′1゛させた(I5時間)
。もう一つの触媒部分(H、Oとの50?6ペ一スト1
00mg)の添加及び5.5時間の攪拌後反応液を?濾
過し、炉液を減圧下に濃縮した。残渣(I35mg)を
シリカ(E)!−のクロマトグラフィにより精製し、標
記化合物を発泡体として得た(79mg)。融点124
−128° (分解)。
例15 無水エタノール(50ml)中の(4−アミノフェニル
)アセタミド(I,1g)及び中間体1゜(2,5g>
を窒素雰囲気内において5時間加熱ぶ流させた。溶液を
冷却し、溶媒をシリカの存在下において減圧下に除去し
、及び含浸シリカをプラグとしてシリカカラムにかけた
。酢酸エチル−エタノール(I0: 1)で溶離した後
、溶離液(H)で溶出して発泡体をig、これを乾燥エ
ーテルですりつぶして標記化合物を固体として得た(2
. 02 g)。融点138−140’。
無水エタノール(50ml)中木炭担持10%パラジウ
ム(水との50%ペースト939mg)の懸45液を室
温において1気圧の水素下において20分間攪拌した。
無水エタノール(30ml)中工程(i)の生成物を添
加し、反応液を17時間攪拌した。触媒をハイフロly
[’lo)を通して炉別し、2戸液を減圧濃縮して固体
を得た。フラッシュクロマトグラフィ (J)及び(G
)により精製して遊離塩基を発泡体として得た(384
a+g)。これを無水エタノール(5ml)中に溶解し
、溶液を濾過し、及びHCIエーテル溶液を2戸液に摘
部した(pH1まで)。得られた沈澱を炉別し、エーテ
ル(80ml)で洗浄し、50’で20時間真空乾燥さ
せ標記化合物を結晶性固体(330II1g)として得
た。融点259−260’。
元素分析実測値:C154,3;N16.o;N、16
.3゜ 理論値(C19H2、N50・2HCl・0.8H20
として): C,54,O;H,5,9; N、16.6%。
例16 乾燥エタノール(75ml)中の中間体4(I,5g)
、エチレンジアミン(0,44g)及び炭酸カリウム(
I,35g)の混合物を窒素雰囲気下に20時間攪拌し
た。混合物を濃縮乾固し、残渣をアルミナ上に吸着させ
た。溶出(B)によりトリプタミンを油状物として得た
。この油状物及びマレイン酸(I,0g)をエタノール
(20ml)巾に取り、乾燥エーテル(I50ml)を
添加した。粘着性固体が分離し、これを乾燥エーテルで
すりつぶしたところ、標記化合物を粉末として得た。融
点134−137° (I,2g)。
元素分析実791値; C,51,54、H,5,12
;N111、65; 理論値(CI3H16N4・2C4H4o4・1.5H
20として); C,51,74;H,5,58; N、  11. 49% 例17−20は例16の一般的方法に従い表■に示され
た条件及び適当なアミン出発物質即ち例17においては
1.3−ジアミノプロパン及び例18.19及び20に
おいてはエチレンジアミンを用いて調製された。
例17 融点143−145°。
元素性)h実測値: C,54,74;H,5,48;
N、11.49; 理論値(CHN  ・2C4H404・0.5H20と
して): C,54,65、H,5,62。
N、  11. 58% 例18 融点54−58°。
元素分析実測値: C,68,14;H,7,87;N
、  19. 88; 理論値(C15H2oN4・0.35C4H802とし
て): C168,62、H,7,95。
N、19.53% 例19 融点142−154°。
元素分析実AIり値:C,67,05,H17,41;
N、22. 02  。
理論値(CHN  −0,5H20として):C,66
、85、H,7,56。
N、22. 28%。
例20 融点154−156°。
元素分析実測値:C,56,3,H16,2;N、12
.9゜ 理論値(CHN  弓、5C4H404・+4 18 
4 0.5H20として): C,56,4、H,5,9。
Ns  13. 2% 例21 4−ニトロベンゾニトリル(I7,76g)を室温にお
いて乾燥エタノール(I50ml)中のナトリウム金属
(0,138g)の溶液に添加し、混合物を6時間攪拌
した。この懸濁液に1.3−ジアミノプロパン(8,8
8+r)を添加し、混合物を還流下に4日間加熱した。
溶媒を減圧留去したところ、固体を得、これを熱酢酸エ
チル(450ml)に溶解した。この溶液を2N塩酸(
90ml、 20m1)で抽出した。合一した酸性抽出
液を酢酸エチル(I00ml)で洗浄し、次いで5N水
酸化ナトリウム(60ml)で塩基性化した。
このエマルジョンを熱酢酸工fat (250ml、2
X100ml)中に抽出し、有機抽出液を合一し、蒸発
により約250m1に減少させ、熱シクロヘキサン(I
25ml)を添加した。冷却すると、標記化合物が針状
結晶として堆積した(I7.7g)。
融点168−172°。
2N塩酸(I50ml)を含むエタノール(I50ml
)中の工程(I)の生成物(20,5g)の溶液を水素
雰囲気下において吸収が終るまで10%パラジウム担持
木炭(2,0g)の存在下において攪拌した。この懸濁
液をハイクロのパッドを通してン濾過し、パッドを50
%水性エタノール(200ml)で洗浄し、合一したか
液を減圧留去した。残渣をメタノール−酢酸イソプロピ
ル(I: 11  (300ml)から結晶化させて標
記化合物を粉末(2B、  7 g)として得た。融点
〉300°。
2N塩酸(36,6m1)中の攪拌された工程(I1)
の生成物(I8,0g)の懸濁液に一5°で温度を0°
より低く保ちながら水(I1ml)中面硝酸ナトリウム
(5,05s−)の溶液を添加した。
更に15分間攪拌後、この溶液を一5°において水(2
20ml)中面硫酸ナトリウム(23,05g)及び酢
酸ナトリウム(9,95g)の攪拌された溶液に添加し
た。固体が堆積し、全体を一5°で更に15分間攪拌し
、次いで室温に1時間に亘って加温した。濃塩酸(25
ml)を添加し、溶液を75″で30分間加熱後冷却し
た。堆積した固体をi濾過により集め2N塩酸(50m
l)で洗浄し、次いでエタノール(50ml)で洗浄し
、真空乾燥して標記化合物を粉末(I8,18g)とし
て得た。融点280−281’。
濃塩酸(26ml)を合釘するメタノール(200ml
)中の工程(jli)の生成物(I7,8g)の懸濁液
を2時間加、!A還流した。溶媒を減圧ドに留去し、残
渣をエタノール(2X50ml)を用いて共沸乾燥させ
た。残渣を還流メタノール(200ml)中に溶解し、
プロパン−2−オールを定期的に添加して容積を200
.mlに保った。蒸留液の温度が80@に到達した時点
で懸濁液を冷却し、固体を濾過により集めた。プロパン
−2−オール(50ml)で洗浄し、真空乾燥させて標
記化合物をプリズム状結晶として得た(I5.7g)融
点283−290’ 0 工程([v)の生成物(I0,48g)と4−クロロブ
タナール(5,8g、73%純度)の混合物を水(80
ml )を含むメタノール(320ml)中において1
5分間攪拌した。17時間加熱還流後物質を共沸的に乾
燥するために定期的にエタノールを添加しながら溶媒を
減圧留よした。水(I0ml)を金白するエタノール(
400ml)を残渣に添加し、混合物を加熱還流して固
体を溶解した。
この溶液の容積を蒸留により150m1減少させ、次い
で冷却した。固体を濾過により集め、エタノール(50
ml)で洗浄して標記化合物を粉末(6,62g)とし
て得た。融点〉300°。
元素分析実測値:C153,34,H16,39;N、
17.77 。
理論値(C14H18N4・2HClとして):C,5
3,19、H,6,41; N、17.92%。
以下の例は3−[2−(ジメチルアミノ)エチル〕 −
N−エチル−IH−インドール−5−カルポキシミダミ
ドニ塩酸塩を有効成分として含有する本発明による薬学
的配合物を提示するものである。本発明のその他の化合
物も同様に配合される。
経口投与用錠剤 有効成分    2.4 * リン酸水素カルシウムB、P、    95.10クロ
スカルメロースナトリウ   2.00ムUSA ステアリン酸マグネシウムB、P、  0.50圧縮重
Hk     100■ 本直接圧縮に適した等級のもの 有効成分を使用前に篩にかけた。リン水素カルシウム、
クロスカルメロースナトリウム及び有効成分を清潔なポ
リテンバック中に秤量した。混合物を激しく振り混ぜな
がら−合し、次いでステアリン酸マグネシウムを秤量し
、ミックスに添加し、史にブレンドした。このミックス
を次いで5.5關の平たい傾斜した末端パンチを付した
マネスティF 3 (ManesLy F3)打錠機を
用いて10mgの目標圧縮重量を有する錠剤に圧縮した
錠剤は又湿式顆粒化などのその他の通常の方法を用いて
も調製される。
その他の強度の錠剤は有効成分対ラクトースの比或いは
圧縮重量を変更し、及び適当なパンチを用いることによ
り調製される。
錠剤は標準的技術を用いてヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースなどの適当なフィルム形成性材料でフィルム波
覆されてよい。或いは又錠剤は糖衣彼覆されてもよい。
カプセル ll1g/カプセル 有効成分    2.4 本デンプン1500      196.6ステアリン
酸マグネジ      1.00ウムBP 充填重量   200.00 *直接圧縮可能なデンプンの形態 有効成分を篩分けし、賦形剤とブレンドした。
このミックスを適当な機械を用いてサイズNo、2のハ
ードゼラチンカプセル中に充填した。充填重量を変更し
、及び必要に応じてカプセルの大きさを適当に変更する
ことによりその他の投与二が調製される。
シロップ H15ml投与量 活性成分      2.4 緩衝剤 風味剤 増粘剤 は味剤 純 水    5.00m1まで 有効成分、緩衝剤、風味剤、着色剤、保恒剤、増粘剤及
びR味剤をいくらかの水に溶解し、溶液を容量調整して
混合する。生成したシロップをか過により清澄化する。
直腸投与用座薬 角°効成分        2.4n+g*νHeps
ol  H2S     1.  Ogまで*  Ad
eps 5olidus Ph、Eur、の適当な等級
溶融旧tepsol中の有効成分の懸濁液を調製し、適
当な機械を用いて1gの大きさの座薬モールド中に充填
する。
静脈投与用注射液 mg/ml を効成分   0.6a+g 塩化ナトリウムBP   必要に応じて添加注射BP用
水      1.0mlまで塩化すトリウムを添加し
て溶液の張力を調整してよく、又pHを酸或いはアルカ
リを用いて最適安定性のそれに及び/又は有効成分の溶
解を容易にするために調整されてよい。或いは又適当な
緩衝塩が使用されてよい。
溶液を調製し、清澄化してガラスの融着により密封化さ
れた適当な大きさのアンプルに充填する。
注射液は許容可能なサイクルの一つを用いてオートクレ
ーブ中に加熱することにより殺菌される。
或いは又溶液はン濾過により殺菌され無菌条件下に殺菌
アンプル中に充填される。溶液は又窒素その他の適当な
ガスの不活性雰囲気下で包装されてよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )で表わされる化合物及びその生
    理学的に許容可能な塩及び溶媒和物:▲数式、化学式、
    表等があります▼( I ) 〔式中R^1、R^2及びR^3の一つは水素原子、C
    _1_−_6アルキル、C_3_−_6アルケニル、ヒ
    ドロキシ、C_1_−_4アルコキシ或いはC_2_−
    _5アルコキシカルボニル基、フェニル又は置換フェニ
    ル基、或いはフェン(C_1_−_4)アルキル又は置
    換フェン(C_1_−_4)アルキル基を表わし、その
    他の二つは同種又は異種で各々水素原子或いはC_1_
    −_6アルキル基を表わすか、或いはR^2及びR^3
    は共にアルキレン鎖−(CH_2)_n−(但し、nは
    2又は3である)を形成して、それらが結合する窒素原
    子を架橋する。 R^4及びR^5は同種又は異種であり、各々水素原子
    又はC_1_−_3アルキル又はプロペニル基を表わす
    。 R^6は水素原子又はC_1_−_3アルキル基を表わ
    す〕。 2、一般式( I )において、R^1がC_1_−_3
    アルキル基を表わし、及びR^2及びR^3が各々水素
    原子を表わす特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、一般式( I )において、R^1が置換フェニル基
    を表わし、及びR^2及びR^3が各々水素原子を表わ
    す特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4、一般式( I )において、R^2及びR^3が共に
    テトラヒドロピリミジン−2−イル基を形成する特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 5、一般式( I )において、R^4及びR^5が同種
    又は異種であり、各々水素原子或いはメチル或いはエチ
    ル基をR^4及びR^5中の全炭素数が2を越えないよ
    うに表わす特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6、3−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕−N−エチ
    ル−1H−インドール−5−カルボキシミダミド及びそ
    の生理学的に許容可能な塩及び溶媒和物である特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 7、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩
    、酒石酸塩、クエン酸塩、フマール酸塩、マレイン酸塩
    、コハク酸塩及びスルホン酸塩から選ばれる生理学的に
    許容可能な塩である特許請求の範囲第1項〜第6項のい
    ずれかに記載の化合物。 8、一般式( I )の少なくとも一種の化合物或いはそ
    の生理学的に許容可能な塩或いは溶媒和物を1又は2以
    上の薬学的に許容可能な担体或いは賦形剤と共に含んで
    なる薬学的組成物。 9、鎮痛剤、抗炎症剤及び制吐剤から選ばれる1種又は
    2種以上の他の治療剤を含んでなる特許請求の範囲第8
    項記載の薬学的組成物。 10、一般式( I )の化合物又はその薬学的に許容可
    能な塩又は溶媒和物の製造方法において、(A)下記一
    般式(II)で表わされる化合物:▲数式、化学式、表等
    があります▼(II) (式中、R^4、R^5及びR^6は一般式( I )に
    ついて規定したのと同義である。Zはニトリル基或いは
    その反応性誘導体である) 或いはその塩又は保護誘導体と式R^1R^2^aNH
    で表わされるアミン〔R^1は一般式( I )について
    規定したのと同義であり、及びR^2^aは前記定義の
    R^2基或いは−(CH_2)_nNH_2基を表わす
    〕、或いはその塩と反応させるか、或いは (B)下記一般式(V)で表わされる化合物:▲数式、
    化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1、R^2、R^3及びR^6は一般式(
    I )について定義したのと同義である。Qは NR^4R^5であり、ここにR^4及びR^5は一般
    式( I )について定義した通りであり、或いはその保
    護誘導体或いは離脱基である) を環化させるか、或いは (C)一般式( I )の化合物或いはその塩或いは保護
    誘導体を一般式( I )のもう一つの化合物或いはその
    塩或いは保護誘導体に転換するか、或いは (D)一般式( I )の保護された誘導体を1又は2以
    上の保護基を除去する反応に付し、及び必要及び/又は
    所望に応じてこの様にして得られた化合物を (E)(i)任意の保護基を除去する工程、及び(ii
    )一般式( I )の化合物或いはその塩を生理学的に許
    容可能な塩或いはそ の溶媒和物に転換する工程 を含んでなる1又は2以上の反応工程に更に付すること
    を特徴とする方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05140151A (ja) * 1991-02-01 1993-06-08 Merck Sharp & Dohme Ltd イミダゾール、トリアゾール及びテトラゾール誘導体

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GB8527619D0 (en) 1985-12-11

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