JPS6216775Y2 - - Google Patents

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JPS6216775Y2
JPS6216775Y2 JP5441181U JP5441181U JPS6216775Y2 JP S6216775 Y2 JPS6216775 Y2 JP S6216775Y2 JP 5441181 U JP5441181 U JP 5441181U JP 5441181 U JP5441181 U JP 5441181U JP S6216775 Y2 JPS6216775 Y2 JP S6216775Y2
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compressed air
air supply
frame
pneumatic motor
pipe
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、非常時に作動する空気圧モータが連
結された電動機の固定子を効率良く冷却し得るよ
うにした装置に関する。
発電用水車を効率良く回転させたり或いは水量
の増減等により発電量を制御させる手段として、
発電用水車に対する水の供給量を調整し得るよう
にガイドベーンの開閉量を変化させることが一般
に行なわれている。通常、このようなガイドベー
ンは電動機の回転軸に減速機を介して連結された
送りねじと螺合し且つ回り止めが施された送りナ
ツトの往復直線運動により開閉するようになつて
おり、電動機の正逆転操作とその回転量とによつ
てその開閉量が調整される。
ところで、停電時においては電動機が停止して
ガイドベーンの開閉制御ができなくなつてしまう
ため、発電用水車のガイドベーンを閉じて発電機
も停止させてしまうことが好ましい。そこで、非
常時に作動する空気圧モータを電動機の回転軸に
連結し、停電時等に空気圧モータを作動させて発
電用水車のガイドベーンを閉じるようにしたもの
が開発され、それ相応の効果を発揮している。こ
のようなアクチユエータ用非常操作装置を具えた
回転機械の構造を表わす第1図に示すように電動
機の回転軸11には回転子12が固着され、フレ
ーム13の内側に固定した固定子鉄心14と所定
の隙間を有して回転自在になつており、上記回転
軸11と直結された公知のマルチストロークラジ
アルピストン形の空気圧モータのロータ15が圧
空タンク16から電磁切換え弁17を介して供給
される加圧気体により回転するように構成された
もので、通常は電磁切換え弁17を消音器18を
介して大気開放し、圧空導入口19と大気とを連
通して電動機の回転と共に空気圧モータを空転さ
せている。なお、空圧モータの構造は図示したマ
ルチストロークラジアルピストン形のものに限ら
ず、種々のものが採用される。
従つて、停電時又は故障時に電磁切換え弁17
が切換わり、圧空導入口19から空気或いは窒素
ガス等の圧縮気体が空圧モータに供給されるの
で、ロータリ弁20を通じてピストン21を押し
上げることにより、これに伴なつてローラ22が
ピストン21及びロータ15と共にカムフオロー
23内を回転し、回転軸11を回転するようにな
している。
ところで、回転電機においては、回転子の回転
に伴つて固定子コイル及び固定子鉄心が発熱する
ため、これらを冷却する必要がある。第1図に示
した電動機では回転軸11に冷却用フアン24を
取り付け、回転軸11に回転に伴つて冷却用フア
ン24を回転させ、フレーム13内の固定子鉄心
14及び固定子コイル25を冷却するようにして
いた。このため、回転軸の軸長を長くしなければ
ならず、装置全体のコンパクト化を企図する上で
のネツクとなつている。
本考案は上述した観点から、空気圧モータを具
えた回転機械における回転電機の回転軸の軸長を
短かくして装置全体をコンパクト化し得る冷却装
置を提供することを目的とする。
この目的を達成する本考案の回転電機の冷却装
置にかかる構成は、回転電機の回転軸を空気圧モ
ータのロータとを連結し、この空気圧モータの圧
空導入口と圧空供給源とを圧空供給管を介して接
続すると共にこの圧空供給管と前記回転電機のフ
レーム内とを送風管を介して接続し、前記回転電
機の非常時に前記圧空供給源からの圧縮気体を前
記空気圧モータへ送給して前記回転電機を回転さ
せると共に前記回転電機の定常運転時に前記空気
圧モータ側の前記圧空供給管と前記送風管とを連
通して前記圧縮気体を前記回転電機に送風させる
電磁切換え弁を前記圧空供給管と前記送風管との
接続部に介装し、更に前記圧空供給管を介して前
記送風管から前記フレーム内へ吹き込まれる前記
空気圧モータの冷却用排気を前記フレーム外へ排
出する排気口を前記フレームに穿設したことを特
徴とするものである。
以下、本考案による回転電機の冷却構造の一実
施例についてその断面構造の一部を表わす第2図
及びその−矢視断面構造を表わす第3図を参
照して詳細に説明する。本実施例は電気を動力源
とする電動機Aと空気又は窒素ガス等の圧縮気体
を動力源とする空気圧モータBとを組み合わせた
回転機械であり、第2図はその上半分の構造を表
わす。なお、第1図に示した従来例と対応する箇
所及び部品にはこれを同一符号を付して説明す
る。11は電動機Aの回転軸で回転子12が固着
され、フレーム13の内側に固着した固定子鉄心
14と所定の隙間を有して回転自在となつてい
る。26は電動機Aのフレーム13と一体のフレ
ームブラケツトであり、軸受27を介して回転軸
11を回転自在に支持している。上記電動機Aに
は本実施例ではマルチストロークラジアルピスト
ン形の空気圧モータBが直結されており、そのロ
ータリ弁20の外側の回転軸11に連結されたロ
ータ15には、それぞれ先端部に回転軸11と平
行なローラピン30を介してローラ22を回転自
在に支持するピストン21が放射状をなして複数
個(図では六個)それぞれ摺動自在に嵌合され、
これらピストン21とロータ15との間には圧縮
ばね29が介装されている。電動機Aのフレーム
13に連結されるフレームブラケツト32と一体
のハウジング31の内周面には、ローラ22が転
動自在に押し当たる矩形状をなすカムフオロー2
3が形成され、このハウジング31は圧空導入口
19を有する圧空導入路37が形成されたフレー
ム34に連結されている。前記ロータ15の中央
部には回転軸11と同同軸をなすようにフレーム
34と一体に固定されたロータリ弁20が嵌合さ
れており、このロータリ弁20の外周面にはロー
タ15に穿設した連通孔42を介してロータ15
とピストン21との間に形成されたシリンダ室4
3内に連通し得る給気ポート44と排気ポート4
5とが交互に四つずつカムフオロー23に対して
位相をずらした状態で形成され、給気ポート45
と前記圧空導入路37とはロータリ弁20に形成
した圧縮気体の噴射通路28を介して常時連通状
態にある。又、排気ポート45はロータリ弁20
に形成された排気通路46を介して大気側に連通
状態にある。前記フレームブラケツト32と回転
軸11との間にはOリング33及び軸受47が介
装され、同様にフレーム34とロータ15との間
にも軸受35が介装され、ロータリ弁20及びフ
レーム34及びハウジング31と一体のフレーム
ブラケツト32に対して回転軸11とロータ15
とがピストン21と共に相対回転し得るようにな
つている。前記圧空導入口19には電磁切換え弁
17の一方の吐出側が圧空供給管36を介して接
続し、上記電磁切換え弁17の他方の吐出側は送
風管38を介して電動機Aのフレーム13に穿設
した冷却風導入口39に接続されており、電磁切
換え弁17には空圧タンク16から圧空供給管4
0を介して圧縮空気が供給されるようになつてい
る。
従つて、空圧タンク16と噴射通路28とが連
通状態にある時、シリンダ室43と給気ポート4
4とが連通状態のピストン21は径方向外側へと
押し出され、そのローラ22とカムフオロー23
との接触分力によつて第3図中、左回り(反時計
回り)に駆動回転する。なお、このようなマルチ
ストロークラジアルピストン形の空気圧モータB
の構造等は周知であり、空気圧モータB自体をこ
のマルチストロークラジアルピストン形のものに
限定するわけではなく、他の周知の空気圧モータ
も当然採用し得る。
次に、上述したように構成された回転機械の作
動について詳述すると、まず電動機Aの定常運転
時は圧空供給管40が閉止され且つ送風管38と
圧空供給管36とが連通した状態である。従つ
て、電気を動力源として回転軸11が回転し、こ
れに伴つてロータ15に支持されたピストン21
のローラ22がロータ15と共にハウジング31
内面のカムフオロー23に沿つて第3図中、右回
り(時計回り)に回転摺動し、ピストン21を径
方向移動させるので、図示しない排気ポートから
大気が吸い込まれ、噴射通路28、圧空導入路3
7、圧空導入口19から空気圧モータBの外部け
と排気される。つまり、空気圧モータBはポンプ
として空転するのである。上記圧空導入口19か
らの排気は圧空供給管36を逆流して電磁切換弁
17から送風管38へ流れ込み、電動機Aのフレ
ーム13内部を通つてフレームブラケツト26に
穿設した排気口41から外部に排気される。この
間に、電動機A内の回転子12や固定子鉄心14
及び固定子コイル25等が冷却されるのである。
つまり、空気圧モータBの排気をフレーム13内
の冷却風としたことが本考案の特徴となつている
のである。
なお、停電時等の非常時には電磁切換え弁17
が切り換つて、空圧タンク16の圧縮空気が圧空
供給管40,36を介して圧空導入口19からピ
ストン21内に送り込まれるため、ピストン21
が径方向移動すると共にハウジング3のカムフオ
ロー23内をローラ22及びピストン21により
第3図中、左回り(反時計回り)に回転するロー
タ15を介して電動機Aの回転軸11が回転し、
電源喪失時においてもその運転を継続できる。
以上、詳細に説明したように本考案によると、
回転電機の通常運転時に空転している空気圧モー
タの排気を利用して電動機内部を冷却することが
できるので、電動機の回転軸に冷却フアンを設け
る必要がなく、装置例全体を小形化することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は電動機の空気圧モータとを組み合わせ
た従来の回転機械の一部の内部構造を表わす縦断
面図、第2図は本考案の一実施例による電動機と
空気圧モータとの組み合わせ状態の内部構造の一
部を表わす縦断面図、第3図はその−矢視断
面図である。 図面中、Aは電動機、Bは空気圧モータ、11
は回転軸、12は回転子、13はフレーム、14
は固定子鉄心、15はロータ、16は空圧タン
ク、17は電磁切換え弁、19は圧空導入口、2
0はロータリ弁、21はピストン、22はロー
ラ、23はカムフオロー、25は固定子コイル、
36,40は圧空供給管、38は送風管、41は
排気口である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電機の回転軸と空気圧モータのロータとを
    連結し、この空気圧モータの圧空導入口と圧空供
    給源とを圧空供給管を介して接続すると共にこの
    圧空供給管と前記回転電機のフレーム内とを送風
    管を介して接続し、前記回転電機の非常時に前記
    圧空供給源からの圧縮気体を前記空気圧モータへ
    送給して前記回転電機を回転させると共に前記回
    転電機の定常運転時に前記空気圧モータ側の前記
    圧空供給管と前記送風管とを連通して前記圧縮気
    体を前記回転電機に送風させる電磁切換え弁を前
    記圧空供給管と前記送風管との接続部に介装し、
    更に前記圧空供給管を介して前記送風管から前記
    フレーム内へ吹き込まれる前記空気圧モータの排
    気を前記フレーム外へ排出する排気口を前記フレ
    ームに穿設したことを特徴とする回転電機の冷却
    装置。
JP5441181U 1981-04-17 1981-04-17 Expired JPS6216775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5441181U JPS6216775Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5441181U JPS6216775Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57168975U JPS57168975U (ja) 1982-10-25
JPS6216775Y2 true JPS6216775Y2 (ja) 1987-04-27

Family

ID=29851007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5441181U Expired JPS6216775Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6439246A (en) * 1987-07-31 1989-02-09 Fanuc Ltd Inner-cooled motor by means of gases
JP2533397Y2 (ja) * 1988-03-12 1997-04-23 日本ギア工業 株式会社 補助動力付電磁モータ
WO2021198978A1 (en) * 2020-04-02 2021-10-07 Slovenská Technická Univerzita V Bratislave Electro-pneumatic drive unit, mainly for driving high-speed spindles

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JPS57168975U (ja) 1982-10-25

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