JPS6216732Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216732Y2 JPS6216732Y2 JP8268181U JP8268181U JPS6216732Y2 JP S6216732 Y2 JPS6216732 Y2 JP S6216732Y2 JP 8268181 U JP8268181 U JP 8268181U JP 8268181 U JP8268181 U JP 8268181U JP S6216732 Y2 JPS6216732 Y2 JP S6216732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- spacer
- conductor
- cushion material
- power transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は多導体送電線用スペーサに関するも
のである。
のである。
従来、第１図に示すように、剛性を有するスペ
ーサ本体１の端部に複数のクランプ２，２…を取
り付け、このクランプ２，２…にそれぞれ導体
３，３…を支持させて各導体３，３…を一定の間
隔を保つて連結することが行なわれている。ま
た、導体３のクランプ２の前後には第２図に示す
ようにプレフオームドロツド４が巻き付けられ、
またプレフオームドロツド４の中間部によりクラ
ンプ２を導体３に固定し、さらに第３図に示すよ
うにクランプ２の表面に形成されたクツシヨン材
５の弾性により、前記導体３がクランプ２に弾力
的に支持され、その疲労や摩耗が防止されてい
る。
ーサ本体１の端部に複数のクランプ２，２…を取
り付け、このクランプ２，２…にそれぞれ導体
３，３…を支持させて各導体３，３…を一定の間
隔を保つて連結することが行なわれている。ま
た、導体３のクランプ２の前後には第２図に示す
ようにプレフオームドロツド４が巻き付けられ、
またプレフオームドロツド４の中間部によりクラ
ンプ２を導体３に固定し、さらに第３図に示すよ
うにクランプ２の表面に形成されたクツシヨン材
５の弾性により、前記導体３がクランプ２に弾力
的に支持され、その疲労や摩耗が防止されてい
る。
そして、前記クツシヨン材５は、第３図に示す
ように先端部が半円状に湾曲されたクランプ基体
６にゴムなどの弾性体を被覆して形成したもの
で、クランプ基体６に沿つて湾曲する内面側に溝
状部５ａが形成され、またその外面側に突起５
ｂ，５ｂ…が形成されている。そして、前記溝状
部５ａには導体３が、突起５ｂ，５ｂ…間の凹部
５ｃ，５ｃ…にはプレフオームドロツド４，４…
がそれぞれ嵌合されている。
ように先端部が半円状に湾曲されたクランプ基体
６にゴムなどの弾性体を被覆して形成したもの
で、クランプ基体６に沿つて湾曲する内面側に溝
状部５ａが形成され、またその外面側に突起５
ｂ，５ｂ…が形成されている。そして、前記溝状
部５ａには導体３が、突起５ｂ，５ｂ…間の凹部
５ｃ，５ｃ…にはプレフオームドロツド４，４…
がそれぞれ嵌合されている。
ところで、前記導体３には、風などによつて捻
回力が発生することがあり、この捻回力はプレフ
オームドロツド４，４…からクツシヨン材５に伝
わり、さらにクランプ基体６を介してスペーサ本
体１に伝達される。そして、プレフオームドロツ
ド４とクツシヨン材５との間における力の伝達
は、力が小さいときには、プレフオームドロツド
４とクツシヨン材５との摩擦力によつて行なわれ
るが、力が大きくなると、プレフオームドロツド
４がクツシヨン材５の表面をすべつて突起５ｂに
係止され、突起５ｂが力を支えることになる。し
たがつて、例えば導体３が大径で捻回力が大きい
場合に突起５ｂが剪断破壊されるおそれがある。
回力が発生することがあり、この捻回力はプレフ
オームドロツド４，４…からクツシヨン材５に伝
わり、さらにクランプ基体６を介してスペーサ本
体１に伝達される。そして、プレフオームドロツ
ド４とクツシヨン材５との間における力の伝達
は、力が小さいときには、プレフオームドロツド
４とクツシヨン材５との摩擦力によつて行なわれ
るが、力が大きくなると、プレフオームドロツド
４がクツシヨン材５の表面をすべつて突起５ｂに
係止され、突起５ｂが力を支えることになる。し
たがつて、例えば導体３が大径で捻回力が大きい
場合に突起５ｂが剪断破壊されるおそれがある。
この考案は前記の事情を考慮して提案された送
電線用スペーサを提供することを目的とするもの
である。
電線用スペーサを提供することを目的とするもの
である。
以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て説明する。なお、図中従来例と共通の部分には
同一符号を付し説明を簡略化する。
て説明する。なお、図中従来例と共通の部分には
同一符号を付し説明を簡略化する。
第４図はこの考案に係る多導体送電線用スペー
サの一実施例の要部を示すもので、図中符号１０
で示すものはクランプである。このクランプ１０
は、スペーサ本体１の端部に複数個取り付けられ
るものであり、金属製クランプ基体１１とこのク
ランプ基体１１に被覆形成されたネオプレンゴム
などの弾性体からなるクツシヨン材５とにより形
成されている。そして、クランプ基体１１には、
半円弧状に湾曲した湾曲部１１ａが形成され、こ
の湾曲部１１ａの外面側の周方向には間隔を置い
て複数個の突出部１１ｂ，１１ｂ…が形成されて
いる。また、このクランプ基体１１の輪郭に沿つ
て被覆されたクツシヨン材５には、前記湾曲部１
１ａの内側面に沿つて溝状部５ａが形成されると
ともに、前記突出部１１ｂ，１１ｂ…に沿つて突
起５ｂ，５ｂ…が形成されている。そして、この
突起５ｂ，５ｂ…間の凹部５ｃ，５ｃ…には、プ
レフオームドロツド４がそれぞれはめ込まれてい
る。
サの一実施例の要部を示すもので、図中符号１０
で示すものはクランプである。このクランプ１０
は、スペーサ本体１の端部に複数個取り付けられ
るものであり、金属製クランプ基体１１とこのク
ランプ基体１１に被覆形成されたネオプレンゴム
などの弾性体からなるクツシヨン材５とにより形
成されている。そして、クランプ基体１１には、
半円弧状に湾曲した湾曲部１１ａが形成され、こ
の湾曲部１１ａの外面側の周方向には間隔を置い
て複数個の突出部１１ｂ，１１ｂ…が形成されて
いる。また、このクランプ基体１１の輪郭に沿つ
て被覆されたクツシヨン材５には、前記湾曲部１
１ａの内側面に沿つて溝状部５ａが形成されると
ともに、前記突出部１１ｂ，１１ｂ…に沿つて突
起５ｂ，５ｂ…が形成されている。そして、この
突起５ｂ，５ｂ…間の凹部５ｃ，５ｃ…には、プ
レフオームドロツド４がそれぞれはめ込まれてい
る。
このように、この考案は多導体送電線用スペー
サのクランプ１０において、クツシヨン材５の突
起５ｂ，５ｂ…の部分をクランプ基体１１の外面
部に一体に突出形成した突出部１１ｂ，１１ｂ…
によつてその肉厚の内部から補強しているので、
風圧作用などによつて導体に生ずる捻回力がプレ
フオームドロツドを介してクツシヨン材５の各突
起５ｂに作用しても最早各突起５ｂが剪断破壊す
るような恐れを生じることがないものである。
サのクランプ１０において、クツシヨン材５の突
起５ｂ，５ｂ…の部分をクランプ基体１１の外面
部に一体に突出形成した突出部１１ｂ，１１ｂ…
によつてその肉厚の内部から補強しているので、
風圧作用などによつて導体に生ずる捻回力がプレ
フオームドロツドを介してクツシヨン材５の各突
起５ｂに作用しても最早各突起５ｂが剪断破壊す
るような恐れを生じることがないものである。
第１図〜第３図は多導体送電線用スペーサの従
来例を示すもので、第１図は多導体送電線用スペ
ーサの構成説明図、第２図はプレフオームドロツ
ドの巻付け状態の説明図、第３図はクランプ材の
構成説明図である。また、第４図はこの考案の一
実施例の要部を示す構成説明図である。 １…スペーサ本体、３…導体、４…プレフオー
ムドロツド、５…クツシヨン材、５ａ…溝状部、
５ｂ…突起、１０…クランプ、１１…クランプ基
体、１１ａ…湾曲部、１１ｂ…突出部。
来例を示すもので、第１図は多導体送電線用スペ
ーサの構成説明図、第２図はプレフオームドロツ
ドの巻付け状態の説明図、第３図はクランプ材の
構成説明図である。また、第４図はこの考案の一
実施例の要部を示す構成説明図である。 １…スペーサ本体、３…導体、４…プレフオー
ムドロツド、５…クツシヨン材、５ａ…溝状部、
５ｂ…突起、１０…クランプ、１１…クランプ基
体、１１ａ…湾曲部、１１ｂ…突出部。
Claims (1)
- クランプ１０をスペーサ本体１に取り付けてな
る多導体送電線用スペーサにおいて、前記クラン
プが、外面側の周方向に間隔をおいて複数の突出
部１１ｂが形成されたクランプ基体１１と、この
クランプ基体１１の輪郭に沿つて被覆形成された
クツシヨン材５により形成され、このクツシヨン
材の、前記突出部１１ｂを覆う突起５ｂ，５ｂ間
の凹部５ｃにプレフオームドロツド４がはめ込ま
れていることを特徴とする多導体送電線用スペー
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268181U JPS6216732Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268181U JPS6216732Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57195328U JPS57195328U (ja) | 1982-12-10 |
| JPS6216732Y2 true JPS6216732Y2 (ja) | 1987-04-27 |
Family
ID=29878141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8268181U Expired JPS6216732Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6216732Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010172058A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Iwabuchi Corp | 隧道壁面のケーブル支持装置 |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP8268181U patent/JPS6216732Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57195328U (ja) | 1982-12-10 |
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