JPS62166997A

JPS62166997A - ケ−キ等の切断装置

Info

Publication number: JPS62166997A
Application number: JP580586A
Authority: JP
Inventors: 三輪　実; 耕一田中; 大津　諭; 辰男山崎
Original assignee: Niigata Engineering Co Ltd
Current assignee: Niigata Engineering Co Ltd
Priority date: 1986-01-14
Filing date: 1986-01-14
Publication date: 1987-07-23
Also published as: JPH0453679B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ｒｆｒ、す１シＬｓｚｊ＋盲ｒｌ’ｌへｍ−１）本発明
は、食パン類やスイスロール、カステラ、ケーキ類、あ
るいはスナック製品等の切断に主に用いられる切断装置
に関する。

〔従来の技術〕

従来、ケーキ類やパン類等の切断は、丸鋸、帯鋸による
か、特公昭５６−２８６７８号公報に見ろように機械式
往復動力式の装置によっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、前者の丸鋸、帯鋸による場合は、切り屑が多
く発生する上、刃先の切断寿命が短く、頻繁にその研摩
が必要であり、しから切断面が粗く商品ｆｉｆｆｉ値が
低くなるという致命的な欠点がある。

また、後者・の機械式往復動力式のらのにあってら、被
切断製品の切り屑が多く出るととらに、切断面が祖くな
り□、切断性能に劣る、という問題点かめる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、可動枠にブレードが取り付けられたケーキ等
の切断装置において、上記ブレードを可動枠に絶縁的に
支持し、また上記ブレードに該ブレードに電圧を印加し
てブレードを発熱させる電源を連絡することによって、
上記従来の問題点を解決したものである。

〔作用〕

電源を入れてブレードに電圧を印加し、ブレードを発熱
させる。この状態で振動装置を作動させて可動枠ととも
にブレードをその長さ方向に微振動させながら、ケーキ
等の被切断製品をブレードに近付けてこれを切断する。

この際、ブレードは発熱していて被切断製品に含まれる
油分、糖分等の粘性を熱により減少させ、ブレード面の
抵抗を少なくすることにより優れた性能を得ることが出
来る。さらに微振動しているため滑らかな切断となり切
り屑の発生が極力抑止されるとともに、被切断製品の切
り口が優れ、商品価値を高めさせることになり、しかも
長期間に亙って最良の切れ味が保たれることになる。

〔実施例〕

添付図面は本発明の一実施例を示すもので、図中１は固
定枠である。この固定枠１の下部には、キャスタ２と、
ボルトよりなる固定脚３が設けられている。固定枠１の
左右には、一対のガイド棒４が垂直に設けられ、可動枠
５の軸受部材６に貫挿されて可動枠５を上下自在に支持
している。可動枠５は、後述するようにブレード７を支
持するもので、固定枠ｌに取り付けられたバネ調節ボル
ト８と可動枠５の上面との間、及び固定枠１の下部上面
と可動枠５の下面との間に挿入された上下各一対のバネ
９．１０により上下に振動自在に構成されている。上記
のバネ調節ボルト８は、固定枠Ｉに固着されたナツト部
材！■に螺着され、上下に位置をずらしてバネ９．１０
の弾力、つまり可動枠５の支持力を調整することができ
るようになっている。

上記可動枠５には、可動枠５を固定枠１に対して上下に
振動させる振動装置１２が付設されている。この振動装
置１２は、電磁石１３と、その電磁石１３に磁力で吸引
される吸引部材１４とから成り、電磁石１３は固定枠ｌ
の上部にねじ棒Ｉ５とナツト１６を介して可動枠５の振
動方向（第１図と第２図で上下方向）に移動調節自在に
取り付けられており、吸引部材１４との間隔を調整でき
る構成とされている。なお、吸引部材Ｉ４は可動枠５に
取り付けられている。

また、上記可動枠５の上下の前面には、ベークラーイト
等の絶縁材よりなる上部取付部材Ｉ７と下部取付部材１
８がボルト１９により取り付けられている。取付部材１
７．１８は複数のブレード７をブレード７の厚さ方向に
所定の間隔をおいて相互に平行に、かつ垂直に取り付け
るものであり、上部取付部材１７には、第７図に示すよ
うに、可動枠５を挟み込むスリット２０が所定の間隔で
形成されるとともに、そのスリット２０の根元部分の上
面に、嵌込み穴２１が形成されている。

また、下部取付部材１８には、上部取付部材１７と同様
に、第８図に示すように、ブレード７を挟み込むための
スリット２２が形成されるとと乙に、そのスリット２２
の中央部分に四部２３が形成されている。そして上記上
部取付部材１７の１−　而　＋、７　ｉ−ｔ−ｍ　ノｐ
　　ｉ　　９　Ａ　）−１ｉ’６　：入　Ａ　％　　９
　　ｑ　　Ｑ　　Ｌ　２Ｔ　−Ｊ−ス接続金具２６が上
部取付部材１７のスリット２０に切欠き２４を一致させ
、かつ上部取付部材１７の嵌込み穴２１に嵌込み部２５
を嵌め込んでビス２７により固着され、また下部取付部
材１８の下面には、切欠き２８と嵌込み部２９を有する
接続金具３０が、上記同様に、下部取付部材１８のスリ
ット２２に切欠き２８を一致させ、かつ下部取付部材１
８の凹部２３に嵌込み部２９を嵌め込んでビス３１によ
り固着されている。

３２は、チャンネル状のバネ部材であり、第７図に示す
ように、前記接続金具２６の嵌込み部２５に嵌め込まれ
る突部３３と、ブレード７の上部突起３４を受ける受は
部３５とを有する。ブレード７は、下部突起３６を接続
金具３０に形成された嵌込み部２９に係止した状態で取
付部材＋７゜Ｉ８のスリット２０．２２と、接続金具２
６．３０の切欠き２４．２８に嵌め込まれて垂直に立て
られるとともに、接続金具２６に形成された嵌込み部２
５に突部３３を嵌め込んで支持された上記バネ部材３２
の突部３３に上部突起３４を支承され、バネ部材３２に
よって上方に付勢されて取付部材ｔ　７．１　ｓに着脱
自在に取り付けられている。なお、上記の接続金具２６
．３０とバネ部材３２は、共に、導電材料で製造される
とともに、上下二種の接続金具２６．３０が第９図に示
すように、交互に配置されて複数のブレード７を直列に
接続している。バネ部材３２にもブレード７を嵌め入れ
る切欠き４３が形成されているが、その切欠き４３と、
接続金具２６．３０の切欠き２４．２８、及び取付部材
１７．１８のスリット２０．２２は、ブレード７の厚さ
とほぼ同一にされている。

上記のように直列に接続されたブレード７の電気回路３
７の端子３８．３９に、パワートランスとマグネットス
イッチ等（いずれも図示略）を内蔵したコントロールボ
ックス（電源）４０が接続され、またコントロールボッ
クス４０の上記マグネットスイッチを開閉する温度指示
調節計４１が、熱電対４２を１本のブレード７に接触さ
せて設けられている。上記温度指示調節計４１は、ブレ
ード７の温度を熱電対４２により検知し、ブレード７の
温度が設定値よりも高くなると、コントロールボックス
４０のマグネットスイッチを自動的に切り、またブレー
ド７の温度が設定値よりら低くなると、上記マグネット
スイッチを自動的に入れるように構成されている。

しかして、第１図における４４．４５はバネ受けであり
、一方のバネ受け４４はバネ調節ボルト８の下端に取り
付けられ、また他方のバネ受け４５は、可動枠５に形成
された装着孔４６（第４図）に嵌め込まれている。

次に、上記のように構成された本発明に係るケーキ等の
切断装置の使用方法を作用とともに説明する。

固定脚３を床から浮かし、キャスタ２により本発明の切
断装置を、被切断製品の送りコンベヤと取出しコンベヤ
（いずれも図示略）の間に移動させ、再び固定脚３を床
に降ろして固定する。このようにして準備したら、コン
トロールボックス４０を操作してブレード７に通電し、
振動装置１２を作動させる。これによりブレード７は、
発熱して可動枠５とともに上下に振動する。

上記の状態で、被切断製品を送りコンベヤに載せてブレ
ード７の部分に送り込むと、ブレード７はその被切断製
品に触れてこれを切断するが、この際、ブレード７は上
記のように発熱して温度を高めているので、被切断製品
に含まれている重分、糖分等の粘性を減少させ、刃面の
抵抗を少なくして切断することが出来る。従って、ブレ
ード７は、切断面を荒らす事なく、しかも従来のように
切り屑を多量に出すことらなく、きれいに、かつ早く被
切断製品を切断する。

温度指示調節計４１は、熱電対４２によりブレード７の
温度を検知し、ブレード７の温度が予め設定された温度
よりも高くなったら、コントロールボックス４０のマグ
ネットスイッチを切り、ブレード７の温度が設定温度よ
りも低くなったら、マグネットスイッチを再び入れるよ
うに作用してブレード７の温度を設定温度に制御する。

ブレード７を研摩したり、交換したりするため＋＋　　
　　　ｌ−ｈＩ７Ｔｔｒｒ　　ＩＪｈ　帽↓↓　響　り
　　て　播面ｌ斗頷↓手　１　Ｑ　店、１−　任口り外
す必要が生じたような場合には、第７図において、ブレ
ード７をバネ部材３２の弾力に抗して下に押し下げ、下
部突起３６を接続金具３０の嵌込み部２９から外した後
、上部突起３４をバネ部材３２の受は部３５から離して
ブレード７を取り外す。

本発明の上記以外の技術的事項、及び他の実施例等につ
いて以下に説明する。

（１）図の実施例のものにおいては、振動装置１２の振
動幅は６ｍｍ、振動数は４０１−Ｉ　Ｚ　／　ｓｅｃに
設定されているが、これに限られる乙のではない。

（２）また、図のものは、ブレード７に直接電圧を印加
するようになっているが、ブレード本体とヒータとによ
りブレードを構成し、ヒータに７１Ｘ流を流してブレー
ド本体を加熱することもできる。

（３）図の切断装置は、垂直に設けられたブレードが、
上下方向に振動する構成となっているが、ブレードを水
平方向あるいは斜めに設け、その長さ方向に振動するよ
うに（１４成することらできる。

（４）振動装置は、図のらのの他に、クランク機構やカ
ム機構、あるいは超音波振動機構等を用いることらでき
る。

（５）可動枠５を振動自在に支えているバネ９゜１０に
コイルバネが用いられているが、板バネその他のバネを
単独あるいは何種類か組み合わせて用いることらできる
。

（６）電気回路３７は図のものに限らず、例えば、ブレ
ード７を第９図のように直列に接続せずに、並列、ある
いは並・直列に接続することもできる。

（７）ブレード７に対する印加電圧は、危険をさける目
的で、通常、例えばＡＣ２４〜４８Ｖ程度の低電圧に設
定される。

（８）また、ブレード７の温度は、被切断製品の品質変
化等を考慮して決定するが、普通は１００〜２００℃の
範囲である。

（９）可動枠５自体を絶縁材料で製作することもできる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のケーキ等の切断装置は、
ブレードに電圧を印加してブレードを発熱させる電源が
接続され、ブレードを加熱して被切断製品を切断ずろ構
成となっており、被切断製品を抵抗の少ない状態のブレ
ード面で切断するので、切り屑が多量に出たり、あるい
は切断面が担くなって商品価値を低下させるようなこと
がない。

また、長期間に亙って最良の切れ味が保たれるので、切
断作業を迅速に行い得るとと乙に、加熱によって殺菌さ
れるので衛生的である、などの長所がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るケーキ等の切断装置の正面図、第
２図は縦断側面図、第３図は可動枠の正面図、第４図は
可動枠の平面図、第５図は第４図の■−■部分の断面図
、第６図は第３図の■−■部分の断面図、第７図はブレ
ードの取付は状態を示す外観図、第８図は下部取付部と
接続板、及びブレードの関係を示す断面図、第９図は電
気回路の一例を示す略図である。５・・・可動枠、７・・・ブレード、１２・・・振動装
置、ｉ３・・・電磁石、１４・・・吸引部材、４０・・
・コントロールボックス（電源）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）可動枠にブレードが取り付けられたケーキ等の切
断装置において、上記ブレードは可動枠に絶縁的に支持
され、また上記ブレードには該ブレードに電圧を印加し
てブレードを発熱させる電源が連絡されたことを特徴と
するケーキ等の切断装置。
（２）可動枠は振動装置により微振動させられるように
構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のケーキ等の切断装置。
（３）振動装置は、電磁石とその電磁石に磁力により吸
引される吸引部材とからなることを特徴とする特許請求
の範囲第２項記載のケーキ等の切断装置。