JPS6216640Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216640Y2 JPS6216640Y2 JP1981086349U JP8634981U JPS6216640Y2 JP S6216640 Y2 JPS6216640 Y2 JP S6216640Y2 JP 1981086349 U JP1981086349 U JP 1981086349U JP 8634981 U JP8634981 U JP 8634981U JP S6216640 Y2 JPS6216640 Y2 JP S6216640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- furnace
- lid
- oven
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に人造黒鉛 製造用リードハンマー
炉等の炉ぶたのシール構造に関する。
炉等の炉ぶたのシール構造に関する。
従来、この種の炉ぶたのシールとして、(a)モル
タルによる目詰シール、(b)炉ぶたと炉壁面との間
に耐熱材料を敷いたシール、(c)耐熱シール材を貼
付した目詰シール、がなされて来た。しかしなが
ら前記(a)〜(c)は各々数々の欠点を有していた。す
なわち、(a)はモルタルのひび破れによるリークが
生じ易く寿命が短いこと、炉ぶたの開閉毎にシー
ルをやり直さねばならないこと(b)は炉ぶたセツト
位置の炉壁面に段差があるとシールが不完全にな
ること、炉ぶたの位置ぎめがやつかいなこと、シ
ール材の弾力性が失なわれ易く寿命が短いこと、
炉内圧が負圧操業の場合シール材を炉内に引き込
むこと、(c)は炉ぶたのセツト位置に段差があると
シールが不完全になること、損耗、はがれがあり
寿命が短いことなどの欠点を各々有していた。
タルによる目詰シール、(b)炉ぶたと炉壁面との間
に耐熱材料を敷いたシール、(c)耐熱シール材を貼
付した目詰シール、がなされて来た。しかしなが
ら前記(a)〜(c)は各々数々の欠点を有していた。す
なわち、(a)はモルタルのひび破れによるリークが
生じ易く寿命が短いこと、炉ぶたの開閉毎にシー
ルをやり直さねばならないこと(b)は炉ぶたセツト
位置の炉壁面に段差があるとシールが不完全にな
ること、炉ぶたの位置ぎめがやつかいなこと、シ
ール材の弾力性が失なわれ易く寿命が短いこと、
炉内圧が負圧操業の場合シール材を炉内に引き込
むこと、(c)は炉ぶたのセツト位置に段差があると
シールが不完全になること、損耗、はがれがあり
寿命が短いことなどの欠点を各々有していた。
本考案は前記従来シールの欠点を解消したシー
ル構造であつて、その要旨とするところは、第1
図に示すように炉ぶた枠1の外側に逆凹形状の固
定枠2を固着し、耐熱シール材3を炉ぶた枠1を
炉壁面4との間隔ならびに固定枠2と炉壁面4と
の間隔に各々充填し、かつ固定枠2の内部5に耐
熱シール材3の残余分全てを断面Ω形状に装填
し、シール材押え棒6を取り付けたことを特徴と
するものである。さらに詳述すると、本考案のシ
ール構造はその実施態様を第2図に示すごとく、
鉄などの金属製炉ぶた枠1′に鉄などの金属板2
1、22、23、を断面逆凹形状に溶接、ねじ止
めなどして固定枠2′を形成し、さらにセラミツ
クス繊維などの耐熱材料の編組物、不織布等から
構成される耐熱シール材3′を固定枠の内部5′に
Ω字形状に装填したシール部を炉ぶた閉時シール
材を押え棒6で押えて炉ぶた枠1′と炉壁面4′の
間隔a、ならびに固定枠2′と炉壁面4′との間隔
bに各々充填して達成される。
ル構造であつて、その要旨とするところは、第1
図に示すように炉ぶた枠1の外側に逆凹形状の固
定枠2を固着し、耐熱シール材3を炉ぶた枠1を
炉壁面4との間隔ならびに固定枠2と炉壁面4と
の間隔に各々充填し、かつ固定枠2の内部5に耐
熱シール材3の残余分全てを断面Ω形状に装填
し、シール材押え棒6を取り付けたことを特徴と
するものである。さらに詳述すると、本考案のシ
ール構造はその実施態様を第2図に示すごとく、
鉄などの金属製炉ぶた枠1′に鉄などの金属板2
1、22、23、を断面逆凹形状に溶接、ねじ止
めなどして固定枠2′を形成し、さらにセラミツ
クス繊維などの耐熱材料の編組物、不織布等から
構成される耐熱シール材3′を固定枠の内部5′に
Ω字形状に装填したシール部を炉ぶた閉時シール
材を押え棒6で押えて炉ぶた枠1′と炉壁面4′の
間隔a、ならびに固定枠2′と炉壁面4′との間隔
bに各々充填して達成される。
炉ぶた開時においてはシール材3′は、固定枠
の内部5′にとどまつたまま炉ぶたとともに引き
上げられる。
の内部5′にとどまつたまま炉ぶたとともに引き
上げられる。
本考案によると従来シールのようにシール材を
炉ぶた開閉毎に塗つたり、張つたり、取りはずし
たりする必要がなく、かつ、炉ぶた閉時炉ぶたで
押えてシールする効果と炉枠側面から当て物をし
てシールする効果とが同時に達成されて完全なシ
ールがなされる。
炉ぶた開閉毎に塗つたり、張つたり、取りはずし
たりする必要がなく、かつ、炉ぶた閉時炉ぶたで
押えてシールする効果と炉枠側面から当て物をし
てシールする効果とが同時に達成されて完全なシ
ールがなされる。
また、炉ぶた閉時シール材を押え棒で押えるこ
とにより炉壁面に段差がある場合や、炉壁面と炉
ぶた枠や固定枠間のシール材部分が損耗した場合
であつても固定枠内部に装填されているシール材
を押し出して前記部分に補充することによつてシ
ール性能を継続出来る。従来法においては、シー
ル材部分が損耗した場合、炉内に空気が混入する
ことによる発火のため、炉詰品が、焼成の過程
で、大量の可燃性ガスを生じる段階(通常350〜
60℃ 昇温速度0.5〜5℃/Hr)では、この発火
のため炉詰品が損耗したり、焼成温度のコントロ
ールできなくなることがある。また炉詰品の炭化
がかなりの程度なされ、可燃性ガスを生じなくな
つた段階(通常600℃以上)においては炉詰品に
とつて急昇温可能(5〜10℃/Hr)であるが、
シール材損耗のため到達温度が低下し、炉詰品の
かさ比重や強度が十分なものとならず、所定の温
度まで昇温するためには焼成のために余計な重油
燃料を消費してしまうことから炉詰品の品質低下
をまねきコストアツプとなるなどの不都合があ
る。しかし、本考案においてはシール材部分の損
耗によつて起きるかかる欠点を解消でき、工業的
にきわめて有用なものとなる。
とにより炉壁面に段差がある場合や、炉壁面と炉
ぶた枠や固定枠間のシール材部分が損耗した場合
であつても固定枠内部に装填されているシール材
を押し出して前記部分に補充することによつてシ
ール性能を継続出来る。従来法においては、シー
ル材部分が損耗した場合、炉内に空気が混入する
ことによる発火のため、炉詰品が、焼成の過程
で、大量の可燃性ガスを生じる段階(通常350〜
60℃ 昇温速度0.5〜5℃/Hr)では、この発火
のため炉詰品が損耗したり、焼成温度のコントロ
ールできなくなることがある。また炉詰品の炭化
がかなりの程度なされ、可燃性ガスを生じなくな
つた段階(通常600℃以上)においては炉詰品に
とつて急昇温可能(5〜10℃/Hr)であるが、
シール材損耗のため到達温度が低下し、炉詰品の
かさ比重や強度が十分なものとならず、所定の温
度まで昇温するためには焼成のために余計な重油
燃料を消費してしまうことから炉詰品の品質低下
をまねきコストアツプとなるなどの不都合があ
る。しかし、本考案においてはシール材部分の損
耗によつて起きるかかる欠点を解消でき、工業的
にきわめて有用なものとなる。
第1図は本考案の炉ぶたのシール構造を示す断
面説明図、第2図は本考案の実施態様を示す部分
断面説明図である。 符号の説明、1,1′……炉ぶた、2,2′……
固定枠、3,3′……耐熱シール材、4,4′……
炉壁面、5,5′……固定枠の内部。
面説明図、第2図は本考案の実施態様を示す部分
断面説明図である。 符号の説明、1,1′……炉ぶた、2,2′……
固定枠、3,3′……耐熱シール材、4,4′……
炉壁面、5,5′……固定枠の内部。
Claims (1)
- 炉ぶた枠1の外側に逆凹形状の固定枠2を固着
し、耐熱シール材3を炉ぶた枠1と炉壁面4との
間隔ならびに固定枠2と炉壁面4との間隔に各々
充填し、かつ該固定枠2の内部5に前記シール材
の残余分全てを断面Ω形状に装填し、シール材押
え棒6を取付けたことを特徴とする炉ぶたのシー
ル材構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981086349U JPS6216640Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981086349U JPS6216640Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57198595U JPS57198595U (ja) | 1982-12-16 |
JPS6216640Y2 true JPS6216640Y2 (ja) | 1987-04-27 |
Family
ID=29881573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981086349U Expired JPS6216640Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6216640Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344607B2 (ja) * | 1975-01-30 | 1978-11-30 | ||
JPS5513317B2 (ja) * | 1974-04-30 | 1980-04-08 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344607U (ja) * | 1976-09-20 | 1978-04-17 | ||
JPS5731272Y2 (ja) * | 1978-07-11 | 1982-07-09 |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP1981086349U patent/JPS6216640Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513317B2 (ja) * | 1974-04-30 | 1980-04-08 | ||
JPS5344607B2 (ja) * | 1975-01-30 | 1978-11-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57198595U (ja) | 1982-12-16 |
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