JPS6216319Y2 - - Google Patents

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JPS6216319Y2
JPS6216319Y2 JP18297581U JP18297581U JPS6216319Y2 JP S6216319 Y2 JPS6216319 Y2 JP S6216319Y2 JP 18297581 U JP18297581 U JP 18297581U JP 18297581 U JP18297581 U JP 18297581U JP S6216319 Y2 JPS6216319 Y2 JP S6216319Y2
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JP
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curvature
cylindrical object
holding device
log
moved
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JP18297581U
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JPS5889299U (ja
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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は曲率変更可能な円筒状物抱持装置に関
するもので、より具体的には、例えばトイレツト
ペーパーロールの製造に際し巨大径長尺の原反ロ
ールから小径長尺に巻き取られた小円筒状物(以
下、これをログと称する)を所定寸法ずつ間欠前
進させて輪切り切断する際に切断根元部を固定抱
持するための円筒状物固定抱持装置であつて、被
切断ログの外径(曲率)の変動に対応してそれ自
身の曲率を変更できる固定抱持装置に関するもの
である。
上記のようなログは、トイレツトペーパー、タ
オルペーパーその他同種の巻取紙などがあるが、
いずれにしても紙の厚さ、巻取り硬さ(密に巻く
か、緩く巻くか)、巻取り時の紙張力の強弱等々
が一定しにくいため、ログの直径を均一に保つこ
とが困難である。そして、このようなログを最終
用途寸法(例えば普通のトイレツトロールの円筒
長さ)に切断するには、回転する切断カツターを
ログ長手方向に対し横断的に切り込ませるため、
かなりの衝撃を与えるから、切断されるログの根
元部分はこの衝撃に十分耐えられるよう強く固定
保持しなければならない。しかし、従来の固定保
持装置はログ外周に接触する複数円弧状切片から
成る固定保持具が各々固定曲率のものとして形成
されているため、ログ直径の変動があつてもその
固定保持具の曲率を変えることはできず、変換用
の数種類の固定保持具を用意しておいて、多くの
時間と労力をかけて取替えなければならない不便
があつた。また、曲率の合わない(大きい)固定
保持具をそのままにしてログの固定保持を行なお
うとすれば、保持装置のうちの上方からログを押
さえつける押さえ部材が強い力でログを押しつけ
るから、ログは大きい曲率の固定保持具に沿つて
押し潰され、この潰れ量が多いと切断面が斜めに
切れてしまつたり、また切断された後のロールが
真円状に復元しないなど、製品ロスを生じる欠点
があつた。さらに、この固定保持装置は、間欠前
進される長尺のログを所定寸法ごとに切断位置で
停止させ、最終切断寸法を一定に揃える目的をも
有するが、曲率の大きい固定保持具をそのままに
しておくと、長尺ログは比較的質量が大きく慣性
も大きいから、正確にブレーキをかけることがで
きず、切断長さの精度が悪くなる欠点もあつた。
本考案はこれらの事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、長尺円筒状物の直
径変動に容易迅速に対応して曲率を変化させるこ
とができ、円筒状物をその外周に沿つてほぼ同一
曲率でぴつたり抱持し強固に固定し、横断方向の
切断衝撃力に十分耐えられるようにすると共に長
手方向の進行運動慣性を正確に消去させることの
できる、可変曲率抱持装置を提供することのあ
る。
図面を参照して本考案に係る円筒状物の可変曲
率抱持装置の実施例について説明する。
1はログLの頂部を押える頂部押えで、断面円
弧状をなし、その側端1aは軸2を中心に揺動す
る揺動体3の頂端に取付けられている。揺動体3
の下端は適宜支持部材4に取付けた引張ばねSに
より引張られ、常時矢印A方向に力を受けてい
る。このばね力に抗して、揺動体3の下端をカム
その他の手段により間欠的に矢印B方向へ開かせ
るようにし、その間にログLを第2図で左方へ一
定量ずつ進行させる。
本考案に係る固定抱持具5は、一対の円弧切片
状ばね部材6,7から成る。ばね部材6及び7は
取扱うべきログLの外径より大きい曲率に形成さ
れ、ログLの進行路中心線Xに関し対称的に配置
されている。これらばね部材6,7の材質は、力
を加えると均一に湾曲変形し、力を除くと原形に
復元するものでなければならない。このような本
考案の固定抱持具5は、第1図で2列のログ進行
路について示されているが、両者は全く対称的な
構成であるから、今その1列だけについて第3図
の拡大部分図を参照して詳細に説明する。
まず、一方の円弧切片状ばね部材6は、その下
端6aを中心線Xよりやや離して基台8に固着
(図示の例ではネジ止め)されている。他方のば
ね部材7も同様にその下端7aを中心線Xから離
して基台9に固着されている。この下端6aと7
a間の隙間はログを押進める搬送部材、例えばチ
エーンに所定間隔で植立したフライト部材の通る
空間となる。
ばね部材6は上方へ円弧状に延び、その上端6
bは基台8の上方にほぼ水平に設けた曲率調整用
押圧部材、すなわち水平調整ネジ10の先端に接
触部材11を介して接触する。調整ネジ10を中
心線X方向へねじ込むと、ばね部材6は下端6a
を固定されているので、上端6bが中心線X方向
へ押し込まれ、下端6aへかけて一様に曲率を縮
小させる。
ばね部材7も、固定された下端7aから、ばね
部材6と対称に上方へ延び、上端7bは、基台9
上にほぼ直立させた曲率調整用押圧部材、すなわ
ち直立調整ネジ12の外周に被装したテーパー部
材13に接触部材14を介して接触する。図示の
例では、ログ進行路が2例であるため、列と列の
間の曲率調整用押圧部材を直立調整ネジ12とし
てあるが、もしログ進行路が1列ならば、曲率調
整用押圧部材としては前記水平調整ネジ10を左
右対称に、すなをち対向して中心線Xに関し出入
しうるように設けてもよい。また、ログ列が3列
又はそれ以上のときも、列と列との間の曲率調整
用押圧部材としては直立調整ネジ12を用い、列
の外側には水平調整ネジ10を用いればよい。
第3図に示す直立調整ネジ12は、これを上向
きに細まるテーパー部材13を取付けてあるか
ら、ネジ12が基台9から抜け出る方向へ回せ
ば、ばね部材7の上端7bは中心線X方向へ押し
込まれ、前記と同様に下端7aへかけて一様に曲
率を縮小させる。
本考案装置の作用について説明すると、取扱う
べきログLの径が決まつたら、これに応じて水平
調整ネジ10(第1図の場合2個)と直立調整ネ
ジ12を操作し、一対の円弧切片状ばね部材6,
7がログLの外周をぴつたり抱持する曲率に調整
する。上方の頂部押え1は間欠的に開閉され、こ
れが開いた時にログLは一定寸法(輪切りにされ
るロールRの長さ)ずつ第2図右方から左方へ送
られ、Rに相当する長さだけ抱持装置の左方へ突
出する。送りが止まつたとき、頂部押え1が閉じ
られて、これと一対の円弧状ばね部材6,7とで
ログLの頚をしつかりと抱持する。すると、回転
カツターCがログLの突出端の根元を切断し、最
終寸法のトイレツトロールRができあがる。この
抱持装置へ送り込まれるトイレツトペーパーログ
Lは長尺のもので、これが数本縦列をなして供給
されてくるから、供給入口端で適宜監視していれ
ば径の変化はすぐに検知できる。これに応じて固
定保持具5の曲率調整用ネジ10,12等をすば
やく操作すれば、殆ど切断機の動きを止めること
なく迅速適切に固定抱持具の曲率をログ径に対応
させることができる。
従つて、本考案によれば、円筒状物をその外周
曲率に応じた曲率でぴつたり強固に抱持すること
ができるので、切断機の回転カツターの強い衝撃
力を受けても円筒状物が潰れることがなく、切断
面を軸線と直角にきれいに切断することができ、
また本抱持装置は円筒状物の曲率に合つた曲率で
周囲ほぼ全面から絞りつけるから、長大な円筒状
物の送り込み慣性をゼロにするよう効果的なブレ
ーキをかけることができ、定寸切断の精度をあげ
ることができる。そして、このような曲率調整に
際し、幾種類もの円弧状保持具を用意しておく必
要がないので、部品の節約になると共に交換作業
の手間を省き、切断機の生産能率を低下させない
効果がある。
なお、以上の説明においては主としてトイレツ
トペーパーに関して記述したが、本考案は直径変
動のありうる円筒状物であれば、トイレツトペー
パーに限らず、タオルペーパーその他の巻取紙に
も適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る可変曲率抱持装置を2列
のトイレツトペーパーログの抱持装置として実施
した例の部分正面図、第2図は第1図装置の部分
側面図、第3図は第1図装置の一部を拡大し部分
的に切断して示す正面図である。 1……頂部押さえ、3……揺動体、5……固定
保持具、6,7……ばね部材、10……水平調整
ネジ(曲率調整用押圧部材)、12……直立調整
ネジ(曲率調整用押圧部材)、13……テーパー
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長尺円筒状物を間欠的に所定寸法ずつ長手方
    向に進行させて進行先端から所定寸法ずつ切断
    する際の円筒状物抱持装置であつて、間欠的に
    円筒状物を上方から押さえつける断面円弧状の
    頂部押さえ1と、下端がそれぞれ円筒状物の進
    行路中心線に関し対称的に固着され、上端へ向
    かつて取扱うべき円筒状物の外径より大きい曲
    率をなしてそれぞれ円弧状に延びる一対のばね
    部材6,7と、前記各ばね部材の上端付近の外
    側にそれぞれ接触する曲率調整用押圧部材とか
    ら成る可変曲率抱持装置。 (2) 前記それぞれの押圧部材がともにほぼ水平方
    向に対向して出入可能な水平調整ネジ10であ
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の可変曲
    率抱持装置。 (3) 前記押圧部材の一方がほぼ水平方向に出入可
    能な水平調整ネジ10であり、押圧部材の他方
    がほぼ垂直方向に出入可能な直立調整ネジ12
    とその外周に設けたテーパー部材13とから成
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の可変曲
    率抱持装置。
JP18297581U 1981-12-10 1981-12-10 可変曲率抱持装置 Granted JPS5889299U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18297581U JPS5889299U (ja) 1981-12-10 1981-12-10 可変曲率抱持装置

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JP18297581U JPS5889299U (ja) 1981-12-10 1981-12-10 可変曲率抱持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889299U JPS5889299U (ja) 1983-06-16
JPS6216319Y2 true JPS6216319Y2 (ja) 1987-04-24

Family

ID=29981822

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18297581U Granted JPS5889299U (ja) 1981-12-10 1981-12-10 可変曲率抱持装置

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JP (1) JPS5889299U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735758Y2 (ja) * 1989-11-29 1995-08-16 文夫 大石 紙製ロール材の把持装置

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Publication number Publication date
JPS5889299U (ja) 1983-06-16

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