JPS62162934A - 回転トルクの検出装置 - Google Patents

回転トルクの検出装置

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JPS62162934A
JPS62162934A JP360886A JP360886A JPS62162934A JP S62162934 A JPS62162934 A JP S62162934A JP 360886 A JP360886 A JP 360886A JP 360886 A JP360886 A JP 360886A JP S62162934 A JPS62162934 A JP S62162934A
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JP
Japan
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magnetic poles
iron core
torque
torsion bar
detection
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Application number
JP360886A
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English (en)
Inventor
Haruo Murakami
村上 春夫
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62162934A publication Critical patent/JPS62162934A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えばねじ線用のドライバに作用するトル
クの量を計1定検出できるようにした回転トルクの検出
装置に関する。
[背景技術] 例えば、ねじ締作業を実行する場合には、このねじ締に
作用するトルクの量を知ることか、作業内容を監視する
上で重要である。したがって、このような目的で使用さ
れるドライバに対しては、このねじ締に作用する回転ト
ルクを検出する手段を施すことが種々考えられているも
ので、例えば歪みゲージを使用する手段が考えられてい
る。
その具体的な手段の例としては、例えばこのドライバを
駆動する直流モータの取り付は台に歪みゲージを張り付
け、ねじ締時に作用する反力によるねじれ量を検出する
ようにしているものである。
あるいは、回転駆動力がトーションバーを介して伝達さ
れるように構成し、このトーションバーに対して歪みゲ
ージを張り付けるもので、トーションバーに生ずるねじ
れ量を、回転トルクとして検出するようにしているもの
である。
しかし、上記モータ塩り付は部分に歪みゲージを張り付
けるものでは、例えば20Kg−0m以下では、その測
定精度が外乱によって大きく影響されるようになる。ま
た、トーションバーに歪みゲージを張り付けるものにあ
っては、歪みゲージの接着部分に耐久性をもたせること
が非常に困難である。
その他に、トーションバーのねじれを一対の回転検出セ
ンサによる位相検出手段によって測定することも考えら
れているが、センサにピックアップコイルを使用してい
るものであるため、例えば1100rp以下の低速回転
状態では検出出力が極端に小さくなり、さらに停止状態
では位相差が生じないため、検出不能である。したがっ
て、ねじ線用ドライバのトルクを検出するためには適用
できない。
[発明が解決しようとする問題点コ この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、例え
ばドライバによるねじ締トルクの検出等に効果的に適用
できるように、回転速度等に関係なく回転トルクの検出
ができるようにするものであり、且ついかなる条件のも
とにも安定した測定結果が得られるようにする回転トル
クの検出装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、この発明に係る回転トルクの検出装置は、回
転力がトーションバーを介して伝達されるようにするも
のであり、このトーションバーの両端に励磁用および検
出用となるmlおよび第2の鉄芯を対向して取り付は設
定する。この第1および第2の鉄芯は、それぞれ複数の
磁極を備え、第1の鉄芯の磁極が第2の鉄芯の磁極の中
間位置に設定されるようにしているものであり、上記第
1および第2の鉄芯のそれぞれの磁極には、交互に巻き
方向を異ならせた巻線を巻装するようにしている。そし
て、第1の鉄芯の巻線に対して、高周波等の交流電力が
供給されるようにしている。
[作用] 上記のような検出装置にあっては、トーションバーにト
ルクが作用していない状態では、第1の鉄芯の複数の磁
極の相互間の中間位置に第2の鉄芯の複数の磁極がそれ
ぞれ存在するようになる。
したがって、第1の鉄芯の巻線に交流電力が供給されで
も、この電力が第2の鉄芯の巻線に誘導されず、検出出
力は発生しない。これに対してトーションバーにねじれ
が発生した状態となると、第2の鉄芯の複数の磁極が第
1の鉄芯の複数の磁極の中間位置からずれるようになり
、第2の鉄芯の巻線に誘導電力が発生される。そして、
この誘起される電力量は、上記トーションバーのねじれ
量に比例するようになり、これが検出トルクとして出力
されるようになる。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はねじ締に作用するトルクを検出する手段を備え
たドライバの構成を示すもので、直流モータ11の回転
が歯車機構12、さらにトルク変換機+M13を介して
ねじに回転力を伝えるビット14に伝達されるようにな
っている。
第2図はトルク変換機構13を取り出して示すもので、
歯車機構12からビット14部に回転力を伝達するトー
ションバー15を備える。このトーションバー15の両
端には、それぞれ励磁用となる第1の鉄芯16、および
検出用となる第2の鉄芯17が取り付は設定されている
もので、この第1および第2の鉄芯16およびI7には
、それぞれトーションバー15と平行に延びる例えば4
本の磁極181〜184および191〜194が設けら
れている。
この場合、上記磁極181〜184および191〜19
4は、第3図で示すように互いに小間隔ノで対向するよ
うに設定されているものであり、第1の鉄芯16の磁極
181〜184のそれぞれの間の中間の位置に、第2の
鉄芯17の磁極191〜194が設定されるようになっ
ている。すなわち、第3図で第1の鉄芯16の磁極18
1〜184と、これら磁極の間に位置する第2の鉄芯1
7の磁極191〜194との距離rlおよびr2が等し
い状態に設定されている。
尚、この第3図では説明の便宜上検出磁極191は2つ
に分解した状態で示している。
上記第1の鉄芯の磁極181〜11i4には、それぞれ
等しい巻き数の直列接続された励磁巻線201〜204
が、交互に巻き方向が反対となる状態で巻装されている
ものであり、また第2の鉄芯17の支局191〜194
にも上記同様にして検出巻線211〜214が巻装され
ている。°そして、上記励磁巻線201〜204には、
回転トランス22を介して高周波発振部23より高周波
交流電力が供給されるようになっている。また、検出巻
線211〜214からの出力電力が、回転トランス24
を介して測定部25に出力されるようになってる。
ここで、上記トルク検出機構13は、この図では詳細に
示されていないが適宜シールド機能を有するハウジング
の中に設定されているものであり、外部磁界が検出巻線
部に作用しないようにしている。
上記のように構成されるドライバにおいて、直流モータ
11を回転させてねじ締め動作を実行しようとすると、
ビット14の先端に反力によるトルクが発生する。そし
て、このトルクによってトーションバー15がねじれる
ようになり、そのねじれ量は上記トルクに比例するよう
になる。すなわち、上記トルクが発生しない状態では、
第3図で示す第1の鉄芯15の磁極と第2の鉄芯16の
磁極との相互間距離r1およびr2が等しいものである
が、上記のようにトルクによってトーションバー15に
ねじれが発生すると、この第1の鉄芯16の磁極181
−184と第2の鉄芯17の磁極191〜194との相
対位置関係が変化し、rrl≠r2Jの状態となる。こ
のトーションバー15のねじれは、このドライバによる
ねじ締め力に対応するものであり、このねじれ量から回
転トルクが計測されるようになるもので、このトルクが
所定の値に達した状態でねじ締め完了と判断し、直流モ
ータ11を停止させてねじ締め動作が終了されるもので
ある。
ここで、第1の鉄芯■6の磁極fill−184に巻装
された励磁巻線201〜204には、発振部23で発生
された高周波電力が供給されているものであり、また上
記巻線201〜204は交互に巻き方向が変化されてい
るものであるため、この鉄芯1Gの各磁極181〜18
4から交互に極性が反転する高周波の交番磁界が発生さ
せられる。
このような状態で、検出側となる第2の鉄芯I4にあっ
ては、上記のような交番磁界の影響を受けるようになる
ものであり、検出巻線となる磁極191〜194の巻装
した巻線211〜214に電磁誘導による交番電圧が発
生するようになる。
この場合、無トルクの状態では、第2の鉄芯17の磁極
191−194が第1の鉄芯1Bの磁極181〜184
のそれぞれ中間位置に存在し、「rl−r2Jの状態に
あるため、磁極191〜194それぞれには、隣接する
状態にある磁極181〜184から強さの等しい逆相の
交番磁界が作用するようになり、互いに打ち消し合うよ
うになって、この磁極191〜194に巻装した検出巻
線211〜214には電圧が発生されない。
しかし、上記のようなトーションバー15にねじれが発
生している状態では、このねじれ量に対応して間隔rl
とr2の関係が変化して等しい状態ではなくなるもので
あるため、検出用の巻線211〜214には、上記「1
とr2との差に対応した値の電圧が誘起されるようにな
る。この各巻線211〜214にそれぞれ誘起される電
圧の大きさは、上記したように間隔r1とr2との差に
対応するものであり、この検出鉄芯17に巻装された巻
線に誘導される電圧は、上記各巻線211〜214に誘
起される電圧の総和VOとなる。
すなわち、この検出側の第1の鉄芯17の巻線に誘導さ
れる検出電圧Voは、トーションバー15のねじれ角に
比例するようになり、このねじれ角はこのドライバのね
じ締めトルクに比例するようになる。したがって、上記
測定出力電圧Voを計測することによって、このドライ
バのねじ締めトルクが#j定検出されるようになるもの
である。
ここで、このトルク変換機構13に設定されたシールド
機能を有するハウジングは、外部磁界の影響を吸収する
と共に、励磁磁極部からの漏れ磁束を吸収し、他の近接
配置された機器への磁界の影響を阻止するようにしてい
る。
また、第1の鉄芯1Bに巻装した励磁用の巻線201〜
204には、交番電流を供給するようにすればよいもの
であるが、これを高周波電流とすることによってより効
果的に誘導磁界が発生されるようになり、高速なトルク
測定動作を可能にするようになる。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明に係る回転トルクの検出装置にあ
っては、特に歪みゲージのように別個の検出部材を回転
力の伝達機構部に対して取り付は設定する必要のないも
のであり、耐久性等を充分な状態に容易に設定できるよ
うになる。また、この回転トルクの検出は回転動作状態
に限らず静止状態でも実行できるものであり、実施例に
示したようなドライバのねじ締めトルク等の測定も可能
となるものであり、その適用範囲は充分に広いものとす
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するためのねじ締め
ようドライバを示す構成図、第2図は上記ドライバに組
込み設定されているトルク変換装置を説明する構成図、
第3図は上記トルク変換機構の作用状態を説明する図で
ある。 11・・・直流モータ、12・・・歯車機構、13・・
・トルク変換機構、14・・・ビット、15・・・トー
ションバー、1B・・・第1の鉄芯(励磁鉄芯)、17
・・・第2の鉄芯(検出鉄芯’) 、181−184.
191−194・・・磁極、201〜204・・・励磁
巻線、211〜214・・・検出巻線、23・・・高周
波発振部、25・・・測定部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図    
第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転トルクが伝達されるトーションバーと、 このトーションバーの一端に結合設定され、それぞれ巻
    き数が等しく且つ交互にその巻き方向が異なるようにし
    た励磁巻線が巻装された複数の磁極を備える励磁側の第
    1の鉄芯と、 上記トーションバーの他端に結合設定され、それぞれ巻
    き数が等しく且つ交互にその巻き方向が異なるようにし
    た検出巻線が巻装された複数の磁極を備え、この各磁極
    が上記第1の鉄芯の各磁極に特定される位置関係で対向
    するように設定される検出側の第2の鉄芯と、 上記第1の鉄芯の励磁巻線に交流電力を供給する手段と
    、 上記第2の鉄芯の巻線に誘導される交流電力を検出し測
    定出力信号を発生出力手段とを具備し、この出力手段で
    、上記トーションバーに生じたねじれ量に対応した出力
    信号が発生されるようにしたことを特徴とする回転トル
    クの検出装置。
  2. (2)上記第1の鉄芯に設定される複数の磁極のそれぞ
    れの間の中間位置に、上記第2の鉄芯に設定される複数
    の磁極がそれぞれ位置設定されるようにした特許請求の
    範囲第1項記載の回転トルクの検出装置。
JP360886A 1986-01-13 1986-01-13 回転トルクの検出装置 Pending JPS62162934A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS64430A (en) * 1987-03-04 1989-01-05 Hitachi Ltd Torque meter
JP2003083822A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Nichiyo Engineering Kk 締め付けトルク測定方法および装置
KR100522739B1 (ko) * 2002-12-04 2005-10-20 엘에스전선 주식회사 와전류를 이용한 전자식 조향장치의 토크센서
KR100706997B1 (ko) 2003-12-10 2007-04-11 주식회사 만도 와전류형 토크센서

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946526A (ja) * 1982-09-09 1984-03-15 Nissan Motor Co Ltd 電磁ストレスセンサ

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