JPS6216265Y2 - - Google Patents

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JPS6216265Y2
JPS6216265Y2 JP18107281U JP18107281U JPS6216265Y2 JP S6216265 Y2 JPS6216265 Y2 JP S6216265Y2 JP 18107281 U JP18107281 U JP 18107281U JP 18107281 U JP18107281 U JP 18107281U JP S6216265 Y2 JPS6216265 Y2 JP S6216265Y2
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JP
Japan
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magnetic pole
casing
magnetic
iron core
plate
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JP18107281U
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JPS5884831U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁性材料からなる被加工部材を磁力に
より保持するための電磁チヤツクに関する。
電磁チヤツクは、一般に、磁性材料からなる上
端開放のケーシングと、その底部中央に設けられ
た鉄心およびこれを取り巻く励磁コイルと、ケー
シングの上端に固定された磁極板とから成る。こ
の磁極板は、従来、一方の磁極面を構成する単一
の磁性板と、該磁極板に非磁性材を介して埋設さ
れた、他方の磁極面を構成する複数の磁極部材と
から構成されている。
このため、従来の前記磁極板を製作するには、
比較的板厚の大きい単一の磁性板の表面に、磁極
部材を収容するための多数の凹溝を並列的に形成
し、さらに前記磁性板の裏面に、各磁極部材の下
端中央部に設けられた伸長部分の貫通を許すべく
前記凹溝と直角な方向へ伸びる凹所を形成する必
要がある。このことから、磁性板材料の約60〜70
%が凹溝および凹所の形成のために切削屑として
棄てられており、また、磁性板と各磁極部材との
間隙を封じるために多量のはんだを必要とするこ
とから、電磁チヤツクは比較的高価であつた。
また、前記磁性板の表面に形成された凹溝に収
容される各磁極部材の前記伸長部分は、磁極部材
の前記磁性板への組み付けを可能とするために凹
溝の幅寸法よりも大きくすることはできず、従来
の前記磁性板を備える電磁チヤツクでは、各磁極
部材の前記伸長部分と、鉄心との実質的な有効接
触面積の増大を図り、これにより磁気飽和による
磁力の低減を防止するために、鉄心と各伸長部分
との間に中板を挿入する必要があり、電磁チヤツ
クの高さ寸法は比較的大きい。電磁チヤツクの高
さ寸法は、これを使用する工作機械の加工範囲を
狭めないために小さいことが望ましい。
従つて、本考案の目的は、比較的安価でありか
つ高さ寸法の小さな電磁チヤツクを提供すること
にある。
本考案は、鉄心および励磁コイルを収容するケ
ーシングの上端に固定される磁極板を、前記ケー
シングの上端に当接する一対の側方ベース部分を
備える複数の第1の磁極部材と前記鉄心に当接す
る中央ベース部分を備える複数の第2の磁極部材
とをセパレータを介在させて交互にかつ並列的に
配置して一体的に結合することにより構成し、前
記中央ベース部分の前記鉄心への接触面積の増大
を図るべく前記中央ベース部分を前記側方ベース
部分間に伸長させたことを特徴とする。
本考案が特徴とするところは、図示の実施例に
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
本考案に係る電磁チヤツク10は、第1図に示
されているように、上端12で開放された磁性材
料から成る長方形の箱形ケーシング14を含み、
該ケーシングの底部中央には鉄心16が設けられ
ており、該鉄心の周囲にはこれを取り巻く励磁コ
イル18が配置されている。
ケーシング14の開放端を閉じるように磁極板
20が上端12上にビス(図示せず)により固定
されている。磁極板20は、ケーシングの前記開
放端を横切つて互いに並列的に配置される複数の
第1の磁極部材22a,22bおよび第2の磁極
部材24と、両磁極部材間に配置される非磁性の
セパレータ26とが結合手段28(第2図参照)
により一体的に結合して構成されている。
第3図に示されているように、外側に配置され
る第1の磁極部材22aは、全体に長方形状を呈
し、その下端部に内側へ伸長する一対の側方ベー
ス部分30を備える。また、両磁極部材22a間
に配置される第1の磁極部材22bは、全体に長
方形状を呈し、その下端に幅方向両側へ伸長する
一対の側方ベース部分30bを備える。第2の磁
極部材24は、全体に長方形状を呈し、その下端
部に中央ベース部分32を備える。
第1の磁極部材22a,22bと第2の磁極部
材24とは、第1の磁極部材22aを両側に位置
させた状態でそれらの間にセパレータ26を介在
させて交互に配置されている。両側に位置する第
1の磁極部材22aと、これに隣り合う第2の磁
極部材24との間に、図示のとおり、前記中央ベ
ース部分を備えない補助極部材24′を挿入する
ことができる。
第1の磁極部材22bの両側に配置された両第
2の磁極部材24の各中央ベース部分32は、磁
極部材22bに間隔をおいて該部材の側方ベース
部分30b間に伸長し、両中央ベース部分32の
伸長端は相互に当接する。また、第1の磁極部材
22bの側方ベース部分30bは、第1の磁極部
材22b間に位置する第2の磁極部材24の下方
に伸長し、両側方ベース部分30bの伸長端は互
いに当接する。
セパレータ26は、図示の例では、各磁極部材
22a,22b,24の長手方向に沿つて、その
間に配置される側板26aと、該側板と直角に配
置される底板26bとからなる。一対の第1の磁
極部材22bおよび第2の磁極部材24と、各第
1および第2の磁極部材間に配置されたセパレー
タ26とは、例えば、非磁性材料からなるボルト
28aと、これに螺合するナツトとから成る一対
の結合手段28により一体的に結合され、これに
より磁極板20が構成されている。
磁極板20の上面は、平担な磁気吸着面を規定
する。また、磁極板20の下面は、第3図に示さ
れているように、各中央ベース部分32の下面に
より、鉄心16の上面にほぼ対応しかつこれに当
接する長方形の当接面を規定し、また、側方ベー
ス部分30a,30bの下面により、前記当接面
から間隔をおいてこれを取り囲みかつケーシング
14の上端12に当接する枠形の当接面を規定す
る。
前記磁極板20は、第1の磁極部材22a,2
2bの各側方ベース部分30a,30bの下面が
ケーシング14の上端12に当接しかつ第2の磁
極部材24の各中央ベース部分32の下面が鉄心
16の上面に当接して、ケーシング14に固定さ
れている。従つて、ケーシング14に当接する第
1の磁極部材22a,22bおよび鉄心16に当
接する第2の磁極部材24が相互に異磁極に磁化
され、その磁力によつて被加工物が磁極板20の
上面に固定される。
本考案に係る電磁チヤツクによれば、磁極板を
製作するについて従来のように単一の磁極板に多
数の溝を形成する必要はなく、複数の第1の磁極
部材、第2の磁極部材およびセパレータを組み合
わせて、これらを一体的に結合することにより磁
極板を製作することができ、従来のように原材料
の切削損を生じることはない。また、磁極板を構
成する第2の磁極部材の各中央ベース部分間に
は、第3図に示したように大きな間隙が生じるこ
とはなく、この間隙を封じるためのはんだの使用
量の低減を図ることができ、さらに従来のような
中板を用いることなく前記中央ベース部分と鉄心
との接触面の増大を図ることができ、これにより
製作費の低減を図ることができる。
さらに、従来のような中板を用いることなく前
記中央ベース部分と鉄心との接触面の増大を図る
ことができることから、吸着性能を低下させるこ
となく電磁チヤツクの高さ寸法を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電磁チヤツクをその一部
を破断して示す斜視図であり、第2図は第1図に
示した電磁チヤツクの磁極板を分解して示す斜視
図であり、第3図は第1図および第2図に示した
磁極板を示す底面図である。 14……ケーシング、16……鉄心、18……
励磁コイル、20……磁極板、22a,22b…
…第1の磁極部材、24……第2の磁極部材、2
6……セパレータ、30a,30b……側方ベー
ス部分、32……中央ベース部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端開放のケーシングと、該ケーシングの底部
    に設けられた鉄心および該鉄心を取り巻く励磁コ
    イルと、前記ケーシングの上端に固定された磁極
    板であつて前記ケーシングの上端開口を横切つて
    交互にかつ並列的に配置される複数の第1および
    第2の磁極部材と両磁極部材間に配置される非磁
    性のセパレータとが結合されて成る磁極板とを含
    み、各第1の磁極部材は、その下端部に前記ケー
    シングの上端に当接する一対の側方ベース部分を
    備え、各第2の磁極部材は、その下端部に前記側
    方ベース部分間に伸びかつ前記鉄心に当接する中
    央ベース部分を備えることを特徴とする電磁チヤ
    ツク。
JP18107281U 1981-12-07 1981-12-07 電磁チヤツク Granted JPS5884831U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18107281U JPS5884831U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 電磁チヤツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18107281U JPS5884831U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 電磁チヤツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5884831U JPS5884831U (ja) 1983-06-08
JPS6216265Y2 true JPS6216265Y2 (ja) 1987-04-24

Family

ID=29978225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18107281U Granted JPS5884831U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 電磁チヤツク

Country Status (1)

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JP (1) JPS5884831U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63251139A (ja) * 1987-04-02 1988-10-18 Kanetsuu Kogyo Kk 永久磁石式電磁チヤツク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63251139A (ja) * 1987-04-02 1988-10-18 Kanetsuu Kogyo Kk 永久磁石式電磁チヤツク

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Publication number Publication date
JPS5884831U (ja) 1983-06-08

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