JPS62160995A - 層流制御翼 - Google Patents

層流制御翼

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JPS62160995A
JPS62160995A JP61262587A JP26258786A JPS62160995A JP S62160995 A JPS62160995 A JP S62160995A JP 61262587 A JP61262587 A JP 61262587A JP 26258786 A JP26258786 A JP 26258786A JP S62160995 A JPS62160995 A JP S62160995A
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aft
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は翼に関し、特にジェット輸送機関で用いるた
めの層流制御後退翼に関する。
巡航効率を増加させるために、航空機およびその構成要
素の空気力学的抗力を減少する努力が長年にわたって続
けられてきた。もしも翼上の境界層気流が層状に維持さ
れることができれば、表面摩擦抗力が最小になることは
当業者には公知である。
高レイノルズ数において、また層流が自然に発生するこ
とが期待できる状態を越えた飛行状態において層流を維
持するために、空気力学的表面に適用される吸込を用い
ることもまた、当業者には公知である。これを達成する
ために、様々なスロットアレイ、鋼孔されたまたは多孔
質の外板および関連した吸込ダクトを用いた多くの提案
がなされた。
しかしながら、以前に提案された吸込システムに関して
は、一般に、構造重量や複雑さが過度に付加されること
、建造および維持費用が増加すること等の不利益がある
。加えて、空気力学的表面への吸込の使用は主な翼シス
テムおよび構造と一体にされなければならない新しいシ
ステム、部品、下部構造および構造を含むので、先行の
提案によって要求される新しい、試されていない配置の
機能的信頼性を確立する仕事が大きな関心事でありまた
障害でもあった。
また、航空機の動作環境の可変性は、空気力学的表面上
の層流の維持に一般に不適な状態を課すこともあり得る
。適用された吸込の分布および大きさは動作環境に関す
る成る仮定に基づいており、しばしばあることであるが
、飛行中に乱流、騒音等によって状態が大きく変化すれ
ば、これらの設計の仮定はもはやあてはまらない。この
発明は、その目的の1つとして、大気の状態が仮定値を
越えて変化したときに経験される抗力のペナルティを最
小にしようと努める。
先行の層流制御システムは、スロット、穴、ダクト等を
適応させるために、本質的に従来の翼の建造および形状
との全般的な妥協に基づいていた。
付加の費用、重量および複雑さは、付加されたサブシス
テムの検査および維持のアクセスの困難さとともに、仮
定されたく理想の)飛行状態のもとにおいてさえも、層
流制御を通して求められる利得からずれる傾向があった
この発明の目的は先行のシステムの提案の上述の制限お
よび不利な点を最小にし、かつ従来の証明された翼構造
に最小のインターフェイスの問題で、かつ既存の賛の主
構造とそのシステムの確立された信頼性と設計の一体性
とに本質的に何の妨害も崩壊もなしに、組入れることの
できる、層流制御翼を提供することである。
この発明の別の目的は、凹み、腐蝕および虫やほこりの
粒子の蓄積に対して臨界頭部区域(critical 
nose area)における表面の滑かさを維持する
ための組込み可能性を有する、翼構造配置を提供するこ
とである。これらの要因は層流を抑止または破壊する擾
乱を引き起こすが、前縁吸込の適切な使用によって制御
され得る。
発明の要約 上述のおよび他の目的は、前縁および後縁セクションに
よって表わされる翼の小さい表面区域上に表面吸込の分
布を提供し、これを、翼の大きな表面区域を表わす、介
在する翼の主なボックス領域上にその外形のみによって
達成される自然の層流と組合わせることによって、翼の
表面のほとんどに層状の境界層流を維持する翼を提供す
ることにより、この発明に従って達成される。
この発明に従えば、翼の小さい区域上の境界層の吸込に
よる層流制御(LFC)と、買の大きな区域上の自然の
層流(NLF)制御とを利用するハイブリッド設計概念
に基づいて、改良された低抗力翼(桑型的には主翼)が
提供される。ここでは主翼に適用されているが、翼の主
要な区域をなす表面を備える翼ボックスは、従来から、
基本の主要荷重キャリアとして働くように、証明された
構造上の一体性を有し、軽量であることおよび最小の費
用であること、また主な燃料コンテナ、すなわちまた最
大の燃料容積となるように付随して設計されたコンテナ
構造として安全に働くように、証明された対漏洩壁一体
性を有すること、といった意図された利点をもって構成
されている。この主翼セクションの上面および下面にわ
たる自然の層流は、航空機の通常の上昇飛行および巡航
速度範囲にわたって層流の助けと゛なる好ましい圧力勾
配を達成する表面形状によって達成される。前縁セクシ
ョンは、一般に頭部での高度に好ましい圧力勾配を含ん
で、吸込空気の要求を最小にし、かつ取付ライン(すな
わち翼の最も前の端縁)での乱流の遷移の傾向を抑制す
る前縁半径を結果としてもたらす圧力分布を提供するよ
うな形状にされている。後縁セクションのそれを含む、
翼の残余の小さい表面区域の補足的な形状は、他の点で
構造的におよび空気力学的に効率的な混成の翼を生み出
す要因に基づいている。これらの表面区域にわたる層流
制御は、滑らかな表面区域にわたっては外板の孔を介し
て、また、より大きな(局部的な)吸込の適用を要求す
る接合部および不連続部分に近接したスロットアレイを
介して吸込を与える、吸込システムの提供によって可能
な範囲まで達成される。
主翼に適用されたこの発明の好ましい実施例では、前縁
および後縁セクシヨンは2重外板パネル構造を用いた部
品を含む。スペーサによって非多孔質の内部外板から分
離された多孔質のまたはスロットされた外部外板が収集
室を形成する。外部外板を通って引き入れられた境界層
の空気は収集室内の通気孔または孔を通って翼の空気収
集システムの一部である下部表面ダクトに入る。前縁フ
ラップが引込められるとき、これは前縁領域下面の一部
を形成する。前縁フラップの前のおよび後の端縁に沿っ
て延びるアレイに形成された吸込スロットは、層流を維
持するために、境界層の空気を抜き取り、このような端
部によって示される急な表面の不連続部分を補償する。
前縁セクシヨンおよび好ましくはまた後縁セフジョンに
焦点を合わせた層流制御の具体化を通して実現される実
際的な利点は、建造費用の減少と動作費用の減少の両方
を含む。翼ボックスの外板構造が孔またはスロットによ
って貫通される必要がないので、主な翼ボックスの全体
は外部も内部も証明された従来の設計であり得る。主要
買ボックス内に層流制御吸込ダクトを組入れる必要がな
いので、ボックス内の燃料タンク領域とLFC吸込シス
テムとの間には、そのシステムへの燃料の漏洩の危険が
あるような重大なインターフェイスは必要とされない。
さらに、混成の翼に付加されたLFC補助構造は、翼の
比較的小さい非臨界的な区域のみに限られているので、
最小の重量のペナルティを負わせるだけである。同様の
理由で、これらの補助特性に帰する製造費用の付加も最
小にされ、これに対応してサイズの小さい構成要素は別
々に製造され別々にまたはサブアセンブリとして都合よ
く設置されることができる。同様に、それらの位置が翼
の端部の部分であることと、また含まれるフラップおよ
びスポイラが伸長可能であるためにアクセスが容易なの
で、検査、維持および修理も容易に行なうことができる
付加的な特徴として、この発明はLFCの直接の提供と
関連して、その主な目的が翼の揚力の能力を延ばすこと
である完全に引込み可能かつ伸長可能な前縁フラップを
採用する。しかしながら、これはまた離陸および着陸の
間に展開されて、昆虫や、泥および他の粒子による衝撃
から翼の前縁を守るデフレクタでもある。時々起こる腐
蝕や窪みを含んで、これらの蓄積は影響を受けた区域に
おける層流の損失を引起こすことによって大いに抗力を
増加させ、また輿の臨界的な頭部表面区域のLFC吸込
孔を塞ぐこともあり得る。
宵の後縁部分は完全に伸長可能かつ引込み可能なフラッ
プを含み、通常の上が飛行および巡航飛行におけるこの
主な機能は横方向の制御を与えることである。通常の飛
行包絡線(flight envelope)を通して
層流を維持するのに必要な翼の圧力分布を調整するため
に、小さなフラップの偏向が用いられる。各々が撓み要
素を含み独立して駆動される上面(すなわちスポイラ)
パネルは、最適の形状を維持するためにフラップの動き
に従うようにプログラムされている。低速飛行では、大
きなフラップの偏向がさらに翼の揚力の能力を増加する
。上述のとおり、横方向の制御Irs能はフラップアク
チュエータへの独立した信号を介してフラップによって
提供され、上面パネルは@適な翼の形状を維持するため
に絶え間なくフラップに従う。
上面パネルはまた、飛行および地上動作のための通常の
スポイラ機能を提供するために独立して制御される。
翼幅に沿って(spanwise>配置され各々が撓み
要素を含む下面パネルは、大きな偏向角度においてフラ
ップの有効性を高めるためにフェアリングとして働く。
上面および下面パネルの両方は吸込表面とシステムを含
み、通常の飛行包絡線内で前縁区域に層流を提供する。
この発明の他の目的と利点は添付゛の図面と関連した以
下の説明を読むことによって当業者に明らかとなるであ
ろう。
好ましい実施例の説明 第1図および第2図において、胴体12に取付(プられ
た翼10は3つのセクションまたは領域に分けられる。
すなわち(1)前縁領域18、(2)主ボックス領域2
0、および(3)後縁領域22であり、これらは第3図
に示されている。領域18は、前縁または頭部14と主
ボックス領域20の一部をなす前部の主ボックスけた2
6との間に翼弦に沿って(chordwise )延び
る。後縁領域22は後部主ボックス(プた30から後縁
16に向がって機尾の方に延びる。この新規なハイブリ
ッドの翼の概念に従えば、前縁領域18および後縁領域
22上の流れはそれらの表面を通って与えられる吸込の
助けで層状に保たれ、−力士ボックス領域20の表面上
の流れは、これらの表面の表面形状を求められる好まし
い圧力勾配を推進するように設計することによって自然
に層状に保たれる。
好ましい圧力分布の特徴を示す第4図において、ハイブ
リッド翼の圧力係数(Cp )は巡航速度で頭部または
前縁14からの変位の関数でプロツ1−されている。C
pは以下の等式で規定される:ここでpは所与の点×に
おける局部の■−力と等しく、pooは大気圧と等しく
、qはρのV2/2倍に等しく、ρは空気密度に等しく
、また■は自由な流れ速度(free stream 
velocity)に等しい。第4図の曲線Δは翼の上
面のCPの変化を示し、曲線Bは翼の下面でのCpの変
化を表わす。
巡航において、(たとえばマツハ数0.8で)前縁14
上のよどみ点でのCPは約+1.1である。空気が前縁
領域上面34上を加速するにつれて、上面CPはそこか
ら迅速に角になる。主ボッされる。このような気流が主
ボックス領域20を離れ後縁領域上面38上を後縁16
まで流れるにつれて、Cpは気流が翼の後縁16から離
れるまで、負から正の値に増加する。
翼の下面に関しては、Cpは始め前縁14から増加する
が、その表面の比較的平坦な形状のために前縁領域下面
にわたって正のままである。CPはそれから、空気が前
縁領域下面42から主ボックス領域下面44へ流れるに
つれて負になる。ここでもまた、主ボックス領域下面4
4上の気流の方向に好ましい圧力勾配が、表面の形状の
ために自然に維持される。主ボックス領域下面44から
後縁領域下面46への遷移区域において、下面のCPは
後縁16に達するまで増加し、この点で下面を流れる空
気は翼の上面を流れる空気と一緒になり、翼10から離
れる。
第5図に: オイテ、頭部部分(nosepiece 
) 54は上部端縁部分54aと下部端縁部分54bに
延びるほぼ放物線形の輪郭で形づくられている。翼10
の長さを延ばして、頭部部分54は好ましくは一体のチ
タニウムハニカムコア構造である。その後方の端縁は、
これもまた頭部部分の翼幅に沿った長さに延びる、真直
ぐな頭部術56に接続されている。
これもまた頭部術56に接続され、頭部部分上面54a
の連続として機尾の方に延びているのは、二重外板パネ
ル34であって、これは多孔質の(多数の孔があけられ
た)外部外板60と、翼弦に沿って配向された平行のス
ペーサ64によって外板60と平行に維持された、非多
孔質の内部外板62とを含む(第6図)。パネル34内
にこのように形成された空間66は、吸込空気収集室と
、外板60内の分布された孔または開口部を通って引き
入れられた空気を上面ダクト70に向かって後方に伝え
る流れ通路を形成する。ダクト70は、前部けた26か
ら前に空間をあけられた真直ぐな補助けた74の下方の
端縁と上部パネル34との間に延びる対角線状に配向さ
れた隔壁76より上方にかつその前方に形成されている
。補助けた74と前部けた26との間の空間では、内部
外板62は多数の孔(図示せず)を含み、これらは上面
ダクト70への吸込空気の流れを計fiするような大き
さにされている。
引き続き第5図を参照すると、前縁領域下面外板パネル
アセンブリ42は前縁フラップ80の前記5一 部および後部端縁に形成された、翼幅に沿って延びる吸
込スロット86および88の列を含む。スロット列88
の機尾の方向で、この下面アセンブリ42は短いプルノ
ーズ(bullnose)セクション104aを含み、
これは多孔質のまたは多数の開口部が設けられた外部外
板および内部外板を有する、中空の外板パネル104と
連続している。前縁フラップ80は前縁フラップシステ
ムに典型的な適当な機構81(その詳細は従来のもので
あってもよい)によって展開されかつ引込められるよう
に設けられている。引込められた巡航設定(第5図)か
ら展開設定(第7図)まで延ばされたとき、前縁フラッ
プ80は通常の態様で低速動作のために揚力を増加させ
る。さらに、独特の付加的な特徴として、完全に展開さ
れた前縁フラップ80は頭部54の前方に位置づけられ
、後ろ向きの傾ぎで配向されている。したがってこれは
前縁翼表面を昆虫やほこりの堆積から、また実質的な程
度までほこり、雨、または霞等による表面の腐食から守
るデフレクタとして働く。このような堆積26一 や腐食は翼10の前縁領域にわたる層流の維持を妨害す
る表面の不連続を作り出す。第5図および第7図に示さ
れるように、前縁フラップは前縁領域下面の一部を形成
する主パネルと、それに蝶番で止められた補助フラップ
82とを含み、この補助フラップは前縁フラップが引込
められているとき前縁領域の内部で受は取られるように
通常は折りたたまれている。前縁フラップ80が展開さ
れたとき、補助フラップ82は下方にかつ前方に旋回さ
れ、航空力学の前縁を形成して結果として生じる高揚力
の翼前縁セクシ]ンの形状を完成させる。
収納された巡航位置において前縁フラップ80の前縁お
よび後縁セクションの下面に作り出された表面のジョグ
(Joa)または不連続は、乱流および流れの剥@ (
5eparaNon)を作り出す、初めの要因である。
前に述べられたスロット86および88を介してこれら
の不連続に近接して与えられた吸込は、これらの位置で
層流を維持するのに効果的である。これらのスロットを
介して与えられた吸込はまた、翼の前縁または頭部に沿
った交差流(crossflow )の不安定さを最小
にする。これはまた、いかなる昆虫やほこりの堆積、ま
た起こるかもしれない表面の腐食の、乱流を引き起こす
効果を最小にする。
スロット86は、頭部部分の下方の部分5411の後方
の端縁と、前縁フラップ80の前方の端縁との間の空隙
または空間によって形成される。実質的に平らな前部停
止プレート90が頭部部分の下方の部分54bの後部端
縁に近接して設けられ、フラップが巡航位置に引込めら
れるときに前縁フラップ80の前部端縁のための停止と
して働く。
一連の下方に配向された突出部92が、つばさの翼幅に
沿って間隔をあけられ、この前部停止プレートの下面か
ら延びて、実際の停止当接部分として働く。第8図に最
もよく示されるように、突出部92、停止プレート90
の下面および前縁フラップ80の内部表面が前縁前部ス
ロット86からパージダクト100へ通過する吸込気流
の入口通路94を形成する。このダクトは頭部けた56
、外板パネル62、補助けた74および前縁フラップ8
0によって形成されている。スロット88はパージダク
ト100に直接間いている。巡航速度において、コンプ
レッサ2o7(第15図)によって作り出された吸込の
もとで、パージダクト100はスロット86および88
の外側の圧力よりも低い圧力に維持される。
前縁セクション外部外板104の前部端縁104a  
(第9図)はそのターミナスに向かって内側にかつ後ろ
側に曲げられ、それによって後部スロット88を含むオ
リフィスの一方の側として、前方に面する凸状の表面を
形成する。前方端縁104aの上側には、一連の前方に
延びるフラップ停止106が設けられており、これらは
前縁フラップ80の後縁によって翼の翼幅に沿って間隔
をあけられた位置に保持されている。前縁フラップ80
は、フラップがその巡航位置に詰め込まれたときにこれ
らのフラップ停止に対して上向きに当接する。フラップ
8oに作用する差圧(differential ai
r pressure )によッテ助けられタフラップ
アクチュエータ機構が、フラップを、それが一旦このよ
うな機構によって引込められるとその巡航位置にしっか
りと保持するように協働する。
上述のように、また第3図および第5図に示されるよう
に、前縁フラップ80はしまわれたときには本質的に水
平である。さらに、その露出した表面形状はかなり平坦
である。したがって、そのほとんどの翼弦の長さにわた
るCPの値は均一に正のままであり、層流に都合がよい
。ぞの端縁では、吸込スロット86および88が流れの
擾乱をなくしまた層流を維持するのに効果的である。
翼の各々は、示されるように端から端まで設けられた一
連の同様の前縁フラップ80を保持する。
チャンネル形状の撓み性金属シール107(第10図)
がフラップの端の端縁に固定され、このような端部の間
の接続を十分に密封するように協働して、吸込空気のわ
ずかな量を除いてすべてが、それらを通ってパージダク
ト100に通過することを防ぐ。
第5図ないし第11図を参照すると、前縁領域下面42
の残余のパネル104は、多孔質の外部外板108と、
介在するスペーサ112によって間隔をあけられた平行
の関係に帷持された、孔のあいた内部外板110とによ
って形成される。外部外板108の孔または開口部から
これらの外板の間の通路空間114に引き込まれた吸込
空気は、内部外板110の穴116を通りそこから下面
ダクト120へ流れる。このような多数の孔または穴は
外部外板108を通る吸込気流を計量するようにおおよ
そ位置づけられそのような大きさにされている。下面ダ
クト120は前部けた26、隔壁76および前縁下部外
板104によって形成されている。
主ボックス領域20は、第4図に示されるように自然に
層流を引き起こすような、すなわちその表面区域に分布
された表面の孔またはスロワ1−に頼らずに層流を引き
起こすような圧力分布を提供するような形状にされてい
る。したがってこれは、特に主賛セクションの表面にわ
たって適用される時にまた、好ましくは証明された従来
のI造的および燃料貯蔵翼セクションを、ある程度まで
少なくとも不可避的に妨害する、層流を達成するための
サブ表面構造と多孔質のまたはスロットされた吸込表面
を用いたダクトの試みの複雑さと重量を増す使用とを避
ける。その翼弦の範囲わたって上面および下面に自然の
層流を達成するために、これらの表面の形状はただ適度
に凸状であるだけである。第3図に簡潔化された一般の
形状で示されるように、主ボックス領域上部外板パネル
36は前部および後部の主ボックス桁26および30の
上部端縁26aと30aとの間にわたり、−力士ボック
ス領域下面44は同様にこれらのけたのそれぞれの下部
端縁261)と30pとの間にわたる。
図面から省略された環ボックス構造の詳細は従来のもの
であってもよいが、そうである必要はない。
第12図を参照すると、主ボックス領域20から機尾に
向かって延びる翼の後縁領域22は、上面スポイラ12
4、下面後縁フェアリング126および伸長可能な後縁
主フラップ128を含む。
主ボックス表面から機尾に向かって進む層状の気流を維
持するのを助けるために、吸込表面パネルが後縁領域2
2内に選択的に用いられる。好ましくは従来の後縁フラ
ップ複合物128は、第1のフラップ部材132と部材
132の前方にそれに固定された関係で設けられ、その
間にスロット176を規定する第2のフラップ部材13
4とを含む。フラップ複合物128を装着しまたそれを
その展開されたおよびしまわれた位置の間で動かすため
の連結と駆動手段とは従来のものでありまた従来のもの
であってよいので、ここで図面はそれらの詳細を省略す
ることによって簡潔にされている。
後縁スポイラ124は前方の撓み表面セクション138
と、それから機尾の方に連続しかつほぼ同じ翼弦範囲を
有する堅いセクション140とを含む。撓みセクション
138はその前方端縁によって後部けた30の上部端縁
30aと接続されている。セクション138に接続され
、堅いセクション140はその11!尾の方向で、フラ
ップのほぼ翼弦の中央の点で終端となり、ここでこれは
フラツブ132が巡航位置にしまわれた状態で、フラッ
プ138の上部側に近接して重なり、流線形を形成する
。セクション140の下面の形状は、フラップがしまわ
れたときにすぐ下に置かれるフラップ132の凸状の上
側の形状と適応するように凹状にされている。
この実施例では、撓み表面セクション138は吸込表面
として働く多孔質の撓み性の外部外板142と、外部外
板142からおおよそ平行に内側に間隔をあけられた非
多孔質の、実質的に撓まない内部外板144とから形づ
くられている。外部および内部外板の間の空間はスポイ
ラ吸込空気収集ダクト150を形成する。外部外板14
2はその前方の端縁で後部ボックスけた30の上部端縁
30aに固定され、上部表面交差部材154に近接した
点まで後方に延びる。内部外板144の前方端縁は摺動
継手160によってハンガーブラケット158の水平フ
ランジの下側に置かれるように装着される。ハンガーブ
ラケット158は後部けたの上部端縁30aに取付けら
れ、内部外板の前方端縁に近接した点まで下方にかつ後
方に延びる。摺動継手160は、スポイラ124が翼1
0に関して旋回するにつれて内部外板がブラケット15
8と関連しで動くのを可能にする。摺動継手を通る空気
の漏洩は、内部外板144をブラケット158のフラン
ジの下に設置することによって最小にされる。スポイラ
ダクト150の内側の空気の圧力は外側の圧力よりも低
いので、内部外板144はブラケット158に対して上
方に強制される。
後縁スポイラ124の堅いセクション140は、多孔質
の上部外板164と非多孔質の下部外板166からなる
。上部外板164の前方端縁は上部表面交差部材154
によって下部外板166の前方端縁から間隔をあけられ
ており、上部および下部外板の後部端縁はスポイラ12
4の後部端縁で互いに集中する。上部および下部外板1
64および166の間の空間は、後部スポイラ吸込空気
収集室168を形成する。上部表面交差部材154は、
空気が上部外板164から後部スポイラ室168へそし
て撓みスポイラダクト150へ引き入れられることを可
能にする穴170を有する。
第12図および第13図に示されるように、撓み性のス
ポイラセクション138はフラップが展開された位置に
あるときフラップ128となだらかな流線形を維持する
ように曲線171でF方に曲がるように設計されている
。所望ならば、流れの剥離を最小にしそれによって低速
の能力を増加するために、巡航飛行の間と同様に低速飛
行の間にも、スポイラの多孔質の上部表面にダクト吸込
を与えることもできる。これはここに開示された翼の他
の多孔質のおよびスロットされたーL部表面についても
真実である。スポイラアセンブリを動かすためのリンク
およびアクチュエータは標準的な構成要素を用いた簡単
でわかりゃすい設31のものであり、またはそのような
ものでよいので、ここでは詳細は必要としない。
引き続き第12図および第13図を参照すると、後縁フ
ェアリング126は前方に曲げることのできる撓み部分
172と堅い形状の後部部分174とを含む。撓み部分
は多孔質の撓み性外部外板パネル178と非多孔質の内
部プレート180を含む。外部外板178の前方端縁は
後部けた30の底部端縁30bに固定され、主ボックス
下部外板パネル44の後方端縁と当接する。内部プレー
ト180は外部外板パネル178から内側に間隔をあけ
られそれに実質的に平行に配向されている。
内部プレートの前方端縁は摺動継手182を介して支持
部材184に支持されている。部材184はハンガーブ
ラケット158の反転されたものであって、部材184
の前方部分は後部けた30の底部端縁30bに固定され
ている。摺動継手182は摺動継手160と本質的に同
一であり、フェアリング126が翼1oに関して曲がる
ときにプレート180が支持部材184に関連して動く
ことを可能にする。外部外板パネル178とプレート1
80との後部端縁は下部表面交差部材198によって分
離されている。外部外板パネル178と内部プレート1
80との間の空間は撓み性フェアリングダクト190を
形成する。
フェアリング126の堅い部分174が撓み部分172
の後方端部に続く。堅い部分174は多孔質の堅い外部
外板パネル192と非多孔質の堅い内部パネル194か
らなる。部材192および194と前方端縁は下部表面
交差部材198によって間隔をあけられ、交差部材は開
口部196を有し、空気が堅い部分174内に形成され
た後部フェアリング室200から撓み部分172内に形
成された撓み性フェアリングダクト190に流れること
を可能にする。部材192および194の最も後部の端
縁は一緒に集中してフェアリング126の後縁を形成す
る。
撓み性フェアリングダクト190は撓み部分172の下
部外部外板パネル178内の孔と堅い部分174の外部
外板192内の孔とを通して境界層の空気を引き入れ、
それによって後縁フェアリング126上の層流を推進す
る。
後縁フラップが延ばされた低速動作では、フェアリング
表面126はそれを第13図に示される流線形の位置に
位置づける適当なリンク〈図示せ=38− ず)を介して、フラップと一致して動くようにされる。
低速の流線形の位置では、フェアリング126上を流れ
る空気は後縁フラップ128内のスロット176に向か
って導かれる。
前縁フラップに関しては、スポイラ124とフェアリン
グ126は翼の翼幅に沿って端から端まで延びるセクシ
ョンに分けられる。スポイラおよびフェアリングセクシ
ョン内にセクション的に形成された撓み性スポイラダク
ト150と撓み性フェアリングダクト190はぞれぞれ
、イれらの近接したセクションの端部の間に継目のシー
ルを必要とする。第14図は2つのスポイラセクション
の端部の間のシールの代表的な形状を図示する。
このシールでは、2つのフランジのある撓み性弾性金属
またはプラスチックのストリップ202が上部継目の空
隙203にわたって互いに支えられ、完璧なシールが必
要とされてはいないので、空隙を通って起こる空気の流
れのほとんどを十分に除去する。下方の継目の空隙20
5に沿ってフラッパー型シール204が用いられて空隙
を密封する。
シール204は撓み性なので、空気がスポイラダクト1
50を通って引き入れられると、シール204は互いに
押しつけられて空気が空隙205を通って通過しないよ
うにする。
図示された吸込空気収集システム206(第15図)に
おいては、小さいガスタービンまたは電気モータ208
によって駆動されるエアコンプレッサ207が吸込マニ
ホルド209および209aによって前縁領域ダクト7
0.120および100のすべてを通って空気を引く。
マニホルド209は翼幅に沿った上部表面ダク1〜70
から気流を集め、これをコンプレッサの高圧比セクショ
ンに分配する。マニホルド209aは翼幅に沿った下面
ダクト120およびパージダクト100から気流を集め
、それをコンプレッυの低圧比セクションに分配する。
復縁領域ダクト150Jjよび190はそれぞれ気流を
コンプレッサの高圧比および低圧セクションに供給する
。コンプレッサの近くの調整可能な制御弁(図示せず)
は流れをコンプレッサの動作状態に整合することを可能
にし、また飛行状態と翼の各々のセクションの対応する
吸込の要求によって必要とされるコンプレッサへの気流
の分布の変化を可能にする。コンプレッサに入るずべて
の吸込空気は排気ダクト210を通して自由な流れに放
出される。コンプレッサを駆動するためにガスタービン
(208)が用いられているならば、タービンのための
燃焼用空気は入口212を通って入り、タービンから結
果として生じる排気ガスは排気ダクト214によって出
ていく。
第16図の実施例では、不連続な位置に置かれたスロッ
トに加えてそれらのセクションの主な表面パネルが多孔
質である、すなわち、多くの孔があけられているような
先の実施例のように、多孔質の、すなわち多くの孔があ
けられた外板パネルによってではなく、むしろスロット
の列220によって、吸込が前縁領域18および後縁領
域22の外板表面に分布される。
おおよそ平行なスロットの列220は、胴体に近接して
始まりほぼ平行の関係で翼の翼幅に沿って延びる。成る
航空機の設計および動作状態のためには、構造的な複雑
さや過度の吸込気流を避けるために吸込区域の翼幅に沿
った程度を制限することが望ましい。こうして、第16
図においてはスロットは長さを段階的に配列しており、
最も短いものは前縁に近接して位置づけられ、最も長い
ものはそこから機尾の方向に間隔をあけられ、前部主ボ
ックスけた26(第5図も参照せよ)に近接して位置づ
けられている。堅いパネルのための、スロット220の
アレイを形成しかっ吸込を与えるための好ましい方法が
第17図に示される。スロットのある外部外板パネル2
22は、流れ分布チャネル226を形成する波形を備え
た下にある支持パネル224に固定され、これらの波形
はそれぞれのスロットと合わされる。これらのチャネル
の底にある空気抜ぎ穴228はヂ11ネルからの吸込空
気が外部外板パネル222と内部外板パネル234との
間に形成されたダクト通路232に入ることを可能にす
る。撓み性のパネルについては、修正されたLFCスロ
ットシステムが後縁セクション表面と同様の態様で応用
できるだろう。
第18図がこれを示す。これは外部表面パネル223内
のスロット221と抜き穴244を備えた流れチャネル
242を提供する波形を備えた支持パネル240と、こ
れらの穴が関連した主吸込ダクト〈図示せず)に導かれ
る配置とを含む。
再び第16図を参照すると、翼10の胴体に近い方の上
面上に三角形の形の区域250が後部けた30の後方に
位置づけられている。第16図に例示されるような平面
形状を有する舅では、区域250の表面が吸込表面とな
るだろう。もしも多孔質の外板が用いられるならば、第
6図に例示されたのと同様の構造が採用されるだろう。
第16図に示されるようにもしも吸込スロットが用いら
れるならば、第17図に例示されたのと同様の外板の形
状が用いられるだろう。区域250の表面を通って引き
入れられた空気はスポイラダクト150へ通過する。
上で特に言及されたように、この発明の重要な目的は構
造的な妥協と、翼のボックス区域内の複雑さとを避ける
ような方法で層流を達成することである。これは翼の吸
込分布と圧力分布の特性が広い範囲の動作状態にわたっ
て効果的にかつ調和して層流を維持するような、翼の形
状と翼の前縁および後縁領域における吸込との組合わせ
を通して達成される。
この試みを具体化するために、境界層を妨害する状態の
悪影響を相殺する処置をとる必要がある。
主な関心事は交差流(crossflow )  (X
 −F )、トルミエンーシュリヒティング(Toll
mien −8chllchting)  (T −S
 )および衝撃波の歪みの効果である。これらの状態は
翼の異なった領域に異なった遠度で起こるので、翼の各
々の臨界領域における圧力分布と吸込特性を合わせる必
要がある。
これは発明に従った翼の別の形状を例示する第19図お
よび第20図を参照するとよりよく理解され得る。これ
らの図面に示される翼は上述の翼10と同様のものであ
る。主な相違点は前縁フラップ80の省略と、翼の頭部
領域における吸込の付加と、第21図の圧力分布曲線に
よって規定されるような翼の上面および下面の全体の異
なった形状である。共通の構造的構成要素を識別するた
めに同じ参照数字が用いられている。議論をはっきりさ
せるために、補助けた74(第5図を参照せよ)のよう
な構造の細部は省略されている。第19図および第20
図の翼の構造は上述の態様で吸込、ダクト等を提供する
のに必要なすべての構成要素を含むであろうことは理解
されるだろう。
圧力勾配と吸込の適当な組合わせを提供するために、輿
の各翼弦領域に見出される交差流の変化を調整する必要
がある。第19図において、典型的な流線Sから出るX
FlないしXF5で示された矢印は、後退角Δを有する
翼における交差流の大きさと方向を図式的に例示する。
端縁14で始まる翼の頭部領域において、翼の後退は胴
体に近い方に向けられた非常に高い交差流を生み出す。
前縁領域の残余の部分において、ピーク圧力の位置1と
前部けたとの間で、XF2で示される矢印で示されるよ
うに、交差流は方向を変え比較的弱くなる。前部けた2
6と後部けた30との間の主ボックス領域において、交
差流は比較的穏やかで、矢印XF3によって示されるよ
うに胴体に近い方に向けられている。後部けたの機尾に
近い衝撃波領域(30−4)において、矢印XF4によ
って示されるように強い交差流が胴体から遠い方に向け
られる。最後に、位置4から後縁16までの領域では、
矢印XF5によって示されるようにおだやかな交差流が
胴体から離れる方向に向けられている。
たった今議論された不安定な交差流(X−F)およびト
ルミ■ンーシュリヒティング(T−3)モードを相殺す
るために、第21図に例示される様々な圧力特性が選択
される。一般に、層状の境界層を安定させるためには吸
込か負の勾配(dCp / dx/ c )のいずれか
が利用できる。特に翼の構造が妥協されてはならない領
域において達成が簡単で゛適用に費用がかからないので
、負の圧力勾配が望ましい。しかしながら、後退翼上で
はいかなる圧力勾配も〈正または負)交差流を生み出し
、これはもしもX−Fモードがあまりに多くなった46
一 場合には吸込によって安定されなければならない。
第21図の図式的な表示は第4図と同様のものであって
、圧力の係数Cpを翼弦の長さCの10進法のパーセン
テージ(X/C)で目盛を付けた前縁14からの変位(
X)の関数としてプロットしている。第21図の曲線U
は翼の上面の圧力分布を示し、一方向線りは翼の石面の
分布を示す。
上面において、遷移を、翼の揚力を発展させるために必
要なレベルにするために、圧力は取付ラインALから始
まって迅速に落ちなければならない。これは非常に強い
X−Fを生み出し、これはる表面の湾曲もまたX−Fを
安定させる助けとなる。安定化の段階を完了しまた乱流
の上流の源から結果として生じるかもしれない流れの汚
染(COntamtnat+on )を相殺するために
、頭部の吸込が付加えて与えられる。当業召は前縁14
のすぐ機尾の側にピークの圧力位置1があることとその
位置の両刃を認めるであろう。
強い交差流XFIに付加的な相殺を与えるために、わず
かな正の圧力勾配が、前縁のビーク1のすぐ機尾の側か
ら始まり、前部けた26まで続いて与えられる。前縁の
交差流を相殺することに加えて、この正の圧力勾配はま
た、前部および後部【プだ、それぞれ26および30の
間の領域に下流に発生される交差流を相殺する助けとな
る、前部けた26を越える残余の効果を提供する。前縁
領域(1−26)内の交差流モードを相殺する正の勾配
の使用は、トルミエンーシュリヒティングモードを不安
定にする傾向があり、これはさらに主ボックス領域(2
6−30)において通常予想されるT−8増幅をさらに
増加させる。このT−Sモードを安定化させるために、
前部けた26の機尾の側に負の圧力勾配が与えられる。
この負の勾配はまた交差流XF3を生み出し、これは今
や胴体に近い方にでして比較的小さい大きさで導かれる
。過度の交差流の増幅を生み出すほどに大きな圧力勾配
を有することを避けるように注意しなければならない。
レイノルズ数と翼の後退に依存して達成されなければな
らない適当なバランスがあることが認められるであろう
。さらに、巡航マツハ数においては後部けた3oの機尾
の側で衝撃波が不可避的に起こることがさらに認められ
るであろう。過度の衝撃損を避けるために、上面の後部
けたのピークの圧力は制限されなければならない。
衝撃を和げるために、領域(26−30)における初め
の勾配を後部けたの前の約50%ないし約75%減じる
ことが好ましい゛。この勾配の変化が起こる点は前部け
たの機尾の側であり、前部および後部けたの間の距離の
約3分の2である。
衝撃波の後ろにある位置4から、圧力は後縁スポイラ1
24の堅いセクション140の後縁5を過ぎ翼の後縁1
6まで通常通りに回復する。回復の始まりの位置づ【プ
は、剥離や過度の境界層が翼の後縁で作り上げられるこ
とを避けるために、後部けた30の付近に選択されなけ
ればならない。
第21図に例示された回復(vR撃に続いて後R16で
正の値への亜音速回復がある)は従来の高速後退翼に典
型的なものであることが観察されるであろう。
曲線りで示されるように、翼の下面の圧力分布は実質的
に上面の圧力分布を反映する。急な負の勾配が取付ライ
ンALから下方の前縁ビーク位置1aまで上がる。勾配
はそれから前縁領域下面42にわたってわずかに正に変
わり、それから前部けたで負の勾配に変わる。下面には
衝撃波がないので、前部および後部けたそれぞれ26お
よび30の間の主ボックス領域下面44にわたって勾配
の変化を提供する必要はない。後部けた30の機尾の方
向で、圧力は後縁フェアリング126の後縁8を過ぎて
翼の後縁16まで通常の正の態様で回復する。
たった今述べられた翼の圧力分布を補足するために、頭
部領域、前縁領域および後縁領域に吸込が与えられる。
ここで用いられるように、頭部領域は頭部けた56の前
方の前縁領域18(第20図および第23図)の一部を
含む部分である。この頭部領域内で吸込は位置1から前
縁14を通り位置1aまで延びる胴体に近い区域上の上
面および下面に与えられる。これを達成するために、第
5図の頭部領域構造は頭部部分54の代わりに多孔質の
外板パネル(外板パネル34のような構造のもの)を用
いることによって修正される。頭部けた56の前方にあ
る0字形のダクトを第15図の吸込空気収集システムと
相互接続することによって、この多孔性の頭部外板に吸
込が与えられる。
このように与えられた吸込は取付ライン境界層を安定化
しまた翼の後退と関連する翼幅に沿った汚染の効果を相
殺する。以下に第22図と関連してより詳細に述べられ
るように、頭部吸込は位置Tまで部分的に翼幅に延びる
だけである。
上で述べられたように、前縁領域上面34(ビーク位置
1と前部けた26の間)上の交差流を相殺するための正
の圧力勾配の使用は、トルミエンーシコリヒティングモ
ードを不安定にする。このT−Sモードを制御し、交差
流モードを安定化し、前部Iづた26の前の境界層を薄
くするために、前縁領域に吸込が与えられる。好ましく
は、吸込は前縁領域上面34と前縁領域下面42の両方
に含まれる。また前縁吸込の翼幅に沿った範囲を終端位
置■(第22図)の胴体に近い方にある領域のみに制限
することが一般に所望される。
前部【ノたの機尾の方向の主ボックス領域においては吸
込が提供されず、(のため境界層を乱す状態の制御は適
当に選択された圧力勾配の使用を通してのみなされるこ
とが観察されるだろう。後部術3oに続く後縁領域にお
いては、後縁スポイラ124と後縁フェアリング126
上に吸込が与えられてトルミエンーシコリヒディングお
よび交差流モードを安定化しまた上部表面上の速すぎる
剥離を避ける。後縁スポイラ124によって覆われる領
域はサブ領域30−4および4−5に分けられる。吸込
は比較的サブ領域30−4に集中しており、巡航飛行の
際に通常ここに現われる衝撃波を通して境界層の流れを
安定化させる。サブ領域4−5においては求められる吸
込率はより少ないが、前縁領域上面34において求めら
れるよりは高い。翼の下面では、衝撃波がなくまた正の
圧力勾配があまり厳しくないので、後縁フェアリング1
26の表面に求められるのは後縁スポイラ124で求め
られるよりも低い吸込率である。
第22図の影をつ(プられた区域NS、LESおよびT
ESはそれぞれ、そこに吸込が与えられる、頭部領域、
前縁領域および後縁領域の好ましい翼幅に沿った区域を
例示する。これらの領域は実質的に上面および下面で同
じである。影をつ【プられていない区域では吸込は与え
られず、したがって層流制御は表面形状のみによって達
成される。もちろん所望ならば、翼の根元から先端まで
翼幅に沿った寸法の全体に吸込が提供され得る。目的は
吸込に伴なう翼の表面の複雑さ、を必要な程度のみにす
ることであり、また特に上面における吸込の必要が興の
胴体から離れる方向において少なくなるので、吸込の翼
幅に沿った制限が一般に好まれる。頭部の吸込は一般に
、取付ラインレイノルズ数RθALが100より少なく
なる位置■で終わる。
確立された方法に従った、Wの後退と翼の頭部形状によ
る取付ラインレイノルズ数の定義は当業者には容易に認
められるであろう。前縁および後縁領域における吸込は
一般に翼のvA退の関数である位置■で終わる。一般に
、位置■は翼弦レイノルズ数(Rc)が次の条件を満た
すような翼幅に沿った位置に対応する。
Δ≧15°の時 Rc (sin△) n’/25x 
10”Δ〈15°の時 Rc= 38x 10’高速航
空機の翼の構造を考慮することは後縁の吸込が翼幅に沿
ってどこで終わるかを規定する実際的な強制を負わせる
。たとえば、このような翼の上面後縁の胴体から離れた
領域は典型的には補助翼(atleron )のような
制御表面を含む。同様に、典型的に含まれているスポイ
ラは翼の先端まで常に延びているわけではない。このこ
とを鑑みて、後縁上の吸込は制御表面〈補助翼)が始ま
るところかまたは最も胴体から離れたスポイラのいずれ
かで通常路わる。
前縁および後縁吸込領域の終端よりも胴体から離れた翼
のセクションでは、自然の層流を推進するために形状の
みが用いられる。これらの領域は胴体に近い部分で用い
られる吸込間とはいくらか異なった圧力分布と形状を有
する。一般に、上面および下面の両方での圧力勾配はく
第20図の位@1および1aで始まる)前縁領域におい
ては後部けた30まで機尾の方向に連続して負である。
これらの負の勾配はまた後部けたに層流を提供するため
に急であり、通常的、 6<d CP /dx/c〈、
8の範囲である。
第22図の簡潔にされた図では、胴体に近い吸込区域G
、を翼が胴体12と結合する根元の翼弦まで機体の方向
にずっと延びて示されている。根元の翼弦に近接した翼
の領域の典型的な境界層の流れ特性がこの区域に層流制
御を与えるのを困難にするまたは不所望にするかもしれ
ないことは、熟練した航空力学の専門家には認められる
であろう。
この発明に従って興を設計する際には、表面形状と吸込
の組合わされた使用を通して翼のできるだけ多くの部分
に第21図に示される圧力分布を提供することが一般の
目的である。実際の設計の強制は層流制御を、上で議論
された位置で始まり根元の翼弦に近接した胴体に近い位
置で終わる翼の胴体に近いセクションに制限することを
求めるかもしれない。
翼の表面の全翼弦の層流化のために設計することが常に
所望されるわけではなく、またそれが費用の割に有効で
あるとは限らないということもまた指摘されるべきであ
ろう。このような場合、残り区域における層流のための
利益と妥協することなしに、成る区域が考慮から除去さ
れてもよい。
たとえば、後縁の吸込を除去することは後部けたへの層
流を依然として可能にし、一方様々な機構システム、フ
ラップおよび制御によって通常占められる区域での吸込
に関連した複雑さを避ける。
なされる妥協は、当然、航空機の特定の設計要求と指令
とに依存する。
前縁フラップ80等の前縁素子を組入れることが所望さ
れる、または必要とされるような状況では、翼の吸込お
よび圧力分布は第23図および第24図に例示される特
性を提供するために修正される。前縁14から後縁16
まで延びる上面については、曲線Uで示される特性は第
20図の非前縁素子形状について第21図に例示された
特性と本質的には同じである。下面については、前縁フ
ラップ80の存在が、層流を維持しかつ望ましい揚力特
性を得るために、曲線り一で示される吸込と圧力分布の
特性を修正することを必要とする。
第4図および第24図は前縁素子を有する翼のための圧
力分布特性の2つの異なった形を例示し、第24図の特
性は所望される形状のより決定的な仕様を構成する。
第23図および第24図を参照すると、頭部領域下面は
取付ラインからピーク位置1aまで急な負の勾配を提供
するような形状にされており、ピーク位置1aは頭部部
分下部部分54bの後部端縁と前縁フラップ80の前部
端縁との間に設けられた吸込スロット86(第5図を参
照せよ)のすぐ前に位置づけられている。この急な負の
圧力勾配は後退のための交差流モードの激しい増幅を最
小化するために求められる。フラップ80はピーク位置
1aから前縁の機尾側のスロット88までわずかな正の
圧力勾配を提供するような形状にされている。この勾配
は前縁交差流モードを安定化する傾向があり、かつ前線
機尾側のスロット88と前部(プた26の間の領域と前
部けたを越えた主ボックス領域において前縁フラップ8
0の下流に現われる交差流を相殺する傾向のある残余の
効果を提供する。主ボックス領域と後縁領域の2つのサ
ブ領域(30−8および8−16>については、制御を
要する境界層の状態は第20図の翼の形状についてのも
のと同じである。したがって、第20図および第21図
の形状に用いられた前部けた26と後縁16との間の同
じ圧力分布特性が第23図および第24図の形状におい
ても前部けたと後縁との間に用いられる。
上で述べられたように、この発明は層流を維持するため
に吸込の仕様と形状との間の調和したバランスを与える
ことを目的とする。吸込の仕様は必然的に領域の設計を
複雑にしかつ動力を要するので、可能なところでは吸込
の要求を最小にすることが望ましい。こうして、第23
図の形状においては、後縁フラップ80そのものの上に
吸込を提供する必要を避けることが望ましい。これは前
縁の前部および後部スロット86および88に吸込を提
供することと、取付ラインと後部けた26の間に段階を
つけられた勾配を用いることによって達成される。頭部
吸込は前縁と下面ピーク位置1aの間の頭部領域に与え
られ、交差流を安定化しかつ前縁フラップ80の前方の
境界層を薄くする。ピーク位置1aに近接して計量され
た吸込の流入が前部スロット86を通して引き起こされ
て交差流モードを安定化し、かつ、さもなければスロッ
トによって発生されたであろう流れの分裂的な効果を避
ける。前縁フラップにわたって比較的平らな(しかしわ
ずかに正の)勾配が維持され、付加的な吸込の流入が機
尾のス[lシト88を通して引き起こされる。この吸込
は境界層を薄クシかつさもなければ機尾のスロットが引
き起こすであろう流れの分裂的な効果を避ける。加えて
、この機尾のスロットを通る吸込はフラップの後ろの固
定された表面への流れの始まりに好ましい状態を提供す
る。機尾のスロット88と前部けた26との間の前縁領
域の残余の部分では(すなわち第5図のパネル104上
)、吸込が与えられて交差流モードを安定化しかつ前部
および後部けた26と30との間の主ボックス領域下面
44にわたる自然の層流のために境界層を適切に整える
。後部けた30と後縁フェアリング126の先端8との
間の後縁領域における吸込状態は第20図の興の形状に
ついてのものと同じである。
第23図の翼の上面の翼幅に沿った吸込特性は第22図
に関連して議論された第20図の興の上面についてのも
のと同様であろう。こうして、頭部領域、前縁領域およ
び復縁領域における吸込は翼の胴体に近いセクションだ
けに制限されることができ、翼の胴体から離れたセクシ
ョンは自然の層流を推進するような形状にされている。
第23図の形状においては、しかしながら、前縁フラッ
プ80の存在が下面の胴体から離れた部分の自然の層流
の維持を妨げる。結果として、この形状では頭部領域と
下面の前縁領域の吸込が胴体に近いセクションだけに制
限されず、むしろ翼の先端まで全翼幅にわたって延びる
ここで用いられた例示は一般に航空機の翼に応用される
が、基礎となる教示は、制御表面に組入れる区域を含ん
で、尾翼等における航空機の他の翼に似た表面にも同様
によく適用され得る。
発明はその好ましい実施例で説明されてきたが、ここに
おける変化や修正はこの技術分野における前進を表わす
本質的な概念から逸脱することなしになされてもよいこ
とは認められるべきである。
したがっ”で添付の特許請求の範囲はそれらの定義する
用語とその同等物によって制限されることが意図される
【図面の簡単な説明】
第1図は航空機の胴体に取付けられた翼の上面の平面図
である。 第2図は航空機の翼の下面の平面図である。 第3図は第1図の切断線3−3に沿った航空機の翼の断
面図である。 第4図は翼の表面の位置と圧力係数(CP )の関係を
例示するグラフである。 一61= 第5図は第1図の切断線5−5に沿った翼の前縁領域の
拡大された断面図である。 第6図は第5図の切断線6−6に沿った前縁領域上面の
拡大断面図である。 第7図は前縁フラップが低速位置にある、翼の前縁領域
の拡大された部分断面図である。 第8図は翼の前縁領域の内部表面の拡大斜視図であり、
前縁フラップの前部端縁は前部停止プレートまできてい
る。 第9図は翼の前縁領域の内部表面の拡大斜視図であり、
前縁フラップの後部端縁がフラップ停止まできている。 第10図は第2図の切断線10−10に沿った2つの前
縁フラップ表面の間の継手の拡大された断面図である。 第11図は第5図の切断線11−11に沿った前縁領域
下面の拡大断面図である。 第12図は第1図の切断線12−12に沿った翼の後縁
領域の拡大断面図である。 第13図は後縁フラップが低速位置にある翼の後縁領域
の斜視図である。 第14図は第13図の切断線14−14に沿った、2つ
の近接したスポイラセクションの間の継手の断面図であ
る。 第15図は航空機の翼のための空気収集システムの破断
平面図である。 第16図はスロットされた吸込表面を組入れた航空機の
翼の上面の平面図である。 第17図はスロットを組入れた前縁領域吸込表面の断面
図である。 第18図はスロットを組入れた後縁領域吸込表面の断面
図である。 第19図はこの発明に従った翼の一形状の上面の簡潔化
された平面図であり、翼の各領域における交差流を図式
的に示す。 第20図は切断線20−20に沿った第19図の航空機
の翼の簡潔化された断面図である。 第21図は第19図の翼の圧力分布特性を例示するグラ
フである。 第22図は第19図の翼の翼幅に沿った吸込分布特性を
図式的に示す簡潔化された平面図である。 第23図は前縁フラップを組入れる翼の構造の修正され
た形の簡潔化された断面図である。 第24図は第23図の舅の圧力分布特性を例示するグラ
フである。 図において、10は翼、12は胴体、14は前縁、16
は後縁、18は前縁領域、20は主ボックス領域、22
は後縁領域、26は前部主ボックスけた、30は後部主
ボックスけた、34は前縁領域上面、36は主ボックス
上面、42は前縁領域下面、44は主ボックス領域下面
、54は頭部部分、56は頭部けた、60は外部外板、
62は内部外板、70は上面ダクト、74は補助けた、
76は隔壁、80は前縁フラップ、82は補助フラップ
、86および88は吸込スロット、90は前部停止プレ
ート、92は突出部、94は入口通路、100はパージ
ダクト、104は前縁セクション外部外板、106はフ
ラップ停止、107は金属シール、108は多孔質の外
部外板、110は内部外板、112はスペーサ、114
は通路空間、120は下面ダクト、124は上面スポイ
ラ、126は後縁フェアリング、128は後縁主フラッ
プ、132は第1のフラップ部材、134は第2のフラ
ップ部材、176はスロット、138は′  撓み表面
セクション、140は堅いセフシコン、142は撓み性
の外部外板、144は撓まない内部外板、150は収集
ダクト、158はハンガーブラケット、160は摺動継
手、164は多孔質の上部外板、166ゆ非多孔質の下
部外板、154は交差部材、168は空気収集室、17
0は穴、150はスポイラダクト、172は撓み部分、
174は堅い後部部分、178は多孔質の撓み性該外板
パネル、180は非多孔質内部プレート、182は摺動
継手、184は支持部材、198は交差部材、192は
多孔質の堅い外部外板パネル、194は非多孔質の堅い
内部パネル、196は開口部、190はフェアリングダ
クト、200は後部フェアリング室、202はストリッ
プ、203は空隙、204はフラッパー型シール、20
5は空隙、207はニアコンプレッサ、208は電気モ
ータ、209はマニホルド、210【ま排気ダクト、2
12は入口、214は排気ダクト、220はスロット、
222はスロットされた外部外板)くネル、224は支
持パネル、226はチャネル、228は穴、234は内
部外板パネル、221&まスロット、223は外部表面
パネル、240Gま支持パネル、242はチャネル、2
44【よ穴である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上面、下面、前縁、後縁、先端および根本を有す
    る層流制御翼であって、前記翼は前記翼を前縁領域、主
    ボックス領域および後縁領域に翼弦に沿って分ける前部
    および後部けたを含み、前記前縁領域は前記前縁と前記
    前部けたの間に延び、前記主ボックス領域は前記前縁領
    域の機尾の側に前記前部および後部桁の間に延び、前記
    後縁領域は前記主ボックス領域の機尾の側に前記後部け
    たと前記後縁の間に延びており、前記翼はその内部に前
    記前縁および後縁領域の一部にそこを流れる境界層空気
    を除去するための吸込みを与える吸込手段を含み、前記
    翼の上面および下面の各々は前縁に近接した取付ライン
    位置での正の圧力の値から前記前縁のすぐ機尾の側に位
    置付けられたピークの位置でのピークの負の値まで急に
    上昇する負の勾配と、前記ピークの位置から機尾の側へ
    前記前部けたへの正の勾配と、前記前部けたから機尾の
    側へ前記後部けたまでの負の勾配と、前記後部けたから
    機尾の側へ前記後縁までの正の圧力の回復とを有する翼
    弦に沿った圧力分布を提供するような形状にされている
    、層流制御翼。
  2. (2)前記翼の上面の前部および後部けたの間の翼弦に
    沿った圧力分布が、前記前部けたから機尾の側の変化点
    までの第1の勾配と、前記変化点から機尾の側へ前記後
    部けたまでの第2の勾配とを含み、前記第2の勾配が前
    記第1の勾配より約50ないし75%少ない、特許請求
    の範囲第1項に記載の翼。
  3. (3)前記変化点が前記前部けたの機尾の側に前記前部
    けたと後部けたの間の距離の約3分の2のところに位置
    付けられる、特許請求の範囲第2項に記載の翼。
  4. (4)前記前縁領域が頭部領域を有し、前記頭部領域は
    前記前縁を含み、前記吸込手段が:前記前縁領域を流れ
    る境界層空気を除去するための前縁吸込手段を含み、前
    記前縁吸込手段は前記頭部領域を流れる境界層空気を除
    去するための頭部吸込手段を含み:さらに 前記後縁領域を流れる境界層空気を除去するための後縁
    吸込手段を含む、特許請求の範囲第1項に記載の翼。
  5. (5)前記前縁吸込手段、前記頭部吸込手段および前記
    後縁吸込手段の各々がそのそれぞれの領域の胴体に近い
    セクションで吸込みを与え、前記胴体に近いセクション
    は前記翼の根本に近接した初めの位置から前記翼の先端
    から胴体に近い方に間隔をあけられた終りの位置まで翼
    幅に沿って延びている、特許請求の範囲第4項に記載の
    翼。
  6. (6)前記頭部吸込手段が、取付ラインレイノルズ数が
    約100より少ない終りの位置を有する前記頭部領域の
    胴体に近いセクションに吸込みを与え、かつ 前記前縁吸込手段が以下の条件を満たす終りの位置を有
    する前記前縁領域の胴体に近いセクションに吸込みを与
    え、その条件が: Λ≧15°の時Rc(sinΛ)^3^/^2≒5×1
    0^6Λ<15°の時Rc≒38×10^6 であり、ここでRcが翼弦レイノルズ数であり、Λが前
    記翼の前縁の後退角である、特許請求の範囲第5項に記
    載の翼。
  7. (7)上面、下面、前縁、後縁、先端および根本を有す
    る層流制御翼であって、前記翼は前記翼を前縁領域、主
    ボックス領域および後縁領域に翼弦に沿って分割する前
    部および後部桁を含み、前記前縁領域は前記前縁から前
    記前部桁までの間に延び、前記主ボックス領域は前記前
    縁領域の機尾の側に前記前部および後部桁の間に延び、
    前記後縁領域は前記主ボックス領域の機尾の側に前記後
    部桁と前記後縁の間に延びており、前記翼はその内部に
    、前記前縁および後縁領域の一部にそこを流れる境界層
    の空気を除去するための吸込みを与える吸込手段を含み
    、前記翼の上面および下面は実質的に第21図に示され
    る翼弦に沿った圧力分布を提供するような形状にされて
    おり、ここで曲線Uは前記翼の上面の圧力分布であり、
    曲線Lは前記翼の下面の圧力分布である、層流制御翼。
  8. (8)前記前縁領域が頭部領域を有し、前記頭部領域は
    前記前縁を含み、前記吸込手段が:前記前縁領域を流れ
    る境界層空を除去するための前縁吸込手段を含み、前記
    前縁吸込手段は前記頭部領域を流れる境界層空気を除去
    するための頭部吸込手段を含み:さらに 前記後縁領域を流れる境界層空気を除去するための後縁
    吸込手段を含む、特許請求の範囲第7項に記載の翼。
  9. (9)前記前縁吸込手段、前記頭部吸込手段および前記
    後縁吸込手段の各々がそのそれぞれの領域の胴体に近い
    セクションに吸込みを与え、前記胴体に近いセクション
    は前記翼の根本に近接した初めの位置から前記翼の先端
    から胴体に近い方に間隔をあけられた終りの位置まで翼
    幅に沿って延びている、特許請求の範囲第8項に記載の
    翼。
  10. (10)前記頭部吸込手段が、取付ラインレイノルズ数
    が約100より少ない終わりの位置を有する、前記頭部
    領域の胴体に近いセクションに吸込を与え:さらに 前記前縁吸込領域が、以下の条件を満たす終わりの位置
    を有する前記前縁領域の胴体に近いセクションに吸込を
    与え、前記条件が: Λ≧15°の時Rc(sinΛ)^3^/^2≒5×1
    0^6Λ<15°の時Rc≒38×10^6 であり、ここでRcが翼弦レイノルズ数であり、さらに
    Λが前記翼の前縁の後退角である、特許請求の範囲第9
    項に記載の翼。
  11. (11)上面、下面、前縁、後縁、先端および根元を有
    する層流制御翼であって、前記翼は前記翼を前縁領域、
    主ボックス領域および後縁領域に翼弦に沿って分割する
    前部および後部けたを含み、前記前縁領域は前記前縁と
    前記前部けたの間に延び、前記主ボックス領域は前記前
    縁の機尾の側に前記前部および後部けたの間に延び、前
    記後縁領域は前記主ボックス領域の機尾の側に前記後部
    けたと前記後縁の間に延びており、前記翼は前部端部と
    機尾端部を有する前縁フラップを含み、前記前縁フラッ
    プは格納された位置と展開された位置との間の運動のた
    めに前記前縁領域に揺動可能に取付けられており、前記
    前縁フラップは前記フラップが格納された位置にあると
    き前記翼の下面の一部を形成し、前記前縁領域は前部ス
    ロットおよび機尾スロットを含み、前記前部スロットは
    前記前部端部に近接し、前記機尾スロットは前記機尾端
    部に近接しており、前記翼はその内部に前記前縁および
    後縁領域の一部にそこを通る境界層空気を除去するため
    の吸込を与える吸込手段を含み、前記上面は、前縁に近
    接した取付ライン位置での正の値から前記前縁のすぐ機
    尾の側に位置づけられたピークの位置でのピークの負の
    値まで急に上昇する負の勾配と、前記ピークの位置から
    機尾側へ前記前部けたまでの正の勾配と、前記前部けた
    から機尾の側へ前記後部桁までの負の勾配と、前記後部
    けたから機尾の側へ前記後縁までの正の圧力回復とを有
    する翼弦に沿った圧力分布を提供するような形状にされ
    ており; 前記下面は、前縁に近接した取付ライン位置での正の値
    から前記前縁のすぐ機尾の側に位置づけられたピーク位
    置でのピークの負の値まで急に上昇する負の勾配を有し
    、ここで前記前縁ピーク位置は前記前部スロットに近接
    して位置づけられており、さらに前記ピーク位置から機
    尾の側へ前記機尾スロットまでの正の勾配と、前記機尾
    スロットから前記前部桁までの急な負の勾配と、前記前
    部桁から機尾の側へ前記後部桁までの負の勾配と、前記
    後部桁から機尾の側へ前記後縁までの正の圧力回復とを
    有する翼弦に沿った圧力分布を提供するような形状にさ
    れている、層流制御翼。
  12. (12)前部および後部桁の間の前記翼の上面上の翼弦
    に沿った圧力分布が、前記前部桁から機尾側へ変化点ま
    での第1の勾配と、前記変化点から機尾側へ前記後部桁
    までの第2の勾配とを有し、前記第2の勾配は前記第1
    の勾配よりも約50ないし75%少ない、特許請求の範
    囲第11項に記載の翼。
  13. (13)前記変化点が、前記前部桁の前記前部および後
    部桁の間の距離の約3分の2に位置づけられている、特
    許請求の範囲第12項に記載の翼。
  14. (14)前記前縁領域が頭部領域を有し、前記頭部領域
    は前記前縁を含み、前記吸込手段が;前記前縁領域を流
    れる境界層空気を除去するための前縁吸込手段を含み、
    前記前縁吸込手段は前記頭部領域を流れる境界層空気を
    除去するための頭部吸込手段を含み;さらに前記後縁領
    域を流れる境界層空気を除去するための後縁吸込手段を
    含む、特許請求の範囲第12項に記載の翼。
  15. (15)前記前縁吸込手段、前記頭部吸込手段および前
    記後縁吸込手段の各々がそのそれぞれの領域の胴体に近
    いセクションに吸込を与え、前記胴体に近いセクション
    は前記翼の上面にありかつ前記翼の根元に近接した始め
    の位置から前記翼の先端の胴体に近い終わりの位置まで
    延びる、特許請求の範囲第15項に記載の翼。
  16. (16)前記頭部吸込手段が、取付ラインレイノルズ数
    が約100より少ない終わりの位置を有する前記頭部領
    域の胴体に近いセクションに吸込を与え;さらに 前記前縁吸込手段が以下の条件を満たす終わりの位置を
    有する前記前縁領域の胴体に近いセクションに吸込を与
    え、ここで条件は; Λ≧15°の時Rc(sinΛ)^3^/^2≒5×1
    0^6Λ<15°の時Rc≒38×10^6 であり、ここでRcは翼弦レイノルズ数であり、Λは前
    記翼の前縁の後退角である、特許請求の範囲第15項に
    記載の翼。
  17. (17)上面、下面、前縁、後縁、先端および根元を有
    する層流制御翼であって、前記翼は前記翼を前縁領域、
    主ボックス領域および後縁領域に翼弦に沿って分割する
    前部および後部けたを含み、前記前縁領域は前記前縁と
    前記前部けたの間に延び、前記主ボックス領域は前記前
    縁領域の機尾の側に前記前部および後部桁の間に延び、
    前記後縁領域は前記主ボックス領域の機尾の側に前記後
    部桁と前記後縁の間に延びており、前記翼は前部端部お
    よび機尾端部を有する前縁フラップを含み、前記前縁フ
    ラップは格納された位置と展開された位置との間の動き
    のために前記前縁領域に揺動可能に取付けられており、
    前記前縁フラップは前記フラップが格納された位置にあ
    るとき前記翼の下面の一部を形成し、前記前縁領域は前
    部スロットおよび機尾スロットを含み、前記前部スロッ
    トは前記前部端部に近接しておりかつ前記機尾スロット
    は前記機尾端部に近接しており、前記翼はその内部に、
    前記前縁および後縁領域の一部にそこを流れる境界層空
    気を除去するための吸込を与える吸込手段を含み、前記
    吸込手段は前記前部および後部スロットに吸込を与え、
    前記翼の上面および下面は実質的に第24図に示される
    翼弦に沿った圧力分布を提供するような形状にされてお
    り、ここで曲線Uは前記翼の上面の圧力分布であり、曲
    線L′は前記翼の下面の圧力分布である、層流制御翼。
  18. (18)前記前縁領域が頭部領域を有し、前記頭部領域
    は前記前縁を含み、前記吸込手段が;前記前縁領域を流
    れる境界層空気を除去するための前縁吸込手段を含み、
    前記前縁吸込手段は前記頭部領域を流れる境界層空気を
    除去するための頭部吸込手段を含み;さらに 前記後縁領域を流れる境界層空気を除去するための後縁
    吸込手段を含む、特許請求の範囲第17項に記載の翼。
  19. (19)前記前縁吸込手段、前記頭部吸込手段および前
    記後縁吸込手段の各々がそのそれぞれの領域の胴体に近
    いセクションに吸込を与え、前記胴体に近いセクション
    は前記翼の根元に近接した始めの位置から前記翼の先端
    から胴体に近い方に間隔をあけられた終わりの位置まで
    翼幅に沿って延びる、特許請求の範囲第18項に記載の
    翼。
  20. (20)前記頭部吸込手段は取付ラインレイノルズ数が
    約100より少ない終わりの位置を有する前記頭部領域
    の胴体に近いセクションに吸込を与え;さらに 前記前縁吸込手段は以下の条件を満たす終わりの位置を
    有する前記前縁領域の胴体に近いセクションに吸込を与
    え、前記条件は: Λ≧15°の時Rc(sinΛ)^3^/^2≒5×1
    0^6Λ<15°の時Rc≒38×10^6 であり、ここでRcは翼弦レイノルズ数であり、さらに Λは前記翼の前縁の後退角である、特許請求の範囲第1
    9項に記載の翼。
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