JPS6216097B2 - - Google Patents

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JPS6216097B2
JPS6216097B2 JP58198702A JP19870283A JPS6216097B2 JP S6216097 B2 JPS6216097 B2 JP S6216097B2 JP 58198702 A JP58198702 A JP 58198702A JP 19870283 A JP19870283 A JP 19870283A JP S6216097 B2 JPS6216097 B2 JP S6216097B2
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Japan
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rotating
ray
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JP58198702A
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JPS6090559A (ja
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Kyoshi Kitahama
Tsuruko Kitahama
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、起倒式エツクス線透視撮影台に臥
せる人の体位変換を任意かつ容易に行い得る身体
回動装置に関するもので、剛体の回転運動の基本
原理に基づく新規の機構によつて構成されたもの
である。エツクス線消化管検査では、患部への造
影剤の導入・塗布、最適の撮影方向・タイミング
の選択等のため、被検者は透視撮影台に臥せたま
ま左右まわしに繰り返し体位変換することが不可
欠の要件である。一般に、このような体位変換は
術者の指示により被検者に自力で行わせることが
慣行されている。多くの場合、被検者は固く冷た
い撮影台上での体位変換に、とまどい、まちが
え、不安、遅滞、緊張などを伴うもので、これら
が原因して、病変の適格なエツクス線描出が阻害
されることが少なくない。殊に、疼痛や衰弱の著
しい病人、心身障害者、老人、小児などの場合に
は、介護者が助力してもなお必要とする体位変換
を行いがたいため、検査が不可能になることが多
い。
一方、このような現状に対処する方法として、
消化管検査専用の身体回転装置(例えば、エツク
ス線ジヤイロスコープ、ジトロスコープ)が知ら
れている。しかし、これらの装置は機構が複雑で
大形専用化し、操作も難しく、かつ高価格のた
め、大病院、専門診療機関等でも設置しがたいの
が放射線医療の実情である。即ち、ジヤイロ式透
視撮影装置は被検者を回転天板にマジツク・バン
ドで緊密に包囲固定して天板と共に身体を回転す
る構成の大形専用装置で、構成複雑・高価格であ
り、その使用においては被検者に心理的圧迫感を
与え、自由が極度に制限され、また腹臥位では天
板を背にして下向き(宙づり)状態になる等の難
点を有しこれらの点で、身体不自由者への適用は
困難性が伴う。
この他に、この種装置としては、集検用消化管
透視撮影装置があるが、これは凹状天板が左右へ
0〜30°の範囲で円弧状にローリング移動するが
30゜以上の体位変換、身体回動には自力を必要と
する問題点を有した。
この発明は、天板と、被検者収納時の被検者足
側端に設ける動力ボツクスからなる足台と、動力
ボツクス及び天板の被検者頭側端間に掛け渡す回
転棒と、身体収納時に中央部に垂下し、回転棒の
回転にともない彎曲しながら移行するエツクス線
透過性素材からなる身体収納シートとを有するこ
とを特徴とする起倒式エツクス線透視撮影台用身
体回動装置を提供することを目的とする。
この発明の構成を実施例図面に基づき説明する
と、第1図、第2図は消化管検査に使用する起倒
式エツクス線透視撮影台に付設する構成を示して
いる。第1図において、1は起倒式エツクス線透
視板撮影台用の天板、2は身体回動装置であり、
天板1の寸法にほぼ等しく、天板1上に付設する
構成である。身体回動装置2は端枠3、下枠4、
回転棒5、身体収納シート6、軸受台7、回転機
構8、足受台9、動力ボツクス11、把手棒10
等から構成する。第2図に図示する実施例では、
把手棒10は回動自在である。把手棒10は更に
回転ハンドル状からなつてもよい。動力ボツクス
11と足受台9とで足受を構成する。端枠3は身
体回動装置2の頭・足両端に立設し、下枠4は身
体回動装置2の底辺を構成する。下枠4の四隅に
天板への取付金具を設けてある。取付金具は天板
両側の足受台(板)に挿着固定する。身体回動装
置2の端枠3の上部におよそ40〜60cmの間隔で2
箇所に軸受台7を設ける。この軸受台の位置は天
板1上およそ、10cm以上、被検者16の腰厚の1/
2程度の高さに設定するが、これは更に高く設け
ることも可能である。回転棒5は軸受台7にベア
リングを介して嵌合し、平行する2本を端枠3間
に架設する。回転棒5は凡そ、長さ200cm・外径
20〜30mmφの鉄・ステンレススチール等の剛性材
料からなる。該回転棒5の片端はそれぞれ軸受台
7より動力ボツクス11内に適度に突出し、該突
出部に回転機構8を付設する。この回転機構8は
電動により回転し、モータ12、ギヤ13、プー
リ・ベルト・チエーン等(図示せず)を組み合わ
せた伝動装置で構成する。
身体収納シート6は身体16を収納するもの
で、その寸法は長さを回転棒5よりやや短く凡そ
180cm、巾200〜300cm方形に形成し、対抗する端
辺部を2本の平行する回転棒5にそれぞれ固定す
る。任意の方向にモータ12を駆動して回転棒5
を回転することにより、身体収納シート6は回転
棒5に巻取られる。回転棒5のシート巻取方向
は、第3図のモデル図の矢印に示すように、身体
収納シート6が回転棒5の上部を初めに通り、外
側、下部、内側へ順次移行するように構成する。
身体収納シート6の材質は天板1表面との接触抵
抗が少なく、丈夫で感触が良く、汚れ洗いがで
き、エツクス線透過に支障のないシート材料、例
えば木綿、麻、人工レザー、塩化ビニール、その
他の合成樹脂シート等で形成する。透明性シート
の使用も適する。
この実施例では2本の回転棒5間に更に2本の
補助棒14を加えてある。この構成において、外
側2本の回転棒5は天板1の両端面部に設置して
ある軸受台7にそれぞれ嵌合する。該回転棒5に
身体収納シート6の対向する端辺部をそれぞれ固
定し、同回転棒5の突出部を天板1足部に設置さ
れるモータ12、ギヤ13による回転機構8と連
結する。又、内側2本の補助棒14は、天板1頭
部両端に立設する端枠3の上部に設置される軸受
台7にそれぞれ回転自在に嵌合する。該補助棒1
4は身体収納シート6を天板1上方10〜50cmの高
さに裏面から支持する。検査に際して、被検者1
6は天板1が起立位置にあるとき、同補助棒14
の間に立つ事になる。
この構成では、軸受台7は端枠3の上面に沿つ
て任意に移動し得るように動力ボツクス11及び
端枠3上部に設置し、被検者16の体格に合わせ
て軸受台7の位置を変え、補助棒14を移動し、
身体収納シート6の身体収納巾を調節することが
できる。これにより身体回動を一層安定、円滑に
する。又、この構成では、外側2本の回転棒5の
設定位置の関係から、身体収納シート6の移行距
離は比較的に延長され、これにより被検者16の
頭髪、着衣などが回転棒5の回転に巻き込まれる
ような事故を防止できる。更に身体収納シート6
を透明性シート材で形成し、身体収納シート6に
包囲される被検者16の状態を監視し易くするこ
とができる。又、天板1に接して滑行性のある
紐、帯などを添えて、身体収納シート6のよれ、
垂下などの生じることを抑えることもできる。
15は環状のシート止め具で、外側2本の回転
棒5の両端部に付設し、身体収納シート6の巻き
取り捩れを防ぐ把手棒10、足受台9はそれぞれ
身体回動装置2の頭足部に設け、天板1が傾斜位
置にあるとき身体の頭足方向への滑りを支える。
なお、身体収納シート6は、凹面天板上での使用
や、天板の表面より離れた空間におけるシート身
体収納体としての使用も可能である。
次に、この発明の作用を説明する。身体収納シ
ート6は予め等分乃至は必要とする長さ分をシー
ト繰り出し側の回転棒5に巻きとつておく。被検
者16は天板1の身体収納シート6前、2本の平
行する回転棒5の間で動力ボツクス11、動力ボ
ツクス11とともに足台を構成する足受台9上に
立つ。次に、両手を頭上にあげて把手棒10を握
る。このような設定において遠隔操作によりモー
タ12を駆動して任意の方向に回転棒5を回転す
ると、他側の回転棒5から身体収納シート6が繰
り出され、身体収納シート6は臥せる身体16の
ほぼ半面を包囲する状態で身体16下面の一部を
天板1に接して摺動し、回転する回転棒5に巻取
られる。この身体収納シート6の移行につれて身
体16が回動し、被検者16は体位を変換する。
回転に要する力は第3図に示すように物体の「こ
ろがり原理」に基づく省力機構により比較的に小
である。これと反対側の回転棒5を回転すると、
身体を逆方向へ回動することができる。又、身体
16の回動を任意の傾斜角で制止し、再現性のあ
る斜位の体位を選定することが容易になる。
この発明による装置の身体回転の基本は「剛体
の回転運動の原理」に基づくものであり、第5図
にこのモデルを示す。身体収納シートは2つのベ
アリングの回転作用によつて大きな物体に接線方
向の力を与えることができる。力を、物体の
回転の動径をとすれば、力のモーメントは×
で表される物体の「ころがり」である。
既に述べたように、ジヤイロ式透視撮影装置
は、消化管エツクス線検査用身体回動装置として
知られているが、同装置は被検者を回転天板にマ
ジツク・バンドで緊密に包囲固定して天板と共に
身体を回転する構成の大形専用装置で、構造複
雑、高価格であり、その使用においては被検者に
心理的圧迫感を与え、自由が極度に制限され、ま
た腹臥位では天板を背にして下向き(宙づり)状
態になる等の難点がある。こらの点で、身体不自
由者への適用に困難性が伴う。
この他に、この種装置として、集検用消化管透
視撮影装置があるが、このものは凹状天板が左右
へ0〜30゜の範囲で円弧状にローリング移動す
る。30゜以上の体位変換、身体回動には自力を必
要とする。以上に対して本発明は、既設の起倒式
透視撮影台を活用し、その天板上に設置する簡易
な装置で、安価にできる。その使用において、常
時、被検者は半身を天板上シートで収容され、身
体をシート移動に任せて寝ていれば、遠隔操作
で、身体回動する。被検者の安定感、自由性にお
いて優れた利点を有する。従つて、従来検査実施
が不可能とされている介助を必要とする身体不自
由者の消化管エツクス線検査を安全、容易かつ正
確に行いうる。
この発明は、上述した構成と作用を備えるので
以下のような顕著な効果を有する。
1 臥床者は体力を必要とせず効易かつ安全に体
位変換をすることができる。疼痛や衰弱の著し
い病人、心身障害者、老人、小児等の従来困難
とされている者の体位変換も行うことができ
る。
2 従来の消化管検査専用の身体回転装置に比較
すると、構造が著しく簡単であり、かつ格段に
安価に製作される。
3 被検者を透明シート内に安全に留置し、これ
を寝台から離れた位置で監視することができる
ので、介添護者のエツクス線被曝防止に効果が
ある。
4 再現性のある斜位の体位を作ることが容易で
あるので、特殊体位の必要な、エツクス線撮
影、放射線治療、種々の理学的診断・治療等に
有効に使用される。
上述したように、この発明は有効性、簡易性、
安全性及び経済性等に優れた利点を有するもので
あり、特に、エツクス線による消化管検査の普及
化に極めて有力で、癌医療対策を推進する強力な
手段になると考える。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明の実施例の斜視図、
第3図はこの発明の身体回動の原理を示す図であ
る。 1……天板、2……身体回動装置、3,3′…
…端枠(アーチ)、4……下枠、5……回転棒、
6……身体収納シート、7……軸受台、8……回
転機構、9……足受台、10……把手棒、11…
…動力ボツクス、12……モータ、13……ギ
ヤ、14……補助棒、15……シート止め具、1
6……身体(被検者)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 天板と、被検者収納時の被検者足側端に設け
    る動力ボツクスからなる足台と、動力ボツクス及
    び天板の被検者頭側端間に掛け渡す少なくとも一
    対の回転棒と、一対の回転棒内に掛け渡され、身
    体収納時に中央部に垂下し、回転棒の回転にとも
    ない彎曲しながら移行するエツクス線透過性素材
    からなる身体収納シートとを有することを特徴と
    する起倒式エツクス線透視撮影台用身体回動装
    置。
JP58198702A 1983-10-24 1983-10-24 起倒式エックス線透「視」撮影台用身体回動装置 Granted JPS6090559A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58198702A JPS6090559A (ja) 1983-10-24 1983-10-24 起倒式エックス線透「視」撮影台用身体回動装置
DE19843438956 DE3438956A1 (de) 1983-10-24 1984-10-24 Einrichtung zum drehen eines menschlichen koerpers
GB08426871A GB2151472B (en) 1983-10-24 1984-10-24 Human body turning device e g for x-ray fluoroscopy radiation therapy

Applications Claiming Priority (1)

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JP58198702A JPS6090559A (ja) 1983-10-24 1983-10-24 起倒式エックス線透「視」撮影台用身体回動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6090559A JPS6090559A (ja) 1985-05-21
JPS6216097B2 true JPS6216097B2 (ja) 1987-04-10

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ID=16395601

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JP58198702A Granted JPS6090559A (ja) 1983-10-24 1983-10-24 起倒式エックス線透「視」撮影台用身体回動装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291816A (ja) * 2001-03-28 2002-10-08 Chizai Service Kk 患者固定フレーム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550356A (en) * 1978-10-03 1980-04-12 James Investments Net bed
JPS5630924B2 (ja) * 1975-11-07 1981-07-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630924U (ja) * 1979-08-20 1981-03-25

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JPS6090559A (ja) 1985-05-21

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