JPS62160969A - グロメツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分計 この発明は、例えば自動車のフロアの鋼板などに穿設さ
れた水抜き用孔を閉塞するために用いらレルグロメット
に関する。

従来の技術 従来、この種のグロメット１としては例えば第９図及び
第１０図に示すようなものが矧られている。

概略ヲ眺明すｎば、大フランジ状の頭部２と小フランジ
状の一部３が胴部４を弁じて連結されていると共に、一
部８の外縁が先端に向って先細り状に形成さｎている。

また、一部２の中央部に、一部８の変形全容易にさせる
円形状の凹陥部５が形成され工いる。そして、このグロ
メット１を自動車のフロアに配設さｎた鋼板６の水抜用
孔７に取り付けるには、第１１図に示すように凹陥部６
の上方から棒材８などで押圧し″ｃ１ｇ１部８などを内
側へ変形させ、脚部３を水抜用孔７の孔縁７ａに沿つ１
少しづつ押し込み、孔線フａに胴部４外周の嵌合溝９を
嵌着させて取り付ける工うになっている。

また、他の従来例としては＄１２図及び第１８図に示す
工うなものがあり、このグロメットｌは、中央部に断面
略口形の隆起部１０が形成され、その隆起部１０の外周
に円環状の凹陥部１１が形成されて胴部３の変形を容易
ならしめるようになつ工いる。そして、グロメットｌを
上記水抜用孔に取り付けるには％隆起部１０の上面を上
記第１１図に示す場合と同様に棒材などで押圧し、胴部
４及び一部３の内方への変形を得て取り付けるようにな
っている（実開昭５９−６９０７６号公報参照）。

発明が博決しょうとする問題点 上記各従来のグロメット１にあっては、凹陥部５．１１
が円形状あるいは円環状に形成されているため、脚部８
’Ｐ胴部４の横方向の肉厚が均一になっている。したが
つτ、グロメット１會水抜用孔７に３１７付けるに際し
、棒材８などで上方から押圧すると脚部８及び胴部４に
対する圧力が全体に均一に掛るため、内方への変形量が
どの部位でも等しいものとなる。換甘すルば、棒材８の
押圧に対する脚部８及び胴部４の反力が大きなものとな
り、取り付は作業が困難になる。特に、脚部８などの変
形作用に影響會与える頭部２の大きな外端部が均一な巾
厚さになっているため、反力が一層大きくな９グロメツ
ト１の取り付は作業全一層困・雌なものにしている。

そこで、凹陥部５，１１をより大きく形成してグロメッ
ト１全体の肉厚を薄くすることも考えられるが、この場
合には容易な変形に工り水抜用孔７に対する取り付は作
業が簡単になる反面、取シ付けら扛たグロメット１が抜
は易くなると共に、孔７とのシール効果が十分に得らｎ
ない虞れがある。

問題点を解決するための手段 この発明は、上記従来のグロメットの問題点に鑑み案出
されたもので、板材に形成された被閉塞孔の一方側孔縁
に当接するフランジ状の頭部と、この一部に胴部全介し
て連結され、がつ上記被閉塞孔の他方側孔縁に当接する
フランジ状の脚部と、上記一部の中央に形成された平面
多角形の凹陥部をｕｌｆえたことを特徴としている、 作用 上記構成金層するこの発明にあっては、９１部中央に形
成され友平面多月形の凹陥部に↓す頭部ｔはじめ１１１
Ｉ！１部や脚部の肉厚が、厚内部位と博聞部位とが交互
に連続形成ざｎた形になる。このため、グロメットヲ吸
閉基孔に取り付けるに際し、上方向から押圧すると脚部
などの薄肉部位が内方へ容易に変形し易くなる。特に頭
部付近では凹陥部の外縁頂部を中心にｌ、ＪＨｊ！’す
る各辺同志が内側へ収縮変形するため、小さな力で大金
な変形量が得られる。この結果、脚部の挿通性が良好と
な９被閉塞孔への取り付は作業が容易となる。一方、グ
ロメットが取り付けられた後は、庫内部位の強い弾発作
用が働くため、被閉塞孔の孔縁に対するグロメットの強
固な嵌着状態が得られると共に、十分なシール性を確保
できる。

実施例 以下この発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図及び第２図はこの発明に係るグロメット２１の第
１実施例？示している。このグロメット２１は、ゴム材
あるいは塩化ビニール等の軟質弾性材からな９、大フラ
ンジ状の頭部２２と、この一部２２に胴部２４を介して
連結された小フランジ状の脚部２３と金備え、また胴部
２４の外周には円環状の嵌７＃＃２５が形成されている
。

そして、上記１部２２の中央には、平面略正方形の凹陥
部２６が設けられておシ、この凹陥部２６の各辺２６ａ
が内側に湾曲状に形成されていると共に、外縁頂部２６
ｂが半円状に形成されている。

また、この凹陥部２６の深さは、胴部２４を通って一部
２Ｂの底部２７付近まで達し１いる。したがって、上記
頭部２２と胴部２４及び脚部２Ｂの肉厚は、第１図及び
第２図に示す工うに凹陥部２６の外縁頂部２ａｆｉ付近
が最も薄肉に形成され、各辺２６ａの中央付近が最も厚
内に形成されて、浮薄部位２８．２９が交互に：Ｉ！！
続形成されている。

尚、上記脚部２３は、底部２７の肉厚が底面を指などで
押圧したときに容易に変形し得る厚さに形成され℃いる
と共に、底部２７の外周縁は先端先細夛状に形成されて
いる。

上記構成のこの実施例に１几ば、第８図に示すＬうに自
動車のフロア金遺成する鋼板８０に穿設された水抜用孔
８１にグロメット２１を取り付けるには、先ず脚部２８
全水抜用孔８１に載せ、次に略正方形の凹陥部２６全介
し″ｃ脚部２８の底部２７を指で下方へ押圧すると、底
部２７が一点禎線で示すように下方へ湾曲変形し、これ
に伴い四部２２の凹陥部２６のｇＩａ接する各辺２ｆｌ
ａ同志が頂部２６ｈ’に中心に互いに内側に収縮変形す
ると共に、胴部２４及び＋１４１部２８の４丙部位２９
が内方へ弾性変形して収縮する。この几め、脚部２８が
、水抜用孔３１を容易に貫通し戚蟹碑２５と水抜用孔８
１の孔ｍ８１ａが嵌着すると同時に頭部２２と１ＩＪｆ
［ｓ２＋３が孔縁３１　ａ付近の上下面に当接して挟圧
する形にな９、こｎで取り付は作業が簡単に終了する。

また、一旦取り付けられたグロメット２１は、厚内部位
２８の強い弾発作用が働く几め、孔縁１１１ａに対する
賊拳力と鋼板８０上下面に対する挟圧力が強固となシ、
孔３１がら不用意に抜は出ることがなく、また十分なシ
ール効果が得られる。

また、上記のようにこの実施例に工ｎば、小さな力で取
り付けることができるので従来のように棒材などを用い
なくとも指の押圧力で十分であり、Ｃの点でも取り付は
作業能率の向上が図れる。尚、上記印部２２の外周縁下
部には、水抜用孔３１への嵌ｉｎ一層強固にする突部３
８が一体形成きれている。

第４図及び第５図ンまこの発明の第２実施例を示し、こ
の実施例ではグロメット２１の印部２２に形成された略
正方形の凹陥部２６円に、脚部２８の底部２７を断面ｎ
形に隆起させて内部空洞の隆起部８２が形成されている
。したがって、グロメット２１に鋼板３０の水抜用孔８
１に取り付けるには、隆起部８２の上面を指で下方へ押
圧すると第６図に示すように薄肉部位２９の収縮作用と
相俟って脚部２Ｂ及び胴部２４が隆起部８２の９洞内へ
十分に収縮変形するため、水抜用孔８１に対する脚部２
３の挿通性が一段と良好となる。この結果、グロメット
２１の取り付は作業能率が第１実施例のもの工９向上す
る。一方、取シ付は九後は、厚内部位２８０強い弾発作
用によって孔３１からの不用意々抜は出しが防止さｎる
。

第７図はこの発明の第３実施例を示し、グロメット２１
の一部２２に形成さルる凹陥部３６全略正三月形に形成
したものである。

また、第８図は第４実施例全示し、凹陥部４６を略正五
月形に形成し九ものである。斯る第８・第４実施例でも
厚薄部位２８．２９が形成されるため、第１笑施例と同
様な効果が得られる。尚、上記各凹陥部８Ｂ　、４６に
第２実施例と同様な隆起部を形成することも可能である
。

発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係るグロメッ
トによれば、頭部中央に多角形の凹陥部を形成すること
に工９、厚肉部位と＃丙部位が交互に連続して形成され
る。したがって、グロメットを被閉塞孔に取り付けるに
際し、頭部方向から押圧すると薄肉部位が内方へ容易に
収縮変形するため、被閉秀孔に対する脚部の挿通性が良
好となシ取シ付は作業が他めて容易となる。

また、上記のように薄肉部位の収縮変形の容易性に工り
、指によるワンタッチ取り付けが可能となるため、その
作業能率が−１−向上する。

一方、グロメットが取り付けらｎｆｔ：、後は、厚内部
位の強い弾発作用が働くため、破閉裾孔に対するグロメ
ットの強固な取シ付は状態が得られると共に、十分なシ
ール効果ヲ得ることができる。

尚、上記凹陥部は、上記各実施例に限定されるものでな
く、他の多角形に形成できることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例金示す平面図、第２図は
第１図の■−■線断面図、第８図は第１実施例の作用説
明図、第４図はこの発明の第２笑施例１を示す平面図、
第５図は第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第２実施例
の作用説明図、第７図は第８実施例を示す平面図、第８
図は第４実施例を示す平面図、第９図は従来のグロメッ
トを示す平面図、第１０図は第９図のｘ−Ｘ線断面図、
第１１図は同従来の作用説明図、第１２図は従来の他の
グロメット金示す平面図、第１８図は第１２図の■−ｘ
［？ａ断面図である。 ２１・・・グロメット、２２・・・頭部、２８・・・脚
部、２４・・・胴部、２６・８６・４６・・・凹陥部、
２８・・・厚内部位、２９・・・薄肉Ｓ位、８０・・・
鋼板（板材）、８１・・・水抜用孔（被閉塞孔）、３１
ａ・・・孔縁。 外２名 ２１−−−−グ０メリト ２２−クー一頭部 ２３−クー一脚部 ２４−クー一胴部 ２６．３６．４６一−−凹陥部 ３０−−ｍ−鋼板 ３１−クー一水技用孔 ３１ａ−−−一孔繰 第２図 第１図 第３図 第４図 第５図 第６図 第８図 第９図 第１０図 第１１図 第１２図 第１３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）板材に形成された被閉塞孔の一方側孔縁に当接す
   るフランジ状頭部と、この頭部に胴部を介して連結され
   、かつ上記被閉塞孔の他方側孔縁に当接する脚部と、上
   記頭部の中央に形成された多角形の凹陥部とを備えたこ
   とを特徴とするグロメツト。