JPS62160635A - マグネトロン装置 - Google Patents
マグネトロン装置Info
- Publication number
- JPS62160635A JPS62160635A JP61002417A JP241786A JPS62160635A JP S62160635 A JPS62160635 A JP S62160635A JP 61002417 A JP61002417 A JP 61002417A JP 241786 A JP241786 A JP 241786A JP S62160635 A JPS62160635 A JP S62160635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetron
- horizontal blade
- parts
- radiator
- anode cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Microwave Tubes (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電子レンジ等に用いられる強制空冷型のマグ
ネトロン装置に関するものである。
ネトロン装置に関するものである。
従来の技術
一般に、電子レンジ等に用いられる強制空冷型のマグネ
トロン装置は、マグネトロンの陽極筒体の外周面に多数
の放熱翼板を多段にとりつけてなり、放熱翼板間に強制
空冷用の気流を流通させる構成となしている。このため
、動作時におけるマグネトロンの温度上昇が緩和され、
マグネトロンが異常高温となることによる動作不能や励
磁用永久磁石の高温減磁を防止することができる。
トロン装置は、マグネトロンの陽極筒体の外周面に多数
の放熱翼板を多段にとりつけてなり、放熱翼板間に強制
空冷用の気流を流通させる構成となしている。このため
、動作時におけるマグネトロンの温度上昇が緩和され、
マグネトロンが異常高温となることによる動作不能や励
磁用永久磁石の高温減磁を防止することができる。
発明が解決しようとする問題点
ところで、マグネトロン装置の一層の小型・軽量化およ
びコストの低減を図るためには、と(に空冷効率の改善
が必要となる。第4図は従来のマグネトロン装置におけ
る強制空冷用気流の流通路を示したもので、放熱翼板1
の板間を流通する強制空冷用気流2が、マグネトロンの
陽極筒体3の付近で両側方へ大きく分流してしまうこと
から、もっとも高温となる陽極筒体3を効率よ(空冷し
難いという問題点があった。なお、図中の4は放熱翼板
1の陽極筒体貫通用円筒部、5は枠状継鉄の側壁部を示
す。そのうえ、従来のマグネトロン装置においては第5
図に示すように、陽極筒体3の外周面上に圧入等の方法
でとりつけられた放熱翼板1aの円筒部4a上に、次い
でとりつけられた放熱翼板1bの円筒部4bが重なりや
すく、このようなことがある七良好な放熱効果を得るこ
とが困難になる。
びコストの低減を図るためには、と(に空冷効率の改善
が必要となる。第4図は従来のマグネトロン装置におけ
る強制空冷用気流の流通路を示したもので、放熱翼板1
の板間を流通する強制空冷用気流2が、マグネトロンの
陽極筒体3の付近で両側方へ大きく分流してしまうこと
から、もっとも高温となる陽極筒体3を効率よ(空冷し
難いという問題点があった。なお、図中の4は放熱翼板
1の陽極筒体貫通用円筒部、5は枠状継鉄の側壁部を示
す。そのうえ、従来のマグネトロン装置においては第5
図に示すように、陽極筒体3の外周面上に圧入等の方法
でとりつけられた放熱翼板1aの円筒部4a上に、次い
でとりつけられた放熱翼板1bの円筒部4bが重なりや
すく、このようなことがある七良好な放熱効果を得るこ
とが困難になる。
問題点を解決するための手段
本発明によると、マグネトロンの陽極筒体の外周面にと
りつけられて強制空冷用気流を流通させるラジェータが
、多段に配設された水平翼部と、この水平翼部同士を橋
絡して前記気流の流通路を中央領域および両側領域に分
断する一対の垂直翼部とを備える。そして、前記中央領
域における水平翼部部分および同部分に形成されて前記
陽極筒体を貫通させる円筒部の各板厚を、前記両側領域
における水平翼部部分の板厚よりも大となす。
りつけられて強制空冷用気流を流通させるラジェータが
、多段に配設された水平翼部と、この水平翼部同士を橋
絡して前記気流の流通路を中央領域および両側領域に分
断する一対の垂直翼部とを備える。そして、前記中央領
域における水平翼部部分および同部分に形成されて前記
陽極筒体を貫通させる円筒部の各板厚を、前記両側領域
における水平翼部部分の板厚よりも大となす。
作用
このような構成であるから、装置の動作時にちっとも高
温となる陽極部の熱容量が大となるのみならず、銅から
なる高価な陽極筒体の肉厚を小ならしめることもできる
。また、ラジェータのとりつけ作業が簡素化されるのみ
ならず、円筒部の重なり合いをなくすことができる。さ
らに、ラジェータ内に入った強制空冷用気流は、マグネ
トロンの陽極筒体の付近で両側方へ分流するものの、左
右一対の垂直翼部が隔壁として作用するがために前記分
流の偏向角が狭められ、陽極筒体の背面側へもよく回り
込むようになる。つまり、空冷用気流が陽極筒体および
その近傍のラジェータ部分により多(当たるようになり
、それだけマグネトロンを効率よく空冷することができ
る。
温となる陽極部の熱容量が大となるのみならず、銅から
なる高価な陽極筒体の肉厚を小ならしめることもできる
。また、ラジェータのとりつけ作業が簡素化されるのみ
ならず、円筒部の重なり合いをなくすことができる。さ
らに、ラジェータ内に入った強制空冷用気流は、マグネ
トロンの陽極筒体の付近で両側方へ分流するものの、左
右一対の垂直翼部が隔壁として作用するがために前記分
流の偏向角が狭められ、陽極筒体の背面側へもよく回り
込むようになる。つまり、空冷用気流が陽極筒体および
その近傍のラジェータ部分により多(当たるようになり
、それだけマグネトロンを効率よく空冷することができ
る。
実施例
つぎに本発明を図面に示した実施例とともに詳しく説明
する。
する。
第1図において、マグネトロン6の陽極筒体の外周面に
とりつけられているラジェータ7は、アルミニウムまた
はその合金からなり、第2図に示すような断面形状を有
している。ラジェータ7の各水平翼部8は強制空冷用気
流の流通路を介して多段に配設されており、各水平翼部
8にはマグネトロン6の陽極筒体を貫通させるための円
筒部9が形成されている。また、水平翼部間には水平翼
部8を相互に橋絡する左右一対の垂直翼部10゜10が
設けられており、この垂直翼部10.10は強制空冷用
気流の流通路を中央領域Cおよび両il+領域Sl、S
2に3分断している。そして、中央領域Cにおける水平
翼部部分に円筒部9が形成されているのであり、中央領
域Cにおける水平翼部部分、円筒部9および垂直翼部1
0の各板厚は、両1り領域Sl、S2における水平翼部
部分の板厚よりも大となされている。
とりつけられているラジェータ7は、アルミニウムまた
はその合金からなり、第2図に示すような断面形状を有
している。ラジェータ7の各水平翼部8は強制空冷用気
流の流通路を介して多段に配設されており、各水平翼部
8にはマグネトロン6の陽極筒体を貫通させるための円
筒部9が形成されている。また、水平翼部間には水平翼
部8を相互に橋絡する左右一対の垂直翼部10゜10が
設けられており、この垂直翼部10.10は強制空冷用
気流の流通路を中央領域Cおよび両il+領域Sl、S
2に3分断している。そして、中央領域Cにおける水平
翼部部分に円筒部9が形成されているのであり、中央領
域Cにおける水平翼部部分、円筒部9および垂直翼部1
0の各板厚は、両1り領域Sl、S2における水平翼部
部分の板厚よりも大となされている。
円筒部9と垂直翼部10との最短間隔Aは、円筒部9の
外径Bの10〜30%となされている。
外径Bの10〜30%となされている。
このようなラジェータ7は、押し出し成型によって形成
された長尺のものを所定寸度で切断したのち、円筒部9
をプレス加工で形成することによって比較的廉価に得る
ことができる。なお、マグネトロン6の一方の磁極部1
1上には図外の円環状永久磁石が同軸的に積み重ねられ
、この磁石の外側磁極が枠状継鉄12を通じていま一つ
の環状永久磁石13の外側磁極に磁気的に結合されるの
であり、磁石13の内側磁極はマグネトロン6の他方の
磁極部に磁気的に結合される。
された長尺のものを所定寸度で切断したのち、円筒部9
をプレス加工で形成することによって比較的廉価に得る
ことができる。なお、マグネトロン6の一方の磁極部1
1上には図外の円環状永久磁石が同軸的に積み重ねられ
、この磁石の外側磁極が枠状継鉄12を通じていま一つ
の環状永久磁石13の外側磁極に磁気的に結合されるの
であり、磁石13の内側磁極はマグネトロン6の他方の
磁極部に磁気的に結合される。
第3図に示すように、ラジェータ7の水平翼部8間を流
通する強制空冷用気流14のうち、左右一対の垂直翼部
10.10間たる中央領域Cに入ったものは、マグネト
ロン6の陽極筒体の近傍で両側方へ分流するものの、一
対の垂直翼部10.10による隔壁作用のために両側方
へ大きく偏向されず、陽極筒体と垂直翼部10との間の
挟小部を高密度で進行したのちマグネトロンの背面側へ
大きく向きを変える。そのうえ、中央領域Cにおけるラ
ジェータ部分の板厚はとくに大きいので、マグネトロン
6の陽極筒体の全周およびその近傍のラジェータ部分を
よりよ(空冷することかできる。また、垂直翼部10と
枠状継鉄12の側壁との間たる両側領域Sl、S2を流
通する空冷用気流は垂直翼部10に沿って直進し、この
領域におけるラジェータ部分も適度に空冷されるので、
垂直翼部10による放熱面積の拡大と相まって良好な放
熱効果を得ることができる。
通する強制空冷用気流14のうち、左右一対の垂直翼部
10.10間たる中央領域Cに入ったものは、マグネト
ロン6の陽極筒体の近傍で両側方へ分流するものの、一
対の垂直翼部10.10による隔壁作用のために両側方
へ大きく偏向されず、陽極筒体と垂直翼部10との間の
挟小部を高密度で進行したのちマグネトロンの背面側へ
大きく向きを変える。そのうえ、中央領域Cにおけるラ
ジェータ部分の板厚はとくに大きいので、マグネトロン
6の陽極筒体の全周およびその近傍のラジェータ部分を
よりよ(空冷することかできる。また、垂直翼部10と
枠状継鉄12の側壁との間たる両側領域Sl、S2を流
通する空冷用気流は垂直翼部10に沿って直進し、この
領域におけるラジェータ部分も適度に空冷されるので、
垂直翼部10による放熱面積の拡大と相まって良好な放
熱効果を得ることができる。
円筒部つと垂直翼部10との最短間隔Aが円筒部9の外
径Bの10%未満であると、最短間隔Aにおける空気抵
抗が増して、一対の垂直翼部10゜10間に流入する空
冷用気流に減少をきたす。また、最短間隔Aが外径Bの
30%を越えると、前述のような偏向角狭小化の作用が
得られな(なる。
径Bの10%未満であると、最短間隔Aにおける空気抵
抗が増して、一対の垂直翼部10゜10間に流入する空
冷用気流に減少をきたす。また、最短間隔Aが外径Bの
30%を越えると、前述のような偏向角狭小化の作用が
得られな(なる。
発明の効果
以上のように本発明によると、ラジェータに一対の垂直
翼部を付加して強制空冷用気流の流通路を少なくとも中
央領域および両側領域に分断し、中央領域における水平
翼部部分および同部分に形成された円筒部の各板厚を両
側領域における水平翼部部分の板厚よりも大となすだけ
の簡単な改造によって効率のよい空冷効果を得ることが
できるのであり、しかも、かかるラジェータは押し出し
成型とプレス加工とによって比較的安価に得ることがで
きる。そのうえ、陽極筒体にラジェータを圧入等の方法
でとりつける作業が簡素化されるのみならず、円筒部の
重なり合いもないという利点がある。
翼部を付加して強制空冷用気流の流通路を少なくとも中
央領域および両側領域に分断し、中央領域における水平
翼部部分および同部分に形成された円筒部の各板厚を両
側領域における水平翼部部分の板厚よりも大となすだけ
の簡単な改造によって効率のよい空冷効果を得ることが
できるのであり、しかも、かかるラジェータは押し出し
成型とプレス加工とによって比較的安価に得ることがで
きる。そのうえ、陽極筒体にラジェータを圧入等の方法
でとりつける作業が簡素化されるのみならず、円筒部の
重なり合いもないという利点がある。
第1図は本発明を実施したマグネトロン装置の一部破断
斜視図、第2図は同装置のラジェータの側断面図、第3
図は同装置の空冷用気流の流通路を示す平面図、第4図
は従来のマグネトロン装置の空冷用気流の流通路を示す
平面図、第5図は同装置の放熱翼板とりつけ部の側断面
図である。 6・・・・マグネトロン、7・・・・ラジェータ、8・
・・・水平翼部、9・・・・円筒部、10・・・・垂直
g部。 代理人の氏名 弁理土中尾敏男 はが1名実 2 図 第3図 δ が 4 図
斜視図、第2図は同装置のラジェータの側断面図、第3
図は同装置の空冷用気流の流通路を示す平面図、第4図
は従来のマグネトロン装置の空冷用気流の流通路を示す
平面図、第5図は同装置の放熱翼板とりつけ部の側断面
図である。 6・・・・マグネトロン、7・・・・ラジェータ、8・
・・・水平翼部、9・・・・円筒部、10・・・・垂直
g部。 代理人の氏名 弁理土中尾敏男 はが1名実 2 図 第3図 δ が 4 図
Claims (1)
- マグネトロンの陽極筒体の外周面にとりつけられて強制
空冷用気流を流通させるラジエータが、多段に配設され
た水平翼部と、この水平翼部同士を橋絡して前記気流の
流通路を中央領域および両側領域に分断する一対の垂直
翼部とを有し、前記中央領域における水平翼部部分およ
び同部分に形成されて前記陽極筒体を貫通させる円筒部
は、前記両側領域における水平翼部部分に比べて大きい
板厚を有していることを特徴とするマグネトロン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP241786A JPH0766745B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | マグネトロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP241786A JPH0766745B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | マグネトロン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160635A true JPS62160635A (ja) | 1987-07-16 |
JPH0766745B2 JPH0766745B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=11528672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP241786A Expired - Fee Related JPH0766745B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | マグネトロン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766745B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110459450A (zh) * | 2015-09-22 | 2019-11-15 | 应用材料公司 | 具有增强的冷却特性的3d打印的磁控管 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5540683U (ja) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP241786A patent/JPH0766745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5540683U (ja) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110459450A (zh) * | 2015-09-22 | 2019-11-15 | 应用材料公司 | 具有增强的冷却特性的3d打印的磁控管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0766745B2 (ja) | 1995-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |