JPS62158768A - 低摩擦落ち新聞インキ - Google Patents

低摩擦落ち新聞インキ

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JPS62158768A
JPS62158768A JP61309287A JP30928786A JPS62158768A JP S62158768 A JPS62158768 A JP S62158768A JP 61309287 A JP61309287 A JP 61309287A JP 30928786 A JP30928786 A JP 30928786A JP S62158768 A JPS62158768 A JP S62158768A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 液体印刷インキにつき開示し、このインキは(al  
ニグロシン染料、インジュリン染料、塩基性染料および
これら染料の混合物よりなる群から選択される染料と、 (bl  脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸と
の混合物よりなる群から選択される物質と、(c1油と
、 (d)  中極性の物質と、必要に応じ(e)粘着剤、
if)解乳化剤または粘着剤と解乳化剤との両者と で構成される。このインキは、砕木紙を使用する新聞の
印刷方法に使用するのに特に適している。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、印刷インキ、インキの使用方法およびインキ
で印刷された印刷物に関するものである。本発明のイン
キは新聞を印刷するのに特に有用であり、慣用の印刷プ
レス(たとえば凸版プレスまたはオフセット印刷プレス
)に使用することができる。
〔従来技術とその問題点〕
新聞の印刷は、新聞の値段を最小にするため安価な紙と
安価なインキとを使用する必要があると同時に、これら
の紙およびインキから高基   準の性能をも要求する
ので困難な問題を生ずる。
たとえば、ニュースは陳腐化するものであるため、極め
て大容積の材料を極めて短時間で印刷することが要求さ
れる。この要求は、印刷後はとんど即座に紙上に固定さ
れるような安1i1iな・インキの使用をもたらした。
一般に、この種のインキは、摩砕顔料とインキ油との組
合せ物である。さらに、この種のインキはロジンまたは
その他の樹脂をも含有して、インキベース中の顔料に対
し適当な粘着性と分散性とを付与する。
これらのインキは、紙上で実際上乾燥しない。
事実、インキの油成分は、紙の繊維間に拡散して顔料と
インキ油との組合せからなる高粘性の表面被覆を紙上に
残留させる傾向を有する。この被覆は、摩擦に曝される
と、これに接触する任意の物品上で摩擦落ちして読者の
手、衣服および家具などを汚す傾向がある。
顕著な摩擦落ちを受けない安価な実用的新聞インキは従
来入手されていない。摩擦落ちの問題に解決を与えるだ
けでなく、好適インキは下記要求の全部でなくとも幾つ
かを満たさねばならない: 1)たとえば新聞の印刷に使用されるような砕木紙は比
較的軟質である。その結果、紙の繊維を吸引するような
インキを使用すれば、これら紙からの繊維がインキ掛け
された印刷板に付着する。これらの繊維は印刷板の面上
に蓄積して印刷品質を劣化させる。したがって、新聞イ
ンキは比較的低度の粘着性と比較的低度の内部凝集との
両者を有して、印刷を行なう紙基質の繊維がインキ掛は
印刷板に対する吸引を殆んど示さないようにせねばなら
ない。
2)一般に、新聞印刷用に開発されたプレスは、容易に
手の届くインキローラもしくはレールを持たない。その
結果、プレスを夜間もしくは週末或いは長時間にわたっ
て停止させる際、インキがプリントシリンダ上およびプ
リントレール上に残留するのが普通である。このような
期間中に何らかの理由でインキが硬化もしくは劣化して
停止直後の印刷再開を妨げることがないようにする必要
がある。すなわち、インキは不揮発でなければならず、
さらに空気、水分またはその他の環境作用への露出に際
し安定でなければならない。
3)印刷を行なう場合、インキは成る程度紙中へ浸透し
て吸収される。しかしながら、この浸透が過度になり過
ぎると、一方の紙面から他方の紙面まで滲みが生じて判
読困難となり、或いは少なくとも不快となる。したがっ
て、新聞インキは紙面に対し比較的表面上の印刷を行っ
て、裏面からの写りを阻止するようにせねばならない。
4)大抵の新聞プレスのインキ掛はシステムは、一般に
鋼材もしくは銅めっき鋼のロールを備え、ゴムロールと
組合せて操作する。インキは金属ロールに対し非腐蝕性
でなければならず、さらにインキ掛はシステムのゴムロ
ールもしくはその他のゴム部品を膨潤させたり劣化させ
たりしてはならない。
5)慣用の印刷プレスにより新聞紙面に付着させるイン
キ膜は厚さ約2〜6μである。このような厚さの場合、
黒色は漆黒でなければならず、また色調を強くかつ明る
くして印刷物に対し快適外観を与えると共に判断性を最
大にせねばならない。比較的暗いもしくは強い着色のイ
ンキは、比較的淡いもしくは弱い着色のインキよりも大
きい「接着面積」を有する(すなわち、印刷物1枚当り
に使用するインキ量が少い)。インキを配合する際典型
的に使用される濃度において、特定の染料は特にこの染
料を本発明の組成物中に使用すれば、要求されるよりも
暗色のインキを与えるであろう。このような場合、得ら
れるインキは通常よりも薄い膜として施こずことができ
、その結果より大きい「接着面積」が得られる。或いは
、インキ中の染料濃度を適当に減少させて、より安価な
インキを得ることもできる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって、本発明の目的は、上記要求を全て満足させ
、特に印刷後に殆んどまたは全く摩擦落ちを示さないと
いう要求を満たすような印刷インキを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によれば、(al  
ニグロシン染料、インジェリン染料、塩基性染料および
これら染料の混合物よりなる群から選択される染料と、 (b)  脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸と
の混合物よりなる群から選択される物質と、(c)  
油と、 ((1)中極性の物質と、必要に応じ (e1粘着剤、(fl解乳化剤または粘着剤と解乳化剤
との両者と の溶液からなる液体印刷インキが提供される。
高速新聞印刷プレスを使用する場合、本発明によるイン
キは好ましくは約7〜約20ポアズの粘度を有すべきで
ある。オフセット印刷プレスで使用する場合、本発明に
よるインキは好ましくは約70〜約120ポアズの粘度
を有すべきである。また低速度で操作される小型のシー
ト供給オフセット印刷プレスで使用する場合は、本発明
によるインキは好ましくは約200〜約700ポアズの
粘度を有すべきである。
好適具体例において、本発明は +11)  ニグロシン染料、インジュリン染料、塩基
性染料およびこれら染料の混合物よりなる群から選択さ
れる染料約1〜約32重量部と、由) 脂肪酸、ロジン
酸および脂肪酸とロジン酸との混合物よりなる群から選
択される物質約10〜約60重量部と、 (c1油約20〜約70重量部と、 (d)  中極性の物質約1〜約30重量部と、(e)
  粘着剤0〜約30重量部と、(n  解乳化剤0〜
約10重量部と の溶液からなる液体印刷インキを提供する。
より好適には、本発明は (al  ニグロシン染料、インジュリン染料、塩基性
染料およびこれら染料の混合物よりなる群から選択され
る染料約5〜約25重量部と、 (b)  脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸と
の混合物よりなる群から選択される物質約12〜約60
重量部と、 (c)  油約25〜約70重隆部と、tdi  中極
性の物質約2〜約25重量部と、(e)粘着剤0〜約2
5重量部と、 (f)  解乳化剤0〜約10重量部と、の溶液からな
る液体印刷インキを提供する。
、ヒ記具体例よりも好適な具体例において、本発明は (a)  ニグロシン染料ベースもしくはインジュリン
染料ベース約12〜約25重量部およびクリソイジン染
料ベース約1.0〜約2.0重量部と、 (1j)脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸との
混合物よりなる群から選択される物質約12〜約30重
量部と、 (c)  鉱油約40〜約70重量部と、(d)  中
極性の1ζ質約2〜約5重量部(より好ましくはこの中
極性の物質はグリコールエーテル或いはグリコールエー
テルとエタノールアミンとで構成される)と、 (Q)  粘着剤0〜約15重量部と、(f)  解乳
化剤0〜約10重量部と、の溶液からなる液体印刷イン
キを提供する。
最も好適な具体例において、本発明は in)  ニグロシン染料ベース約12〜約16笛塑部
およびクリソイジン染料ベース約1.0〜約1.3重戸
部と、 (1))  蒸留トール油約16〜約22重量部と、(
c)  鉱油約56〜約67重量部と、(d)  グリ
コールエーテル約2〜約4重量部(特に好ましくはジエ
チレングリコールモノブチルエーテル)およびトリエタ
ノールアミン約1徂暗部と の溶液からなる液体印刷インキを提供する。前記溶液に
は約0〜約10重量部の解乳化剤を含ませることもでき
る。
第1成分(染料) 本発明のインキに色を付与するのに使用される染料はニ
グロシン染料、インジュリン染料または塩基性染料とし
て分類することができる。
黒色インキには、一般にニグロシン染料ベース(ここで
ニグロシン、インジュリンおよび塩基性各染料につき使
用する「ベース」という用語は塩基型の染料を意味する
)またはインジュリン染料ベースが好ましくはたとえば
クリソイジンベースのような橙色塩基性染料ベースと組
合せて使用される。ニグロシン染料は、約200℃にて
アニリンとアニリン塩酸塩とニトロベンゼンと鉄とを反
応させて製造することができる。
インジュリン染料は、約180℃にてアニリンとアニリ
ン塩酸塩とフェニルアゾアニリンとを反応させて製造す
ることができる。このように作成されたニグロシン染料
およびインジュリン染料は、一般にこれらを希水酸化ナ
トリウム(すなわち約0.1モルのNa0H)で洗浄す
ることによりその染料ベース型に変換される。上記のよ
うに作成されたニグロシンもしくはインジュリン染料ベ
ースは極めて強烈であり、一般に新聞紙用に使用される
砕木紙の主成分である漂白リグニン、ヘミセルロースお
よびセルロースに対し親和性を有する。ニグロシン染料
およびインジュリン染料の塩酸塩型およびその他の酸誘
導体も使用しうるが、これらの種類から作成されたイン
キは腐蝕性でありかつ本発明の脂肪酸もしくはロジン酸
成分に対しニグロシン染料もしくはインジュリン染料を
可溶性にするには一般に塩基(たとえばエタノールアミ
ン)で中和せねばならないため大して好適でない。
上記したようにニグロシン染料ベースもしくはインジュ
リン染料ベースと組合せて使用するクリソイジン染料ベ
ースは、アニリンを塩酸の冷温(e〜5℃)希釈溶液中
でジアゾ化しかつジアゾ化アニリンを緩衝(pH1勺5
)の冷温水性媒体中でm−フェニレンジアミンもしくは
2゜4−ジアミノトルエンとカップリングさせ、次いで
混合物を水酸化ナトリウム水溶液で塩基性にして染料ベ
ースを沈澱させることにより製造することができる。
着色インキについては一般に塩基性染料が使用される。
塩基性染料は、陽電荷を有して一般に砕木紙中に存在す
るたとえばヘミセルロースおよび漂白リグニンのような
物質と反応する。
本発明のインキ中に使用するのに通した塩基性染料はト
リアリールメタン類、たとえばマラカイト・グリーン、
クリスタル・バイオレフトおよびメチルバイオレット;
キサンチン類、たとえばローダミンBおよびローダミン
6Giアジン類、たとえばサフラニンB;ケトイミン類
、たとえばオーラミン0;アクリジン類、たとえばアク
リジン・イエローおよびアクリジン・オレンジ;オキサ
ジン類、たとえばベーシック・ブルー3;シアニン類、
たとえばベーシック・レンド12;並びにアゾシアニン
類、たとえばベーシック・ブルー41を包含する。好適
な塩基性染料は安価かつ鮮明なものであって、高い色強
度を有するものである。塩基型のこれら塩基性染料(塩
基性染料ベースと呼ぶこともできる)が一般に前記塩基
性染料の塩酸塩型もしくはその他の酸誘導体よりも好ま
しい、何故なら、後者はインキを腐蝕性にすると共に、
成る場合にはたとえばエタノールアミンのような塩基で
最初に中和しない限り本発明によるインキの脂肪酸もし
くはロジン酸成分に対し充分可溶性とならないからであ
る。
第2成分(脂肪酸もしくはロジン酸) 本発明によるインキの脂肪酸もしくはロジン酸成分は、
上記染料成分を油溶性にするのに役立つ。これは、新聞
インキが一般に油性系であるので望ましい。すなわち、
本発明によるインキに使用されるニグロシン染料、イン
ジュリン染料および多くの塩基性染料は油溶性でないカ
く、これらの染料は脂肪酸もしくはロジン酸に可溶性で
あり、これら染料と脂肪酸もしくはロジン酸との混合物
は本発明によるインキの油成分に容易に溶解する。一般
に、本発明によるインキの染料成分は、この染料成分が
陽電荷を有しかつ脂肪酸成分が陰電荷を有するので本発
明によるインキの脂肪酸もしくはロジン酸成分と容易に
組合せうると思われる。
好ましくは、本発明によるインキの第2成分は脂肪酸の
みでもロジン酸のみでもな(、寧ろこれら2種類の酸の
混合物である。この種の混合物は、脂肪酸の使用のみが
所望されるよりも紙中へ深く浸透するインキを生成する
1頃向を有し、かつロジン酸は過度の浸入を防止する粘
着剤(これは下記するような本発明によるインキの任意
の第5成分である)として作用しうるので好適である。
しかしながら、これらの混合物を使用しない場合は、他
の粘着剤(下記する)がこの種の過度の浸透を補いうる
さらに、ロジン酸と脂肪酸との混合物は、ロジン酸のみ
の使用が所望するよりも粘着性の大きいインキを生成す
る傾向を有するので、本発明のインキの第2成分として
好適である。しかしながら、この種の混合物を使用しな
い場合、粘着性をもたらすロジン酸の傾向は、本発明に
よるインキの第3および第4成分を充分量で使用するこ
とにより対処することができる。
便利には、脂肪酸は、一般に脂肪を酸もしくは塩基と共
に加熱してこれをグリセリンと脂肪酸との混合物に変換
させかつ次いでこれら生成物を分離して製造することが
できる0本発明によるインキの脂肪酸成分は単一の脂肪
酸または脂肪酸類の混合物で構成することができる。特
記しない限り「脂肪酸」と言う用語は、上記可能性の両
者を包含することを意図する。
一般に、天然原料から得られる脂肪酸類の混合物は、た
とえばオレイン酸のような高度に精製された脂肪酸より
も安価であり、したがって、この種の混合物が好適であ
る。クラフト紙製造の際の副産物であるトール油脂肪酸
は比較的安価である。他の安価な脂肪酸原料は、たとえ
ば無脂、豚脂肪、ココ椰子、椰子油、牛油、大豆油およ
びトウモロコシ油のような脂肪である。
これらの脂肪は上記したように脂肪酸まで変換すること
ができる。
し2ジン酸(樹脂酸とも呼ばれる)はロジンの主成分で
ある。ロジンは一般に松の零株からクラフト紙を製造す
る際の副産物として得られる。
その際、松の木の傷口から或いは天然産のコハクの沈着
物からilB出液を収穫して得られる。ロジンは一般に
約90重量%のロジン酸と約10ffi1%の中性物質
とよりなっている。ロジン中の約90重量%のロジン酸
はアビエチン酸またはその異性体であり、かつロジン酸
の残り10重量%はジヒドロアビエチン酸およびデヒド
ロアビエチン酸の混合物である。
本発明によるインキのロジン酸成分は単一のロジン酸ま
たはロジン酸混合物でなっている。
特記しない限り、「ロジン酸」と言う用語はこれら可能
性の両者を示すことを意図する。ロジン酸の適する原料
は粗製トール油からの蒸溜物を包含する。
クラフト紙の製造の際の副産物として得られる粗製トー
ル油は、トール油ヘッド、トール油ロジン、蒸溜トール
油およびトール油ピッチを包含する多くの市販製品の原
料である。これらの製品は、粗製トール油を蒸溜するこ
とにより得られる。この種の蒸溜から得られる初期生成
物(最低の沸点範囲を有する)はトール油ヘッドであり
、それに続いて蒸溜トール油が生ずる。
得られる最終生成物は液体(室温にて)であり、これは
一般に蒸溜ポット内に残留する物質に添加される0次い
で、得られた混合物を濾過してトール油ピッチを得る。
下記に説明するように、トール油ヘッド、蒸溜トール油
およびトール油ピッチは全てトール油脂肪酸と種々異な
る量のロジン酸とを含有する。トール油脂肪酸もしくは
ロジン酸を含有するこれら物質のそれぞれを、本発明に
よるインキの脂肪酸もしくはロジン酸成分として使用す
ることができる。米国、アリシナ・ケミカル・カンパニ
ー・アンド・ユニオン・キャンプ・コーポレーション社
は、特にこれら全てのトール油生成物を供給している。
粗製トール油の比較的低沸点フラクションであるトール
油ヘッドは約68重量%の脂肪酸と0.8重量%のロジ
ン酸とを含有し、残部は!離カルボン酸機能を持たない
脂肪物質(非鹸化性とも呼ばれる)である。これらの物
質は油性となる傾向があるので、本発明によるインキの
第3成分として機能しうる一方、トール油ヘッド中に存
在する脂肪酸は第2成分として機能する。
トール油ヘッドは、恐らく現在入手しうる最も安価な脂
肪酸原料である。
典型的な蒸溜トール油はアリシナ・ケミカル・カンパニ
ー社からアシントールD30−LRとして入手できる。
この製品は約30重量%のロジン酸と約68重量%のト
ール油脂肪酸と約2重置%の非鹸化物とからなっている
。他の典型的な蒸溜トール油はアリシナ・ケミカル・カ
ンパニー社からアシントールD40−LRとして入手で
きる。この製品は約40重量%のロジン酸と約57fH
t%のトール油脂肪酸と約3.0重量%の非鹸化物とし
て構成される。蒸溜トール油はトール油ヘッドもしくは
トール油ピッチよりも高価であるが、その臭いは刺戟的
でない。
したがって、本発明によるインキの脂肪酸成分を供給す
るにはこれを使用するのが好適である。
所望ならば、蒸溜トール油をさらに蒸溜してトール油脂
肪酸とトール油ロジンとを分離することができる。蒸溜
トール油中に存在するトール油ロジンは、蒸溜によって
ロジン油に変換することができる。ロジン油は、本発明
によるインキの第3成分として使用することができる。
これら成分を分離することなく蒸溜l・−ル油を使用す
る場合、これは本発明によるインキの第5成分の全部ま
たは1部として作用することができる。
一般に、トール油ピッチは約34〜50重量%の脂肪酸
と15〜25重量%のロジン酸と30〜36重景%の不
鹸化物とを含有する。さらにトール油ピッチは、殆んど
全ゆる他の脂肪酸原料と比較して安価である。
第3成分(油) 本発明によるインキの第3成分である油は単一の油とす
ることができ、或いは油の混合物とすることもできる。
この油は、好ましくは約220〜約280℃の沸点範囲
を有する。より好ましくは、沸点範囲の下限値は約23
0℃以上である。さらに、油は非毒性かつ非発癌性であ
ることが望ましい。
上記したように、脂肪酸の市販原料は、さらに本発明に
よるインキの第3成分の全部または1部として有用であ
る油を供給する。本発明によるインキの第3成分として
機能しうる他の油は、鉱油(たとえばパラフィン油)、
低融点の脂肪酸のグリセリド(たとえば脂肪またはたと
えば大豆油のようなトリグリセライド)およびロジン油
を包含する。!する鉱油の例は、エクソン・テルラ34
3.エクソン5C150,エクソン・テルラ323およ
びエクソン・テルラ521としてエクソン・コーポレー
ション社から販売されている油;サン・リファイニング
・アンド・マーケソティング・カンパニー社から入手し
うるサンHP−40;ならびにライトコ・ケミカル・コ
ーポレーション社、シネボーン・ディビジョンから入手
しうるライトコ471およびライトコ50である。
第4成分(中極性の物質) 本発明によるインキの第4成分である中極性の物質はイ
ンキの染料成分と油成分との両者を可溶・化させうるち
のでなければならない。これは単一の物質またはこれら
物質の混合物とすることができる。適する物質はグリコ
ールエーテル類、たとえばグリコールDB (ジエチレ
ングリコールモツプチルエーテル)、グリコールDE(
ジエチレングリコールモノエチルエーテル)、ジプロピ
レングリコールモノエチルエーテル、並びにトリプロピ
レングリコールモノエチルエーテル;グリコール類、た
とえばエチレングリコール;脂肪族アルコール、たとえ
ば2−エチルヘキサノール;混合芳香族およびアルキル
アルコール類、たとえばフェノキシエタノールもしくは
ベンジルアルコール;テルペノール類、たとえば松浦;
エタノールアミン類、たとえばエタノールアミンおよび
トリエタノールアミン(これらは腐蝕防止剤としても作
用する);並びにジエステル類、たとえばフタル酸ジプ
チルを包含する。好ましくは中極性の物質はトルエンよ
り極性が大であるが、水よりも極性゛が低いものである
。さらに、中極性の物質はハンセンの可溶性パラメータ
δd、δpおよびδhに基づく可溶性の範囲を有するべ
きであり、ここで式: %式%) によって規定される間隔dは約8MPa′4より小さく
δd、δpおよびδhはMpaX(すなわち、ミリパス
力J )で現わされる(A、F、M、バートン、ハンド
ブック・オブ・ソリュービリティー・パラメータ、CR
Cプレス・インコーポレーション社、ポカ・ラドン・フ
ロリダ州(1983))。好ましくは、中極性の物質は
さらに比較的安価でありかつ非毒性とすべきであり、不
快な臭いを持ってはならない。さらに、この種の中極性
の物質は好ましくは容易には蒸発しないような約180
℃以上、より好ましくは約200℃以上の充分高い沸点
を有するべきである。印刷プレスはそのローラをインキ
で被覆して暫くの間装置した後に再開せねばならないの
で、インキベヒクルは蒸発が遅くなければならず、かつ
これらが蒸発する場合には新たなインキ中に容易に溶解
しうる残渣を残さねばならない。
第5成分(任意の粘着剤) 本発明によるインキの任意の第5成分である粘着剤は、
他の成分の混合物に対し可溶性でなければならない。粘
着剤は、単一の物質または物質の混合物で構成すること
ができる。粘着剤は所望の粘着性をインキに付与し、さ
らに印刷されつつある紙へのインキの過度の浸入を防止
する作用もする。好ましくは、粘着剤は約10,000
未満の分子qを有して、印刷プレスローラからのインキ
のはみ出しを生ずるようなインキの望ましくない流動学
的性質を付与しないようにずべきである。極めて小さい
インキの液滴は、インキ中へインキ掛は印刷プレスロー
ラによって投げ飛ばされた際にはみ出しが生ずる。適す
る粘着剤はロジン酸くこれは本発明によるインキの第2
成分としても作用する)、マレイン化ロジン、フェノー
ル樹脂、コパール樹脂、ポリエステル樹脂またはその他
の油溶性樹脂物質を包含する。トール油ピッチが適する
粘着剤の例である。これは、非晶質性と滞留コンシステ
ンシとを兼備し、この滞留コンシステンシはインキに対
し所望の粘度および粘着特徴を付与すると共に、紙中へ
のインキの不適当な浸入を防止するよう作用する。上記
したように、トール油ピッチも脂肪酸とロジン酸との両
者を含有する。
したがって、適当量のトール油リッチも全体としてまた
は部分的に本発明によるインキの脂肪酸もしくはロジン
酸成分として機能しうると共に、インキの粘着剤成分と
しても機能する。
本発明によるインキに使用される脂肪酸の原料中に存在
させうる飽和脂肪酸および他の飽和物質(たとえばトー
ル油ヘッド)はしばしば室温にて固体であり、かつイン
キを室温またはそれより低温度に露出した際にインキ組
成物内のネットワーク中に結晶化する傾向を有する。そ
の結果、このインキは高度に粘稠性となる。この高粘度
は、一般に新聞印刷法で使用されるインキポンプ輸送系
の操作を阻害する。したがって、インキが著量の飽和脂
肪酸(たとえば、組成物の重量に対し約10重量%以上
)を含む場合は、この種の結晶化を抑制する必要がある
この種の結晶比は、インキに対したとえばアクリル酸ポ
リメチルあるいはフェノール樹脂とワックスとのフリー
デルタラフト縮合生成物のような物質を添加して抑制す
ることができる。この種の物質は、ライトコ・ケミカル
・コーポレーション社、ビアサール・ケミカル・ディビ
ジョンから流動点抑制剤として入手することができる。
或いは、本発明によるインキの第4成分の説明に関連し
て上記したような成る種の中極性物質を結晶用の溶剤と
して作用させ、したがってこの種の結晶化を抑制するこ
とができる。
この種の溶剤を本発明によるインキの第4成分の1部ま
たは全部として選択すれば、飽和物質の結晶化を抑制す
べく他の物質を添加する必要がなくなる。この種の溶剤
は、松油もしくはその他のテルピネオール、混合脂肪族
炭化水素。
グリコール類またはグリコールエーテル類などを包含す
る。結晶化を防止するよう機能しうる他の物質はロジン
酸である。これらの物質はトール油ピンチ中に存在する
。トール油ピッ千自身を本発明によるインキの第2.第
3および第5成分の全部もしくは1部として使用する場
合、これは結晶化を防止するよう機能することができる
第6戊\(壬意の解 ヒ1) 石版印刷用に印刷板を使用する場合、この印刷板は「油
ロービング」となる領域と「水ロービング」となる領域
とを備える。印刷に使用する簡に、石版プレスにおける
この印刷板を先ず主として水である溶液(ファンテン溶
液とも呼ばれる)で被覆する。次いで、このプレートを
プレートの水ロービング領域に対し水膜を介してプレー
トを濡らさないがプレートの油ロービング領域に対し水
膜を介してプレートを濡らすようなインキに露出する。
プレートの油ロービング領域をインキで濡らした後、こ
のプレートを印刷用に使用することができる。
本発明によるインキの染料成分(たとえば、ニグロシン
)と脂肪酸成分との組合せは、インキがファンテン溶液
から水によって破壊する(すなわち、部分的に乳化する
)pI4向を有するよう充分極性とすることができる。
水により部分的に乳化すると言う本発明によるインキの
この傾向に対処するため、インキの疎水性を増大させる
のが有利である。疎水性の増大は、さらにインキによる
印刷板の「水ロービング」部分の濡れをも最小化させる
本発明によるインキの疎水性は、インキへ解乳化剤を添
加して増大させることができる〔たとえばり、クラマン
、潤滑剤および関連製品、その合成、性質、用途、国際
基準、第9.8部、第212頁、フエアラーク・ヘミ−
1,ゾールフィールド・ビーチ、フロリダ州(1984
))。
本発明によるインキに使用するのに通した解乳化剤は強
極性の油溶性表面活性剤を包含する。
この主の物質の例は、トール油脂肪酸のカルシウム石鹸
(好ましくは、インキのf[[に対し約1〜約5重量%
の濃度)およびドデシルベンゼンスルホン酸(好ましく
は、インキの重量に対し約0.5〜約1%の濃度)であ
る。より好適な物質はナキュア1051触媒であり、こ
れは好ましくはインキの重量に対し約2.8〜約5.6
重量%の濃度で使用される〔ノーウオーク、コネチカッ
ト州のキング・インダストリース社から入手できる〕。
ナキュア1051触媒は、約50%のジノニルナフタレ
ンスルホン酸と約10%のジノニルナフタレンと約40
%の2−ブトキシェタノールとで構成される。
典型的にインキに添加される他の成分、たとえば腐蝕防
止剤、保存料なども本発明のインキに添加することがで
きる。
製造方法 本発明のニグロシン含有インキを製造する好適方法にお
いては、上記の成分(a)、 (b)、 (d)および
(c)(成分(elを使用する場合)並びに成分(c)
の1/3を組合せ、次いで約50〜85℃にて(好まし
くは約80℃以下)にて加熱しながら滑らかな均質混合
物が生成されるまで混合し、その際均質混合物を得るの
に要する最小温度を使用する。残余の2/3の成分(c
)を次いで成分<r+ <m分(f)を使用する場合)
と共に添加し、かつこの混合物を均質混合物が得られる
まで混合する。一般に、残余の2/3の成分(c)を添
加する間は加熱をもはや必要とせず、混合物を室温まで
冷却することができる。
本発明によるニグロシン含有インキの成分を組合せかつ
混合する他の方法は、下記する実施例から明らかとなる
であろう。一般に、ニグロシン含有インキの染料成分を
溶解させるには、少なくとも成る程度の加熱が必要とさ
れる。均質混合物を得るのに必要な最小量の加熱のみを
使用すべきであることが当業者には了解されよう。
一般に、インジュリン染料または塩基性染料を含有する
本発明のインキは、単にこれら成分を均質混合物が得ら
れるまで組合せかつ混合して製造することができる。し
かしながら、成る場合には染料成分(またはその他の幾
つかの成分)が混合物中に容易に熔解しないならば、加
熱を行なうこともできる。均質混合物を得るのに要する
最小量の加熱のみを使用すべきであることが当業者には
了解されよう。
本発明のインキは標準印刷法を用いて慣用の凸版プレス
およびオフセント印刷プレスで使用することができる。
これらは、新聞などの物品を印刷する際に特に有用であ
る。
〔実力1εL2す〕 以下、限定はしないが実施例により本発明のインキの製
造につき説明する。特定業者は示さないが、これら物質
は一般に薬品供給業者から入手することができる。特記
しない限りこれらの物質は工業縁とする。
実施例1:黒色 間インキ 13.5gのオリエント・ケミカル・コーポレーション
社のニグロシン染料ベースと、1.1 gのカロライナ
・カラー・アンド・ケミカル・カンパニー社のクリソイ
ジンY染料ベースと、18.2gのアシントールD40
−LR蒸溜トール油と、21.8gのサン)(P−40
鉱油と、1gのトリエタノールアミンと、2gのグリコ
ールDBとを一緒に添加した。この混合物を攪拌しなが
ら80℃まで加熱し、かつ80℃の温度を維持しながら
混合物が均質となるまで攪拌を続けた0次いで、加熱を
停止し、かつ43.5gのサンI P −40鉱油を添
加しかつ混合物を均質となるまで攪拌した。
実施例2:黒色凸版新聞インキ 100gのオリエント・ケミカル・コーポレーション社
のニグロシン染料ベースと、8gのカロライナ・カラー
・アンド・ケミカル・カンパニー社のクリソイジンY染
料ベースと、120gのアシントールD30−LR蒸溜
トール油と、45gのエクソン5C−150炭化水素溶
剤とを一緒に添加した。この混合物を攪拌しながら80
℃まで加熱し、かつこの温度に攪拌しながら滑らかな均
質混合物が生成されるまで維持した。次いで、加熱を停
止しかつ70gのアシントールD30−LR蒸溜トール
油と110gのサンHP−40炭化水素油と60gのジ
エチレングリコールモノブチルエーテルとを添加しかつ
混合物を均質となるまで攪拌した。
実施例3;黒色凸版 聞インキ 100gのオリエント・ケミカル・コーポレーション社
のニグロシン染料ベースと、8gのグイ・スペシャルテ
ィース社のクリソイジンY染料ベースと100gのトー
ル油ヘッド(アリシナ・ケミカル・カンパニー社から入
手される)と10100m1(90のエクソン5C15
0芳香族溶剤とを一緒に添加した。この混合物を攪拌し
ながら55℃まで加熱し、かつこの温度に攪拌しながら
滑らかな均質混合物が生成されるまで維持した0次いで
、加熱を停止しかつ10100m1(90のグリコール
DBと100o+1(83g)のライトコ4フ1鉱油と
を添加しかつ混合物を均質となるまで攪拌した。得られ
た物質は、優秀な印刷均一性を有する高い粘着面積のイ
ンキとなった。
実施例4:黒色凸版新聞インキ 100gのオリエント・ケミカル・コーポレーション社
のニグロシン染料ベースと、8gの丙ロライナ・カラー
・アンド・ケミカル・カンパニー社のクリソイジンY染
料ベースとを280gのトール油ヘッド(アリシナ・ケ
ミカル・カンパニー社から入手される)と混合しかつ8
0℃まで攪拌しながら加熱した。温度を80℃に維持し
ながら攪拌を混合物が均質となるまで継続した。次いで
、加熱を停止し、かつ50gのトール油ピッチと9.3
gの松浦と9gのグリコールDBと130gのライトコ
4フ1鉱油とを添加し、かつ得られた混合物を均質とな
るまで攪拌した。得られた物質は安定な中庸の黒色イン
キとなった。このインキにおけるトール油ピッチは冷却
に際しトール油ヘッドにより供給される飽和物質の結晶
化を防止すると思われる。
松浦もこの種の結晶化を防止しかつ混合物を薄める作用
をも果す。
実施例5:黒色オフセット新聞インキ 100gのオリエント・ケミカル・コーポレーション社
のニグロシン染料ベースと、8gのカロライナ・カラー
・アンド・ケミカル・カンパニー社のクリソイジンY染
料ベースとを80gのトール油脂肪酸(アリシナ・ケミ
カル・カンパニー社から入手される)と混合しかつ13
5gのエクソン343鉱油を添加した。この混合物を攪
拌しながら80℃まで加熱し、かう温度を80℃に維持
しながら混合物を均質となるまで攪拌を続けた。次いで
、135gのトール油ピッチ(アリシナ・ケミカル・カ
ンパニー社から入手される)と10gのグリコールDB
とを添加し、かつ混合物を均質となるまで攪拌した。
得られた物質は優秀な接着面積の安価なインキとなった
一施例6:、Ifi色 版  インキ 140gのアシントールD30−LR蒸溜トール油と1
00gのオリエント・ケミカル・コーポレーション社の
ニグロシン染料ベースと8gのBASF社のクリソイジ
ンY染料ベースト100gのサンHP−40鉱油とを混
合し、かつ80℃まで攪拌しながら加熱した。温度を8
0℃に維持しながら、混合物が均質となるまで攪拌を続
けた。次いで、加熱を停止し、かつ180gのサンHP
−40鉱油と15gのジエチレングリコールモツプチル
エーテルと5mlのトリエタノールアミンとを攪拌しな
がら添加し、かつ攪拌を混合物が均質となるまで続けた
実施例7:赤色凸版新聞インキ 70gのトール油ロジン(アリシナ・ケミカル・カンパ
ニー社から入手される)を30gのアシントールD30
−LR蒸溜トール油と混合し、この混合物を攪拌しなか
ら80℃まで加熱した。均質液体が得られるまで攪拌を
続けた。
次いで、加熱を停止しかつ液体を50gのエチレングリ
コールと50gのライトコ50鉱油と5gのエタノール
アミンとの混合物に添加し、かつこの混合物を均質とな
るまで攪拌した。次いで、1gのBASF社のバソ・イ
エロー124(オーラミンG)染料ベースと5gのBA
SF社のバソ・レッドNB546(ローダミンB)染料
ベースとを添加し、混合物を均質となるまで攪拌した。
得られたインキは極めて美しい赤色となった。
r118: 色 L「インキ 250 kgのオリエント・ケミカル・コーポレーショ
ン社のニグロシン染料ベースと20kgのカロライナ・
カラー・アンド・ケミカル・カンパニー社のクリソイジ
ンY染料ベースとを700kgのトール油ヘッド(アリ
シナ・ケミカル・カンパニー社から入手される)中へ8
5℃まで攪拌しながら加熱することにより溶解させた。
次いで、加熱を停止しかつ400 kgのトール油ピッ
チ(アリシナ・ケミカル・カンパニー社から入手される
)と300kgのライトコ4フ1!!油と29kgのグ
リコールDBとを攪拌しながら添加し、かつ混合物を均
質となるまで攪拌を続けた。
一施LLI色 」インキ 4 kgのBASF社のバソ・レッドN8546(ロー
ダミンB)染料ベースと2 kgのBASF社のバソ・
イエロー124(オーラミンG)染料ベースとを10k
gのトール油ヘッド(アリシナ・ケミカル・カンパニー
社から入手される)中へ50℃まで攪拌しながら加熱す
ることにより溶解した。次いで、加熱を停止しかつ70
kgのトール油ピッチ(アリシナ・ケミカル・カンパニ
ー社から入手される)と20 kgウィトコ50鉱油と
5 kgのエタノールアミンとを攪拌しながら添加した
。混合物を均質となるまで攪拌を続けた。得られた物質
は鮮明な赤色インキであって、凸版新聞印刷に特に通し
ている。
実施例10:加工黄色新聞インキ 実施例9の手順にしたがうが、実施例9で使用したロー
ダミンB染料ベースとオーラミンG染料ベースとの組合
せの代りに6 kgのBASF社のバソ・イエロー12
4(オーラミンG)染料ベースを使用して、黄色インキ
を製造した。
実力例11:フエ 色 間インキ 実施例9の手順にしたがうが、実施例9で使用したロー
ダミンB/オーラミ70組合せの代りに4kgの13A
SF社のバソ・ブルー645(ピクトリヤ・ブルー)染
料ベースと2 kgのグイ・スペシャルティース社のマ
ラカイトグリーン染料ベースとを使用して青色インキを
製造した。
実施例12:青色オフセント新聞インキ10kgのトー
ル油ヘッド(アリシナ・ケミカル・カンパニー社から入
手される)と・4 kgのIEASF社のバソ・ブルー
645(ピクトリヤ・ブルー)染料ベースとを、染料ベ
ースが溶解するまで50℃にて加熱した。次いで、加熱
を中止しかつ80ksrのトール油ピッチ(アリシナ・
ケミカル・カンパニー社から得られる)と2kgのグリ
コールDBと10kgのエクソン・テルラ323鉱油と
を攪拌しながら添加した。混合物が均質となるまで攪拌
を続け、得られた青色インキはオフセット印刷に適して
いる。
実施例13:黒色オフセット新聞インキ80gのオリエ
ント・ケミカル・コーポレーション社のニグロシン染料
ベースと6.4gのカロライナ・カラー・アンド・ケミ
カル・カンパニー社のクリソイジンY染料ベースとを6
0gのサンHP −40鉱油と混合し、次いで114g
の当量部のアシントールD40−LRとユニオン・キャ
ンプ・コーポレーション社(ウニイン、ニエージャージ
ー州在)のユニトールNCYロジン(これは予め155
℃にて溶融させかつ冷却させたもの)との混合物を4.
6gのトリエタノールアミンと共に添加した。この混合
物を80℃まで加熱し、かつこの温度に攪拌しながら5
分間維持して均質混合物を生成させた。
17.4gのグリコールDBと118gのサンHP−4
0とを加え、かつ混合物を加熱することなく1(!拌し
て均質混合物を生成させた。
実施例14:単色オフセット  間−インキ180 k
gのオリエント・ケミカル・コーポレーション社のニグ
ロシン染料ベースを180 kgのサン11 P −4
0鉱油および140kgのアリシナ・ケミカル・カンパ
ニー社のアシントールFA−2脂肪酸と共に攪拌し、か
つ13.5kgのトリエタノールアミンを攪拌しながら
添加した。得られた混合物を攪拌しながら85℃まで加
熱した。
温度を85℃に維持しながら、189 kgのサンHP
−40鉱油と189 kgのサンHP−100鉱油と2
0kgのカロライナ・カラー・アンド・ケミカル・カン
パニー社のクリソイジンY染料ベースとを攪拌しながら
添加した。この混合物を4℃まで冷却し、かつ52に+
rのキング・インダストリース社のナキュア1051触
媒を添加した。
手続補正書(転) 1階062年 7月80日 特許庁長官 黒 1) 明 雄 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第309287号 2、発明の名称 低摩擦落ち新聞インキ 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 氏名 ロジャー エル ギャンプリン (国籍)    (アメリカ合衆国) 4、代理人 6、補正の内容

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)ニグロシン染料、インジュリン染料、塩基
    性染料およびこれら染料の混合物よりなる群から選択さ
    れる染料と、 (b)脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸との混
    合物よりなる群から選択される物質と、 (c)油と、 (d)中極性の物質と、 必要に応じ (e)粘着剤、 (f)解乳化剤または粘着剤と解乳化剤との両者 の溶液からなることを特徴とする液体印刷インキ。
  2. (2)(a)ニグロシン染料、インジュリン染料、塩基
    性染料およびこれら染料の混合物よりなる群から選択さ
    れる染料約1〜約32重量部と、 (b)脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸との混
    合物よりなる群から選択される物質約10〜約60重量
    部と、 (c)油約20〜約70重量部と、 (d)中極性の物質約1〜約30重量部と、 (e)粘着剤0〜約30重量部と、 (f)解乳化剤0〜約10重量部と、 からなる特許請求の範囲第1項記載のインキ。
  3. (3)(a)ニグロシン染料、インジュリン染料、塩基
    性染料およびこれら染料の混合物よりなる群から選択さ
    れる染料約5〜約25重量部と、 (b)脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸との混
    合物よりなる群から選択される物質約12〜約60重量
    部と、 (c)油約25〜約70重量部と、 (d)中極性の物質約2〜約25重量部と、 (e)粘着剤0〜約25重量部と、 (f)解乳化剤0〜約10重量部と、 からなる特許請求の範囲第1項記載のインキ。
  4. (4)(a)ニグロシン染料ベースもしくはインジュリ
    ン染料ベース約12〜約25重量部およびクリソイジン
    染料ベース約1.0〜約2.0重量部と、 (b)脂肪酸、ロジン酸および脂肪酸とロジン酸との混
    合物よりなる群から選択される物質約12〜約30重量
    部と、 (c)鉱油約40〜約70重量部と、 (d)中極性の物質約2〜約5重量部と、 (e)粘着剤0〜約15重量部と、 (f)解乳化剤0〜約10重量部と、 からなる特許請求の範囲第1項記載のインキ。
  5. (5)中極性の物質がグリコールエーテルまたはグリコ
    ールエーテルとエタノールアミンとの混合物からなる特
    許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載のイン
    キ。
  6. (6)(a)ニグロシン染料ベース約12〜約16重量
    部およびクリソイジン染料ベース約1.0〜約1.3重
    量部と、 (b)蒸留トール油約16〜約22重量部と、 (c)鉱油約56〜約67重量部と、 (d)グリコールエーテル約2〜約4重量部およびトリ
    エタノールアミン約1重量部 とからなる特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか
    に記載のインキ。
  7. (7)グリコールエーテルがジエチレングリコールモノ
    ブチルエーテルである特許請求の範囲第5項または第6
    項記載のインキ。
  8. (8)特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記
    載のインキをセルロース含有基質へ印刷プレスにより塗
    布することを特徴とするセルロース含有基質の印刷方法
  9. (9)基質が砕木紙である特許請求の範囲第8項記載の
    方法。
  10. (10)印刷プレスが凸版またはオフセット印刷プレス
    である特許請求の範囲第9項記載の方法。
  11. (11)特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに
    記載のインキにより印刷された新聞。
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