JPS6215695B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6215695B2 JPS6215695B2 JP16784782A JP16784782A JPS6215695B2 JP S6215695 B2 JPS6215695 B2 JP S6215695B2 JP 16784782 A JP16784782 A JP 16784782A JP 16784782 A JP16784782 A JP 16784782A JP S6215695 B2 JPS6215695 B2 JP S6215695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- filaments
- matrix
- base material
- warp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000008520 organization Effects 0.000 claims 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 6
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 description 1
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011147 inorganic material Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000011368 organic material Substances 0.000 description 1
- 238000013001 point bending Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
本発明は軽量複合部材に関するものであり、さ
らに詳しくは、柱状あるいはビーム状に形成した
軽量複合部材の改良に関するものである。 本発明者らは、先に特開昭55−87541号公報に
より格子状多孔性構造部材について提案してい
る。この構造部材は、互いに直交する三方向の線
条により組織された三次元組織体の上記各線条の
みにマトリツクスを含浸固化させ、各線条間に空
隙を有する立体格子状に形成したもので、例えば
土木建築用、航空機用あるいは船舶用の構造材や
軽量パネル等として有効に利用することができ
る。 しかるに、上記構成を有する構造部材は、圧
縮、引張り、曲げ等に対してすぐれた強度を有し
ているが、それを柱状あるいはビーム状に形成し
た場合には、ねじりに対する強度が必ずしも十分
なものとは言えない。 一方、柱状あるいはビーム状の構造材を形成す
る場合に、第1図に例示するように、複数のたて
部材1,1,……の間に傾斜した補強用部材2,
2,……を設けたものは公知である。しかしなが
ら、このような構造材では、矢印によつて示す横
方向からの外力に対して非常に弱いばかりでな
く、それらと引張り、圧縮、曲げ、ねじり等との
複合力の作用に対して十分な強度がなく、従つて
その用途が限定されることになる。 本発明は、圧縮、引張り、曲げ、ねじり等の各
種外力に対する十分な強度を有する柱状またはビ
ーム状の軽量複合部材を提供しようとするもので
あつて、実質的に柱状またはビーム状の形態を有
する基材を、たて、よこ及び垂直の互いに直交す
る三方向の線条からなる三次元組織体のまわりに
左右両方向に傾斜する補強線条を配することによ
り組織し、これらの各線条にマトリツクスを含浸
固化させることにより、たて、よこ及び垂直の線
条間に空隙を設けた状態で各線条の接触部分を連
結固定したことを特徴とするものである。 以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳述する。 第2図及び第3図各A,Bは、それぞれ本発明
の実施例の正面図及び−,−線での横断
面図を示している。これらの複合部材は、たて糸
Z、よこ糸X及び垂直糸Yの各線条によつて組織
された三次元組織体を芯材とし、それを柱状また
はビーム状に形成して、そのまわりに螺旋状糸W
からなる補強線条を左右両方向の螺旋状に巻着す
ることにより基材を形成している。第2図A,B
は、たて糸Z、よこ糸X及び垂直糸Yの各線条を
単純に直交させて三次元組織体を製織した場合を
示し、また第3図A,Bはたて糸Zに対してよこ
糸X及び垂直糸Yを平織と同様な組織で絡み合わ
せた場合を示すものである。 上記三次元組織体においては、たて糸Zに対し
てよこ糸X及び垂直糸Yが略同一位置において直
交するものであつても、あるいは異なる位置にお
いて直交するものであつても差支えない。 また、三次元組織体のまわりに配設する螺旋状
糸Wは、糸状または繊維束状のものをその三次元
組織体のまわりに略一定のピツチで螺旋状に巻着
してもよいが、多数の繊維を配向状態で平面的に
配列させたプリプレグ等を各繊維が螺旋状となる
ように巻着してもよく、さらにそれらの螺旋状糸
を三次元組織体の周辺部に織込むことにより一体
化することもできる。 三次元組織体及び補強線条からなる基材を構成
する素材としては、ガラス繊維、炭素繊維、金属
繊維、石綿などの無機繊維、絹、綿、麻、羊毛な
どの天然繊維、ナイロン、ポリエステル、ポリプ
ロピレンなどの合成繊維等を用いることができ、
これらの繊維は糸条に紡糸されたものでもよい
し、フイラメント状のものでもよい。 而して、上記基材は、第4図に示すように、そ
の各線条にマトリツクス3を含浸固化させること
により、たて糸、よこ糸及び垂直糸の各線条間に
空隙を設けた状態で各線条の接触部分を連結固定
し、立体格子状の複合部材を形成させている。 上記マトリツクスとしては、一般的にエポキ
シ、ポリエステル、その他の各種合成樹脂を含む
成形可能な有機材料を使用するが、例えば、銅、
アルミニウムなどの金属、ガラス、石英、セメン
ト、その他の無機材料を用いることもできる。こ
のマトリツクスとして、例えば合成樹脂を用いる
場合には、上記基材を浸漬槽内の樹脂液中に浸漬
した後にそれを取出して樹脂の流下と脱泡を行
い、その樹脂を硬化させればよく、これによつて
たて糸Z、よこ糸X及び垂直糸Yの各線条間に大
きな空隙のある立体格子状の複合部材を得ること
ができる。また、樹脂液中に浸漬した基材を遠心
力作用下に置くことにより余分の樹脂液を除去す
る方法を用いることもでき、さらに予めマトリツ
クスを含浸させた線条を用いて基材を構成し、そ
のマトリツクスを硬化させると同時に各線条間の
接触部分を連結固定することもできる。 このような構成を有する複合部材の製造には、
次のような方法を用いることができる。 適宜大きさに三次元組織体を織成する。 織成した三次元組織体を合成樹脂液中に浸漬
し、余分な樹脂液を流下させると共に脱泡を行
い、その樹脂を固化させる。 上記合成樹脂からなるマトリツクスにより接
触部分が連結固定された三次元組織体から、所
要寸法の柱状をなす芯材を切出す。 上記芯材を回転軸に取付けて緩回転させなが
ら、合成樹脂液に浸漬した線条をそのまわりに
螺旋状に巻き付け、それを基材と一体化した状
態で硬化させる。 なお、第5図は上記の方法を説明するための
もので、10は上記によつて得られた芯材、1
1はその芯材10の両端を保持して回転させる回
転軸、12は補強線条となる線条13をくり出す
ロービングパツケージ、14は合成樹脂液15を
みたした浸漬層、16は供給された線条13を回
転軸11の回転と同期してその軸線方向に移動さ
せる誘導子を示している。 次に、本発明に基づいて製造した複合部材A
と、たて糸、よこ糸、垂直糸のみからなる三次元
組織体にマトリツクスを含浸固化させてなる複合
部材Bと、第1図に示すような構造の複合材料C
の各種強度についての実験結果を示す。上記A,
B,Cの各試験片は、線条材料としてガラスロー
ビング(2370tex)を用い、マトリツクスとして
エポキシ樹脂を用いたもので、ガラスロービング
は、その製織動作を容易にするために、下撚りを
1m当り50回、上撚りを1m当り40回加えた双糸
状とした。また、A及びBの試験片は、よこ糸及
び垂直糸のたて糸方向の糸配列ピツチを12mmと
し、他の糸の配列ピツチを10mmとした。A,B,
Cの試験片についての各種強度を第1表に示し、
それらのうちの比曲げ強度を曲げひずみとの関連
において第6図に示す。
らに詳しくは、柱状あるいはビーム状に形成した
軽量複合部材の改良に関するものである。 本発明者らは、先に特開昭55−87541号公報に
より格子状多孔性構造部材について提案してい
る。この構造部材は、互いに直交する三方向の線
条により組織された三次元組織体の上記各線条の
みにマトリツクスを含浸固化させ、各線条間に空
隙を有する立体格子状に形成したもので、例えば
土木建築用、航空機用あるいは船舶用の構造材や
軽量パネル等として有効に利用することができ
る。 しかるに、上記構成を有する構造部材は、圧
縮、引張り、曲げ等に対してすぐれた強度を有し
ているが、それを柱状あるいはビーム状に形成し
た場合には、ねじりに対する強度が必ずしも十分
なものとは言えない。 一方、柱状あるいはビーム状の構造材を形成す
る場合に、第1図に例示するように、複数のたて
部材1,1,……の間に傾斜した補強用部材2,
2,……を設けたものは公知である。しかしなが
ら、このような構造材では、矢印によつて示す横
方向からの外力に対して非常に弱いばかりでな
く、それらと引張り、圧縮、曲げ、ねじり等との
複合力の作用に対して十分な強度がなく、従つて
その用途が限定されることになる。 本発明は、圧縮、引張り、曲げ、ねじり等の各
種外力に対する十分な強度を有する柱状またはビ
ーム状の軽量複合部材を提供しようとするもので
あつて、実質的に柱状またはビーム状の形態を有
する基材を、たて、よこ及び垂直の互いに直交す
る三方向の線条からなる三次元組織体のまわりに
左右両方向に傾斜する補強線条を配することによ
り組織し、これらの各線条にマトリツクスを含浸
固化させることにより、たて、よこ及び垂直の線
条間に空隙を設けた状態で各線条の接触部分を連
結固定したことを特徴とするものである。 以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳述する。 第2図及び第3図各A,Bは、それぞれ本発明
の実施例の正面図及び−,−線での横断
面図を示している。これらの複合部材は、たて糸
Z、よこ糸X及び垂直糸Yの各線条によつて組織
された三次元組織体を芯材とし、それを柱状また
はビーム状に形成して、そのまわりに螺旋状糸W
からなる補強線条を左右両方向の螺旋状に巻着す
ることにより基材を形成している。第2図A,B
は、たて糸Z、よこ糸X及び垂直糸Yの各線条を
単純に直交させて三次元組織体を製織した場合を
示し、また第3図A,Bはたて糸Zに対してよこ
糸X及び垂直糸Yを平織と同様な組織で絡み合わ
せた場合を示すものである。 上記三次元組織体においては、たて糸Zに対し
てよこ糸X及び垂直糸Yが略同一位置において直
交するものであつても、あるいは異なる位置にお
いて直交するものであつても差支えない。 また、三次元組織体のまわりに配設する螺旋状
糸Wは、糸状または繊維束状のものをその三次元
組織体のまわりに略一定のピツチで螺旋状に巻着
してもよいが、多数の繊維を配向状態で平面的に
配列させたプリプレグ等を各繊維が螺旋状となる
ように巻着してもよく、さらにそれらの螺旋状糸
を三次元組織体の周辺部に織込むことにより一体
化することもできる。 三次元組織体及び補強線条からなる基材を構成
する素材としては、ガラス繊維、炭素繊維、金属
繊維、石綿などの無機繊維、絹、綿、麻、羊毛な
どの天然繊維、ナイロン、ポリエステル、ポリプ
ロピレンなどの合成繊維等を用いることができ、
これらの繊維は糸条に紡糸されたものでもよい
し、フイラメント状のものでもよい。 而して、上記基材は、第4図に示すように、そ
の各線条にマトリツクス3を含浸固化させること
により、たて糸、よこ糸及び垂直糸の各線条間に
空隙を設けた状態で各線条の接触部分を連結固定
し、立体格子状の複合部材を形成させている。 上記マトリツクスとしては、一般的にエポキ
シ、ポリエステル、その他の各種合成樹脂を含む
成形可能な有機材料を使用するが、例えば、銅、
アルミニウムなどの金属、ガラス、石英、セメン
ト、その他の無機材料を用いることもできる。こ
のマトリツクスとして、例えば合成樹脂を用いる
場合には、上記基材を浸漬槽内の樹脂液中に浸漬
した後にそれを取出して樹脂の流下と脱泡を行
い、その樹脂を硬化させればよく、これによつて
たて糸Z、よこ糸X及び垂直糸Yの各線条間に大
きな空隙のある立体格子状の複合部材を得ること
ができる。また、樹脂液中に浸漬した基材を遠心
力作用下に置くことにより余分の樹脂液を除去す
る方法を用いることもでき、さらに予めマトリツ
クスを含浸させた線条を用いて基材を構成し、そ
のマトリツクスを硬化させると同時に各線条間の
接触部分を連結固定することもできる。 このような構成を有する複合部材の製造には、
次のような方法を用いることができる。 適宜大きさに三次元組織体を織成する。 織成した三次元組織体を合成樹脂液中に浸漬
し、余分な樹脂液を流下させると共に脱泡を行
い、その樹脂を固化させる。 上記合成樹脂からなるマトリツクスにより接
触部分が連結固定された三次元組織体から、所
要寸法の柱状をなす芯材を切出す。 上記芯材を回転軸に取付けて緩回転させなが
ら、合成樹脂液に浸漬した線条をそのまわりに
螺旋状に巻き付け、それを基材と一体化した状
態で硬化させる。 なお、第5図は上記の方法を説明するための
もので、10は上記によつて得られた芯材、1
1はその芯材10の両端を保持して回転させる回
転軸、12は補強線条となる線条13をくり出す
ロービングパツケージ、14は合成樹脂液15を
みたした浸漬層、16は供給された線条13を回
転軸11の回転と同期してその軸線方向に移動さ
せる誘導子を示している。 次に、本発明に基づいて製造した複合部材A
と、たて糸、よこ糸、垂直糸のみからなる三次元
組織体にマトリツクスを含浸固化させてなる複合
部材Bと、第1図に示すような構造の複合材料C
の各種強度についての実験結果を示す。上記A,
B,Cの各試験片は、線条材料としてガラスロー
ビング(2370tex)を用い、マトリツクスとして
エポキシ樹脂を用いたもので、ガラスロービング
は、その製織動作を容易にするために、下撚りを
1m当り50回、上撚りを1m当り40回加えた双糸
状とした。また、A及びBの試験片は、よこ糸及
び垂直糸のたて糸方向の糸配列ピツチを12mmと
し、他の糸の配列ピツチを10mmとした。A,B,
Cの試験片についての各種強度を第1表に示し、
それらのうちの比曲げ強度を曲げひずみとの関連
において第6図に示す。
【表】
上記第1表において、比曲げ強度は3点曲げ試
験によるものであり、またたて糸方向比圧縮強度
はたて糸Zの方向に圧縮した場合、よこ方向比圧
縮強度はよこ糸Xの方向に圧縮した場合の比圧縮
強度を示している。 また、第2表及び第7図は上記A,B,Cの試
験片についての比ねじり剪断応力を示している。
験によるものであり、またたて糸方向比圧縮強度
はたて糸Zの方向に圧縮した場合、よこ方向比圧
縮強度はよこ糸Xの方向に圧縮した場合の比圧縮
強度を示している。 また、第2表及び第7図は上記A,B,Cの試
験片についての比ねじり剪断応力を示している。
【表】
【表】
これらの実験結果から、本発明の複合部材は比
較例に比して極めてすぐれた強度を有し、特に比
ねじり剪断最大応力は、本発明の複合部材AがB
及びCの複合部材の最大応力の和よりも大きい値
を示し、これは本発明の複合部材の構成が強度の
向上に極めて有効であることをあらわしている。
較例に比して極めてすぐれた強度を有し、特に比
ねじり剪断最大応力は、本発明の複合部材AがB
及びCの複合部材の最大応力の和よりも大きい値
を示し、これは本発明の複合部材の構成が強度の
向上に極めて有効であることをあらわしている。
第1図は既知の構造材の斜視図、第2図及び第
3図各A,Bはそれぞれ本発明の実施例の正面図
及び−線、−線での横断面図、第4図は
第2図A,Bに示す複合部材の要部拡大斜視図、
第5図は本発明に係る複合部材の製法の一例を示
す説明図、第6図及び第7図は実験例を示すグラ
フである。
3図各A,Bはそれぞれ本発明の実施例の正面図
及び−線、−線での横断面図、第4図は
第2図A,Bに示す複合部材の要部拡大斜視図、
第5図は本発明に係る複合部材の製法の一例を示
す説明図、第6図及び第7図は実験例を示すグラ
フである。
Claims (1)
- 1 実質的に柱状またはビーム状の形態を有する
基材を、たて、よこ及び垂直の互いに直交する三
方向の線条からなる三次元組織体のまわりに左右
両方向に傾斜する補強線条を配することにより組
織し、これらの各線条にマトリツクスを含浸固化
させることにより、たて、よこ及び垂直の線条間
に空隙を設けた状態で各線条の接触部分を連結固
定したことを特徴とする軽量複合部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16784782A JPS5955946A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 軽量複合部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16784782A JPS5955946A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 軽量複合部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5955946A JPS5955946A (ja) | 1984-03-31 |
JPS6215695B2 true JPS6215695B2 (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=15857186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16784782A Granted JPS5955946A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 軽量複合部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5955946A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10557267B2 (en) | 2017-03-06 | 2020-02-11 | Isotruss Industries Llc | Truss structure |
US10584491B2 (en) | 2017-03-06 | 2020-03-10 | Isotruss Industries Llc | Truss structure |
USD895157S1 (en) | 2018-03-06 | 2020-09-01 | IsoTruss Indsutries LLC | Longitudinal beam |
USD896401S1 (en) | 2018-03-06 | 2020-09-15 | Isotruss Industries Llc | Beam |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL154130A0 (en) * | 2000-07-28 | 2003-07-31 | Univ Brigham Young | Iso-truss structure |
-
1982
- 1982-09-27 JP JP16784782A patent/JPS5955946A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10557267B2 (en) | 2017-03-06 | 2020-02-11 | Isotruss Industries Llc | Truss structure |
US10584491B2 (en) | 2017-03-06 | 2020-03-10 | Isotruss Industries Llc | Truss structure |
USD970754S1 (en) | 2017-03-06 | 2022-11-22 | Isotruss Industries Llc | Longitudinal beam |
USD895157S1 (en) | 2018-03-06 | 2020-09-01 | IsoTruss Indsutries LLC | Longitudinal beam |
USD896401S1 (en) | 2018-03-06 | 2020-09-15 | Isotruss Industries Llc | Beam |
USD1027223S1 (en) | 2018-03-06 | 2024-05-14 | IsoTruss, Inc. | Beam |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5955946A (ja) | 1984-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0417612B1 (en) | Filament-reinforced resinous structural rod | |
US4819395A (en) | Textile reinforced structural components | |
JP3009311B2 (ja) | 繊維強化樹脂製コイルスプリングおよびその製造方法 | |
US5218810A (en) | Fabric reinforced concrete columns | |
US4336296A (en) | Three-dimensionally latticed flexible-structure composite | |
AU662520B2 (en) | Asymmetric braiding of improved fiber reinforced products | |
JP5953554B2 (ja) | 高強力繊維線材及び該高強力繊維線材を有してなる複合材 | |
US5358767A (en) | Textile structure useful as reinforcements in the manufacture of composite materials, and technical yarns for such structures | |
US4976550A (en) | Expanded fiber-reinforced bearings | |
JP3549271B2 (ja) | 空隙部充填用繊維構造体 | |
JPS6215695B2 (ja) | ||
JP2003055850A (ja) | 複合糸および繊維強化プラスチック | |
JP6199440B2 (ja) | 高強力繊維線材及び該高強力繊維線材を有してなる複合材 | |
RU206114U1 (ru) | Композитная арматура | |
KR960014835B1 (ko) | 텔레스코프식 또는 삽탈식 낚싯대를 이루는 토막낚싯대 관형요소의 제조방법 | |
JP6705958B1 (ja) | 繊維ロッド結束具及び繊維ロッド結束方法 | |
JPH02216270A (ja) | 構造材とその製造方法 | |
JP2639504B2 (ja) | 立体的網状構造体 | |
JP2933102B2 (ja) | 繊維補強材とその製造方法および同補強材を用いた構造用材料 | |
JP2639502B2 (ja) | 網状管状体よりなるマトリックス補強用構造体 | |
JPH04209850A (ja) | 直交組織の三次元織物及びその複合材料 | |
WO2023282788A1 (ru) | Композитная арматура | |
KR850001046B1 (ko) | 낚시대용 중공관체의 제조방법 | |
JPS6310271Y2 (ja) | ||
JPS592835A (ja) | 繊維強化樹脂用クロス |