JPS6215655Y2 - - Google Patents

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JPS6215655Y2
JPS6215655Y2 JP2097982U JP2097982U JPS6215655Y2 JP S6215655 Y2 JPS6215655 Y2 JP S6215655Y2 JP 2097982 U JP2097982 U JP 2097982U JP 2097982 U JP2097982 U JP 2097982U JP S6215655 Y2 JPS6215655 Y2 JP S6215655Y2
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JP
Japan
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refrigerant liquid
refrigerant
vaporizer
heat
heating element
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JP2097982U
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JPS58128375U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は発熱体から放出される輻射熱を効率
よく回収する熱交換器に関するものである。
従来発熱体から放出される輻射熱は放出される
ままになつており、これを回収する熱交換器はな
かつた。
この考案は冷媒液を使用して発熱体の輻射熱を
効率よく回収する熱交換器の提供を目的とする。
以下実施例を示す図面に基づきこの考案を説明
する。蒸発式熱交換器1は冷媒液気化器2と冷媒
ガス液化器10とからなつている。冷媒液として
は例えばR−12を使用する。冷媒液気化器2は比
較的に薄い矩形箱の形状を有し、その受熱面2a
は発熱体3から輻射される輻射熱を効率よく吸収
する材質、形状及びサイズを有している。冷媒液
気化器2の受熱面2aと反対側の面は断熱板4で
おおわれている。冷媒液気化器2内には冷媒液散
布管5が収容されており、これに多数の図示しな
い小孔が設けられている。冷媒液散布管5は冷媒
液気化器2の側壁2bに取りつけた冷媒液吸入ポ
ート6の一端に接続されている。7は側壁2bに
取り付けた冷媒ガス吐出ポートである。
冷媒ガス液化器10は円筒形の冷却水容器11
とこの内部に配置したガスコイル12とからなつ
ている。冷却水容器11の上部には冷媒ガス吸入
ポート13と冷却水吐出ポート15とが設けら
れ、又下部には冷媒液吐出ポート14と冷却水吸
入ポート16とが設けられている。そしてガスコ
イル12の上端部は冷媒ガス吸入ポート13に接
続され、ガスコイル12の下端部は冷媒液吐出ポ
ート14に接続されている。なお、冷却水吐出ポ
ート15は冷媒ガス吸入ポート13より上方に位
置している。17は冷却水容器10内の冷却水で
ある。
冷媒ガス吐出ポート7は冷媒ガス通路8を介し
て冷媒ガス吸入ポート13と連通し、冷媒液吸入
ポート6の他端は冷媒液通路9を介して冷媒液吐
出ポート14と連通している。冷媒液通路9には
冷媒液吐出ポート14に近接してトラツプ9aが
設けられている。
上記の構成において、ガスコイル12下部内の
冷媒液と冷媒液気化器2内の冷媒液散布管5内の
冷媒液との間に例えばHのヘツド差を設定してお
くと冷媒液散布管5の小孔から冷媒液が微細な滴
となつて落下する。一方冷媒液気化器2内は発熱
体3からの輻射熱により冷媒の微細滴が気化する
のに十分な温度となつているので冷媒液気化器2
内は冷媒ガスで充満し、冷媒ガスはその圧力によ
り冷媒ガス吐出ポート7、冷媒ガス通路8及び冷
媒ガス吸入ポート13を経てガスコイル12内に
入る。冷媒ガスはガスコイル12において冷却水
17により冷却されて冷媒液となりガスコイル1
2を降下してその下部に滞留し、冷媒散布管5と
の間に前述のヘツド差Hを保持する。冷却水17
は冷却水吸入ポート16から冷却水容器11内に
入りガスコイル12内の冷媒ガスと熱交換して温
度を高められ冷却水吐出ポート15から出て入
く。すなわち冷却水は発熱体3の輻射熱を吸収し
て温度が上昇する。
この考案の蒸発式熱交換器は発熱体からの輻射
熱を吸収して冷媒液を気化させる冷媒液気化器
と、冷媒液気化器で気化した冷媒ガスを吸入して
液化し冷却液気化器に送給する冷媒ガス液化器と
から構成したものであるから、次のような優れた
効果を有する。
(イ) 輻射熱を回収するのにポンプ等の動力を必要
としない。
(ロ) 輻射熱を回収する冷媒液気化器の受熱面を大
きく取ることができるので発熱体の温度が低く
ても効率よく輻射熱を回収することができる。
(ハ) 冷媒ガスの潜熱を回収するので熱交換器とし
ての効率がよい。
(ニ) 冷媒液気化器は断熱板とその内部に多数の小
孔を有する冷媒液散布管とを有するので保温効
果が大きく、又冷媒は冷媒液散布管の小孔から
小滴となつて放出されるので気化し易い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の説明図である。
第2図は第1図の要部の斜視図である。 1……蒸発式熱交換器、2……冷媒液気化器、
3……発熱体、10……冷媒ガス液化器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱体からの輻射熱を吸収して冷媒液を気化さ
    せる冷媒液気化器と、冷媒液気化器で気化した冷
    媒ガスを吸入して液化し冷媒液気化器に送給する
    冷媒ガス液化器とにより構成され、冷媒液気化器
    は発熱体に対向する受熱面と受熱面に空間を隔て
    て対向する断熱板とにより密閉された箱体を有
    し、この箱体内は冷媒ガス通路及び冷媒液通路を
    介して冷媒ガス液化器に連通し、箱体内には冷媒
    液通路に連通し、多数の小孔を有する冷媒液散布
    管が設けられていることを特徴とする蒸発式熱交
    換器。
JP2097982U 1982-02-16 1982-02-16 蒸発式熱交換器 Granted JPS58128375U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2097982U JPS58128375U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 蒸発式熱交換器

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JP2097982U JPS58128375U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 蒸発式熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58128375U JPS58128375U (ja) 1983-08-31
JPS6215655Y2 true JPS6215655Y2 (ja) 1987-04-21

Family

ID=30033115

Family Applications (1)

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JP2097982U Granted JPS58128375U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 蒸発式熱交換器

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JPS58128375U (ja) 1983-08-31

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