JPS62156402A - レ−ル頭部削正装置 - Google Patents

レ−ル頭部削正装置

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JPS62156402A
JPS62156402A JP29356185A JP29356185A JPS62156402A JP S62156402 A JPS62156402 A JP S62156402A JP 29356185 A JP29356185 A JP 29356185A JP 29356185 A JP29356185 A JP 29356185A JP S62156402 A JPS62156402 A JP S62156402A
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pressure
grinding
rail
rail head
hydraulic cylinder
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塙 光雄
庄満 克彦
長山 由紀夫
亀谷 一
暁 原
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Railway Technical Research Institute
Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
Railway Technical Research Institute
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、鉄道線路の軌道上を走行可能なレール削正車
に取付けられ、レール頭部表面に発生した波状摩耗や変
形層を削正して、レール頭部の輪郭を修正するレール頭
部削正装置に関するものである。
「従来の技術1 鉄道線路の軌道のレールの頭部表面には、軌道上を走行
する鉄道車両の車輪との接触部またはその近傍に波状摩
耗や変形層等が発生し、このため鉄道線路の軌道、路盤
おにび鉄道車両等に激しい振動や衝撃を与え、軌道や路
盤の破壊を促進するとともに、乗客の乗心地や安全を阻
害し、また、騒音を発生して、鉄道沿線に騒音公害を惹
起する等の不都合を生ずる恐れがあった。従って、a道
線路の定期的保線作業等の際に、レール頭部表面の波状
摩耗や変形層等を削正してレール頭部の輪郭を修正し、
上述のような不都合を解消することが必要となる。
そして、軌道のレール頭部表面に発生した波状摩耗や変
形層を削正してレール頭部の輪郭を修正する従来の技術
としては、例えば、特公昭58−51081号公報に示
されているように、その研削深さに相応して、サーボ弁
を作動させ、レールヘッド表面研削用研削工具ユニット
およびレールヘッド下面乃至側面研削用研削工具ユニッ
トを、それぞれ高低調整装置および側方位置調整装置に
より上下方向および軌道縦軸線に対して横方向に移動さ
せるレール研削機があり、また、特公昭58−3224
1号公報の第5図に示されているように、一定容量ポン
プ、液圧アキュムレータおよび第二の圧力調整弁を介し
て、それぞれ研磨工具を取付けたすべての油圧ジヤツキ
の下部室に圧力P1の圧力油を供給するとともに、油圧
ジ11ツキの上部室には、第二の圧力調整弁の上流に油
圧ジレッキごとに段tノられた第一の圧力調整弁を介し
て圧力P2の圧力油を供給し、P1≧P2として、上部
室内の圧力P2を一定とし【、第二の1〔力調整弁によ
り下部室内圧力P1を変えることにより、同一の五を礎
回路に連結されたJべての研磨工具の加圧力を同時に変
えることができるJ:うにしたレールのヘッドの表面を
軌道上で修正づ゛るための装置がある。
「発明が解決しようとする問題点」 一般に、レール頭部削正装置に、レールの頭1r1面用
削正工具と、傾斜を小から大へと順次変えた一連のレー
ルの頭側面用削正工具を一緒に取付番)で、レールの頭
部表面の削正、すなわちレールの頭頂面および頭側面の
同時削正を行う場合、頭頂面用削正工具と傾斜を小から
大へと順次変えた一連の各頭側面用削正工具は、それぞ
れレールとの接触面積が異なるので、削正深さを一定に
してレール頭部表面を平滑に仕上げるためには、頭頂面
用削正工具および一連の各頭側面用削正工具ごとにレー
ル頭部表面への押圧力を変える必要がある。
しかしながら、上述の特公昭58−51081号公報に
開示された従来技術は、構造および操作が複雑で、かつ
高価になるという問題点があり、また、上述の特公昭5
8−32241号公報に開示されたの従来技術は、構造
および操作が簡単であるが、任意の研磨工具の加圧力を
変えるために、第二の圧力調整弁を調整して、その研磨
工具の油圧ジヤツキの下部室の圧力を変ると、他のすべ
ての研磨工具の油圧ジVツキの下部室の圧力も同じよう
に変えるので、他のすべての研磨工具の加圧力が変わり
、他のずべての研磨工具の加圧力を元の加圧力に保持す
るためには、第一の圧力調整弁により他のりべての研磨
工具の加圧力を元の加圧力になるように再調整しなけれ
ばならないという問題点があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、構造およ
び操作が簡単で、かつ安価に製作でき、各削正工具の押
圧力を、他の削正工具の押圧力に影響を及ぼ寸ことなく
、それぞれ独立に任意の押圧力に調整することができる
レール頭部削正装置を提供するbのである。
r問題点を解決するための手段」 そのため、本発明は、軌道のレール上を走行可能なレー
ル削正車に、収納設定用油圧シリンダを介して取付けら
れた、原動機により回転駆動される所定数の削正工具を
有するレール頭部削正装置において、各削正工具を上下
方向に移′#JI′IJ能に、かつ、各削正工具に上向
きの力が作用するように、例えばそれぞれ上下移動案内
機構を介して、上部室のピストン面積を下部室のピスト
ン面積より小さくした上下用油圧シリンダの上部室側の
ピストンロッドで支承し、この各上下用油圧シリンダに
圧力油を供給する油圧ポンプの吐出側に、各上下用油圧
シリンダごとに、所定の圧力に油圧ポンプの吐出圧力を
調整することができる第1圧力調整弁を設け、この各第
1圧力調整弁と油圧シリンダの上部室と下部室を連通す
る循環油圧回路を設り、かつ、この各循環油圧回路ごと
に、削正工具の削正深さに関連して、第1圧力調整弁に
より調整された圧力に等しい圧力、またはそれより低い
任意の圧力に調整することができる第2圧力調整弁を設
ける。
「作用」 まず、レール削正中を作業現場まで走行又は牽引し、次
いで、収納設定用油圧シリンダにより、レール頭部削正
装置をレール上に下降させ、各削正工具をレール頭部表
面に係合さVる。そして、レール頭部表面の波状摩耗の
凹凸や変形層の状態により削正工員に与えるべぎ削正深
さを決める。
通常、削正深さは、削正工具の回転数および送り速度を
一定とした場合、削正工具によりレール頭部に加えられ
る押圧力に比例する。この場合、各上下用油圧シリンダ
の上部室と下部室は、それぞれ循1票油圧回路により連
通されているので、各上下用油圧シリンダの上部室と下
部室には、イれぞれ第2圧力調整弁を介して、第1圧力
調整弁により調整された圧力に等しい圧力、またはそれ
より低い圧力の圧力油が油圧ポンプから供給される。
従って、上下移動案内機構を介して削正工具に連結され
た上下用油圧シリンダの上部室側のピストンロッドには
、上部室と下部室のビス1−ン面積の差により発生する
上向きの力が作用し、削正工具の押圧力は、削正工具の
自車とこの上向きの力の差となる。従って、第1圧力調
整弁と第2圧力調整弁を調整して、上下用油圧シリンダ
の」:部室J3よび下部室に油圧ポンプから供給される
圧力油の圧力を変えることにより、前記ピストンロッド
に作用する上向きの力の大きざを変え、任意の削正深さ
に対応する押圧力を削iE工具に与えることができる。
なお、この場合、各第1圧力調整弁はそのままにして、
各第2圧力調整弁だけをそれぞれ任意に調整すれば、各
F下用油圧シリンダには、それぞれ異なる圧力の圧力油
が油圧ポンプがら供給され、他の削正工具とは互いに関
係なく、すなわち他の削正工具の押圧力に影費及ぼすこ
となく、各削正工具の押圧力を任意の値に調整すること
ができる。
また、削正作業時に、削正工具はレール頭部表面の凹凸
により上下に移動し、この上下移動は上下移動案内機構
を介して上下用油圧シリンダに伝達されるが、上下用油
圧シリンダの上部室と下部室は循環油圧回路により連通
されているので、削正工具の上下移動による上部室内と
下部室内の相互間の圧力油の移動は、循環油圧回路を介
して円滑に行われ、削正工具はレール頭部表面の凹凸に
無理なく追従することができる。従って、削正工具を回
転させながら、レール頭部削正装置をレール削正中を介
してレールに沿って所定の送り速度で移動させれば、削
正工具はレール頭部表面に常時所定の押圧力で押圧され
、レール頭部表面の凹凸に追従しながらレールに沿って
移動し、レール頭部表面を所定の深さで削正し、レール
頭部の輪郭を修正することができる。
「実施例」 以下に、本発明の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
第1図は本発明のレール頭部削正装置を取付けたレール
削正中の側面図、第2図は本発明のレール頭部削正装置
の概略図である。
第1図に示すように、レール頭部削正装置1は、前車輪
2と後車輪3により軌道のレール4上を走行可能なレー
ル削正中5の台車6の下端に設けられた複数個の収納設
定用油圧シリンダ7を介して左右のレールの上方に取付
けられ、この収納設定用油圧シリンダ7により、回定時
には車両限界内に収納保持され、削正作業時には左右の
レール上に下降されて作業状態に設定され、案内車輪8
.8によりレール4上をレール削正中5とともに所定の
送り速度で走行する。
第1図には、左右のレールの長手方向に対して所定数、
例えば左右それぞれ4台の削正工具9.9a、9b、9
cを取付けたレール頭部削正装置1が示してあり、左右
の各4台の削正工具9.9a、9b、9cは、第2図に
示すように、それぞれ油圧回路の分岐回路■、■、■、
■により全く同様に制御される。ここに、削正工具9は
レールの頭頂面用削正工具、削正工具9a、9b、9c
はレールの頭側面用削正工具で、レール頭部削正装置1
の台秤18に、その軸線を鉛直線に対して傾斜させ、そ
の傾斜角が削正工具9a、9b、9Cの順に順次大きく
なるように、かつ、作業時にレール頭部の側面に沿って
係合できるように取付けられている。そして、削正工具
9a、9b19Cは、その傾斜角が異なるだけで、構成
および作用は全く同じである。従って、第2図には、片
側のレールに対する油圧制御回路と、この油圧制御回路
の分岐回路工により制御されるレールの頭頂面用の削正
工具9と、レールの頭側面用削正工具の代表として、分
岐回路■により制御される削正工具9aとが示されてい
る。
以下、第2図を参照して、レール頭部削正装置1の片側
レールに対する部分について、その構成および作用につ
いて説明する。レール頭部削正装置1は片側レールに対
して、原動機10(電動機、油圧モータ、空圧モータ等
)とこの原動機10に。
より駆動される砥石11とから成る4台の削正工具9.
9a、9b、9cと;これらの削正工具9.9a、9b
、9Cごとに設けられ、ピストン12、ピストンロッド
13、ピストン12により部分されたピストンロッド1
3側の下部室14およびピストン12側の下部室15を
有し、削正工具9.9a、9b、9Cをそれぞれ上下移
動案内機構16およびピストンロッド13を介して支承
し、削正工具9.9a、9b、9Cに常に上向きの力を
与える上下用油圧シリンダ17と:レール頭部削正装置
1の台枠18に、削正工具9に対しては鉛直に、削正工
具9a、9b、9cに対してはその軸線を鉛直線に対し
てそれぞれ所定角度だけ傾斜させて取付けられた案内稈
19と、各上下用油圧シリンダ17のピストンロッド1
3にそれぞれ連結され、かつ、削正工具9.9a、9b
、9Cをそれぞれ取付けて、案内稈19に沿って上下方
向に移動可能な案内筒20とから成る上下移動案内機構
16と;原動機21(エンジン、電動機等)により駆動
され、油槽22から作動油をフィルタ23を介して吸入
し、圧力油を各上下用油圧シリンダ17に供給する油圧
ポンプ24と:この油圧ポンプ24の吐出側に各上下用
油圧シリンダ17ごとに設(プられ、油圧ポンプ24の
吐出圧力を所定の圧力に調整できる第1圧力調整弁25
と:この各第1圧力調整弁25と各上下用油圧シリンダ
17の間にそれぞれ設けられ、上下用油圧シリンダ17
の−F部室14と下部室15を連通ずる循環油圧回路2
6と;この循環油圧回路26ごとに設番)られ、循環油
圧回路26の圧力を削正工具9.9a、9b、9Cの削
正深さに関連して、第1圧力調整弁25により調整され
た圧力に等しい圧力、またはそれより低い任意の圧力に
調整できる第2圧力調整弁27と;油圧ポンプ24の吐
出側と各第1圧力調整弁25の間に設けられ、この油圧
制御回路を過大な圧力から保護するリリーフ弁28とを
有している。
次に、以上の構成を有するレール頭部削正装置1の作用
について説明する。
まず、レール削正車5を作業現場まで走行又は牽引し、
収納設定用油圧シリンダ7を作動させて、レール頭部削
正装置1をレール4上に下降させる。
次いで、レール4の頭部表面の摩耗や変形層の状態によ
り削正工具9.9a、9b、9cに与えるべき削正深さ
を決める。通常、削正深さは、削正工具の回転数および
送り速度を一定とした場合、削正工具によりレール4の
頭頂面に加えられる押圧力に比例する。例えば、削正工
具の回転数を1800rpm、送り速度1に/Hrとし
た場合、削正深さ0.1mに対して、約3 Kg / 
cdの押圧力が必要である。また、削正工具は、剛性を
大きくするために頑丈に作られているので重量が大で、
削正工具の自重だけで、所要の抑圧力を超過するので、
これを軽減する必要がある。従って、上下用油圧シリン
ダ17の上部室14のピストン面積を、下部室15のピ
ストン面積より小さくしであるので、上部室14および
下部室15に、油圧ポンプ24から、第1圧力調整弁2
5および第2圧力調整弁27によりa!!された同一圧
力の圧力油が、循環油圧回路26を介して供給されると
、上下用油圧シリンダ17のピストンロッド13には、
上部室14と下部室15のピストン面積の差より上向き
の力が発生し、削正工具9.9a、9b、9cよリレー
ル4の頭頂面に加えられる押圧力は、削正工具9.9a
、9b、9Cの自重と上下用油圧シリンダ17のビス1
ヘンロツド13に作用する上向きの力の差となる。この
場合、上下用油圧シリンダ17の上部室14と下部室1
5のピストン面積の差をΔ、第2圧力調整弁27によっ
て調整された圧力油の圧力をP2、削正工具の自重をW
、削正工具の押圧力をFとすると、上下用油圧シリンダ
17のピストンロッド13に作用する上向きの力はP2
・Aとなるから、F=W−P2 ・Aとなり、削正工具
の押圧力Fは、P2 =Oのとき最大IaW、P2 =
W/Aのときに最小値Oとなる。従って、第2圧力調整
弁27の圧力調整範囲は0〜W/Aとなるから、第1圧
力調整弁25の圧力調整範囲はW/A以上に、リリーフ
弁28の圧力は第1圧力調整弁25の設定圧力以上の圧
力に調整すればよい。また、各上下用油圧シリンダ17
は、第1圧力調整弁25により互に分離された循環油圧
回路26を右し、それぞれ独立して第2圧力調整弁27
により、油圧ポンプ24より供給される圧力油の圧力を
任意に調整することができるので、各削正工具の押圧力
を独立して任意に変えることができる。従って、第1圧
力調整弁25の圧力をW/A以上の圧力に調整し、次い
で各第2圧力調整弁27の圧力をOからW/Aまでの圧
力または任意の圧力に調整して、油圧ポンプ24から上
下用油圧シリンダ17に供給される圧力油の圧力を変え
ることにより、各ビス1−ンロツド13に作用する上向
きの力を任意の大ぎざに変えることができ、削正深さに
対応して各削正工具9.9a、9b、9Cの押圧力を任
意の大きさに変えることができる。また、レール4の頭
部表面の削正作業時に、削正工具9はレール4の頭頂面
の凹凸により、削正工具9a、9b、9Cはレール頭側
面の凹凸により上下に移動し、この上下移動は上下移動
案内機構16を介して上下用油圧シリンダ17に伝達さ
れるが、上下用油圧シリンダ17の上部室14と下部室
15は循環油圧回路26により連通されているので、削
正工具9.9a、9b、9Cの上下移動による上部室1
4内と下部室15内の相互間の圧力油の移動は循環油圧
回路26を介して円滑に行われ、削正工具9.9a、9
b、9cはレール4の頭頂面および頭側面の凹凸に無理
なく追従することができる。従って、上述のようにして
レール4の頭部表面の削正深さに対応する押圧力を各削
正工具9.9a、9b、9Cに与え、削正■貝9.9a
、9b、9cを回転させながら、レール削正中5をレー
ルに沿って適正な送り速度で走行させれば、削正工具9
.9a、9b、9cはレール4の頭部表面に常時所定の
押圧力で押圧され、レール4の頭部表面の凹凸に追従し
ながらレール4に沿って移動し、レール4の頭部表面を
所定の削正深さで削正し、レール4の頭部表面の輪郭を
修正することができる。
また、上述の実施例では、第2図に示すように、上下用
油圧シリンダ17は、ピストンロッド13を上向きとし
、ピストン12により部分されたシリンダ室の内、ピス
トンロッド13側を上部室14、ピストン12側を下部
室とし、ビスI・ンロツド13を上下移動案内機構16
に連結して、上部室14と下部室15のピストン面積の
差により、上部室14と下部室15に同一圧力の圧力油
が供給されると、ピストンロッド13に上向きの力が作
用するようにしであるが、上下用油圧シリンダのピスト
ンの両側に、上部室には上部ピストンロッド、下部室に
は下部ピストンロッドを設け、上部ピストンロッドの直
径を下部ピストンロッドの直径より大きくして、上部室
のピストン面積を下部室のピストン面積より小さくし、
上部室および下部室に同一圧力の圧力油を供給したとき
に、下部ピストンロッドに上向きの力が作用するように
して、下部ピストンロッドを上下移動案内機構または削
正工具の原動礪に連結するようにしてもよい。
また、上述の実施例では、削正工具9.9a、9b、9
cの上下方向の移動を、案内稈19とこれに沿って上下
方向に移動する案内筒20とから成る上下移動案内機構
16の案内筒20に削正工具9を取付けて行っているが
、上下移動案内機構は何もこれに限定されるものではな
く、レール頭部削正装置1の台枠18に、一端をビン結
合した平行うランク機構の他端に削正工具9.9a19
b、gcをピン結合により取付け、一方のクランクを上
下用油圧シリンダのピストンロッドに連結し、このピス
トンロッドに上向きの力が作用するように構成してもよ
い。また、リリーフ弁28は特に設番ノる必要はなく、
第1圧力調整弁25にリリーフ弁を兼用させてもよい。
また、レールの頭側面を削正する削正工具9a、9b、
9Cの取付態様は、上述の実施例に限定されるものでは
なく、削正工具9a、9b、9C自体を台枠18に鉛直
に取り付けられた案内稈19に対して所定角度だ【プ傾
斜できるようにしてもよいし、削正工具9a、9b、9
Cの砥石自体を所。
定角度だけ傾斜できるようにしてもよい。
また、レール頭部削正装置1のレールの頭頂面用削正工
具と頭側面用削正工具の個数と配置も、何も上述の実施
例に限定されるものではなく、頭頂面用削正工具を前後
に1個または複数個配置し、その間に複数個の頭側面用
削正工具を配置するとか、複数個の頭側面用削正工具の
後に1個または複数個の頭頂面削正工具を配置し、まず
レールの頭側面を削正した後、レールの頭頂面の削正を
行う等種々の実施態様が可能である。
「梵明の効果」 以上のように、本発明のレール頭部削正装置は、レール
の頭頂面用および傾斜を小から大へと順次変えた一連の
頭側面用の各削正工具を、それぞれ上下移動案内機構を
介して、常に上向きの力が作用するように構成された上
下用油圧シリンダのピストンロッドにそれぞれ連結し、
これらの上下用油圧シリンダごとに上部室と下部室を連
通ずる循環油圧回路を設け、この循環油圧回路ごとに第
1圧力調整弁および第2圧力調整弁を設(プ、油圧ポン
プの吐出圧力を、まず第1圧力調整弁により所定圧力(
W/A以上)に調整し、次いでレールの頭部表面の摩耗
や変形層の状態に応じて、各削正工具に与えるべき削正
深さに対応する押圧力を第2圧力調整弁により、循環油
圧回路の圧力をO〜W/Aの範囲内で調整し、この調整
された圧力の圧力油を上下用油圧シリンダの上部室およ
び下部室に供給することにより、各削正工具の押圧力を
、他の削正工具に影響を及ばずことなく、独立に上述の
第2圧力調整弁の圧力調整範囲内で、それぞれ任意の大
きざに調整することができる。従って、レール頭部削正
装置にレールの頭頂面用および頭側面用の削正工具を取
付けた場合、各削正工具とレールの頭部表面との接触面
積がそれぞれ異なるが、各削正工具の削正深さが同一と
なるように、その接触面積に対応して各削正工具のレー
ル頭部表面への押圧力を変えることにより、レールの頭
部表面を削正してレール頭部の輪郭を柊正することがで
きる。また、第1圧力調整弁の調整圧力は削正工具の自
重Wと、上下用油圧シリンダの上部室と下部室のピスト
ン面積の差Aとの比W/Aから決まるので、予め第1圧
力調整弁の圧力をW/Aに設定しておけば、後はレール
の頭部表面の摩耗や変形層の状態に応じて第2圧力調整
弁により、循環油圧回路の圧力を調整するだけでよいの
で操作が簡単である。また、上述の2軟から明らかなよ
うに、レールの頭頂面と頭側面の削正を同時に行う装置
においては、従来の同種の装置に比べて、本発明の装置
は構成がPJA単で、従って安価に製作できる等の効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレール頭部削正装置を取付けたレール
削正車側面図、第2図は本発明のレール頭部削正装置の
一実施例の概略図である。 1・・・レール頭部削正装置、9.9a、9b、9C・
・・削正工具、10・・・原動機、11・・・砥石、1
2・・・ピストン、13・・・ピストンロッド、14・
・・上部室、15・・・下部室、16・・・上下移動案
内機構、17・・・上下用油圧シリンダ、19・・・案
内稈、20・・・案内筒、24・・・油圧ポンプ、25
・・・第1圧力調整弁、26・・・循環油圧回路、27
・・・第2圧力調整弁、28・・・リリーフ弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軌道上を走行可能なレール削正車に収納設定用油圧シリ
    ンダを介して取付けられ、レール頭部表面を削正してレ
    ール頭部の輪郭を修正するレール頭部削正装置において
    、原動機とこの原動機により回転駆動される砥石とから
    成る所定数の削正工具と、この各削正工具ごとに設けら
    れ、前記削正工具を上下方向に移動可能に、かつ、前記
    削正工具に上向きの力が作用するように支承する上下用
    油圧シリンダと、この上下用油圧シリンダに圧力油を供
    給する油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出側に、前記
    各上下用油圧シリンダごとに設けられ、前記油圧ポンプ
    の吐出圧力を所定の圧力に調整する第1圧力調整弁と、
    この各第1圧力調整弁と前記各上下用油圧シリンダの間
    にそれぞれ設けられ、前記上下用油圧シリンダの上部室
    と下部室を連通する循環油圧回路と、この各循環油圧回
    路ごとに設けられ、前記循環油圧回路の圧力を、前記削
    正工具の削正深さに関連して、前記第1圧力調整弁によ
    り調整された圧力に等しい圧力、またはそれより低い任
    意の圧力に調整できる第2圧力調整弁とを有することを
    特徴とするレール頭部削正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013104286A (ja) * 2011-11-17 2013-05-30 Nitolex Corp レール研磨装置

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