JPS62155380A - 回転弁 - Google Patents

回転弁

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JPS62155380A
JPS62155380A JP29447385A JP29447385A JPS62155380A JP S62155380 A JPS62155380 A JP S62155380A JP 29447385 A JP29447385 A JP 29447385A JP 29447385 A JP29447385 A JP 29447385A JP S62155380 A JPS62155380 A JP S62155380A
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富島 猛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は一つの流体を多方向に分配し、かつ多方向から
の流体を集合させる回転弁に関するものである。このよ
うな回転弁は、例えば多数の吸着室から成る擬似移動床
による吸着分離装置における吸着室への流体の分配と吸
着室からの流体の集合を同時に行うために用いられる。
〈従来の技術〉 上記擬似移動床による吸着分離技術は特公昭42−15
681号公報および特公昭49−27569号公報に代
表的に示されているが、以下に簡単に説明する。
上記吸着分離装置は基本的には脱着帯、濃縮帯、および
吸着帯の3帯から成っており、多帯は各々吸着剤を充て
んし、かつ連続的に連結された1つ以上の吸着室で構成
されている。
多帯の機能は次のとおりである。
吸着帯二流体混合物を吸着剤と接触させ、強吸着成分を
選択的に吸着させるとと もに、弱吸着成分および後述の脱着 剤を含むラフィネートを後き出す。
濃縮帯:吸着帯で強吸着成分を選択的に吸着した吸着剤
を脱着帯から復き出され るエクストラクトおよび/または高 純度の強吸着成分に接着させ、吸着 剤上の強吸着成分の純度を向上させ る。
脱着帯:吸着剤上に濃縮された強吸着成分を脱着剤で追
い出し、強吸着成分およ び脱着剤を含むエクストラクトを扱 き出す。
上記名張の操作を連続して繰返し、見掛上脱着剤が流体
の流れとは向流方向に移動させる擬似移動床による吸着
分離のシステムの例を第2図にしたがって説明する。
吸着剤が充てんされた複数個の吸着室2から9が連結管
10から17によって連続的に連結され循環路を形成し
ている。吸着室からの流体の扱き出しおよび吸着室への
流体の供給は吸着室間を結ぶ連結管10から17と回転
弁100を連結している連結管18から25を通して行
われ、回転弁100が一定時間ごとに一定角度を回転す
ることにより回転弁内の流体の供給管(脱着剤の供給管
26、原料混合物の供給管28)および恢き出し管(エ
クストラクトの抜き出し管27、ラフィネートの扱き出
し管29)が吸着室に沿って順次移行し、下方向への流
体の流れに対し、見掛上、上方向への吸着剤が移動する
擬似移動床による吸着分離が実施される。第2図の状態
における各吸着室は吸着室2.3が脱着帯、吸着室4.
5が濃縮帯、吸着室6.7が吸着帯を、それぞれ構成し
ており、吸着室8.9は脱着剤を回収し、脱着帯に循環
するための役割を演じている。
本発明は第2図で説明したような機能をもつ回転弁の改
良に関するものである。
上記技術を実施するための回転弁は特開昭58−134
286号公報により公知である。
この回転弁について、第3図から第7図によって説明す
る。
第3図は公知の回転弁を回転軸に沿って切り開いた断面
図、第4図は第3図におけるY−Y矢視図、第5図は第
3図におけるZ−Z矢視図、第6図は第3図におけるY
 ” −Y ”矢視図、第7図は第3図におけるZ″′
−Z′矢視図であり、回転弁100は、その円筒90内
に回転子40.第1の円盤41、および第2の円盤42
を備えている。円盤41.42は円筒90に固定されて
いる。、回転子40は第1の円盤41と第2の円盤42
の間に位置し、回転軸39によって一定時間ごとに間欠
的に一定角度づつ回転するようになっている。
また、第2の円盤42と円筒90との間にコイル状のス
プリング91を回転軸39とほぼ同心状に設けて回転子
40と第2の円盤42とを第1の円盤41側に押圧し、
これらの接触面から流体の漏れるのを防止するようにし
ている。ざらに、第2の円盤42に回転軸39の通る貫
通孔92を設けている。
上記回転子40の端面40a(第1の円盤41の端面4
1aと接触する側の端面)に回転軸39と同心状に環状
溝50および51を設け、内側の環状溝50に連通する
開孔部60を第1の円盤41に設ける。また、外側の環
状溝51に連通する開孔部61を第1の円盤41に設け
ている。そして、開孔部60に原料混合物の供給管28
が連結し、また、開孔部61にラフィネートの扱き出し
管29が連結する。
さらに、第1の円盤41には上記環状溝51の外側に位
置して複数(図示の場合、8個)の開孔部70から77
を設ける。これらの開孔部70から77は回転軸39と
同心状をなす円周上に等間隔に配設される。そして、開
孔部70,71.72.73.74.75.76.77
には連結管18.19.20121.22.23.24
.25が、それぞれ連結する(第4図参照)、また、第
1の円盤41の中心には回転軸39と同軸に開孔部62
を設け、この開孔部62にエクストラクトの央き出し管
27が連結する。
他方、上記第2の円盤42の端面42a(回転子40の
端面40bと接触する側の而)に回転軸39と同心状に
環状溝52を設ける。
また、第2の円盤42には前記環状溝52に連通する開
孔部78を設け、この開孔部78に外殻90を貫通して
脱着剤の供給管26が・連絡する。
上記回転子40には、さらに、複数の連通孔を設ける。
すなわち、回転子40には、第3図から第7図に示ず状
態において、上記内側の環状溝50と第1の円盤の開孔
部74とを連通するコ字形状の連通孔80と、第1の円
盤における開孔部62.72を連通するコ字形状の連通
孔82(第6図参照)と、外側の環状溝51と第1の円
盤の開孔部76とを連通するコ字形状の連通孔81(第
6図参照)と、第1の円盤の開孔部70と第2の円盤に
設けた環状溝52とを連通する連通孔85とを設ける。
しかして、第3図から第7図に示す状態においては、回
転弁100内に、流体の通過する四つの通路が形成され
る。すなわち、(a)開孔部78−環状溝52一連通孔
85−開孔部70による通路A、 (b)開孔部72一連通孔82−開孔部62による通路
B、 (C)開孔部60−環状溝50一連通孔80−開孔部7
4による通路C1 (d)開孔部76一連通孔81−環状溝51−開孔部6
1による通路D、 が上記四つの通路でおる。
そこで、上記回転子40を矢印(第1図および第3図参
照)の方向に178回転させると、上記通路A1B、C
,Dが、それぞれ切替り、下記のような通路が新たに形
成される。
(a)開孔部78−環状溝52一連通孔85−開孔部7
1による通路、 (b)開孔部73一連通孔82−開孔部62による通路
、 (C)開孔部60−環状溝50一連通孔80−開孔部7
5による通路、 (d)開孔部77一連通孔81−環状溝51−開孔部6
1による通路。
以下、同様にして、回転子40を矢印の方向に間欠的に
1/8回転させると、その都度回転弁内の通路が切替わ
り吸着室2から8に対する流体の供給および抜出しが順
次移行し、下方向への流体の流れに対し、見掛上、上方
向への吸着剤が移動する擬似移動床による吸着分離が実
施される。
そして、これらを効率よく繰返すために、回転子と円盤
との接触面から流体の漏れるのを極力少なくする努力が
はられれる。すなわち前述のスプリング91をより強力
に回転子40と第2の円盤42とを第1の円盤41側に
押圧する。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、かかる従来の回転弁は実用上まだ不十分
な点がある。すなわち、第2の円盤と外殻との間にコイ
ル状のスプリングを回転軸とほぼ同心状に設けて回転子
と第2の円盤とを第1の円盤側に押圧し、これらの接触
面から流体の漏れるのを防止するようにしているのであ
るが、それでもなお漏れが防ぎきれないのが実情でおる
その原因としてまず第1の問題点は接触面の大気圧開放
溝造がめげられる。例えば、吸着剤の充てんされた吸着
室1室につき内部圧j員2 KFI / crAの吸着
室8室を流体が通過する場合、圧力損失が累積されるた
め第2図に示す連結管18には通常18KI/ctti
以上の圧力を加えることになり、仮に18 Kg/ c
tiの圧力を加えた場合一連接の連結管17には2に9
/crAが加わっている。したがって第4図に示す回転
弁の開孔部70.71.72.73.74.75.76
.77には18.16.14.12.10.8.6.4
に3/criの各圧力が発生していることになる。これ
は回転しながらその接触面で流体の漏れるのを防ぐとい
う主旨からははなはだ不都合でおり可能なかぎりより低
圧にしたい圧ツノでおる。しかしながら、このような擬
似移動床による吸着分離において液流形成のため流体の
加圧は不可欠である。
ついで第2の問題点として接触面の血圧がたえず一定で
あることがあげられる。静止しているときも回転してい
るときも強力なスプリングで抑圧を続けながら回転子を
回転させれば回転子や円盤の接触面が早期に損耗し漏れ
が発生する。この場合も可能なかぎり接触面の面圧は低
圧にしたい圧力である。しかしながら、接触面の血圧を
低圧にすると漏れが防ぎきれない。
く問題点を解決するための手段〉 そこで本発明者らは上記の欠点を克服すべく改良された
回転弁を提供することを目的として鋭意研究した結果本
発明に到達した。
すなわち本発明の回転弁は流体の通過する通路をもつ回
転弁であって、該回転弁内の通路の一部を備えた複数の
円盤および該円盤の間に回転自在に配設した通路切替用
の小径の回転子を円筒内に設けた回転弁において、前記
円盤を前記円筒内側面に密着状にかつ前記円盤の少なく
とも1つが前記円筒内を微小往復可能に設けるとともに
、前記円筒と前記回転子間で形成される中空円柱状の、
空間を圧力室とし、かつ前記円筒の末端開口部分を閉じ
ることにより前記円盤と前記円筒間で形成される中空円
柱状の空間および/または円柱状の空間を圧力室とする
ことを特徴とする。
以下、本発明を図面により説明する。
第1図は本発明の回転弁の一態様を示す断面図である。
第1図におけるY−Y矢視図、Z−7矢視図、Y−−Y
−矢視図、2′−2′矢視図は第4図、第5図、第6図
、第7図と同じであるので、以下、第4図から第7図も
参照して説明する。
回転弁100は円筒90内に円盤41.42および回転
子40を設けて溝成される。円盤41.42には各々回
転弁内の通路の一部、すなわち開孔部60〜62.70
〜78、環状溝52が設けられ、それらは回転子40に
設けられた環状溝50.51および連通孔80〜82お
よび85とそれぞれ連通可能となっている。
回転子40は円盤41.42の間に設けられ、回転軸3
9に連結され、回転軸39によって定時間毎に間欠的に
回転自在に配設されている。回転軸39の一端は回転子
40に連結し、他端は駆動源に連結する。回転軸39の
駆動源側の円筒の末端開口部分は、隔壁101により閉
じて設けられる。
円盤41.42は円筒90の内側面に密着状にかつ円盤
42が円筒内を微小往復可能に設けることが必要でおる
。すなわち円盤42が円筒内をピストンのように円盤4
2側面と円筒90内側面との間の密着状態を保ちつつ、
回転軸の長手方向に沿って微小に動くことが可能なよう
にゴムOリング104を介して設ける。
かくして円盤42、円筒90および隔壁101により形
成される中空円柱状の空間は密封性の高い空間となり、
これを圧力室102とする。圧力室102には圧力調節
口105が設けられ、圧力調節口105を介して圧力源
に連結されている。圧力室102にはオイルが満たされ
油圧により、圧力調整を行ない、圧力を瞬時に変更可能
となっている。
回転子40は円盤41.42よりも小径に溝成する。回
転子40と円筒90によって中空円柱状の空間が形成さ
れる。この空間は円盤41.42の側面が、ゴム0リン
グ104により、円筒90に密着状にシールして設けら
れているため、密封性の高い空間となり、これを圧力室
103とする。圧力室103には排出口106が設けら
れている。圧力室103は吸着室2〜9を流れる流体の
混合液で満たされている。
回転弁100内を流通する流体は加圧されているため、
圧力室103内に円盤と回転子の接触面から若干量漏れ
出る。その漏れ液により圧力’J103は絶えず加圧状
態に保持される。圧力室103の圧力をほぼ一定値に保
つため、排出口106を介して、圧力計、リリーフ弁(
ともに図示せず)が連結され、リリーフ弁の自動開閉に
より圧力室103の圧力が調整できる。圧力室103内
の混合液が開孔部内に逆流することを防止するために、
圧力室103の圧力は、回転弁内の開孔部に流通または
到達する流体のうち圧損が累積して最も低い圧力の流体
と同じ圧力またはそれ以下の圧力に調整することが必要
である。例えば、吸着室1苗につき内部圧)rA 2 
K!J/ criの吸着室を流体が通過する場合、連結
管18に18に!J/Cll1の圧力を加えた場合、回
転弁の開孔部に流通または到達する流体のうち最も低い
圧力の流体は連結管25を通過する4に’J/dの圧力
の流体であるので、圧力室103はそれより若干低圧の
3.5KFl/crAの圧力に調整し維持する。
円盤41に設けられた開孔部は回転軸39と同心状をな
す円周上に等間隔に配設される。
そして、開孔部70,71.72.73.74.75.
76.77には連結管18.19.20.21.22.
23.24.25が、それぞれ連結する(第2図参照〉
。また、第1の円盤41の中心には回転軸3つと同軸に
開孔部62を設け、この開孔部62にエクストラクトの
後出し管27が連結する。
他方、上記第2の円盤42の端面42a(回転子40の
端面40bと接続する側の面〉に回転軸39と同心状に
環状溝52を設ける。
また、第2の円盤42には前記環状溝52に連通する開
孔部78を設け、この開孔部78に外殻90を貫通して
脱着剤の供給管26が連絡する。
上記回転子40には、ざらに、複数の連通孔を設ける。
すなわち、回転子40には第1図および第3図から第7
図に示す状態において、上記内側の環状溝50と第1.
の円盤の開孔部74とを連通するコ字形状の連通孔80
と、第1の円盤における開孔部62.72を連通するコ
字形状の連通孔82(第6図参照)と、外側の環状溝5
1と第1の円盤の開孔部76とを連通するコ字形状の連
通孔81(第6図参照)と、第1の円盤の開孔部70と
第2の円盤に設けた環状溝52とを連通する連通孔85
とを設ける。
しかして、第1図および第3図から第7図に示す状態に
おいては、回転弁100内に、流体の通過する四つの通
路が形成される。すなわち、 (a)開孔部78−環状溝52一連通孔85−開孔部7
0による通路A、 (b)開孔部72一連通孔82−開孔部62による通路
B1 (c)開孔部60−環状溝50一連通孔80−開孔部7
4による通路C1 (d)開孔部76一連通孔81−環状溝51−開孔部6
1による通路D1 が上記四つの通路である。この四つの通路が形成されて
いる間、圧力室102を加圧状態(例えば14Kg/c
ut)に保持する。
次いで、上記回転子40を矢印(第1図および第2図参
照)の方向に1/8回転させると、上記通路ASB、C
,Dが、それぞれ切替る。この回転の間のみ、圧力室1
02の加圧状態を緩和し、(例えば’l OKy/cr
A> 、回転子40の回転をし易くする。
回転が終了して新たに別の四つの通路が形成されると同
時に圧力室102の加圧状態を回転前と同程度に強化し
く例えば14Kg/cm>、静止時の漏れを防止する。
このように、通路の形成と回転を順次繰返し、その都度
、圧力室102の圧力を瞬時に変更せしめることにより
、有効に流体の漏れを防止しながら回転子を回転せしめ
ることができる。
本発明の回転弁の材質は特に限定されないが、回転子自
身または回転子の接触面は自己潤滑性を有する材質が良
い。これに適ターる材質としては、例えばテフロン、テ
フロン含浸ガラス綿、弗化炭化黒鉛、ポリアセタール樹
脂、ポリアミドイミド樹脂、またはナイロンあるいはポ
リエステル樹脂も含まれる。さらにはセラミック類で回
転子および/または円盤をつくってもよい。
上述説明においては、円筒の末端開口部分を隔壁101
により閉じて設けることにより隔壁101、円盤42お
よび円筒90間で形成される中空円柱状の空間を圧力室
102とする場合について説明したが、第8図に示すよ
うに隔壁101を使用せず、円筒の末端開口部分をそれ
自身でシール可能に設けて形成される中空円柱状の空間
を圧力室としたものも本発明の範囲に含まれる。
また、第9図および第10図に示すように円柱状の空間
を圧力室102とするものおよび圧力室102を2個有
するものも本発明の範囲に含まれる。
く作  用〉 本発明においては、円筒90内に円盤41.42をピス
トン状に回転子40を間に挟/νで挿入する構成とした
ので、円筒90の一方の圧力室102へ油圧シリンダの
ように流体を押込めて円盤42を加圧できる。
このため、円盤41.42と回転子40との接触面の血
圧が均一に加わるようになって、流体の漏れに対する不
安を大巾に解消できる。
また、加圧の度合いもスプリングよりも飛躍的に迅速か
つ容易に調整でき、回転子を間欠回転する際に回転中の
み低圧、それ以外は高圧にすることも瞬時に行うことさ
えできる。
ざらに、小径の回転子40と円筒90間で中空円柱状の
圧力室103を設ける構成としたので圧力室103を使
用流体と同一のもので満たして加圧すれば、接触面から
にじみ出ようとする流体の漏れを効果的に阻止すること
ができる。
また、円盤41.42内の複数の連通路がそれぞれ圧力
が少しづつ異なる場合、しかもそれらを流れる流体が混
じり合わないようにするには、圧力室103を最も低い
流通路の圧力に設定するだけでも、接触面からにじみ出
ようとする流体の漏れを効率的に阻止することができる
と同時に連通路間の流体の混合も防ぐことができる。
〈実施例〉 以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。
実施例1 第1図において円盤41.42の直径をともに420m
、回転子40の直径を365m、円盤41.42の開孔
部と連通路の共通の中心円直径を300m、開孔径およ
び連通路直径を40mとして回転子40の中心円径上に
8個等配して設けた。
8個の連通路に流体を36.4m3/h流した。最初の
連通路を通る流体の圧力は18KI/crdで、次々に
2 Kg / crtiの圧損を生じながら最後の連通
路を通る流体の圧力は4KH/dとなった。そこで円筒
90と回転子40の圧力室103にリリーフ弁を接続し
て3.5に!J/cttiが常時加わるように圧力を調
整した。
また、圧力¥102には、油圧により、回転子の回転時
にはIOK!J/ctiに静止時には14に!J/cr
Aに瞬時に圧力変更が可能なように圧力調整装置に連結
させた。その結果、流量36゜4m3/hで流体を流通
させた場合、漏れ量は14.2d/hでありほぼ漏れが
防止できた。
一方、第3図に記載された従来の大気圧開放型の回転弁
を用いると、流m3.2m3/hで流体を流通させた場
合の漏れ量は1500Inl/iであった。すなわち、
本発明の回転弁を使用することにより漏れ量を1/12
00に減少することができた。
〈発明の効果〉 本発明の回転弁によれば、回転子のスムーズな回転を阻
害することなくかつ円盤と回転子の接触面の]負傷も生
じることなく、円盤と回転子の接触面からの流体の漏れ
をほとんど完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転弁の一態様を示す断面図、第2図
は吸着分離装置の概略図、第3図は従来の回転弁の断面
図、第4図は第1図および第3図のY−Y矢視図、 第5図は第1図および第3図のZ−7矢視図、第6図は
第1図および第3図のY ′−Y ′矢視図、第7図は
第1図および第3図のz′−z′矢視図、第8図〜第1
0図はそれぞれ本発明の回転弁の他の態様を示す断面図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体の通過する通路をもつ回転弁であって、該回転弁内
    の通路の一部を備えた複数の円盤および該円盤の間に回
    転自在に配設した通路切替用の小径の回転子を円筒内に
    設けた回転弁において、前記円盤を前記円筒内側面に密
    着状にかつ前記円盤の少なくとも1つが前記円筒内を微
    小往復可能に設けるとともに、前記円筒と前記回転子間
    で形成される中空円柱状の空間を圧力室とし、かつ前記
    円筒の末端開口部分を閉じることにより、前記円盤と前
    記円筒間で形成される中空円柱状の空間および/または
    円柱状の空間を圧力室とすることを特徴とする回転弁。
JP29447385A 1985-12-26 1985-12-26 回転弁 Granted JPS62155380A (ja)

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JP29447385A JPS62155380A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 回転弁

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JP29447385A JPS62155380A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 回転弁

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JPH0335538B2 JPH0335538B2 (ja) 1991-05-28

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