JPS62155059A - 即席乾燥米の製造法 - Google Patents
即席乾燥米の製造法Info
- Publication number
- JPS62155059A JPS62155059A JP60296262A JP29626285A JPS62155059A JP S62155059 A JPS62155059 A JP S62155059A JP 60296262 A JP60296262 A JP 60296262A JP 29626285 A JP29626285 A JP 29626285A JP S62155059 A JPS62155059 A JP S62155059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dried rice
- mixture
- oil
- lecithin
- instant dried
- Prior art date
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- Granted
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- Cereal-Derived Products (AREA)
- Grain Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、し/チンを食用硬化油に添加した混合物で即
席乾燥米を被覆することによシ、酸化安定性の優れた即
席乾燥米を製造する方法に関するものである。
席乾燥米を被覆することによシ、酸化安定性の優れた即
席乾燥米を製造する方法に関するものである。
ここでいう即席乾燥米とは、FD米、パフ米、熱風乾燥
米などで、簡単な加熱調理で食に供するものを指す。
米などで、簡単な加熱調理で食に供するものを指す。
即席乾燥米に含まれる油分は、微量であるが、米がポー
ラスであること、乾燥機によっては、長時間熱がかかる
ことなどより、即席乾燥米そのままでは酸化されやすく
、保存状態によっては、風味等がそこなわれてしまう欠
点を有していた。
ラスであること、乾燥機によっては、長時間熱がかかる
ことなどより、即席乾燥米そのままでは酸化されやすく
、保存状態によっては、風味等がそこなわれてしまう欠
点を有していた。
従来、その対策としてN2−gas置換包装・脱酸素剤
の使用などが知られているが、それなりの設備を要する
こと或は、コスト面に制約があること、包材にピンホー
ル等があると効果は全く期待出来ないなどの欠点を有し
ている。
の使用などが知られているが、それなりの設備を要する
こと或は、コスト面に制約があること、包材にピンホー
ル等があると効果は全く期待出来ないなどの欠点を有し
ている。
又、トコフェロール、アルコルビン酸ナトリウム製剤な
どの種々の天然抗酸化剤も、ただ単に添加するだけでは
効果がなく、その種類、添加方法を選ぶ必要があること
が知られている。更に、食用油脂とレシチンとの併用に
よるフライ食品の酸化安定性に関する知見も存在する(
特開昭56−29967)。
どの種々の天然抗酸化剤も、ただ単に添加するだけでは
効果がなく、その種類、添加方法を選ぶ必要があること
が知られている。更に、食用油脂とレシチンとの併用に
よるフライ食品の酸化安定性に関する知見も存在する(
特開昭56−29967)。
しかしながら、乾燥米については、その酸化安定化効果
、適用の態様等に関する知見はほとんどないのが現状で
ある。
、適用の態様等に関する知見はほとんどないのが現状で
ある。
本発明の目的は、上記のようにこれまで有効な方法がな
かった酸化安定性の優れた即席乾燥米の製造法を提供す
ることにある。
かった酸化安定性の優れた即席乾燥米の製造法を提供す
ることにある。
本発明者らは、種々の研究の結果、水分10%未満の即
席乾燥米を食用硬化油とし7チンの混合物で被覆するこ
とによって上記の目的が達成されることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
席乾燥米を食用硬化油とし7チンの混合物で被覆するこ
とによって上記の目的が達成されることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明は水分10%未満の即席乾燥米の表面を食
用硬化油及びレシチンの混合物で被覆することを特徴と
し、好ましくは食用硬化油:レシチンの混合比率が10
0:0.3〜2、即席乾燥米:食用硬化油及びレシチン
混合物の比率が100:0.1〜lOである即席乾燥米
の製造法である。
用硬化油及びレシチンの混合物で被覆することを特徴と
し、好ましくは食用硬化油:レシチンの混合比率が10
0:0.3〜2、即席乾燥米:食用硬化油及びレシチン
混合物の比率が100:0.1〜lOである即席乾燥米
の製造法である。
本発明に使用する食用硬化油とは、ナタネ油・綿実油・
コーン油・米油・・ぐ−ム油・ラード・牛脂等の水素添
加油などを意味する。
コーン油・米油・・ぐ−ム油・ラード・牛脂等の水素添
加油などを意味する。
ここでレシチンの抗酸化効果の有効性を以下の実験に示
す。
す。
ナタネ油の水素添加油(m、p−38)にトコフェロー
ルを0.01及び0603チ又、レシチンを0.3及び
0.7%混合した混合物を調製し、AOM試験器を用い
、オイルパスの温度90℃、サンプル1本の空気送大量
約0.67 ml/secで63時間後にpovを測定
した。
ルを0.01及び0603チ又、レシチンを0.3及び
0.7%混合した混合物を調製し、AOM試験器を用い
、オイルパスの温度90℃、サンプル1本の空気送大量
約0.67 ml/secで63時間後にpovを測定
した。
本発明に使用するレシチンは、食品工業で一般に多く使
用されている大豆や卵黄のレシチンをいい、特にその起
源をとわない。
用されている大豆や卵黄のレシチンをいい、特にその起
源をとわない。
調製方法としては、食用硬化油100に対し、レシチン
0.3〜2を加熱溶解させて均一に混合させる。その混
合物を即席乾燥米100に対し、0.1〜10を即席乾
燥米の表面に被覆する。被覆方法は、滴下、噴霧等によ
り混合物を添加できればよく、均一に被覆することが望
ましい。
0.3〜2を加熱溶解させて均一に混合させる。その混
合物を即席乾燥米100に対し、0.1〜10を即席乾
燥米の表面に被覆する。被覆方法は、滴下、噴霧等によ
り混合物を添加できればよく、均一に被覆することが望
ましい。
例えば、竪型スクリュー型のミキサーや流動造粒機を使
用して滴下又は噴霧すると良好な被覆が可能である。
用して滴下又は噴霧すると良好な被覆が可能である。
本発明は以上のようにして実施されるものであシ、この
方法により即席乾燥米の酸化安定性向上を製造条件・&
変更することなく、又低コストで達成することができる
。
方法により即席乾燥米の酸化安定性向上を製造条件・&
変更することなく、又低コストで達成することができる
。
以下、実施例により本発明を更に説明する。
実施例1
水分6%の熱風乾燥した即席乾燥米に、ナタネ油の水素
添加油(m、p、 38 ) 100に対し、レシチン
を0.7添加した混合物を1及び2%添加コーティング
したものを、34・45・60℃で2週間保存し、PO
■を測定した。結果は第1〜3図に示すように、食用硬
化油及びレシチンの混合物をコーティングしたものは、
無処理のものに対し、著しい酸化安定性を示した。
添加油(m、p、 38 ) 100に対し、レシチン
を0.7添加した混合物を1及び2%添加コーティング
したものを、34・45・60℃で2週間保存し、PO
■を測定した。結果は第1〜3図に示すように、食用硬
化油及びレシチンの混合物をコーティングしたものは、
無処理のものに対し、著しい酸化安定性を示した。
実施例2
水分6チの熱風乾燥した即席乾燥米に、ナタネ油の水素
添加油(m、p、 38 ) 100に対し、レシチン
を0.1,0.3,1,2,3.10又は15添加した
混合物を1チ添加コーテイングしたものを、34℃で2
ケ月保存し、官能検査(30名の/Jネル)によって評
価した。結果は第1表に示すように、レシチンの添加量
が0.3未満であると酸化安定性は低下してしまい、又
レシチンの添加量が2より多いと、米の風味を害なわせ
ることがわかった。即ち、食用硬化油100に対し、レ
シチンの添加量は、0.3〜2であることが即席乾燥米
の場合、最も適している。
添加油(m、p、 38 ) 100に対し、レシチン
を0.1,0.3,1,2,3.10又は15添加した
混合物を1チ添加コーテイングしたものを、34℃で2
ケ月保存し、官能検査(30名の/Jネル)によって評
価した。結果は第1表に示すように、レシチンの添加量
が0.3未満であると酸化安定性は低下してしまい、又
レシチンの添加量が2より多いと、米の風味を害なわせ
ることがわかった。即ち、食用硬化油100に対し、レ
シチンの添加量は、0.3〜2であることが即席乾燥米
の場合、最も適している。
第1表
評価方法;30名・ぐネルにより、コントロールを5点
とする10段階評価を行い、その 平均を示した。
とする10段階評価を行い、その 平均を示した。
図面は、実施例1の結果を示すもので、第1図は、34
℃保存、第2図は45℃保存、第3図は60℃保存を示
している。図中の符号Aは無処理(対照)、符号Bは食
用硬化油とレシテ/の混合物を1%添加、符号Cは2チ
添加したものである。 第1図 第2図 第3yJ 1 2 (week) ニ
℃保存、第2図は45℃保存、第3図は60℃保存を示
している。図中の符号Aは無処理(対照)、符号Bは食
用硬化油とレシテ/の混合物を1%添加、符号Cは2チ
添加したものである。 第1図 第2図 第3yJ 1 2 (week) ニ
Claims (3)
- (1)水分10%未満の即席乾燥米の表面を食用硬化油
及びレシチンの混合物で被覆することを特徴とする即席
乾燥米の製造法。 - (2)食用硬化油:レシチンの混合比率が100:0.
3〜2であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の製造法。 - (3)即席乾燥米:食用硬化油及びレシチン混合物の比
率が100:0.1〜10であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60296262A JPS62155059A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 即席乾燥米の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60296262A JPS62155059A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 即席乾燥米の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62155059A true JPS62155059A (ja) | 1987-07-10 |
JPH0548103B2 JPH0548103B2 (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=17831291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60296262A Granted JPS62155059A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 即席乾燥米の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62155059A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0913096A1 (en) * | 1997-10-28 | 1999-05-06 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Rice grains to be reconstituted |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60296262A patent/JPS62155059A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0913096A1 (en) * | 1997-10-28 | 1999-05-06 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Rice grains to be reconstituted |
CN1093748C (zh) * | 1997-10-28 | 2002-11-06 | 雀巢制品公司 | 可复原的米粒及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548103B2 (ja) | 1993-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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EXPY | Cancellation because of completion of term |