JPS6215348B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215348B2 JPS6215348B2 JP56136714A JP13671481A JPS6215348B2 JP S6215348 B2 JPS6215348 B2 JP S6215348B2 JP 56136714 A JP56136714 A JP 56136714A JP 13671481 A JP13671481 A JP 13671481A JP S6215348 B2 JPS6215348 B2 JP S6215348B2
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- Japan
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- antistatic sheet
- contact
- tape
- present
- bonding layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- QXJJQWWVWRCVQT-UHFFFAOYSA-K calcium;sodium;phosphate Chemical compound [Na+].[Ca+2].[O-]P([O-])([O-])=O QXJJQWWVWRCVQT-UHFFFAOYSA-K 0.000 claims description 7
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、静電気発生防止用の帯電防止シート
に関するものである。
に関するものである。
従来より、コンピユータ用テープのテープボツ
クス、カセツトテープのテープケースおよび電子
複写機の紙送り機構などにおいて、走行する磁気
テープ、紙などの走行体と、これに接触する箇所
との接触摩擦によつて静電気を発生させ、磁気テ
ープに雑音等を生じさせたり、紙などに巻きつき
による紙送り不良などの不慮の事態を発生させた
りするなど好ましくない問題があつた。
クス、カセツトテープのテープケースおよび電子
複写機の紙送り機構などにおいて、走行する磁気
テープ、紙などの走行体と、これに接触する箇所
との接触摩擦によつて静電気を発生させ、磁気テ
ープに雑音等を生じさせたり、紙などに巻きつき
による紙送り不良などの不慮の事態を発生させた
りするなど好ましくない問題があつた。
本発明は上記問題を解決し、走行体が接触する
箇所に適用されて、そこでの静電気発生を防止す
る帯電防止シートを提供することを目的とする。
箇所に適用されて、そこでの静電気発生を防止す
る帯電防止シートを提供することを目的とする。
本発明は、複数個の微小ガラス球を合成樹脂製
結合層の表面に分散して、かつガラス球の球面の
一部を露出させてテープ状の走行体に対する点接
触面を形成したことを特徴とする。
結合層の表面に分散して、かつガラス球の球面の
一部を露出させてテープ状の走行体に対する点接
触面を形成したことを特徴とする。
結合層としては特に制限はないが、帯電しにく
い合成樹脂例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、
エポキシ樹脂などを用いることができる。その厚
みは、帯電防止シートの使用される箇所によつて
異なるが、薄層のものが好ましい。
い合成樹脂例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、
エポキシ樹脂などを用いることができる。その厚
みは、帯電防止シートの使用される箇所によつて
異なるが、薄層のものが好ましい。
微小ガラス球は、走行する磁気テープ、紙など
の走行体が接触するものであつて、その球径とし
て40〜90μのものが使用できる。
の走行体が接触するものであつて、その球径とし
て40〜90μのものが使用できる。
上記帯電防止シートが適用される箇所として
は、例えばコンピユータ用テープのテープボツク
ス内、カセツトテープのテープケース内および電
子複写機の紙送り機構などであるが、これらに限
られることなく、走行体が接触する箇所ならいか
なる箇所でも適用できる。
は、例えばコンピユータ用テープのテープボツク
ス内、カセツトテープのテープケース内および電
子複写機の紙送り機構などであるが、これらに限
られることなく、走行体が接触する箇所ならいか
なる箇所でも適用できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
本発明に係る帯電防止シートの第１実施例を示
す第１図において、１はアクリル樹脂製の結合層
であつて、その表面には球径70〜80μの微小ガラ
ス球２が複数個分散して、かつその球面の一部を
露出するようにして理設されている。結合層１の
裏面には、結合層１を補強するための補強層３が
貼着されている。この補強層３は、例えばポリエ
チレンフイルム、ポリ塩化ビニル製シート、ポリ
エステルフイルム等から構成されている。
す第１図において、１はアクリル樹脂製の結合層
であつて、その表面には球径70〜80μの微小ガラ
ス球２が複数個分散して、かつその球面の一部を
露出するようにして理設されている。結合層１の
裏面には、結合層１を補強するための補強層３が
貼着されている。この補強層３は、例えばポリエ
チレンフイルム、ポリ塩化ビニル製シート、ポリ
エステルフイルム等から構成されている。
第２図には、本発明帯電防止シートの第２の実
施例を示す。この帯電防止シートは、第１図のも
のの補強層３に、感圧性または感熱性の接着層４
を介して剥離紙５を設けたもので、他の構成は第
１図のものと同じで、１は結合層、２はガラス球
である。この帯電防止シートは、剥離紙５を剥が
せば、別途接着剤を用いることなく、接着層４を
してそのまま所望箇所に貼着できる利点を有す
る。
施例を示す。この帯電防止シートは、第１図のも
のの補強層３に、感圧性または感熱性の接着層４
を介して剥離紙５を設けたもので、他の構成は第
１図のものと同じで、１は結合層、２はガラス球
である。この帯電防止シートは、剥離紙５を剥が
せば、別途接着剤を用いることなく、接着層４を
してそのまま所望箇所に貼着できる利点を有す
る。
次に、本発明の帯電防止シートを使用する方法
について述べる。第３図および第４図に示す如
く、走行体としての磁気テープ６が走行するとき
に接触する箇所に、複数個のガラス球２を設けた
面を磁気テープ６が走行する側に向けて、第１図
の帯電防止シートを使用するときには補強層３の
面を接着剤にて貼着し、また第２図の帯電防止シ
ートを使用するときには剥離紙５を剥して接着層
４にて貼着して、第４図に示すように、走行する
磁気テープ６を帯電防止シートの露出したガラス
球２の球面に点接触せしめる。
について述べる。第３図および第４図に示す如
く、走行体としての磁気テープ６が走行するとき
に接触する箇所に、複数個のガラス球２を設けた
面を磁気テープ６が走行する側に向けて、第１図
の帯電防止シートを使用するときには補強層３の
面を接着剤にて貼着し、また第２図の帯電防止シ
ートを使用するときには剥離紙５を剥して接着層
４にて貼着して、第４図に示すように、走行する
磁気テープ６を帯電防止シートの露出したガラス
球２の球面に点接触せしめる。
この点接触のため、帯電防止シートと走行する
磁気テープ６との接触面積が小さくなつて、しか
も接触が滑らかであるから接触摩擦が小さくな
り、摩擦によつて誘発される静電気発生は確実に
防止される。
磁気テープ６との接触面積が小さくなつて、しか
も接触が滑らかであるから接触摩擦が小さくな
り、摩擦によつて誘発される静電気発生は確実に
防止される。
試験例
下記構成の帯電防止シートのガラス球を設けた
面と磁気テープの基材としてのポリエステルフイ
ルム面との動摩擦係数を、日本工業規格の仕様に
従つて測定した。
面と磁気テープの基材としてのポリエステルフイ
ルム面との動摩擦係数を、日本工業規格の仕様に
従つて測定した。
帯電防止シートは、結合層１が厚み86μの架橋
タイプのアクリル樹脂、補強層３が50μのポリエ
ステルフイルム、ガラス球２が球径70μであつ
て、ガラス球２を結合層１の１cm2当り9600〜
10000個分散して、かつ球径の2/3にあたる部分を
理設したものである。
タイプのアクリル樹脂、補強層３が50μのポリエ
ステルフイルム、ガラス球２が球径70μであつ
て、ガラス球２を結合層１の１cm2当り9600〜
10000個分散して、かつ球径の2/3にあたる部分を
理設したものである。
測定した動摩擦係数値は、0.238であつた。こ
の値は、軟鋼（主にテープボツクスなどに使用さ
れる）に対する各種プラスチツクフイルムの動摩
擦係数値（高橋儀作著「プラスチツクフイル
ム」、日本工業新聞社刊による。）：ポリエチレン
フイルムでは0.36、ポリプロピレンフイルムでは
0.40、硬質ポリ塩化ビニルフイルムでは0.50、ポ
リカーボネートフイルムでは0.38に比べて、明ら
かに小さい。したがつて本発明の帯電防止シート
は、走行体の滑りをも向上させることがわかる。
の値は、軟鋼（主にテープボツクスなどに使用さ
れる）に対する各種プラスチツクフイルムの動摩
擦係数値（高橋儀作著「プラスチツクフイル
ム」、日本工業新聞社刊による。）：ポリエチレン
フイルムでは0.36、ポリプロピレンフイルムでは
0.40、硬質ポリ塩化ビニルフイルムでは0.50、ポ
リカーボネートフイルムでは0.38に比べて、明ら
かに小さい。したがつて本発明の帯電防止シート
は、走行体の滑りをも向上させることがわかる。
以上説明したように本発明の帯電防止シート
は、合成樹脂製結合層の表面に微小ガラス球を複
数個分散させた簡単な構成であるので、その製作
が容易であり、走行する磁気テープ、紙などの走
行体が接触する箇所に適用すれば、ガラス球と走
行体とを点接触させ、接触摩擦を小さくして確実
に静電気発生を防止でき、しかも走行体の滑りを
向上させることができるという著大な効果を奏す
る。
は、合成樹脂製結合層の表面に微小ガラス球を複
数個分散させた簡単な構成であるので、その製作
が容易であり、走行する磁気テープ、紙などの走
行体が接触する箇所に適用すれば、ガラス球と走
行体とを点接触させ、接触摩擦を小さくして確実
に静電気発生を防止でき、しかも走行体の滑りを
向上させることができるという著大な効果を奏す
る。
第１図は本発明に係る帯電防止シートの第１実
施例を示す断面図、第２図は本発明に係る帯電防
止シートの第２実施例を示す断面図、第３図は本
発明に係る帯電防止シートの使用状態を示す図、
第４図は第１図の―線に沿う断面図である。 １……結合層、２……ガラス球、３……補強
層、６……磁気テープ。
施例を示す断面図、第２図は本発明に係る帯電防
止シートの第２実施例を示す断面図、第３図は本
発明に係る帯電防止シートの使用状態を示す図、
第４図は第１図の―線に沿う断面図である。 １……結合層、２……ガラス球、３……補強
層、６……磁気テープ。
Claims (1)
- １ 複数個の微小ガラス球を合成樹脂製結合層の
表面に分散して、かつガラス球の球面の一部を露
出させて走行体に対する点接触面を形成したこと
を特徴とする帯電防止シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56136714A JPS5838153A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 帯電防止シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56136714A JPS5838153A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 帯電防止シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5838153A JPS5838153A (ja) | 1983-03-05 |
| JPS6215348B2 true JPS6215348B2 (ja) | 1987-04-07 |
Family
ID=15181767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56136714A Granted JPS5838153A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 帯電防止シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838153A (ja) |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP56136714A patent/JPS5838153A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5838153A (ja) | 1983-03-05 |
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