JPS62153482A - ブラインドのスラツト切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、ブラインドのスラットを製造するためのス
ラット切断装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、ブラインドのスラットはアルミ薄板を長く連続形
成したスラット材をスラット切断装置で所定の長さに切
断していた。そして、その切断装置はスラット材をモー
タで駆動される送りローうで送り、あらかじめ所定位置
に設置されたリミットスイッチ等の位置検出手段でスラ
ット材の送り量を検出し、スラット材を所定の長さ送っ
た後に切断機を作動させて同スラット材を所定長さに切
断するようになっていた。

ところが、上記のようなスラット切断装置では長さの異
なるスラットを製造する場合にはスラット材の移動経路
上に位置するリミットスイッチ等の位置検出手段の設置
位置をその都度変更する必要があるとともに、近年の幅
の狭いスラブ１〜は従来の幅の狭いスラットに比べて強
度が低いため、スラット自身で前記位置検出手段を押圧
して作動させると、゛スラットに折れ、曲がり等の変形
が生じることがあった。

そこで上記のような不具合を解決するために、一対の送
りローラの間にスラット材を挟み、一方の送りローラを
ステップモータ等のパルス制御可能なモータで駆動し、
同モータに出力するパルス数を制御することにより送り
ローラの回転′数を制御してスラット材を所定長さ送る
ようにしたスラット切断Ｈｉαが提案されている。

（発明が解決しようとする問題点） どころが、スラット材を移送する際、一対の送りローラ
によるスラット材の挟圧力の具合、スラット材表面の塗
膜の状態、あるいは両ローラの外周面の汚れ等により、
スラット材の送り長さに無視できない誤差が生じ、あら
かじめ設定された所望の長さとは異なる長さのスラット
が切断されるという問題点があった。

発明の構成 （問題点を解決するための手段） この発明は上記問題点を解決するために、入力に置でス
ラットの長さを入力し、その入力装置の出力信号を演算
手段でスラットの長さに対応するパルス信号に変換し、
そのパルス信号のパルス数に基いて電動機でスラット材
を所定長さずつ間歇的に移送するとともに切断機で切断
するスラット切断装置において、電動機３８に出力され
るパルス数を調節して同電動機３８で移送されるスラッ
ト材６の長ざを補正する補正手段２８．３５を備えた構
成としている。

〈作用） 上記手段により、入力装置による設定値を変更すること
なく、補正手段２８．３５でスラット材６の移送量が調
節される。

（実施例） 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明すると、スラット製造装＠１は板状のスラット材を湾
曲成型するための成型装置２と、その成型装置２で成型
されるスラット材を所定の長さに切断するとともに昇降
コードを挿通するための挿通孔を穿孔するスラット切断
装置３と、そのスラット切断装置３の作動を制御するた
めの制御装置４とから構成されている。

成型装置２のコイル受け５にはアルミ薄板を長く連続形
成したスラット材６が装着されている。

成型装置２の上部にはスラット材６を湾曲成型するため
の一対のフォーミングローラ７ａ、７ｂが設けられ、同
成型装置２内の後記駆動モータ３７により回転駆動され
る。そして、コイル受け５から引き出されるスラット材
６は複数の案内ローラ８によりフォーミングローラ７ａ
、７ｂに導かれ、同フォーミングローラ７ａ、７ｂによ
り挟圧されて湾曲成型されるようになっている。

スラット切断装置３の一側にはフオーミングロ。

−ラフａ、７ｂで成型されたスラット材６を後記切断ｌ
ｌ１１１に送り出すための一対の送りローラ９ａ、９ｂ
が設けられている。その送りローラ９ａ。

９ｂはその後方に配置される後記ステップモータ３８に
より駆動され、フォーミングローラ７ａ。

７ｂにより成型されたスラット材６が一対の案内ローラ
１０により同送りローラ９ａ、９ｂに導かれている。そ
して、フォーミングローラ７ａ、７ｂにより成型された
スラット材６は送りローラ９ａ、９ｂにより後記切断機
１１に向かって送り出され、その送り量は送りローラ９
ａ、９ｂの回転量すなわちステップモータ３８の回転角
に基いて設定されるようになっている。

スラット切断装置３には前記送りローラ９ａ。

９ｂから送られるスラット材６を所定長さに切断するた
めの切断機１１がスラット材６の移動経路上において同
送りローラ９ａ、９ｂの後方（第１図において右方）に
配置されている。・この切断機１１においてフレーム１
２の中央にはスラット材６を切断するための切断用金型
１３が配置され、その切断用金型１３の前後には所定の
間隔を隔てて穿孔用金型１４．１５がそれぞれ配置され
ている。フレーム１２の上部には後記するポンプ３６か
ら送られる圧搾空気により動作するエアシリンダ１６が
支持され、そのエアシリンダ１６が動作すると、前記各
金型１３，１４．１５が同期して作動するようになって
いる。そして、各金型１３゜１４．１５にスラット材６
が挿通された状態で各金型１３．１４．１５が作動され
ると、切断用金型１３でスラット材６が切断されて所定
の長さのスラット１７が形成されると同時に、その切断
部分の前後で穿孔用金型１４．１５により昇降コード用
挿通孔が穿孔されるようになっている。

切断機１１からスラット材６移動方向には支持台１８が
延設され、その支持台１８上には前記送りローラ９ａ、
９ｂで送られるスラット材６を支持する支持部材１９が
複数配設されている。支持台１８上の適宜位置には切断
されたスラット１７を支持部材１９上から前方へ押し出
すための押し出し棒２０が複数段けられ、それぞれエア
シリンダ（図示しない）により同期して作動するように
なっている。また、支持台１８の前部にはスラット受け
２１が複数段けられ、押し出し棒２０で支持部材１９上
から押し出されたスラット１７を一時貯留可能となって
いる。

支持台１８上においてスラット材６の移動経路上には前
記切断機１１と同様にエアシリンダ２３で駆動される穿
孔機２２が設置されている。この穿孔機２２には前記切
断機１１の穿孔用金型１４゜１５と同様の金型が装着さ
れ、スラット１７の両端部に加えて中央部にも昇降コー
ド挿通孔が必要な場合に切断機１１と同期して作動して
同挿通孔を穿孔するようになっている。そして、この穿
孔機２２は上方へ突出される操作ハンドル２２ａを操作
することにより、支持台１８上を第１図左右方向に位置
調節可能に設けられ、切断されるスラット１７の長さに
応じて穿孔位置を調節できるようになっている。

制御装＠４の前面には多数の操作スイッチが設けられて
いる。その操作スイッチは、第２図に示ずようにスラッ
ト１７の長さを入力するための入カキ−２４とその入カ
キ−２４による入力値を表示する表示部２５と、ブライ
ンドの高さを入力するための入カキ−２６とその入カキ
−２６による入力値を表示する表示部２７と、切断する
スラットの長さを補正するための入カキ−２８とその入
カキ−２８による入力値を表示する表示部２９と、この
スラット製造装置１に電源を供給するための電源スィッ
チ３０と、同じくこのスラット製造装置１の作動を開始
させるためのスタートスイッチ３１と、その作動を停止
させるためのストップスイッチ３２と、前記穿孔機２２
を作動させるか否かを選択するための穿孔機操作スイッ
チ３３と、設定された入力値に基づいてスラットを１本
だけ切断するための１行程動作スイッチ３４とからなっ
ている。

次に、上記のように構成された制御装置４の電気的構成
を第３図に基いて説明すると、前記各スイッチ３０．３
１．３２．３３．３４及び各入カキ−２４，２６，２８
の操作に暴く出力信号は制御装＠４内の中央処理装置（
以下ＣＰＵという〉３５に入力される。また、電源スィ
ッチ３０は前記切断機１１、押し出し棒２０、穿孔＋１
２２を作動させる各エアシリンダに圧搾空気を送るポン
プ３６と前記フォーミングローラ７ａ、７ｂを駆動する
駆動モータ３７にも接続され、その操作により各装置に
電源が投入されるようになっている。

ＣＰＵ３５には前記送りローラ９ａ、９ｂを駆動するス
テップモータ３８が駆動回路３９を介して接続されると
ともに、バルブ装置４０が接続されている。そのバルブ
装置４０は前記ポンプ３６と切断！１１１１及び穿孔機
２２等のエアシリンダ１６．２３との間に介在され、Ｃ
ＰＵ３５からの出力信号に基いてポンプ３６と各エアシ
リンダ１６゜２３との間の空気圧回路を開閉制御するよ
うになっている。

ＣＰＵ３５に接続される接続されるプログラム用メモリ
４１は読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）で構成され、ＣＰ
Ｕ３５を動作させるｋめのプログラムがあらかじめ記憶
され、ＣＰＵ３５はそのプログラムに基いて動作するよ
うになっている。

そして、入カキ−２４，２ｒｓによりスラット・１７の
長さ、ブラインドの高さが設定されるとともに１行程動
作スイッチ３４が操作されると、ＣＰＵ３５はこのスラ
ット切断装置３を１行程だけ動作させる。すなわち、あ
らかじめ設定されたスラット長さに基いて所定数のパル
ス信号を駆動回路に出力することによりステップモータ
３８を所定角度回転させて送りローラ９ａ、９ｂにより
スラット材６を所定長さ移動させ、その後にバルブ装置
４０に信号を出力して切断機１１あるいは同切断機１１
と穿孔機２２とを作動させる。また、入カキ−２４で設
定されたスラットの長さと実際に切断されたスラットの
長さとの間の誤差が入カキ−２８で補正されると、ＣＰ
Ｕ３５はその補正値に基いてステップモータ３８に対し
て出力するパルス数を変更してスラット材６の移送長さ
を補正するようになっている。なお、入カキ−２８で入
力される補正値はスラットの設定値に対する誤差の割合
を百分率で入力するようになっている。

次に、上記のように構成されたスラット製造装置１の作
用を説明する。

さて、このスラット製造装置１はその始動に先立ち、組
立てようとするブラインドの高さ、スラット１７の長さ
を入力する必要がある。そこで、電源スィッチ３０の操
作の後に制御装置４の入カキ−２４，２６で上記条件を
入力すると、ＣＰＵ３５はあらかじめプログラム用メモ
リ４１に記憶されたプログラムにより、このスラット製
造装置１でに適合するスラット幅である１５ｍｍと入力
されたブラインドの高さの数値とに基いて、組み立てよ
うとするブラインドのスラットの段数を算出する。

そして、例えば組み立てようとするブラインドのスラッ
トが中央部にも昇降コード挿通孔を必要とするような長
さの場合には、穿孔機操作スイッチ３３を操作して穿孔
機２２をの断＋ｊｉ１１と同期して作動させる状態とす
るとともに、穿孔機２２を挿通孔の穿孔位置に移動させ
る。

この状態で、作業者が１行程動作スイッヂ３４を押すと
、ＣＰｔＪ３５は入力されたスラット長さに対応する数
のパルス信号をステップモータ３８の駆動回路３９に出
力して同ステップモータ３８を所定角度作動させ、送り
ローラ９ａ、９ｂを回転させてスラット材６を第１図右
方へ送り出す。

そして、スラットの長さに基づくパルス数でステップモ
ータ３５を所定角度作動させると、次にＣＰＵ３５はバ
ルブ装置４０に信号を出力して切断装置１１及び穿孔鍬
２２を同時に作動させることにより、切断用金型１３で
スラット材６から設定値に基く長ざのスラット１７を切
断すると同時に、穿孔機２２でスラット１７中央部に挿
通孔を穿孔させ、切断用金型１３両側の穿孔用金型１４
，１５で同スラット１７の後端部（第１図において左端
）及び次に切断すべきスラットの先端部に挿通孔を穿孔
させる。

切断１ｆｉ１１及び穿孔！１２２を作動させて挿通孔を
穿孔したスラット１７が形成されると、次にＣＰＵ３５
はバルブ装置ｆ４０に信号を出力してエアシリンダによ
り押し出し棒２０を前方へ突出させ、支持部材１９上の
スラット１７をスラット受け２１上へ押し落とす。

以上の動作で１行程が終了して１本のスラット１７が製
造されるが、ここで作業者があらかじめ設定されたスラ
ット長さと製造されたスラット１７の長さとの誤差を測
定し、設定値に対するその誤差の割合を百分率で入カキ
−２８により入ツノした後スタートスイッチ３１を押す
と、ＣＰＵ３５はその補正値に基いて補正したパルス数
を駆動回路３９に出力しながらスラット切断装置３に上
記のような行程を繰り返させ、このようにしてあらかじ
め算出された枚数のスラットが製造されると、ＣＰｔＪ
３５は各装置の作動を停止させる。

以上のようにこのスラット製造装置１は、入カキ−２４
により切断しようとするスラット１７の長さを設定した
後、１行程作動スイッチ３４を操作すれば、設定値に基
く長さのスラット１７が１本切断され、そのスラット１
７と所望のスラット長さとの誤差を入カキ−２８で入力
した後スタートスイッチ３１を操作すれば、補正された
所望の長さのスラット１７を多数枚切断することができ
る。

従って、送りローラ９ａ、９ｂによるスラット材６の挟
圧力の具合、スラット材６表面の塗膜の状態、あるいは
両ローラ９ａ、９ｂの外周面の汚れ等により、設定され
たスラット長さと実際に切断されるスラブｉ・長さとの
間に誤差が生じても、入カキ−２８でその誤差を補正し
て所、望の長さに対し誤差のない正確な長さのスラット
１７゛を形成することができる。

発明の効果 以上詳述したように、この発明は所望長さのスラッ］〜
材６を正確に移送して切断することができる浸れた効果
を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化したスラット製造装置の正面
図、第２図は制御装置の正面図、第３図はこのスラット
製造装置７の電気的構成及び空気圧回路の構成を示すブ
ロック図である。 スラット材６、入カキ−２８、ＣＰＵ３５、ステップモ
ータ３８゜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、入力装置でスラットの長さを入力し、その入力装置
   の出力信号を演算手段でスラットの長さに対応するパル
   ス信号に変換し、そのパルス信号のパルス数に基いて電
   動機でスラット材を所定長さずつ間歇的に移送するとと
   もに切断機で切断するスラット切断装置において、電動
   機（３８）に出力されるパルス数を調節して同電動機（
   ３８）で移送されるスラット材（６）の長さを補正する
   補正手段（２８、３５）を備えたことを特徴とするブラ
   インドのスラット切断装置。