JPS62152511A - 逆吹き払落し効率を高めた局所バグフイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、逆吹き払落し効率を高めた局所／＜グフィル
タに関し、粉体輸送機のシュート内、粉体貯蔵槽、その
他発塵個所に直接設置する、局所設置型の／へグフィル
タの改良に関する。

〔従来の技術〕

粉体または粉体を含む材料を取扱うプラントの空気輸送
装置、輸送機のシュート、貯蔵槽等の発塵する個所に直
接設置する局所型バグフィルタは第２図に示す通り、発
塵する装置内に直接装着する集塵部ｌＯと含塵空気を吸
引し粉塵を分離した清浄空気をファン１３により外部に
排出する清浄空気室１１とから成っている。集塵室１０
と清浄空気室１１とは、フィルタログ取付は用の開口部
を有するシールフレーム１２により分割されている。フ
ィルタログ１の取付けは、フレーム、金網、シーリング
フランジ、吹込ヘッダが一体化されたインサート枠にフ
ィルタログｌを装着し、シールフレーム１２の開口部に
取付けるようになっている。

清浄空気室に取付けた吸引ファン１３により発塵個所の
含塵空気を吸引することにより含塵空気がフィルタログ
の表面より内部に向って流れ、その際粉塵はバグの表面
に付着して、空気と分離され、捕集される。

バグの表面に付着した粉塵の払落しは、バグ１個または
２個ごとに前記吹込ヘッダの頭頂にそれぞれ配設された
ジェットパイプ１４よりそれぞれのバグ内に交互に短時
間圧縮空気を噴出することにより行う。このタイミング
制御はコントロール弁１５を図示しない制御器によって
開閉することにより行われる。この圧縮空気噴出により
当該バグ内の空気の流れが瞬間的に逆流され、この結果
当該バグ１ａは第３図に示すように膨張し、その逆吹払
落しの衝撃によりバグｌａの表面に付着した粉塵５が払
落される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようにフィルタログに付着した粉塵の払落しは、払
落し用の圧縮空気を順次短時間逆に噴射することにより
行っているが、次の様な問題点があった。

ｌ）　吸引ダストの量及び性質によっては、払落しが不
完全であった。

２）　付着した粉塵の払落しを行う際に、ｆ５３図に示
すようにフィルタログ１ａが膨張し、隣接する吸引中の
フィルタログ１ｂまたはＩＣと払落し中のフィルタログ
１ａとの間隔が狭くなり、払落した粉塵が吸引中のフィ
ルタログｌｂ、ｌｃに付着する。従って隣接するフィル
タログ１ｂ、ＩＣの圧力損失が増加し吸引鋤刃が低下す
る。このような°バ情から、バグフィルタの運転を再々
停止してフィルタログをブローする必要があった。

〔問題点を解決するための手段〕

Ｌ記問題を解決するためにとった本発明の技術手段は、
圧縮空気を噴射するグループ毎のフィルタログと隣接す
るバグとの間に表面に凹凸を有する仕切板を介在させる
ことである。

〔作用〕

本発明は上記構成をとることによって、下記の作用をな
す。

払落しの際フィルタログが膨張し仕切板に当るため、こ
のショックにより付着した粉塵の払落し効果が著しく向
上する。

この際、仕切板表面に凹凸があると膨張したフィルタロ
グが全面的ではなく局部が当るため粉塵の払落し効率が
高まる。

払落し中のフィルタログと吸引中のフィルタログとが、
仕切板により遮断されるので、払落した粉塵が吸引中の
バグに付着することがない。

フィルタログより噴出した空気は仕切板により下方に導
かれる作用が生じ、同時に剥離した粉塵を下方に落す作
用が強化される。

凹凸のある仕切板としては、波状の板が好適である。し
かしこれに限るものではない、また、仕切板の材質は薄
鋼板、プラスチック板を用いることができる。

〔実施例〕

第２図に示す局所バグフィルタに本発明に係る仕切板を
介装した。

第１図は本発明の実施例のバグフィルタのバグの部分を
模式的に示したもので、（ａ）はバグの部分を示した要
部斜視図、（ｂ）は仕切板の吊下げ構造を示した部分詳
細図である。

フィルタログ１は、１ａ、ｌｂ、ｌｃ、・・・の２個ご
とにジェットパイプが配設されており、交互に逆吹きさ
れる。そこで、各フィルタログの組（１ａ、１ｂ、ｌｃ
、・・・）ごとの隣接バグ間に塩化ビニール波状板から
成る仕切板２を第１図（ｂ）に示すように吊下金具３に
よりフレーム４から吊下した。セメントサイロに取りつ
けた局所バグフィルタで、バグの寸法が０．５ｍＸ１ｍ
のバグフィルタの場合の仕切板２を取付ける前と取付け
た後のバグ１枚当りのダスト付着量、バグ差圧、ファン
動力を比較して第１表に示した。

仕切板取付前は、１日の運転によりバグ１枚当り平均６
９０ｇの粉塵付着があり、ブローを必要とした６本発明
の仕切板取付後のバグでは平均１４５ｇが付着し１０日
後の測定でもこれ以上には増加しない。従って、別途の
ブローによるバグの粉塵払落しをまったく要しないこと
となった。

第１表 〔発明の効果〕 本発明は次の効果を奏する。

１）付若した粉塵の仏画し効果が良くなったので、停止
してブローを行う必要がなくなり長期運転が可能となっ
た。

２）一旦付着した粉塵の再付着が無くなったので、圧力
損失が減少し集塵効率が向上した。

３）圧縮空気による逆吹仏画しのインターバルを長く取
れるので、噴射用の圧縮空気の使用量を減することが可
能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の（ａ）要部斜視図、（ｂ）部
分詳細図、第２図は局所バグフィルタの一部切欠斜視図
、第３図は仏画し逆吹工程を示す説明図である。 ｌ・・・フィルタログ ２・・・凹凸を有する仕切板 ３・・・吊金具 ４・・・フレーム ５・・・仏画し粉塵 １０・・・集塵部 １１・・・清浄空気室 １２・・・シールフレーム １３・・・ファン １４・・・仏画し圧縮空気配管 １５・・・制御弁 １６・・・圧縮空気 ■７・・・清浄空気 出　願　人　三菱鉱業セメント株式会社代　理　人　　
弁理士　小　杉　佳　男プを理士齋藤和則 第１図　（ｂ） 笛２　図 １６圧縮空気　　１７ 第３！！ｙ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　発塵個所に直接設置し粉塵発生を防止する局所設置
   型のバグフィルタにおいて、フィルタログ相互間に表面
   凹凸を有する仕切板を介在させたことを特徴とする逆吹
   き払落し効率を高めた局所バグフィルタ。