JPS62152073A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPS62152073A
JPS62152073A JP60292066A JP29206685A JPS62152073A JP S62152073 A JPS62152073 A JP S62152073A JP 60292066 A JP60292066 A JP 60292066A JP 29206685 A JP29206685 A JP 29206685A JP S62152073 A JPS62152073 A JP S62152073A
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JP
Japan
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data
block
display
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horizontal
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Pending
Application number
JP60292066A
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English (en)
Inventor
Susumu Tsuhara
津原 進
Norio Tanaka
紀夫 田中
Shigeru Motobayashi
本林 繁
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62152073A publication Critical patent/JPS62152073A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表示画面上の位置の位置に、任意の大きさで
、異なる応用ソフトウェア(アプリケーションプログラ
ム。以下、APという)による画像を同時に表示するこ
とができるようにした、いわゆるマルチビューポート方
式の表示制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、表示画面上に、独立に作成された複数の画像を夫
々部分画面として同時に表示するに際し、あたかも机上
で複数の用紙が一部重なって置かれてこれらを同時に見
ることができるように、各部分画面が互いに一部重なっ
て表示するようにした表示方式が知られている。部分画
面が表示される表示画面上の領域をビューポートという
かかる表示方式を実行するための制御方法として、表示
画面全体を、設定されるビューポートに応じて長方形の
ブロックに分割し、各ブロック毎に表示に関する優先櫓
を設定するようにしたものが知られている(特開昭59
−102284号公報)。
以下、これを第7図によって簡単に説明する。
表示画面1の水平走行方向にX軸をとって垂直走査方向
にY軸をとり、これに2つの異なる部分画面が一部重な
って表示されるようにビューポートA、Bが設定される
ものとする。いす、ビューポー)A、BのX軸方向の各
辺のX座標を夫々X1lXz、Xs、Xs 、Y軸方向
のYyi標をY (HY z + Y s +Y4とし
、また、表示画面1のX方向の始端、終端のX座標をX
、、X、とし、Y方向の終端、終端のY座標をY、、Y
、とすると、Y座標をY I、 Y 2 。
Yx、Ya とするX軸に平行な線(図では一点鎖線)
でもって表示画面1を分割する。そして、実線とこの一
点鎖線で囲まれた領域をブロックとする。
第7図では、ブロックbl”’bl!の12個のブロッ
クが得られる。
一方、表示画面1のビューポー)A、B以外の部分Cも
他の部分画面が表示されるものとすると、この部分Cも
ビューポートとみることができ、これらビューポー)A
、B、Cで表示されるべき部分画面は夫々別のメモリに
格納されている。そして、表示画面1上の各ブロックb
+−t)+i毎に、ビューポートA、B、Cの表示の優
先順位を表わすテーブルも形成されている。
そこで、表示画面l上に図示の如く部分画面を表示する
場合には、このテーブルに従って表示画面1での電子ビ
ームの位置毎にビューポートのA。
B、Cの優先順位を判定し、最も高い優先順位のビュー
ポートに対する部分画面が読み出されて表示される。た
とえば、いま、電子ビームがY座標でYz、Yt間を走
査するものとすると、これがブロックb、内にあるとき
には、あるメモリがらビューポートCに対する部分画面
が読み出されて表示され、次にブロックb、に入ると、
他のメモリからビューポートAに対する部分画面が読み
出されて表示される。
〔発明の解決しようとする問題点〕
このようにして、表示画面上での複数の部分画面の重ね
置き表示、すなわちマルチビューポートが可能となるが
、その反面、次のうような問題点がある。
(a)  表示画面をブロックに分割するとき、各部分
画面の表示優先順位も同時に考慮しなければならない。
これにともなって高速な分割アルゴリズムが必要となり
、さもないと、上記テーブルの作成に相当な時間を要す
るものと思われる。
山) 第7図において、部分画面への部分画面Bに重な
って隠れた部分を表示したい場合には、部分画面Aが部
分画面Bの上に重なるように表示されなければならない
から、表示画面1での再度のブロック分割やブロック毎
の部分画面A、B、Cの再度の優先順位の設定が必要と
なる。
(C)  メモリからの部分画面の読み出しが完了する
毎に、次のブロックに対する最も高い優先順位の部分画
面を判定する必要があり、メモリの読み出しが迅速に行
なわれ難い。
(d)  第7図において、Y座標方向に座標Y、〜Y
4で区分される領域毎にブロック数をみると、Y o 
−Y +では1個、Y I−Y tでは3個、yg−Y
、では4個、Yx  Yaでは3個、Y 4Y sでは
1個というように、ブロック数が異なる本。
電子ビームが走査しようとするブロックに対する部分画
面のデータをメモリから読み出すのであるが、このよう
に、各領域でブロック数が異なると、電子ビームがいず
れのブロックを通過するかの判定処理が複雑となり、高
速性を要求される表示制?1j装置でのハードウェア処
理には適さない。
(e)  部分画面のデータをスクロールする場合には
、特に記載はないが、先のバッファに他からデータを転
送してそこでのデータを書き直すものと思われるが、こ
のような転送、書き直し処理には相当の時間を要するも
のと思われる。
(f)  各部分画面を明示するために、ビューポート
の表示領域の境界を表わす外枠をも表示する必要がある
。上記特許公開公報には、この点についての記載はない
が、外枠をも表示できるようにするためには、部分画面
のデータが格納されているバッファに外枠を表わすデー
タをも書き込むものと思われる。しかし、この場合には
、外枠データによってバッファに格納される部分画面の
データが破壊されてはならず、したがって、このための
CPUの処理時間が増大することになる。
マルチビューポート方式表示制@装置ffの他の例とし
ては、第7図に示すように等価的に表示画面をブロック
に分割し、電子ビームの走査とともに、予じめ設定され
た順序で異なる種類のデータが記憶されている単一のメ
モリ内のアドレスを指定し、このアドレスのデータを読
み出して順次表示するものである(特開昭59−792
88号公flj)、。
これによると、先の項目(C)の問題点は解消されるが
、これを除いた先の従来技術と同様の問題が残る。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、表示
画面での部分画面表示のための制御を迅速に行なうとと
もに、該部分画面の重なり状態の変更を簡単に行なうこ
とができ、他のデータを破壊せずに部分画面の枠を表示
可能とした表示制御装置を徒供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明は、表示画面を、設
定されたビューポートの頂点(角)を通るY軸およびY
軸に平行な直線で分割することにより、ブロック分割し
、該ブロックを単位として部分画面を表わすデータの記
憶、読み出しを可能とし、かつ該ブロック毎に異なる種
類のデータに対する優先順位を設定してブロックに対す
るデータの読出し順序を予じめ設定するとともに、該デ
ータ (以下、表示データという)は少なくともアプリ
ケーションプログラムによって形成されたデータとマス
クデータとビューポートの枠を表わすデータとに分離さ
れて別々のプレーンに格納するようにし、これらデータ
を予め設定された規則に従う論理演算処理することによ
って部分画面表示のための電子ビームの輝度制御信号を
形成する。
〔作 用〕
表示画面にビューポートが設定されると、これによって
表示画面のブロック分割が一意的に決まり、設定された
ブロックに対して部分画面の優先順位の決定、変更がで
きる。また、各水平方向のブロック列(以下、水平ブロ
ック列という)のブロック数は全て互いに等しくなる。
ビューポートの設定は任意であり、設定されたビューポ
ートに対する部分画面内容は、各プレーンでの表示デー
タの読出し位置を変えることにより、変更可能である。
このことと表示データを破壊することなく各ビューポー
トの表示部分に枠付けが可能となることにより、部分画
面の内容変更、スクロールなどが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による表示制御装置の一実施例を示すブ
ロック図であって、IOはタイミング信号発生部、20
は垂直帰線期間開始信号受領部、30は水平帰線期間開
始信号受領部、40はラインバッファ読出部、50はシ
フトレジスタ、60はブロック境界検出部、70はグラ
フィックRAM (ランダムアクセスメモリ)続出制御
部、80はグラフィックRAM読出部、90.100は
アドレス加算部、110はグラフィックRAM、111
〜115はプレーン、120はラインバッファ、130
はプレーン合成RAM、140はブロックメモリ、15
0はブロック水平長レジスタ、160はブロック垂直長
レジスタ、170は垂直方向ブロックカウンタ、180
は垂直方向ブロック内ラスタカウンタ、190は水平方
向ブロック数レジスタ、200はグラフィックRAM水
平方向データ長レジスタ、210はブロックアドレスカ
ウンタ、220はグラフィックRAM相対アドレスカウ
ンタ、230は水平方向ブロック位置カウンタ、240
は水平方向ブゴツクカウンタ、250は制御フラグレジ
スタ、260は転送元アドレスレジスタ、270は転送
先アドレスレジスタ、280は転送データ長レジスタ、
290はバイトカウンタである。
同図において、グラフィックRAMll0は5つのプレ
ーン111〜115からなっている。プレーン111は
、表示画面で表示される表示データのうち、英数字、漢
字など文字のドツトパターンがフォント展開されている
。プレーン112には、表示データのうちの直線1円な
ど図形のドツトパターンが展開され、プレーン113に
は、表示データのうちの画像のドツトパターンが展開さ
れている。プレーン114はマスクプレーンであり、個
々のドツト毎にプレーン111〜113の内容を表示し
ないときには「0」に、表示するときには「1」にセッ
トされる。プレーン115には、表示画面上の部分画面
(ビューポート、以下、VPという)の枠(以下、VP
枠という)のドツトパターンが展開される。
これらプレーン111〜115に格納されるデータが表
示データを構成し、APによって形成される文字9図形
9画像などによるデータを、これと区別して、特にAP
データというが、かかるグラフィックRAMll0には
、異なるアプリケーションに対する表示データが、アプ
リケーション毎に異なる領域に、かつ、APデータ、マ
スクパターン。
vP枠毎に異なるプレーン111〜115に格納される
このグラフィックRA MIIOについて、第2図を用
いてさらに詳しく説明する。
第2図(Ia)において、グラフィックRA MIIO
は、@Wドツト、[Hラスタ分の容量のRAM5プレー
ンで構成されており、プレーン111〜115には、先
に説明したデータが夫々格納される。なお、かかるグラ
フィックRAMll0には、各アプリケーションに対す
る表示データが夫々異なる領域に格納される。これらア
プリケーションに対して領域2決められており、これら
領域の大きさは、少なくとも表示画面全体に表示される
データを格納する大きさ以上とする。したがって、W、
Hの値は任意に設定してよいが、通常は、画面スクロー
ルを可能とするために、各領域の大きさが画面サイズよ
りも大きくなるように、W、Hの値を設定する。
そこで、いま、表示しようとするデータが日本語ワード
・プロセシング用APとビジネス・グラフィック用AP
との2種のAPによるものとし、グラフィックRA M
IIOでは、日本語ワード・プロセシング用の表示デー
タに領域Aが、ビジネス・グラフィック用の表示データ
に領域Bが夫々割り当てられているものとする。日本語
ワードプロセシンク用の表示データには、文字のみでは
なく、−aには、図形5画像、VP枠が含まれる。この
うち、文字は文字専用のプレーン111に、図形は図形
専用のプレーン112に、画像は画像専用のプレーン1
13に、それぞれ、そのドツトパターンが展開される。
通常この表示データを表示する場合には、上記3プレー
ンの内容がドラI・ごとに論理演算され、文字1図形お
よび画像が重なって表示されるが、表示を禁止するか許
可するかの制御が、ドツトごとに可能である。プレーン
114はかかる表示制御用のマスクパターンが格納され
るプレーンであり、そのマスクパターンを形成するドツ
トの値が「0」の時、表示データの対応するドットの表
示は禁止され、「1」の時、許可される。VP枠はVP
枠枠周用プレーン115に、ドツトパターンとして展開
される。
ここで、プレーン111〜115に格納されるデータの
ドツトは、表示画面上の同一位置に表示される場合には
、プレーン111〜115で同一のアドレスに位置づけ
られる。そこで、プレーン111〜115の夫々に格納
されるドツトをビットと表現し、かつ各プレーン111
〜115の同一アドレスに格納されている5個のビット
を一括してドツトと表現すると、表示データはかかるド
ツトによるパターンとみることができ、各ドツトは5ビ
ツトで構成されていることになる。以下、このように定
義するが、かかる表示データを表示画面上に表示する場
合には、後述するように、ドツト毎に5ビツトを論理演
算して表示管の電子ビームの輝度制御信号が形成される
ここで、ドツト毎に輝度制御信号を形成するための規則
について説明する。この規則が適用される5つのビット
は、夫々プレーン111〜115の同一アドレスに格納
されたものであることはいうまでもない。
5ビツトのうち、マスクビ・レトがrOJならば、VP
枠ビットをそのまま輝度制御信号とする。また、マスク
ビットが「1」ならば、文字ビット。
図形ビット画像ビットおよびvp枠ビットを論理演算し
た結果を輝度制御信号とする。第1図のプレーン合成R
AM130には、上記規則が記憶されている。
APによく各プレーン111〜115の読出・書込はプ
レーン毎独立に行なわれ、文字1図形1画像。
マスクパターン、VP枠を、それぞれ、他を保持したま
ま独立に編集できる。画面表示時には、上記の規則に従
って各プレーンの内容を合成することにより、文字1図
形5画像、VP枠を一体化して表示する。
ビジネスグラフィック用の表示データ (領域B)に関
しても上記と同様のことが言える。
グラフィックRAMll0の領域A、jffMBに保持
されている各APの表示データは、その一部分が選択さ
れて画面上の一部分へ表示される。グラフィックRAM
ll0上のこれら選択された領域をウィンドウ(WD)
と呼び、表示画面上の表示領域をビューボー) (VP
)と呼ぶ、VP枠とは、このvpfil域の境界を明示
するために設けられる外枠のことであり、通常は、その
上端部にVP名又はWD名が表示される。また、この上
端部では、プレーン111〜113の表示を禁止すべく
、プレーン】14の対応する領域にマスクパターンが展
開されるウ ビューポートVPは表示画面上での表示データの表示領
域を規定するものであり、ウィンドウWDは、このビュ
ーポートvPで表示されるべき表示データのグラフィッ
クRA MIIO上での領域を表わす。最大のビューポ
ートVPは表示画面全体であり、これに対するウィンド
ウWDが最大のウィンドウとなるビューポート■P、ウ
ィンドウWDは変更可能であり、ビューポートvPを移
動させることにより表示画面上での表示位置が変わり、
ウィンVつWDを移動させることにより、表示内容が変
わる。グラフィックRAMll0の領域A。
Bの大きさは、この最大のウィンドウWDの大きさ以上
に設定される。
そこで、いま、第2図(alに示す領域Aに格納される
表示データの表示すべきウィンドウをWDOとし、領域
Bに格納される表示データの表示すべきウィンドウをW
DIとする。一方、第2図(b)に示すように、表示画
面390上において、ウィンドウWDO(第2図(a)
)に対するビューポートをvpo、 ウィンドウWDI
(第2図[a)) ニ対するビューポートをVPIとす
る。
この場合、ビューボー)VPOlVPIは一部重なるも
のとすると、これらビューポートvpo。
VPIの優先順位の高低に応じてこれらの重なり具合が
異なる。第2図(′b)では、ビューポー)VPlの(
I先順位がビューポートVPOよりも高いものとしてお
り、両者の重なり部分でビューポートvPOが隠れるこ
とになる。したがって、ビューポートvPOとVPIの
重なり合った部分は、ビューポー)VPIの一部分とし
て処理され、ウィンドウWDOのうちの、ビューポート
の重なり合う部分に相当する領域を除いた領域PWDO
がビューボー)VP Oのうちの重なり合う部分を除い
た領域pvpoへ表示され、ウィンドウWDIがビュー
ボー)Vl’lへ表示される。このような表示を行なう
ために、この実施例では、表示画面390を一定の規則
で小画面(ブロック)に分割し、このブロック単位で表
示制御を行なう。以下、第3図により、かかる画面分割
の規則について説明する。
まず、表示画面390をビューポートvpo、vP1の
始端、終端Y座標でX軸に平行に分割し、さらに、ビュ
ーポートVPO,VPIの始端、終端X座標で、Y軸に
平行に分割する。このようにして得られた実線および破
線で囲まれる小画面がブロック400である。各ブロッ
クには、互いに区別できるように、左から右、上から下
へと順次ブロック番号Q、1,2.  ・・、24を付
している。
一方、第3図(′b)に示すよ・うに、表示画面390
の画面分割に対してグラフィックRAMll0のウィン
)’つWDO,WDIもサブウィンドウ(SWD)に分
割する。これらウィンドウWDO,WDIの分割は夫々
第3図(a)のビューポートVPO,VP1の分割に対
応しており、ビューポートvPoのブロック番号6. 
7.11.12のブロック400に対応して、ウィンド
ウWDOはサブウィンドウswDOO,5WDOL  
5WDO2,5WDO3に分割され、ビューポートvP
1のブロック番号12.13.17゜18のブロック4
00に対応して、ウィンドウWDIはサブウィン)’つ
5WDIO,5WDII、5WD12゜5WD13に分
割される。
以上のブロック400.サブウィンドウ5WT)の関係
は第1図のブロックメモ1月40に保持される。
第4図はブロックメモ1月40の構成例を示すものであ
って、このブロックメモリ140には、各ブロック40
0毎に「制御フラグ」と「基準点アドレス」の2項目の
情報が格納される。「制御フラグ」はブロックがサブウ
ィンドウSWDであるが否がを識別するフラグであり、
「有」の場合「1」。
「無」の場合「0」である。「基準点アドレス」は、各
ブロックの基準点(左上端点)のグラフィックRAM上
での一次元アドレスを表わしている。
この実施例においては、ブロック番号0〜5のブロック
(以下、ブロックθ〜5という。以下同様)、ブロック
8〜10.ブロック14〜16. ブロック19〜24
に対応するサブウィンドウSWDはないので、第4図に
図示の如く、制御フラグは値rOJとなり、基準点アド
レスは設定されないが、これら以外のブロックに対して
は、制御フラグは値「1」となり、これらブロックの基
準点アドレスは対応スルサブウィンドウSWDの基準点
のアドレスAWDOO,AWDO1,AWDO2,AW
DIO,AWDll、AWD12.AWD13となる。
第5図+8)は、表示管の電子ビームの走査状態を示す
説明図示である。口印が電子ビームの現在位置の変化を
示す。各位置で表示すべきデータは、同図(b)のグラ
フィックRAMll0上に■印で示したアドレスに存在
するデータすなわち、ドツトである。
いま、電子ビームがビューポートvpoのブロック11
中をX軸方向に走査しているものとすると、この走査に
よって、第5図中)に示すように、グラフィックRAM
ll0でデータの読み出しがサブウィンドウ5WDO2
でX軸方向に1ドツト分進んだ時、表示すべきデータの
存在するアドレスは、電子ビームの現在位置により、2
通りのケースがある。1つのケースは電子ビームが現ブ
ロック11の右境界に達していない場合であり、この場
合には、同じブロック11における現表示データの次の
アドレスに存在する表示データを読み出して表示すれば
よい。アドレス更新は次式により行なうことができる。
GADR=GADR+1 ここに、GADRは、現表示データのグラフィックRA
 MIIO上のアドレスである。他のケースは、電子ビ
ームが現ブロックi1の右境界に達している場合であり
、この場合には、ブロックメモ1月40のデータ (第
4図)を参照して、次ブロック12Qこ対応する5WD
IOの基準点のアドレスA W D 10を導びき、こ
れに、A W D 10を基点とする■印の相対アドレ
スGADRIを加算することにより、求める表示データ
のアドレスを導びき、このアドレス内容を読み出して表
示すればよい。アドレス計算は次式により行なうことが
できる。
GADR=AWD10+GADR1 なお、GADR1は、A W D 10を基点とする垂
直方向ラスタ数をrrとすれば、 GADPI−WXrr で表わすことができるので、ビーム走査が垂直方向に1
ラスク進むタイミングで、常時、GADRl =GAD
R1+W のカウンタ更新動作を行なっておけばよい。
以上が、この実施例における概略的な動作の説明である
次に、以上のように表示するための第1図における各部
の機能について説明する。
タイミング信号発生部10は、表示管の電子ビームの1
画面毎の開始を表わす垂直帰線期間開始信号300、ラ
スク毎の開始を表わす水平帰線期間開始信号310、電
子ビームが表示画面上で8ドツト(1バイト)分進んだ
ことを表わす水平走査タイミング信号320および電子
ビームが表示画面上で1ドツト分進んだことを表わすシ
フトレジスタ起動タイミング信号を発生する。したがっ
て、垂直帰線期間開始信号300は表示管での垂直帰線
期間開始時に、水平帰線期間開始信号310は表示管で
の水平帰線期間開始時に夫々発生され、水平走査タイミ
ング信号320は表示画面上で電子ビームが8ドツト分
進む毎に、シフトレジスタ起動タイミング信号330は
表示画面上で電子ビームが1ドツト分進む毎に夫々発生
される。
垂直帰線期間開始信号受領部20は、タイミング信号発
生部10から垂直帰線期間開始信号300を受ける毎に
クリア信号を発生し、垂直方向プロ・ンクカウンタ17
0.垂直方向ブロック内ラスタカウンタ180.ブロッ
クアドレスカウンタ210.グラフィックRAM相対ア
ドレスカウンタ220.水平方向ブロック位置カウンタ
230.水平方向ブロックカウンタ240およびバイト
カウンタ290をゼロクリアするとともに、グラフィッ
クRAM読出制御部70に起動信号360を蓬ってそれ
を初期設定させる。
水平帰線期間開始信号受領部30は、タイミング・信号
発生部10から水平帰線期間開始信号310と受ける毎
に、まず、クリア信号を発生して水平方向ブロック位1
カウンタ230.水平方向ブロックカウンタ240およ
びバイトカウンタ290をゼロクリアし、次に、起動信
号340を出力してブロック境界検出信号60を起動さ
せ、これに次いで、起動信号350を出力してグラフィ
ックRAM読出制御部70を起動させる。
ラインバッファ読出部40は、水平走査タイミング信号
320を受は取ると、バイトカウンタ290の内容を読
み出しアドレスとして、ラインバッファ120から、表
示に必要な夫々が5ビツトからなる8ドツト分のデータ
を読み出し、これをシフトレジスタ50へ並列に送出す
る。この場合、各ドツトは並列5ビツトデータとして読
み出される。各ドツトを構成する各ビットは、第2図で
先に述べたようにそれぞれ、グラフィックRAMll0
のプレーン111.112.113.114.115上
に存在するビットに対応している。ライン/lマッファ
読出部40は、さらに、次回の8ドツト続出に備えてバ
イトカウンタ290の内容を+1インクリメントする。
シフトレジスタ50は、夫々が5ビツトで構成される8
ドツト分のデータを保持する5バイトのレジスタであり
、表示管での電子ビームが進む毎に発生されるシフトレ
ジスタ起動タイミング信号330を受は取ると、そこに
格納されている各ドツトを1段づつ転送し、以下に述べ
る規則に従って各ドツトを1ビフトデータに変換し、表
示管における電子ビームの輝度制御信号として、所定の
表示回路へこれを送出する。すなわち、ドツトを構成す
る5ビツトの組み合わせで表現される値をプレーン合成
RAM130の読み出しアドレスとし、この読出しアド
レスでプレーン合成RAM130の内容を読み出す。
第6図はプレーン合成RAM130の各アドレス毎の内
容の一例を示す図である。同図の左端には、プレーン1
11〜115の5ビツトで表わされるlO進法の数値を
示している。この内容はこの5ビツトによるすべての組
み合わせに対して、輝度制御信号として出力すべきビッ
トを表わしており、プレーン合成RAM13Qは2’=
32バイトのメモリである。同図から明らかなように、
プレーン114(マスクプレーン)のビット値が「0」
の場合は、プレーン115(VP枠プレーン)のビット
値をそのまま出力ピットイ直としている。また、プレー
ン114のビット値が「1」の場合は、プレーン111
.112゜113、115の各ビット値を論理和したも
のを出力ビツト値としている。例えば、現在1ドツト分
の5ビツトデータがプレーン111,112.113,
114.115の順に0.1,1,0.1であったとす
ると、これは値13を表示しているので、これをプレー
ン合成RAM130の読み出しアドレスとして出力ビツ
ト値「1」を読み出す。
ブロック境界検出部60は、いま、第3図(a)におい
て、X方向のブロックの列を水平ブロック列とすると、
表示管での電子ビームが現に走査しようとするラスタ 
(以下、現走査うスクという)が水平ブロック列の最初
のラスタか否かを判定し、その判定結果に基づいてアド
レス加算部90あるいは100に起動信号341あるい
は342を送出する。この判定は、ブロック垂直長レジ
スタ160.垂直方向ブロックカウンタ170および垂
直方向ブロック内ラスタカウンタ180の内容にもとづ
いて行なわれる。ブロック垂直長レジスタ160には表
示画面390(第3図(a))上の上から順番に各水平
ブロック列のラスタ数が格納され、垂直方向ブロックカ
ウンタ170にはブロック垂直長レジスタ160の読出
しアドレスが格納される。したがって、ブロック垂直長
とは、水平ブロック列のラスタ数を意味する。また、垂
直方向ブロック内うスクカウンタ180には、現走査う
スクが水平ブロック列内の何番目のラスタであるかを表
わす数値(以下、水平ブロック列内ラスタ番号という)
が格納されている。
ブロック境界検出部60は、起動信号340を受は取る
と、垂直方向ブロック内ラスタカウンタ180の内容を
+1インクリメントし、垂直方向ブロックカウンタ17
0の内容を読み出しアドレスとして、ブロック垂直長レ
ジスタ160から現に電子ビームが走査しようとする水
平ブロック列(以下、現走査水平ブロック列という)の
垂直ラスタ数RBを読み出す。次に、インクリメント後
の垂直方向ブロック内ラスタカウンタ180の内容rb
と垂直ラスタv1.RBとを比較し、 rb=RB の時、現走査うスクは次の水平ブロック列の最初のラス
タであると判定し、垂直方向ブロックカウンタ170の
内容を+1インクリメントし、垂直方向ブロック内ラス
タカウンタ180の内容とグラフィック相対アドレスカ
ウンタ220の内容とをゼロクリアすると共に、アドレ
ス加算部90に起動信号341を送出する。また、 rb#RB の時、現走査うスクは、垂直方向ブロックカウンタ17
0の内容で表わされる現走査ブロック列内のラスタであ
ると判定し、アドレス加算部100に起動信号342を
送出する。
グラフィックRAM読出制御部70は、起動信号350
を受は取ると、起動信号370を送出してグラフィック
RAM読出部80を水平方向ブロック数レジスタ190
内容にもとづいてM(水平方向ブロック数)回起動する
。グラフィックRAM読出部80は、データの転送元を
グラフィックRA MIIOとし、データ転送先をライ
ンバッファ120とするDMA (rlirect M
emory Access)転送回路であり、転送元ア
ドレス、転送先アドレス、転送データ長をそれぞれ転送
元アドレスレジスタ260.転送先アドレスレジスタ2
70.および転送データ長レジスタ280に設定した後
、グラフィックRAM続出制御部70からの起動信号3
70で起動することにより、グラフィックRAMll0
の所定のアドレスから所定データ長のデータがラインバ
ッファ120の所定アドレス以降に転送される。先に説
明したように、グラフィックRAM110はプレーン1
11〜115の5プレーンで構成され、ラインバッファ
120もこれに対応して5ブレ一ン分確保されているの
で、グラフィックRAM読出部80の1回の起動で5プ
レーンのビットが並列に転送される。なお、制御フラグ
レジスタ250は第4図に示した「制御フラグ」を保持
し、この値が「1」のとき、グラフィックRAM読出部
80は、上記のDMA転送を行なうが、rOJのときは
、ラインバッファ120の各プレーンには、所定アドレ
ス以降、所定データ製分のrOJビットが書き込まれる
このように、グラフィックRAM読出制御部7゜は、制
御フラグレジスタ250.260.転送先アドレスレジ
スタ2701転送データ長レジスタ280に値を設定し
た後、グラフィックRAM読出部8oへ起動信号370
を送出し、これを起動する。グラフィックRAM読出部
80は、この起動信号370を受は取ると、上記DMA
転送を行ない、転送終了時にグラフィックRAMI小制
御1I70へ終了信号380を送出する。以下、水平方
向ブロック数レジスタ190の内容にもとづいて上記M
(水平方向のブロック数)回だけ、この動作を繰り返す
アドレス加算部90は、ブロック境界検出部60から起
動信号341を受は取ると、ブロックメモ1月40の読
み出しアドレスとしてのブロック番号を表わすブロック
アドレスカウンタ210の内容に、水平方向のブロック
数Mを表わす水平方向ブロック数レジスタ190の内容
を加算する。その結果は再びブロックアドレスカウンタ
210に格納される。
アドレス加算部100は、ブロック境界検出部60から
起動信号342を受は取ると、ブロックメモリ140に
保持されている先に説明したブロック基準点のグラフィ
ックRA MIIO上のアドレス(第4図)を基点とし
た時の現走査うスクのアドレス(これを相対アドレスと
いう)を表わすグラフィックRAM相対アドレスカウン
タ220の内容に、グラフィックRAMll0の水平方
向データ長Wを表わすグラフィックRAM水平方向デー
タ長レジスタ200の内容を加算する。この加算結果は
再びグラフィックRAM相対アドレスカウンタ220に
格納される。
グラフィックRAMll0は、先に説明したように、A
P毎の表示データを5ビツト構成のドツトからなるパタ
ーンで記憶する。
ラインバッファ120は、グラフィックRAMll0か
ら読み出された表示画面の1ラスタ分の表示データを保
持する。この表示データは、水平方向の全表示ドツトか
らなり、各ドツトは、グラフィックRAM110の各プ
レーン111〜115の同一アドレスのビットからなり
、5ビツト構成となっている。
プレーン合成RAM130は、第6図で先に説明したよ
うに、シフトレジスタ50に格納された5ビツト構成の
ドツトを1ビツト構成のドツト (すなわち、輝度制御
信号)に変換するためのものである。
ブロックメモリ140は、先に第4図で説明したように
、表示画面上のブロック(第3図(a))とグラフィッ
クRA MIIOのサブウィンドウ5WD(第3図(b
))との対応関係を示すデータをブロック番号順に保持
している。
ブロック水平長レジスタ150は、水平ブロック列にお
ける各ブロックの水平方向のデータ長(ドツト数)を保
持する。この場合、上述した画面分割の方法から、各水
平ブロック列のX方向に同一位置にあるブロックのデー
タ長は等しく、したがって、このブロック水平長レジス
タ150に保持される内容は、各水平ブロック列に共通
に用いることができる。このブロック水平長レジスタ1
50の続出アドレスは水平方向ブロックカウンタ240
に保持されている。水平方向ブロック位置カウンタ23
0は、転送先アドレスレジスタ270に転送先アドレス
を設定するためのものであり、1ブロツクのDMA転送
終了の都度、該当ブロックの水平長がこの水平方向ブロ
ック位置カウンタ230の内容に加算されて、次ブロッ
クのDMA転送に備えられる。
以上、第1図の各部の機能について説明したが、次に、
この実施例の動作について説明する。なお、ここでは、
表示画面上では、第3図(a)に示すように、ビューボ
ー)VPO,VPlおよびブロック400が設定され、
グラフィックRAMll0でも、これに対応してウィン
ドウWDO,WDIおよびサブウィンドウ5WDOO〜
5WDO3,5WDIO〜5WD13が設定されている
ものとする。したがって、ブロックメモリ140には、
第4図に示すようにデータが格納されている。また、水
平方向ブロック数レジスタ190にセットされている水
平方向ブロック数Mは、第3図(a>から明らかなよう
に、(i!I5であり、グラフィックRAM水平方向!
データ長レジスタ200には、第2図(a)で示した水
平方向ドツト数Wがセットされている。以下、サブウィ
ンドウSWDが対応しないブロックからなる水平ブロッ
ク列、1つのAPのサブウィンドウSWDが対応するブ
ロックを含む水平ブロック列、異なる2つのAPのサブ
ウィンドウSWDが対応するブロックを含む水平ブロッ
ク列毎に動作を説明するが、これらは夫々第3図(al
の最初の水平ブロック列(ブロフク0〜4)、’2番目
の水平ブロック列(ブロック5〜9)、3番目の水平ブ
ロック列(ブロック10〜14)で代表される。
[a)  サブウィンドウSWDが対応しないブロック
からなる水平ブロック列の場合: この場合の動作を、第3図(alの最初の水平ブロック
列(ブロック0〜4)を対象とし、1画面の表示開始時
から説明する。
タイミング信号発生部10が垂直帰線期間開始信号30
0を出力すると、垂直帰線期間開始信号受領部20はク
リア信号と起動信号360を発生し、このクリア信号に
よって垂直方向ブロックカウンタ170゜垂直方向ブロ
ック内ラスタカウンタ180.ブロックアドレスカウン
タ210.グラフィックRAM相対アドレスカウンタ2
20.水平方向ブロック位置カウンタ230.水平方向
ブロックカウンタ240.バイトカウンタ290がゼロ
クリアされ、また、起動信号360によってグラフィッ
クRAM読出制御部70が初期化される。
次いで、タイミング信号発生部10が水平帰線期間開始
信号310を出力すると、水平帰線期間開始信号骨fi
1部30は、まず、クリア信号を発生して水平方向ブロ
ック位置カウンタ230.水平方向ブロックカウンタ2
40.バイトカウンタ290をゼロクリアし、次に、起
動信号340を発生する。このとき、電子ビームは最初
の水平ブロック列(ブロック0〜4)の最初のラスタを
走査しようとしており、このことは、垂直方向ブロック
カウンタ170の内容と垂直方向ブロック内ラスタカウ
ンタ180の内容で表わされている。
起動信号340により、ブロック境界検出部60は垂直
方向ブロック内ラスタカウンタ180の内容を+1イン
クリメントし、その内容rbを読み出すとともに、垂直
方向ブロックカウンタ170の内容(値O)を読み出し
、これを読出しアドレスとしてブロック垂直長レジスタ
160の読出しを行なう。
この読出しアドレスは0であるから、ブロック垂直長レ
ジスタ160のO番地から最初の水平ブロック列のラス
タ数RBが読み出され、このラスタ数RBと垂直方向ブ
ロック内ラスタカウンタ1ε0から読み出された内容r
bとが比較される。ここで、rbwlであり、ラスタ数
RBが2以上の値とすると、rb≠RBであるから、先
に説明したように、ブロック境界検出部60は、これら
電子ビームが走査を開始する現走査うスクが最初の水平
ブロック列内にあると判定し、起動信号342を出力す
る。
この起動信号342により、アドレス加算部100はグ
ラフィックRAM水平方向データ長レジスタ200に格
納される値WとグラフィックRAM相対アドレスカウン
タ220の内容とを加算し、この結果グラフィックRA
M相対アドレスカウンタ220に格納する。この加算前
にはグラフィックRAM相対アドレスカウンタ220の
内容は値0であるから、この加算の結果、グラフィック
RAM相対アドレスカウンタ220には値Wが格納され
る。しかし、この場合、電子ビームは最初の水平ブロッ
ク列の最初のラスタを走査開始しようとするものである
から、ブロック境界検出部60は直ちにクリア信号を出
力し、グラフィックアドレスカウンタ220をゼロクリ
アする。したがって、その内容は値Oとなる。また、ア
ドレス加算部90は動作しないので、ブロックアドレス
カウンタ210の内容は値Oである。この内容は最初の
水平ブロック列の最初のブロック0 (第3図(a))
を表わしている。
以上は、水平帰線期間開始信号受領部30が起動信号3
40を発生したことによる動作であるが、次に、この水
平帰線期間開始信号受領部30が起動信号350を発生
する。
グラフィックRAM読出制御部70は、この起動信号3
50を受は取ると、ブロックアドレスカウンタ210の
内容と水平方向ブロックカウンタ240の内容とを取り
込んで加算し、この結果を読出しアドレスとしてブロッ
クメモリ140の読出しを行なう。このとき夫々の内容
は0であるから、ブロックメモリ140では0番地、す
なわち、ブロックOが指定され、これに対する内容が読
み出される。
この内容は制御フラグと基準点アドレスであるが、第3
図および第4図から明らかなように、ブロック0に対す
るサブウィンドウは存在せず、ブロックメモリ140に
はこのブロックOに対する基準点アドレスは格納されて
いないから、このときにブロックメモリ140から読み
出される内容は制御フラグだけである。
この制御フラグは制御フラグレジスタ250にセットさ
れる。転送元アドレスカウンタ260にはブロックメモ
リ140から読み出された基準点アドレスとグラフィッ
クRAM相対アドレスカウンタ220の内容との加算結
果がセットされるが、この場合ブロックメモリ140か
ら基準点アドレスAWDが読み出されないから、グラフ
ィック相対アドレスカウンタ220の内容(値O)が転
送元アドレスとして転送元アドレスレジスタ260にセ
ットされる。
また、グラフィックRAM読出制御部70は、水平方向
ブロック位置カウンタ230の内容(値0)を読み取っ
て転送先アドレスレジスタ270にセットし、さらに、
水平方向ブロックカウンタ240の内容(値O)を読出
しアドレスとし、これでブロック水平長レジスタ150
の内容を読み取って転送データ長レジスタ280にセッ
トする。
以上のグラフィックRAM読出制御部70の動作はブロ
ック0 (第3図(a))におけるグラフィックRAM
ll0からのDMA転送のための準備であるが、この結
果、制御フラグレジスタ250には、第4図から、「0
」の制御フラグがセットされ、転送元アドレスレジスタ
260には、値0がセットされ、また、転送先アドレス
レジスタ270にも値0がセットされる。さらに、第3
図(alに示すように、各水平ブロック列の1番目、2
番目、・・、5番目の水平ブロック長をW、、W2.・
・l W、とすると(したがって、W=W、+W!+ 
・・+WS)、転送データ長レジスタ280には値W1
がセットされる。かかる準備が完了すると、次のブロッ
ク1の転送を実行させるために、水平方向ブロック位置
カウンタ230の内容にブロック水平長レジスタ150
から先に読み取った内容(ブロックOの水平方向データ
長W + )を加算し、この加算結果を水平方向ブロッ
ク位置カウンタ230にセットし、また、水平ブロック
カウンタ240の内容を+1インクリメントしてその値
を1とする。
以上の動作が完了すると、グラフィックRAM読出制御
部70は起動信号370を送出し、これによって、グラ
フィックRAM読出部80は、ブロック0の最初のラス
タにいて、グラフィックRAMll0からラインバッフ
ァ120に表示データの転送を行なう。しかし、この場
合、制御フラグレジスタ250には「0」の制御フラグ
がセットされているので、グラフィックRA MIIO
からの表示データの読出しは行なわれず、5つの「0」
ビットからなるドツトがラインバッファ120の転送先
アドレスレジスタ270にセットされた転送先アドレス
から順番に格納される。つまり、ラインバッファ120
の各プレーンの格納アドレスにはrOJビットが格納さ
れる。
グラフィックRAM読出部80はこのドツト転送回数を
監視してこれと転送データ長レジスタ280にセットさ
れている内容と比較し、両者が一敗すると、グラフィッ
クRA MIIOからブロックOの最初のラスタに対す
る全てのドツトが読み出されたとして終了信号380を
グラフィックRAM読出制御部70に送る。
この終了信号380を受けると、グラフィックRAM読
出制御部70は、水平方向ブロック数レジスタ190の
内容Mと水平方向ブロックカウンタ240の内容量とを
比較する。このとき、内容M、mは夫々値5.1である
から、m≠Mであり、これによって、グラフィックRA
M読出制御部70は、水平方向ブロックカウンタ240
の内容(値1)とグラフィックRAM相対アドレスカウ
ンタ220の内容(値0)との読出し、加算によるブロ
ックメモリ140の読出しアドレス形成からの上記の動
作を開始する。このとき、この読出しアドレスの値はl
であり、これによる動作はグラフィックRAM110か
らラインバッファ120へのブロック1 (第3図(a
))の最初のラスタに対するドツト転送のためのもので
ある。
以下同様にして、ブロック2,3.4の最初のラスタに
対するrOJのドツト転送が行なわれ、これらの転送が
終了した時点で、表示画面390上の最初のラスタの全
てのドツト (1ライン分の表示データ)がラインバッ
ファ120に格納されたことになる。このときもグラフ
ィックRAM読出制御部70は、水平方向ブロック数レ
ジスタ190の内容Mと水平方向ブロックカウンタ24
0の内容量とを読み取って比較するが、両者は値5と等
しいから、動作を終了して水平帰線期間開始信号受領部
30から次の起動信号350が供給されるまで動作しな
い。
以上のグラフィックRAMll0からの1ラスタ分の表
示データの読取り転送までの動作は水平帰線期間内で行
なわれ、ラインバッファ120の各プレーンには、全て
「0」ビットが格納されたことになる。
水平帰線期間が終ると、電子ビームは表示画面390上
の最初のラスタを走査するが、電子ビームの移動と同期
してタイミング信号発生部10は、先に説明したように
、水平走査タイミング信号320とシフトレジスタ起動
タイミング信号330とを順次出力する。
ラインバッファ読出部40は、水平走査タイミング信号
320を受ける毎に、バイトカウンタ290の内容を読
出しアドレスとし、ラインバッファ120から8ドツト
(1バイト)ずつ表示データを読み出してシフトレジス
タ50に転送し、シフトレジスタ50は、プレーン合成
RAM13Qとともに、シフトレジスタ起動タイミング
信号330を受ける毎に、先に説明したように、輝度制
御信号を形成する。
1ラスタ分の輝度制御信号が形成されて表示回路に供給
され、タイミング信号発生部10が水平帰線期間開始信
号310を出力すると、水平帰線期間開始信号受領部3
0はクリア信号、起動信号340.350を順次出力し
、ブロック境界検出部60による上記動作から上記した
一連の動作が開始される。かかる動作は、最初の水平ブ
ロック列(第3図(a))の2番目のラスタに対する表
示データのためのものであり、ブロック境界検出部60
はグラフィックRAM相対アドレスカウンタ220をゼ
ロクリアするクリア信号を発生しない。このために、こ
のカウンタ220の内容はグラフィックRAM水平方向
データ長レジスタ200の内容(値W)に等しくなる。
この場合、ブロックアドレスカウンタ210の内容は値
0であるから、これに水平方向ブロックカウンタ240
の内容を加算して得られるブロックメモリ140の読出
しアドレスはQ、1,2.3.4となり、最初のラスタ
の場合と同様の「0」の制御フラグがブロックメモリ1
40から読み出される。
しかし、転送元アドレスレジスタ260にセットされる
転送元アドレスは、グラフィック相対アドレスカウンタ
220の内容(値W)となる。
以上のようにして、最初の水平ブロック列の2番目のラ
スタに対する表示データがグラフィックRAMll0か
らラインバッファ120に転送される。
以下同様にして、最初の水平ブロック列の各ラスタに対
する表示データの読取り、表示が行なわれる。もちろん
、夫々の表示データは全て「0」のドツトからなること
はいうまでもない。
山) 1つのAPのサブウィンドウSWDが対応するブ
ロックを含む水平ブロック列の場合:この場合の動作を
、第3図(alの最初の水平ブロツク列に続く2番目の
水平ブロック列(ブロック5〜9)を対象に説明する。
上記のように、最初の水平ブロック列の全てのラスタに
対する表示動作が完了すると、次に、ブロック境界検出
部60に起動信号340が供給され、垂直方向ブロック
内ラスタカウンタ180の内容rbを+1インクリメン
トし、これと垂直方向ブロックカウンタ170の内容(
値0)を続出しアドレスとして指定されるブロック垂直
長レジスタ160の内容RBとを比較する。この場合、
+1インクリメントされたことによる内容rbは最初の
水平ブロック列(ブロック0〜4)のラスタ数に等しく
、また、内容RBも同様であるから、ブロック境界検出
部60は、電子ビームが走査を開始する現走査うスクは
2番目の水平ブロック列の最初のラスタと判定し、垂直
方向ブロックカウンタ170の内容を+1インクリメン
トするとともに、起動信号341を出力する。これによ
り、垂直方向ブロックカウンタ170の内容は、電子ビ
ームが2番目の水平ブロック列を走査しようとすること
を表わすことになる。
この起動信号341により、アドレス加算部90は水平
方向ブロック数レジスタ190の内容M(値5)とブロ
ックアドレスカウンタ210の内容(値O)とを加算し
、その加算結果をブロックアドレスカウンタ210にセ
ットする。この加算結果は、2番目の水平ブロック列で
の水平方向に並んだ最初のブロック5 (第3図(a)
)を表わしている。
グラフィックRAM相対アドレスカウンタ220゜水平
方向ブロック位置カウンタ230.水平方向ブロックカ
ウンタ240およびバイトカウンタ290の動作は、先
に説明した最初の水平ブロック列の場合と同様である。
また、先の説明と同様に、この水平ブロック列の各ブロ
ックのラスタに対する表示データがラインバッファ12
0に格納される毎に、次のブロックのラスタに対する表
示データの転送のために、水平方向ブロック位置カウン
タ230の内容が転送先アドレスとして転送先アドレス
レジスタにセットされ、水平方向ブロックカウンタ24
0の内容を読出しアドレスとしてブロック水平長レジス
タ150から読み出された内容(WI、WI、・・。
Ws)のうちのW2が転送データ長レジスタ280にセ
ットされる。
これに対し、ブロックアドレスカウンタ210の内容と
水平方向ブロックカウンタ240の内容との加算結果が
ブロックメモリ140の続出しアドレスとなり、ブロッ
クアドレスカウンタ210の内容は値5であるから、読
出しアドレスは5,6,7゜8.9と順次かつ繰り返し
変化する。この場合、第3図から明らかなように、ブロ
ック5.8.9に対応するサブウィンドウSWDは存在
しないから、読出しアドレスが5.8.9であるときに
は、ブロックメモリ140から「0」の制御フラグしか
読み出されず、このときのラインバッファ120への表
示データの転送は最初の水平ブロック列の場合と同様で
あるが、ブロック6.7に対してはサブウィンドウ5W
DOO,5WDOIが対応していることから(第3図)
、読出しアドレスが6.7のときには、ブロックメモリ
140からは、第4図に示すように、夫々「1」の制御
フラグとAWDOO。
AWDOIの基準点アドレスが読み出される。
そこで、いま、読出しアドレスが6であってブロック6
の最初のラスタに対する表示データのラインバッファ1
20への転送を行なうものとすると、この「1」の制御
フラグは制御フラグレジスタ250にセットさ、読み出
された基準点アドレスAWD00をグラフィックRAM
相対アドレスカウンタ220の内容(この場合、値0)
との加算結果が転送元アドレスとして転送元アドレスレ
ジスタ260にセットされる。
グラフィックRAM読出部80は、起動信号370が供
給されると、制御フラグレジスタ250にセットされて
いる制御フラグが「1」であることから、転送元アドレ
スレジスタ260にセットされている転送元アドレスで
指定されるグラフィックRAM110の番地から順番に
ドツトを読み出し、ラインバッファ120の転送先アド
レスレジスタ270にセットされる転送先アドレスで指
定される番地とこれに続く番地に順番に転送する。
これにより、ブロック6の最初のラスタに対するグラフ
ィックRAMll0での領域Aのサブウィンドウ5WD
OO(第3図(b))のドツトが順次ラインバッファ1
20に転送される。
水平帰線期間開始信号310が発生されてグラフィック
RAM相対アドレスカウンタ220の内容がWずつ変化
する毎に、同様にして、ブロック6の各ラスタに対する
サブウィンドウ5WDOOのドツトがグラフィックRA
Mll0がラインバッファ120に転送される。ブロッ
ク7に対するサブウィンドウ5WDOIに対しても同様
である。
このようにして、2番目の水平ブロック列に対し、1ラ
スタ分ずつラインバッファ120に転送され、また、最
初の水平ブロック列の場合と同様にして、ラインバッフ
ァ120からシフトレジスタ50に転送され、第6図に
示した規則に従って輝度制御信号が形成される。
(e)  異なる2つのサブウィンドウSWDが対応す
るブロックを含む水平ブロック列の場合:この場合の動
作を、第3図(a)の3番目のブロック列(ブロック1
0〜14)を対象として説明する。
ここで、ブロック10.11.13.14に対する動作
は上述の動作と同様なので説明を省略し、ブロック12
に対する動作のみを説明する。
この場合には、先の説明から明らかなように、ブロック
アドレスカウンタ210の内容は、ブロック10を指示
する値10である。グラフィックRAM読出制御部70
がブロックアドレスカウンタ210の内容と水平方向ブ
ロックカウンタ240の内容とを加算してブロックメモ
リ140のブロック12を指示する読出しアドレスを形
成すると、このブロックメモリ140のブロック12に
対する内容は、第4図に示すように、「1」の制御フラ
グとグラフィックRAMll0の領域Bにおけるサブウ
ィンドウ5WDIOの基準点アドレスAWDIOであり
、ブロックメモリ140からはこの内容が読み出される
そこで、先に説明したようにして、ブロックメモリ14
0の読出しアドレスが値12となる毎に、グラフィック
RA MIIOからはこのサブウィンドウ5WDIOの
表示データが読み出されてラインバッファ120に転送
されることになる。
読出しアドレスが値11のときには、グラフィックRA
Mll0からブロック11に対応した領域Aのサブウィ
ンドウ5WDO2の表示データが読み出されてラインバ
ッファ120に転送されるが、次に読出しアドレスが1
2になると、同じく領域Bのサブウィンドウ5WDIO
の表示データが読み出されてラインバッファに転送され
ることになる。これ故に、第5回申)に示したように、
領域Aのサブウィンドウ5WDO2に続いて領域Bのサ
ブウィンドウ5WDIOの表示データの読出しが可能と
なり、第5図(a)などに示すように、ビューポートV
POの上に一部(ブロック12)重なってビューポート
VP1が表示可能となるのである。
このようにして第5図(blに示したようにグラフィッ
クRAMll0からの表示データの読み出しが行なわれ
、ウィンドウWDO,WD1の表示データが夫々、第5
図(alに示すビューポートvpo。
VPIに外枠付きで表示される。
ビューポートVPO,VPIで表示される内容を変更す
る場合には、グラフィックRAMll0上でのウィンド
ウWDO;−WDIの位置を変更し、これに応じて、ブ
ロックメモ1月40でのブロック6、 7.11.12
.13.17.18 (第4図)での基準点アドレスを
、新たに設定されたウィンドウWDO,WD1の領域A
、Bでの基準点アドレスに変更すればよい。
1つのAPに対する表示データのみを表示する場合には
、表示画面上に1つのVPのみを設定すればよい。これ
を表示画面傘体に表示する場合には、vPは表示画面に
等しく最大となり、これに対してグラフィックRA M
IIOでも最大のウィンドウWDが設定される。この場
合には、VP枠は設ける必要がないので、グラフィック
RAMll0のプレーン115からvp枠データを読み
出す必要がない。この場合、ブロック垂直長レジスタ1
60の内容は表示画面のラスタ数のみであり、水平方向
ブロック数レジスタ190の内容は値1である。
また、ブロック水平長レジスタ150の内容はグラフィ
ックRAM水平方向データ長レジスタ200の内容と等
しくWのみである。これに対し、1つのVPのみで設定
するにしても、このvPの大きさを表示画面よりも小さ
く設定することができる。
この場合には、このVPの頂点を通るX軸、Y軸に平行
な直線によって表示画面をブロック分割し、先に説明し
た処理によって表示を行なう。
上記実施例の特徴の主なものを揚げると、次の還りであ
る。
(1)  表示画面のブロック分割は、互いに重複する
複数のVPが設定されると、これらvPの全ての頂点(
角)の座標から簡単に行なえ、分割アルゴリズムも非常
に簡単になる。
(2)  各ブロック毎にいずれのAPによる表示デー
タを表示すべきかをブロックメモ1月40(第1図)で
指定すればよい。このために、vPの表示画面上での配
置が変わらない限り、ブロックに対するAPの指定を変
えるだけで、同−vPでの表示内容を異なるAPによる
ものに変更できるし、また、VPの重なり状態を逆転す
ることが容易である。
たとえば、第4図において、ブロックメモリ140(第
1図)でのブロック12の基準点アドレスをAWDIO
とした結果、第3図(atに示すように、ブロック12
でビューボー)VP 1が上側になるように、ビューポ
ートVPOに重なっているが、単に、第4図において、
ブロック12の基準アドレスをAWDO3(第3図(b
))と変更するだけで、第3図(alにおいて、ブロッ
クメモリ140でのブロック12でビューポー)VPO
はビューポート1の上側となり、ウィンドウWDO(第
3図(b))の全表示データがビューポートvPOで表
示されることになる。
このように、表示画面のブロック分割とvP間の優先順
位とは独立したものとなり、ブロックメモリ140での
テーブル作成が短時間で行なえる。
また、VP間の優先順位の変更にともなうテーブルの変
更も、VPが重なるブロックに対してのみ修正するだけ
でよく、非常に簡単になる。さらに、VP内で表示すべ
きグラフィックRAMll0内での部分の変更は、単に
、ブロックメモリ140において、ブロック毎に制御フ
ラグと基準点アドレスを変更することによって可能であ
る。このことから、スクロールも簡単に実行できる。v
Pの大きさの変更(拡大、縮小)はテーブルの変更をと
もなうものであるが、テーブルの作成が簡単であること
から、これも短時間で行なえる。
(3)  各水平ブロック列のブロック数は互いに等し
いから、表示画面全体からみた水平ブロック列の規則性
が単純化される。このために、電子ビームが水平ブロッ
ク列を走査するときに、走査したブロック数がある設定
された設定値に達したが否かを判定すればよ(、第1図
においては、水平方向ブロック数レジスタ190に格納
されている一定値と水平方向ブロックカウンタ240の
内容を比較すればよい。
これに対し、先に示した特開昭59−102284号公
報に開示の従来技術では、水平ブロック列毎にブロック
数が異なるから、水平方向ブロック数レジスタ190に
は各水平ブロック列に異なるブロック数を格納し、かつ
、電子ビームがいずれの水平ブロック列を走査している
かを判定した結果にもとづいて水平方向ブロック数レジ
スタ190の内容ヲ読み出すことが必要となる。
これに比べて上記実施例はハードウェア処理が簡単とな
って高速処理が可能となる。
(4)  グラフィックRAMll0では、APデータ
やvPPデータが異なるプレーンに格納され、かつ、こ
れらが読み出された後、論理演算されて輝度制御信号が
形成されるから、グラフィックRAM内での各データを
破壊することなく、表示画面上で各vPにVP枠を設け
ることができる。したがって、■P枠段設定ためには、
はとんど処理時間を要することはない。
(5)  グラフィックRA MIIOの各プレーン1
11〜115では、データの書込み、読出しが全(独立
であるので、各プレーン毎に独立にデータの更新が可能
であり、また、他のプレーンのデータを意識することな
く、所望プレーンからデータを読み出して表示可能とな
る。
以上が、第1図に示した実施例の構成および動作の説明
である。この実施例では、グラフィックRAMll0は
、5プレーンで構成されるとして説明したが、本発明は
、これのみに限定するものではなく、メモリコストの観
点からプレーン数を減らすこと可能である。すなわち、
第1図におけるプレーン1111プレーン112.プレ
ーン113の3プレーンを1プレーンで構成してもよい
。逆に、カラー表示1画像の濃淡表示、を可能とするた
めには、プレーン数を増やせばよい、また、■P枠は外
枠と上端見出しくVP名またはWD名)で構成されると
して説明したが、これに限定されるものでもなく、外枠
の内側に別の枠を設け(これを内枠と呼ぶこととする)
、内枠と外枠との間に囲まれた領域を、ビューポートv
POサイズ変更1位置変換、スクロール、のためのアイ
コン(絵記号)表示エリアとして使用することも可能で
ある。この場合、上記領域に対応するプレーン114上
の領域に、マスクパターンを展開する必要があることは
いうまでもない。さらに、表示画面に3個以上のビュー
ポートを設定し、3以上の異なるアプリケーションに対
する部分画面を表示することも、上記実施例の場合と同
様にして可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、次に偵げるよう
な優れた効果が得られる。
(a)  表示画面のブロック分割のアルゴリズムが単
純化されるとともに、これと各ブロックに対する異なる
ウィンドウの優先順位が独立となり、グラフィックRA
Mからの表示データの読み出しのためのテーブル作成が
簡単かつ迅速に行なえる・。
また、ブロック単位での処理が可能となるから、テーブ
ルの部分的な修正だけで、ビューポートの重なり状態を
変更できる。
(b)  表示画面は水平ブロック列毎に同数のブロッ
クに分割されるから、電子ビームが走査するブロックを
判定するためのデータが少なくすみ、また、そのための
処理も単純化されるので、ハードウェア処理でもって迅
速に行なえる。
(0)  表示データはAPデータ、マスクデータ。
vP枠データ毎に異なるプレーンに格納されるので、夫
々のデータは独立に更新可能であり、画面制御コマンド
に対応した画面更新が高速に行なえる。
(d)  表示データは、グラフィックRAMから読み
出された後、電子ビームの輝度制御信号に変換されるか
ら、表示データを破壊することなしに、表示画面上の各
ビューポートに枠付けをすることができる。
(e)  表示画面上でのビューポートの位置、大きさ
およびビューポートに対するグラフィックRAMのウィ
ンドウの位置は任意に設定できるから、ビューポートの
移動、サイズ変更、スクロールなどの画面制御機能を実
現するためのソフトウェア量は少な(てすみ、モジュラ
リテイに優れたソフトウェアを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による表示制御装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図(a)、 (b)は第1図におけるグ
ラフィックRAMのウィンドウと表示画面上のビューポ
ートとの対応関係の一例を示す説明図、第3図(a)は
表示画面のブロック分割の規則を示す説明図、同図(b
)は表示画面上に設定されたブロックに対応したグラフ
ィックRAMでのウィンドウでのサブウィンドウを示す
説明図、第4図は第1図におけるブロックメモリに格納
されるテーブルの一例を示す説明図、第5図は表示画面
上での電子ビームの軌跡とグラフィックRAMでの表示
データの読出し順序との関係を示す説明図、第6図は第
1図におけるプレーン合成RAMによる表示データから
電子ビームの輝度制御信号への変換規則の一例を示す説
明図、第7図は従来の表示画面でのブロック分割の一例
を示す説明図である。 40・・・ラインバッファ読出部、50・・・シフトレ
ジスタ、70・・・グラフィックRAM続出制御部、8
0・・・グラフィックRA M p小部、110・・・
グラフィックRAM5111〜115・・・プレーン、
120・・・ラインバッファ、】30・・・プレーン合
成RAM、140・・・ブロックメモリ、250・・・
制御フラグレジスタ、260・・・転送元アドレスレジ
スタ、270・・・転送先アドレスレジスタ、280・
・・転送データ長レジスタ、290バイ第2図 第4図 (Q) 第5図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表示画面上に異なる複数のビューポートが互いに一部重
    なるように設定され、該ビューポート毎に異なるアプリ
    ケーションプログラムによる表示データを表示すること
    ができるようにしたマルチビューポート方式の表示制御
    装置において、該表示データは前記アプリケーションプ
    ログラムによつて形成されたアプリケーションプログラ
    ムデータとマスクデータと前記ビューポートの枠を表わ
    す枠データとからなるものであつて、複数個のプレーン
    からなりかつアプリケーション毎に異なる領域が割り当
    てられるとともに、該領域毎に少なくとも前記アプリケ
    ーションプログラムデータと前記マスクデータと前記枠
    データとを夫々別々の前記プレーンにドットパターンと
    して格納することによつて前記表示データを保持するグ
    ラフィックランダムアクセスメモリと、該グラフィック
    ランダムアクセスメモリにおける前記領域で前記ビュー
    ポートに対して設定されるウィンドウの表示データを該
    グラフィックランダムアクセスメモリから読み出すため
    のデータを格納するブロックメモリと、該ブロックメモ
    リから読み出されたデータをもとに前記グラフィックラ
    ンダムアクセスメモリから表示データを読み出すグラフ
    ィックランダムアクセスメモリ読出部と、前記表示画面
    の1ラスタ分の表示データを保持するラインバッファと
    、該ラインバッファに保持される表示データを1ドット
    毎に前記アプリケーションプログラムデータ、マスクデ
    ータおよび枠データの夫々の値に応じた値の輝度制御信
    号に変換するためのプレーン合成ランダムアクセスメモ
    リとを備え、前記グラフィックランダムアクセスメモリ
    の前記領域には、前記ビューポートに対応して任意の位
    置にウィンドウが設定されるとともに、少なくとも該ウ
    ィンドウ内には前記ビューポート内のブロックに対応し
    てサブウィンドウが設定され、前記ブロックメモリに格
    納されるデータは前記ブロック毎に対応する前記サブウ
    ィンドウの有無を表わす制御フラグと前記サブウィンド
    ウに対応する前記ブロック毎に前記グラフックランダム
    アドレス上での前記サブウィンドウの基準点アドレスと
    からなるものであつて、少なくとも前記グラフィックラ
    ンダムアクセスメモリに設定された前記ウィンドウ内の
    表示データが読み出されて前記ラインバッファに保持さ
    れることを特徴とする表示制御装置。
JP60292066A 1985-12-26 1985-12-26 表示制御装置 Pending JPS62152073A (ja)

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JP60292066A JPS62152073A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 表示制御装置

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ID=17777091

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JP60292066A Pending JPS62152073A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 表示制御装置

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JP (1) JPS62152073A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996962A (en) * 1988-12-28 1991-03-05 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd. Fuel delivery rail assembly
US5090385A (en) * 1989-12-08 1992-02-25 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd. Fuel delivery rail assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996962A (en) * 1988-12-28 1991-03-05 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd. Fuel delivery rail assembly
US5090385A (en) * 1989-12-08 1992-02-25 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd. Fuel delivery rail assembly

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