JPS62151605U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例によるＰＩＤ定数
決定装置を示すブロツク線図、第２図は同じく制
御対象の特性を示す特性図、第３図は従来のＰＩ
Ｄ定数決定装置の一例を示すブロツク線図、第４
図はその特性図、第５図は従来の他のＰＩＤ定数
決定装置を示すブロツク線図である。 図において、１は制御対象、２は制御手段、３
は検出器、４は偏差検出手段、５はリミツトサイ
クル観測手段、６はＰＩＤ定数決定手段、１１は
ＡｔＳＰ値演算手段、１３Ａ，１３Ｂはリミツト
サイクル起動手段第１切換部、第２切換部である
。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示し
ている。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 制御対象と共にフイードバツク制御系を構
   成し、制前記制御対象に与える操作量をフイード
   バツク測定値と設定手段からの設定置との偏差に
   より決定するために、比例感度、積分時間及び微
   分時間からなるＰＩＤ定数によつて前記制御対象
   をオン・オフ制御する制御手段と、前記制御対象
   の制御量を前記測定値として検出すると共に、偏
   差検出手段を介して前記制御手段にこの測定値を
   フイードバツクする検出手段と、前記制御対象の
   制御量のリミツトサイクルを観測するリミツトサ
   イクル観測手段と、前記リミツトサイクル観測手
   段により検出した制御対象特性に関するパラメー
   タに基き前記ＰＩＤ定数の最適値を決定して前記
   制御手段に送出するＰＩＤ定数決定手段と、によ
   り構成されるＰＩＤ定数決定装置において、 前記制御対象の制御量に対して前記リミツトサ
   イクルを生じさせる起動設定値を前記検出手段か
   らの信号とパラメータ設定手段からの信号とによ
   り自動的に設定するリミツトサイクル起動設定値
   演算手段と、前記演算手段により設定されたリミ
   ツトサイクル起動設定値に基き、設定手段からの
   設定値信号に代えて前記偏差検出手段にリミツト
   サイクル起動設定値信号を送出するように切換え
   るリミツトサイクル起動手段第１切換部と、前記
   偏差検出手段より送出されるリミツトサイクル起
   動設定値に基き、前記リミツトサイクル起動手段
   第１切換部と同期して前記制御対象にリミツトサ
   イクル起動設定値信号を送出するリミツトサイク
   ル起動手段第２切換部とを設け、前記リミツトサ
   イクル起動設定値を、フイードバツク制御の設定
   目標値と、リミツトサイクル起動開始時における
   制御対象の制御量測定値との間に位置するように
   設定したことを特徴とするＰＩＤ定数決定装置。 (2) リミツトサイクル起動設定置ＡｔＳＰを、
   フイードバツク制御の設定目標値ＳＰと、リミツ
   トサイクル起動開始時における制御対象の制御量
   測定値ＰＶｏと、リミツトサイクル観測手段によ
   り検出した制御対象特性に関するパラメータαと
   により、 ＡｔＳＰ＝α・ＳＰ＋ＰＶ_０（α＋１）
   （α＞０） となるよう決定した実用新案登録請求の範囲第１
   項記載のＰＩＤ定数決定装置。