JPS621510B2 - - Google Patents
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- JPS621510B2 JPS621510B2 JP57079077A JP7907782A JPS621510B2 JP S621510 B2 JPS621510 B2 JP S621510B2 JP 57079077 A JP57079077 A JP 57079077A JP 7907782 A JP7907782 A JP 7907782A JP S621510 B2 JPS621510 B2 JP S621510B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S10/00—Solar heat collectors using working fluids
- F24S10/70—Solar heat collectors using working fluids the working fluids being conveyed through tubular absorbing conduits
- F24S10/73—Solar heat collectors using working fluids the working fluids being conveyed through tubular absorbing conduits the tubular conduits being of plastic material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S10/00—Solar heat collectors using working fluids
- F24S10/70—Solar heat collectors using working fluids the working fluids being conveyed through tubular absorbing conduits
- F24S10/72—Solar heat collectors using working fluids the working fluids being conveyed through tubular absorbing conduits the tubular conduits being integrated in a block; the tubular conduits touching each other
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S80/00—Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
- F24S80/30—Arrangements for connecting the fluid circuits of solar collectors with each other or with other components, e.g. pipe connections; Fluid distributing means, e.g. headers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F2009/0285—Other particular headers or end plates
- F28F2009/029—Other particular headers or end plates with increasing or decreasing cross-section, e.g. having conical shape
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
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- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はエラストマー材料又はプラストマー材
料の太陽熱吸収体(本明細書では、アブソーバと
称する)と、アブソーバに結合されたエラストマ
ー材料又はプラストマー材料のヘツダ管とからな
る太陽熱吸収パネル(本明細書では『ソラーパネ
ル』と称する)のための該ヘツダ管の製造方法に
関する。
料の太陽熱吸収体(本明細書では、アブソーバと
称する)と、アブソーバに結合されたエラストマ
ー材料又はプラストマー材料のヘツダ管とからな
る太陽熱吸収パネル(本明細書では『ソラーパネ
ル』と称する)のための該ヘツダ管の製造方法に
関する。
従来の技術
平坦なソラーパネルのアブソーバへ流体を送つ
たりアブソーバから流体を取出したりするための
ヘツダ管は既知であり、既知のヘツダ管は一般
に、一側部に直線状の開口を有する円形、六角形
等の横断面をもつダクトを備えており、アブソー
バの終端部分を前記開口へ嵌入することにより、
アブソーバ内で流体を循環させるためアブソーバ
内に設けた流通路とヘツダ管とを直接連通させて
いる。
たりアブソーバから流体を取出したりするための
ヘツダ管は既知であり、既知のヘツダ管は一般
に、一側部に直線状の開口を有する円形、六角形
等の横断面をもつダクトを備えており、アブソー
バの終端部分を前記開口へ嵌入することにより、
アブソーバ内で流体を循環させるためアブソーバ
内に設けた流通路とヘツダ管とを直接連通させて
いる。
次に、その従来の製造方法を第7図〜第9図を
使用して説明する。第7図中、21はすでに加硫
済みのアブソーバで、複数の流通路21aを有
し、その一端がプレス22の一対のプレス半体2
2a,22b間のプレス孔22c内に後述するダ
クト内壁面25aに一致する位置まで所定量挿入
される。23,24は強化素子で、予めプレス孔
21c内に配設されている。そのうちの一の強化
素子24は将来アブソーバ21とヘツダ管25と
が結合する区域に至るまで流通路21a内に挿入
されており、かつ他の強化素子23は一端23a
がプレス半体22a,22b間の間隙を介して左
方へ突出している そして、ヘツダ管管壁を形成すべき未加硫エラ
ストマー材料を所定の湯口よりモールド内(即ち
プレス孔21c)に供給し、湯口を閉じた後熱を
加えて上記未加硫エラストマー材料を加硫させて
ヘツダ管25を形成すると共にこのヘツダ管25
をアブソーバ21に結合していた。この結合を良
好にするためアブソーバ21を予め接着剤処理し
たものもあつた。尚強化素子24を流通路21a
内に挿入する理由は、アブソーバ21の一端がモ
ールド(この場合強化素子23)内に挿入されて
おらず従つてシールされていないので、ヘツダ管
壁を形成すべき未加硫エラストマー材料が供給さ
れたときその材料が流通路21a内に侵入しない
よう強化素子24により該一端をシールすると共
に、流通路21a壁部をその内部から支持するた
めである。そして、最後にプレス22,22a,
22bを取外し、かつ強化素子23,24をその
一端23aを第7図中左方へ引張つてヘツダ管2
5の弾性変形を伴い取出し第8図の状態とさせ
る。尚ヘツダ管25の右方部にはアブソーバ21
との接触面積を大とするためのすそ部25bが形
成されている。
使用して説明する。第7図中、21はすでに加硫
済みのアブソーバで、複数の流通路21aを有
し、その一端がプレス22の一対のプレス半体2
2a,22b間のプレス孔22c内に後述するダ
クト内壁面25aに一致する位置まで所定量挿入
される。23,24は強化素子で、予めプレス孔
21c内に配設されている。そのうちの一の強化
素子24は将来アブソーバ21とヘツダ管25と
が結合する区域に至るまで流通路21a内に挿入
されており、かつ他の強化素子23は一端23a
がプレス半体22a,22b間の間隙を介して左
方へ突出している そして、ヘツダ管管壁を形成すべき未加硫エラ
ストマー材料を所定の湯口よりモールド内(即ち
プレス孔21c)に供給し、湯口を閉じた後熱を
加えて上記未加硫エラストマー材料を加硫させて
ヘツダ管25を形成すると共にこのヘツダ管25
をアブソーバ21に結合していた。この結合を良
好にするためアブソーバ21を予め接着剤処理し
たものもあつた。尚強化素子24を流通路21a
内に挿入する理由は、アブソーバ21の一端がモ
ールド(この場合強化素子23)内に挿入されて
おらず従つてシールされていないので、ヘツダ管
壁を形成すべき未加硫エラストマー材料が供給さ
れたときその材料が流通路21a内に侵入しない
よう強化素子24により該一端をシールすると共
に、流通路21a壁部をその内部から支持するた
めである。そして、最後にプレス22,22a,
22bを取外し、かつ強化素子23,24をその
一端23aを第7図中左方へ引張つてヘツダ管2
5の弾性変形を伴い取出し第8図の状態とさせ
る。尚ヘツダ管25の右方部にはアブソーバ21
との接触面積を大とするためのすそ部25bが形
成されている。
解決すべき問題点
しかしながら、上記従来の製法においては、強
化素子24が流通路21aに挿入されているので
これを取外すには上記の如くその軸方向、即ち第
7図中左方へ引抜かなければならない。従つて、
強化素子23,24を取外す際に、ダクト25、
特にその一対の端部25cが開き変形しなければ
ならないので、各端部25c間の間隙25dが開
く傾向の残留応力を生じ易く好ましくない。又こ
の間隙25dがあると、ここから水が漏出してし
まうので、第9図の如く、ヘツダ管の長手方向に
わたり端部25cをその間にシール材を介装した
後例えばクランプ26でクランプした後、端部2
5cを貫通する部材27により締付固着しなけれ
ばならず、閉止作業が大変であるという問題点が
あつた。
化素子24が流通路21aに挿入されているので
これを取外すには上記の如くその軸方向、即ち第
7図中左方へ引抜かなければならない。従つて、
強化素子23,24を取外す際に、ダクト25、
特にその一対の端部25cが開き変形しなければ
ならないので、各端部25c間の間隙25dが開
く傾向の残留応力を生じ易く好ましくない。又こ
の間隙25dがあると、ここから水が漏出してし
まうので、第9図の如く、ヘツダ管の長手方向に
わたり端部25cをその間にシール材を介装した
後例えばクランプ26でクランプした後、端部2
5cを貫通する部材27により締付固着しなけれ
ばならず、閉止作業が大変であるという問題点が
あつた。
問題点の解決手段
従つて、本発明の目的は、アブソーバの流通路
の終端部を支持するための工具(強化素子24)
を用いた既知の方法の問題点をまつたく有さず実
現可能な、エラストマー又はプラストマー材料の
アブソーバにエラストマー又はプラストマー材料
のヘツダ管を結合する方法を提供することであ
る。
の終端部を支持するための工具(強化素子24)
を用いた既知の方法の問題点をまつたく有さず実
現可能な、エラストマー又はプラストマー材料の
アブソーバにエラストマー又はプラストマー材料
のヘツダ管を結合する方法を提供することであ
る。
この目的を達成するため、複数個の流通路を具
備したエラストマー材料又はプラストマー材料の
アブソーバから成るソラーパネルのためのヘツダ
管を製造する方法の特徴とする所は、既に加硫済
みの前記アブソーバの終端部分をモールド内に挿
入する工程、前記加硫済みのアブソーバの終端部
分に接してヘツダ管の管壁を形成すべく未加硫エ
ラストマー材料をシエーピングし、前記アブソー
バに設けた流通路の壁の所定部分を弾性的に押圧
変形させる工程、該未加硫エラストマー材料を加
硫することによりヘツダ管をアブソーバに結合す
る工程、およびこのようにして出来たソラーパネ
ルとヘツダ管との結合体をモールドから取出し前
記アブソーバの壁の所定部分を弾性的に元の形に
戻す工程とからなることである。
備したエラストマー材料又はプラストマー材料の
アブソーバから成るソラーパネルのためのヘツダ
管を製造する方法の特徴とする所は、既に加硫済
みの前記アブソーバの終端部分をモールド内に挿
入する工程、前記加硫済みのアブソーバの終端部
分に接してヘツダ管の管壁を形成すべく未加硫エ
ラストマー材料をシエーピングし、前記アブソー
バに設けた流通路の壁の所定部分を弾性的に押圧
変形させる工程、該未加硫エラストマー材料を加
硫することによりヘツダ管をアブソーバに結合す
る工程、およびこのようにして出来たソラーパネ
ルとヘツダ管との結合体をモールドから取出し前
記アブソーバの壁の所定部分を弾性的に元の形に
戻す工程とからなることである。
実施例
第1図には、複数個の流通路(第1図には示さ
ない)を具備した平坦なアブソーバ2から成るソ
ラーパネル1を示す。これらの流通路8(第3
図)はアブソーバの全長に亘つて互いに平行に延
びている。これらの流通路が開口するアブソーバ
端部3に、ヘツダ管4(第1図)が設けてある。
ない)を具備した平坦なアブソーバ2から成るソ
ラーパネル1を示す。これらの流通路8(第3
図)はアブソーバの全長に亘つて互いに平行に延
びている。これらの流通路が開口するアブソーバ
端部3に、ヘツダ管4(第1図)が設けてある。
ヘツダ管の一般的な実施例によれば、ヘツダ管
はソラーパネル内を循環する循環流体の温度を均
一にする手段を備えている。一般に、循環流体は
液体であり、更に一般的には水である。
はソラーパネル内を循環する循環流体の温度を均
一にする手段を備えている。一般に、循環流体は
液体であり、更に一般的には水である。
第1図には、アブソーバ2内を循環する流体の
圧力水頭を均一にする手段をも示す。第1図の実
施例では、この手段は、各ヘツダ管4をその出入
口端部5から反対側の盲端部6に向つて先細りに
することから成る(特に、ヘツダ管の内部通路を
先細りにするとよい)。即ち、この先細りは、ア
ブソーバ2の流通路8に通じたヘツダ管の内部通
路(図示せず)の横断面寸法を、ヘツダ管の出入
口端部5から反対側の盲端部6まで漸減させるこ
とにより、得られる。
圧力水頭を均一にする手段をも示す。第1図の実
施例では、この手段は、各ヘツダ管4をその出入
口端部5から反対側の盲端部6に向つて先細りに
することから成る(特に、ヘツダ管の内部通路を
先細りにするとよい)。即ち、この先細りは、ア
ブソーバ2の流通路8に通じたヘツダ管の内部通
路(図示せず)の横断面寸法を、ヘツダ管の出入
口端部5から反対側の盲端部6まで漸減させるこ
とにより、得られる。
第2図には、ソラーパネル内の循環流体の温度
を均一にする手段の一実施例を示す。第2図の実
施例では、この手段は、流通路8が開口するアブ
ソーバ端部におけるオーバーハング即ち張出し部
7から成り、この張出し部7はヘツダ管4の内部
通路即ちダクト9内へ延びている。
を均一にする手段の一実施例を示す。第2図の実
施例では、この手段は、流通路8が開口するアブ
ソーバ端部におけるオーバーハング即ち張出し部
7から成り、この張出し部7はヘツダ管4の内部
通路即ちダクト9内へ延びている。
第2図に示すように、アブソーバ2はエラスト
マー材料又はプラストマー材料を押出して作つた
本体から成り、この本体の内部には(好適には楕
円形又は円形断面の)流通路8が位置する。互い
に平行な一連の波形11をアブソーバ2の上面1
0に設け、これら波形11の頂部はアブソーバの
流通路8に平行で、該流通路と上下に実質上整合
している。
マー材料又はプラストマー材料を押出して作つた
本体から成り、この本体の内部には(好適には楕
円形又は円形断面の)流通路8が位置する。互い
に平行な一連の波形11をアブソーバ2の上面1
0に設け、これら波形11の頂部はアブソーバの
流通路8に平行で、該流通路と上下に実質上整合
している。
アブソーバ2を形成するエラストマー本体に
は、流通路8に平行な方向におけるアブソーバ自
体の可撓性を変える手段も設けてあり、この手段
は、例えばテクシタイル又は合成繊維の如き可撓
性で非伸長性の材料でできたコード12から成
る。これらのコード12は流通路8内に挿入して
もよく或いは好適には流通路8のレベルに関して
下方のレベルに位置する。即ち、コード12はア
ブソーバ2の平坦な下面13′の近傍に位置す
る。アブソーバ2の可撓性はアブソーバ自体に多
少の剛直性を与える上記コードにより変えること
ができる。
は、流通路8に平行な方向におけるアブソーバ自
体の可撓性を変える手段も設けてあり、この手段
は、例えばテクシタイル又は合成繊維の如き可撓
性で非伸長性の材料でできたコード12から成
る。これらのコード12は流通路8内に挿入して
もよく或いは好適には流通路8のレベルに関して
下方のレベルに位置する。即ち、コード12はア
ブソーバ2の平坦な下面13′の近傍に位置す
る。アブソーバ2の可撓性はアブソーバ自体に多
少の剛直性を与える上記コードにより変えること
ができる。
第2図において、アブソーバ2の終端部にある
張出し部7は、ヘツダ管4のダクト9の軸線を通
りかつアブソーバの流通路8の軸線を含む平面に
平行な平面の一側に位置する。即ち、張出し部7
はダクト9の軸線を通る平面とダクトの底部との
間でダクトの軸線に関し非対称的に位置してい
る。
張出し部7は、ヘツダ管4のダクト9の軸線を通
りかつアブソーバの流通路8の軸線を含む平面に
平行な平面の一側に位置する。即ち、張出し部7
はダクト9の軸線を通る平面とダクトの底部との
間でダクトの軸線に関し非対称的に位置してい
る。
第3図(この図にはヘツダ管を作るためのモー
ルドをも示してある)の別の実施例では、前述の
2つの平面、即ち流通路8の軸線を含む平面及び
この平面に平行でかつダクト9の軸線を通る平面
は互いに一致している。即ち、アブソーバ2の流
通路8のすべての軸線はダクト9の軸線と交差
し、従つてアブソーバ2はダクト9の軸線に関し
対称的に位置している。更に、第3図において
は、張出し部7′は、第2図のものよりも一層奥
の方までダクト内へ突出し、ダクト9の軸線を越
えて延びている。
ルドをも示してある)の別の実施例では、前述の
2つの平面、即ち流通路8の軸線を含む平面及び
この平面に平行でかつダクト9の軸線を通る平面
は互いに一致している。即ち、アブソーバ2の流
通路8のすべての軸線はダクト9の軸線と交差
し、従つてアブソーバ2はダクト9の軸線に関し
対称的に位置している。更に、第3図において
は、張出し部7′は、第2図のものよりも一層奥
の方までダクト内へ突出し、ダクト9の軸線を越
えて延びている。
更に、第3図には、ヘツダ管4(第1,2図の
実施例のもの及び種々の実施例のものを含む)を
作るための装置を示す。この装置は、上部金型1
3と下部金型14と芯金型(例えば円すい状部
材)15とを有するモールドから成る。芯金型1
5はヘツダ管4の内部にダクト9を形成するため
のものであり、またこの芯金型は、ダクト9内に
位置すべきアブソーバの張出し部7′を形成する
ためアブソーバの端部をグルーブ16を有する。
このグルーブ16は、ヘツダ管4を形成してその
結果支持区域17,18を形成すべき未加硫エラ
ストマー材料が流通路8内へ流入するのを阻止即
ちシールすべく流通路8の端部を遮閉する。
実施例のもの及び種々の実施例のものを含む)を
作るための装置を示す。この装置は、上部金型1
3と下部金型14と芯金型(例えば円すい状部
材)15とを有するモールドから成る。芯金型1
5はヘツダ管4の内部にダクト9を形成するため
のものであり、またこの芯金型は、ダクト9内に
位置すべきアブソーバの張出し部7′を形成する
ためアブソーバの端部をグルーブ16を有する。
このグルーブ16は、ヘツダ管4を形成してその
結果支持区域17,18を形成すべき未加硫エラ
ストマー材料が流通路8内へ流入するのを阻止即
ちシールすべく流通路8の端部を遮閉する。
本発明はヘツダ管の製造方法に関し、一実施例
におけるその方法は次の工程から成る。(イ)既に加
硫済みのアブソーバの端部をモールド内に挿入す
る工程、(ロ)アブソーバの流通路壁の支持区域部分
の弾性変形を伴つてヘツダ管の管壁を形成する未
加硫エラストマー材料をシエーピングする工程、
(ハ)ヘツダ管を形成すべき未加硫エラストマー材料
を加硫しヘツダ管をアブソーバに結合する工程、
及び(ニ)モールドにより形成されたソラーパネルを
取出し、アブソーバ内を通る流通路壁の上記支持
区域部分を実質上元の形にする工程。
におけるその方法は次の工程から成る。(イ)既に加
硫済みのアブソーバの端部をモールド内に挿入す
る工程、(ロ)アブソーバの流通路壁の支持区域部分
の弾性変形を伴つてヘツダ管の管壁を形成する未
加硫エラストマー材料をシエーピングする工程、
(ハ)ヘツダ管を形成すべき未加硫エラストマー材料
を加硫しヘツダ管をアブソーバに結合する工程、
及び(ニ)モールドにより形成されたソラーパネルを
取出し、アブソーバ内を通る流通路壁の上記支持
区域部分を実質上元の形にする工程。
特に、工程(イ)は、張出し部7′又は7を形成す
べきアブソーバの終端部分を芯金型15のグルー
ブ内に挿入することにより行なう。芯金型15
は、上下金型13,14を閉じたときに生じるモ
ールド孔31内に位置決めされ、このモールド孔
31はヘツダ管4自体の管壁を形成する材料で満
たされうる。この位置決めは、芯金型15のグル
ーブ16内にアブソーバ2の終端部分を挿入する
ことにより行なうが、この挿入が完了すると、ア
ブソーバ自体の曲げ応力に対する抵抗及びグルー
ブ付きの芯金型15を支持すべきアブソーバの突
出部分(張出し部)が短かいという事実を利用し
て、芯金型を適所に維持できる。
べきアブソーバの終端部分を芯金型15のグルー
ブ内に挿入することにより行なう。芯金型15
は、上下金型13,14を閉じたときに生じるモ
ールド孔31内に位置決めされ、このモールド孔
31はヘツダ管4自体の管壁を形成する材料で満
たされうる。この位置決めは、芯金型15のグル
ーブ16内にアブソーバ2の終端部分を挿入する
ことにより行なうが、この挿入が完了すると、ア
ブソーバ自体の曲げ応力に対する抵抗及びグルー
ブ付きの芯金型15を支持すべきアブソーバの突
出部分(張出し部)が短かいという事実を利用し
て、芯金型を適所に維持できる。
ヘツダ管壁を形成すべき未加硫エラストマー材
料をシエーピングする上記工程(ロ)は、エラストマ
ー材料がどのようにしてモールド内へ挿入される
かに応じて、種々の方法で遂行されうる。事実、
このような未加硫エラストマー材料は、押出しで
作つた数個の部片の形でモールド内に挿入でき、
そしてモールドの上部金型13と下部金型14と
を閉じてこれらのエラストマー部片を加硫して一
体的にヘツダ管4を作ることができる。好適に
は、ヘツダ管4の最終管壁の厚さよりも厚いC字
状の押出しエラストマー部片を用いてこれをモー
ルド内へ挿入し、芯金型15のまわりでモールド
の上下金型13,14を閉じたときにC字状のエ
ラストマー部片を変形させて、アブソーバ2の弾
性抵抗に遭遇する支持区域17,18の方へエラ
ストマー材料を流動させ、もつて2つの幅広い表
面に亘つてアブソーバ2とヘツダ管壁を形成する
エラストマー材料とを接触させるとよい。ヘツダ
管壁を形成すべき未加硫エラストマー材料をモー
ルド内に挿入するための別の方法は、例えば上下
金型13,14間の分離面に設けた湯口を介して
エラストマー材料をモールド内へ射出する方法で
ある。射出された未加硫エラストマー材料は上下
金型13,14と芯金型15とにより画定された
モールド孔31内を流動し、2つの支持区域1
7,18に沿つてアブソーバ2と厳密に接触す
る。未加硫エラストマー材料がどのようにしてモ
ールド内に挿入されても、この材料のシエーピン
グ期間中、エラストマー材料はアブソーバ2の2
つの支持区域17,18に圧力を加え、これらの
区域17,18を流通路8が押しつぶされるよう
弾性的に押圧変形させる。
料をシエーピングする上記工程(ロ)は、エラストマ
ー材料がどのようにしてモールド内へ挿入される
かに応じて、種々の方法で遂行されうる。事実、
このような未加硫エラストマー材料は、押出しで
作つた数個の部片の形でモールド内に挿入でき、
そしてモールドの上部金型13と下部金型14と
を閉じてこれらのエラストマー部片を加硫して一
体的にヘツダ管4を作ることができる。好適に
は、ヘツダ管4の最終管壁の厚さよりも厚いC字
状の押出しエラストマー部片を用いてこれをモー
ルド内へ挿入し、芯金型15のまわりでモールド
の上下金型13,14を閉じたときにC字状のエ
ラストマー部片を変形させて、アブソーバ2の弾
性抵抗に遭遇する支持区域17,18の方へエラ
ストマー材料を流動させ、もつて2つの幅広い表
面に亘つてアブソーバ2とヘツダ管壁を形成する
エラストマー材料とを接触させるとよい。ヘツダ
管壁を形成すべき未加硫エラストマー材料をモー
ルド内に挿入するための別の方法は、例えば上下
金型13,14間の分離面に設けた湯口を介して
エラストマー材料をモールド内へ射出する方法で
ある。射出された未加硫エラストマー材料は上下
金型13,14と芯金型15とにより画定された
モールド孔31内を流動し、2つの支持区域1
7,18に沿つてアブソーバ2と厳密に接触す
る。未加硫エラストマー材料がどのようにしてモ
ールド内に挿入されても、この材料のシエーピン
グ期間中、エラストマー材料はアブソーバ2の2
つの支持区域17,18に圧力を加え、これらの
区域17,18を流通路8が押しつぶされるよう
弾性的に押圧変形させる。
上記のシエーピング工程(ロ)に続いて上記の工程
(ハ)を行なうが、この工程(ハ)においては、ヘツダ管
4を形成すべき未加硫エラストマー材料を加硫し
て、このエラストマー材料を2つの支持区域1
7,18に沿つてアブソーバ2に結合する。アブ
ソーバのこれら2つの支持区域17,18は、ヘ
ツダ管とアブソーバの確実な結合を保証するた
め、エラストマー材料に対し接着性の適当な溶剤
等で予め処理しておくとよい。
(ハ)を行なうが、この工程(ハ)においては、ヘツダ管
4を形成すべき未加硫エラストマー材料を加硫し
て、このエラストマー材料を2つの支持区域1
7,18に沿つてアブソーバ2に結合する。アブ
ソーバのこれら2つの支持区域17,18は、ヘ
ツダ管とアブソーバの確実な結合を保証するた
め、エラストマー材料に対し接着性の適当な溶剤
等で予め処理しておくとよい。
上記の工程(ハ)が終了したのち、アブソーバ2と
ヘツダ管4とから成る組立体をモールドから取出
す。すると、予め加硫されていたアブソーバ2の
エラストマー材料の弾性のため、アブソーバ2は
元の形(即ちヘツダ管に結合される前の形)に戻
る。それ故、アブソーバ2内の流通路8も元の形
に戻る。次いで、ヘツダ管4のダクト9の軸線に
平行な方向に芯金型15を引抜くことにより、芯
金型をダクト9から取外す。事実、芯金型15
は、ヘツダ管4に対する液体の出入口部5から抜
出すことができる。
ヘツダ管4とから成る組立体をモールドから取出
す。すると、予め加硫されていたアブソーバ2の
エラストマー材料の弾性のため、アブソーバ2は
元の形(即ちヘツダ管に結合される前の形)に戻
る。それ故、アブソーバ2内の流通路8も元の形
に戻る。次いで、ヘツダ管4のダクト9の軸線に
平行な方向に芯金型15を引抜くことにより、芯
金型をダクト9から取外す。事実、芯金型15
は、ヘツダ管4に対する液体の出入口部5から抜
出すことができる。
尚第3図の実施例では金型13,14、芯金型
15に夫々逃げ部13a,14a,15aが設け
られて、未加硫エラストマー材料の流入を許容し
てすそ部4a,4bを形成し、これによりアブソ
ーバ2とヘツダ管4との支持区域17,18の幅
を大きくするようにしている。
15に夫々逃げ部13a,14a,15aが設け
られて、未加硫エラストマー材料の流入を許容し
てすそ部4a,4bを形成し、これによりアブソ
ーバ2とヘツダ管4との支持区域17,18の幅
を大きくするようにしている。
次に第3図の実施例の製造法の基本原理となる
製造工程を第4図〜第6図に示すが、第4図〜第
6図中、第3図と対応する部分には対応符号を付
す。
製造工程を第4図〜第6図に示すが、第4図〜第
6図中、第3図と対応する部分には対応符号を付
す。
第4図中、金型13−1,14−1、芯金型1
5−1は第3図の金型13,14、芯金型15に
比して夫々逃げ部13a,14a,15aを有さ
ない形状である。従つて、もし、モールド孔31
内に未加硫エラストマー材料を供給したとき、ア
ブソーバ2の支持区域17−1,18−1部分が
弾性変形しないなら、上記支持区域の幅はリング
形モールド孔18のリング部分の半径方向寸法分
しか形成されない。
5−1は第3図の金型13,14、芯金型15に
比して夫々逃げ部13a,14a,15aを有さ
ない形状である。従つて、もし、モールド孔31
内に未加硫エラストマー材料を供給したとき、ア
ブソーバ2の支持区域17−1,18−1部分が
弾性変形しないなら、上記支持区域の幅はリング
形モールド孔18のリング部分の半径方向寸法分
しか形成されない。
しかるに、実際には、上述した押圧変形の結果
により、第5図の如く、モールド孔31内にヘツ
ダ管壁を形成すべき未加硫エラストマー材料を供
給したとき、アブソーバ2の支持区域17−1,
18−1対応部分は流通路8内に強化素子(第7
図参照)が挿入されていないので、同図に示す如
く流通路が押しつぶされるよう流通路壁の支持区
域対応部分が弾性的に変形する。この結果、金型
13,14のモールド孔31近傍部及び芯金型1
5のグルーブ16のモールド孔31近傍部と弾性
変形中のアブソーバ2の上下外面との間に夫々間
隙31a,31bを生ずる。そしてこの間隙に未
加硫エラストマー材料が流入して充填されて夫々
アブソーバ2の上下外面と結合するすそ部4a−
1,4b−1を形成する。
により、第5図の如く、モールド孔31内にヘツ
ダ管壁を形成すべき未加硫エラストマー材料を供
給したとき、アブソーバ2の支持区域17−1,
18−1対応部分は流通路8内に強化素子(第7
図参照)が挿入されていないので、同図に示す如
く流通路が押しつぶされるよう流通路壁の支持区
域対応部分が弾性的に変形する。この結果、金型
13,14のモールド孔31近傍部及び芯金型1
5のグルーブ16のモールド孔31近傍部と弾性
変形中のアブソーバ2の上下外面との間に夫々間
隙31a,31bを生ずる。そしてこの間隙に未
加硫エラストマー材料が流入して充填されて夫々
アブソーバ2の上下外面と結合するすそ部4a−
1,4b−1を形成する。
次に、金型13,14、芯金型15を除去する
と、上記の如く、アブソーバ2の流通路壁部が弾
性的に変形復帰して元の形に戻り、すそ部4a−
1,4b−1を伴つた幅広の支持区域17−1,
18−1が形成される。
と、上記の如く、アブソーバ2の流通路壁部が弾
性的に変形復帰して元の形に戻り、すそ部4a−
1,4b−1を伴つた幅広の支持区域17−1,
18−1が形成される。
即ち、第7図の従来例においては、アブソーバ
21の一端の流通路21aのシール及び保持のた
めに強化素子24を流通路21a内に挿入してい
たが、本発明では、流通路21aのシールはアブ
ソーバ2の一端を芯金型15−1のグルーブ16
内に挿入して行なわせ、又従来例とは逆にむしろ
流通路21a壁部を弾性変形させて従来の一方の
みのすそ部25b(第7図参照)に代えて左右両
方向にすそ部4a−1,4b−1を得るようにし
たものである。尚この場合第5図で明らかな如く
流通路21a壁部は押しつぶし変形した両側部が
元の形を保つたままであるため該壁部が弾性的に
変形復帰する力は非常に強く良好な元の形を得る
ことができる。
21の一端の流通路21aのシール及び保持のた
めに強化素子24を流通路21a内に挿入してい
たが、本発明では、流通路21aのシールはアブ
ソーバ2の一端を芯金型15−1のグルーブ16
内に挿入して行なわせ、又従来例とは逆にむしろ
流通路21a壁部を弾性変形させて従来の一方の
みのすそ部25b(第7図参照)に代えて左右両
方向にすそ部4a−1,4b−1を得るようにし
たものである。尚この場合第5図で明らかな如く
流通路21a壁部は押しつぶし変形した両側部が
元の形を保つたままであるため該壁部が弾性的に
変形復帰する力は非常に強く良好な元の形を得る
ことができる。
従つて、上記第3図の実施例においては、図示
していないが実際にはアブソーバ2の流通路8壁
部が押しつぶし方向へ弾性変形するので、予め逃
げ部13a,14a,15aを設けた効果により
すそ部4a,4bは実際には第6図に示したすそ
部4a−1,4b−1より更に所定寸法幅広く形
成されることになり、その支持区域17,18は
第6図の支持区域17−1,18より一層幅広く
形成でき、アブソーバ2及びヘツダ管4のより一
層強固かつ安定した取付構造を提供できる。
していないが実際にはアブソーバ2の流通路8壁
部が押しつぶし方向へ弾性変形するので、予め逃
げ部13a,14a,15aを設けた効果により
すそ部4a,4bは実際には第6図に示したすそ
部4a−1,4b−1より更に所定寸法幅広く形
成されることになり、その支持区域17,18は
第6図の支持区域17−1,18より一層幅広く
形成でき、アブソーバ2及びヘツダ管4のより一
層強固かつ安定した取付構造を提供できる。
更に上記何れの実施例(第3図、第5図)にお
いても、アブソーバ2の流通路壁部の弾性はヘツ
ダ管を形成すべき未加硫エラストマー材料のシエ
ーピング及び加硫の工程においても利用される。
その理由は、これらの工程中アブソーバの弾性が
未加硫エラストマー材料に対して作用するからで
ある。それ故、第3図、第5図の何れの場合にお
いてもこの弾性によりヘツダ管とアブソーバとの
間の確実で信頼のおける結合が得られ、この結合
はまた上記の如くヘツダ管とアブソーバとの間の
支持区域を広くすることにより更に良好となる。
即ち、まずモールド圧力の分布を良好にして(ア
ブソーバの流通路8を隔てている)エラストマー
材料壁による弾性作用を良好にし、使用中はダク
ト及び流通路内の流体に起因する圧力を大きな表
面に分布させ、もつてヘツダ管とアブソーバとの
接触区域における応力・ひずみを少なくし使用寿
命を延ばし信頼性を与える。
いても、アブソーバ2の流通路壁部の弾性はヘツ
ダ管を形成すべき未加硫エラストマー材料のシエ
ーピング及び加硫の工程においても利用される。
その理由は、これらの工程中アブソーバの弾性が
未加硫エラストマー材料に対して作用するからで
ある。それ故、第3図、第5図の何れの場合にお
いてもこの弾性によりヘツダ管とアブソーバとの
間の確実で信頼のおける結合が得られ、この結合
はまた上記の如くヘツダ管とアブソーバとの間の
支持区域を広くすることにより更に良好となる。
即ち、まずモールド圧力の分布を良好にして(ア
ブソーバの流通路8を隔てている)エラストマー
材料壁による弾性作用を良好にし、使用中はダク
ト及び流通路内の流体に起因する圧力を大きな表
面に分布させ、もつてヘツダ管とアブソーバとの
接触区域における応力・ひずみを少なくし使用寿
命を延ばし信頼性を与える。
更に本発明の方法を用いれば、アブソーバ2,
21の流通路8,21aの終端部を支持する芯金
型15は流通路8,21a内に何ら挿入されてい
ないので、上記の如くヘツダ管4のダクト9の軸
方向へ引抜くことができ、従来例の第9図に示す
如き、ヘツダ管の長手方向にわたる端部25cの
クランプ26、貫通部材27を必要とせず信頼性
を向上しうると共に作業コストを低減しうる。
21の流通路8,21aの終端部を支持する芯金
型15は流通路8,21a内に何ら挿入されてい
ないので、上記の如くヘツダ管4のダクト9の軸
方向へ引抜くことができ、従来例の第9図に示す
如き、ヘツダ管の長手方向にわたる端部25cの
クランプ26、貫通部材27を必要とせず信頼性
を向上しうると共に作業コストを低減しうる。
更に、本発明によれば次のような効果もある。
即ち、ヘツダ管の特異な構成のため、アブソーバ
の種々の流通路を循環する流体の分布を均一にで
き、循環流体の速度を均一にでき、もつて良好な
熱交換を行なわせることができると共に一層大な
る温度を流体内に蓄積できる。
即ち、ヘツダ管の特異な構成のため、アブソーバ
の種々の流通路を循環する流体の分布を均一にで
き、循環流体の速度を均一にでき、もつて良好な
熱交換を行なわせることができると共に一層大な
る温度を流体内に蓄積できる。
ヘツダ管のダクトを先細りにしたため、アブソ
ーバ内を循環する流体の圧力水頭損失を一層均一
にできる。従つて、特に循環流体に関する限りソ
ラーパネル自体の最大の効率を得ることができ
る。更に、ヘツダ管のダクト内での張出し部の特
異な配列のため、ダクト内でのらせん状運動を生
じさせ、これが各流通路内での循環流体の分布を
良好にする。
ーバ内を循環する流体の圧力水頭損失を一層均一
にできる。従つて、特に循環流体に関する限りソ
ラーパネル自体の最大の効率を得ることができ
る。更に、ヘツダ管のダクト内での張出し部の特
異な配列のため、ダクト内でのらせん状運動を生
じさせ、これが各流通路内での循環流体の分布を
良好にする。
更に、張出し部がダクトの軸線に関して対称的
でない特に第2図の実施例の場合、ヘツダ管内の
循環流体の圧力によりヘツダ管をアブソーバから
分離させようとする応力の発生が少ない。事実、
ヘツダ管とアブソーバとの結合部に加わる力は、
ヘツダ管の断面がどのようなものであつても円周
方向(即ち接線方向)に向くことになる。それ
故、ダクトに関して張出し部を非対称に配置する
と、アブソーバの表面に垂直な力の成分、即ち実
際にアブソーバからヘツダ管を垂直方向へ引剥そ
うとする力の成分は、張出し部の非対称性が顕著
になるほど(即ち、流通路の軸線を含む平面とダ
クトの軸線との間の距離が大きくなるほど)小さ
くなる。
でない特に第2図の実施例の場合、ヘツダ管内の
循環流体の圧力によりヘツダ管をアブソーバから
分離させようとする応力の発生が少ない。事実、
ヘツダ管とアブソーバとの結合部に加わる力は、
ヘツダ管の断面がどのようなものであつても円周
方向(即ち接線方向)に向くことになる。それ
故、ダクトに関して張出し部を非対称に配置する
と、アブソーバの表面に垂直な力の成分、即ち実
際にアブソーバからヘツダ管を垂直方向へ引剥そ
うとする力の成分は、張出し部の非対称性が顕著
になるほど(即ち、流通路の軸線を含む平面とダ
クトの軸線との間の距離が大きくなるほど)小さ
くなる。
第1図は本発明に係るヘツダ管を備えたソラー
パネルの概略平面図、第2図は上記ヘツダ管の一
実施例の断面斜視図、第3図は上記ヘツダ管の別
の実施例の製造工程を示す断面図、第4図〜第6
図は上記ヘツダ管の更に別の実施例の製造工程を
示す断面図、第7図〜第9図は従来のヘツダ管を
備えたソラーパネルの製造工程を示す図である。 1:ソラーパネル、2,21:アブソーバ、
4,25:ヘツダ管、4a,4b,4a−1,4
b−1,25b:すそ部、7,7′:張出し部、
8,21a:流通路、9:ダクト、13,13−
1,14,14−1:金型、15,15−1:芯
金型、16:グルーブ、17,18,17−1,
18−1:支持区域。
パネルの概略平面図、第2図は上記ヘツダ管の一
実施例の断面斜視図、第3図は上記ヘツダ管の別
の実施例の製造工程を示す断面図、第4図〜第6
図は上記ヘツダ管の更に別の実施例の製造工程を
示す断面図、第7図〜第9図は従来のヘツダ管を
備えたソラーパネルの製造工程を示す図である。 1:ソラーパネル、2,21:アブソーバ、
4,25:ヘツダ管、4a,4b,4a−1,4
b−1,25b:すそ部、7,7′:張出し部、
8,21a:流通路、9:ダクト、13,13−
1,14,14−1:金型、15,15−1:芯
金型、16:グルーブ、17,18,17−1,
18−1:支持区域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数個の流通路を具備したエラストマー材料
又はプラストマー材料のアブソーバから成るソラ
ーパネルのためのヘツダ管を製造する方法におい
て、 既に加硫済みの前記アブソーバの終端部分をモ
ールド内に挿入する工程、 前記加硫済みのアブソーバの終端部分に接して
ヘツダ管の管壁を形成すべく未加硫エラストマー
材料をシエーピングし、前記アブソーバに設けた
流通路の壁の所定部分を弾性的に押圧変形させる
工程、 該未加硫エラストマー材料を加硫することによ
りヘツダ管をアブソーバに結合する工程、 およびこのようにして出来たソラーパネルとヘ
ツダ管との結合体をモールドから取出し前記アブ
ソーバの壁の所定部分を弾性的に元の形に戻す工
程とからなるソラーパネルのためのヘツダ管の製
造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT21886/81A IT1138781B (it) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | Terminale per pannelli solari e suo procedimento costruttivo |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57196045A JPS57196045A (en) | 1982-12-01 |
JPS621510B2 true JPS621510B2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=11188230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57079077A Granted JPS57196045A (en) | 1981-05-22 | 1982-05-11 | Header pipe for solar panel and its manufacture |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57196045A (ja) |
DE (1) | DE3218763A1 (ja) |
FR (1) | FR2506439A1 (ja) |
GB (1) | GB2099133A (ja) |
IL (1) | IL65723A0 (ja) |
IT (1) | IT1138781B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3248073A1 (de) * | 1982-12-24 | 1984-06-28 | Niederberg-Chemie GmbH, 4152 Kempen | Kunststoffmatten |
JP3007839B2 (ja) * | 1996-03-13 | 2000-02-07 | 松下冷機株式会社 | 分流器 |
KR20040037683A (ko) * | 2002-10-29 | 2004-05-07 | 엘지전자 주식회사 | 열교환기의 냉매 균일 분배 장치 |
IT1400570B1 (it) * | 2010-05-07 | 2013-06-14 | Uni Del Salento Dipartimento Di Ingegneria Dell Innovazione | Pannello solare piano a collettori rastremati per applicazioni con fluidi termovettori tradizionali ed inseminati con particelle e con nanofluidi |
CN102721200B (zh) * | 2012-05-28 | 2013-11-13 | 沈阳建筑大学 | 一种整面对流的平板太阳能集热板芯 |
WO2014068687A1 (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-08 | 株式会社 日立製作所 | パラレルフロー型熱交換器及びこれを用いた空気調和気 |
SE544839C2 (en) * | 2020-10-14 | 2022-12-06 | Leif Jilken | Arrangement, system and method for producing hot water from solar energy |
KR102408769B1 (ko) * | 2021-10-05 | 2022-06-22 | 극동에너지 주식회사 | 태양광 및 태양열 복합에너지 생성장치 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3934323A (en) * | 1973-10-29 | 1976-01-27 | Fafco, Incorporated | Solar heat exchange panel and method of fabrication |
DE2535581A1 (de) * | 1974-08-10 | 1976-02-26 | Solar Water Heaters Ltd | Sonnenenergie-kollektor |
DE2541424A1 (de) * | 1975-09-17 | 1977-03-31 | Helmut Weinbrenner Maschinen U | Stehender, dampf- oder wasserbeheizter waermeaustauscher |
US4122828A (en) * | 1975-11-10 | 1978-10-31 | Diperi Leonard J | Solar energy collector for direct air heating |
FR2453371A1 (fr) * | 1979-04-06 | 1980-10-31 | Salou Alain | Systeme convertisseur d'energie rayonnante a lame mince fonctionnant a pression nulle ou depression gravitationnelle |
US4382468A (en) * | 1979-05-17 | 1983-05-10 | Hastwell P J | Flat plate heat exchanger modules |
DE8004826U1 (de) * | 1980-02-22 | 1980-05-29 | Netousek, Monika, Wien | Aus kunststoff gefertigter sonnenkollektor |
-
1981
- 1981-05-22 IT IT21886/81A patent/IT1138781B/it active
-
1982
- 1982-05-09 IL IL65723A patent/IL65723A0/xx unknown
- 1982-05-11 JP JP57079077A patent/JPS57196045A/ja active Granted
- 1982-05-11 GB GB8213571A patent/GB2099133A/en not_active Withdrawn
- 1982-05-12 FR FR8208243A patent/FR2506439A1/fr not_active Withdrawn
- 1982-05-18 DE DE3218763A patent/DE3218763A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
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