JPS6214754B2 - - Google Patents

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JPS6214754B2
JPS6214754B2 JP53152604A JP15260478A JPS6214754B2 JP S6214754 B2 JPS6214754 B2 JP S6214754B2 JP 53152604 A JP53152604 A JP 53152604A JP 15260478 A JP15260478 A JP 15260478A JP S6214754 B2 JPS6214754 B2 JP S6214754B2
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JP
Japan
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particulate material
chamber
storage device
heated
sand
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JP53152604A
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JPS5489358A (en
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Beeru Bandenhetsuku Jan
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JAN HOORU BANDENHETSUKU
Original Assignee
JAN HOORU BANDENHETSUKU
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Publication date
Application filed by JAN HOORU BANDENHETSUKU filed Critical JAN HOORU BANDENHETSUKU
Publication of JPS5489358A publication Critical patent/JPS5489358A/ja
Publication of JPS6214754B2 publication Critical patent/JPS6214754B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D19/00Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium
    • F28D19/02Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium using granular particles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
    • Y02P80/15On-site combined power, heat or cool generation or distribution, e.g. combined heat and power [CHP] supply

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に熱交換技術、特に、通常消散さ
れる熱源から熱エネルギを回収・貯蔵する改良し
た方法及び装置に関する。一実施例において、本
発明は回収した熱エネルギを利用して、熱源の温
度が変化しても、動作流体を実質的に一定の出力
温度に維持する。
従来、材料間の熱相互作用または熱交換を行う
反応装置または容器を使用することは公知であ
る。このような反応装置の型式によれば、粒子状
材料が導入され、温度が粒子状材料とは異なるガ
スを粒子状材料に通すことにより粒子状材料とガ
ス間の熱相互作用を行つている。この型式の熱相
互作用は逆流と呼ばれ、その詳細は米国特許第
3876383号に記載されている。
従来、また、このような熱交換反応装置を2つ
互いに設置して、粒子状材料が一方の反応装置内
の廃ガスまたは流体によつて加熱された後、この
材料を第2の反応装置に移送しここで粒子状材料
がその熱を動作流体に放出することも知られてい
る。しかしこのような構成には多くの欠点を有す
る。
さらに詳しく言えば、第1反応装置へ供給され
る廃ガスの温度は典型的に変化しかつ、廃ガスが
十分な温度に達するまで熱エネルギを粒子状材料
に付与するのに有用ではない。しかし、進入廃ガ
スが十分に高温でない間は、加熱粒子状材料は第
2反応装置に供給されてその反応装置内の動作流
体を加熱することはできない。その結果、このよ
うな構成において、加熱動作流体の連続供給は得
られない。さらに、このような従来構造において
は、一時、装置の要求を充足するのに必要なのは
このような廃ガスの一部にすぎないが、高温廃ガ
スすべてが第1反応装置に引き入れられて粒子状
材料を加熱する。従つて、加熱動作流体の連続供
給が得られる装置と、装置の要求を充足するのに
必要な廃ガス部分のみを利用しそれで第1反応装
置に利用されない残余の高温廃ガスは他の目的に
使用されるようにした装置とを提供することが望
ましい。
本発明によれば、第1熱交換室と、第2熱交換
室と、前記第1及び第2両室に連通する貯蔵装置
とを有する装置内のエネルギ源から熱エネルギを
回収する方法において、粒子状材料を前記第1室
へ供給する工程と、前記粒子状材料がエネルギ源
から熱エネルギを受け入れるように前記エネルギ
源から前記第1室へエネルギを供給する工程と、
前記第1室から前記貯蔵装置へ前記加熱した粒子
状材料を移送して必要に応じ使用するよう前記加
熱した粒子状材料を貯蔵する工程と、前記貯蔵装
置から前記第2室へ必要に応じ前記加熱した粒子
状材料を供給する工程と、前記第2室を介して被
加熱動作流体を循環させて該流体が前記粒子状材
料から所望量の熱エネルギを受け入れる工程と、
前記動作流体の状態を感知して前記貯蔵装置から
前記第2室への粒子状材料の供給を制御する工程
と、この工程に応答して、前記貯蔵装置から前記
第2室への加熱した粒子状材料の供給を制御して
前記動作流体を一定状態に維持する工程とを有す
る熱エネルギ回収方法を提供する。
本発明によればまた、入口と高温流体を通過さ
せる出口とを有する第1熱交換室と、入口と被加
熱動作流体を通過させる出口とを有する第2熱交
換室と、前記第1熱交換室に接続されてそこから
粒子状材料を受け入れかつ、前記第2熱交換室に
接続されてそこへ必要に応じ粒子状材料を供給す
る貯蔵装置と、前記第1熱交換室から前記貯蔵装
置へそして前記貯蔵装置から前記第2熱交換室へ
前記粒子状材料を循環させ、まず、熱を、前記第
1室を通過する前記高温流体と交換し、その後、
前記粒子状材料を貯蔵する前記貯蔵装置へ前記加
熱粒子状材料を移送し、さらにその後、前記第2
室へ必要に応じ前記加熱粒子状材料を移送して熱
を、前記動作流体と交換し熱エネルギを供給する
ようにした循環装置と、前記被加熱動作流体の状
態に応答して前記貯蔵装置から前記第2室への粒
子状材料の流れを調整する調整装置とを備える廃
熱回収・貯蔵装置を提供する。
本発明を十分理解するため、以下図面を参照し
て説明する。
図面において、符号10で総括的に、廃熱回
収・貯蔵装置が示され、この装置は第1反応装置
12、第2反応装置14、及び両反応装置12と
14間に設けられた絶縁貯蔵装置16を備えてい
る。反応装置12,14は、粒子状固形材料とガ
スとの間の熱相互作用を行う。この実施例で示す
ように、上部反応器ないし蓄熱器12は高温汚れ
排ガス(矢印26で示す)をキユポラ28から受
入れ、この排ガスは反応装置12内で粒子状材料
50を加熱する作用をする。加熱された粒子状材
料50はその後、絶縁貯蔵装置16に送られて貯
蔵される。下部反応装置ないし復熱装置14は必
要に応じ貯蔵装置16から加熱粒子状材料50を
受け入れて熱エネルギを低温ガス106等動作流
体に供給し、この低温ガスは反応装置14へ供給
される。
反応装置12,14は米国特許第3876282号に
記載された型式のもので、前記特許の開示は反応
装置12,14の構造及び作動を参考にするため
本願に組入れる。従つて、反応装置12,14は
詳細には述べないで、本発明を理解する程度に留
める。特に言えば、上部反応装置12は下部容器
18と上部容器20とを備えている。下部容器1
8と上部容器20とを備えている。下部容器18
の壁部は、キユポラから受入れた排ガスの高温に
耐えるため耐火れんが22が裏張りされている。
さらに、米国特許第3876383号に説明されている
ように、下部容器18は、大きな孔のある複数個
のステンレス鋼トレイ24を有し、それで粒子状
材料50が孔を貫通して下降する。図示のよう
に、トレイ24は短かい間隔をおいて互いに積み
重ねられ分離されている。高温排ガス26は適当
な導管30,32を径てキユポラ28から受入れ
られ、その温度は600〓から1800〓の範囲であ
る。
ここで説明するように、高温ガス26は一部だ
けが反応装置12に送られて、未使用ガス26は
導管30によつて他の熱交換機34に送られる。
この熱交換器34は反応装置12と平行に配置さ
れ、水36を加熱する等有用な目的に使用され
る。熱交換機34を通過した後のガスは、適当な
導管38とフアン40とによつて、必要に応じ、
さらに他の利用個所に送られる。しかし、図示の
ように、排ガスは導管38によつて空気汚染制御
装置42に送られる。この装置は周知の方法でガ
スから出る汚染物質をそれが大気中に放出される
前に除去する作用をする。
本発明はキユポラからの高温排ガスを受入れる
ように説明しているが、いかなる流体、特に、ガ
ス、液体またはエアゾールを本発明の原理により
使用することができる。さらに、ここで説明する
ように、本発明により反応装置14内の動作流体
を冷却することができる。従つて、このような場
合、高温流体よりはむしろ低温流体が導管30,
32を経て反応装置12に送られその内部の粒子
状材料を冷却し、これが動作流体を冷却するため
に反応装置14内で必要となるまで絶縁貯蔵装置
16内に貯蔵しておく。
つぎに、上部反応装置12に供給された粒子状
材料50について述べれば、この材料は適当な装
置によつて上部反応装置12へ供給される。例え
ば、図示のように、ホツパ52は粒子状材料50
を反応装置12の上部容器20へ供給する。粒子
状材料50は反応装置12,14及び貯蔵装置1
6を通過して適当なコンベヤ装置54によつて系
統内を循環させられ、コンベヤにより粒子状材料
はホツパ52を経て下部反応装置14から上部反
応装置12へ戻される。なおまた、本発明によれ
ば、粒子状材料50は任意の材料でよい。例え
ば、粒子状材料50は粗砂または砂利、アルミ
ナ、アルミニユム、スチールシヨツトその他固形
粒子状材料でよく、これらはまたここでは熱伝達
媒体と言う。さらに、粒子状材料は、熱エネルギ
を伝達するための化学反応型または化学反応にお
ける触媒でよく、もしくは、粒子状材料と進入流
体との接触によつて熱エネルギを伝達する非化学
的反応型でもよい。
本実施例において、使用される粒子状材料50
は粗材で、ホツパ52によつて反応装置12の上
部容器20に供給される。米国特許第3876383号
に説明されているように、砂50は有孔トレイ2
4を貫通し、それで下部容器18内に砂50の山
ができる。このようにして、高温ガス26は導管
32を経て下部容器18内に受け入れられると、
これら高温ガスははじめ下部容器18内の砂と接
触し、ついでこれら高温ガスは有孔トレイ24を
通つて上昇する。排ガス26は反応装置12を通
つて上昇するが、低温粗砂50は積み重ねトレイ
24を介しホツパ52から落下するので、砂50
とガス26とは互いに熱的に相互作用して砂50
を加熱する。前記特許から理解されるように、ト
レイ24の孔を通るガス速度は各個砂粒子50の
沈下速度よりもはるかに高速であり、一方トレイ
24の上方のガス速度は低くすぎて砂を同判させ
ない。その結果、各トレイ24の上に、深さ2イ
ンチないし6インチの砂床を形成する。このよう
に砂を保持すると、ほとんど完全に砂床とガス2
6との間で熱交換が行われる。多数のトレイ孔の
上の砂の“沸騰”作用により、各砂床からの砂は
トイレ24を通つて連続的に排出する。一定時に
おいて、1つの特別なトイレ孔の上の砂は他の孔
の上よりもわずかに多い。その結果、もつとも抵
抗の小さい通路を求めるガス流はそのため他の孔
にそらされて再び平衡が得られるまで砂を、前記
じやまのない特別の孔へ流れさせる。この作用は
各トレイの孔から孔へ適宜繰返され、砂粒子50
と排ガス26との逆流作用が制御されることにな
る。各砂床の保持は異なる砂及びガスの流量にた
いし自己調整される。正味効果は、進入排ガス2
6の温度にきわめて近い温度で上部反応装置12
から砂を排出する能力である。さらに、下部容器
18とトレイ24を通つた後排ガス26は、大体
冷却されている上部容器20に入る。矢印60で
示すこれら冷却排ガスはホツパ52から受け入れ
られた進入砂50の温度にきわめて近い温度で上
部容器20に入る。
図示実施例において、冷却ガス60の温度は
250〓から350〓までの範囲で、これらガスは適当
なフアン62によつて上部容器20から後退され
る。実施例において、所望により、これらガス6
0はサイクロン64を介して送られ、使用済み
砂、炭がら、塵等を除去する。フアン62及びサ
イクロン64からガス60は適当な導管66によ
つて導管38へ送られて導管38内のガスに合流
し、その後、上述のようにフアン40によつて空
気汚染制御装置42へ供給される。
さらに、サイクロン64に隣接するダクト68
は適当な熱電対70を備え、この熱電対は導管6
8内のガスの温度を感知しかつ、管路72を経
て、導管66内に設けたダンパ74を制御するよ
うに作動する。ダンパ74は通常開放位置にあ
る。しかし、ガス60の温度が一定以上であるこ
とを熱電対70が感知すると、熱電対70が作動
してダンパ74を密閉または部分的に密閉するの
で、高温ガス26が反応容器12内に引き込まれ
る速度が調整されてガス60を一定温度以下に保
つ。
上記のように、反応装置12内の上部容器12
に入るガス60は十分に冷却されるので、上部容
器20を出た後ガス60が貫通するすべての装置
は高温流体に耐えるように構成されなくてもよ
い。従つて、サイクロン64、導管66,68、
フアン62及びその他関係装置すべては、高温流
体に耐えるように構成される必要がないので、か
なり安価である。さらにまた、熱交換機34を上
部反応装置12と並列にしないで直列にすれば反
応装置12から出るガスは熱交換機34へ供給さ
れるから、反応装置12と直列配置熱交換機34
との間の装置はすべて高温流体に耐えるように構
成されねばならない。しかし、本発明によれば、
系統の需要を満たすのに必要な量だけの高温ガス
26が反応装置12内に引き込まれるので、残り
の未使用ガス26は並列配置熱交換機34に高温
で供給される。このように、反応装置12は必要
量の高温ガス26を引入れるだけなので、このガ
スが下部容器18を通過して上部容器20に進入
後、これらガスは十分に冷却され、それでガス6
0は、高温流体に耐えるように特に構成される必
要のない図示装置を介して送られる。
上述のように、砂50は上部反応装置12を通
過するとき加熱されてから、高温砂50を開放通
路82を介し絶縁貯蔵装置26に供給するための
反応装置12の底部に取り付けたホツパ装置80
内に流れる。記述のように、高温砂50は、弁そ
の他可動部分を通路82内に設けないで重力によ
つて通路82を通過して貯蔵装置16内に入るの
で高温砂50は自在に流れる。図示のように、貯
蔵装置16の壁部は適当な材料84例えば絶縁鉱
物繊維により絶縁されている。なおまた、貯蔵装
置内に貯蔵された高温砂50は24時間に100度以
下の温度を失うので、貯蔵装置16はきわめて効
果的に上部反応装置12から受け入れた高温砂を
貯蔵する。貯蔵装置16の上端に、貯蔵装置16
内の高温砂50の高さを感知する上部高さ感知制
御装置90が取り付けられている。さらに、貯蔵
装置16の下端には、貯蔵装置16内の高温砂5
0の高さを感知する下部高さ感知制御装置92が
取り付けられている。ここに説明するように、こ
れら高さ感知装置90,92は、粒状材料50が
下部反応装置14から上部反応装置12へ戻され
る速度を制御すると共に高温ガス26が上部反応
装置12へ供給される速度を制御するように作動
する。高温砂50は重力により貯蔵装置16から
下部反応装置14へ流れる。しかし、貯蔵装置1
6の出口に高さ5フイートの砂シール94が設け
られ、下部反応装置14内の被加熱低温流体が貯
蔵装置16または上部反応装置12に進入しない
ようになつている。高温砂50は、砂シール94
の下端に設けた適当な切換弁96を介して貯蔵装
置16及び砂シール94から後退される。記述の
ように、高温砂50は、それが貯蔵装置16内に
存在するかぎり、下部反応装置14内の被加熱流
体106を予め設定された一定温度に保つのに必
要な速度で切換弁96を介して後退される。
下部反応装置14には、導管100,102
と、加熱されるため下部反応装置14へ動作流体
106を供給する適当なフアン104とを備えて
いる。さらに、下部反応装置14には、上部反応
装置12内の上記トレイ24と構造及び作動が同
様な積み重ね有孔トレイ108を備えている。こ
こでも、下部反応装置14内の前記トレイの作動
の完全かつ詳細な説明について米国特許第
3876383号を参考にする。図示例において、下部
反応装置14内の被加熱動作流体106は空気で
あり、下部反応装置12内の高温砂と空気との熱
相互作用は上部反応装置12における上記作用と
同様であるが、この場合、作用が逆で、高温砂5
0は空気106と熱的に反応してその熱エネルギ
または熱を放出する。
高温砂は砂シール94から有孔トレイ108を
通過して、下部反応装置14の底部から、下部反
応装置14の底部に設けた砂貯蔵ホツパ110内
に排出される。砂50が最下トレイ108を離れ
ると、砂の温度は約130〓まで低下される。噴射
空気106は導管102を経て、砂ホツパ110
の真上の下部反応装置14の底部へ供給される。
噴射空気106は、有孔トレイ24を通つて上昇
する高温ガス26について上述した方法と同じ方
法でトレイ108を通つて上昇する。その結果、
空気106は高温砂50によつて加熱され、矢印
104で示す加熱された動作流体または空気は、
加熱動作流体をその利用地点へ移送するダクト1
12を介して下部反応装置14の頂部から排出さ
れる。本発明がキユポラについて使用されると、
ダクト112により加熱空気114をキユポラ風
箱142に送る。もちろん、加熱動作流体114
は所望利用地点に送られる。
さらに、ダクト112に熱電対142が設けら
れ加熱動作流体114の温度を感知する。温度が
所望温度以下の場合、熱電対142が作動して弁
96の開度を調節して高温砂の流れを増大し反応
装置14内の空気106を加熱する。
ホツパ110内に貯蔵された砂50は、空気砂
上げ装置等適当なコンベヤ装置54によつて上部
反応装置12の頂部へ循環されるが、このコンベ
ヤは砂を、貯蔵ホツパ110から垂直配置管11
6を介して上部反応装置12の頂部へ引き上げ
る。確動変位送風機118を使用して空気を空気
砂上げ装置に押込み、空気と砂とは120の所で
混合され、押込空気の作動により砂を上部ホツパ
52へ引き上げる。前述のように、砂は重力によ
つてホツパ52から上部反応装置12内に流れ
る。空気砂上げ装置に使用される押込み空気は排
ガス60と共に上部反応装置12から排出され
る。
つぎに、本発明による廃熱回収貯蔵装置の制御
及び作動を説明する。導管30内に熱電対122
が配設され、進入排ガス26の温度を感知する。
熱電対122は所定温度、例えば1400〓に設定さ
れ、スイツチ124を介し高さ感知制御装置9
0,92を作動する。作動に際し、進入ガス26
がプレセツト温度1400〓以下の場合、熱電対12
2とスイツチ124とが作動して下方高さ感知装
置92をオンする。しかし、進入ガス26がプレ
セツト温度またはそれ以上のときには、熱電対1
22とスイツチ124とが作動して上方高さ感知
装置90をオンする。
さらに、スイツチ124は電路126を介し、
ダンパ130用の電動ダンパ制御装置128に接
続されている。このようにして、上下高さ感知装
置90,92はスイツチ124を介し作動して、
砂が下方ホツパ110から上方ホツパ52へ戻さ
れる速度を制御する。
作動に際し、進入排ガス26の温度がプレセツ
ト温度1400〓より低いときには、熱電対122と
スイツチ124とが作動して下方高さ感知装置9
2をオンする。この期間中、貯蔵装置16内に下
部反応装置14へ供給される高温砂が存在する限
り、下方高さ感知装置92がこれを感知してダン
パ13を閉鎖するので、砂は、下方ホツパ110
から空気引上げ装置54を介し上方ホツパ52へ
は循環されない。その結果、ガス60の温度は上
昇し、熱電対70の作動により導管66内のダン
パ74を閉鎖し、プレセツト温度1400〓以下にな
つているのに排ガス26の上部反応装置12内へ
の供給を停止する。しかし、貯蔵装置16内の貯
蔵砂の高さが低く、進入ガス26の温度がなお
1400〓以下の場合、下方高さ感知装置92は、貯
蔵装置16内の高温砂がなくなつていることを感
知し、電路126を介して作動しダンパ130を
開放し、下方ホツパ110から上方ホツパ52へ
の砂の循環を開始する。その結果、ガス26と砂
50とは相互作用するので、ガス60の温度は下
り、熱電対70により導管66内のダンパ74を
開かせて、高温排ガス26をそれがプレセツト温
度1400〓以下であつても上部反応装置12内に引
き入れる。しかし、循環砂量と下部反応装置12
内に引き入れられる高温ガス26量とは、動作流
体114を予め設定された一定温度にできるだけ
近い温度に保つよう下部反応装置14の工程条件
を充足すればよい。従つて、この時間中、装置の
条件を充足する量が循環されるだけなので、貯蔵
装置16内には高温ガスは集収または貯蔵されな
い。
進入排ガス26の温度がプレセツト温度1400〓
に達すると直ぐに、熱電対122とスイツチ12
4とが作動してダンパ130を全開するので下部
ホツパ110からの砂の供給速度はその最高まで
高められる。その結果、砂50とガス26とは相
互作用するのでガス60の温度は低くなる。これ
が熱電対70によつて検出されたダンパ74を開
くので上部反応装置12が作動して最大量の排ガ
ス26を引き入れる。このようにして、下部反応
装置14内で使用されるよりも多くの砂が上部反
応装置12に供給されて絶縁貯蔵装置16内に高
温砂が収集または貯蔵する。砂が上部ホツパ52
に供給される速度は最高で連続し、かつ下部反応
装置12内へのガス26の引き入れも、貯蔵装置
16の貯蔵高温砂の高さが高さ感知制御装置90
の高さに達するまで、最高で連続する。その時、
高さ感知装置90とスイツチ124とが作動し電
路126を介しダンパ130の開度を調節して、
砂が下部ホツパ110から上部ホツパ52へ供給
される速度を減少し、一方、排ガスが上部反応装
置12内に引き入れられる速度を減少する。これ
ら速度は、下部反応装置14内に引き入れられる
高温砂の量を満足し供給するように緩速される。
なお、もちろん、砂速度とガス速度とは下部反応
装置14の要求に従つて変化するように調節され
る。この作動態様は、進入ガスの温度が1400〓以
上である限りまた、貯蔵装置16が一杯である限
り継続する。しかし、この作動態様中、進入ガス
26の温度が1400〓以下に降下した場合、熱電対
122とスイツチ124とは電路126を介し作
動してダンパ130を閉鎖すると共に上部ホツパ
52への砂の流れを停止し、一方、ダンパ74を
閉鎖すると共に、上部反応装置12内へのガスの
引き入れを停止する。スイツチ124はまた自動
的に上方高さ感知器90をオフし、下方高さ感知
器92をオンする。上部ホツパ52へは砂は循環
されないので、貯蔵装置16内の貯蔵高温砂を下
部反応装置14の条件に合うように使用され動作
流体114を予め設定した一定温度に保持する。
しかし、進入ガス26の温度が1400〓以上の温度
に戻れば、砂は再び下部ホツパ110から上部ホ
ツパ52へ最高速度で循環され、ダンパ74が開
いて、それで、最大量の高温ガス26が、貯蔵装
置16に再び高温砂が充てんされるまで、反応装
置12内に引き入れられる。
以上より、本発明の廃熱回収貯蔵装置の作動に
より、進入排ガス26の変化温度に関係なく、貯
蔵装置16内に高温砂が貯蔵されている限り、動
作流体114の温度を予め定めた一定レベルに維
持することができる。このことは、貯蔵装置16
を備えて、進入排ガスが予め定めた温度1400〓以
下の間中、加熱砂を下部反応装置14に供給して
動作流体114を加熱することによつて達成され
る。その結果、本発明の廃熱回収貯蔵装置の装置
効率は貯蔵能力のない装置よりも高い、さらに、
本発明はまた、下部反応装置14の要求を充足す
るのに必要な高温排ガスを引き入れることによつ
て、残りの未使用排ガス26を、平行熱交換機3
4に送る等他の目的に使うだけであるから、工程
効率が高い。本発明の他の利益として、上部反応
装置12はそれが必要とする量の高温ガス26を
引き入れるだけなので、上部反応装置12から追
放されるガス60はかなり低温であるためサイク
ロン64、フアン62その他周辺装置は高温に耐
えるよう構成される必要がなく、従つて本装置の
コストをさらに減ずることである。
本発明の他の変型として、ホツパ80にバーナ
140を取り付けて砂50が貯蔵装置16に入る
前に砂をさらに加熱することができる。なるべ
く、排ガス26が1400〓以下であつてもこの排ガ
スが反応装置12内に引き入れられるときにバー
ナ140により砂50を加熱する。これにより確
実に流体114が常時、予め定めた一定温度レベ
ルに維持される。
さらに他の実施例として、高温排ガス26を使
用しないで、砂50(または他の媒体)を加熱す
るため熱エネルギを付与する手段の使用を想定し
ている。例えば、排ガス26を使用しないで、太
陽光線により熱エネルギを粒子状材料または媒体
にたいし直接付与するように、太陽エネルギを利
用することができる。
以上の開示について或る程度の変型、変更及び
代替をなすことができ、本発明の特徴のいくつか
を、他の対応する特徴を使用しないで、採用され
る場合もある。従つて、特許請求の範囲は広くか
つ、本発明の精神及び範囲に一致するように解釈
するのが妥当である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の反応装置及び貯蔵装置ならびに
これらを制御する装置の略線図である。 12,14……反応装置、16……貯蔵装置、
26……排ガス、50……粒子状材料、52,8
0,110……ホツパ、74,130……ダン
パ、90……上部高さ感知装置、92……下部高
さ感知装置、94……砂シール、96……切換
弁、106……噴射空気、112……出口、11
6……垂直管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1熱交換室と、第2熱交換室と、前記第1
    及び第2両室に連通する貯蔵装置とを備える装置
    内の高温流体から熱エネルギを回収する方法にお
    いて、粒子状材料を前記第1室へ供給し、高温流
    体を前記第1室に循環させて前記粒子状材料が前
    記高温流体からの熱エネルギと相互作用し該熱エ
    ネルギを受け入れる工程を含む方法にして、前記
    第1室から前記貯蔵装置へ前記加熱した粒子状材
    料を移送して必要に応じて使用するよう前記加熱
    した粒子状材料を貯蔵する工程と、前記加熱した
    粒子状材料を前記貯蔵装置から前記第2室へ必要
    に応じ供給する工程と、前記第2室を介して被加
    熱動作流体を循環させて該流体が前記粒子状材料
    からの所望量の熱エネルギと相互作用して該エネ
    ルギを受け入れる工程と、前記動作流体の状態を
    感知して、これに応答して、前記貯蔵装置から前
    記第2室への加熱した粒子状材料の供給を制御し
    て前記動作流体を一定状態に維持する工程とを有
    することを特徴とする方法。 2 さらに、前記第2室から前記第1室へ前記粒
    子状材料を戻して該材料を再使用する工程を有す
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 3 さらに、前記貯蔵装置から前記第2室への前
    記粒子状材料の流量に応答して、前記第2室から
    前記第1室への前記粒子状材料の戻りを制御する
    工程を有することを特徴とする前記特許請求の範
    囲第2項に記載の方法。 4 さらに、前記貯蔵装置内に貯蔵された加熱粒
    子状材料の高さを感知する工程と、これに応答し
    て、前記第1室への粒子状材料の供給と前記第1
    室へのエネルギの供給とを制御する工程とを有す
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項か
    ら第3項のいずれか1項に記載の方法。 5 入口と高温流体を通過させる出口とを有する
    第1熱交換室と、入口と被加熱動作流体を通過さ
    せる出口とを有する第2熱交換室とを備える廃熱
    回収・貯蔵装置において、前記第1熱交換室に接
    続されてそこから粒子状材料を受け入れかつ、前
    記第2熱交換室に接続されてそこへ粒子状材料を
    供給する貯蔵装置と、前記第1熱交換室から前記
    粒子状材料を循環させて前記第1室を通過する前
    記高温流体と熱的に相互作用し該高温流体と熱交
    換し、その後、前記加熱した粒子状材料を貯蔵す
    る前記貯蔵室へ前記加熱した粒子状材料を移送
    し、さらにその後、前記第2室へ必要に応じ前記
    加熱粒子状材料を移送して前記動作流体と熱的に
    相互作用し該動作流体と熱交換しそこへ熱エネル
    ギを供給する装置と、前記被加熱動作流体の状態
    に応答して前記貯蔵装置から前記第2室への粒子
    状材料の流れを調整する装置とを有することを特
    徴とする装置。 6 前記調整装置96は粒子状材料の流れを調整
    して、前記第2熱交換室14の出口112におけ
    る前記動作流体の温度を実質的に一定温度に維持
    することを特徴とする前記特許請求の範囲第5項
    に記載の装置。 7 前記循環装置52,80,94,116は、
    前記第2室14から前記第1室12へ前記粒子状
    材料50を循環させる装置116を含むことを特
    徴とする前記特許請求の範囲第6項に記載の装
    置。 8 前記貯蔵装置16は、この貯蔵装置の頂部に
    隣接して前記粒子状材料の高さを感知する上方高
    さ感知装置90と、前記貯蔵装置の下端部に隣接
    して前記貯蔵装置内の前記粒子状材料の高さを感
    知する下方高さ感知装置92とを有し、さらに、
    前記高さ感知装置90,92の状態に応答して前
    記第2室から前記第1室への粒子状材料の流量を
    制御する装置130を備えることを特徴とする前
    記特許請求の範囲第5項、第6項または第7項に
    記載の装置。
JP15260478A 1977-12-09 1978-12-08 Energy recovery and storage device Granted JPS5489358A (en)

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JPS5489358A JPS5489358A (en) 1979-07-16
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GB (1) GB2010463B (ja)

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GB2010463B (en) 1982-04-07
FR2411384A1 (fr) 1979-07-06
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JPS5489358A (en) 1979-07-16

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