JPS62145474A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ジオメトリツク図形の作成９編集などを行
なう画像表示装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、相互に画像情報の交換を行なう画像表示装置にお
いては、画像情報を記憶するメモリ容量を低減し、画像
情報の伝送時間を短縮するために、画像を形成する図形
を、直線２円弧、多角形などの幾何学図形要素の組合せ
によって表わすことが考えられている。

そして前記図形要素の組合わせによって表わされる図形
はジオメトリツク図形と呼ばれ、前記図形要素それぞれ
の種類を示す図形コードのデータ。

該各図形要素の各頂点の座標データからなる位置データ
を指定して与えることにより、画像表示装置のデータバ
ッファに、各図形要素の図形コードのデータ、位置デー
タおよび、各図形要素の書込順序データが順次に書込ま
れ、このとき新しく書込まれた図形要素と古い図形要素
とが重複するときには、置き換えにより、重複部分が新
しく書込まれた図形要素のデータに書換えられる。

一方、各図形要素によって形成された最新の図形は、デ
ータ”バッファに記憶された各図形要素の図形を、ジオ
メトリツク図形の表示領域と同一のメモリ領域を有する
画像メモリに展開して書込むことにより、該画像メモリ
に表示され、画像メモリの図形をモニタテレビなどに表
示することにより、画面表示でれる。

しかし、ジオメトリツク図形を用いて画像を作成１編集
する場合、北米方式（ＮＡＰＬＰ８　）のビデオテック
スサービスの符号化方法に準拠する手法で行なうと、処
理時間が長くなり、たとえば編集などを行なうために、
画面表示の表示領域の任意の位置を指定し、指定位置の
図形要素を抽出するには、著しく長い時間を要する。

そこでテレビジョン技術学会報告（１９８４年、　Ｖｏ
ｌ、８　ｒＮａ３９）の「ジオメトリツク図形の編集、
修正方法」（昭和５９年１２月２１日発表）には、つぎ
に説明する手法によって指定位置の図形要素を抽出し、
処理時間を短縮することが記載されている。

まず、カーソル、タブレット、ライトペンなどにより表
示領域内の任意の位置が指定されると、たとえば前記デ
ータバッファに記憶された全図形要素それぞれの頂点の
座標を結んで形成される各矩形領域それぞれのアドレス
と、指定位置のアドレスとを比較する。

゛　そして指定位置を含む矩形領域が存在するときには
、当該矩形領域の図形要素の図形を書込みを禁止して画
像メモリ（表示用リフレッシュメモリ）上に展開し、展
開された図形のアドレスのいずれかが指定位置のアドレ
スと一致したときに、当該図形の図形要素が指定位置の
図形要素であることを識別して抽出する。

すなわち、表示領域の位置が指定されても、指定位置を
いずれの図形要素の図形が含むか否かは、画像表示装置
ではわからない。

そこで最新のジオメトリツク図形を構成する全図形要素
の図形それぞれの頂点の座標を結んで形成される各矩形
領域のいずれに、指定位置が含まれるかを判別し、該判
別にもとづき、指定位置を含む矩形領域を識別すると、
さらに、当該矩形領域の図形要素の図形に指定位置が含
まれるか否かを判別し、該判別にもとづき、指定位置を
含む図形要素を識別し、指定位置の図形要素を抽出する
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで前記「ジオメトリツク図形の編集、修正方法」
に記載された手法で抽出する場合は、全図形要素の図形
の矩形領域と指定位置との比較とを順次に行なうため、
たとえば図形要素の数が多いときには、処理に時間がか
かり、迅速に指定位置の図形要素を抽出できない問題点
がある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、
直線１円弧、多角形などの幾何学図形要素の組合わせに
よって表わされるジオメトリツク図形の作成２編集など
を行なう画像表示装置において、前記図形要素それぞれ
の位置データ、書込順序データなどが新しく書込まれた
前記図形要素と古い前記図形要素との重複部分を書換え
て順次に書込まれるデータバッファと、前記ジオメトリ
ツク図形の表示領域と同一のメモリ領域を有し。

該データバッファに書込まれた前記各図形要素にもとづ
く最新の図形が書込まれる画像メモリと、前記表示領域
と同一のメモリ領域を有し、前記画像メモリに書込まれ
た図形と同一の図形の前記各図形要素の位置に前記書込
データが書込まれる順序記憶メーモリと、前記表示領域
の指定位置の前記図形要素の書込順序を前記順序記憶メ
モリの前記書込順序データから判別し、該判別にもとづ
き前記バッファから前記指定位置の前記図形要素のデー
タを抽出する図形要素抽出手段とを備えたことを特徴と
する画像表示装置である。

〔作用〕

したがって、表示領域の任意の位置を指定すると、指定
位置の図形要素の書込順序が、順序記憶メモリの書込順
序データから直ちに判別される。

そして指定位置の図形要素の書込み順序が判別されると
、該順序の判別にもとづき、画像メモリに全図形要素の
矩形領域を展開することなく、データバッファから指定
位置の図形要素が抽出される。

〔実施例〕

つぎに、この発明を、そのｌ実施例を示した第１図ない
し第３図とともに詳細に説明する。

第１図において、（１）は各図形要素の図形コードのデ
ータ、位置データの入力および位置指定を行なうための
タブレット、（２）はタブレット（１）のデータが入力
される処理装置であり、マイクロコンピュータからなる
。（３）は処理装置（２）に接続されたデータバッファ
、（４）は処理装置（２１に接続された画像メモリ、ｔ
ｓｒ／ｉメモリ（４）に接続された表示制御回路、（６
）は制御回路（５）に接続されたモニタテレビである。

（７）は処理装置（２）に接続されたレジスタ、（８）
はレジスタ（７）および処理装置（２１に接続された順
序記憶メモリである。

なお、メモリ（４１、＋８）は、それぞれテレビ（６］
の画面が形成するジオメトリツク図形の表示領域と同編
集などを行なうための種々の処理手法を予め記憶し、図
形要素抽出手段を内蔵している。

そして、タブレット（１）を用いてジオメトリツク図形
を作成表示する場合は、各図形要素の図形コードのデー
タ、位置データがタブレット（１）から処理装置＋２１
に順次に入力されることにより、処理装置（２）は、入
力された各図形要素のデータそれぞれに、書込み順序デ
ータとアドレスポインタとからなる管理情報のデータを
付加してデータバッファ（３）に出力し、バッファ（３
）に、各図形要素のデータと管理情報のデータを書込ま
せ、このとき新しく書込まれた図形要素と、すでに書込
まれた古い図形要素とが重複すれば、置き換えの手法に
より、重複部分に対する古い図形要素のデータを新しく
書込まれた図形要素のデータに書き換える。

また、処理装置（１）は、バッファ（３）に書込まれた
各図形要素のデータＳａおよびアドレスｓｂを順次にメ
モリ（４）に出力し、メモリ（４）に、各図形要素によ
って形成された最新の図形を展開して書込む。

そ七てメモリ（４）に書込まれた最新の図形のデータが
制御回路（５）を介してテレビ（６）に供給され、テレ
ビ（６）に書込まれた最新のジオメトリツク図形が表示
される。

ところで処理装置（２）は、各図形要素のデータＳａお
よびアドレスｓｂをメモリ（４）に出力するときに、各
図形要素の書込順序データ、たとえばバッファ（３）の
１番目の図形要素のデータＳａであれば、１の書込順序
データ８ｃを形成してレジスタ（７）に出力するととも
に、アドレス５ｂ−２メモリ（８）に出力し、メモ１月
４）に最新の図形を書込むタイミングで、メモ１月４）
の各図形要素の図形の位置に１該各図形要素の書込順序
データを書込む。

なお、メモ１月８）の前述の重複部分には新しく書込ま
れた図形要素の書込順序データが書込まれる。

したがって、メモ１月８）には常に最新の図形に対応し
て各図形要素の書込順序データが書込まれる。

たとえば、最初に円の図形要素のデータＳａを書き込み
、つぎに前記円に一部が重複する五角形の図形要素のデ
ータを書込んだときは、メモリ（４）に書込まれる最新
の図形および、メモリ（８）に書込まれる最新の書込順
序データの位置が、それぞれ第２図に示すようになり、
両メモ１月４）。

（８）の書込み位置が同一になるとともに、メモリ（８
）の重複部分を除く円の部分には最も古いことを示す１
の書込順序データが書込まれ、重複部分を含む五角形の
部分には２番目に古いことを示す２の書込順序データが
書込まれる。

また、メモリ（４）　、　（８）の書込み内容が第２図
のようになったときは、バッファ（３）の書込み内容は
第３図に示すようになる。

すなわち、バッファ（３）は、各図形要素の管理情報の
データが書込まれる管理情報部と、各図形要素のデータ
８ａが書込まれる実データ部とを有し、最初に円の図形
要素のデータＳａを書込むことにより、管理情報部の１
番目の領域に書込順序を示す１の書込順序データとアド
レスポインタとが書込まれるとともに、実データ部の１
番目ないし３番目の領域に円を示す図形コードのデータ
および円の２頂点を示す第１．第２座標データが順次に
書込まれる。

また、円のつぎに五角形の図形要素のデータＳａを書込
むことにより、管理情報部の２番目の領域に書込順序を
示す２の書込順序データとアドレスポインタとが書込ま
れるとともに、実データ部の４番目以降の領域に五角形
を示す図形コードのデータおよび五角形の各頂点を示す
第１．第２．・・・座標データが順次に書込まれる。

なお、管理情報部の各リンクポインタは実データ部の各
図形要素それぞれの図形コードのデータをアドレスする
ように構成されている。

つぎに、タブレット（１）を用いて表示領域の任意の位
置を指定し、指定位置の図形要素を抽出する場合は、タ
ブレット＋１）によって位置を指定することにより、処
理装置（２１の抽出処理手段の動作にもとづき、処理装
置（２１がメモ１月８）の指定位置の書込順序データＳ
ｃを読出し、該書込順序データ８ｃの値とバッファ１３
）の管理情報部の書込順序データの値との比較にもとづ
き、指定位置の図形要素のデータＩｄａが書込まれたバ
ッファ（３）の実データ部の位置を判別し、指定位置の
図形要素を抽出する。

そして指定位置の図形要素の抽出が、書込まれた図形要
素の数に無関係に、メモ１月８）の書込順序データから
直ちに行なえるため、とくに書込まれた図形要素の数が
多−いときには、従来より著しく短時間で指定位置を含
む図形要素の抽出が行なえる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明の画像表示装置によると、順序
記憶メモ１月８）に、画像メモリ（４）に書込まれた図
形と同一の図形の各図形要素の位置に、各図形要素の書
込順序データを書込み、図形要素抽出手段によって、メ
モリ（４）に書込まれた指定位置の図形要素の書込順序
データから当該図形要素の書込順序を判別し、該判別に
もとづき、データバッファ（３）から指定位置の図形要
素のデータを抽出したことによシ、従来のようにメモリ
（４）に全図形要素の矩形領域それぞれと指定位置との
比較などを行なうことなく、直ちに指定位置の図形要素
の抽出が行なえ、とくに書込まれた図形要素の数が多い
ときには、従来より著しく迅速に指定位置の図形要素の
抽出を行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の画像表示装置の１実施例のブロック
図、第２図は画像メモリ、順序記憶メモリの記憶内容の
説明図、第３図はデータバッファの記憶内容の説明図で
ある。 （１）・・・タブレット、（２ト・・処理装置、（３）
・・・データバッファ、（４］・・・画１象メモリ、（
７）・・・レジスタ、（８）・・・順序記憶メモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）直線、円弧、多角形などの幾何学図形要素の組合
   わせによつて表わされるジオメトリック図形の作成、編
   集などを行なう画像表示装置において、前記図形要素そ
   れぞれの位置データ、書込順序データなどが新しく書込
   まれた前記図形要素と古い前記図形要素との重複部分を
   書換えて順次に書込まれるデータバッファと、前記ジオ
   メトリック図形の表示領域と同一のメモリ領域を有し、
   該データバッファに書込まれた前記各図形要素にもとづ
   く最新の図形が書込まれる画像メモリと、前記表示領域
   と同一のメモリ領域を有し、前記画像メモリに書込まれ
   た図形と同一の図形の前記各図形要素の位置に前記書込
   順序データが書込まれる順序記憶メモリと、前記表示領
   域の指定位置の前記図形要素の書込順序を前記順序記憶
   メモリの前記書込順序データから判別し、該判別にもと
   づき前記バッファから前記指定位置の前記図形要素のデ
   ータを抽出する図形要素抽出手段とを備えたことを特徴
   とする画像表示装置。