JPS62144435A - 同軸ケ−ブルネツトワ−クシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波と低周波との重畳伝送機能を持つ同軸ケ
ーブルネットワークに関するものである。

従来の技術 第３図は従来の同軸ケーブルネットワークの一例を示す
ブロック図であシ、３１は同軸ケーブルで、７５Ｑの抵
抗からなる終端装置３２と、同軸ケーブル３１の分岐器
３３を介してテレビ３４と通信制御装置３５と、同軸ケ
ーブル３１の分配器３６を介してアンテナ３７と接続さ
れており、アンテナ３７で受信した信号を分配器３３を
介して同軸ケーブルに流しテレビ３４で受信する高周波
と通信制御装置３６の通信に使われる低周波が同軸ケー
ブルで伝送される。

このような同軸ケーブルネットワークでは、高周波に対
しては適している終端抵抗が低周波の信号を使用する通
信制御装置のパルストランスに対する負荷抵抗としては
適当でない場合がある。そこで、信号波形が単極の場合
には第４図のような形態が用いられていた。これはパル
ストランス３８の一次側にフライホイールダイオード３
９を使うことによりパルストラン７．３８の負荷抵抗を
つけなくても波形のアンダーシュートをおさえることが
できるというものである。

複極信号の場合、同様の形態をとると第６図のようにな
り、受信時にはどちらかのダイオード４１がオンする。

そのため情報伝送媒体からパルストランス４０をみた入
力インピーダンスが小さくなり、パルスの振幅が減衰す
る。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の同軸ケーブルネットワークでは、終端
抵抗が通信制御装置のパルストランスに対して適当でな
い負荷抵抗として働くことがある。

また、同軸ケーブルのネットワーク形態が３分配。

４分配と増えていった場合には、終端抵抗の数が増える
ために、パルストランスの負荷も変化してし１う。従っ
て、パルストランスから送出される波形がネットワーク
形態（分配方法）にも影響されることになる。

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、簡単な
構成で高周波に対しては従来の終端抵抗が働き、低周波
に対してはネットワーク形態に影響されない最適の負荷
抵抗を与えることができるものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するため、同軸ケーブルの複
数の終端にコンデンサと抵抗の直列回路の接続と同軸ケ
ーブルの任意の一ケ所にチョークコイルと抵抗の直列回
路の接続を行なう。

作　　用 本発明は上記した構成により、低い周波数を使った通信
に対しては同軸ケーブルの終端抵抗の影響を受けずにチ
ョークコイルと抵抗の直列回路が通信制御装置のパルス
トランスの負荷として働き、高い周波数を使った通信に
対してはチョークコイルと抵抗の直列回路の影響を受け
ずに終端抵抗のみが有効となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例を示す通信制御装置のブロッ
ク図である。第１図において、１は同軸ケーブル１２は
同軸ケーブル１の終端に接続されるコンデンサ３と抵抗
４の直列回路からなる終端装置、５は同軸ケーブル１の
任意の一箇所に接続されるチョークコイル６と抵抗７の
直列回路からなるパルストランスの負荷、８は同軸ケー
ブル１に接続される通信制御装置、９は制御装置、１゜
は送信装置、１１は受信装置である。１２は同軸ケーブ
ル１に正のパルスを出力するためのトランジスタ、１３
は同軸ケーブル１に負のパルスを出力するためのトラン
ジスタであり、センタタップつキノパルストランス１４
の一次巻線の一端にトランジスタ１２のコレクタが接続
され、他端にトランジスタ１３のコレクタが接続され、
トランジスタ１２．１３のエミッタには５■の電圧がか
けられている。１６は抵抗であり、制御装置９の出力ポ
ートＡに一端が接続され、他端がトランジスタ１２のベ
ースに接続されている。同様に抵抗１６は制御装置９の
出力ポートＢに一端が接続され、他端がトランジスタＢ
のベースに接続されている。

従って制御装置９の抵抗１５につながる出力ポートがＬ
ｏｗレベルになるとトランジスタ１２がオンして、パル
ストランス１４の一次巻線にアの方向の電流が流れ、二
次巻線にパルス電圧を生じ、同軸ケーブル１に正のパル
ス信号を伝達できる。同様に制御装置９の抵抗１６につ
ながる出力ポートがローレベルになるとトランジスタ１
３がオンして、パルストランス１４の一次巻線にイの方
向の電流が流れ、二次巻線にパルス電圧を生じ、同軸ケ
ーブル１に負のパルス信号を伝達できる。１７゜１８は
トランジスタであり、エミッタ制御装置０入カボートに
、コレクタは接地されている。１９は抵抗であり、トラ
ンジスタ１了のベースに一端が接続され、他端はパルス
トランス１４の一次巻線の一端に接続されている。パル
ストランス１４の他端は抵抗２Ｑの一端に接続され、抵
抗２ｏの他端はトランジスタ１８のベースに接続されて
いる。２１は制御装置９の入力ポートをハイレベルにす
るためのプルアップ抵抗である。トランジスタ１２がオ
ンした場合、又は同軸ケーブル１に正のパルスがある時
、トランジスタ１７にベース電流が流れ、制御装置９の
入力ボートがローレベルとなる。また、トランジスタ１
３がオンした場合、又は同軸ケーブル１に負のパルスが
ある時も、トランジスタ１８にベース電流が流れ、制御
装置９０入力ボートがローレベルとなり、送信時のモニ
タ及び同軸ケーブル１にあるデータを受信することがで
きる。

第２図は本発明の一実施例を示す同軸ケーブルネットワ
ークのプロンク図である。１〜８は第１図の１〜８と同
じである。８′は通信制御装置８と同様のものであり、
分岐器２２を介して同軸ケーブル１と接続されている。

２３はテレビ分岐器２２を介して同軸ケーブル１ど接続
されている。

２４はアンテナで受信したテレビ信号を分配器２５を介
して同軸に流す。

まず、本構成においてテレビ２３をみるとすると、アン
テナ２４から受信したテレビ信号を同軸ケーブル１を介
して伝送することになる。このような高い周波数の場合
、コイル６は高いインピーダンスを示して働かないので
負荷６の影響を受けず、高周波の伝送に適した終端装置
２のみが働く。

次に通信制御装置８と８′の間の通信、すなわち低い周
波数での通信について説明する。コンデンサ３は低い周
波数に対して電流を通さないので終端装置２によるパル
ストランスへの影響はなく、低い周波数の波長が同軸ケ
ーブル１の全長に比べて十分長い場合、低周波の反射は
無視できるので、低い周波数を使った通信に対して適し
た負荷５が働くことにより、正常なＡＭＩの通信が行な
える。

同様にネットワーク形態が３分配器４分配と増えていつ
てても終端抵抗４の影響を受けずに負荷６のみが働き、
低周波に対して最適な負荷を与えることができる。

すなわち、ネットワークの形態に関係なく、高い周波数
に対しても低い周波数に対しても適した抵抗を与えるこ
とができるようになる。

本実施例では負荷５を同軸ケーブルに直接接続したが同
軸ケーブルに直流電源を重畳した場合には負荷６は電解
コンデンサなどの大容量のコンデンサを介して同軸ケー
ブルに接続する。

発明の効果 以上のように、本発明によればきわめて簡易な構成で、
ネットワークの形態に影響されることなく高周波と低周
波の精度のよい伝送が実現でき実用的にきわめて有用で
ある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例におけるホームバスシステム
用通信制御装置を示すブロック図、第２図は本発明の一
実施例におけるホームバスシステム用同軸ケーブルネッ
トワークのブロック図、第パルストランス構成図である
。 １・・・・・・同軸ケーブル、２・・・・・・終端装置
、３・・・・・・コンデンサ、４・・・・・・抵抗、５
・・・・・・負荷、６・・・・・・チョークコイル、７
・・・・・・抵抗、８・・・・・通信制御装置、９・・
・・・・制御装置、１０・・・・・送信装置、１１・・
・・・・受信装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 同軸ケーブルを介して情報パケットを送受信する通信制
   御装置と、一次側を前記通信制御装置に、二次側を前記
   同軸ケーブルに接続されたパルストランスと、前記通信
   制御装置の出力信号を変換増幅し前記パルストランスの
   一次側コイルの電流を制御する送信装置と、前記同軸ケ
   ーブルに重畳された伝送信号を前記パルストランスを介
   して受信し前記通信制御装置が入力できる信号に変換す
   る受信装置と、前記同軸ケーブルの複数の終端に接続さ
   れるコンデンサと抵抗の直列回路からなる複数の終端装
   置および、前記同軸ケーブルの任意の一箇所に、前記パ
   ルストランスの負荷として接続されたチョークコイルと
   抵抗の直列回路からなることを特徴とする同軸ケーブル
   ネットワークシステム。