JPS6214438B2 - - Google Patents

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JPS6214438B2
JPS6214438B2 JP48143679A JP14367973A JPS6214438B2 JP S6214438 B2 JPS6214438 B2 JP S6214438B2 JP 48143679 A JP48143679 A JP 48143679A JP 14367973 A JP14367973 A JP 14367973A JP S6214438 B2 JPS6214438 B2 JP S6214438B2
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JP
Japan
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piston
cylinder
trim
bracket
fluid
Prior art date
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Application number
JP48143679A
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English (en)
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JPS49102088A (ja
Inventor
Emu Boosuto Geiroodo
Etsuchi Meiyaa Maachin
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Outboard Marine Corp
Original Assignee
Outboard Marine Corp
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Publication date
Application filed by Outboard Marine Corp filed Critical Outboard Marine Corp
Publication of JPS49102088A publication Critical patent/JPS49102088A/ja
Publication of JPS6214438B2 publication Critical patent/JPS6214438B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/08Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
    • B63H20/10Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
    • F15B7/003Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors with multiple outputs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
    • F15B7/005With rotary or crank input
    • F15B7/006Rotary pump input

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は船舶推進装置をトリム調整したり傾斜
運動させたりするための機構に関する。尚、ここ
でトリムとは船体に対する推進ユニツトの走行時
の角度を決定する行為で、推進ユニツトを水面上
に持上げる等の目的で傾斜運動させる行為とは区
別される。トリムは推進ユニツトの船体に対する
角度を変え従つて水平に対する角度が船の速度と
安全性から見て最適となるように行うものであ
る。
本発明を理解するため、1971年6月1日付で許
可された米国特許第3581702号、1964年1月7日
付で許可された米国特許第3116710号、1970年12
月22日付で許可された米国特許第3548777号明細
書、1966年11月15日付で許可された米国特許第
3285221号、1969年3月25日付で許可された米国
特許第3434448号、1969年3月25日付で許可され
た米国特許第3434450号および1971年2月23日付
で出願した米国特許出願第118134号明細書を参照
されたい。
本発明は船舶推進装置の推進ユニツトをトリム
調整したり傾斜させたりする液圧装置を提供する
ものである。更に詳細にいえば、本発明は液圧作
動の傾斜シリンダー・ピストン組合わせ体と液圧
作動のトリムシリンダー・ピストン組合わせ体と
を共に含み、これら組合わせ体は共にブラケツト
か船体に取付けた部材とブラケツトまたは船体に
相対的に垂直に揺動可能で推進ユニツトを支持し
ている部材とにピボツト式に接続されている。一
方のシリンダ・ピストン組合わせ体は関係したシ
リンダ内を可動なピストンとシリンダ内で流体が
ピストンの片側から反対側に流れないようにする
装置とを含んでいる。
他方のシリンダ・ピストン組合わせ体もまたシ
リンダ内の可動のピストンと液圧流体がピストン
の片側から反対側に流れるようにするため推進装
置の位置に応答して選択的に作動する装置とを含
んでいる。
更にまた本発明によれば、液圧機構は可逆の電
気的ポンプと、導管系統とを含み、導管系統はポ
ンプの作動に応答して制御される第1と第2の流
れ口孔と、それぞれ第1と第2の流れ口孔から延
び傾斜シリンダ・ピストン組合わせ体の両端部と
釣合わせシリンダ・ピストン組合わせ体の一端部
とにそれぞれ連通した第1と第2の導管装置とを
含んでいる。
更にまた、本発明によれば、推進ユニツトを手
動で傾けることのできるようにするため導管系統
を「短絡」させるよう作動する手動の逃し弁が設
けてある。本発明によれば、またポンプが作動し
てない時に通常では液圧機構を錠止めする装置も
設けてある。更にまた、たとえば水中の障害物に
衝突したりまたポンプが連続的に作動している時
と推進ユニツトが十分に運動した後の如く導管装
置内の圧力が過大になつた時に衝撃を吸収したり
導管装置から圧力流体を逃す装置も設けてある。
更に詳細にいえば、本発明の1つの実施態様に
おいては、トリムシリンダ・ピストン組合わせ体
はシリンダ内で相互に固定して軸線方向に互いに
間隔をあけピストン棒に相対的に可動な2つのピ
ストンを含んでいる組合わせのトリムピストンを
含んでいる。更にまた、ピストンの一方のものの
片側から反対側に流体が流れるようにする装置も
設けてある。更に詳細にいえば、一方のピストン
は通常では閉じているが組合わせピストンがトリ
ムシリンダの一端部に近付くと開くよう弁部材に
より制御された口孔を含んでいる。更にまた、ト
リムシリンダの該一端部は大気に連通し口孔を設
けたピストンの付近のトリムシリンダの他端部は
組合わせの傾斜ピストンの下端部に関係した流れ
口孔と連通している流れ口孔に接続されている取
付け管路を含んでいる。別のすなわち中間の圧力
流体取付け管路が口孔が開いている際にピストン
間の環状帯域と連通する位置にしてトリムシリン
ダに設けてある。他方の流体取付け管路は傾斜シ
リンダの上端部に関係した流れ口孔と連通し、ト
リムシリンダに流体が流れるのを防止し傾斜シリ
ンダが十分に伸張した後とポンプが連続的に作動
している間にトリムシリンダから流体が流れるよ
うにする。
本発明の別の実施態様では、傾斜シリンダは傾
斜範囲にある時プロペラが過度のスラストで作動
している際に傾斜ピストンの片側から反対側へ流
体を流す作用を行う装置を含んでいる。更にま
た、本発明によれば、傾斜ピストンとピストン棒
とには中空の弁案内を収容している軸線方向に延
びた孔が設けてある。傾斜シリンダの関係した端
部から弁ステムが突出していて、この弁ステムは
プロペラがトリム範囲にある時弁案内に突出し弁
案内の内壁に係合するシール部材を含んでいる。
しかしながら、プロペラが傾斜範囲にあると、弁
案内と弁ステムとの間の密封状態が絶たれ弁案内
の内部はプロペラの前進スラスト作動により生じ
た流体圧力をかけられる。このようなスラストが
過大になると、弁案内の軸線方向内端部に支持さ
れ傾斜ピストンの反対側に連通している逆止め弁
が圧力を逃がす。
本発明の目的は、トリム範囲においては、推進
ユニツトが発揮するスラストに対抗し該推進ユニ
ツトを大きな力でトリム調整することが可能であ
り、また傾斜範囲においては、推進ユニツトを早
い速度で傾斜させることが可能な液圧機構を提供
することにある。
本発明のその他の目的ならびに利点は以下に添
付図面を参照して説明することにより理解できよ
う。
本発明を詳細に説明する以前に、本発明が以下
の一般的説明および添付図面に示した部品の構造
と配置との詳細にのみ限定されるものではなく他
の種々の実施態様にすることも他の種々の方法で
実施することもできるということは理解する必要
がある。また使用した用語は説明の目的ものであ
つて限定するためでないことも理解する必要があ
る。
図面には船外機11(本発明は船尾駆動装置に
も応用できるが)の型式にした船舶推進装置が示
してあり、船外機11はボルトまたはその他の手
段により船尾肋板15に固着されるようにしてあ
り下部17とそれと一体にしたかまたはボルト2
1の如き手段により下部に適当に取付けた上部1
9とを含んでいる船尾肋板ブラケツト13を含ん
でいる。
ブラケツト13の上部19はそれに相対的に垂
直に揺動運動するよう自在ブラケツト25を支持
した傾斜ピン23を支持している。自在ブラケツ
ト25は傾斜ピン23の軸線を横切る軸線を中心
としてかじ取り運動するプロペラ29を含む推進
ユニツト27を支持している。推進ユニツト27
は自在ブラケツト25と共に最下方位置と最上方
位置との間で垂直に即ち上下方向に揺動運動す
る。この最下方位置からある一定の弧状範囲まで
はトリム範囲となつており、トリム範囲の上限か
ら前述の最上位置までが傾斜運動範囲となつてい
る。
本発明によれば、推進ユニツト27のトリム調
整をしたり傾斜させたりすると共にまた水中の障
害物に衝突することに応答して推進ユニツト27
を上方に運動させる液圧機構31(第3図)が設
けてある。
本発明によれば、液圧機構31は第1と第2の
液圧シリンダ・ピストン組合わせ体33,35を
含み、これら組合わせ体は下端部が船尾肋板ブラ
ケツト13の下部にピボツト式に接続され上端部
が符号39で示した個所で自在ブラケツト25に
ボルト止めまたはその他の方法で取付けてあるア
タツチメント・ブラケツト37を介して自在ブラ
ケツト25にピボツト式に接続されている。ある
いはまた、アタツチメント・ブラケツト37は自
在ブラケツト25と一体に形成することもでき
る。図示してあるように、第1と第2の液圧シリ
ンダ・ピストン組合わせ体33,35を船尾肋板
ブラケツト13にピボツト式に接続する位置は横
方向に整合するようにすることが好ましく、また
第1と第2の液圧シリンダ・ピストン組合わせ体
33,35をアタツチメント・ブラケツト37に
または自在ブラケツト25にピボツト式に接続す
る位置も横方向に整合しかつ船尾肋板ブラケツト
13とのピボツト式接続部の上方で且つ後方とす
ることが好ましい。
液圧機構31はまた液だめ43に組合わせた電
気的に作動される可逆ポンプ41と加圧流体に応
答して作動し第1と第2の対向して位置決めされ
た流れ制御口孔47,49に相対的に可動の主制
御弁と、これら流れ制御口孔47,49を第1と
第2の液圧シリンダ・ピストン組合わせ体33,
35に接続する導管系統51とを含んでいる。
更に詳細にいえば、第1すなわちトリム用液圧
シリンダ・ピストン組合わせ体33は図示した構
造では、下端部が船尾肋板13にピボツト式に接
続された環55を含んでいるトリムシリンダ53
を備えている。このシリンダ53は上端部がピス
トン棒59が貫通して延びているねじ状プラグ5
7により閉じられ、ピストン棒59は上端部にア
タツチメント・ブラケツト37または自在ブラケ
ツト25にピボツト式に接続された環61を有し
ている。
トリムシリンダ53内にはトリムピストン組合
わせ体63が収容され、このピストン組合わせ体
は軸線方向に互いに間隔をあけた2つの上下のピ
ストン65,67を備え、これらピストンはそれ
ぞれ適当なピストンリング69を設けることが好
ましく管状スリーブまたは管71により互いに固
定して接続され、このスリーブは下方のピストン
67から下方にトリムシリンダ53の下端部に向
け突出している部分73を有している。
第1の液圧シリンダ・ピストン組合わせ体33
が完全に収縮した状態におけるシリンダ53内の
ピストン組合わせ体63の位置を調節する装置が
設けてある。他の構造にすることもできるが、図
示した構造では、スリーブ71の底部には第1の
液圧シリンダ・ピストン組合わせ体33が完全に
収縮せしめられたときトリムシリンダ53の下端
部に係合するようにした拡大した頭部77を有す
るねじ状プラグまたは部材75がねじ込まれてい
る。
トリム用のピストン組合わせ体63とピストン
棒59との間に自由に相対的に軸線方向運動を生
起させるようこれらを互いに結合する装置が設け
てある。他の構造にすることもできるが、図示し
た構造では、この装置はスリーブまたは管71の
中空の内部内でピストン棒59の下端部を摺動可
能に収容することにより形成される。
トリム用ピストン組合わせ体63とピストン棒
59との間に軸線方向に相対的運動を生起させる
ようこれらを案内する装置が設けてある。他の構
造にすることもできるが、図示した構造ではこの
装置は上方のピストン65の頂部にボルト止めま
たはその他の方法で装着されピストン棒59を軸
線方向に運動するよう支持した孔付きの案内ブツ
シングまたは板79から成る。更にまた、ピスト
ン棒59の下端部はピストン組合わせ体のスリー
ブ71の軸孔の内壁と係合し板79の下面に更に
係合しピストン桿59がピストン組合わせ体63
から引出せないようにするブツシング81を含ん
でいる。該ブツシング81は内周面がねじになつ
ていて、ピストン棒59の下端から突出するねじ
部上に取付けられる。
外方にトリム調整のため揺動中ピストン桿59
をピストン組合わせ体63と共に運動させる装置
が設けてある。他の配置にすることもできるが、
図示した構造ではこの装置はトリム用ピストン組
合わせ体のスリーブ71の閉じた底部の内壁とピ
ストン棒59の下端部とが係合することにより形
成される。
詳しくは、本発明によれば、推進ユニツトが傾
斜範囲にあると、下方のピストンの片側から反対
側に流体が流れるようにする装置が設けてある。
更に詳細にいえば、下方のピストン67は1つま
たはそれ以上の数の弁により制御された軸線方向
に延びている流れ口孔83を含んでいる。他の弁
構造にすることもできるが、図示した構造では、
口孔83を閉じる位置に相対的に可動で口孔83
と上方のピストン65と案内板79とに設けた案
内孔89とを貫通して延びている弁ステム87を
含んでいる弁部材85が設けてある。弁ステムの
まわりと上方のピストン65と案内板79との案
内孔89とを通り流体の失われるのを防止する装
置が設けてある。
弁部材83を閉じた位置に偏倚させる装置が設
けてある。他の構造にすることもできるが、図示
した構造では、このような装置は下端部が下方の
ピストン67に衝合し上端部が弁ステム87に組
合わせてあるスナツプ・リング93の下面の衝合
している圧縮偏倚ばね91から成る。
上下のピストン65,67は、ピストン組合わ
せ体63がプラグ57の付近に位置決めされると
上下ピストン間の環状帯域95とトリムシリンダ
53の側壁に位置決めされた液圧取付け管路97
との間を連通させるような距離にして互いに間隔
をあけてある。更にまた、上下のピストン65,
67は推進ユニツトがトリム範囲の上端部にある
と上方のピストン65がねじ状プラグ57に係合
するように互いに間隔をあけてある。このよう
に、ピストン65がプラグ57に係合するとピス
トン65のそれ以上の動きは阻止され、従つてプ
ラグ57はピストンのトリム範囲を越える運動を
阻止するストツパとして作用する。
第2すなわち傾斜用液圧シリンダ・ピストン組
合わせ体35は下端部が閉じていて船尾肋板ブラ
ケツト13にピボツト式に接続された環103を
含む傾斜シリンダ101から成る。第2の液圧シ
リンダ・ピストン組合わせ体35はまた傾斜シリ
ンダ101内を摺動可能でピストン棒109にそ
れと共に運動するよう接続された無孔ピストン1
05を含み、このピストンにはその片側から反対
側に流体が流れるのを防止するようピストンリン
グ107を設けることが好ましい。ピストン棒1
09はシリンダの頂部にねじ込んだプラグ111
を貫通して傾斜シリンダ101から突出し上端部
または外端部にはアタツチメント・ブラケツト3
7または自在ブラケツト25にピボツト式に接続
された環113が設けてある。ピストン棒109
とプラグ111との間には適当なシールが設けて
ある。
他の構造にすることもできるが、第3図に詳細
に示した構造では、主制御弁45は閉じた環状弁
ハウジング119内を軸線方向に移動可能で中心
のピストン部分121と2つの反対方向に延びた
プランジヤ部分123とを含んでいるスプールか
ら成る。ピストン部分121と弁ハウジング11
9との間にはシールを設けることが好ましい。主
弁ハウジング119はスプール45のピストン部
分121の両側の弁ハウジング119に設けた口
孔から延びているそれぞれの流れ通路またはダク
ト125,127によりポンプ41の両側に接続
されている。ダクト125,127は選択的に液
だめ43から流体が流れるようにさせたりまた液
だめに流体が流れるのを防止するそれぞれの玉形
逆止め弁129,131を介して液だめと連通し
ている。更にまた、ダクト127は液だめ43か
らダクト127に流体が流れるのを防止するがダ
クト127内の圧力が後記に説明する所定のレベ
ル以上になるとダクト127から液だめ43に流
体が流れるようにするばね負荷された逆止め弁1
35を含んでいるダクト133と連通している。
スプール45の両側には互いに向き合わせにし
て主弁ハウジング119内に第1と第2の流れ制
御口孔47,49が設けてありこれら口孔にはそ
れぞれ第3図に示してあるようにそれぞれのばね
141,143により閉じた位置に偏倚されてい
るそれぞれの弁部材137,139が設けてあ
る。
導管系統51は第1の流れ口孔47とシリンダ
53,101の下部との間を連通し且つ第1の流
れ口孔47と連通している主ダクト153と、主
ダクト153と傾斜シリンダ101の下端部と連
通している取付け管路157とに連通している分
岐ダクト155と、主ダクト153とトリムシリ
ンダ53の下端部と連通している第2の分岐ダク
ト159と、主ダクト153と手動逃がし弁16
7用のハウジング165とに連通している第3の
分岐ダクト163とを含んでいる第1の導管装置
151を含んでいる。
導管系統51はまた第2の流れ口孔49と連通
し且つ第2の流れ口孔49と連通している主ダク
ト173と、主ダクト173と傾斜シリンダ10
1の上端部とに連通している第1の分岐ダクト1
75と、主ダクト173とトリムシリンダ53の
取付け管路97とに連通している第2の分岐ダク
ト177と、主ダクト173と逃がし弁ハウジン
グ165とに連通している第3の分岐ダクト17
9と、主ダクト173と液だめまたは貯槽43と
に連通している第4の分岐ダクト181とを含ん
でいる第2の導管装置171を有している。
第1の導管装置は一般に流体の流れを制限しな
い。しかしながら、本発明によれば、第2の導管
装置171はトリムシリンダ53に流体の流れる
のを防止し第2の分岐ダクト177における流体
圧力が主ダクト173内におけるよりも所定量大
なる時にはそれに応答してトリムシリンダ53か
ら流体が流れるようにするばね負荷された逆止め
弁183を含んでいる第2の分岐ダクト177内
の流れ制御装置を含んでいる。
第4の分岐ダクト181もまた主ダクト173
に流体が流れるのを防止するが主ダクト173か
ら液だめに流体が流れるようにするばね負荷され
た逆止め弁185を含んでいる。
手動の逃がし弁167は第1の導管装置151
の第3の分岐ダクト163と第2の導管装置17
1の第3の分岐ダクト179との間を連通しそれ
により液圧機構31を短絡させる第1すなわち開
位置とこのような連通を絶つ第2すなわち閉じた
位置との間でハウジング165内を回転可能な弁
部材187を備えている。手動逃がし弁167が
開いている時には、推進ユニツト27と接続する
自在ブラケツト25とは手動で上下させることが
できる。
ピストン棒59とプラグ57との嵌合は通常で
はトリムシリンダ53の頂部から空気が流出する
ことを許容し第1のシリンダ・ピストン組合わせ
体33が空気的に錠止めするのを防止するが、も
し所望ならば、ピストン組合わせ体63の上方の
トリムシリンダ53の上部は空気抜き191を介
して大気と連通させることもできる。
操作に際して、トリムのための揺動を上向き方
向に行うには、ポンプ41を圧力流体をダクト1
25を通し供給するよう作動させる。スプール弁
ハウジング119では、このような圧力流体は第
3図から見てスプール45を左方に変位させそれ
により左側のプランジヤ123が弁部材139に
圧接することにより第2の流れ口孔49を開く。
更にまた、スプール弁ハウジング119内のこの
ような加圧流体は弁部材137を第1の流れ口孔
47から変位させることにより第1の流れ口孔4
7を開き従つて第1の導管装置151に圧力流体
を供給しトリムシリンダ53と傾斜シリンダ10
1とのそれぞれに圧力流体を供給することにより
シリンダ・ピストン組合わせ体33,35を伸張
させ推進ユニツト27とそれに接続された自在ブ
ラケツト25とをトリム範囲にわたり引上げる。
トリム範囲にわたり上方に運動中、傾斜シリンダ
101の頂部における圧力流体は第2の導管装置
171と、第2の流れ口孔49とダクト127と
を経てポンプ41の吸引側に出る。
更にまた、トリム範囲の上向き運動中、ピスト
ン組合わせ体63の弁部材85はばね91の作用
により口孔83を閉じた状態に保持する。
推進ユニツト27とそれに接続された自在ブラ
ケツト25とがトリム範囲の上端部に近付くに従
い、ピストン組合わせ体63はトリムシリンダ5
3の上端部に近付き弁ステム87はトリムシリン
ダ53のプラグ57に係合しピストン組合わせ体
63の口孔83を開かせる。口孔83が開くと圧
力流体を上方ピストン65と下方ピストン67と
の間の環状帯域を通り取付け管路97を通り第2
の導管装置171の第2の分岐ダクト177に流
出させる。しかしながら、第2の分岐ダクト17
7内の制御または逆止め弁183を偏倚させるば
ねは第2の分岐導管177内の圧力が通常では傾
斜シリンダ・ピストン組合わせ体35を伸張させ
従つて推進ユニツト27とそれに接続された自在
ブラケツト25とを傾斜させることのできる圧力
より上の値となつた時にのみ開くようにしてあ
る。従つて、傾斜範囲にわたり運動中、制御弁1
83は閉じたままでポンプ41の流体出力の全部
は傾斜シリンダ101に指向される。傾斜シリン
ダ・ピストン35が傾斜範囲においてこのように
伸張中に、トリムシリンダ・ピストン組合わせ体
33のピストン棒59はピストン組合わせ体63
のスリーブ71から引出される。更にまた、逆止
め弁183は推進ユニツトが傾斜範囲になると傾
斜シリンダにより支持される負荷を制限する。詳
しくは、もし傾斜シリンダが支持する負荷が過大
になると、その結果傾斜シリンダの下部に生起し
た圧力は分岐ダクト155を介してトリムシリン
ダに連通され次いで分岐ダクト177を介して逆
止め弁183に連通され次いでこの逆止め弁が開
いて圧力を逃がす。
傾斜範囲の上端部に達すると、傾斜ピストン1
05が傾斜シリンダ101のプラグ111に係合
し、ポンプ41が更に作動すると液圧機構31内
の圧力を第2の導管装置171の分岐ダクト17
7の制御または逆止め弁183が開いて流体圧力
を第1の導管装置151の分岐ダクト159と、
ピストン組合わせ体63の口孔83と第2の導管
装置171の第2の分岐ダクト177とを通り制
御または逆止め弁183を通り第2の制御装置1
71の主ダクト173に、次いで第2の流れ口孔
49とスプール弁ハウジング119とダクト12
7とを経てポンプ41の吸引側に流れるようにさ
せる程度に増大するにすぎない。従つて、液圧機
構31は自動的に短絡せしめられる。
ポンプ41が停止せしめられると、スプール弁
ハウジング119の両端部におけるばね141,
143は両方の弁部材137,139を共に両方
の口孔47,49を閉じさせまた推進ユニツト2
7とそれに接続された自在ブラケツト25とを、
ポンプが作動していないかまたは逃がし弁167
が開位置に運動してない時に更に運動しないよう
液圧的に錠止めするよう作用する。従つて、推進
ユニツト27とそれに接続された自在ブラケツト
25とを引下げるにはポンプ41をダクト127
とスプール弁ハウジング119とを加圧するよう
反対方向に作動させスプール45を右方に変位さ
せ右側のプランジヤ123を弁部材137に係合
させ第1の流れ口孔47を開く。更にまた、ハウ
ジング119内の圧力は第2の流れ口孔49を開
き流体が第2の導管装置171、特に第1の分岐
ダクト175を通り傾斜シリンダ101の頂部に
流れるようにする。傾斜シリンダ101の頂部に
流れた圧力流体は傾斜ピストン105を下方に変
位させまた推進ユニツト27とそれに接続された
自在ブラケツト25とを引下げる作用を行う。第
1の流れ口孔47がスプール45が作動すること
により開くと、シリンダ53,101のそれぞれ
の下部内の流体は第1の導管装置151とダクト
125とを経てポンプ41の吸引側に自由に戻れ
るようにする。
第2の導管装置171の第4の分岐ダクト18
1を通り液だめ43に加圧流体が流れるのは通常
逆止め弁185により阻止される。しかしなが
ら、推進ユニツト27が水中の障害物に衝突する
と、第2の導管装置171内の圧力は非常に急激
に上昇し従つて第4の分岐ダクト181の逆止め
弁185を開き第2の導管装置171を液だめ4
3に連通させ圧力流体を傾斜シリンダ101の頂
部から流出させ推進ユニツト27とそれに接続さ
れた自在ブラケツト25とが上方に揺動できるよ
うにする。しかしながら口孔47が開かない限り
ピストン105と67の下方における流体の量の
総計は不変であるので障害物を通り過ぎると、推
進ユニツト27と自在ブラケツト25とは先の位
置に自由に重力により戻る。このようにピストン
105と67の下方の流体の総量は変わらないた
め、自在ブラケツトが障害物との衝突により持上
がるときはピストン105,67の下側には真空
が生ずる。更にまた、ばね負荷された逆止め弁1
85は船外機が逆方向に作動している時にはそれ
を開かせる作用に抵抗し傾斜シリンダ101を介
し僅かのスラストを伝達させるような構造にして
ある。しかしながら、逆方向に過度のスラストを
伝達すると逆止め弁185を開き推進ユニツト2
7が上方に運動するようにする。
ばね負荷された逆止め弁135は圧力逃がし弁
として作用し下方向に推進ユニツトを動かす際に
は推進ユニツトの重量が作用するためほんの僅か
の圧力しか必要としないのでこのような場合に圧
力が大きくなるのを制限する。更に詳細にいえ
ば、通常の状態では、逆止め弁135を偏倚させ
るばねはこの逆止め弁を閉じた状態に保持する。
しかしながら、傾斜ピストン105が傾斜シリン
ダ101の底にまで達するか推進ユニツト27と
それに接続された自在ブラケツト25とが下方に
向け運動するのを何かしら妨害されると、逆止め
弁135に関係したばねは第2の導管装置171
内の圧力が推進ユニツト27と自在ブラケツト2
5とを引下げるに通常有効な程度より所定の量上
昇すると逆止め弁135を開くような構造にして
ある。
推進ユニツト27とそれに接続された自在ブラ
ケツト25とを引下げる間に傾斜シリンダ101
の底から排出された圧力流体の量が傾斜シリンダ
101の頂部に供給された圧力流体より大になる
と、傾斜シリンダ101から排出された余分の圧
力流体がポンプ41の吸引側を加圧しポンプ圧力
の下に逆止め弁135を経て液だめ43に供給さ
れる。傾斜範囲にわたり推進ユニツトを引下げ
中、ピストン棒59は自在ブラケツトと船尾ブラ
ケツトとの間にトリムシリンダ組合わせ体を接続
したことにより得られる機械的作用によりピスト
ン棒59はピストン組合わせ体63内を入れ子式
に運動せしめられる。
この間、ピストン棒59の下端はスリーブ71
の閉じた底部と係合してピストン組合せ体63が
ピストン棒と一体に運動できるようになす。即ち
スリーブ71の底部は、ピストン棒59と係合す
る係止部として作用する。
第4図には第1図と第2図とに示した船外機1
1に応用できる別の液圧機構531が示してあり
下端部が船尾肋板ブラケツト13の下部にピボツ
ト式に接続されるようにしてあり上端部が自在ブ
ラケツト25にボルト39でかその他の手段によ
り取付けられている取付けブラケツト37を介し
て自在ブラケツト25にピボツト式に接続される
ようにした第1と第2の液圧シリンダ・ピストン
組合わせ体533,535を含んでいる。
液圧機構531はまた液だめ543に関係した
ポンプ554と流体圧力に応答して作動し2つの
反対方向に位置決めされた第1と第2の流れ制御
口孔547,549に相対的に可動な主制御また
はスプール弁545と、流れ口孔547,549
を第1と第2の液圧シリンダ・ピストン組合わせ
体533,535にそれぞれ接続する導管系統5
51とを含んでいる。
更に詳細にいえば、第1すなわちトリム液圧シ
リンダ組合わせ体533(第5図)は図示した構
造では下端部が閉じていて船尾肋板ブラケツト1
3にピボツト式に取付けられるようにした環55
5を含んでいる。トリムシリンダ553はその上
端部がねじ状プラグ557により閉じられてい
て、このプラグにはピストン棒559が延びピス
トン棒の上端部には取付けブラケツト37または
自在ブラケツト25にピボツト式に接続されるよ
うにした環561が設けてある。ピストン棒55
9とプラグ557との間には適当なシール562
を設けることができる。このようなシールはシリ
ンダ553から空気が逸出できるようにするがそ
れに空気が入るのを防止するようにすることが好
ましい。
トリムシリンダ553内にはトリムピストン組
合わせ体563が収容され、このピストン組合わ
せ体は両端が上下のピストン565,567にね
じ込まれた管状のスリーブまたは管571により
互いに固定して接続されている上下のピストン5
65,567から成る。下方のピストン565は
無孔でトリムシリンダ553を横切り延び常にそ
の片側から反対側に流体が流れるのを防止するた
め適当なピストン・リング569を設けることが
好ましい。上方のピストン567はその片側から
反対側にガスが流れるようにし主として案内とし
て作用し推進ユニツト27がトリム範囲の上端部
に達するとピストン組合わせ体の運動を停止させ
る。トリムピストン組合わせ体563とピストン
棒559との間に相対的に軸線方向運動が生起さ
せるためこれらを互いに接続する装置が設けてあ
る。他の構造にすることもできるが、図示した構
造では、このような装置はピストン組合わせ体の
スリーブまたは管571の中空内部内にピストン
棒559の下端部を摺動可能に収容して形成され
ている。
上方に向けトリム作用中ピストン棒559をピ
ストン組合わせ体563と共に運動させる装置が
設けてある。他の構造にすることもできるが、図
示した構造ではそのような装置はピストン棒55
9の下端部が下方のピストン565の上面または
内面に係合することにより形成されている。
トリムピストン組合わせ体563とピストン棒
559との間に相対的に軸線方向の運動を生起さ
せるようこれらを案内する装置が設けてある。他
の構造にすることもできるが、図示した構造で
は、この装置はピストン棒559の下端部に支持
されピストン組合わせ体のスリーブ571の軸孔
の内壁と係合しているブツシング581を含んで
いる。トリムシリンダが伸張すると、ブツシング
581はまた上方のピストン567の下面に係合
することによりピストン棒559がピストン組合
わせ体563から引出されないようにする。
上下のピストン567,565は、推進ユニツ
ト27がトリム範囲の上端部にあるとねじ状プラ
グ557に上方ピストン567を係合させるよう
な程度にして互いに間隔をあけてある。
第2すなわち傾斜用液圧シリンダ・ピストン組
合わせ体535(第6図)は下端部が閉じ船尾肋
板ブラケツト13にピボツト式に接続されるよう
にした環603を含んでいる傾斜シリンダ601
を備えている。第2の液圧シリンダ・ピストン組
合わせ体535はまた傾斜シリンダ601内を摺
動可能でピストン棒609と共に運動するようそ
れに接続されたピストン・リング607を設ける
ことが好ましいピストン605を含んでいる。ピ
ストン棒609はシリンダ601の頂部にねじ込
まれたプラグ611を貫通してシリンダから外部
に突出して上端部または外端部に環613が設け
てあり、この環は取付けブラケツト13または自
在ブラケツト25にピボツト式に接続されるよう
にしてある。ピストン棒609とプラグ611と
の間にはそれらの間から流体が失われるのを防止
する装置が設けてある。
傾斜シリンダ601内には推進ユニツト27が
傾斜範囲に位置決めされている際にプロペラ29
により過度のスラストが生起した場合にピストン
605の片側から反対側に液圧流体が流れるよう
にする装置が設けられている。
本発明によれば他の構造にすることもできる
が、図示した構造では、このような装置はピスト
ン605の下面から延びピストン棒609内を軸
線方向に延びている盲孔623と連通した円筒形
状の凹所621をピストン605に設けることに
より形成されている。ピストン605には弁案内
627が支持され、この弁案内はピストンの凹所
621に収容された基部またはフランジ629と
フランジ629からピストン棒の孔623内に延
びている中空のスリーブまたは管631とを含ん
でいる。弁案内627はピストン凹所621内に
保持されピストン棒の孔623内では弁案内フラ
ンジ629の下方でピストン凹所621に着座し
たスナツプ・リング633により保持されてい
る。スナツプ・リング633はピストン棒609
とそれに組合わせたピストン605との軸線方向
に弁案内627が限られた程度運動させるよう位
置決めされている。更にまた、フランジ629は
円筒形の凹所621内にそれらの間に限られた程
度角運動できるよう収容される寸法にしてある。
この点に関し、フランジ629とピストン凹所6
21との間には通常では流体が弁案内フランジ6
29の片側から反対側に流れるのを防止するO―
リング639が設けてある。
傾斜シリンダ601の底壁からは弁ステム64
1が延びていて、この弁ステムは推進ユニツト2
7がトリム範囲内にあると弁案内627の中空の
内部に延びまた推進ユニツト27がトリム範囲内
にあると弁案内627の内壁に密封係合するシー
ル部材643を支持している。しかしながら、推
進ユニツト27が傾斜範囲に運動すると、弁部材
627は弁ステム641を収容した位置から引出
され、弁ステムは傾斜シリンダ601の底内の流
体圧力の作用を受ける。
弁案内627の軸線方向内端部にはばね負荷さ
れた逆止め弁645が支持され、この逆止め弁は
傾斜シリンダ601内の圧力がプロペラ29によ
り発生した所定の前進スラスト状態と関係した所
定のレベル以上になると流体が弁案内627から
ピストン棒の孔623内に流れるようにする。更
に詳細にいえば、逆止め弁645は弁案内627
の内端部にねじ込んだかその他の方法で取付けた
座ぐり孔付き部材647に収容されていて肩部に
より形成した弁座653に玉651を圧接させる
ばね649を含んでいる。更にまた、ばね649
はスナツプ・リング655により部材647に保
持されている。弁案内627内に余分な流体圧力
がない場合には、逆止め弁645は閉じたままで
ある。
たとえば、推進ユニツト27が傾斜範囲にある
時船をあまり速い前進速度で推進させようとする
時に逆止め弁645が開くと、液圧流体は孔付き
部材647の頂部を通り弁案内627の外面とピ
ストン棒の孔623の内壁との間の環状スペース
を流れ下り、またピストン凹所621の上壁また
は頂部からピストン605の頂部側にまで延びて
いる1つまたはそれ以上の数の孔661内を流れ
る。従つて、推進ユニツト27が傾斜範囲にある
時に傾斜シリンダ601内が過大の圧力状態にあ
ると、ピストン605の片側から反対側に流体が
バイパスできまた同時に傾斜シリンダ601はト
リム範囲に達するかまたは前進スラスト状態が減
少するまで収縮する。収縮中ピストン605の下
側から頂部側にまで流れる流体は後記に説明する
逆止め弁785を経て液だめ543に排出され
る。
他の構造にすることもできるが、第4図に詳細
に示した構造では、主制御弁545は閉じた管状
の弁ハウジング719内を軸線方向に移動でき中
心ピストン721と2つの反対方向に延びたプラ
ンジヤ23とを含んでいるスプールから成る。ピ
ストン部分721と弁ハウジング719との間に
はシール724を設けることが望ましい。主弁ハ
ウジング719はスプール545のピストン部分
721の両側を弁ハウジング719に設けた口孔
から延びているそれぞれの流れ通路またはダクト
725,727によりポンプ554の両側に接続
されている。ダクト725,727は液だめまた
は貯槽543に連通し、この液だめは選択的にそ
れに流体が流れるようにしたりそれに流れるのを
防止するそれぞれの玉形逆止め弁729,731
の作用を受ける。更にまた、ダクト725は液だ
め543からダクト725に流体が流れるのを防
止するがダクト725内の圧力が所定のレベル以
上になるとダクト725から液だめ543に流体
が流れるようにするばね負荷された逆止め弁73
5を含んでいるダクト733と連通している。更
にまた、ダクト727がダクト734と連通し、
このダクト734は液だめ543からダクト72
7に流体が流れるのを防止するがダクト727内
の圧力が所定のレベル以上になるとダクト727
から液だめ543に流体が流れるようにするばね
負荷された逆止め弁736を含んでいる。
主弁ハウジング719内にはスプール545の
両側に互いに向かい合つた関係にして第1と第2
の流れ制御口孔547,549が設けてあり、こ
れら口孔にはそれぞれ第4図に示した如くにそれ
ぞれのばね741,743により閉じた位置に偏
倚された弁部材737,739がそれぞれ設けて
ある。
導管系統551は第1の流れ口孔547とシリ
ンダ553,601の下部との間を連通させ第1
の流れ口孔547と連通している主ダクト753
と、主ダクト753と傾斜シリンダ601の下端
部とに連通している分岐ダクト755と、主ダク
ト753とトリムシリンダ553の下端部とに連
通している第2の分岐ダクト759と、主ダクト
753と手動の逃がし弁767用のハウジング7
65とに連通している第3の分岐ダクト763と
を含んでいる。
導管系統551はまた第2の流れ口孔549と
連通し且つ第2の流れ口孔549と連通した主ダ
クト775と、主ダクト773と傾斜シリンダ6
01の上端部とに連通している第1の分岐ダクト
775と、主ダクト773と逃し弁ハウジング7
65とに連通している第2の分岐ダクト777
と、主ダクト773と液だめ543とに連通して
いる第3の分岐ダクト781とを含んでいる。
第3の分岐ダクト781はまた流体が液だめ5
43から主ダクト773に流れるのを防止するが
主ダクト773から液だめ543に流体が流れる
ようにするばね負荷された逆止め弁785を含ん
でいる。
手動逃し弁767は第1すなわち、第1の導管
装置751の第3の分岐ダクト763と第2の導
管装置771の第2の分岐ダクト777との間を
連通させることにより液圧機構531を短絡させ
る第1の位置と、第2すなわちこのような連通を
絶つ位置との間をハウジング765内で回転可能
な弁部材781を備えている。手動の逃がし弁7
67が開いている際に、推進ユニツト27とそれ
に接続された自在ブラケツト25とは手動で上下
できる。
操作に際して、上向き方向にトリム調節するに
は、ポンプ554をダクト725を通し圧力流体
を供給するよう作動させる。スプール弁ハウジン
グ719において、この圧力流体は第4図から見
てスプール545を左方に変位させそれにより左
側のプランジヤ723を弁部材739に係合させ
て第2の流れ口孔549を開く。更にまた、スプ
ール弁ハウジング719内の加圧流体は弁部材7
37を第1の流れ口孔547から変位させること
により第1の流れ口孔547を開き従つて圧力流
体を第1の導管装置751を介してトリムシリン
ダ553及び傾斜シリンダ601のそれぞれの下
部に供給しそれによりシリンダ・ピストン組合わ
せ体533,535を伸張させ推進ユニツト27
とそれに接続された自在ブラケツト25とをトリ
ム範囲にわたり引上げる。トリム範囲にわたり上
方に運動中、傾斜シリンダ601の頂部における
圧力流体はダクト775と、第2の流れ口孔54
9と、ダクト727とを経てポンプ554の吸引
側に排出する。
推進ユニツト27とそれに接続された自在ブラ
ケツト25とがトリム範囲の上限に近付くと、ト
リムシリンダ553内のピストン組合わせ体56
3はトリムシリンダ553の上端部に近付く。同
時に、弁ステム641は傾斜シリンダ601内の
弁627から引出される。トリム範囲の上端部に
達すると、ピストン組合わせ体563はトリムシ
リンダ553の上端部においてストツパとして機
能しているプラグ557に係合してピストン組合
わせ体563がそれ以上上方に運動しないように
する。次いで、傾斜シリンダ535の伸張中、ト
リムシリンダ・ピストン組合わせ体533のピス
トン棒559がピストン組合わせ体563のスリ
ーブ571から抜け出る。
傾斜範囲の上端部に達すると、傾斜ピストン6
05は傾斜シリンダ601内のプラグ611に係
合し、ポンプ554が更に作動を続けても液圧機
構531内の圧力を、ダクト733内の制御また
は逆止め弁735が開いて圧力流体が液だめに流
れさせそれにより余分の圧力を逃がす。
ポンプ554が停止せしめられると、スプール
弁ハウジング719の両端部にあるばね741,
743が作用して弁部材737,739に流れ口
孔547,549を共に閉じさせまた推進ユニツ
ト27とそれに接続された自在ブラケツト25と
を液圧で錠止めしポンプが作動してないか逃し弁
767が開位置に運動しない場合に推進ユニツト
と自在ブラケツトとがそれ以上運動しないように
する。従つて、推進ユニツト27と自在ブラケツ
ト25とを引下げるにはポンプ554をダクト7
27とスプール弁ハウジング719とを加圧する
場合とは反対方向に作動させそれによりスプール
545を右方に変位させまた右方のプランジヤ7
23を弁部材737に係合させることにより第1
の流れ口孔547を開くようにする。更にまた、
ハウジング719内の圧力流体は第2の流れ口孔
549を開き圧力流体が第2の導管装置、特に第
1の分岐ダクト775を通り傾斜シリンダ601
の頂部に流れるようにさせる。傾斜シリンダ60
1の頂部に供給された流体は傾斜ピストン605
を下方に変位させまた推進ユニツト27とそれに
接続された自在ブラケツト25とを引下げる作用
を行う。第1の流れ口孔547がスプール545
を作動させることにより開かれると、シリンダ5
53,601のそれぞれの下部内の流体は第1の
導管装置751とダクト725とを通りポンプ5
54の吸引側に自由に戻れるようにする。
第2の導管装置の第3の分岐ダクト781を通
り液だめ543に加圧流体が流れるのは逆止め弁
785により防止される。しかしながら、推進ユ
ニツト27が水中の障害物に衝突すると、第2の
導管装置内の圧力が非常に急激に上昇し従つて第
3の分岐ダクト781の逆止め弁785を開かせ
第2の導管装置を液だめ543に連通させ流体が
傾斜シリンダ601の頂部から流出させ推進ユニ
ツト27と自在ブラケツト25とを上方に揺動さ
せる。しかしながら口孔547が開かない限りピ
ストン605と565の下方における流体の量の
総計は不変であるので障害物を通り過ぎると、推
進ユニツト27と自在ブラケツト25とは重力に
より元の位置に戻れる。更にまた、ばね負荷され
た逆止め弁785は船外機が逆方向に作動してい
る時はそれを開かせる作用に抵抗し傾斜シリンダ
601を通りスラストを僅少程度伝達するように
してある。逆止め弁785はまた後方への推進力
が強くなり過ぎた時も開きまた前にも述べたよう
に船外機が傾斜範囲にある際に過度の前進方向推
進力がかかり逆止め弁645が開いたときも流体
を通過させる。
ばね負荷された逆止め弁736は圧力逃がし弁
として作用し推進ユニツトの重量により非常に僅
かの圧力しか必要としない圧送中に生じた圧力を
制限する。更に詳細にいえば、通常の状態では、
逆止め弁736を偏倚させるばねは逆止め弁73
6を閉じた状態に保持する。しかしながら、傾斜
ピストン605が傾斜シリンダ601の底部に達
するかまたは推進ユニツト27と自在ブラケツト
25とが下方に運動することに何らかの妨害があ
ると逆止め弁736は開かれるようになつてい
る。即ち逆止め弁736のばねは第2の導管装置
内の圧力が推進ユニツト27と自在ブラケツト2
5とを引下げるのに通常必要な程度よりある所定
の量だけ上昇すると逆止め弁736を開くように
してある。
ポンプの作動の下に推進ユニツト27と自在ブ
ラケツト25とを引下げ中傾斜シリンダ601の
底から排出された圧力流体の量がこのシリンダの
頂部に供給される量以上になると、傾斜シリンダ
601から排出された余分の流体はポンプ554
の吸引側を加圧しポンプ圧力の下に逆止め弁73
6を経て液だめ543に供給される。
前記した2つの実施態様において、トリム範囲
中、両方のシリンダ・ピストン組合わせ体は推進
ユニツト27と自在ブラケツト25とを引上げる
作用を行う。しかしながら、傾斜範囲では、傾斜
シリンダ・ピストン組合わせ体のみが推進ユニツ
ト27を引上げる作用を行う。更にまた、傾斜範
囲では、トリムピストン組合わせ体はトリムシリ
ンダの頂部に絶えず位置決めされトリムピストン
棒は推進ユニツト27と自在ブラケツト25との
運動に従いトリムピストン組合わせ体に相対的に
軸線方向に運動する。更にまた、下向きに作動
中、トリムピストン組合わせ体はトリムシリンダ
の下部内の流体の頂部にあるのみでこの流体が少
なくなればそれに応じて下降し、この流体が液だ
めに自由に流れるため推進ユニツトを液圧で引下
げる作用は傾斜シリンダにより有効に制御され
る。更にまた、傾斜範囲において推進ユニツトが
下方に運動するとピストン棒をトリムシリンダ・
ピストン組合わせ体内に機械的に差込み、またト
リム範囲においては、ピストン棒を引続き内方に
機械的に運動させそれに伴いピストン組合わせ体
が運動する。このように本発明によれば、トリム
範囲では2つの液圧シリンダ・ピストン組合わせ
体が共に作用するため、推進ユニツト27が生ず
るスラストに抗してトリム調整するのに充分な大
きな力が得られる。また傾斜範囲においてはポン
プから吐出された一定流量の圧力流体は傾斜シリ
ンダ・ピストン組合わせ体にのみ供給されるた
め、傾斜シリンダ・ピストン組合わせ体の伸長速
度が早くなり、従つて推進ユニツトの傾斜運動を
早い速度で行なわせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の種々の特徴を備えた船舶推進
装置の一部切欠き、一部断面一部略図で示した側
面図、第2図は第1図の2―2線に沿い切断し本
発明の種々の特徴を示した部分図、第3図は第1
図と第2図とに示した船舶推進装置に設けた液圧
機構の略図、第4図は第1図と第2図とに示した
船舶推進装置に設けた液圧系統の別の実施態様を
示す略図、第5図は第4図に示した液圧機構に設
けた液圧シリンダ・ピストンの1つを示す断面
図、第6図は第4図に示した液圧機構に設けた液
圧シリンダ・ピストン組合わせ体の別のものを示
す断面図である。 11……推進装置、17……第1の部材と第2
の部材を接続する装置、19……第2の部材、2
3……傾斜ピン、25……第2または推進ユニツ
ト支持部材、27……推進ユニツト、31……液
圧装置または機構、33……第2のシリンダ・ピ
ストン組合わせ体、35……第1のシリンダ・ピ
ストン組合わせ体、41……ポンプ、47……第
1の流れ口孔、49……第2の流れ口孔、53…
…シリンダ、59……ピストン棒、63……ピス
トン組合わせ体、65……第2のピストン、65
……第2のピストン、81……ピストン組合わせ
体をピストン棒に接続する装置、85……弁装
置、91……弁装置用作動装置、151……第1
の導管装置、175……第1の分岐部、177…
…第2の分岐部、183……逆止め弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 船舶に装着されたブラケツトに対して推進ユ
    ニツト支持部材をトリム運動させまた傾斜運動さ
    せる液圧機構において、 前記ブラケツトと支持部材間に接続された傾斜
    運動用の液圧シリンダ・ピストン組合わせ体とト
    リム用の液圧シリンダ・ピストン組合わせ体とを
    有すること、 前記傾斜運動用の液圧シリンダ・ピストン組合
    わせ体は、前記ブラケツト及び支持部材の一方に
    枢着されたシリンダと、該シリンダ内のピストン
    と、該ピストンに固定されまた前記ブラケツト及
    び支持部材の他方に枢着されたピストン棒とを有
    し、前記ピストンはその各々の側において伸長用
    加圧室と収縮用加圧室を形成していること、 前記トリム用の液圧シリンダ・ピストン組合わ
    せ体は、前記ブラケツト及び支持部材の一方に枢
    着されたシリンダと、該シリンダ内のピストン
    と、該ピストンに摺動可能に支持され、かつ前記
    ブラケツト及び支持部材の他方に枢着されたピス
    トン棒とを有し、伸長用加圧室のみが前記ピスト
    ンの一方に形成されていること、 前記2つの液圧シリンダ・ピストン組合わせ体
    に流体を供給する装置が、電気的に作動しその回
    転方向に応じ加圧流体を供給する第1及び第2の
    口孔を備えた可逆ポンプと、該第1の口孔と前記
    2つの液圧シリンダ・ピストン組合わせ体の伸長
    用加圧室とを連通させる第1の導管装置と、前記
    第2の口孔と前記傾斜運動用の液圧シリンダ・ピ
    ストン組合わせ体の収縮用加圧室とを連通させる
    第2の導管装置とを有すること、 前記トリム用の液圧シリンダ・ピストン組合せ
    体のシリンダは、該組合わせ体の前記伸長用加圧
    室への流体の供給により前記ピストンが運動する
    とき該ピストンに係合してトリム範囲を越えるピ
    ストンの運動を阻止するストツパを有し、またこ
    のトリム用の液圧シリンダ・ピストン組合せ体の
    ピストンは、該組合せ体が収縮させられる時その
    ピストン棒と係合しピストン棒とピストンとを一
    体に運動させる係止部を有していること、 を特徴とする液圧機構。
JP48143679A 1973-01-04 1973-12-24 Expired JPS6214438B2 (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19830705