JPS62143721A - ツインエンジンの駆動力制御装置 - Google Patents

ツインエンジンの駆動力制御装置

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Publication number
JPS62143721A
JPS62143721A JP28662985A JP28662985A JPS62143721A JP S62143721 A JPS62143721 A JP S62143721A JP 28662985 A JP28662985 A JP 28662985A JP 28662985 A JP28662985 A JP 28662985A JP S62143721 A JPS62143721 A JP S62143721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
final gear
transmission
gear ratio
engine
rear wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP28662985A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Morikawa
弘二 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP28662985A priority Critical patent/JPS62143721A/ja
Publication of JPS62143721A publication Critical patent/JPS62143721A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、車両に2つのエンジンを搭載し、それぞれ
前輪および後輪を駆動する系を有する自動車に関するも
のである。
【従来の技術】
近年、通常走行時には燃費を低減し、必要に応じて高出
力を発揮できるようにするため、気筒数制御方式の自動
車用エンジンが提案されている。 これは、低負荷走行時には多気筒あるうちの一部の気筒
の運転を休止し、残りの気筒において良好な燃焼を行わ
せ、低燃費を達成しようとするものであるが、一部の気
筒を休止しても、エンジン自体を含む駆動系のフリクシ
、ヨンは変わらないので、思ったほどの低燃費とするこ
とはできなかった。 このため、気筒数制御の考え方をざらに進めて、1台の
車両の前後に2つのエンジンを搭載し、それぞれ前輪お
よび後輪を駆動する駆動系を設け、低負荷走行には一方
のエンジン、例えば後輪側のエンジンを休止してFF車
として機能させ、駆動系のフリクションを略半減し、高
負荷走行時には両エンジンを共に運転する4WD車とし
て、1つのアクセルペダルを操作することにより、それ
ぞ   □れのスロットルバルブを開閉し、前輪および
後輪に対する駆動力が略等しくなるようにして高出力を
得るようにしたツインエンジン方式が提案されている。 一方、車はその駆動方式によってその旋回特性が異なっ
ている。すなわち前輪駆動であるFF車は、旋回してい
くとアンダーステアの傾向が大きくなり易い。後輪駆動
であるFR車の場合は、旋回初期にはアンダーステアの
傾向があるが、特にパワーの大きい車にあってはオーバ
ーステアに変化し易い。また、前、後輪とも駆動する4
WD車の場合には、アンダーステアが出易い傾向にあっ
た。このような複数エンジンを備えた車両の負荷平衡装
置として、実開昭57−2234号公報がある。
【発明が解決しようとする問題点】
上記のような従来のツインエンジンを搭載した自動車に
あっては、一方のエンジン、例えば後輪を駆動するエン
ジンを休止してFF車として機能させたときは、旋回し
ていくとアンダーステアの傾向が大きくなり、前、後輪
とも駆動する4WD市として機能させる場合にはアンダ
ーステアが出易い傾向となる。しかし、その走行する道
路状況や車のコンセプト、性格によって、直進したい場
合にはアンダーステアに、曲り易くしたい場合にはオー
バーステアにすることが望ましいが、従来のツインエン
ジンの駆動力制御装置では1つの固定した駆動特性しか
もっていなかったので、両方の要求に対応することがで
きないという問題がある。 この発明は、上記したような従来のものの問題点を解消
するためになされたもので、ツインエンジンを4WD車
として機能させた場合、前、後輪の駆動力に差をもたせ
て、これ等の旋回特性をコントロールすることができる
ツインエンジンの駆動力制御装置を提供することを目的
とするものである。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係るツインエンジ
ンの駆動力制御装置は、前輪および後輪駆動系のトラン
スミッションのファイナルギヤ比を若干異ならせて、車
の旋回特性を任意にセットできるようにしたことを特徴
とするものである。
【作   用】
この発明によるツインエンジンの駆動力制御装置は、前
輪および後輪駆動用エンジンのそれぞれのスロットルバ
ルブを1つのアクセルペダルで開閉し、両エンジンのト
ランスミッションのファイナルギヤ比を若干異ならせる
ことにより、4WD時において前、後輪の駆動力に差を
もたせ、車のコンセットや性格に応じて所望の旋回特性
を得ることができる。
【実 施 例】
添付した図はこの発明の一実施例を示すツインエンジン
の駆動力制御装置の全体構成図であり、図において、符
号1aは前輪駆動用エンジン、1bは後輪駆動用エンジ
ン、2a、 2bはトランスミッションで、トランスミ
ッション2a、 2bのアウトプットギヤ6a、 6b
、ファイナルリダクションギヤ7a、 7bのファイナ
ルギヤ比(7a/6a、 7b/6b)を若干変えた構
造となっている。3aは前輪、3bは後輪、4は両エン
ジンla、 1bに対して共通のアクセルペダル、5a
、 5bはスロットルバルブで、へ部詳細図で示すよう
に、1つのフクニ、ペダル4の踏込みに応じ、例えばワ
イヤ等を介して略等しく開閉される6 次に、この発明の作用について説明する。通常、前輪お
よび後輪側駆動用エンジンla、 1bのトランスミッ
ション2a、 2bは、そのファイナルギヤ比が等しく
なるように設定されているので(7a/6a=7b/6
b) 、アクセルペダル4の踏込み操作に応じて両スロ
ットルバルブ5a、 5bは略等開度で開閉され、前輪
3aおよび後輪3bに対する駆動力も略等しくなり、4
WD車の一般的な旋回特性であるアンダーステアが出易
い傾向となる。 しかし車のコンセットや性格によっては、アンダーステ
アにして直進し易くしたい、あるいはオーバーステアに
して曲り易くしたいという要求もあるので、トラスミッ
ション2a、 2bのファイナルギヤ比を前後で若干異
なった値となるように設定し、これによって前輪3aと
後輪3bに対する駆動力に差をもたせ、所望の旋回特性
を得る。そして直進性を与えるためにオーバーステアと
したい場合には、前輪側トランスミッション2aのファ
イナルギヤ比を、後輪側トランスミッション2bのファ
イナルギヤ比より小さ目にセットしく 7a/ 6a<
 7b/6b)、曲り易くするためにアンダーステアと
した場合には、前輪側トランスミッション2aのファイ
ナルギヤ比を、後輪側トランスミッション2bのファイ
ナルギヤ比よりも太き目にセットする(7a/6a >
 71+/ 6b )。このようにセツティングするこ
とによって、アクセルペダル4を踏込んだ場合、両エン
ジン1a、 1bのそれぞれのスロットルバルブ5a。 5bの開度は略等しくなるが、両トランスミッション2
a、 2bのファイナルギヤ比の差によって、前輪3a
と後輪3bに対する駆動力に差が生じ、両トランスミッ
ション2a、 2bのファイナルギヤ比が同一のものに
対し、異なった旋回特性を得ることができる。
【発明の効果】
この発明は以上説明したとおり、前後のトランスミッシ
ョンのファイナルギヤ比を変えて設定するようにしたの
で、前後のギヤ比の差をあらかじめ選定することにより
、車の旋回特性のセットを仕様に応じて自由に変えるこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すツインエンジンの駆動
力制御装置の構成図である。 1a、 1b・・・エンジン、2a、 2b・・・トラ
ンスミッション、3a・・・前輪、3b・・・後輪、4
・・・アクセルペダル、5a、 5b・・・スロットル
バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両に2台のエンジンを搭載してそれぞれ前輪および後
    輪を駆動する系をもつツインエンジンの駆動力制御装置
    において、前輪および後輪駆動系のトランスミッション
    のファイナルギヤ比を若干異ならせて、車の旋回特性を
    任意にセットできるようにしたことを特徴とするツイン
    エンジンの駆動力制御装置。
JP28662985A 1985-12-19 1985-12-19 ツインエンジンの駆動力制御装置 Pending JPS62143721A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01195124A (ja) * 1988-01-30 1989-08-07 Suzuki Motor Co Ltd 4輪駆動車
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