JPS62143613A - キノコ - Google Patents
キノコInfo
- Publication number
- JPS62143613A JPS62143613A JP60284953A JP28495385A JPS62143613A JP S62143613 A JPS62143613 A JP S62143613A JP 60284953 A JP60284953 A JP 60284953A JP 28495385 A JP28495385 A JP 28495385A JP S62143613 A JPS62143613 A JP S62143613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mushroom
- mushrooms
- bottle
- cultivation
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はキノコに関する。
従来、八百屋の店頭で野菜として販売されているキノコ
は、小径の茎部の上方に大径の傘部のあるキノコ子実体
で、シイタケ、マツタケ、シメン、ヒラタケ、エノキタ
ケなどとして栽培されているものである。そして、これ
ら野菜としてのキノコは、主に鍋物素材として和食に供
されることが多い。その和食としての調理法は限られて
おり、そのため、その需要量には限度があった。
は、小径の茎部の上方に大径の傘部のあるキノコ子実体
で、シイタケ、マツタケ、シメン、ヒラタケ、エノキタ
ケなどとして栽培されているものである。そして、これ
ら野菜としてのキノコは、主に鍋物素材として和食に供
されることが多い。その和食としての調理法は限られて
おり、そのため、その需要量には限度があった。
一方、最近、キノコには、制癌作用等の各種薬効が存す
ることから、有効成分をできるだけ損なわないように、
できる限り加工しないで生のまま食用に利用する方が、
国民の健康上有効であることがわかってきた。
ることから、有効成分をできるだけ損なわないように、
できる限り加工しないで生のまま食用に利用する方が、
国民の健康上有効であることがわかってきた。
そこで、本発明者は、このような事情に鑑み、野菜とし
てのキノコを、単に、和食の素材″とじてのみならず、
他の調理法の素材に供給することはできないかと模索し
た。
てのキノコを、単に、和食の素材″とじてのみならず、
他の調理法の素材に供給することはできないかと模索し
た。
その結果、昨今の国民の食生活は多様化し、フォーク・
スプーン・ナイフを使用する洋食をとることも多くなっ
ており、この洋食になじむステーキ様の形態のキノコが
生産されるなら、キノコの野菜としての需要量も増大し
、ひいては、キノコ栽培室の収入の増大と安定化の要請
にも対応できる筈だという確信を得た。
スプーン・ナイフを使用する洋食をとることも多くなっ
ており、この洋食になじむステーキ様の形態のキノコが
生産されるなら、キノコの野菜としての需要量も増大し
、ひいては、キノコ栽培室の収入の増大と安定化の要請
にも対応できる筈だという確信を得た。
本発明は、キノコの形態を洋食になじませること、ひい
てはキノコの野菜としての需要■の増大、裏面的には、
キノコ商品の野菜としての生産量の増大と安定化を図る
こと、を目的としてなされたものである。
てはキノコの野菜としての需要■の増大、裏面的には、
キノコ商品の野菜としての生産量の増大と安定化を図る
こと、を目的としてなされたものである。
本発明は、片目が切口面で、他の片目がカリフラワー又
はブロッコリーの表面類似の肌面若しくは無地の肌面を
なす形態のキノコ商品に関する。
はブロッコリーの表面類似の肌面若しくは無地の肌面を
なす形態のキノコ商品に関する。
本発明のキノコ商品は茎部が大きな塊茎をなし、その塊
茎の上面がカリフラワー又はブロッコリー表面類似の肌
面をなす。換言すれば、その塊茎の上面には無数の微細
なイボ乃至ゴマ様のつぶ、又はサンゴのような細い棒が
突出している。
茎の上面がカリフラワー又はブロッコリー表面類似の肌
面をなす。換言すれば、その塊茎の上面には無数の微細
なイボ乃至ゴマ様のつぶ、又はサンゴのような細い棒が
突出している。
さらに云えば、本発明のキノコ商品は、従来一般に市販
されている茎部と全部とが明確なキノコ商品と異なり、
茎部と全部とが明確に判別できない形態に成長したもの
である。つまり、本発明のキノコ商品の茎部ば、前述の
ように大きな塊茎であり、かつ、その傘部は裏面にひだ
を視認できる程度に十分に大きく成長していない点で、
従来の一般に市販されているキノコ商品と異なる。その
傘部は前述した無数の微細なつふ等に変形したものとも
いえる。その塊茎の径は、瓶栽培法ではＩＩＩＵ口の口
径と略等しいものが良いとされている。
されている茎部と全部とが明確なキノコ商品と異なり、
茎部と全部とが明確に判別できない形態に成長したもの
である。つまり、本発明のキノコ商品の茎部ば、前述の
ように大きな塊茎であり、かつ、その傘部は裏面にひだ
を視認できる程度に十分に大きく成長していない点で、
従来の一般に市販されているキノコ商品と異なる。その
傘部は前述した無数の微細なつふ等に変形したものとも
いえる。その塊茎の径は、瓶栽培法ではＩＩＩＵ口の口
径と略等しいものが良いとされている。
本発明のキノコ商品は、瓶裁培より得られるが、その裁
培の種類や、室内の酸素量およびＣＯｔを調整し好気・
嫌気栽培等の栽培条件などを適宜選定することにより、
色白・ネズミ色など異なった肌色となる。白い肌色のキ
ノコ商品では、表面がカリフラワーの表面類似の肌面を
なし、他方、ネズミ色等の肌色のキノコ商品では、表面
がブロッコリーの表面類似の肌面をなす。
培の種類や、室内の酸素量およびＣＯｔを調整し好気・
嫌気栽培等の栽培条件などを適宜選定することにより、
色白・ネズミ色など異なった肌色となる。白い肌色のキ
ノコ商品では、表面がカリフラワーの表面類似の肌面を
なし、他方、ネズミ色等の肌色のキノコ商品では、表面
がブロッコリーの表面類似の肌面をなす。
このキノコ商品の裁培における種菌には、市販されてい
るキノコ菌であれば特に限定はないが、シメン、ヒラタ
ケの種菌が多く使用されている。
るキノコ菌であれば特に限定はないが、シメン、ヒラタ
ケの種菌が多く使用されている。
そして、このキノコ商品を得るためには、種菌接種後３
０乃至４０日の間に塊茎部の培地と混合しない部位に切
口面が生ずるように刃物を入れて切断収穫する。
０乃至４０日の間に塊茎部の培地と混合しない部位に切
口面が生ずるように刃物を入れて切断収穫する。
このようにして収穫したキノコの片目である切口面はオ
ガ屑等の培地は一切混入せず、純粋な塊茎部の子実体内
であり、直接食用に供することができるものである。こ
の切口面の面積は、従来一般のキノコの茎（柄）部の横
断切口面の面積に比べてはるかに大きく、その切口面に
平行するようスライスしてバタ焼き等に調理するときに
はあたかも洋食のステーキ同様に、フォーク及びナイフ
を使用する食事に供することができるものである。
ガ屑等の培地は一切混入せず、純粋な塊茎部の子実体内
であり、直接食用に供することができるものである。こ
の切口面の面積は、従来一般のキノコの茎（柄）部の横
断切口面の面積に比べてはるかに大きく、その切口面に
平行するようスライスしてバタ焼き等に調理するときに
はあたかも洋食のステーキ同様に、フォーク及びナイフ
を使用する食事に供することができるものである。
その他、本発明のキノコは縦方向にスライスしても、面
積の大きい切口面を生じ前述同様に洋食に調理した食事
に供することができ、また、細切にした場合、洋食のみ
ならず、和食、中華食にも供することができるものであ
る。なお、販売段階で、カリフラワー状表面をカッター
等で削除し、上下両面を切口面とするキノコブロックと
して商取引することもあり、さらに、そのキノコブロッ
クの側面を円柱状に削り又は多角柱状等に切口面を入れ
て商取引することもある。また、栽培瓶の瓶口を円形・
多角形等に形成して、円柱状又は多角柱状等のキノコブ
ロックを収穫しそのまま商取引することもある。なおま
た、瓶口に装着するフレキシブルな枠及び固定枠に蓋を
冠着してキノコの栽培をするときには、収穫されるキノ
コの表面はカリフラワー又はブロッコリー表面類似の肌
面とならず、平坦な無地の肌面となる。
積の大きい切口面を生じ前述同様に洋食に調理した食事
に供することができ、また、細切にした場合、洋食のみ
ならず、和食、中華食にも供することができるものであ
る。なお、販売段階で、カリフラワー状表面をカッター
等で削除し、上下両面を切口面とするキノコブロックと
して商取引することもあり、さらに、そのキノコブロッ
クの側面を円柱状に削り又は多角柱状等に切口面を入れ
て商取引することもある。また、栽培瓶の瓶口を円形・
多角形等に形成して、円柱状又は多角柱状等のキノコブ
ロックを収穫しそのまま商取引することもある。なおま
た、瓶口に装着するフレキシブルな枠及び固定枠に蓋を
冠着してキノコの栽培をするときには、収穫されるキノ
コの表面はカリフラワー又はブロッコリー表面類似の肌
面とならず、平坦な無地の肌面となる。
ｃ本発明の効果〕
このような形態のキノコは、全（新しいから、市場にお
いて、一般大衆の視覚を刺激することにより、また、西
洋料理としてフォーク及びナイフを使用する食事になじ
むことにより購買欲を喚起して需要を増大させ、キノコ
栽培室の生産活動を活発化し、生産量の増大、安定化を
図ることができる。
いて、一般大衆の視覚を刺激することにより、また、西
洋料理としてフォーク及びナイフを使用する食事になじ
むことにより購買欲を喚起して需要を増大させ、キノコ
栽培室の生産活動を活発化し、生産量の増大、安定化を
図ることができる。
本発明によるキノコはいかなる調理においても、独特の
歯ごたえと、風味を有しており、特に、フォーク及びナ
イフを使う洋食になしみ、それは後記する試験例からも
明らかであり、さらに、野菜としての調理法が拡大した
から、キノコが有する薬理活性としての成分を損うこと
なく多く一般大衆に無理なく大量に摂取させることがで
き、よって、国民の健康に資するところが極めて大であ
る。
歯ごたえと、風味を有しており、特に、フォーク及びナ
イフを使う洋食になしみ、それは後記する試験例からも
明らかであり、さらに、野菜としての調理法が拡大した
から、キノコが有する薬理活性としての成分を損うこと
なく多く一般大衆に無理なく大量に摂取させることがで
き、よって、国民の健康に資するところが極めて大であ
る。
後記する栽培例において、収穫したキノコを、その切口
面に平行するようスライスしてハタ焼きし、別途ハタ焼
きした牛肉ステーキ及び野菜サラダと共に一枚の皿に盛
合せて調理しく本件、キノコ）フォーク及びナイフを使
い５０人による食味テストを行い、下記の結果を得た。
面に平行するようスライスしてハタ焼きし、別途ハタ焼
きした牛肉ステーキ及び野菜サラダと共に一枚の皿に盛
合せて調理しく本件、キノコ）フォーク及びナイフを使
い５０人による食味テストを行い、下記の結果を得た。
なお、対照としては、従来の人工栽培により収穫した茎
部か細く全部が大きいヒラタケを縦に切断してハタ焼き
し、別途ハタ焼きした牛肉ステーキ及び野菜サラダと共
に一枚の皿に盛合せて調理したもの（対照キノコ）を用
いた。
部か細く全部が大きいヒラタケを縦に切断してハタ焼き
し、別途ハタ焼きした牛肉ステーキ及び野菜サラダと共
に一枚の皿に盛合せて調理したもの（対照キノコ）を用
いた。
以上の結果からも明らかなように、本発明のキノコは洋
食に調理した場合に歯ざわり、香り、色等の旨味の各要
件において、従来のキノコに優つていて美味であり、ま
た、洋食調理に良くなじむことがわかる。
食に調理した場合に歯ざわり、香り、色等の旨味の各要
件において、従来のキノコに優つていて美味であり、ま
た、洋食調理に良くなじむことがわかる。
鋸屑と米糠を３対１の割によくまぜ、握るとにじめ出る
程度に水を加え、第１図に示すように、これを培地イと
して口径６７ｍｍの広口を有する煎１に真中に棒を立て
た状態で雇１１まで充填し、その後、前記棒を静かに抜
き取り、真中に穴２をあけておき、そのように鋸屑等を
充填し終えた瓶１の口１２には綿で固く栓をして、テし
釜で殺菌してから、栓を抜き取り、前記穴２にヒラフケ
種菌を混合した鋸屑口を詰め、口上縁１３から３＋ｉ＊
下った部位に張設しているネット３の位置までそれを充
填し該ネット３上面で菌かきし種菌接種を終えた。瓶口
１２外周にはキノコρ伸長を−に方に誘導する拡径自在
となる祇まき４をした。種菌接種後３５日ロー瓶口１２
上方に口径に相当する塊状のキノコ５が伸長しそのキノ
コ５を瓶口上縁１３に沿ってカッターを入れて切断収穫
した。第２図に示すように、収穫したキノコ５ば片目５
１が切口面で他の片目５２がカリフラワー表面類似の肌
面をなし、重ＦＪ ６０ ｇがあった。
程度に水を加え、第１図に示すように、これを培地イと
して口径６７ｍｍの広口を有する煎１に真中に棒を立て
た状態で雇１１まで充填し、その後、前記棒を静かに抜
き取り、真中に穴２をあけておき、そのように鋸屑等を
充填し終えた瓶１の口１２には綿で固く栓をして、テし
釜で殺菌してから、栓を抜き取り、前記穴２にヒラフケ
種菌を混合した鋸屑口を詰め、口上縁１３から３＋ｉ＊
下った部位に張設しているネット３の位置までそれを充
填し該ネット３上面で菌かきし種菌接種を終えた。瓶口
１２外周にはキノコρ伸長を−に方に誘導する拡径自在
となる祇まき４をした。種菌接種後３５日ロー瓶口１２
上方に口径に相当する塊状のキノコ５が伸長しそのキノ
コ５を瓶口上縁１３に沿ってカッターを入れて切断収穫
した。第２図に示すように、収穫したキノコ５ば片目５
１が切口面で他の片目５２がカリフラワー表面類似の肌
面をなし、重ＦＪ ６０ ｇがあった。
第１図は本発明のキノコの栽培方法の１例である裁培瓶
の縦断面図、第２図は同上キノコの切断収穫した部分の
斜視図である。 ５・・・キノコ、５１・・・切口面、５２・・・カリフ
ラワー類似の肌面。 至＼ Ｓｔ−
の縦断面図、第２図は同上キノコの切断収穫した部分の
斜視図である。 ５・・・キノコ、５１・・・切口面、５２・・・カリフ
ラワー類似の肌面。 至＼ Ｓｔ−
Claims (2)
- （１）片面が切口面で、他の片面がカリフラワー又はブ
ロッコリー表面類似の肌面をなすブロック状のキノコ - （２）片面が切口面で、他の片面が無地の肌面をなすブ
ロック状のキノコ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284953A JPS62143613A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | キノコ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284953A JPS62143613A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | キノコ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62143613A true JPS62143613A (ja) | 1987-06-26 |
| JPH0369268B2 JPH0369268B2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=17685213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60284953A Granted JPS62143613A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | キノコ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62143613A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63181932A (ja) * | 1987-01-24 | 1988-07-27 | 株式会社 アキタ | 菌塊食品とその栽培方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5745544A (en) * | 1980-07-03 | 1982-03-15 | Hoechst Ag | Printing block conveying and position adjusting device |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP60284953A patent/JPS62143613A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5745544A (en) * | 1980-07-03 | 1982-03-15 | Hoechst Ag | Printing block conveying and position adjusting device |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63181932A (ja) * | 1987-01-24 | 1988-07-27 | 株式会社 アキタ | 菌塊食品とその栽培方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369268B2 (ja) | 1991-10-31 |
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