JPS6214347B2 - - Google Patents
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- JPS6214347B2 JPS6214347B2 JP15741883A JP15741883A JPS6214347B2 JP S6214347 B2 JPS6214347 B2 JP S6214347B2 JP 15741883 A JP15741883 A JP 15741883A JP 15741883 A JP15741883 A JP 15741883A JP S6214347 B2 JPS6214347 B2 JP S6214347B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base fabric
- powder
- powdered resin
- granules
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明は基布に対する粉粒体の散布方法に係
り、特に芯地や濾過材の加工に際し、織布又は不
織布等の基布の表面に粉末樹脂、活性炭等の粉粒
体を均一に散布するための散布方法に関するもの
である。
り、特に芯地や濾過材の加工に際し、織布又は不
織布等の基布の表面に粉末樹脂、活性炭等の粉粒
体を均一に散布するための散布方法に関するもの
である。
(従来技術)
従来、例えば芯地の加工に際しては、不織布等
の基布を横方向に移動させ、その表面に篩等で粉
末樹脂を散布し、この粉末樹脂を基布に溶着させ
ていた。ところが、この従来方法においては、運
転中における気候条件の変動等により篩の目詰ま
り状態等が変わつて、そこから散布される粉末樹
脂の散布量が変化し、運転時間の経過に伴つて基
布表面に付着した粉末樹脂の状態にむらが生じた
り、静電気の影響により基布上に散布される粉末
樹脂が団子状に堆積して、部分的にむらが生じ、
均一な散布を行うのが非常に困難であつた。
の基布を横方向に移動させ、その表面に篩等で粉
末樹脂を散布し、この粉末樹脂を基布に溶着させ
ていた。ところが、この従来方法においては、運
転中における気候条件の変動等により篩の目詰ま
り状態等が変わつて、そこから散布される粉末樹
脂の散布量が変化し、運転時間の経過に伴つて基
布表面に付着した粉末樹脂の状態にむらが生じた
り、静電気の影響により基布上に散布される粉末
樹脂が団子状に堆積して、部分的にむらが生じ、
均一な散布を行うのが非常に困難であつた。
(発明の目的)
この発明はこのような従来方法における欠陥を
解消し、気候条件の変化や静電気の影響を受ける
ことなく、基布の表面に粉末樹脂等の粉粒体を均
一に散布することができる新規な基布に対する粉
粒体の散布方法を提供することを目的とする。
解消し、気候条件の変化や静電気の影響を受ける
ことなく、基布の表面に粉末樹脂等の粉粒体を均
一に散布することができる新規な基布に対する粉
粒体の散布方法を提供することを目的とする。
(発明の構成)
この発明は前記の目的を達成するために、表面
に毛羽を有する基布をほぼ水平方向に移動させ、
その表面に粉末樹脂等の粉粒体を過剰に供給し、
その後基布を前記移動方向に対し45゜〜100゜の
角度範囲で上方に方向転換して移動させ、基布の
表面に粉粒体を均一に付着させるようにしたもの
である。
に毛羽を有する基布をほぼ水平方向に移動させ、
その表面に粉末樹脂等の粉粒体を過剰に供給し、
その後基布を前記移動方向に対し45゜〜100゜の
角度範囲で上方に方向転換して移動させ、基布の
表面に粉粒体を均一に付着させるようにしたもの
である。
(実施例)
以下この発明の一実施例を図面に従つて説明す
る。さて、第1図は芯地加工装置を例示するもの
で、この装置においては表面に毛羽を有する織布
又は不織布が基布1として使用され、その基布1
が巻取部2から巻き戻されてほぼ水平方向に所定
速度で移動される。そして、この基布1の表面に
は供給装置3により大量の粉末樹脂4が過剰状態
で供給される。その直後において基布1上に配設
された方向変換用ローラ5により、基布1が前記
移動方向に対し45゜〜100゜の角度範囲で上方に
方向転換して移動される。なお、この実施例にお
いては前記方向転換用ローラ5が真鍮により形成
されていて接地されている。
る。さて、第1図は芯地加工装置を例示するもの
で、この装置においては表面に毛羽を有する織布
又は不織布が基布1として使用され、その基布1
が巻取部2から巻き戻されてほぼ水平方向に所定
速度で移動される。そして、この基布1の表面に
は供給装置3により大量の粉末樹脂4が過剰状態
で供給される。その直後において基布1上に配設
された方向変換用ローラ5により、基布1が前記
移動方向に対し45゜〜100゜の角度範囲で上方に
方向転換して移動される。なお、この実施例にお
いては前記方向転換用ローラ5が真鍮により形成
されていて接地されている。
従つて、基布1の上方移動に伴いその表面の毛
羽に粉末樹脂4が係合付着して上方に移行され、
前記角度範囲内で適宜に設定された設定角度αに
応じて余剰の粉末樹脂分が上方移動している基布
1上から振り落とされ、基布1の表面には所定量
の粉末樹脂4が均一に残留付着される。
羽に粉末樹脂4が係合付着して上方に移行され、
前記角度範囲内で適宜に設定された設定角度αに
応じて余剰の粉末樹脂分が上方移動している基布
1上から振り落とされ、基布1の表面には所定量
の粉末樹脂4が均一に残留付着される。
ちなみに、基布1を2.2m/分の速度で移動さ
せ、40〜60メツシユの粉末樹脂4を供給したとこ
ろ、設定角度αが60゜の時には15g/m2、75〜80
゜の時には25g/m2の量の粉末樹脂4が基布1の
表面に付着した。
せ、40〜60メツシユの粉末樹脂4を供給したとこ
ろ、設定角度αが60゜の時には15g/m2、75〜80
゜の時には25g/m2の量の粉末樹脂4が基布1の
表面に付着した。
このように粉末樹脂4が付着した基布1は第1
図に示すように案内用ローラ6にて再び方向転換
されてほぼ水平方向に移動され、加熱装置7によ
り加熱される。それにより、基布1の表面に付着
している粉末樹脂4が基布1上に溶着固定され、
芯地が作られる。
図に示すように案内用ローラ6にて再び方向転換
されてほぼ水平方向に移動され、加熱装置7によ
り加熱される。それにより、基布1の表面に付着
している粉末樹脂4が基布1上に溶着固定され、
芯地が作られる。
なお、この実施例において第1図に鎖線で示す
ように供給装置3の前方に噴霧装置8を設け、こ
の噴霧装置8により粉末樹脂4の供給前において
基布1に水を噴霧できるようにすれば、基布1に
対する粉末樹脂4、特に細かい粉末、の付着を確
実なものとすることができる。
ように供給装置3の前方に噴霧装置8を設け、こ
の噴霧装置8により粉末樹脂4の供給前において
基布1に水を噴霧できるようにすれば、基布1に
対する粉末樹脂4、特に細かい粉末、の付着を確
実なものとすることができる。
次に、この発明を濾過材加工装置に具体化した
別の実施例について説明すると、この濾過材加工
装置は前述した第1図に示す芯地加工装置と同様
に構成された第1工程と、第2図に示すように第
1工程の加熱装置に連続して設けられた第2工程
とからなつている。又、この第2工程においても
第1工程とほぼ同様の供給装置13、方向転換用
ローラ15及び案内用ローラ16が設けられてい
る。
別の実施例について説明すると、この濾過材加工
装置は前述した第1図に示す芯地加工装置と同様
に構成された第1工程と、第2図に示すように第
1工程の加熱装置に連続して設けられた第2工程
とからなつている。又、この第2工程においても
第1工程とほぼ同様の供給装置13、方向転換用
ローラ15及び案内用ローラ16が設けられてい
る。
そして、第1工程において基布1の表面に所定
量散布され、加熱装置7により加熱されて溶融状
態にある粉末樹脂4層上に前記供給装置13にて
活性炭14が過剰に供給される。その後、方向転
換用ローラ15にて基布1の移動方向が所定の設
定角度βをもつて上方に転換され、所定量の活性
炭14のみが前記粉末樹脂4層を介して基布1上
に接着固定されて、濾過材が作られる。
量散布され、加熱装置7により加熱されて溶融状
態にある粉末樹脂4層上に前記供給装置13にて
活性炭14が過剰に供給される。その後、方向転
換用ローラ15にて基布1の移動方向が所定の設
定角度βをもつて上方に転換され、所定量の活性
炭14のみが前記粉末樹脂4層を介して基布1上
に接着固定されて、濾過材が作られる。
このように、前記各実施例では、基布1の表面
に付着される粉末樹脂4や活性炭14等の粉粒体
の量が基布の上方への方向転換角度の設定に基づ
いて決定されるため、従来の篩による散布方法の
ように気候条件の変化に伴う篩の目詰まり状態の
変動等により運転時間の経過に伴つて基布表面に
粉粒体の散布むらが生じることはなく、又静電気
の影響にて基布上に粉粒体が団子状に堆積付着す
ることもない。
に付着される粉末樹脂4や活性炭14等の粉粒体
の量が基布の上方への方向転換角度の設定に基づ
いて決定されるため、従来の篩による散布方法の
ように気候条件の変化に伴う篩の目詰まり状態の
変動等により運転時間の経過に伴つて基布表面に
粉粒体の散布むらが生じることはなく、又静電気
の影響にて基布上に粉粒体が団子状に堆積付着す
ることもない。
(発明の効果)
以上詳述したようにこの発明は、表面に毛羽を
有する基布をほぼ水平方向に移動させ、その表面
に粉末樹脂等の粉粒体を過剰に供給し、その後基
布を前記移動方向に対し45゜〜100゜の角度範囲
で上方に方向転換して移動させ、基布の表面に粉
粒体を均一に付着させるようにしたので、従来の
篩による粉粒体の散布方法とは異なり、気候条件
の変化や静電気の影響を受けることなく、基布の
表面に粉末樹脂等の粉粒体を均一に散布すること
ができるという優れた効果を奏する。
有する基布をほぼ水平方向に移動させ、その表面
に粉末樹脂等の粉粒体を過剰に供給し、その後基
布を前記移動方向に対し45゜〜100゜の角度範囲
で上方に方向転換して移動させ、基布の表面に粉
粒体を均一に付着させるようにしたので、従来の
篩による粉粒体の散布方法とは異なり、気候条件
の変化や静電気の影響を受けることなく、基布の
表面に粉末樹脂等の粉粒体を均一に散布すること
ができるという優れた効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化した芯地加工装置の
略体側面図、第2図はこの発明を別に具体化した
濾過材加工装置の第2工程を示す略体側面図であ
る。 符号の説明、1……基布、3,13……供給装
置、4……粉末樹脂、5,15……方向転換ロー
ラ、14……活性炭。
略体側面図、第2図はこの発明を別に具体化した
濾過材加工装置の第2工程を示す略体側面図であ
る。 符号の説明、1……基布、3,13……供給装
置、4……粉末樹脂、5,15……方向転換ロー
ラ、14……活性炭。
Claims (1)
- 1 表面に毛羽を有する基布をほぼ水平方向に移
動させ、その表面に粉末樹脂等の粉粒体を過剰に
供給し、その後基布を前記移動方向に対し45゜〜
100゜の角度範囲で上方に方向転換して移動さ
せ、基布の表面に粉粒体を均一に付着させること
を特徴とする基布に対する粉粒体の散布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15741883A JPS6051576A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 基布に対する粉粒体の散布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15741883A JPS6051576A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 基布に対する粉粒体の散布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6051576A JPS6051576A (ja) | 1985-03-23 |
JPS6214347B2 true JPS6214347B2 (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=15649197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15741883A Granted JPS6051576A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 基布に対する粉粒体の散布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051576A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013057158A (ja) | 2012-10-24 | 2013-03-28 | Shiienji:Kk | 立体網状構造体、立体網状構造体製造方法及び立体網状構造体製造装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH043017Y2 (ja) * | 1987-12-26 | 1992-01-31 |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP15741883A patent/JPS6051576A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013057158A (ja) | 2012-10-24 | 2013-03-28 | Shiienji:Kk | 立体網状構造体、立体網状構造体製造方法及び立体網状構造体製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6051576A (ja) | 1985-03-23 |
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