JPS62141303A - 耐応力腐食性ボルトおよび被締付物 - Google Patents
耐応力腐食性ボルトおよび被締付物Info
- Publication number
- JPS62141303A JPS62141303A JP28141285A JP28141285A JPS62141303A JP S62141303 A JPS62141303 A JP S62141303A JP 28141285 A JP28141285 A JP 28141285A JP 28141285 A JP28141285 A JP 28141285A JP S62141303 A JPS62141303 A JP S62141303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- curvature
- stress corrosion
- fastened
- stress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
耐応力腐食性能を改善する締付ボルトおよび座金も含む
被締付物の構造、形状に関するものである。
被締付物の構造、形状に関するものである。
（従来の技術）
従来品のボルト、被給付物（座金も含む）の組合わせで
は締付時、第６図のようにボルト１の首下曲率部に引張
り応力ｆが作用する。同図において２は被締付物、３は
座金である。
は締付時、第６図のようにボルト１の首下曲率部に引張
り応力ｆが作用する。同図において２は被締付物、３は
座金である。
締付けにより、ボルト首下部（第６図の点線閉曲線部）
にはその形状に起因して応力集中が起り、高い引張り応
力ｆが発生する。
にはその形状に起因して応力集中が起り、高い引張り応
力ｆが発生する。
（発明が解決しようとする問題点）
上述の引張り応力の集中を緩和して、ボルトの耐応力腐
食性能を改善することである。
食性能を改善することである。
（問題点を解決するための手段）
従来は上述の大きな引張応力の集中を緩和するためボル
トの首下部に大きな曲率部を設けて対処してきた。
トの首下部に大きな曲率部を設けて対処してきた。
本発明は、被締付物を上記曲率部に押しつけ、ボルト曲
率部に圧縮応力を発生させるよう構造。
率部に圧縮応力を発生させるよう構造。
形式２寸法および材質等を設計した。
同種のものとしては、ボルトの上記曲率部に対し、ガラ
ス小球によるショツトブラスト加工を施し、曲率部表層
に圧縮応力を残留させ耐応力腐食性能の向上を狙ったも
のがある。しかしこの方法では供用期間中の熱的な履歴
等により、残留応力が解放され、効果が持続しない。ま
た圧縮応力が表層に限定され、一部に割れを生じた後は
効果が持続しない。
ス小球によるショツトブラスト加工を施し、曲率部表層
に圧縮応力を残留させ耐応力腐食性能の向上を狙ったも
のがある。しかしこの方法では供用期間中の熱的な履歴
等により、残留応力が解放され、効果が持続しない。ま
た圧縮応力が表層に限定され、一部に割れを生じた後は
効果が持続しない。
本発明では、締付により被締付物からの押圧で曲率部に
圧縮応力を発生させ、引張り張力の相殺効果が有効なよ
うにした。
圧縮応力を発生させ、引張り張力の相殺効果が有効なよ
うにした。
有効な圧縮応力の発生を得るためには
（１） 形状１寸法の選択
（２） 材質の選択
のノつが重要である。
（１）の形状２寸法の効果は、曲率部の密着が得られる
よう、Ｒｏ（被締付物の曲率） ＝ＲＢ（ボルト首下部
の曲率）、またはＲｃがＲ５より僅かに小さくする（第
２図参照）。
よう、Ｒｏ（被締付物の曲率） ＝ＲＢ（ボルト首下部
の曲率）、またはＲｃがＲ５より僅かに小さくする（第
２図参照）。
ボルト軸方向の密着度を高めるため、ボルト頭部の微小
角Ａを設ける。ボルト径方向の密着度を高めるため、ボ
ルト軸部の微小角Ｂを適当な長さ文だけ設け、 Ｄ ８２ ＜ Ｄ Ｃ≦Ｄｆ３１とする上記の ＤＢｚ
はボルトの胴径 ＤＣは被締付物の穴径 ＤＢ１はボルトの首部径 （２）の材質の選択は、機械的強度、耐食性の見地が優
先され選択される。選択された材料の機械的性質に応じ
て密着度の望ましいＤＢ７＋ ＤＢｚ＋ Ｒｃ−、微小
角Ａ、ＢおよびＬが設計されるようにした。
角Ａを設ける。ボルト径方向の密着度を高めるため、ボ
ルト軸部の微小角Ｂを適当な長さ文だけ設け、 Ｄ ８２ ＜ Ｄ Ｃ≦Ｄｆ３１とする上記の ＤＢｚ
はボルトの胴径 ＤＣは被締付物の穴径 ＤＢ１はボルトの首部径 （２）の材質の選択は、機械的強度、耐食性の見地が優
先され選択される。選択された材料の機械的性質に応じ
て密着度の望ましいＤＢ７＋ ＤＢｚ＋ Ｒｃ−、微小
角Ａ、ＢおよびＬが設計されるようにした。
（作用）
ボルト首下の付根部分に設けた曲率部と、これに整合す
る被締付物（座金も含む）の曲率部とで締付けた時に整
合部分に圧縮応力ができて、引張り応力を相殺するか又
はこれに打勝つ作用がある。
る被締付物（座金も含む）の曲率部とで締付けた時に整
合部分に圧縮応力ができて、引張り応力を相殺するか又
はこれに打勝つ作用がある。
（実施例）
第３図に示す原子燃料集合体のスプリングを固定するス
プリングスクリュー１０ （材質インコネル乙ｏｏ）と
被締付物クランプ（材質ＳＵＳ ３０ＩＩ’） ＩＮ、
ｍ本発明を施した実施例（第３図の点線内部）を第ζ図
に拡大して示す。Ｄ７はスクリュー頭径＋、 Ｄｊはス
クリュー径でスクリューのＲＢ値は１、１、Ｄ３はクラ
ンプの穴径で、クランプのＲｃ値は≦１、／である。
プリングスクリュー１０ （材質インコネル乙ｏｏ）と
被締付物クランプ（材質ＳＵＳ ３０ＩＩ’） ＩＮ、
ｍ本発明を施した実施例（第３図の点線内部）を第ζ図
に拡大して示す。Ｄ７はスクリュー頭径＋、 Ｄｊはス
クリュー径でスクリューのＲＢ値は１、１、Ｄ３はクラ
ンプの穴径で、クランプのＲｃ値は≦１、／である。
従来の使用法の場合は第４図のように、Ｒ，３に相当す
る値は１、１、第５図の班に相当するところは単に面取
り形状１２であった。また座金３を用いる場合は、第６
図のように従来例ではボルト首下部に引張応力ｆが生じ
るが、第１図に示す本願実施例の場合には、座金３の上
側に曲率部Ｉｋを設けているため引張応力の発生が防止
される。
る値は１、１、第５図の班に相当するところは単に面取
り形状１２であった。また座金３を用いる場合は、第６
図のように従来例ではボルト首下部に引張応力ｆが生じ
るが、第１図に示す本願実施例の場合には、座金３の上
側に曲率部Ｉｋを設けているため引張応力の発生が防止
される。
（発明の効果）
従来は必ず引張応力が作用しているボルト首下の付根部
分に、本発明に漫れば、当該部分の引張り応力の緩和な
いし圧縮応力の発生が得られ、応力腐食の開始を防ぐこ
とができる。
分に、本発明に漫れば、当該部分の引張り応力の緩和な
いし圧縮応力の発生が得られ、応力腐食の開始を防ぐこ
とができる。
第１図、第２図は本発明の説明図で、第１図はボルトと
被締付物との本発明に最も関係ある箇所の簡略説明図、
第２・図は第１図の点線内部の拡大図、第３図は本発明
の詳細な説明のための予備図。 第４図は第３図の点線内部の従来例の拡大図、第５図は
本願実施例の拡大図、第６図は座金を使用した場合の従
来例の説明図、第１図は座金を用いた場合の本願の実施
例説明図である。 １・・・ボルト、２・・・被締付物、３・・・座金、１
０・・・スプリングスクリュー、１１・・・クランプ、
Ｒ８・・・ボルトの曲率、Ｒｃ・・・被締付物の曲率、
ＤＢ、・・・ボルトの首部の径、ＤＬＩ・・・ボルトの
胴部の径、ＤＣ・・・被締付物の穴径・Ａ・・・ボルト
頭部の微小角、Ｂ・・・ボルト軸部の微小角、Ｄ７・・
・スクリュー頭径、Ｄ、・・・スクリュー径１Ｄ３１、
・クランプ穴径。
被締付物との本発明に最も関係ある箇所の簡略説明図、
第２・図は第１図の点線内部の拡大図、第３図は本発明
の詳細な説明のための予備図。 第４図は第３図の点線内部の従来例の拡大図、第５図は
本願実施例の拡大図、第６図は座金を使用した場合の従
来例の説明図、第１図は座金を用いた場合の本願の実施
例説明図である。 １・・・ボルト、２・・・被締付物、３・・・座金、１
０・・・スプリングスクリュー、１１・・・クランプ、
Ｒ８・・・ボルトの曲率、Ｒｃ・・・被締付物の曲率、
ＤＢ、・・・ボルトの首部の径、ＤＬＩ・・・ボルトの
胴部の径、ＤＣ・・・被締付物の穴径・Ａ・・・ボルト
頭部の微小角、Ｂ・・・ボルト軸部の微小角、Ｄ７・・
・スクリュー頭径、Ｄ、・・・スクリュー径１Ｄ３１、
・クランプ穴径。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ボルト首下部に曲率部を設け、その曲率部に整合す
る曲率部を被締付物にも設けたことを特徴とする耐応力
腐食性ボルトおよび被締付物。 ２、ボルトと被締付物との間に座金が介在する場合、座
金に被締付物にかえてボルトの曲率部に整合する曲率部
を設けたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の耐応力腐食性ボルトおよび被締付物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28141285A JPS62141303A (ja) | 1985-12-15 | 1985-12-15 | 耐応力腐食性ボルトおよび被締付物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28141285A JPS62141303A (ja) | 1985-12-15 | 1985-12-15 | 耐応力腐食性ボルトおよび被締付物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62141303A true JPS62141303A (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=17638794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28141285A Pending JPS62141303A (ja) | 1985-12-15 | 1985-12-15 | 耐応力腐食性ボルトおよび被締付物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62141303A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012103247A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-31 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | インサートを有するｂｗｒジェットポンプ入口ミキサメインウェッジ |
-
1985
- 1985-12-15 JP JP28141285A patent/JPS62141303A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012103247A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-31 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | インサートを有するｂｗｒジェットポンプ入口ミキサメインウェッジ |
| US8792608B2 (en) | 2010-11-05 | 2014-07-29 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | BWR jet pump inlet-mixer main wedge with inserts |
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