JPS62140870A - カラ−プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 カラープリンタでモノクロインクリボン（以下モノクロ
リボンという）が搭載された時はカラー指定信号が入力
されてもモノクロリボンで印字することにより、印字不
良、及び印字データの消滅防止を可能とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ワイヤートッドプリンタ等のカラープリンタ
に係り、特にモノクロリボンによる印字の場合に印字不
良、及び印字データの消滅を防止することができるカラ
ープリンタに関するものである。

近来、オフィスオートメイションの進展により各種コン
ピュータの端末機、ワードプロセッサ。

等の印字出力機として各種のシリアルプリンタが開発、
実用化されている。

更に文字の印字だけでなく図形等の印字も行われるよう
になって、複数色のリボンを搭載したカラープリンタも
多用されるようになってきた。

このカラープリンタはカラーインクリボン（以下カラー
リボンという）とモノクロリボンを交換して搭載するこ
とができるので、モノクロリボンの時にカラー指定信号
が送られてきても、印字不良と印字データの消滅を防止
する方法が望まれている。

〔従来の技術〕

第５図はプリンタのインクリボンシフト制御を示すブロ
ック図である。

図において、１は印字情報を受信するデータ受信部、 ２はデータ受信部１より送られるカラー／モノクロ識別
信号ａよりカラーかモノクロかを判別するコマンド判別
部、 ３ａはコマンド判別部２の判別結果を受け、データ受信
部１より送られるカラー信号の指定色を認識するカラー
認識部、 ４ａはリボン移動量テーブル４ｂを備え、カラー認識部
３ａから送られる指定色と現在色レジスタ５に記憶され
ている色とからリボン移動量テーブル４ｂよりカラーリ
ボン１１の移動量Ｌ（指定色と現在色の組合せによりＬ
＋、Ｌｚ、’−となる）を求めて移動量レジスタ６に送
り、リボンシフト駆動部７にシフト指令を出すと共に、
現在色レジスタ５の現在色を新指定色に更新する移動量
判定部、 ７は入力されたシフト指令に基いて移動量レジスタ６か
ら送られる移動ｉＬだけシフト機構８８を駆動させるリ
ボンシフト駆動部、 ８ａはカラーリボン１１を上下にシフトさせるシフト機
構である。

また９はプラテン、１０は印字ヘッド、１１は上下に複
数色の領域を有し、第６図に例示するようにイエロー、
マゼンタ、シアン、ブランク（以下夫々黄、赤、青、黒
という）の各色の領域には夫々のカラーインクが含浸さ
れているカラーリボンである。

このような構成及び機能を有するので、シフト制御の方
法を説明すると、まずデータ受信部ｌに受信された印字
情報はコマンド判別部２でカラー信号かモノクロ信号か
を判別され、モノクロであればリボンシフトの必要がな
いので１８号は発信せず、この場合には通常モノクロリ
ボンが搭載されているのでモノクロ印字が行われる。

判別結果がカラーであればカラーである旨の信号をカラ
ー認識部３ａに送る。カラー認識部３ａはこの信号に基
いてデータ受イ８部１から送られる指定色信号が何色で
あるかを認識し、その認識した指定色信号を移動量判別
部４ａに送る。

移動量判別部４ａは指定色と現在色とからリボン移動量
テーブル４ｂよりカラーリボン１１の移動ｉＬを求めて
移動量レジスタ６に送り、リボンシフト駆動部７にシフ
ト指令を出す。

リボンソフト駆動部７はシフト指令と移動量レジスタ６
からの移動量りによってシフト機構８ａを駆動させてカ
ラーリボン１１を指定色までシフトさせる。また移動量
判別部４ａは指定色を現在色レジスタ５へ送って変更さ
せる。

かくて図示省略した印字制御部等の駆動制御により印字
ヘッド１０によって指定色の印字が行われる。このよう
にしてカラー印字を行うことができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法によれば、印字情報によってカラーかモノ
クロかを判別してカラーの時にシフト制御され、プリン
タに搭載されているインクリボンがカラーかモノクロか
に関係なくシフトされるので、もしモノクロリボンが搭
載されている時に印字情報にカラー指定信号がある場合
にはモノクロリボンがシフトされるので、印字不良が生
じるばかりでなく、印字データが消滅してしまうことが
あるという問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

図において、 ３は印字情報を受信して印字色を認識する印字色認識部
、 １４は搭載されたインクリボンの種類、即ち、多色イン
クリボンがモノクロリボンかを示すインクリボン識別信
号により印字色情報の′移動量判定部４に対する供給を
制御する判定部である。

４は認識部３からの印字色情報を受けて現在の印字色と
比較することにより多色インクリボンのシフト移動量を
判定する移動量判定部、８は多色インクリボンをシフト
するためのシフト機構ある。

従ってインクリボン識別信号がモノクロリボン識別信号
である時は、判定部１４は印字色認識部３からの印字色
情報を移動量判定部４に供給しないように構成されてい
る。

〔作用〕

印字色認識部３は入力される印字情報から印字色を認識
して印字色情報を判定部１４へ送る。判定部１４はイン
クリボン識別信号がカラーリボン識別信号である時は印
字色情報を移動量判定部４へ送り移動量を求めてシフト
機構８を駆動させる。

インクリボン識別信号がモノクロリボン識別信号である
時は印字色情報を移動量判定部４へ供給しない。従って
リボンシフトが行われないので、そのまま印字が継続さ
れてモノクロ印字され、印字不良の発生や印字情報の消
滅を防止することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図のブロック図を参照し
て説明する。第２図で第１図に対応するものは１点鎖線
で囲んで示している。また第４図と同一符号は同一対象
物を示す。

第２図において、マイクロスイッチ１２は、搭載された
インクリボンの種類、即ち、カラーリボン１１であるか
モノクロリボンであるかを検出する検出手段である。

カラー／モノクロレジスタ１３は、電源ＯＮでリセット
され、マイクロスイッチ１２による検出結果を記憶する
メモリである。

リボン判定部１４ａは、カラー認識部３ａがら送られる
指定色信号と、カラー／モノクロレジスタ１３に記憶さ
れている検出結果とが一致（カラー）するか否（モノク
ロ）かを判定して、一致した時にだけ指定色信号を移動
量判定部４ａへ供給する機能ををする。

このような構成及び機能を有するので、シフト制御の方
法を第３図のフローチャートにより説明すると、 ■まずプリンタに電源がＯＮされるとカラー／モノクロ
レジスタ１３がリセットされ、カラーリボン１１かモノ
クロリボンの何れかが搭載されると、マイクロスイッチ
１２はこれを検出してインクリボン検出信号がカラー／
モノクロレジスタ１３に識別信号が記憶される。

■データ受信部ｌに印字情報が受信される。

■データ受信部１よりコマンド判別部２ヘカラー／モノ
クロ識別信号ａが送られてカラーかモノクロかが判別さ
れる。

■モノクロと判別された時はシフト動作なしで印字が行
われる。

■カラーと判別された時はカラー認識部３ａが起動され
、データ受信部１から送られる印字色Ｉｂ定信号すより
指定色が認識される。即ち、黒、青、赤。

黄色を認識する。

■指定色信号がリボン判定部１４ａに送られると、カラ
ー／モノクロレジスタ１３に記憶されている検出結果の
カラー識別信号と一敗するか否かを判定して、一致した
時には措定色信号を移動量判定部４ａへ供給する。

■不−敗、即ち、モノクロ識別信号である時は、指定色
信号を移動量判定部４ａへ供給しない。

■指定色信号の供給を受けた移動量判定部４ａは、現在
色レジスタ５の現在の印字色を調べ、↑旨定色信号と現
在色とからリボン移動量テーブル４ｂにより移動量りを
判定する。

■移動量りは移動量レジスタ６へ送られて記憶される。

［相］次にシフト指令がリボンシフト駆動部７へ送られ
、シフト機構８３を駆動させて移動量レジスタ６から送
られる移動量りのリボンシフトが行われる。

■一方、移動量判定部４ａは現在色レジスタ５の現在色
を変更する。

このようにしてリボンシフト制御が行われる。

次に異なる実施例を第４図に示している。第２図と同一
符号は同一対象物を示す。

第４図が上記実施例と異なるのは、モノクロリボンを搭
載した時のマイクロスイッチ１２による検出に代えて、
操作釦による指示方法にしてコストを低減させたことで
ある。

即ち、図に示すように、オペレータパネル１５にモノク
ロリボンが搭載された時にオペレータによって指示入力
される指示入力釦１５ａが設けられている。

従って指示入力釦１５ａの押下によってインクリボン識
別信号がカラー／モノクロレジスタ１３に入力されるよ
うに構成されている。以後は第２図と同様である。

このようにしてプリンタにモノクロリボンがセットされ
た時には、カラーコマンドがきてもリボンシフトが行わ
れないので、そのままモノクロ印字が継続される。従っ
てモノクロリボンがシフトされてリボンなし状態で印字
されて印字不良が発生したり、印字情報が消滅したりす
ることを防止することができる。

またカラーリボン１１．及びモノクロリボンをリボンカ
セットに収容して搭載する場合、或いはスプールに巻い
て搭載する場合の何れにも同様に適用することができる
。

更に上記例はワイヤートッドプリンタの場合を説明した
が、カラー印字を多色構成のインクリボンのシフトによ
って行う他のシリアルプリンタに一般的に適用して同様
の効果が得られる。

（発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、カラーリボンでも
モノクロリボンでも印字することができ、モノクロリボ
ン搭載時に指定色印字指令によってシフトされて印字情
報が消滅してしまうことを防止することができるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明による実施例を示すブロック図、第３図
は第２図のフローチャート、 第４図は本発明の異なる実施例を示す要部ブロック図、 第５図は従来方法によるブロック図、 第６図は第５図のカラーリボンの説明図である。 図において、 ■はデータ受信部、　　２はコマンド判別部、３は印字
色認識部、　　３ａはカラー認識部、４．４ａは移動量
判定部、 ４ｂはリボン移動量テーブル、 ５は現在色レジスタ、　６は移動量レジスタ、７はリボ
ンシフト駆動部、 ８．８ａはシフト機構、　９はプラテン、１０は印字ヘ
ッド、　　　１１はカラーリボン、１２はマイクロスイ
ッチ、 １３はカラー／モノクロレジスタ、 １４は判定部、 １４ａはリボン判定部、　１５はオペレータパネル、１
５ａは指示入力釦を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）プラテンと印字部に介在される多色インクリボン
   をシフトするためのシフト機構（８）と、印字情報を受
   信して印字色を認識する認識部（３）と、 該認識部（３）からの印字色情報を受けて現在の印字色
   と比較することによりインクリボンのシフト移動量を判
   定する移動量判定部（４）と、搭載されたインクリボン
   の種類を示すインクリボン識別信号により前記印字色情
   報の移動量判定部（４）に対する供給を制御する判定部
   （１４）とを備えることを特徴とするカラープリンタ。
2. （２）前記インクリボン識別信号は、前記搭載されたイ
   ンクリボンの種類を検出する検出部の検出信号であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のカラープ
   リンタ。
3. （３）前記インクリボン識別信号は、前記インクリボン
   の種類が指示入力される指示入力部の入力信号であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のカラープ
   リンタ。