JPS62140020A - 多機能型検出器 - Google Patents

多機能型検出器

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JPS62140020A
JPS62140020A JP60281178A JP28117885A JPS62140020A JP S62140020 A JPS62140020 A JP S62140020A JP 60281178 A JP60281178 A JP 60281178A JP 28117885 A JP28117885 A JP 28117885A JP S62140020 A JPS62140020 A JP S62140020A
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rotor
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Toshiro Higuchi
俊郎 樋口
Atsushi Horikoshi
敦 堀越
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は可動体の駆動位置及び形心位置(ギャップ)と
を単一の検出器で検出し得る多機能型検出器に関する。
(従来の技術) 従来、ステップモータ、同期モータなどを使用した磁気
浮上型のアクチュエータはそれほど開発されておらず、
また、係るアクチュエータの可動体の駆動位置とギャッ
プとの両方を単一の検出器で検出し得るものはいまだ見
あたらない。
ここでは、先行技術として、従来の磁気浮上型アクチュ
エータのギヤツブ検出方法と同期モータの位置検出方法
について説明する。
(1)回転形ロータを有する磁気浮上型アクチェエータ
の場合のギャップ検出例 第4図は係る従来のギャップ検出器の構成図であり、こ
れはギャップの変位を検出コイルの自己インダクタンス
の変化として検出するものである。
ここで、ロータ3のターゲット部及び検出器のステータ
1の芯部材2は磁性体で構成され、その磁極部分に検出
コイルX+ 、Xz 、”y’+ 、Yzが巻回される
第5図は第4図に示されるギャップ検出器からX方向、
Y方向のギャップを検出する回路図であり、X方向にお
いては、検出コイルは二つのX方向コイルX、、X2と
二つのダミーコイルXD、。
XOZとてブリッジがii&成され、このブリッジの両
端に発振器4からの正弦波が加えられる。そこで、コイ
ルX、とコイルX2の両方のインダクタンスが等しい場
合には、コイルXlとコイルX2の接続点とダミーコイ
ルX D lとダミーコイルXD2の接続点との電位差
がなくなり、X方向の変位検出値は0となる。また、ロ
ータ3がX軸のコイルXIの方向に近づくとコイルX1
のインダクタンスが大きくなり、コイルX2のインダク
タンスが小さくなるため、そのセンタータップの電圧を
検出することにより、変位が測定できる。つまり、前記
センタータップの電圧は差動増幅器5で増幅され、同期
整流器6を介してX方向のギヤノブを検出することがで
きる。なお、Y方向においても同様である。これはX、
Y二方向へのギヤツブ検出例であり、ロータ3の回転方
向の検出は別の検出器を用いて行っている。また、他の
検出方法としては、この検出器の代わりに渦電流型の検
出器や静電型の検出器を用いた例もある。
(2)回転型の同期型モータの位置検出例同期型モータ
は速度制御システムにおいても、モータのロータの位置
検出器が必要となり、ロータの磁極位置を検出するよう
にしている。
筒車なものでは第6図に示されるように、ロータフの磁
極の位置をホール素子8で検出してモータを回転させる
ようにしている。即ち、指令信号と位置信号の差、つま
り、位置偏差に比例した電圧を入力として加えると、そ
の偏差電圧に比例しなモーフトルクが生じる。そして、
このモータの位置は位置センサとしてのホール素子8で
検出され、増幅器9によって増幅され、コイルXを励磁
するように構成されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、可動体の磁気浮上を行う場合、磁気浮上
可動体の重量に対抗して作用する吸引用電磁石の働く表
面積と、可動体の位置決め(回転、直線駆動)の駆動力
の働くモータ部の表面積に対して、ギャップセンサと、
位置センサ(回転、直vA駆動)の表面積の占める割合
をいかにして小さくするかが、性能上の課題となってき
ている。
特に、非接触状態で可動体を磁気浮上させる場合、その
可動体は永久磁石(同期型モータ)が、歯が形成されて
いる可動体(ステップモータ)、二次側導体(誘導モー
タ)になるが、いずれにしろ位置決めを位置フィードバ
ックを用いて行うためには、その可動体の磁極位置を知
るセンサが必要になる。ギャップセンサとこの位置セン
サのスペースを別々にとると、可動体の他のスペース(
回転力、吸引力)が圧縮され、結果として性能低下を招
いてしまう。
本発明は、上記問題点を除去し、ギャップセンサと位置
センサとを一体化し、占有スペースを低減すると共に、
磁気浮上可動体の小型化、軽量化を図り得る多機能型検
出器を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、磁気浮上可動
体の表面には一定ビノチの歯が形成され、該歯に対向し
て該歯を検出し、正弦波状及び余弦波状の各二対の検出
値を出力する第1の磁気検出手段と、該第1の磁気検出
手段に対して前記可動体を中心にして対称な位置に前記
第1の磁気検出手段と同一の機能を有する第2の磁気検
出手段とを配設し、前記第1及び第2の磁気検出手段の
各検出値に基づいて前記可動体の駆動位置と該可動体と
固定部間のギャップとを単一の検出器で検出するように
したものである。
(作用) 本発明によれば、磁気浮上可動体の表面には一定ピッチ
の歯が形成され、第1の磁気検出手段はこの歯に対向し
てこの歯を検出し、正弦波状及び余弦波状の各二対の検
出値を出力する。一方、第2の磁気検出手段は前記第1
の磁気検出手段と同一の機能を有しており、第1の磁気
検出手段に対して前記可動体を中心にして対称な位置に
配設され、前記第1及び第2の磁気検出手段の各検出値
に基づいて前記可動体の駆動位置と該可動体と固定部と
のギャップとを単一の検出器で検出する。
つまり、(1)磁気浮上可動体が回転体の場合は、回転
体の表面に一定ビノチの歯が形成され、その歯に対向し
てこの歯を検出する第1のル2支気検出手段を備え、該
磁気検出手段は前記歯を検出することにより、正弦、余
弦波状の各二つの検出値を出力し、更に、回転体の回転
中心に対して点対称の位置に前記磁気検出手段と同一の
機能を有する第2の磁気検出手段を設け、この正弦、余
弦波状各々四つの検出値を加減する演算回路とにより、
回転体の歯数分の回数のsinθ状、cosθ状の出力
と、二つの検出器の間にある回転体の位置を表す出力と
を検出し、このsinθ状、cosv状の検出値から回
転位置に変換する変換器とにより、回転体の回転位置と
磁気浮上のための回転体の位置、つまり、ギャップを一
体化した検出器で検出する。
(2)磁気浮上可動体が直線運動を行う可動体(推進可
動体)の場合は、推進可動体の両側の表面に一定ピッチ
の歯が形成され、その片側の歯に対向して、この歯を検
出する第1の磁気検出手段を備え、該磁気検出手段は前
記歯を検出することにより、正弦、余弦波状の各二つの
検出値を出力し、更に、推進可動体を中心にしてその可
動方向に対して線対称の位置に前記磁気検出手段と同一
の機能を有する第2の磁気検出手段を設け、前記(1)
のようにして、第1及び第2の磁気検出手段の各検出値
に基づいて前記可動体の駆動位置と該可動体と固定部と
のギャップとを単一の検出器で検出する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す多機能型検出器の構成
図である。
図中、10は円筒状の固定枠、11は第1の検出器、1
2は第2の検出器、13は磁性体からなる磁気浮上ロー
タ、14は磁性体からなる凹部が連設された芯部材、1
5.21はその芯部材の基部に巻回され、搬送波が印加
される励磁コイル、16.22は第1の検出コイルであ
り、この検出コイル16と22はロータ13の回転中心
に対して点対称の位置に配置される。
17、23は第2の検出コイル、18.24は第3の検
出コイル、19.25は第4の検出コイルであり、上記
第1の検出コイル同様に、各検出コイルはロータ13の
回転中心に対して点対称の位置に配置され、各検出コイ
ルは芯部材の先端の突極片に巻回される。なお、各検出
器側はケースに内蔵され固定枠10に固定される。
この多機能型検出器の動作について説明する。
ここで、ω:発振角周波数、d、:第1の検出器とロー
タ間のギャップ、d2 :第2の検出器とロータ間のギ
ャップ、θ:ロータ回転電気角、α:変調率、k:信号
伝達の定数である。
まず、これらの第1の検出器11.第2の検出器12の
各々の励磁コイル15.21には搬送波sin  (ω
t−φ) を印加する。  。
そこで、第1の検出器11の検出コイルの出力をギヤノ
ブd、とロータ回転電気角θで近似すると、それぞれの
検出コイルの出力は次のようになる。
Vc+、= (k/d+)(1+αCO5θ) sin
 ωtV c+−=  (k / d +)(1−α 
cosθ)  sin  ωtv、、、=  (k/d
+)(1+α stnθ) sin  ωtVs+−=
  (k/d +)(1−α sinθ) sin  
ωを同様に、第2の検出器12の検出コイルの出力は下
側のギャップd2とロータ回転電気角θで近似すると、 Vct、=  (k/d2)(1+α cosθ) s
in  ωtVcz−=  (k/dz)(l  at
 cosθ) sin  (II tVsz、  = 
 (k/di)(1+αsinθ) sin  ωtV
st−=  Ck/ dz)(1ct  sinθ) 
sin  ωLとなる。
これらを利用して、 (1) cos出力を得るためには上記第1の検出器の
検出コイルの各出力を下記のように加減演算する。
V(1* −Vct−+ Vcz。−Vct−=2にα
((1/dl )+ (L/dZ ))× Cogθ 
sinω t (2) sin出力を得るためには、同様にVs++ 
−VsI−+Vsz+  Vsz−=2にα((1/d
、)+ (1/dt ))X  sinθ sinω 
L (3)ギャップ検出値は、 上側の合計−下側の合計 =4 k C(1/d1)   (1/dz )]x 
 sinω t となる。
ここで、線型近恨を用いて、ギャップd1とギャップd
2の等しい位置を基準値d0とし、それと基準値からの
ずれΔdで近似すると、 (1/dl ’)+ (1/dZ ’)= ((1/d
o )−(1/d、”)xΔd〕+ ((1/do )
−(1/d@ ”)X−Δd〕=2 / d 。
つまり、Δdの変化によらず一定である。
(1/dl )−H/at ) ’ ((1/do )   (1/do ”)xΔd〕
((1/d++ )   (1/do ”)×−Δd〕
=  (2/d6”)XΔd つまり、ギャップの変位に比例する。
そして、上記(1) 、 (2) 、 (3)を同期整
流と低域通過フィルタ処理することにより、sinωt
の周波数を消し、cosθ、  sinθ及びギャップ
検出値を得ることができる。
cosθ、  sinθの出力から、例えば、ディジタ
ルで位置θを得る方法はR/D (レゾルバ・ディジク
ル)コンバータなどがあるのでそれらを用いることがで
きる。
このように構成することにより、検出器11.12は磁
気浮上ロータの回転位置とギャップの両方を検出するこ
とができる。
次に、本発明の第2の実施例を第2図を用いて説明する
図中、10は固定枠、13は磁気浮上ロータ、31は第
1の検出器、32は第2の検出器、33は芯部材、34
、41は永久磁石、35.42は第1の検出素子、36
゜43は第2の検出素子、37.44は第3の検出素子
、38、45は第4の検出素子である。なお、検出器側
はケースに内蔵され固定枠10に固定される。
ここで、この検出器31.32は前記した搬送波を印加
する励磁コイル21に代えて永久磁石31を用い、ロー
タと検出器のとの歯の相対位置変化をギャップの磁気抵
抗変化として検出し、それによる磁束の変化をホール素
子或いは磁気抵抗素子などの磁束を検出する検出素子に
より検出し、これに基づいてロータの回転位置とギャッ
プとを検出するようにしている。
そこで、Vct*のギヤ、プとvcI−のギャップの総
和はロータの回転位置によらず、略一定なので検出器3
1の検出素子の出力は検出器31のギャップd1とロー
タ回転電気角θで近似すると、Vct、= (k/d+
)(1+αcosθ)Vct−= (k/d+)(1−
ex cosθ)VS+。= (k/d、)(1+αs
inθ)VsI−= (k/ d+)(1−αsinθ
)となる。
同様に、検出器32の検出コイルの出力は下側のギャッ
プd2とロータ回転電気角θで近似すると、Vcz、 
−(k/dz)(1+αCO5θ)Vcz−= (k/
 dz)(1ex cosθ)Vsz* = (k/ 
da)(1+αsinθ)Vsz−=  (k/dz)
(1cr sinθ)となる。
これらを利用して、 (1) cos出力を得るためには、上記第1の検出器
の検出素子の各出力を下記のように加減演算する。
vCI*  Vc+−+Vet* −Vcz−−2sc
α((1/d、)+ (1/dt ))x  cosθ (2) sin出力を得るためには、同様にVs+* 
 Vs+−+ Vsz*  Vst−−2にα((1/
d、)+ (1/di ))x sinθ (3)ギャップ検出値は 上側の合計−下側の合計 ”4k ((1/d+ )   (1/dg ))これ
より以降は、前記した第1実施例と同様にcosθ、 
 sinθ及びギャップ検出値を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施例を第3図に基づいて説明す
る。
この実施例においては、可動体が直線方向に駆動される
リニア型の場合の可動体の直線方向への変位とギヤノブ
の検出を単一の検出器で行うようにしたものである。
図中、50は直線方向に駆動される可動体(推進可動体
)、51は第1の検出器、52は第2の検出器、53は
芯部材、55.65は励磁コイル、56.66は第1の
検出コイル、57.67は第2の検出コイル、58゜6
8は第3の検出コイル、59.69は第4の検出コイル
である。なお、各検出器側はケースに内蔵され固定枠に
固定される。
第3図に示されるように、二つの検出器は推進可動体の
中心IA−A’に対して上下が線対称になるように配置
されており、矢印方向(右方向)の変位に対して各検出
コイルの検出値は上下ともに同様なエンベロープを出力
する。
ここで、ω:発振角周波数、X:両相対変位、d、:検
出器51と推進可動体50との間のギャップ、d2 :
検出器52と推進可動体50との間のギャップ、τ:歯
ピッチである。
まず、この検出器51.52の励磁コイル55.65に
は搬送波 sin  (ωを一φ) を印加する。すると、各検出コイルには以下のような検
出値が出力される。即ち、 Vc+、 = (k/ d+) (1+cx cog(
23X/ r) )x  sinω t Vc+−= (k/d+) (1−αcos(2s x
/f) )X  sinω t Vs+−= (k/d+)(1−α5in(2JI X
 /τ)〕x  sinω t Vs、、= (k/d、)[1+α5in(2xx/τ
)]x  sinω を 同様に下側の各検出コイルには Vcz−= (k/dz) (1+tx Cog(21
X/ r) )x  sinω t Vcz−= (k/dり (1tx cos(2x x
/τ)〕X  sinω t Vsz−= (k/dt) (1(X 5in(2Ax
/τ)〕x  sinω t Vst、  =  (k/dg)  (1+tx 5i
n(271x/r) ]x  sinω t が出力される。
これらを利用して、 (1) cos出力を得るためには上記第1の検出器の
検出コイルの各出力を下記のように加減演算する。
V el 4− V C1−+V C2*  V C1
−=2にα((1/dl )+ (1/d、))X  
cos  (2J x/τ)sinωt(2) sin
出力を得るためには、同様にvs16  Vs+−+V
sz+  Vsi−=2にα((1/d、)+ (1/
di ))x sin (2JI X/τ)sinωt
(3)ギャップ検出値は 上側の合計−下側の合計 =4k ((1/d+ )   (1/dz ))x 
 si口ω t ここで、線型近似を用いて、ギヤ、プd、とギャップd
2の等しい位置を基準値d0とし、それと基準値からの
ずれΔdで近似すると、(1/d+  )  +  (
1/dz  )=  ((1/do  )−(1/d、
”)xΔd〕+  ((i/do  )  −(1/d
o  ”)x−Δd〕” 2 / a 。
つまり、基準点のまわりで略一定となる。
(1/d、 )−(1/dz ’) = ((L/do )−(1/d、”)XΔd〕−(<
1/do )−(1/a、”)x−Δd〕= (−2/
do ” )XΔd つまり、基準点のまわりで略ギャップ変位に比例する。
このように構成することにより、第1の検出器51及び
第2の検出器52は磁気浮上可動体50の駆動位置とギ
ヤツブ位置の両方を検出することができる。
また、磁気浮上可動体はディスク状円板にすることもで
きる:この場合には、このディスク状円板の表裏に放射
状に一定ピッチの歯を形成し、このディスク状円板を中
心にして、その表裏に対称に前記第1の磁気検出手段と
第2の磁気検出手段とを対向させるように配置する。
更に、上記るn気浮上ロータ型の実施例においては、そ
のロータの回りに第1及び第2の検出器を配置するよう
にしているが、磁気浮上の用途によってはこのギヤノブ
変位方向と直行する方向にも同一の型の検出器を配設し
て、この検出器からの出力も足し合わせ、直行する計4
個の検出器からの回転検出信号を利用することにより、
ギャップ変位の干渉のない回転位置信号を得ることがで
きる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、表面に
一定ピッチの歯を形成した磁気浮上可動体を設け、該歯
に対向して咳歯を検出し、正弦波状及び余弦波状の各二
対の検出値を出力する第1の磁気検出手段と、該第1の
磁気検出手段に対して前記可動体を中心にして対称な位
置に前記第1の磁気検出手段と同一の機能を有する第1
の磁気検出手段とを配設し、前記第1及び第2の磁気検
出手段の各検出値に基づいて前記可動体の駆動位置と該
可動体と固定側とのギャップとを単一の検出器で検出す
る手段を設けるようにしたので、(1)検出器をコンパ
クトにすることができると共に、磁気浮上可動体の検出
用基準面を小さくすることができるため、検出のための
占有スペースを低減し、磁気浮上可動体の軽量化による
磁気浮上性能の向上を図ることができる。
(2)検出器が可動体を中心にして対称に配置さるため
、駆動、つまり、回転成いは推進とギャップとの干渉を
低減することができる。
(3)可動体を検出器により挾み込む形となり、インダ
クタンスの双曲線的な非線形性を上下足し合わせる形に
することができ、ギャップ変位に対しである範囲内にお
いて略直線的な変位検出値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す多機能型検出器の構成
図、第2図は本発明の第2実施例を示す多機能型検出器
の構成図、第3図は本発明の第3実施例を示す多機能型
検出器の構成図、第4図は従来のギャップ検出器の構成
図、第5図はそのギャップ検出回路図、第6図は従来の
他のギャップ検出器の構成図である。 10・・・固定枠 11、31.51・・・第1の検出器 12、32.52・・・第2の検出器 13・・・磁気浮上ロータ +4.33.53・・・芯部材 15、21.55.65・・・励磁コイル16、22.
56.66・・・第1の検出コイル17、23.57.
67・・・第2の検出コイル18、24.58.68・
・・第3の検出コイル19、25.59.69・・・第
4の検出コイル34、41・・・永久磁石 35、42・・・第1の検出素子 36、43・・・第2の検出素子 37、44.58.68・・・第3の検出素子38.4
5・・・第4の検出素子 50・・・推進可動体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に一定ピッチの歯を形成した磁気浮上可動体
    を設け、該歯に対向して該歯を検出し、正弦波状及び余
    弦波状の各二対の検出値を出力する第1の磁気検出手段
    と、該第1の磁気検出手段に対して前記可動体を中心に
    して対称な位置に前記第1の磁気検出手段と同一の機能
    を有する第2の磁気検出手段とを配設し、前記第1及び
    第2の磁気検出手段の各検出値に基づいて前記可動体の
    駆動位置と該可動体と固定側間のギャップを単一の検出
    器で検出するようにしたことを特徴とする多機能型検出
    器。
  2. (2)前記磁気浮上可動体は円筒状の回転体であり、該
    回転体の円筒表面に一定ピッチの歯を形成し、該回転体
    の回転中心に対して点対称の位置に前記第1の磁気検出
    手段と第2の磁気検出手段とを対向させるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多機能型検
    出器。
  3. (3)前記磁気浮上可動体は直線運動を行う推進可動体
    であり、該可動体の両面に一定ピッチの歯を形成し、該
    可動体の可動方向の中心線に対して線対称の位置に前記
    第1の磁気検出手段と第2の磁気検出手段とを対向させ
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の多機能型検出器。
  4. (4)前記磁気浮上可動体はディスク状円板であり、該
    円板の表裏に放射状に一定ピッチの歯を形成し、該ディ
    スク状円板を中心にしてその表裏に前記第1の磁気検出
    手段と第2の磁気検出手段とを対向させるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多機能型検
    出器。
JP60281178A 1985-12-16 1985-12-16 多機能型検出器 Granted JPS62140020A (ja)

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JP60281178A Granted JPS62140020A (ja) 1985-12-16 1985-12-16 多機能型検出器

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WO2002025216A1 (fr) 2000-09-19 2002-03-28 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Detecteur de position rotatif et moteur equipe de ce dernier
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