JPS62140006A - 光電スイツチによる検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、各種機械装置に於ける可動体の位置検出等に
活用される光電スイッチを利用した検出装置、特に、一
定径路を移動する可動体と経路側との内、一方に遮光板
を設け、他方には前記遮光板によって光線が遮られる位
置に投光器と受光器とから成る光電スイッチを配設した
検出装置に関するものである。

（従来の技術及びその問題点） 従来のこの種の検出装置では、可動体が所定位置に到達
していないときには投光器からの光線を受光器が受光し
ており、受光器としてはＯＮ状態、光電スイッチとして
は遮光板を検出していない状態、即ちＯＦＦ状態にある
。可動体が所定位置に到達すると前記光線が遮光板によ
って遮られて受光器は受光しなくなり、受光器としては
ＯＦＦ状態、光電スイッチとしては遮光板を検出するＯ
Ｎ状態に切り替わる。

この光電スイッチのＯＮ状態は、前記遮光板によって投
光器からの光線が遮られている間中、即ち遮光板の申分
だけ可動体が移動する間中継続することになるので、例
えば光電スイッチがＯＮ状態に切り替わったことに連動
して前記可動体の移動を停止させると共に、可動体の停
止位置を前記光電スイッチのＯＮ状態によって６１　Ｌ
Ｕするような制御を行う場合、前記遮光板の巾を越える
停止位置誤差が生じない限り可動体は所定位置に停止し
たことになる。従って停止位置誤差の検出精度を高める
ためには前記遮光板の巾を出来る限り１１を小しなけれ
ばならないが、確実な遮光効果を得るためと必要な強度
を得るためには成る程度の巾を有する遮光板を使用しな
ければならず、停止位置誤差の検出精度を充分に高める
ことが出来なかった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る検出装
置を提案するものであって、その特徴は、前記遮光板に
小径の通光孔を設け、前記光電スイッチの少なくとも受
光器には、前記可動体が所定位置に位置したとき前記遮
光板の通光孔と同心状に隣接対向する小径の通光孔を先
端にをするフードを取り付けた点にある。

（発明の作用及び効果） このような本発明の検出装置によれば、遮光板と光電ス
イッチとが相対的に移動した場合、遮光板が投光器の光
線を遮る位置にないときには投光器からの光線は前記フ
ードの通光孔から当該フード内を通って受光器に受光さ
れ、遮光板が投光器の光線を遮る位置に到達すると受光
器はＯＦＦ状態に切り替わる。そして遮光板の通光孔と
前記フード先端の通光孔とが合致する位置に到達すると
再び受光器は投光器からの光線を受光してＯＮ状態に復
帰する。この後再び遮光板が投光器からの光線を遮り、
受光器をＯＦＦ状態に切り換える。そして遮光板が光電
スイッチから完全に離れると、受光器は元のＯＮ状態に
復帰する。

即ち、遮光板によって受光器がＯＦＦ状態に切り替わる
区間の途中に前記通光孔によって受光器がＯＮ状態にな
る微小区間が存在する形になる。しかも前記フードの存
在により、遮光板の通光孔を通る光軸から離れた位置で
当該通光孔から拡散した光線を受光器が受光する恐れも
なくなる。従って前記可動体の停止及び停止位置の確認
制御に利用する場合は、受光器が一旦ＯＦＦ状態になっ
た後のＯＮ状態により可動体を停止させ、停止後も受光
器がそのままＯＮ状態であるか否かをチェックさせるこ
とにより、停止位置誤差の検出精度を前記通光孔の直径
に相当する微小範囲に高めることが出来る。一方、遮光
板としては充分な強度が得られるように幅広に構成する
ことが出来る。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、１は一定経路を移動する可動体であり、その移
動方向と平行な適当中の遮光板２を備えており、当該遮
光板２にはその巾の中央位置に小径の通光孔３が形成さ
れている。４は前記可動体１の停止位置Ａに於ける経路
脇に設置された光電スイッチであって、前記遮光板２の
移動軌跡を挟んで相対向する投光器５と受光器６とから
構成されている。７は前記受光器６の受光部６ａと前記
遮光板２の移動軌跡との間に配置された筒状フードであ
って、その内端は前記受光器６を挟持するように当該フ
ード７から一体に連設された一対の挟持片７ａ、７ｂと
締結用ボルトナツト８とにより前記受光器６に取り付け
られ、先端には前記遮光板２の通光孔３と同一径の通光
孔９が設けられている。この通光孔９は、前記可動体１
が停止位置に位置したとき、前記遮光板２の通光孔３と
同心状態で隣接し、投光器５から受光器６の受光部６ａ
に至る光軸１０が遮光板２の通光孔３とフード先端の通
光孔９とを通るように構成している。

上記の構成によれば、可動体１が停止位置Ａに到達する
までは投光器５からの光線は前記フード７の通光孔９か
ら当該フード７内を通って受光器６に受光され、可動体
１が停止位置Ａの直前に到達すると遮光板２が投光器５
からの光線を遮り、受光器６はＯＦＦ状態に切り替わる
。そして可動体１が停止位置Ａに到達すると、第３図に
示すように遮光板２の通光孔３と前記フード先端の通光
孔９とが合致し、再び受光器６は投光器５からの光線を
受光してＯＮ状態に復帰する。従ってこのとき、即ち受
光器６が一旦ＯＦＦ状態になった後にＯＮ状態に復帰し
たとき可動体１を停止させ、停止後も受光器６がそのま
まＯＮ状態であるか否かをチェックさせることにより、
停止位置誤差が前記通光孔３．９の直径に相当する微小
範囲内にあるか否かをチェックすることが出来る。

尚、第２図及び第３図仮想線で示すように投光器５側に
も同様のフード７を取り付けることも出来る。又、フー
ド７は、第３図に実線で示すフードのように内部が先端
の通光孔９に比べて広くなったものであっても良いし、
第３図仮想線で示すフードのように小径の中央通路１１
の先端がそのまま通光孔９となるフードであっても良い
。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は背面図、第３図は要部の拡大
横断平面図である。 １・・・可動体、２・・・遮光板、３．９・・・通光孔
、４・・・光電スイッチ、５・・・投光器、６・・・受
光器、６ａ・・・受光部、７・・・フード、？ａ、７ｂ
・・・挟持片、８・・・ボルトナツト、１０・・・光軸
。 ′：ゴー図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定経路を移動する可動体と経路側との内、一方に遮光
   板を設け、他方には前記遮光板によって光線が遮られる
   位置に投光器と受光器とから成る光電スイッチを配設し
   た検出装置に於いて、前記遮光板に小径の通光孔を設け
   、前記光電スイッチの少なくとも受光器には、前記可動
   体が所定位置に位置したとき前記遮光板の通光孔と同心
   状に隣接対向する小径の通光孔を先端に有するフードを
   取り付けて成る光電スイッチによる検出装置。