JPS62139705A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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Publication number
JPS62139705A
JPS62139705A JP60279257A JP27925785A JPS62139705A JP S62139705 A JPS62139705 A JP S62139705A JP 60279257 A JP60279257 A JP 60279257A JP 27925785 A JP27925785 A JP 27925785A JP S62139705 A JPS62139705 A JP S62139705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
rubber
bead
chafer
rubber sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60279257A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Tozawa
幸雄 兎沢
Tetsuya Mizoguchi
溝口 徹也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP60279257A priority Critical patent/JPS62139705A/ja
Publication of JPS62139705A publication Critical patent/JPS62139705A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ビード部の空気密封性を向上させた空気入り
タイヤに関する。
〔従来技術〕
従来、インナーチューブを使用しない、空気入リチュー
ブレスタイヤにおいては、インナーライナーと呼ばれる
空気透過度の低いゴムシートを左右一対のビード部間の
タイヤ内面に配置して空気漏れを防止している。しかし
、このインナーライナーは、35%以上のブチルゴム(
IIR)を含むのでモジュラスが比較的低く、このため
リムと嵌合するビード部の部位には用いられない。この
部位には、第2図(A)および第2図(B)に示すよう
に、ゴムフィニッシングと呼ばれる比較的モジュラスの
高いゴムもしくはチェーファ−と呼ばれるゴム引き手職
り布が使用される。第2図(A)および第2図(B)に
おいて、■はビード部であって、インナーライナー2が
左右一対のビード部1.1間のタイヤ内面に配置されて
いる。第2図(A)ではゴムフィニッシング3がビード
コア4を取り囲むように配置され、また、第2図(B)
ではチェーファ−5がビードコア4を取り囲むように配
置されている。しかし、これらのゴムフィニッシング3
やチェーファ−5は、空気通過性がインチ−ライナーよ
りも大きい。このため、タイヤ内部の空気がこの部位か
ら侵入し、この部位に最も近いカーカスコードに達し、
そのカーカスコードを伝わってタイヤの厚さの最も薄い
箇所であるサイドウオール中央部から外に出てしまうと
いう問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情にかんがみなされたものであ
って、ビード部の空気密封性を向上させた、空気保持性
に優れた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
このため、本発明は、左右一対のビード部間のタイヤ内
面にインナーライナーが配置され、かつ、ビードコアを
取り囲むようにゴムフィニッシング又はチェーファ−が
配置された空気入りタイヤにおいて、ブチルゴム10〜
30重量%を含有するゴムシート又はゴムパーツを、そ
の端部と前記インナーライナーの端部とが重合しかつ少
なくともビードベースが覆われるように、前記ゴムフィ
ニソシング又はチェーファ−とカーカス層との間に配設
したことを特徴とする空気入りタイヤを要旨とするもの
である。
以下、図を参照して本発明の構成について詳しく説明す
る。なお、第2図(A)、  (B)におけると同様な
部品は、同じ番号で示す。
第1図(A)、  (B)、  (C)は、それぞれ本
発明の空気入りタイヤのビード部構造の一例を示す断面
説明図である。
第1図(A)では、チェーファ−5とカーカス層6との
間にゴムシート7がタイヤ内側からビードベース8を経
てタイヤ外側に至るように配設されており、このゴムシ
ート7は一端においてインナーライナー2の端部と重合
しかつ他端はチェーファ−5の端末を若干越えている。
第1図(B)では、第1図(A)におけるゴムシート7
の代りにゴムパーツ(くさび形)9が配されている。
第1図(C)では、第1図(A)におけるチェーファ−
5の代りにゴムフィニッシング3が配され、かつ、ゴム
シート7がインナーライナー2と重合する位置からビー
ドベース8を覆う位置まで延びている。なお、IOはリ
ムである。
ゴムシート7およびゴムパーツ9は、ブチルゴム10〜
30重量%を含有するものである。このように、ブチル
ゴム10〜30重量%を含有するとしたのは下記の理由
からである。
すなわち、ゴムフイニッシング3やチェーファ−5とカ
ーカスコードとの間の空気通過の遮断には耐空気通過性
に優れたゴム部材が必要となるが、そのためにはブチル
ゴム(IIR)がよく、また、その配合量も多いほど効
果的である。
しかし、前述したように、ビード部ではリムとの嵌合の
ために比較的モジュラスを高くしておく必要がある。I
IR含有ゴムは、加硫前の生の状態および加硫後におい
てもモジュラスが低い。
さらに、ビードトウ部11は加硫中にゴムの流れが大き
い部分であるので、ここにIIR含有ゴムを配置しても
加硫後に所望の配置状態となることは極めて困難である
。このために、加硫時にゴムの流れを防止するために生
ゴムのモジュラスを高くしておく必要があり、この手段
としてはタイヤ形成前に予めセミキュアをしておけばよ
い。ゴム材のセミキュアの方法の一つとして電子線によ
るセミキュアがあるが、これによるとゴムの化学構造上
かえって生ゴムのモジュラスが低下する場合があり、I
II?はその例である。
そこで、検討した結果、IIR/NR系ブレンドにてI
IR30重量%未満の場合には電子線によるセミキュア
によっても高いモジュラスが得られ、また、耐空気通過
の面では少なくとも10重量%以上でなければならない
ことが判ったのである。
なお、ゴムシート7又はゴムパーツ9の厚みは、0.4
mm以上であることが技術上有効である。これにより、
加硫前でのモジュラスが高く、ゴム流れしに<(、加硫
後のモジュラスが十分に高いビード部を備えたタイヤが
得られる。
以下に実施例を示す。
実施例 下記の本発明タイヤ、従来タイヤについて空気漏れ性を
評価した。この結果を下記表1に示す。
(1)  本発明タイヤ。
第1図(A)の構造。ゴムシート7として12R20重
量%含有の厚さ0.6mmのゴムシートを予めセミキュ
アしてタイヤを形成。
(2)従来タイヤ。
第2図(B)の構造。ゴムシート7が存しないことを除
いて第1図(A)の構造と同じ。
表1 本発明   従来 り不土  又不忠 30日経過    103    10090日経過 
   109    100120日経過   112
    100空気漏れ性の評価: タイヤサイズ1655R13のタイヤを4!/;X13
サイズリムに組み、恒温38℃(±3℃)状態にコント
ロールされた室でブルドン管圧力計でタイヤ圧力を測定
することにより、圧力低下を空気漏れ性とした。なお、
初期圧力を3.0kg /ciとし、圧力低下は(を時
間後圧力/初期圧力)として表わした。この結果は、3
0日、90日、120日経過時につき従来タイヤを10
0として表1に指数表示した。指数は、大きいほど良好
である。
この表1から、日数が経過するほど本発明タイヤは効果
を発揮することが判る。なお、第3図に、日数と圧力変
化との関係を示す。第3図中、横軸はX(日数)を、縦
軸はP/Po(を時間後圧力/初期圧力)を表わし、a
は従来タイヤを、bは本発明タイヤを示す。この第3図
から下記のように指数計算することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ブチルゴム10〜
30重量%を含有するゴムシート又はゴムパーツをビー
ド部に配設したために、空気入りタイヤの空気漏れを減
少させることができ、長時間に亘って空気保持がよく、
電力コストをかけた圧縮空気を大切にする経済効果を発
揮でき、さらに、タイヤ空気圧の保持によりタイヤメイ
ンテナンスの面で有効であり、かつ、耐久性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、  (B)、  (C)は、それぞれ、
本発明の空気入りタイヤのビード部構造の一例を示す断
面説明図である。 第2図(A)、  (B)は、それぞれ、従来の空気入
りタイヤのビード部構造の一例を示す断面説明図である
。 第3図は、タイヤの空気漏れ性についての日数と圧力変
化との関係図である。 1・・・ビード部、2・・・インナーライナー、3・・
・ゴムフィニラシング、4・・・ビードコア、5・・・
チェーファ−16・・・カーカス層、7・・・ゴムシー
ト、8・・・ビードベース、9・・・ゴムパーツ、10
・・・リム、11・・・ビードトウ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 左右一対のビード部間のタイヤ内面にインナーライナー
    が配置され、かつ、ビードコアを取り囲むようにゴムフ
    ィニッシング又はチェーファーが配置された空気入りタ
    イヤにおいて、ブチルゴム10〜30重量%を含有する
    ゴムシート又はゴムパーツを、その端部と前記インナー
    ライナーの端部とが重合しかつ少なくともビードベース
    が覆われるように、前記ゴムフィニッシング又はチェー
    ファーとカーカス層との間に配設したことを特徴とする
    空気入りタイヤ。
JP60279257A 1985-12-13 1985-12-13 空気入りタイヤ Pending JPS62139705A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5279347A (en) * 1989-12-21 1994-01-18 Sumitomo Rubber Industries, Limited Tire and wheel rim assemblies
KR100496187B1 (ko) * 2002-01-12 2005-06-20 금호타이어 주식회사 다중 고무층으로 이루어진 인너라이너층이 구현된공기입타이어
WO2008087776A1 (ja) 2007-01-15 2008-07-24 The Yokohama Rubber Co., Ltd. 空気入りタイヤ
JP2009274532A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ

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