JPS62139618A

JPS62139618A - 石鹸付タオル

Info

Publication number: JPS62139618A
Application number: JP60282475A
Authority: JP
Inventors: 哲也多田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-12-16
Filing date: 1985-12-16
Publication date: 1987-06-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、液体１粒状、シート状等の石鹸を含浸、付
着、コーティング等によって包含せしめたタオルに関す
る。

〔従来技術およびその問題点〕

身体を洗浄し汚れを除いて清潔に保つために。

石鹸が、家庭、ホテル（ペンション、民宿等あらゆる宿
泊施設を総称する）、職場等において、広く使用されて
いる。そして、洗浄後、身体から水分を拭きとったり、
石鹸を塗って身体を洗浄するために、タオル（手拭い、
ハンカチも含める）が、石鹸とともに用意されている。

この種の洗浄用石鹸として、通常、固形石鹸が使用され
ている。

しかし、手などの汚れを除くために使用すると、汚れが
固形石鹸に残され、固形石鹸が汚れる。そして、固形石
鹸は継続して使用されるため、固形石鹸の汚れは不快感
を次の使用者に与えるとともに、汚れが固形石鹸を通じ
て伝達される虞れもあり、衛生上問題がある。同様なこ
とは、タオルについても指摘できる。更に、固形石鹸は
、使用に伴なって小さく、薄くなり、使用し難くなるた
め、最後まで固形石鹸を使用せず、新しいものと定期的
に交換され、資源の浪費が多い、また、使用後、固形石
鹸の水切りを完全に行なって、軟化を避けるように、石
鹸箱や収納溝に固形石鹸を配設するとともに、石鹸箱、
収納溝を清潔に保つ必要がある。

そのため、家庭、ホテル、職場等においては、浴室、洗
面所、トイレ等での固形石鹸、タオルの管理に注意が払
われ、新規な固形石絵、タオルが頻繁に補充されている
。そして、管理を容易化するために、巻装されたリール
タオルや、使捨ての小型固形石鹸、ペーパータオルが、
使用されている６そして、小型固形石鹸やペーパータオ
ルは、゛使捨てであるため、従来の衛生上の問題が解決
され、固形石鹸の水切りを考慮する必要もない。しかし
、使捨ての固形石鹸は、一度しか使用されないとはいえ
、使用上の便宜を考慮してかなり大きく成形され、資源
の浪費が大きい、また、ペーパータオルの消費が予想し
にくいため、小型固形石齢とペーパータオルとの組合せ
では、両者を過不足なく補充することが難しい。リール
タオルを使用しても管理は、あまり簡略化できず、更に
、石鹸に関する問題がなおも残される。固体石鹸の代り
に、液体石鹸が、化粧水として、使用されているが、通
常の洗浄においては、あまり、使用されていない。

〔発明の目的〕

この発明は、衛生上の問題もなく、また、管理が容易な
タオルの提供を目的としている。

〔発明の概略〕

この目的を達成するため、発明者は、タオルと石鹸の一
体化に注目し１石鹸を含浸、付着、コーティング等によ
ってタオルに包含させることに気付いた。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例について詳細に説明する。

この発明に係るタオルは、たとえば、液体石鹸の溶液中
に浸した後、乾燥して形成される。このようにして形成
されたタオルでは、溶液に浸すことによって、液体石鹸
が、タオルの繊維質のすみずみまで含浸される。そして
、使用の際、水、湯等にタオルを浸せば、ｒａｍ質に包
含された石鹸が溶解され、タオルを利用して、身体が容
易に洗浄される。そして、石鹸を十分に使用して身体を
洗浄した後、このタオルは、身体を拭いて水分を除くタ
オルとして利用される。その後、タオルは、使捨てされ
る。

このようにこの発明によれば、タオルは使捨てされるた
め、衛生上の問題が皆無となる。そして、洗浄用に固形
石鹸などの石鹸を別途用意する必要が無いため、石鹸の
管理に起因する問題もない。また、固形石鹸の水切りを
考慮する必要もない。そして、単に、タオルを用意すれ
ば足りるため、過不足なく補充でき、管理が容易に行な
える。

更に、この発明のタオルは、用途に応じて、タオルの材
質や大きさ、タオルに含浸される石鹸の量が、適宜選択
される。たとえば、洗面所では、手、顔を洗浄するにす
ぎないため、紙、薄手の布からなる小さなタオルに、−
回の洗炸分の石鹸を含浸させれば足りる。他方、入浴の
際使用するタオルにおいては、目の粗い布製のｍ長いタ
オルに、石鹸を十分に含浸させて形成することが好まし
い。また、ホテル等で使用される公知のタオルが、洗浄
されて再度使用されるのに対して、この発明のタオルは
使捨てされる。そのため、図案化したホテルの外観、付
近の名勝地や、電話番号等をタオルに印刷し、使用後、
使用者にみやげとして牛えれば、宣伝効果が大きい。ま
た、使用中１石鹸が溶解されて、形状、模様、カラー等
が使用の前後に変化することを利用して、種々の意匠の
タオルが形成できる。たとえば、図案の特定部分に特殊
な溶液を塗布して、その部分にのみ、カラフルな石鹸を
含浸させる等によって、意匠的に優れたタオルを形成し
てもよい、従って、このタオルは、特に、ホテル、結婚
式場、宴会場、レストラン等のような場所で使用される
と効果が大きい。

無論、この発明のタオルを、使用後、洗浄して再利用し
てもよいことはいうまでもない。

なお、水、お湯によって石鹸が溶解するように、タオル
に石鹸が包含されれば足り、石鹸の種類、包含方法は問
わない、つまり、液体石鹸の含浸に限定されず、他の方
法によって、他の石鹸をタオルに包含させてもよい、た
とえば、液体石鹸の代りに、粒状石鹸（粉状石鹸も含め
る）を使用し、粉状石鹸をタオルの繊維質に付着させて
もよい。粒状石鹸は、目の粗い繊維質からなるタオルに
おいては、容易に付着される。また、シート状の石鹸を
、加熱処理によって、タオルの所定位五にコーティング
してもよい。

〔発明の効果〕

上記のように、この発明に係るタオルは、石酸を包含し
て形成され、使捨てされるため、衛生上の問題が皆無と
なる。そして、屯に、タオルを用意すれば足り、洗浄用
石鹸を別途用意する必要が無いため、石鹸の管理に起因
する問題もない、無論、固形石鹸の水切りを考慮する必
要はない、更に、タオルのみを補充すれば足り、管理が
容易に行なえる。また、使用により石鹸が溶解されて、
形状、模様、カラー等が使用の前後に変化することを利
用して、種々の意匠的に優れた♂タオルが形成できる。

また、ホテル名等の印−刷されたタオルを、使用後、使
用者にみやげとして与えれば、大きな宣伝効果が得られ
る。

上記実施例は、この発明を説明するためのものであり、
この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範
囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包
含されることはいうまでもない。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）石鹸を包含させてなる石鹸付タオル。
（２）液体石鹸が含浸されている特許請求の範囲第１項
記載の石鹸付タオル。
（３）粒状石鹸が付着されている特許請求の範囲第１項
記載の石鹸付タオル。
（４）シート状石鹸がコーティングされている特許請求
の範囲第１項記載の石鹸付タオル。