JPS62138680A - 溶融金属測温用センサ− - Google Patents
溶融金属測温用センサ−Info
- Publication number
- JPS62138680A JPS62138680A JP27801585A JP27801585A JPS62138680A JP S62138680 A JPS62138680 A JP S62138680A JP 27801585 A JP27801585 A JP 27801585A JP 27801585 A JP27801585 A JP 27801585A JP S62138680 A JPS62138680 A JP S62138680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- sensor
- temperature
- tube
- float
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、溶解炉等において湯面が変動しても溶融金属
の温度を常に一定の深さの位置で連続測定するための浮
遊式溶融金属測温用センサーに関するものである。
の温度を常に一定の深さの位置で連続測定するための浮
遊式溶融金属測温用センサーに関するものである。
（従来の技術）
従来、溶解時の流動により湯面が変動する場合や連続鋳
造用の溶解炉のように連続して湯面が減少するような場
合における溶融金属の温度を測定する方法としては、湯
面の変動に応じて挿入位置を変化させてスポット的に測
温する第１の方法、長さの異なる複数の熱電対を溶湯中
１ご浸漬して湯面の変動に応じて切替使用する第２の方
法および溶解炉の側壁に上下方向に複数の熱電対を設置
して測定する第３の方法等が実施されている。
造用の溶解炉のように連続して湯面が減少するような場
合における溶融金属の温度を測定する方法としては、湯
面の変動に応じて挿入位置を変化させてスポット的に測
温する第１の方法、長さの異なる複数の熱電対を溶湯中
１ご浸漬して湯面の変動に応じて切替使用する第２の方
法および溶解炉の側壁に上下方向に複数の熱電対を設置
して測定する第３の方法等が実施されている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、上述した第１の方法では連続測定が不可
能な欠点があり、第２の方法では溶融金属の湯面レベル
が大きく上下に変動する場合その変動に追従できなくな
ると共に、溶融金属が付着して凝固すると収縮と膨張に
よって保護管を破損する危険性があった。さらに、第３
の方法では感度が低くて真の温度との差が大きく、温度
変化の追従性が悪いと共に、炉壁に熱電対を複数設けて
７）るため破損すると溶湯が外部へ流出する危険があっ
た。
能な欠点があり、第２の方法では溶融金属の湯面レベル
が大きく上下に変動する場合その変動に追従できなくな
ると共に、溶融金属が付着して凝固すると収縮と膨張に
よって保護管を破損する危険性があった。さらに、第３
の方法では感度が低くて真の温度との差が大きく、温度
変化の追従性が悪いと共に、炉壁に熱電対を複数設けて
７）るため破損すると溶湯が外部へ流出する危険があっ
た。
本発明の目的は上述した不具合を解消して、溶融金属表
面が変動しても常に一定位置の溶融金属の温度を連続か
つ感度良く安全に測定することができる溶融金属測温用
センサーを提供しようとするものである。
面が変動しても常に一定位置の溶融金属の温度を連続か
つ感度良く安全に測定することができる溶融金属測温用
センサーを提供しようとするものである。
（問題点を解決するだめの手段）
本発明の溶融金属測温用センサーは、耐火物製フロート
の溶融金属中に浸漬する部分に中空円筒状部を設け、熱
電対を挿入した内部保護管を前記中空円筒状部に嵌挿す
ると共に、前記フロートの浮上端側に前記内部保護管を
保護するだめの耐火性、耐酸化性を有する外部保護管を
装着してなるセンサーであって、溶融金属上に浮遊する
ことにより溶融金属表面が変動しても常に一定位置の溶
融金属中の温度を測定できることを特徴とするものであ
る。
の溶融金属中に浸漬する部分に中空円筒状部を設け、熱
電対を挿入した内部保護管を前記中空円筒状部に嵌挿す
ると共に、前記フロートの浮上端側に前記内部保護管を
保護するだめの耐火性、耐酸化性を有する外部保護管を
装着してなるセンサーであって、溶融金属上に浮遊する
ことにより溶融金属表面が変動しても常に一定位置の溶
融金属中の温度を測定できることを特徴とするものであ
る。
（作 用）
上述した構成において、溶融金属の湯面がどのように変
動しても、フロートの浮力によりその内部に設けた熱電
対を溶融金属表面に一定の深さの位置に保持することが
できるため、高精度かつ高感度で連続的に溶融金属の温
度を測定できる。
動しても、フロートの浮力によりその内部に設けた熱電
対を溶融金属表面に一定の深さの位置に保持することが
できるため、高精度かつ高感度で連続的に溶融金属の温
度を測定できる。
（実施例）
第１図は本発明の測温用センサーの一実施例を示す部分
断面図である。本実施例では、一端の細長い円筒状部１
ａと他端の金属性パイプ２を取り付けるためのシャンク
部１ｂとを有する耐火物製フロート１において、その内
部に熱電対３を挿入するための有底円筒状の孔４を設け
る。円筒状部１ａは溶融金属中に浸漬しても溶融金属が
内部に侵入しないよう構成され、また感度を高めるため
に孔４と円筒状部１ａの外周との間の壁の肉厚は薄くし
ている。フロート１を構成する耐火物としては、黒鉛や
炭化珪素等の焼結体を用いると好適である。
断面図である。本実施例では、一端の細長い円筒状部１
ａと他端の金属性パイプ２を取り付けるためのシャンク
部１ｂとを有する耐火物製フロート１において、その内
部に熱電対３を挿入するための有底円筒状の孔４を設け
る。円筒状部１ａは溶融金属中に浸漬しても溶融金属が
内部に侵入しないよう構成され、また感度を高めるため
に孔４と円筒状部１ａの外周との間の壁の肉厚は薄くし
ている。フロート１を構成する耐火物としては、黒鉛や
炭化珪素等の焼結体を用いると好適である。
外部保護管を形成する好ましくは金属製パイプ２は例え
ば第１図に示すように内部にネジを切ったパイプ２と同
一材料よりなるキャップ５をシャンク部１ｂに装着して
いる。この金属製パイプ２の長さは、本発明のセンサー
を使用する溶解炉等の湯面の深さに合わせて適当な長さ
に設定する。すなわち、金属製パイプ２が炉中に深く入
っても上端は炉の上部に残るだけの長さを有している。
ば第１図に示すように内部にネジを切ったパイプ２と同
一材料よりなるキャップ５をシャンク部１ｂに装着して
いる。この金属製パイプ２の長さは、本発明のセンサー
を使用する溶解炉等の湯面の深さに合わせて適当な長さ
に設定する。すなわち、金属製パイプ２が炉中に深く入
っても上端は炉の上部に残るだけの長さを有している。
熱電対３を電気的にフロートしないように碍子６て分離
すると共に好ましくは石英または磁器製の内部保護管７
に入れた状態で有底円筒状の孔４内部に挿入し、その先
端は孔４の先端部に配置する。本実施例では、金属製パ
イプ２の上部にハンドル兼不活１生ガス流入孔８を設け
ると共に下部に不活性ガス流出孔９を設け、特に高温中
で使用する場合は熱電対を保護するため不活性ガスを流
通するよう構成している。金属製パイプ２の上端は蓋１
０により閉塞すると共に、この蓋１０を介して熱電対３
の補償導線１１を外部へ導き温度を測定するよう構成し
ている。
すると共に好ましくは石英または磁器製の内部保護管７
に入れた状態で有底円筒状の孔４内部に挿入し、その先
端は孔４の先端部に配置する。本実施例では、金属製パ
イプ２の上部にハンドル兼不活１生ガス流入孔８を設け
ると共に下部に不活性ガス流出孔９を設け、特に高温中
で使用する場合は熱電対を保護するため不活性ガスを流
通するよう構成している。金属製パイプ２の上端は蓋１
０により閉塞すると共に、この蓋１０を介して熱電対３
の補償導線１１を外部へ導き温度を測定するよう構成し
ている。
実施例
黒鉛製のフロート１に１８−８ステンレス製の外部保護
管を形成するパイプ２を取り付けて全長を約１．５ｍと
すると共に、内部には石英を内部保護管７としてＰＲ熱
電対３を挿入して測温用センサー２１を得た。このセン
サー２１を第２図に示すようにべＩＪ ＩＪウム銅２２
を溶融した保持炉２３中にホルダー２，１で支持して浮
」ニさせ、その補償導線１１を図示しない温度制御装置
と記録計に接続して溶融金属の温度を１２００℃に保持
するようセットした。約１０時間の保持テストの結果１
２００℃±５℃の範囲に制御することができた。
管を形成するパイプ２を取り付けて全長を約１．５ｍと
すると共に、内部には石英を内部保護管７としてＰＲ熱
電対３を挿入して測温用センサー２１を得た。このセン
サー２１を第２図に示すようにべＩＪ ＩＪウム銅２２
を溶融した保持炉２３中にホルダー２，１で支持して浮
」ニさせ、その補償導線１１を図示しない温度制御装置
と記録計に接続して溶融金属の温度を１２００℃に保持
するようセットした。約１０時間の保持テストの結果１
２００℃±５℃の範囲に制御することができた。
（発明の効果）
以上詳細に３％明したところから明らかなように、本発
明の溶融金属の測温用センサーによれば、熱電対をフロ
ートの浮力により溶融金属中に溶湯の量の堆載に関係な
く、１個の熱電対で高精度かつ高感度に溶融金属の温度
を安全に測定することができる。また、溶融金属の湯面
レベルが低くハンディタイプの浸漬型熱電対が使用でき
ない場合でも測定が可能である。さらに、不活性ガスを
外部保護管内に流通させる実施例では、フロート上部を
不活性ガスで冷却できるので外部保護管部分が高温に曝
される場所でも安定に使用することができる。
明の溶融金属の測温用センサーによれば、熱電対をフロ
ートの浮力により溶融金属中に溶湯の量の堆載に関係な
く、１個の熱電対で高精度かつ高感度に溶融金属の温度
を安全に測定することができる。また、溶融金属の湯面
レベルが低くハンディタイプの浸漬型熱電対が使用でき
ない場合でも測定が可能である。さらに、不活性ガスを
外部保護管内に流通させる実施例では、フロート上部を
不活性ガスで冷却できるので外部保護管部分が高温に曝
される場所でも安定に使用することができる。
第１図は本発明の測温用センサーの一実施例を示す部分
断面図、 第２図は本発明の測温用センサーを実際に炉中て使用す
る状態を示す線図である。 １・・・耐火物製フロー） １ａ・・・円筒状部１ｂ
・・・シャンクＢ ２・・・金属製パイプ３・・
・熱電対 ４・・・有底円筒状の孔５・・・
キャップ ６・・・碍子７・・・内部保護管 ８・・・ハンドル兼不活性ガス流入孔 ９・・・不活性ガス流出孔 １０・・・蓋１１・・・補
償導線 ２１・・・測温用センサー２２・・べ
ＩＪ ＩＪウム銅 ２３・・・保持炉２４・・・ホ
ルダー 特許出願人 日本碍子株式会社 第１図
断面図、 第２図は本発明の測温用センサーを実際に炉中て使用す
る状態を示す線図である。 １・・・耐火物製フロー） １ａ・・・円筒状部１ｂ
・・・シャンクＢ ２・・・金属製パイプ３・・
・熱電対 ４・・・有底円筒状の孔５・・・
キャップ ６・・・碍子７・・・内部保護管 ８・・・ハンドル兼不活性ガス流入孔 ９・・・不活性ガス流出孔 １０・・・蓋１１・・・補
償導線 ２１・・・測温用センサー２２・・べ
ＩＪ ＩＪウム銅 ２３・・・保持炉２４・・・ホ
ルダー 特許出願人 日本碍子株式会社 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、耐火物製フロートの溶融金属中に浸漬する部分に中
空円筒状部を設け、熱電対を挿入した内部保護管を前記
中空円筒状部に嵌挿すると共に、前記フロートの浮上端
側に前記内部保護管を保護するための耐火性、耐酸化性
を有する外部保護管を装着してなるセンサーであって、
溶融金属上に浮遊することにより溶融金属表面が変動し
ても常に一定位置の溶融金属中の温度を測定できること
を特徴とする溶融金属測温用センサー。 ２、前記フロート上部の外部保護管に不活性ガス流入孔
および流出孔を設け、不活性ガスを外部保護管内に流通
させることにより内部の熱電対を冷却して保護する特許
請求の範囲第１項記載の溶融金属測温用センサー。 ３、前記フロートとして、黒鉛、炭化珪素等の焼結体を
用いる特許請求の範囲第１項記載の溶融金属測温用セン
サー。 ４、前記内部保護管として石英管、アルミナ管などの磁
器製管を使用する特許請求の範囲第１項記載の溶融金属
測温用センサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27801585A JPS62138680A (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 溶融金属測温用センサ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27801585A JPS62138680A (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 溶融金属測温用センサ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138680A true JPS62138680A (ja) | 1987-06-22 |
Family
ID=17591448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27801585A Pending JPS62138680A (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 溶融金属測温用センサ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62138680A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546215B2 (ja) * | 1977-12-21 | 1980-11-21 | ||
| JPS5837478A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-04 | 川崎製鉄株式会社 | 金属溶湯の湯面検知装置 |
| JPS611100B2 (ja) * | 1981-08-17 | 1986-01-14 | Tooru Hamada | |
| JPS6150234B2 (ja) * | 1979-11-07 | 1986-11-01 | Hitachi Ltd |
-
1985
- 1985-12-12 JP JP27801585A patent/JPS62138680A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546215B2 (ja) * | 1977-12-21 | 1980-11-21 | ||
| JPS6150234B2 (ja) * | 1979-11-07 | 1986-11-01 | Hitachi Ltd | |
| JPS611100B2 (ja) * | 1981-08-17 | 1986-01-14 | Tooru Hamada | |
| JPS5837478A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-04 | 川崎製鉄株式会社 | 金属溶湯の湯面検知装置 |
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