JPS62138665A - 冷却・加熱装置 - Google Patents

冷却・加熱装置

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Publication number
JPS62138665A
JPS62138665A JP60280410A JP28041085A JPS62138665A JP S62138665 A JPS62138665 A JP S62138665A JP 60280410 A JP60280410 A JP 60280410A JP 28041085 A JP28041085 A JP 28041085A JP S62138665 A JPS62138665 A JP S62138665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methanol
heat
reactor
cooling
cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60280410A
Other languages
English (en)
Inventor
賢士 保田
勉 中村
真一 冨田
哲郎 古川
脇山 良規
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Publication of JPS62138665A publication Critical patent/JPS62138665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ハイキングやフィッシングなどで野外に出
かけた場合に、飲食物などを冷T!Iないし加熱するの
に使用したり、または自動車内に取付けて冷蔵庫として
使用する6月1・加熱装置に関し、ざらに詳しくは、臭
化カルシウムのメタノール吸収時に発生する反応熱およ
び遊離メタノール液の蒸発時に発生する冷熱を利用した
冷却・加熱装置に関するものである。
発明の目的 ハイキングやフィッシングなどに出かけた場合、目的地
で飲食物や釣った魚を冷やすためのクーラや、インスタ
ント食品を温めるヒータが必要なことがよくある。しか
し一般には、野外の目的地で氷を入手したり電源を求め
ることは困難である。したがって電源や冷熱源がなくて
も簡便な操作で冷熱および高温熱を11にとのできる冷
却・加熱装置があれば、極めて便利である。
この発明は上記のような要望にこたえることを企図して
01案されたものである。
発明の構成 この発明による冷却・加熱装置は、上記目的の達成ため
に、反応器(12)を収めた高温室(3)と、蒸発・凝
縮器(17)を収めた低温室(4)とよりなり、反応器
(12)と蒸発・凝縮器(17)がバルブ(19)付き
の蒸気導管(18)によって連通され、反応器(12)
に加熱源(13)が内装されるとともに臭化カルシウム
のメタノール吸収体(14)が充填されているものであ
る。
加熱源としては、一般家紅の電源費自動車の付属電源な
どに接続される電気ヒータが好ましいが、自動車の廃熱
や太陽熱を利用する手段のものであってもよい。自動車
の付属電源や自動車の廃熱を利用づる場合には、目的地
へ着くまでの間に車内で蓄冷および蓄熱を行なうことが
できる。
この発明の基本原理はつぎのとおりである。
臭化カルシウムのメタノール吸収体からのメタノール脱
離反応、および臭化カルシウムのメタノール吸収反応は
、つぎの反応式(I)で示すとおりである。
CaBr2 ・mC)−h OH(固)+Q+!−+C
aB r2@ (m  n) cl−13ol−1(固
)+nC830H(気)       ・(I )メタ
ノール蒸気の凝縮およびメタノール液の蒸発は、つぎの
反応式(n)で示すとおりである。
ncH30H(気)!=ncl−1301」(液)+n
Q2    ・・・ (I[) 上記反応式(I)(II)において、mおよびnは1か
ら3までの整数であって、mはnに等しいかまたはnよ
り大ぎい。
Qlは吸収または脱離反応熱であって、Q+ =Q+ 
+Q2 +q3で表わされ、qlはm=1、n=1のと
きの反応熱で、16゜5 Kca l / CaBr2
モルであり、qlはm=2、n=1のときの反応熱で、
14 、5 Kcal/CaBr2モルであり、q3は
m=3、n==1のときの反応熱で、12 、9 Kc
al/ CaBr2モルである。
Qlはメタノールの凝縮または蒸発潜熱であって、8.
96にcal/ CH30Hモルである。
反応器(12)に充填された臭化カルシウムのメタノー
ル吸収体を加熱して、同吸収体に反応熱Q1を与えると
、反応式(I)が左辺から右辺へ進行する反応が生じて
、メタノール吸収体からメタノールが脱離する。遊離し
たメタノール蒸気を蒸発・凝縮器(17)に導いて冷部
し、同蒸気から凝縮潜熱nQ2を奪うと、反応式(I[
)が左辺から右辺へ進行する反応によりメタノール蒸気
が凝縮する。この状態で蒸気導管(18)を閉じると、
蓄冷・蓄熱状態が保たれる。
上記蓄冷・蓄熱操作において、蒸発・凝縮器(17)内
のメタノール凝IIi!温度をTCとすると、第3図か
ら明らかなように、この温度に対応するメタノール蒸気
圧PcにおけるCaB r2 ・mCH30H−1の蒸
気圧に対応する温度TSより高い温度で反応熱Q、を与
え机は、反応式(I)は左辺から右辺へ進行する。たと
えば、メタノール凝縮温度Tc=25°Cでは、 m=1のときTS=163℃、 m=2のときTs=132℃、 m=3のときTs=87℃である。
つぎに冷熱および放熱が必要な場合には、反応器(12
)内の臭化カルシウムを冷却して、上記蒸気導管(18
)を聞くと、上記反応式(1)(n)の各反応がそれぞ
れ右辺から左辺へ進行し、蒸発・凝縮器(17)内のメ
タノール液が蒸発し、メタノール蒸気が反応器(12)
に導かれて、臭化カルシウムに吸収され、CaBr2 
・ mCH:+OHが生成する。その結果、低温室(4)で
はメタノールの蒸発に伴って蒸発・凝縮器(17)の周
囲の冷熱源から蒸発潜熱nQ2が奪われて、冷熱が発生
する。他方、高温室(3)では臭化カルシウムのメタノ
ール吸収に伴って吸収反応熱Q1が発生する。
上記放冷・放熱操作では、メタノール蒸発温度をTc’
とすると、第3図から明らかなように、この温度に対応
するメタノール蒸気圧Pc°におけるCaB r2 1
 mCH30Hの蒸気圧に対応する温度Ts’より低い
温度に反応器(12)内の臭化カルシウムを冷却すれば
、反応式(I)(II)はそれぞれ右辺から左辺へ進行
する。たとえば、メタノール蒸発温度Tc’=−5°C
では、m=1のときTs’=126°C1 m−2のときTs’−96℃、 m=3のときTs’−55℃である。
実  施  例 つぎに、この発明の実施例について具体的に説明する。
第1図において、断熱月で構成された箱体(1)は、仕
切壁(2)によって高温室(3)と低温室(4)とに区
分されている。そして各室(3)(4)の頂部にはそれ
ぞれ断熱材製の益体(5)(6)がヒンジ(708)で
取付けられ、また各室(304)の底部にはそれぞれコ
ック付き排湯管(9)およびコック付き排水管(10)
が配設されている。
高温室(3)にはフィン(11)を外装した密閉状の反
応器(12)が収められ、反応器(12)には電気ヒー
タ(13)が内装されかつ臭化カルシウムのメタノール
吸収体の粒状物(14)が充填されている。
他方、低温室(4)には高さのほぼ中央部に多孔板製の
収納物載置板(15)が水平に設けられ、これの下にフ
ィン(16)を外装した密閉状の蒸発・凝縮器(17)
が収められ、これの一端と反応器(12)の上端とが蒸
気導管(18)によって連通され、同導管(18)には
仕切壁(2)内に埋設されたバルブ(19)が設けられ
ている。
上記構成の冷却・加熱装置において、まず野外に出かけ
る前に、低温室(4)内に常温の水(20)を満たし、
ついで反応器(12)に充填された臭化カルシウムのメ
タノール吸収体(14)を電気ヒータ(13)で加熱す
る。その結果、メタノール吸収体からメタノールがI]
121ffiして、その蒸気が蒸発・凝縮器(17)に
導かれ、ここで水(20)によって冷却されて凝縮する
。所要時間後、この状態で蒸気導管(18)のバルブ(
19)を閉じて、蓄冷・蓄熱状態を保っておき、低温室
(4)内の水(20)をコック付き排水管(10)から
排出する。
つぎにハイキングやフィッシングに出かけた先で冷熱や
高温熱が必要になった時には、まず高温室(3)内に常
温の水(21)を満たし、低温室(4)内に製氷に必要
な蚤の水(22)を注入する。
この状態でバルブ(19)を開くと、蒸発・凝縮器(1
7)内のメタノール液が蒸発し、メタノール蒸気が反応
器(12)に導かれて、臭化カルシウムに吸収され、C
aBr2 ・mCH30Hが生成する。その結果、低温
室(4)ではメタノールの蒸発に伴って水(22)から
奪われる魚介潜熱によって氷が形成され、高温室(3)
では臭化カルシウムのメタノール吸収に伴って発生する
吸収反応熱によって熱湯が生成される。
そこで飲食物や釣った魚などを載置板(15)に載せて
、低温室(4)を蓋体(6)で閉じることにより、収納
物を冷却し、また必要に応じてコック付き排湯管(9)
から熱湯を抜き出す。
発明の作用および効果 この発明による冷却・加熱装置は以上のとおり構成され
ているので、冷熱源や加熱源がなくても、水さえあれば
、任意の時間に任意の場所で、簡!Jiな操作で冷熱お
J:び高温熱を1qることができる。したがって、ハイ
キングやフィッシングなどに出かけた場合に、低温室を
目的地で飲食物や釣った魚を冷■すためのクーラ至とし
て使用すると同[,1に、高温室をインスタント食品な
どを温めるヒータ室として使用することができて、極め
て至便である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の冷却・加熱装置の蓄冷・蓄
熱状態を示ず垂直縦断面図、第2図は同装置の放冷・放
熱状態を示す垂直縦断面図、第3図は蒸気圧曲線を示す
グラフである。 (1)・・・箱体、(3)・・・高温室、(4)・・・
低温室、(506)・・・蓋体、(12)・・・反応器
、(13)・・・電気ヒータ(加熱源)、(14)・・
・臭化カルシウムのメタノール吸収体の粒状物、(15
)・・・収納物載置板、(17)・・・蒸発・凝縮器、
(18)・・・蒸気導管、(19)・・・バルブ。 以  上 外4名 −T(@C) 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 反応器(12)を収めた高温室(3)と、蒸発・凝縮器
    (17)を収めた低温室(4)とよりなり、反応器(1
    2)と蒸発・凝縮器(17)がバルブ(19)付きの蒸
    気導管(18)によって連通され、反応器(12)に加
    熱源(13)が内装されるとともに臭化カルシウムのメ
    タノール吸収体(14)が充填されている、冷却・加熱
    装置。
JP60280410A 1985-12-12 1985-12-12 冷却・加熱装置 Pending JPS62138665A (ja)

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JP60280410A JPS62138665A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 冷却・加熱装置

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JP60280410A JPS62138665A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 冷却・加熱装置

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JPS62138665A true JPS62138665A (ja) 1987-06-22

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JP60280410A Pending JPS62138665A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 冷却・加熱装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015509179A (ja) * 2011-12-27 2015-03-26 コールドウェイ 食事トレイを温度管理して、配膳する自主管理型ワゴン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59180257A (ja) * 1983-03-29 1984-10-13 松下電器産業株式会社 ケミカルヒ−トポンプ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59180257A (ja) * 1983-03-29 1984-10-13 松下電器産業株式会社 ケミカルヒ−トポンプ

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