JPS6213723A - 排気ガスタ−ビンによる動力回収方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分針 この発明は内燃機関、特にディーゼル機関の排気ガスか
ら排気ガスタービンにより動力を回収する動力回収方法
に関するものである。

従来の技術 ディーゼル機関等の内燃機関は、それに用いられるター
ボ過給機の高率化等により余剰排気ガスを発生する。こ
の排気ガスは有効エネルギを有しており、従来排気ガス
エコノマイザ等により熱エネルギとして回収し、利用す
る方法が行われている。

発明が解決しようとする問題点 上記のような従来の方法は次のような離点を有している
。即ち蒸気を必要としない場合、あるいは需要が少い場
合、そのような場合は排気ガスから熱エネルギとしてエ
ネルギを回収しても有効に活用することができない。

又その内燃機関が複数台配備されたシステム忙あっては
、各内燃機関それぞれの出力は比較的小さくなること、
又負荷需要に応じて運転台数が変化することなどからそ
の排気ガス中の有効余剰エネルギを効果的に回収して利
用する適当な方法がなく、無駄に排出されている。

この発明はこのような問題を解決するためＫなされたも
ので、その目的は排気ガスエコノマイザ等を用いること
なく、即ち需要において問題となる蒸気に変換する方式
をとらずに、又複数・台配備した内内燃機関の運転台数
が変化して、排気ガス量が変化しても、又各内燃機関の
それぞれの出力が比較的小さいものであっても、その排
気ガス中の有効エネルギを効果的に回収することのでき
る、排気ガスタービンによる動力回収方法を提供するこ
とである。

問題点を解決するための手段 この発明を、実施例を示す図面について述べると、矛１
図及び矛２図において、複数の内燃機関１の排気ガスを
集合させ、この集合させた排気ガスにより排気ガスター
ビン２を回転させることを特徴とする動力回収方法であ
る。

なお図中４は各内燃機１！４１のターボ過給機、５は発
電機、ポンプ空気機械等の回転機器、６゜７はそれぞれ
歯車、８は主軸を示す。

作用 各内燃機関１０運転に伴って排出される余剰排気ガスは
集合通路９に入り、集合させられ、集合させられた排気
ガスは排気ガスタービン２に送入されてこれを回転させ
る。そして排気ガ）　　　スタービン２の排気通路１０
から大気中に排出される。

実施例 矛１図及び矛２図に示す内燃機関１は一例としてディー
ゼル機関が用いられた。そして各ディーゼル機関のそれ
ぞれの排気ガスは、その一部が各ディーゼル機関にそれ
ぞれ設けられているターボ過給機４に送入されて、各タ
ーボ過給機４を回転させる。そしてターボ過給機４の駆
動に要しない余剰の排気ガスは集合通路９に集められ、
集められたこの排気ガスにより排気ガスタービン２が回
転させられる。これにより排気ガスタービン２に連結し
た、発電機、ポンプ、空気機械等の回転機器５が回転さ
せられる。又、矛２図に示すように、各ディーゼル機関
により歯車６．７を介して駆動される主軸８に連結した
処の排気ガスタービン２に送入される。

排気ガスタービン２の排気口１０を出た排気ガスは大気
中に放出される。

なお、ＩＦ１図及び矛２図において、ターボ過給機４か
ら内燃機関１への連通路は省略されている。

又前記集合通路９に至る各内燃機関ｌの排気通路１１に
は弁が設けられているが、図示は省略されている。

発明の効果 この発明は前記のように構成されたことにより前記従来
の問題点を解決することができる。

即ち需要上問題となる蒸気に変換するところの排気ガス
エコノマイザ等を用いずに、排気ガスにより直接機械的
駆動力を得ることができる。

又哀数台配備した内燃機関の運転台数が変化しても、更
にその場合の各内燃機関の出力が比較的小さいものであ
っても、その排気ガス中のエネルギを効果的にｍ収する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すもので、排気ガスター
ビンによる動力回収方法の概略を示すブロック図、矛２
図はこの発明の他の実施例を示す矛１図に相当する図で
ある。 １・・・内燃機関 ２・・・排気ガスタービン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の内燃機関の排気ガスを集合させ、この集合させた
   排気ガスにより排気ガスタービンを回転させることを特
   徴とする排気ガスタービンによる動力回収方法。