JPS6213705A - 内燃機関用油圧タベツト - Google Patents

内燃機関用油圧タベツト

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Publication number
JPS6213705A
JPS6213705A JP15283985A JP15283985A JPS6213705A JP S6213705 A JPS6213705 A JP S6213705A JP 15283985 A JP15283985 A JP 15283985A JP 15283985 A JP15283985 A JP 15283985A JP S6213705 A JPS6213705 A JP S6213705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
valve
spring
hydraulic
hydraulic chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15283985A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Sonoda
園田 俊也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP15283985A priority Critical patent/JPS6213705A/ja
Publication of JPS6213705A publication Critical patent/JPS6213705A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、内燃機関において、吸、排気弁の弁頭間隙を
排除するために動弁装置に設けられる油圧タペット、%
に有底のシリンダと、このシリンダの内周面に摺合して
その底部に油圧室を画成するプランジャとを備え、プラ
ンジャには、外部から給油される油溜室、及びこの油溜
室を前記油圧室に連通する弁孔を設け、また前記油圧室
には、該油圧室の減・昇圧に応じて前記弁孔を開・閉す
るチェック弁及びプランジャを伸長方向に付勢する伸長
ばねを配設した形式の油圧タペットの改良に関する。
(2)  従来の技術 かかる油圧タペットは、特開昭59−23013号公報
等に記載されているように既に知られておシ、それにお
ける伸長はねはばね鋼製となっている。
(3)  発明が解決しようとする問題点動弁装置の各
部に加工誤差や摩耗があると、油圧タペットにおけるプ
ランジャの位置が変動するので、伸長はねのセット長さ
、したがってセット荷重も変動する。一般に、このよう
な伸長ばねのセット荷重の変動を見込んで吸、排気弁を
閉じ方向に付勢する弁はねのセット荷重を太き目に設定
しているが、それに伴いカム軸とカムフォロワとの接触
面圧が必要以上に高くなるため、摩擦による動力損失や
摩耗が増加するという弊害が生じている。
そこで、伸長はねのセット長さの変動時、その1   
  セット荷重の変動を極力小さく抑えるためには、伸
長はねのばね定数kをできるだけ小さく設定しなければ
ならない。
伸長はねのはね定数には次式によシ求めることができる
ここで、d・・・ばねの線径 Na・・・ばねの有効巻線 D・・・ばねの有効径 G・・・ばね材の横弾性係数 しかしながら、従来の伸長はねでは、使用するばね鋼の
横弾性係数が非常に大きい(G=B X 10” )の
で、そのはね定数も大きなものとなシ、前述のような問
題から各部の加工に高精度が要求され。
加工能率の向上を図ることが困難であった。
ここで、従来のものにおいて、はね定数を小さくする手
法として。
(1)ばねの線径dを小さくする。
(2)ばねの有効巻線Naを多くする。
(3)  ばねの有効径りを太ぎくする。
等が前記式から考えられるが、(11の場合は、ばねの
捩り応力が高くなるため、疲労破損が起こシ易くなり、
(2)及び(3)の場合は、はね全体が大型化するため
、それを限られた容積の油圧室に収めることが難しくな
シ、いずれの手法にも限界がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、ばねの
線径、有効巻数及び有効径を変えずとも、ばね定数の極
めて小さい伸長ばねが得られ、これによって動力損失が
少なく、耐久性の高い前記動弁装置を提供することを目
的とする。
B1発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために1本発明は、伸長ばねを銅合
金製としたことを特徴とする。
(2)作 用 銅合金の横弾性係数は、ばね鋼に比べて極めて小さいの
で、銅合金から作られる伸長はねは、その線径、有効巻
数及び有効径を従来のものと同等にするも、はね定数が
極めて小さなものとなる。
(3)実施例 以下、図面によシ本発明の一実施例について説明すると
、第1図において、内燃機関のシリンダヘッド1には燃
焼室2と、その燃焼室2に開口する吸(排)気ボート3
とが形成されており、吸(排)気ポート3は吸(排)気
弁4によシ開閉される。
弁4 バー、t IJンダヘッド1にバルブガイド5を
介して昇降自在に支承され、動弁装置6によシ駆動され
る。
動弁装置6は、弁4の上端部に付設されたリテーナ4a
とシリンダヘッド1との間に縮設されて弁4を閉じ方向
に付勢する弁はね7と、シリンダヘッド1の支持孔8に
装着される油圧タペット9と、この油圧タペツ)9に基
端部を揺動自在に支承されて先端部を弁4の上端に係合
させるカム7オロワ10と、シリンダヘッド1に支承さ
れて図示しないクランク軸よシ回転駆動され、カムフォ
ロワ10の上側に形成されたスリッパ面10aKカム1
1 at−係合させるカム軸11とより構成される。
第2図において、油圧タペット9は、シリンダ20と、
その内周面に摺合してその内部に油圧室21を画成する
プランジャ22とを主たる構成要素としておシ、シリン
ダ20はシリンダヘッド1の支持孔8に嵌着され、プラ
ンジャ22はその外端の球状端部22aをカムフォロワ
100基端部の球状凹部10Aに係合させる、 プランジャ22には油溜室23と、この油溜室23を前
記油圧室21に連通する弁孔24とが形成されておυ、
油溜室23は、プランジャ22の側壁の油孔25及びシ
リンダ20の側壁の油孔26を介して、シリンダヘッド
1に穿設された給油路2Tに連通し、その給油路2Tか
ら送られる油で常に満されている。
プランジャ22の内端にハツト形のバルブケージ2Bが
嵌合され、このバルブケージ28には、これに開閉スト
ロールを規定されつつ前記弁孔24を開閉するチェック
弁としてのフリーボール弁29が収容され、該弁29は
、油圧室21の減圧時に開弁し、昇圧時に閉弁するよう
になっている。更に油圧室21にはプランジャ22をシ
リンダ2Gの上方へ突出させるように付勢する伸長ばね
31が収容される。
而して、カム軸11の回転に伴いカム11aがそのリフ
ト作用によシカムフオロワ10のスリッパ面10mに押
圧力を加えると、油圧タペット9では、プランジャ22
が油圧室21側へ押圧されるので、油圧室21から弁孔
24を通して油溜室23へ少量の油が流出することによ
シブランジャ22が初期沈みを起こした後、フリーボー
ル弁29が弁孔24を閉じて油圧室21に油圧を発生さ
せ、その油圧によシブランジャ22が踏張ってカムフォ
ロワ10の基端を支える結果、カムフォロワ1゜は、プ
ランジャ22の球状端面22aを支点として、カム11
aによシ下方へ揺動され、弁ばね7の力に抗して弁4を
開く。
次に、カム11aがカムフォロワ10に対するリフト作
用を解除すると、弁ばねTが弁4をカムフォロワ10と
共に押上げて閉弁位置に戻す。他方、油圧タペット9で
は伸長ばね31がプランジャ22を押上げてカムフォロ
ワ10のスリッパ面10aをカム11aK当接させ、こ
れKよって弁頭間隙を排除する。
そして、伸長はね31のプランジャ22に対する押圧げ
作用によシ油圧室21が減圧すれば、フリーボール弁2
9が開弁するので、油溜室23の油が弁孔24を通して
油圧室21に供給され、油圧室21からの油の前記流出
分が補充される。
また、弁4の閉鎖状態において、カム軸11がそれ自体
の芯振れや撓みKよシカムフオロワ10側に偏心したと
きには、油圧タペット9のプランジャ22が前述と同様
の初期沈みを生じ、カム軸11の偏心を吸収するので、
弁4の適正な閉鎖状態を確保することができる。
このような油圧タペット9において、伸長ばね31は銅
合金製とされる。銅合金のうちでも、特に下記材料を用
いることが望ましい。
而して、銅合金の横弾性係数は、従来材のばね鋼に比べ
約115〜1/8と極めて小さく、したがってそれによ
り作られる伸長ばね31のばね定数は、ばねの線径、有
効巻線及び有効径が等しい従来のばね鋼製の伸長はねの
約115〜178に減少する。
したがって、動弁装置6各部の加工誤差や摩耗によシブ
ランジャ22の位置が変動した場合、それに伴い伸長ば
ね31のセット長さが変っても、該はね31のセット荷
重の変動量は極めて小さなものとなる。その結果、弁は
ね7のセット荷重の浚淑定呼誦となシ、それによシカム
11a及びカムフォロワ10の接触圧力が低下するので
、それらの摩擦による動力損失及び摩耗を減少させるこ
1     とができる。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、油圧タペットの伸長ばね
を横弾性係数が極めて小さい銅合金製としたので、ばね
の線径、有効巻数及び有効径を特って動力損失の減少と
耐久性の向上を図ることができる。また同時に加工誤差
の許容範囲も広がって、加工能率向上をも図ることがで
きる、
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
の油圧タペットを備えた内燃機関の動弁装置の断面図、
第2図は上記油圧タペットの拡大縦断面図である。 4・・・吸(排)気弁、6・・・動弁装置、7・・・弁
ばね、9・・・油圧タペット、10・・・カムフォロワ
、11・・・カム軸、20・・・シリンダ、21・・・
油圧室、22・・・プランジャ、23・・・油溜室、2
4・・・弁孔、27・・・給油路、29・・・チェック
弁としてのフリーボール弁、31・・・伸長ばね 特許出願人 本田技研工業株式会社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有底のシリンダと、このシリンダの内周面に摺合してそ
    の底部に油圧室を画成するプランジャとを備え、プラン
    ジャには、外部から給油される油溜室、及びこの油溜室
    を前記油圧室に連通する弁孔を設け、また前記油圧室に
    は、該油圧室の減・昇圧に応じて前記弁孔を開・閉する
    チェック弁及びプランジャを伸長方向に付勢する伸長ば
    ねを配設してなる、内燃機関用油圧タペットにおいて、
    前記伸長ばねを銅合金製としたことを特徴とする、内燃
    機関用油圧タペット。
JP15283985A 1985-07-11 1985-07-11 内燃機関用油圧タベツト Pending JPS6213705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15283985A JPS6213705A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 内燃機関用油圧タベツト

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JP15283985A JPS6213705A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 内燃機関用油圧タベツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6213705A true JPS6213705A (ja) 1987-01-22

Family

ID=15549257

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15283985A Pending JPS6213705A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 内燃機関用油圧タベツト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110925043A (zh) * 2019-11-28 2020-03-27 哈尔滨东安汽车动力股份有限公司 一种斜置发动机使用滚子摇臂、机械挺柱结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110925043A (zh) * 2019-11-28 2020-03-27 哈尔滨东安汽车动力股份有限公司 一种斜置发动机使用滚子摇臂、机械挺柱结构

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