JPS62136812A - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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JPS62136812A
JPS62136812A JP27672985A JP27672985A JPS62136812A JP S62136812 A JPS62136812 A JP S62136812A JP 27672985 A JP27672985 A JP 27672985A JP 27672985 A JP27672985 A JP 27672985A JP S62136812 A JPS62136812 A JP S62136812A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
groove
gear
exhaust device
rotating shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP27672985A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
宏 中村
Masakuni Akiba
秋葉 政邦
Akihiro Kobayashi
明弘 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP27672985A priority Critical patent/JPS62136812A/ja
Publication of JPS62136812A publication Critical patent/JPS62136812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、排気技術、特に、半導体装置の製造に用いら
れる低圧化学気相成長装置の真空排気に適用して有効な
技術に関する。
[背景技術] たとえば、半導体装置の製造におけるウェハ処理工程に
おいては、ウェハの表面に所定の物質からなる薄膜を形
成させるため、低圧化学気相成長装置が用いられる場合
がある。
すなわち、複数のウェハが収納された反応室内を所定の
真空度および温度に保ちつつ、所定の組成の反応ガスを
供給し、反応ガスの熱分解などによって、気相中から所
定の物質をウェハ表面に堆積させるものである。
この場合、前記反応室内を所定の真空度にする方法とし
ては、たとえば、断面が繭形の回転子を歯車などで同期
して回転させることによって排気操作を行うメカニカル
ブースタポンプと油回転ポンプなどとを直列に接続して
排気装置を構成することが考えられる。
ところで、前記のようなメカニカルブースタポンプにお
いては、歯車の潤滑油蒸気などが回転子と歯車とを接続
する回転軸の軸受部を通じて内部に侵入し、メカニカル
ブースタポンプが接続される反応管の内部が汚染される
ことを防止するため、たとえば、歯車が収容される歯車
室をポツプ排気口と連通させ、歯車室内の潤滑油蒸気を
排気口側に排除することが考えられるが、排気口側に放
出された潤滑油蒸気などが、排気口と吸気口との圧力差
によって吸気口側に逆流し、吸気口に接続される反応管
などの汚染を防止できないという欠点があることを本発
明者は見いだした。
なお、低圧化学気相成長装置における排気技術について
説明されている文献としては、株式会社工業調査会、昭
和56年11月10日発行「電子材料J 1982年別
冊P75〜P81がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、被排気部の汚染を防止することが可能
な排気技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、回転子を支持する回転軸の軸受部に、回転軸
を囲繞して形成された少な(とも一つの第1および第2
の溝部を軸方向に配設し、回転子から遠い側に位置され
る前記第1の溝部は、外部に設けられた気体供給部に連
通され、回転子側に位置される前記第2の溝部は、排気
口に連通される構造とすることにより、気体供給部から
第1の溝部に作用される気体圧によって、たとえば回転
軸端部に接続される一歯車などから発生される潤滑油蒸
気などが軸受部を通じて回転子側に侵入することを阻止
して、被排気部などが潤滑油蒸気などによって汚染され
ることを防止したものである。
また本発明は、回転子と歯車とを接続する回転軸の軸受
部に、回転軸を囲繞して形成され、気体供給部に連通さ
れる少なくとも一つの第3の溝部を設け、歯車が収容さ
れる歯車室は排気機構に接続される構造とすることによ
り、回転軸の軸受部に、回転子側から歯車側に向かう気
体流を形成し、逆方向の潤滑油蒸気の移動を阻止して、
吸気口に接続される被排気部などが潤滑油蒸気などによ
って汚染されることを防止したものである。
[実施例1] 第1図(alは、本発明の一実施例である排気装置の要
部を示す略断面図であり、同図山)は、前記図(alに
おいて線IB−■Bで示される部分の略断面図である。
本体1の内部には、ロータ室2が設けられ、このロータ
室2の内部には、平行に設けられた回転軸3および回転
軸4によって、断面が繭形のロータ5およびロータ6 
(回転子)が回転自在に支持されている。
回転軸3および4の両端部には、歯車7a、歯車7bお
よび歯車8a、歯車8bが互いに噛合されるように設け
られ、回転軸3および4にそれぞれ固定されたロータ5
および6が、回転軸3の一端に接続されるモータ(図示
せず)によって所定の方向に同期して回転される構造と
されている。
ロータ室2には、吸気口9および排気口1oが設けられ
、ロータ5および6の同期した回転運動によって吸気口
9に接続される、たとえば低圧化学気相成長装置(図示
せず)の反応管などの被排気部の気体が排気口10の側
に排出されるものである。
互いに噛合される歯車7a、8aおよび歯車7b、8b
は、それぞれ歯車室11および歯車室12に収容されて
おり、歯車室11および12の内部に貯留された潤滑油
13によって潤滑される構造とされている。
ロータ室2と歯車室11および12との間において回転
軸3および4が挿通される軸受部に、軸受部L2軸受部
M、軸受部Nには、ベアリング14が装着されている。
この場合、前記軸受部に、  L、 M、 Hには、該
軸受部に挿通される回転軸3および4を囲繞して形成さ
れた複数の溝部15(第1の溝部)および複数の溝部1
6 (第2の溝部)が軸方向に配設されている。
そして、歯車室11および12の側に位置される溝部1
5は、外部に設けられた気体供給部17に連通され、た
とえば不活性ガスや空気などの気体圧が作用されるとと
もに、ロータ室2の側に位置される溝部16は、排気口
lOに連通されている。
以下、本実施例の作用について説明する。
始めに、軸受部に、  L、 M、 Hに形成され歯車
室11および12の側に位置される溝部15には、気体
供給部17から所定の気体圧P1が作用されている。
次に、回転軸3がモータ(図示せず)によって回転され
、回転軸3に設けられた歯車7aおよび7bに噛合され
る回転軸4の歯車8aおよび8bによって、回転軸4は
回転軸3と同期して駆動され、回転軸3および4に固定
されたロータ5および6は同期して所定の方向に回転し
、吸気口9に接続された、たとえば低圧化学気相成長装
置の反応管(図示せず)などの内部の気体が排気口10
の側に排出される排気振作が行われる。
ここで、通常の構造の排気装置においては、吸気口9の
側が比較的高真空になった場合、歯車室11および12
の内部において潤滑油13から発生される潤滑油蒸気な
どが軸受部に、L、M、Nにおける回転軸3および4の
挿通部を通じてロータ室2の内部に侵入し、吸気口9を
介してロータ室2に接続される反応管などの被排気部を
汚染することは避けられないものである。
ところが、本実施例においては、軸受部に、L。
M、 Nに回転軸3およ2び4を囲繞して形成された複
数の溝部15および溝部16が軸方向に配設されており
、歯車室11および12の側に位置され、気体供給部に
連通される溝部15に流入される気体圧P1と歯車室1
1および12の内圧P2とが、P1≧P2とされ、排気
口10に連通される溝部16の圧力P3に対しては、P
L>P3となるようにされている。
このため、歯車室11および12からロータ室2の方向
への潤滑油蒸気などの移動が阻止されるとともに、ロー
タ室2の側に移動する気体などは、ロータ室2の側に位
置され、排気口IOに連通される溝部16を通じて排気
口10に速やかに排除され、ロータ室2すなわち吸気口
9の到達真空度を損なうことなく、吸気口9を介してロ
ータ室2に接続される、たとえば低圧化学気相成長装置
の反応管などの被排気部が、歯車室11および12など
から発生される潤滑油蒸気などによって汚染されること
が防止できる。
この結果、反応管の内部に収容されるウェハの汚染に起
因する歩留り低下が回避される。
[実施例2] 第2図(alは、本発明の他の実施例である排気装置の
要部を示す断面図であり、同図(blは、第2図(al
において線IrB−I[Bで示される部分の略断面図で
ある。
本実施例2においては、歯車室11および12を、本体
1の外部に設けられた、たとえばロータリポンプなどの
排気手段18に接続して減圧するとともに、軸受部に、
  L、 M、 Nには、回転軸3および4を囲繞して
形成された複数の溝部19(第3の溝部)を設け、咳溝
部19は本体1の外部に設けられた気体供給部17に接
続されているところが前記実施例1の場合と異なる。
このため、歯車室11および12を減圧しつつ溝部19
に、気体供給部17から所定の気体を流入させることに
より、溝部19から歯車室11および12の方向に気体
流が形成され、歯車室11および12からロータ室2に
向かう潤滑油蒸気などの移動が阻止され、吸気口9を介
してロータ室2に接続される、たとえば低圧化学気相成
長装置の反応管などの被排気部が、歯車室11および1
2などで発生される潤滑油蒸気などによって汚染される
ことが防止できる。
[効果] (l)0回転子を支持する回転軸の軸受部に、該回転軸
を囲繞して形成された少なくとも一つの第1および第2
の溝部が軸方向に配設され、前記回転子から遠い側に位
置される前記第1の溝部は、気体供給部に連通され、前
記回転子側に位置される前記第2の溝部は、排気口に連
通される構造であるため、気体供給部から第1の溝部に
作用される気体圧によって、たとえば回転軸端部に接続
される歯車などから発生される潤滑油蒸気などが軸受部
を通じて回転子側に侵入することが阻止されるとともに
、第1の溝部から回転子側に流入する気体は排気口に連
通される第2の溝部を通じて速やかに排気口に排除でき
、回転子側の到達真空度を損なうことなく、排気装置に
接続される被排気部などが潤滑油蒸気などによって汚染
されることが防止できる。
(2)0回転子と歯車とを接続する回転軸の軸受部に、
該回転軸を囲繞して形成され、気体供給部に連通される
少なくとも一つの第3の溝部が設けられ、前記歯車が収
容される歯車室は排気手段に接続される構造であるため
、気体供給部から第3の溝部に気体を流入させつつ歯車
室を減圧して、回転子側から歯車室に向かう気流を軸受
部内に形成することにより、軸受部を通じて歯車室など
で発生された潤滑油蒸気などが回転子側に侵入すること
を阻止でき、排気装置に接続される被排気部などが潤滑
油蒸気などによって汚染されることが防止できる。
(3)、前記(l)、(2)の結果、たとえば半導体装
置の製造において、排気装置が接続される、低圧化学気
相成長装置の反応管などが、潤滑油蒸気などによって汚
染されることが回避でき、反応管内に収容されるウェハ
の汚染に起因する歩留りの低下が回避される。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
〔利用分野〕
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその青畳となった利用分野である半導体装置の製造に
おける排気技術に適用した場合について説明したが、そ
れに限定されるものではなく、被排気部を汚染すること
なく排気することが必要とされる技術に広く適用できる
【図面の簡単な説明】
第1図(司は、本発明の一実施例である排気装置の要部
を示す略断面図、 第1図(blは、前記図(alにおいてwA[B−IB
で示される部分の略断面図、 第2図talは、本発明の一実施例である排気装置の要
部を示す略断面図、 第2図(blは、前記図+alにおいて線JIB−II
Bで示される部分の略断面図である。 l・・・本体、2・・・ロータ室、3.4・・・回転軸
、5.6・・・ロータ(回転子)、7a。 7b、8a、8b・・・歯車、9・・・吸気口、lO・
・・排気口、11.12・・・歯車室、13・・・潤滑
油、14・・・ベアリング、15・・・溝部(第1の溝
部)、16・・・溝部(第2の溝部)、17・・・気体
供給部、18・・・排気手段、19・・・溝部(第3の
溝部”) 、K、 L。 M、 N・・・軸受部、Pl・・・第1の溝部に作用さ
れる気体圧、P2・・・歯車室の内圧、P3・・・排気
口に連通される第2の溝部の圧力。 /7      第  1  図 f 第  2  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転子を支持する回転軸の軸受部に、該回転軸を囲
    繞して形成された少なくとも一つの第1および第2の溝
    部が軸方向に配設され、前記回転子から遠い側に位置さ
    れる前記第1の溝部は気体供給部に連通され、前記回転
    子側に位置される前記第2の溝部は排気口に連通されて
    いることを特徴とする排気装置。 2、前記排気装置がメカニカルブースタポンプであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の排気装置。 3、前記排気装置が、半導体装置の製造に用いられる排
    気装置であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の排気装置。 4、回転子と歯車とを接続する回転軸の軸受部に、該回
    転軸を囲繞して形成され、気体供給部に連通される少な
    くとも一つの第3の溝部が設けられ、前記歯車が収容さ
    れる歯車室は排気手段に接続されていることを特徴とす
    る排気装置。 5、前記排気装置がメカニカルブースタポンプであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の排気装置。 6、前記排気装置が、半導体装置の製造に用いられる排
    気装置であることを特徴とする特許請求の範囲第4項記
    載の排気装置。
JP27672985A 1985-12-11 1985-12-11 排気装置 Pending JPS62136812A (ja)

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