JPS62133482A - 車輌用表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、スーパーインポーズ対象の映像信号を記憶す
るｉｉ！ｊ像記憶回路に関するもので、特に、限られた
メモリ容量で多くの画像種類のスーパーインポーズ対象
の映像信号を記憶することのできる画像記憶回路に関す
るものである。　　　。

［従来の技術］ 従来の表示装置においては、光−電変換するテレビカメ
ラ等の撮像手段で分解走査を行うときに、映像信号に水
平同期信号及び垂直同期信号を乗せ、表示用のＣＲＴで
その同期信号を用いて組立走査を行い、そして、前記撮
像手段で得られた映像信号の組立走査の際に、パターン
表示、グラフィック表示、キャラクタ表示等の映像信号
が記憶されている画像記憶回路から送出された映像信号
を重畳させている。画像記憶回路から送出された映像信
号は、画像記憶回路からそれらの表示信号を読み出すと
きに同期信号を重畳させており、この画像記憶回路の同
ＩＩ信号を前記映像信号の同期信号と一致させるように
同期引き込みを行って両者の映像信号をミキシングして
いる。なお、このとき使用される画像記憶回路の画像メ
モリには、画面単位の映像信号が収納されていた。

［発明が解決しようとする問題点Ｊ このような画像記憶回路の画像メモリでは、画面単位の
映像信号を収納していたために、多（の画像種類のスー
パーインボーズ対象の映像信号を記憶するには、それな
りに記憶容量の大きな画像メモリが必要となり、コスト
的に高価になり、また、小形化には問題があった。

そこで、本発明は、上記問題点を解決し、画像メモリに
記憶できる画像の種類を多くしてもそれに比例して、メ
モリ容量を大きくすることがない画像記憶回路の提供を
目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明にかかる画像記憶回路は、スーパーインボーズ対
象の映像信号を記憶する画像メモリと、前記画像メモリ
のアドレス指定を行うアドレスカウンタと、前記アドレ
スカウンタの出力を走査線の画素数単位で保持する制御
回路と、読み出した画像メモリのデータを直列信号に変
換する並−直変換回路から構成される。

［作用］ 本発明においては、スーパーインボーズ対象の映像信号
を記憶する画像メモリのアドレス指定を行うアドレスカ
ウンタは、走査線の画素数単位で保持できるように構成
したラッチ回路等の前記７ドレスカウンタの出力を走査
線の画素数単位で保持する制御回路で、連続する走査線
単位の画像メモリからの読み出しが走査線単位の同一画
像データであるとぎ、前記アドレスカウンタのアドレス
指定を繰り返し行うことで、走査線単位の繰り返し同一
画像データを画像メモリに記憶することが省略でき、限
られたメモリ容量で多くの画１ｇｌ　Ｌｊ類のスーパー
インボーズ対象の映像信号を記憶することができる。

［実施例］ 第１図は本発明の画像記憶回路を用いた車両用表示装置
の実施例を示す全体構成図である。

ｍ像カメラ１は撮像駆動回路８によって走査する撮像管
或いはＭＯＳイメージセンサ、ＣＯＤイメージセンサ等
の固体画像変換素子等の撮像対象を映像信号に変換する
撮像手段及び光学的なレンズ１ａ、光量を１００する絞
り開度設定手段７を具備しているもので、テレビカメラ
として公知の撮像用カメラである。増幅回路２は撮像カ
メラ１の出力である映像出力を増幅するものである。波
形整形回路３は撮像カメラ１で光−電変換され、増幅回
路２で増幅された映像信号の高周波成分等を除去し、画
素毎の映像信号レベルに波形整形する回路である。、ｔ
ｔＩ記波形整形回路３の出力は、非線形増幅回路４に導
かれ、ここで、コントラストが極端な映像信号、例えば
、ハレーション等が生じ表示画像を見難くなるのを防止
し、波形整形回路３の映像出力の大きな値を抑制して、
表示画像を見易くするもので、非線形増幅回路によりガ
ンマ補正を行うものである。

非線形増幅回路４の出力は、絞り制御回路５に導かれ、
ガンマ補正後の映像出力のコントラストを調整すべく絞
り駆動回路６を介して、撮像カメラ１に到来する光量を
絞り開度設定手段７で１７ｉｌ閉度を調節するものであ
る。

なお、上記のＩＩ＠カメラ１及び撮像カメラ１を走査す
る搬像駆動回路８、増幅回路２、波形整形回路３、非線
形増幅回路４は、公知であり、一般の搬像用カメラが具
備する構成でもあるので、その説明を簡略化する。また
、非線形増幅回路４の出力を絞り制御回路５及び絞り駆
動回路６及び絞り開度を調節する絞り開度設定手段７に
帰還させて、映像出力状態によって撮像カメラ１の絞り
状態を調節する構成についても、自動絞り方法等で公知
である。

混合回路９は、非線形増幅回路４の映像信号出力にスー
パーインボーズ対象の映像信号出力及び同期信号出力を
重畳する回路である。

ディスプレイ手段１０は、公知の液晶或いはＣＲＴ等を
用いて映像信号の組立走査によって画像を表示するもの
である。

メモリ選択スイッチ回路１１は、制御信号発生回路２１
の入力ボートに接続されていて、アドレスカウンタ１２
及びラッチ回路１３、バッファメモリ１４に入力するク
ロックパルスの種別を選択するもので、スーパーインポ
ーズ対象の映像信号を記憶する画像メモリとしてのＲＡ
Ｍ１５の読み出しアドレス指定を行うものであり、セン
サの種別、センサの出力に応じてクロックパルスの種別
を選択するものである。

アドレスカウンタ１２はＲＡＭ１５のデータ収納番地を
指定するもので、ラッチ回路１３は前記アドレスカウン
タ１２の値を所定の間保持するものである。バッファメ
モリ１４は、アドレスカウンタ１２の値を一時的に保持
してＲＡＭの読み出しに使用するアドレスバッファであ
り、その出力側はアドレスバスに接続されている。この
種のアドレスバッファの使用は、アドレスの転送のため
に使用される公知のアドレスバッファと同じである。ス
ーパーインポーズ対象の映像信号を記憶する画像メモリ
としてのＲＡＭ１５はアドレスカウンタ１２で指定した
アドレスに、８ビツトのデータメモリに画素に合致させ
たデータを収納したディジタル近似信号（８ビツトの内
容にディジタル的な重み付けがなされていない）を記憶
している。

前記データメモリは外部入力により記憶させることがで
きる。ＲＡＭ１５の出力は並−直変換回路１６の入力と
なり、ＲＡＭ１５のアドレス指定によって読み出したデ
ータは８ビツトの並列信号であるから、８ビツトの直列
信号とし、一走査線上に重畳する８×６４の画素を送出
する。この種の並−直変換回路１６はコード変換回路と
して公知の回路である。

これら、ＲＡＭ１５及びＲＡＭ１５のアドレス指定を行
うアドレスカウンタ１２及びラッチ回路１３、バッファ
メモリ１４、ＲＡＭ１５の並列信号を直列信号に変換す
る並−直変換回路１６は画像記憶回路を構成する。

スーパーインポーズスイッチ回路１７はスーパーインポ
ーズでスーパーインポーズ対象のパターン表示信号、グ
ラフィック表示信号、キャラクタ表示信号を撮像カメラ
で得た映像信号に重畳する必要があるか否かを選択する
スーパーインポーズ選択スイッチＳＷ（第２図参照）を
有しており、スーパーインポーズする必要のないときに
は、スーパーインポーズ選択スイッチＳＷで並−直変換
回路１６の出力をアース側に落すものである。

クロックパルス発生回路１８は分周、遅延等により、画
像カメラ１の走査信号、映像信号の同期信号、アドレス
カウンタ１２のクロックパルス、ラッチ回路１３及びバ
ッファメモリ１４及σＲＡＭ１５、並−直変換回路１６
のタイミングパルスを発生させる制御信号発生回路２１
の駆動源となるものであり、電源回路１９はバッテリー
２０の電源電圧を定電圧回路を介して、前記制御信号発
生回路２１及び本実施例の各構成部分に電力を供給する
ものである。これらクロックパルス発生回路１８及び電
源回路１９及びバッテリー２０は、公知のものであるの
でその説明を省略する。

更に、本発明の画像記憶回路の要部の構成を第２図及び
第３図を用いて詳述する。

第２図は混合回路９を要部とする回路５０とスーパーイ
ンポーズスイッチ回路１７の具体的な回路例を示ずもの
である。

図において、撮像カメラ１からの映像信号は増幅回路２
及び波形整形回路３、非線形増幅回路４を介した後、端
子ａに導かれる。端子ａに入力された映像信号はコレク
タ接地トランジスタＱ１で増幅され、抵抗Ｒ１の電圧降
下をエミッタ・フォロワを構成するトランジスタＱ２の
入力となる。

トランジスタＱ２に入力された映像信号は、抵抗Ｒ２ａ
？端子間電圧を抵抗Ｒ３を介してコレクタ接地回路を構
成するトランジスタＱ３の入力となり、その出力は抵抗
Ｒ５の電圧降下となり、それをエミッタ・フォロワを構
成するトランジスタＱ４の入力とし、出力を抵抗Ｒ６か
ら取り出す。そして、端子ｅはディスプレイ手段１０の
入力となる。このとき、コレクタ接地回路を構成するト
ランジスタＱ１及び抵抗Ｒ１、エミッタ・フォロワを構
成するトランジスタＱ２及び抵抗Ｒ２、並びに、コレク
タ接地回路を構成するトランジスタＱ３及び抵抗Ｒ５、
エミッタ・フォロワを構成するトランジスタＱ４及び抵
抗Ｒ６は蹟像カメラ１からの映像信号と、同期信号及び
画像記憶回路からの映像信号に対してバッファ回路とし
て作用する。

なお、トランジスタ０１及び抵抗Ｒ１で構成されるコレ
クタ接地回路の増幅出力は端子すから絞り制御回路５の
入力となり、絞り駆動回路６及び絞り開度を調節する絞
り開度設定手段７に帰還させて、映像出力状態によって
ｆｉ像カメラ１０絞り状態を調節する。端子Ｃは制御信
号発生回路２１に導かれていて、同期信号入力が“し”
のとき、抵抗Ｒ４及びダイオードＤ１を介して低電位側
に引き込み、端子ａに入力された映像信号の低電位側に
同期信号が重畳される。端子ｄにはスーパーインポーズ
スイッチ回路１７の出力信号が入力され、スーパーイン
ポーズスイッチ回路１７は端子ｆに画像記憶回路からの
映像信号が’Ｈ（ハイレベル）パ、Ｌ（ローレベル）″
信号として入力される。ＨＩＩ信号が入力されたとき、
抵抗Ｒ１１を介して、トランジスタ０１１にベース電流
が流れ、トランジスタＱ１１はオンとなり、直列抵抗Ｒ
１２と抵抗Ｒ１３との接続点電位をトランジスタＱ３に
入力される。この値を映像信号の低レベル以下とする。

１１　Ｌ　１１信号が端子ｆに入力されたとき、トラン
ジスタＱ１１がオフとなり、抵抗Ｒ１２及びダイオード
Ｄ２を介して、トランジスタＱ３の入力電位を持ち上げ
る。

そして、トランジスタＱ３に入力される映像信号の信号
レベルを高くする。即ち、通常のＣＲＴをディスプレイ
手段として用いた場合には、白レベルで画像記憶回路か
らの映像信号がスーパーインポーズされることになる。

なお、このとき、スーパーインポーズ選択スイッチＳＷ
をオンとすると、ダイオードＤ２のアノード側がアース
電位となり、ダイオードＤ２は逆バイアス状態になるか
ら、トランジスタＱ１１の入力如何にかかわらずスーパ
ーインポーズ機能は作動しない。

また、第３図は画像記憶回路６０の具体的な回路例を示
すものである。

図において、アドレスカウンター２は４ビツトの４個の
カウンター２〜１２４からなり、基本的に２進化２　進
カウンタを構成している。力「クンタ１２１にはクロッ
クパルスｍ３が入力されており、りＯツクパルスｍ３に
よってカウントアツプを行い、前記アドレスカウンター
２を構成する４個のカウンター２〜１２４の出力はバッ
フ７メモリー４　及び１４２に入力される。バッフ７メ
モリー４　及び１４２に入力された内容は、２個のＲＡ
Ｍ１５　　及び１５２のアドレス指定用としてアドレス
バスを介してＲＡＭ１５１及び１５２に入力される。前
記ＲΔＭ１５．とＲＡＭ１５　との切替えは、アドレス
カウンター２４の最上位のビットにより行わ机る。ＲＡ
Ｍ１５１及び１５２のアドレス指定によってデータは８
ビツトの並−直変換回路１６にタイミングパルスｍ２に
よりロードされ、クロックパルスｍ１により８ビツトの
並列データが直列に順次出力される。

即ち、クロックパルスｍ１の８パルス数毎にタイミング
パルスｍ２はＲＡＭ１５１または１５２のデータを１回
ロードすることになり、当然、ＲＡＭ１５　　及び１５
２のアドレス指定もタイミングパルスｍ２の周期と同じ
になり、アドレスカウンター２１のクロックパルスｍ３
はクロックパルスｍ１の８分の１の周波数となる。

ＲＡＭから読み出されたデータは８ビツトの画素数単位
で出力されるが、１走査ラインで有効画面幅の画素数を
５１２に設定しており、１走査ラインに８ビツトの情報
が０番地から６３番地までが、撮像カメラ１側で得られ
た映像信号に重畳される。そして、有効画面高さの走査
線数を２４４に設定しており、アドレスカウンター２□
の１６ビツト目以上のビットでｒａｍカメラ側で得られ
た映像信号の走査線数を指定するものである。したがっ
て、有効画面高さの走査が完了したとぎ、クリアパルス
ｍ４及びｍ５によってクリアする。このようにして、８
ビツトのデータを読み出し１走査ラインにＯ番地から６
３番地までのデータを重畳し、更に次の走査ラインに６
４？５地から１２５番地までのデータを重畳することを
繰り返し行い、各データのビット毎に記憶した画素をデ
ィスプレイ手段にスーパーインポーズすることができる
。

しかし、文字のような字形をスーパーインポーズすると
きには、必ずしも多くの画像メモリを使用してその内容
を読み出さなくても、特定アドレスの画像メモリに収容
されているデータを所定数繰り返し読み出し、それを画
像カメラ１側′Ｃ−１！’７られた映像信号の走査線に
重畳し、同一アドレス指定でそのデータを複数回走査線
上に乗せることで、スーパーインポーズすることができ
る。

即ち、クロックパルスｍ３により、０番地から６３番地
までカウントアツプした後、走査線単位のアドレスカウ
ンター２　及び１２３の出力のｂ６〜ｋ）１０の出力状
態をラッチ回路１３でラッチし、繰り返し同一アドレス
を指定する。なお、本実施例では、１０回同一アドレス
を指定するようにスルー信号ｍ６を発生させている。し
たがって、本実施例では、１０回のスルー信号ｍ６によ
り１０走査線のデータを重畳させることができるから、
文字のような字形をスーパーインポーズするときには、
ＲＡＭ１５の画像メモリの数を少なくすることができる
。

なお、スーパーインポーズ対象の映像信号を記憶する’
ＲＡＭ１５　　及び１５□への出き込みは、次のように
行うことができる。

ＲＡＭ書き込みアドレス指定情報側の入力にディジタル
値を入力し、ＲＡＭＩき込みデータ情報側入力にスーパ
ーインポーズする画像を分解して入力する。ＲＡＭ書き
込みアドレス指定情報側に入力されたアドレス指定情報
は、バッファメモリ３０　及び３０□を介して、ＲＡＭ
１５１及び１５２のアドレスバスに接続されている。ま
た、ＲＡＭ１ｌき込みデータ情報はデータレジスタ３１
を介して、ＲＡＭ１５　　及び１５２のデータバスに接
続されている。外部入力制御信号はデコーダ３２を介し
てバッファメモリ３０　及び３０２の読み取りタイミン
グ信号並びにデータレジスタ３１の読み取りタイミング
信号としている。即ち、外部入力制御信号のセレクト入
力Ｓ１及びＳ２に“ｌ　ＨＩｌ、“Ｈ″を、イネーブル
人力Ｅに“Ｌ”を入力したとき、ＲＡＭＩき込みアドレ
ス指定情報をバッファメモリ３０　及び３０２を介して
アドル スバスに導き、また、ＲＡＭ１き込みデータ情報をデー
タレジスタ３１を介してデータバスに導くことができる
。同時に、バッファメモリ１４１及び１４２はアドレス
バスから開放される。このとき、外部入力制御信号が端
子Ｗ［くをＬ　１１とすると、ＲＡＭ１５　　及び１５
２はＲＡ　Ｍ泪き込みアドレス指定情報に従ったアドレ
スに、ＲＡＭ書き込みデータ情報を書き込む。

なお、バッファメモリ３０　及び３０２に供給するＲＡ
ＭＰぎ込みアドレス指定情報は橢械的スイッヂ操作で行
ってもよいし、或いは２進化２゜進カウンタを用いて行
ってもよい。或いは、ＲＡＭまたはＲＯＭからアドレス
情報及びデータ情報を同時に読み出すことによって行っ
てもよい。

また、外部の画像メモリ或いはマイクロコンピュータ等
から送出したスーパーインポーズする画像を受ける揚台
には、外部入力制御信号用の端子ＲＤをＬ″とし、ＲＡ
Ｍ書ぎ込みデータ情報として外部画像メモリ或いはマイ
クロコンピュータの出力を接続すると、ＲＡＭ１５１及
びＲＡＭ１５２はデータバスを解放し、データレジスタ
３１に供給されたＲＡＭ書き込みデータ情報を直接並−
直変換回路１６を介して送出することができる。

本実施例の車両用表示装置においＣは、ｂｖ　８２手段
によって搬映対象を映像信号に変換し、変換した映像信
号を波形整形回路で波形整形した侵、非線形増幅回路に
導ぎ、映像信号のコントラストが飽和しないようにガン
マ補正を行い、前記非線形増幅回路の出りを混合回路に
人力する。該混合回路で前記映像信号及び文字、図形等
を記憶しているスーパーインポーズ対象の映像信号用画
像メモリから読み出した映像信号及び同期信号をミキシ
ングして複合映像信号とし、それをディスプレイ手段を
有する受信機の入力として、ディスプレイ手段で撮映対
象の画像にパターン信号、グラフィツク信号、キャラク
タ信号等を重畳して表示するものである。

このように、本実施例の車両用表示装置は、撮像手段に
よって撮映対象を映像信号に変換して、その映像信号を
混合回路に入力し、前記映像信号に文字、図形等を記憶
しているスーパーインボーズ対象の映像信号を画像記憶
回路から読み和した映像信号及び同期信号を混合回路で
ミキシングして複合映像信号とし、それをディスプレイ
手段の入力として、ディスプレイ手段で踊映対象の画像
にパターン表示信号、グラフィック表示信号、キ１シラ
クタ表示信号等を重畳して表示するものであるから、Ｒ
像手段及び画像記憶回路に各独立した同期信号発生回路
を必要とせず、同期信号発生回路を共用できるから、小
形化が容易であり、かつ、同期信号発生回路を共用する
ことにより、耐ノイズ性を高くすることができる。

したがって、本実施例の車両用表示装置は、自動車等に
装備されて車輌の周囲の死角等を画像表示すると共に、
車輌と障害物及び車輌と人との距離情報等の各種センサ
の検出情報をスーパーインポーズで表示、或いは、通常
の走行状態においては、車輌の各種の監視情報をスーパ
ーインポーズで画像表示する車輌用のドライバーの操舵
補助情報源として使用する表示装置、特に、車輌の周囲
等を画像した映像信りに車輌情報、車輌の位置情報等を
スーパーインポーズで画像表示する画像記憶回路として
使用できるものである。

したがって、本実施例の車両用表示装置は、自動車のよ
うに点火回路、フラッシャ−、ワイパー、ホーン等によ
って中波帯からＵＨＦ帯にいたる広い周波数範囲のノイ
ズの侵入する可能性の高いものにおいては、映像信号と
パターン信号とに各独立して同期信号を持っていると、
一方にノイズが乗ると、同期乱れが生じ、画像表示した
場合に表示画面が見難くなるということがない。

上記第１図に示す本発明□の実施例の画像記憶回路にお
いては、画像メモリに記憶されたスーパーインボーズ対
象の映像信号を出力する画像記憶回路が、スーパーイン
ボーズ対雰の映像信号を記憶する画像メモリとしてのＲ
ＡＭ１５、ＲＡＭ１５のアドレス指定を行うアドレスカ
ウンタ１２、ラッチ回路１３、バッファメモリ１４、Ｒ
ＡＭ１５の並列信号を直列信号に変換する並−直変換回
路１６で構成されていたが、本発明を実施する場合には
、第３図の画像記憶回路６０の具体的回路例で承りよう
に、スーパーインポーズする画像を外部の画像メモリ或
いはマイクロコンピュータ等から送出する回路構成をと
ることもできる。これらの外部の画像メモリ或いはマイ
クロコンピュータ等から送出される信号は、センサの種
別及びセンサの出力に応じて画像メモリに記憶されたデ
ータを読み出した出力によって選択されたデータとする
こともできる。なお、センサの種別及びセンサの出力に
応じて画像メモリに記憶されたデータを選択して読み出
す回路構成は、センサの種別に応じて画像メモリ単位を
切替えてもよいし、センサの種別に応じてアドレスカウ
ンタ１２の初期値を対応させてもよい。このとき、別の
メモリからセンサの種別に応じた値を、アドレスカウン
タ１２にセットすればよい。更に、画像メモリとは別の
１走査線の画素数単位で保持する制御回路用のメモリを
用意した場合には、走査線の画素数単位の繰り返し数を
記憶させることにより、より画像メモリの容量効率を上
げることができる。

または、スーパーインボーズ対象の映像信号を記憶する
画像メモリとしてのＲＡＭ１５のアドレス指定を行うア
ドレスカウンタ１２の出力を、走査線の画素数単位で保
持する制御回路として、上記実施例ではラッチ回路を用
いているが、本発明を実施する場合には前記ラッチ回路
に限定されるものではなく、アドレスカウンタ１２のク
ロックパルス及び桁上げ信号を制御する回路としてもよ
い。

また、上記第１図及び第３図に示す、本発明の実施例の
画像メモリに記憶されたスーパーインボーズ対象の映像
信号を出力する画像記憶回路においては、ＲＡＭ１５及
びＲＡＭ１５のアドレス指定を行うアドレスカウンタ１
２及びラッチ回路１３、バッファメモリ１４、ＲＡＭ１
５の並列信号を直列信号に変換する並−直変換回路１６
で構成されていたが、本発明を実施する場合には、画像
メモリとしてＲＡＭまたはＲＯＭを用いてもよいし、読
み出しを複数回繰り返すためのラッチ回路１３を省略す
ることもできる。

そして、上記第１図に示す本発明の実施例においては、
メモリ選択スイッチ回路１１によって画像メモリの読み
出しの方法を変更しているが、センサの種別及びセンサ
の出力に応じて、メモリ選択スイッチ回路１１によって
画像メモリ単位の選択或いは画像メモリのアドレス指定
を行えば、車輌の状態に応じたデータをディスプレイ手
段に表示でき、操舵補助装置として使用できる。

なお、本実施例では、非線形増幅回路４の出力を得て、
絞り開度設定手段７の開度を調節しているが、他の受光
素子を用いて撮像カメラ１の絞りの開閉度を調節するこ
とができる。本発明を実施する場合にはいずれを採用し
てもよい。しかし、本実施例の如く、非線形増幅回路４
の出力を用いると、他の受光素子が不必要となり、撮像
カメラ１に受光素子を配設する必要がないことから小形
化できる。そして、映像化りの信号レベルを判所して絞
りの開閉度を調節するものであるから、絞りの開度を正
確に制御することができる。

［発明の効果］ 以上のように本発明の画像記憶回路は、スーパーインポ
ーズ対象の映像信号を記憶する画像メモリのアドレス指
定を行うアドレスカウンタと、前記アドレスカウンタの
出力を走査線の画素数単偉で保持する制御回路によって
、前記アドレスカウンタのアドレス指定を繰り返し行う
ことができ、走査線単位の繰り返し同一画像データを画
像メモリに記憶することなく読み出しができるので、限
られたメモリ容量で多くの両会種類のスーパーインボー
ズ対象の映像信号を記憶することができ、画像メモリに
記憶できる画像の樟類を多くしてもそれに比例して、メ
モリ容ｉ■を大きくする必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像記憶回路を用いた車両用表示装置
の実施例を示す全体構成図、第２図は前記実施例の混合
回路を要部とする回路とスーパーインボーズスイッチ回
路の具体的な回路例を示す回路図、第３図は前記実施例
の画像記憶回路の具体的な回路例を示す回路図である。 図において、 １：画像カメラ、　　　　３：波形整形回路、４：非線
形増幅回路、　　５：絞り制御回路、６：絞り駆動回路
、　　　７：絞り開度設定手段、８：抗′ｉ像駆勅回路
、　　　９：混合回路、１０：ディスプレイ手段、 １１：メモリ選択スイッチ回路、 １２ニアドレスカウンタ、 １３：ラッチ回路、　　　１４：バッファメモリ、１５
：ＲＡＭ、　　　　　　１６：並−直変換回路、１７：
スーパーインポーズスイッチ回路、２１：制御信号発生
回路、６０：画像記憶回路、である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 特許出願人　アイシン精機株式会社 （外１名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮像手段によって撮映対象を映像信号に変換し、
   そこに重畳するスーパーインポーズ対象の映像信号を記
   憶する画像記憶回路において、スーパーインポーズ対象
   の映像信号を記憶する画像メモリと、前記画像メモリの
   アドレス指定を行うアドレスカウンタと、前記アドレス
   カウンタの出力を走査線の画素数単位で保持する制御回
   路と、読み出した画像メモリのデータを直列信号に変換
   する並−直変換回路から構成されることを特徴とする画
   像記憶回路。
2. （２）前記アドレスカウンタの出力を走査線の画素数単
   位で保持する制御回路は、ラッチ回路としたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の画像記憶回路。