JPS62132913A - 光で変色しない無色透明なウレタン樹脂の製造方法 - Google Patents

光で変色しない無色透明なウレタン樹脂の製造方法

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JPS62132913A
JPS62132913A JP60274102A JP27410285A JPS62132913A JP S62132913 A JPS62132913 A JP S62132913A JP 60274102 A JP60274102 A JP 60274102A JP 27410285 A JP27410285 A JP 27410285A JP S62132913 A JPS62132913 A JP S62132913A
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JP
Japan
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compound
urethane resin
light
lead
organic
Prior art date
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Pending
Application number
JP60274102A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Omoto
充 尾本
Yoshio Imai
今井 嘉夫
Takao Hitai
隆雄 比田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Publication date
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光で変色しない無色透明なウレタン樹脂の製
造方法に関する。
(従来の技術) 一般に光で変色しない無色透明なウレタン樹脂の製造に
おいては、脂肪族及び脂環式インシアネートが使用され
るが、脂肪族及び脂環式イソシアネートは反応性が低い
ため、芳香族イソシアネートを用いたウレタン樹脂の製
造に使用される三級アミン触媒はあまり有効でない。そ
こで、触媒としては有機金属化合物が使用される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、マンガン、コバルト、ニッケル、鉄、ク
ロム等の有機金属化合物は、これら自身着色しているた
め本発明の目的とする無色透明なウレタン樹脂の製造に
は不適当である。
又、有機スズ化合物はウレタン化反応の触媒として最も
よく使用されるが、オクチル酸スズのような2価のスズ
化合物は触媒活性及び成形物の透明性は非常に優れてい
るものの、この触媒は配合原料中で劣化し活性が低下す
る傾向をもっている。
一方ジブチルチンジラウレートのような4価のスズ化合
物は2価のものに比べ触媒活性及び配合原料の貯蔵安定
性に優れるが、成形条件により成形物が白濁し、不透明
になったり、樹脂内部あるいは樹脂と基材の間に気泡が
発生する場合があるため目的とする成形物が得られない
場合がある。
オクチル酸鉛やナフテン酸鉛等の鉛化合物は、成形物の
透明性や配合原料の貯蔵安定性に優れるが触媒活性が低
いため、目的とする物性の成形物を得るためには、長時
間高温での加熱処理を必要とするなどの製造上の問題を
もっている。
本発明者等は上述の如き状況に鑑み、ポリイソシアネー
トとポリヒドロキシ化合物との反応による、光で変色し
ない無色透明なウレタン樹脂の製造に関して、鋭意検討
を加えた結果、本発明を提供するに至ったものである。
(問題点を解決するための手段) この発明による光で変色しない透明なウレタン樹脂の製
造方法は、脂肪族及び脂環式ポリイソシアネートとポリ
ヒドロキシ化合物との反応によりウレタン樹脂を製造す
るにあたり、触媒として有機鉛化合物と有機スズ化合物
を併用することを特徴とするものである。
そして、前記有機鉛化合物と有機スズ化合物の割合は、
Pb/Sn重量比で10〜0.1 の範囲とするのが好
適である。
本発明において使用されるポリイソシアネートとしては
、主に脂肪族及び脂環式ポリイソシアネートが挙げられ
る。例えば、1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート
、インホロンジイソシアネート、ビス(4−インシアネ
ートシクロヘキシル)メタン、1.4−ビス(イソシア
ネートメチル)シクロヘキサン、1.3−ビス(イソシ
アネートメチル)シクロヘキサン、リジンイソシアネー
トなどである。また、芳香環にメチレン基を介してイソ
シアネート基が結合したポリイソシアネート化合物も使
用される。
例えば、キシレンジイソシアネート、テトラメチルキシ
レンジイソシアネートである。
ポリヒドロキシ化合物としては少なくとも2個のヒドロ
キシル基を有するポリエーテルポリオール、ポリエステ
ルポリオールが、目的とする物性を有する樹脂の製造に
適するように任意に選ばれる。ポリエーテルポリオール
としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ソルビ
トール等の低分子量ポリヒドロキシル化合物にエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド等のアルキレンオキ
サイドを付加重合したものが使用される。
ポリエステルポリオールとしては例えば、アジピン酸、
マレイン酸等の多塩基酸とエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール等のポリヒドロ
キシル化合物との重縮合物が使用される。また、ラクト
ン類の開環重合によって得られるポリエステルポリオー
ルも使用できる。
触媒としては、有機鉛化合物と有機スズ化合物が併用さ
れる。有機鉛化合物としてはナフテン酸鉛、オクチル酸
鉛などが使用される。有機スズ化合物としては、4価の
スズ化合物が望ましく、ジブチルチンジラウレート、ジ
ブチルチンシマレート、ジブチルチンジラウレ−トなど
が使用される。オクチル酸スズなどの2価のスズ化合物
は原料の安定性が悪く、貯蔵中に触媒活性が低下する傾
向があるため好ましくない。しかし、成形直前に配合原
料中に添加可能な成形方法の場合には、使用することも
可能である。ジブチルチンメルカプトなどのイオウ含有
化合物は、鉛化合物と併用すると沈殿物を生じ、成形物
が不透明になるため不適当である。
本発明においては、鉛化合物とスズ化合物を併用するこ
とが重要である。有機スズ化合物のみ使用の場合、触媒
活性は優れるが、成形条件により成形物が濁り、不透明
になったり、成形物内に気泡が発生するなどのために、
目的とする成形物が得られないことがある。一方有機鉛
化合物のみ使  用する場合、成形物の透明性や気泡発
生の問題については優れているが、触媒活性が低いこと
がら、目的とする物性をもつ成形物を得るためには、長
時間、高温での加熱処理を必要とする。鉛化合物とスズ
化合物を適当な比率で併用することにより、成形性、透
明性、反応性に優れたウレタン樹脂の製造が可能である
。鉛化合物とスズ化合物の使用比率は、Pb/Sn重量
比で10〜0.1 の範囲で使用するのが適当である。
尚、本発明においては耐候性や耐熱性をより向上させる
目的で種々の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定
剤、酸化防止剤などの添加剤が使用可能である。
(実施例) 0比較例1.2及び実施例1〜4 ポリヒドロキシ化合物として、グリセリンにプロピレン
オキサイドを付加重合した平均分子量700のポリエー
テルポリオールAを使用し、ポリイソシアネートとして
、ビス(4−イソシアネートシクロヘキシル)メタンB
を使用し、A、Bを所定量秤遣後、触媒を加えてミキサ
ーで攪拌し、減圧下で脱泡したのち、塩化ビニル樹脂基
村上に流し、70℃で1時間加熱することにより成形し
た。
配合及び得られた成形物の状態を第1表に示す。
オクチル酸鉛のみ使用の場合、成形物の硬さが不足して
おり、ジブチルチンジラウレートのみ使用の場合、気泡
が発生した。実施例2〜6におけるPb/Snが4〜0
.25の範囲で良好な成形物が得られた。
O比較例3.4及び実施例5〜7 ポリヒドロキン化合物として、トリメチロールプロパン
、ジエチレンクリコールとアジピン酸との縮重合より得
られる平均分子量約3000のポリエステルポリオール
Cを使用した以外実施例1〜6と同じ条件で行なった。
配合及び得られた成形物の状態を第2表に示す。
Pb/Snが9〜0.1の範囲で良好な成形物が得られ
た。
○比較例5.6及び実施例8〜11 ポリイソシアネートとしてイソホロンジイソシアネー)
Dを使用した以外実施例1〜6と同じ条件で行なった。
配合及び得られた成形物の状態を第3表に示す。
(発明の効果) この発明は、脂Q7i族及び脂環式ポリイソシアネート
とポリヒドロキシ化合物との反応によりウレタン樹脂を
製造するにあたり1.触媒として有機鉛化合物と有機ス
ズ化合物を併用するもので、これによって、従来の製造
方法が有していた種々の問題点を解決して、光で変色し
ない無色透明なウレタン樹脂を良好に製造することがで
きたのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪族及び脂環式ポリイソシアネートとポリヒド
    ロキシ化合物との反応によりウレタン樹脂を製造するに
    あたり、触媒として有機鉛化合物と有機スズ化合物を併
    用することを特徴とする光で変色しない透明なウレタン
    樹脂の製造方法。
  2. (2)有機鉛化合物と有機スズ化合物の割合がPb/S
    n重量比で10〜0.1の範囲であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の光で変色しない無色透明な
    ウレタン樹脂の製造方法。
JP60274102A 1985-12-05 1985-12-05 光で変色しない無色透明なウレタン樹脂の製造方法 Pending JPS62132913A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158214A (ja) * 1984-01-04 1985-08-19 アメリカン・サイアナミド・カンパニー 触媒組成物
JPS60190411A (ja) * 1984-03-09 1985-09-27 アメリカン・サイアナミド・カンパニ− ポリウレタン系用の触媒系

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158214A (ja) * 1984-01-04 1985-08-19 アメリカン・サイアナミド・カンパニー 触媒組成物
JPS60190411A (ja) * 1984-03-09 1985-09-27 アメリカン・サイアナミド・カンパニ− ポリウレタン系用の触媒系

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